JP2006148367A - 撮像装置及びインタレースプログレッシブ変換方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さい回路規模で、色成分でもプログレッシブ相当の帯域を得ることができる。
【解決手段】本発明の撮像装置は、撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成する撮像素子と、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をし、プログレッシブ方式の色信号を生成するIP変換部とを備える。撮像素子は、カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相とする。IP変換部は、補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成する。
【選択図】図6
【解決手段】本発明の撮像装置は、撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成する撮像素子と、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をし、プログレッシブ方式の色信号を生成するIP変換部とを備える。撮像素子は、カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相とする。IP変換部は、補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成する。
【選択図】図6
Description
本発明は、イメージセンサからインタレース方式で読み出された映像信号をプログレッシブ画像に変換して出力する撮像装置、及び、このような撮像装置におけるインタレースプログレッシブ変換方法に関するものである。
近年、映像信号のフォーマットの多様化から、従来のインタレース(飛び越し走査)フォーマットの映像信号のみではなく、プログレッシブ(順次走査)フォーマットの映像信号をビデオカメラから出力することが求められる場合がある。このような場合、プログレッシブに対応したCCDなどのイメージセンサを使用すると、比較的高価となり、また消費電力が大きくなってしまう。
そのため、比較的安価で低消費電力なインタレース読み出しのイメージセンサを用い、信号処理上でインタレースからプログレッシブ変換を行い、プログレッシブフォーマットの映像信号を出力するビデオカメラが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されているビデオカメラでは、ある位相でインタレース駆動されたある色のイメージセンサからの出力と、それとは逆相でインタレース駆動されたその他の色のイメージセンサからの出力の二つの信号を用いて、それぞれにフィルタ処理を行うことで、インタレースの映像信号からプログレッシブの映像信号を生成している。このように色毎に逆相で読み出しているので、周波数特性がすぐれたプログレッシブの映像信号を生成することができる。
ところで、特許文献1の方式では、インタレース信号から生成されるプログレッシブ信号の帯域は、フィルタ特性で決まる。そのため、例えば帯域特性を上げようとするとフィルタのタップ数が増えてしまい、回路規模が大きくなる。また、輝度成分については理論上プログレッシブ相当の帯域を得られるが、色成分についてはそこまでは帯域が得られない。
本発明は、小さい回路規模で、色成分でもプログレッシブ相当の帯域を得ることができる撮像装置、及び、インタレースプログレッシブ変換方法を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成する撮像手段と、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をし、プログレッシブ方式の色信号を生成する変換手段とを備え、上記撮像手段は、カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相とし、上記変換手段は、補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成することを特徴とする。
本発明に係るインターレース-プログレッシブ変換方法は、撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成し、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素をその空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をしてプログレッシブ方式の色信号を生成する撮像装置におけるインターレース-プログレッシブ変換方法において、カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相として、撮像素子から色信号の読み出しを行い、補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成することを特徴とする。
本発明に係る撮像素子及びインタレース-プログレッシブ変換方法では、一方のグループの色信号と他方のグループの色信号とでライン読み出し位相を逆相とし、補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、複数の方向のうち最も相関性の高い方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成する。
このことにより本発明では、小さい回路規模の演算により、色信号に対してもプログレッシブ相当の帯域をもたせることができる。
以下、本発明が適用された電子式のビデオカメラ(以下、単にビデオカメラという。)について説明する。
ビデオカメラの構成
図1に、本発明が適用されたビデオカメラ1のブロック構成図を示す。
図1に、本発明が適用されたビデオカメラ1のブロック構成図を示す。
ビデオカメラ1は、レンズユニット2と、撮像素子3と、アナログ処理及びAD変換部4とを備えている。また、ビデオカメラ1は、欠陥補正部5と、カメラ信号処理部6と、IP変換部7と、ニー補正/ガンマ補正部8と、出力部9とを備えている。
レンズユニット2は、フォーカスレンズ、ズームレンズ及び絞り羽根等並びにこれらレンズ等を駆動する駆動部が設けられている。レンズユニット2は、撮像対象となる被写体像光を受光して撮像素子3の受光面上に結像させる。
撮像素子3は、C−MOSイメージセンサやCCDイメージセンサ等の固体撮像素子である。撮像素子3は、受光面にマトリクス状に配置された単位画素を有しており、各単位画素が照射された光を光電変換する。撮像素子3は、マトリクス状に配置された単位画素をスキャンして電気信号を読み出すことにより、撮像信号を出力する。撮像素子3により読み出された撮像信号は、アナログ処理及びA/D変換部4に供給される。
アナログ処理及びA/D変換部4は、撮像素子3から出力された信号に対してクランプや増幅処理等のアナログ処理を行い、A/D変換を行ってデジタル化する。
欠陥補正部5には、アナログ処理及びAD変換部4によりデジタル化された撮像信号が入力される。欠陥補正部5は、撮像素子3の受光面に配置された画素に欠陥が生じていた場合、その欠陥部分の撮像信号を補正する回路である。欠陥補正部5により欠陥補正処理がされた撮像信号は、カメラ信号処理部6に供給される。
カメラ信号処理部6は、ホワイトバランス処理、収差補正処理、シェーディング処理等の処理等を行う。これらの処理がされた撮像信号は、IP変換部7に供給される。
IP変換部7は、インタレースで読み出された撮像信号をプログレッシブの撮像信号に変換する処理(IP変換処理)等を行う。IP変換処理がされた撮像信号は、ニー補正/ガンマ補正部8に供給される。
ニー補正/ガンマ補正部8は、撮像信号に対してニー補正及びガンマ補正を行う。ニー補正及びガンマ補正がされた撮像信号は、出力部9に供給される。
出力部9は、入力された撮像信号を、所定の映像フォーマットに対応した信号に変換して外部に出力をする。
逆相駆動
撮像素子3の駆動及び信号読み出し方法について説明をする。
撮像素子3の駆動及び信号読み出し方法について説明をする。
撮像素子3は、カラー映像信号に対応した色信号を出力する。ここでは、赤色信号(R)、緑色信号(G)、青色信号(B)の3つの信号を独立に出力する。
撮像素子3は、受光面にマトリクス状に配置された単位画素が、インタレース(飛び越し走査)方式で転送駆動がされ、インタレースフォーマットに対応した色信号が読み出される。すなわち、撮像素子3は、偶数ラインだけで構成された画面(フィールド)と、奇数ラインだけで構成された画面(フィールド)とが、時間方向に交互に並んだ映像信号を出力する。
さらに、撮像素子3では、色信号を2つのグループに分け、一方のグループ(本例では、R信号及びB信号)と他方のグループ(本例では、G信号)とで、ライン読み出しの位相が互いに逆相となるように出力制御がされている。
例えば、図2に示すように、R信号及びB信号が奇数ラインが出力されるフィールドであるときに(Oddフィールド)、G信号は偶数ラインが出力される。また、R信号及びB信号が偶数ラインが出力されるフィールドであるときに(Evenフィールド)、G信号は奇数ラインが出力される。というように、R及びBと、Gとで、フィールド反転をして駆動を行う。
このように撮像素子3は、カラー映像信号を構成する複数の色信号のうち、一部の色信号のみをフィールドを反転させた逆相のインタレースの読み出しをしている。このようにすることによって、後段のIP変換処理を行った際に、カラー映像信号の帯域幅を広くすることができる。
IP変換部における補間方法
IP変換部7は、図3に示すように、インタレースのR,G,Bのそれぞれの色信号の空白ラインの画素を、他のラインの画素から補間して生成し、プログレッシブ(順次走査)画像を生成している。すなわち、IP変換部7は、Oddフィールドならば、空白ラインである偶数ラインの各画素を、奇数ラインの画素から補間して生成している。また、IP変換部7は、Evenフィールドならば、空白ラインである奇数ラインの各画素を、偶数ラインの画素から補間して生成している。
IP変換部7は、図3に示すように、インタレースのR,G,Bのそれぞれの色信号の空白ラインの画素を、他のラインの画素から補間して生成し、プログレッシブ(順次走査)画像を生成している。すなわち、IP変換部7は、Oddフィールドならば、空白ラインである偶数ラインの各画素を、奇数ラインの画素から補間して生成している。また、IP変換部7は、Evenフィールドならば、空白ラインである奇数ラインの各画素を、偶数ラインの画素から補間して生成している。
ここで、IP変換部7は、インタレース画像の空白ラインの各画素の値を、以下説明をする「斜め補間アルゴリズム」により算出している。
斜め補間アルゴリズムは、図4に示すように、インタレース画像の空白ライン上に存在する補間対象となっている1つの画素の値を相関性を考慮して算出するアルゴリズムである。
以下、斜め補間アルゴリズムに基づくIP変換部7の動作について、図5のフローチャートを参照して説明をする。なお、以下の説明では、補間対象となる画像Xn(0)の値を補間して生成する場合の処理を例にとって説明する。また、XY(Z)と表したときは、ライン番号がYで水平方向位置がZの画素、又は、その画素の信号レベルを表すものとする。
まず、ステップS11において、IP変換部7は、補間対象となる画素Xn(0)の1つ上のラインn−1の画素群の値と、1つ下のラインn+1の画素群の値とを入力する。なお、ここでは、上ラインn−1及び下ラインn+1の全ての画素の値を読み込むのではなく、斜め補間アルゴリズムの処理に必要となる分の画素だけでよい。本例の場合では、補間対象画素Xn(0)の水平位置を中心とした7画素でよい。
すなわち、上ラインn−1については、Xn−1(−3),Xn−1(−2),Xn−1(−1),Xn−1(0),Xn−1(1),Xn−1(2),Xn−1(3)を入力する。また、下ラインn+1については、Xn+1(−3),Xn+1(−2),Xn+1(−1),Xn+1(0),Xn+1(1),Xn+1(2),Xn+1(3)を入力する。
続いて、ステップS12において、IP変換部7は、補間対象画素Xn(0)が占める空間領域を通過し、且つ、上ラインn−1の入力画素のいずれかの1つの画素と下ラインn+1の入力画素のいずれかの1つの画素とを結ぶ複数の直線を設定する。さらに、IP変換部7は、各直線で結ばれた上ラインの画素と下ラインの画素との相関性を算出する。
具体的には、図6及び下表に示すような、方向D0〜方向D10の11方向の直線を設定する。
D0:Xn−1(0)とXn+1(0)とを結ぶ直線
D1:Xn−1(1)とXn+1(0)とを結ぶ直線
D2:Xn−1(−1)とXn+1(0)とを結ぶ直線
D3:Xn−1(0)とXn+1(−1)とを結ぶ直線
D4:Xn−1(0)とXn+1(1)とを結ぶ直線
D5:Xn−1(−1)とXn+1(1)とを結ぶ直線
D6:Xn−1(1)とXn+1(−1)とを結ぶ直線
D7:Xn−1(−2)とXn+1(2)とを結ぶ直線
D8:Xn−1(2)とXn+1(−2)とを結ぶ直線
D9:Xn−1(−3)とXn+1(3)とを結ぶ直線
D10:Xn−1(3)とXn+1(−3)とを結ぶ直線
D1:Xn−1(1)とXn+1(0)とを結ぶ直線
D2:Xn−1(−1)とXn+1(0)とを結ぶ直線
D3:Xn−1(0)とXn+1(−1)とを結ぶ直線
D4:Xn−1(0)とXn+1(1)とを結ぶ直線
D5:Xn−1(−1)とXn+1(1)とを結ぶ直線
D6:Xn−1(1)とXn+1(−1)とを結ぶ直線
D7:Xn−1(−2)とXn+1(2)とを結ぶ直線
D8:Xn−1(2)とXn+1(−2)とを結ぶ直線
D9:Xn−1(−3)とXn+1(3)とを結ぶ直線
D10:Xn−1(3)とXn+1(−3)とを結ぶ直線
以上の11方向の直線は、上ラインの7つの画素のうちいずれか一つの画素中心と、下ラインの7つの画素のうちいずれか一つの画素の中心とを結ぶ直線であり、且つ、補間対象画素Xn(0)が占める空間領域を通過している。
IP変換部7は、このような11方向の直線毎に、上ラインn−1の画素と下ラインn+1の画素との相関性を算出する。
相関性の算出方法は、直線で結ばれた2つの画素同士で信号レベルの差分を取り、その差分値の絶対値によって算出する。この場合、差分値が小さい方が相関性が高い。なお、相関性の算出は、他にも、差分値に元のレベルを併用する方法、割り算によって求められる画素同士の比を使う方法、複数の方法で求められた値を重み付けして足し合わせた方法などでもよい。
続いて、ステップS13において、IP変換部7は、算出した11方向の相関性を、相関性が高い順にソートする。つまり、上記の11方向(D0〜D10)を、もっとも画素が似通っている方向から、もっとも似通っていない方向までを順序付けて並び替える。
続いて、ステップS14において、IP変換部7は、ステップS13のソートで並べ替えられた11方向に基づき、最も上位であった方向、すなわち、最も相関性が高かった方向を特定し、特定した方向の上ラインの画素と下ラインの画素とを平均化した値を求める。
続いて、ステップS15において、IP変換部7は、上記ステップS14で算出した値を、補間対象画素Xn(0)の値(補間した画素データ)として出力する。
以上が斜め補間アルゴリズムを適用して補間を行ったIP変換部7の処理である。
以上のように斜め補間アルゴリズムでは、補間対象画素Xn(0)の1つ上のラインn−1の各画素と、補間対象画素Xn(0)の1つ下のラインn+1の各画素との、当該補間対象画素Xn(0)を通過する各方向の相関性を検出し、相関性が最も強い方向の2つの画素から補間値を算出するというアルゴリズムである。
IP変換部7は、以上のような斜め補間アルゴリズムを用いて、R、G、Bの全ての空白ラインの全ての画素の値(画素データ)を算出する。そして、IP変換部7は、補間して算出した各空白部分の画素データを、元のインタレース画像の画素データと合成して、プログレッシブ画像を生成する。
IP変換部7は、以上のように斜め補間アルゴリズムを採用して補間を行うことにより、非常に簡単な構成の回路で、広帯域の色信号を生成することができる。
なお、斜め補間アルゴリズムで相関性を算出する方法は、図6で示した11方向ではなく、D1、D2、D3、D4の方向を除いた7方向のみでもよい。また、入力するデータを水平方向の7画素ではなく、それ以上として方向の数を増やし、相関性を算出する方向を増やしても良い。
エッジを考慮した補間
IP変換部7は、上記の斜め補間アルゴリズムに加え、画像エッジを考慮した補間を行うことによって、さらに高い精度で補間を行うことが可能となる。以下、画像エッジを考慮した補間処理について説明をする。
IP変換部7は、上記の斜め補間アルゴリズムに加え、画像エッジを考慮した補間を行うことによって、さらに高い精度で補間を行うことが可能となる。以下、画像エッジを考慮した補間処理について説明をする。
なお、画像のエッジとは、画像の明るい部分と暗い部分境目や画像の色の境目等の、信号レベルが急激に変化している部分のことである。また、エッジの方向とは、その境目部分の方向のことを意味する。
まず、画像エッジ部分を、上述した斜め補間アルゴリズムのみで補間処理を行った場合、どのようになるかについて簡単に説明をする。
図7(A)に示すように、中心の画素X上にエッジが発生しているとともに、そのエッジの方向が直線D6の方向に発生しているとする。
この図7(A)の画像を、インタレースの逆相の読み出しをすると、R画像は図7(B)のようになり、G画像は図7(C)のようになり、B画像は図7(D)のようになる。なお、図面内に記載している数値は、その画素の信号レベルである。
このようなR,G,Bの画像の中心画素Xが含まれているラインを、斜め補間アルゴリズムを用いたIP変換処理を行うと、図7(E)、図7(F)、図7(G)に示すようになる。
すなわち、図7(B)のR画像の空白ラインを上述の斜め補間アルゴリズムで補間をすると、図7E)に示すようになる。ここで、中心画素Xに着目すると、直線D5の方向に補間がされていることがわかる。図7(D)のG画像は、図7(F)に示すように、そのままの値である。図7(D)のB画像の空白ラインを上述の斜め補間アルゴリズムで補間をすると、図7G)に示すようになる。ここで、中心画素Xに着目すると、直線D5の方向に補間がされていることがわかる。
そして、このように補間がされたプログレッシブ画像を表示すると、図7(H)に示すように、着目画素Xの色が異なってしまう。
このようにエッジが発生している場合、本来的には、エッジの方向に相関性が高いはずである。しかしながら、上述の斜め補間アルゴリズムだけでは、エッジの方向までは推定できないので、エッジの方向と異なる方向に補間を行ってしまう場合ある。
以下、このようなエッジの発生も考慮して、斜め補間アルゴリズムを適用する場合の処理について説明をする。
図8に、エッジの発生も考慮した補間処理方法を示したフローチャートである。
まず、ステップS21において、IP変換部7は、補間対象となる画素Xn(0)の1つ上のラインn−1の画素群の値と、1つ下のラインn+1の画素群の値とを入力する。なお、このステップS21の処理は、上記ステップS11と同一である。
続いて、ステップS22において、IP変換部7は、補間対象画素Xn(0)が占める領域を空間的に通過し、且つ、上ラインn−1の入力画素のいずれかの1つの画素と下ラインn+1の入力画素のいずれかの1つの画素とを結ぶ複数の直線を設定し、さらに、各直線で結ばれた上ラインの画素と下ラインの画素との相関性を算出する。このステップS22の処理は、上記ステップS12と同一である。
続いて、ステップS23において、IP変換部7は、算出した11方向の相関性を、相関性が高い順にソートする。このステップS23の処理は、上記ステップS13と同一である。
続いて、ステップS24において、IP変換部7は、ステップS23のソートで並べ替えられた11方向のなかから、最も上位であった方向を選択する。
続いて、ステップS25において、IP変換部7は、現在選択している方向が、ステップS23のソートで並べ替えられたうちの最終候補であるか否か(つまり、最も相関性の低い方向であるか否か)を判断する。最終候補であれば、ステップS31に進み、最終候補でなければステップS26に進む。
続いて、ステップS26において、IP変換部7は、補間対象となる画素Xn(0)と同位置の他の色の画素が、エッジであるか否かを判断する。すなわち、画像の明るさの境界又は色の変化の境界部分に、画素Xn(0)が位置しているか否かを判断する。例えば、R又はBの画素について補間処理を行っているのであれば、補間対象画素Xn(0)と同位置にあるGの画素がエッジであるか否かを判断し、Gの画素について補間処理を行っているのであれば、補間対象画素Xn(0)と同位置にあるR又はBの画素がエッジであるか否かを判断する。
なお、ある画素がエッジであるかどうかの検出方法としては、例えば、水平方向に隣り合う画素同士の差分を求め、その差分が一定の閾値以上であるか否かを判断する方法、水平方向に高域通過フィルタをかけてその値が閾値以上であるか否かを判断する方法、或いはこれらを組み合わせて行うものなどがある。
他の色の同位置の画素がエッジでない場合にはステップS27に進み、他の色の同位置の画素がエッジである場合にはステップS28に進む。
続いて、ステップS27において、IP変換部7は、現在選択している方向の直線上に位置している上ラインn−1の画素及び下ラインn+1の画素が、エッジであるか否かを判断する。上下ラインの画素がともにエッジでない場合にはステップS30に進む。上下ラインの画素のいずれか一方でもエッジである場合には、ステップS29に進む。
また、ステップS28において、IP変換部7は、選択している方向の直線上に位置している上ラインn−1の画素及び下ラインn+1の画素が、エッジであるか否かを判断する。上下ラインの画素がともにエッジである場合にはステップS30に進む。上下ラインの画素のいずれか一方でもエッジでない場合には、ステップS29に進む。
続いて、ステップS29において、IP変換部7は、ステップS23のソートで並べ替えられた11方向のなかから、現在選択されている方向の次の方向を選択する。ステップS29の処理を終えると、IP変換部7は、再度ステップS25に進み、ステップS25からステップS29までのループ処理を、ループを抜けるまで繰り返し行う。
続いて、ステップS30において、IP変換部7は、現在選択されている方向の直線上の上ラインの画素と下ラインの画素の値の平均値を算出する。
以上のステップS30までの処理を行うことによって、IP変換部7では、補間対象画素Xn(0)と同位置の他の色の画素がエッジでない場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれていない方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、その特定した方向の画素を用いて補間を行うこととなる。一方、補間対象画素Xn(0)と同位置の他の色の画素がエッジである場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれている方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、その特定した方向の画素を用いて補間を行うこととなる。
つまり、補間対象画素Xn(0)がエッジであれば上下ラインのエッジの画素により補間を行い、補間対象画素Xn(0)がエッジでなければ上下ラインのエッジではない画素により補間を行うようにしている。
また、ステップS31において、IP変換部7は、ステップS23のソートで並べ替えられた11方向に基づき、最も上位であった方向、すなわち、最も相関性が高かった方向を特定し、特定した方向の上ラインの画素と下ラインの画素とを平均化した値を求める。
すなわち、IP変換部7は、補間対象画素Xn(0)がエッジであったが上下ラインの画素にエッジがない場合、又は、補間対象画素Xn(0)がエッジでないが上下ラインの画素が全てエッジである場合には、あきらめて最初に戻り、11方向のうちの最も相関性の高い方向の画素により補間を行うようにしている。
続いて、ステップS32において、IP変換部7は、ステップS30又はS31で算出した値を、補間対象画素Xn(0)の値(補間した画素データ)として出力する。
以上が、エッジの発生も考慮した補間処理を行ったIP変換部7の処理である。このようにIP変換部7では、上記の斜め補間アルゴリズムに加え、画像エッジを考慮した補間を行うことによって、さらに高い精度で補間を行うことが可能となる。
なお、以上の判断は、対応する画素がエッジであるか否かを判断して処理を行うものであったが、エッジにも色々なパターンがある。そのため、ステップS28の判断では、上下ラインの画素がエッジであり、且つ、そのエッジのパターンが、補間対象画素と同一位置にある他の色のパターンと同一であるか否かを判断するようにしてもよい。
例えば、エッジのパターンとしては、図9のA〜Hのようなパターンがある。図9のIは、エッジではないパターンである。なお、図9の各図は、横軸が水平方向の位置を示しており、縦軸が対応する水平位置の画素の信号レベルを示しており、○で示した部分がエッジを示している。IP変換部7では、このようなパターンを予め特定しておき、同じパターンか否かを判断するようにする。
通常のフィルタ処理も併用した補間
IP変換部7は、上記の斜め補間アルゴリズム及び画像エッジの考慮に加え、さらに、通常のフィルタ処理を併用することによって、誤判別を無くしたより高い精度の補間を行うことが可能となる。以下、通常のフィルタ処理も併用した処理について説明をする。
IP変換部7は、上記の斜め補間アルゴリズム及び画像エッジの考慮に加え、さらに、通常のフィルタ処理を併用することによって、誤判別を無くしたより高い精度の補間を行うことが可能となる。以下、通常のフィルタ処理も併用した処理について説明をする。
ある画素の値を、斜め補間アルゴリズムで求めた場合の補間値をX_R、X_G、X_Bとし、フィルタリングによって求めた場合の値をPS_R、PS_G、PS_Bとする。
このとき、この画素における近似的な色度、及び彩度の差分はそれぞれ次の式(1)のようになる。
斜め補間アルゴリズムの処理結果が誤った場合の画素値は、一般にグリーン或いはマゼンタとして出現する可能性が非常に高い。そのため、式(1)で求められた色度及び彩度の差分値(hue_diff,sat_diff)がある閾値を超えるような場合は、相関値検出した値が誤っている可能性が非常に高いと考えられる。そこで、斜め補間アルゴリズムでの相関方向を決定する前に色度及び彩度の差分値(hue_diff,sat_diff)の値の比較処理を加えることで、より確からしい相関方向の検出が可能になる。
同様に、この比較処理を最終的な処理結果にも適用することで、画素ごとでより尤もらしいプログレッシブ相当の画素値を得ることが可能になる。
以上の手順を加えた処理手順を、図10のフローチャートに示す。
まず、ステップS41において、IP変換部7では、補間対象となる画素Xn(0)に対するフィルタリング処理を、並列的に行っておく。
また、IP変換部7は、ステップS21からステップS30までは同様の処理を行う。
ステップS30に続くステップS42において、式(1)の色度及び彩度の差分値(hue_diff,sat_diff)が、閾値より小さいか否かを判断する。閾値より小さければ、ステップS43に進み、閾値以上であれば、誤判別をしていると判断してステップS29に進みループ処理を繰り返す。
IP変換部7は、このステップS42においてループを抜けた場合、又は、ステップS31の処理を行った後に、ステップS43に進む。
続いて、ステップS43において、IP変換部7は、再度、式(1)の色度及び彩度の差分値(hue_diff,sat_diff)が、閾値より小さいか否かを判断する。閾値より小さければ、ステップS45に進み、閾値以上であれば、誤判別をしていると判断してステップS44に進む。
続いて、ステップS44において、IP変換部7は、ステップS41のフィルタリング処理により求めらた値を補間対象画素Xn(0)の値として置き換える。
続いて、ステップS45において、IP変換部7は、補間対象画素Xn(0)の値(補間した画素データ)を出力する。
以上が、通常のフィルタ処理も併用した補間処理を行ったIP変換部7の処理である。このようにIP変換部7では、上記の斜め補間アルゴリズムに加え通常のフィルタ処理も併用することによって、斜め補間アルゴリズムによる誤判別による影響を最小限に抑えることが可能となる。
なお、以上の処理では、色度、彩度の差分の閾値比較処理(ステップS42)で閾値以上になった場合は他候補の検討に処理を戻すという最も簡単な手順になっているが、例えば、重み付け係数を導入してやり、閾値以上になった場合は優先度が若干下がる程度にしておくことで、フィルタリング結果と大きく異なるものでも、候補として残すようにしてもよい。
同様に、最終出力での閾値比較処理(ステップS43)では、閾値以上となった場合は単純にフィルタリング結果で置換するという方法を取っているが、例えばフィルタリング結果との混合比を値に応じて変更してやり、最終出力は斜め補間アルゴリズムで求めた画素値とフィルタリング結果との混合するようにしてもよい。
ところで、以上提案した斜め補間アルゴリズムによる補間では、周辺とのレベル差が小さい極小点などは逆に消えてしまう可能性が高い。これは、相関性を利用した検出の特性上避けることが困難である。一方、フィルタリング処理ではフィルタの特性をできるだけフラットに保つことで、このような現象は回避される。
そこで、さらに、変化の少ないいわゆる平面的な部分についてはフィルタリング結果に重みをおき、逆にエッジなどが検出された変化の激しい部分では相関検出の結果に重みをおき、両者の特性を補完しあって最終的な出力を生成するようにしてもよい。
以上の処理を式で表すと、下式(2)のようになる。
式(2)において、X_dは斜め補間アルゴリズムで求められたデータであり、P_dはフィルタリングで得られたデータであり、Weは画素の変化量に応じて増減する重み係数であり0以上1以下の値を取る。
Weの変更方法としては、例えばエッジの検出の有無で0と1とを切り替える方法、変化量に応じて適応的に変化させる方法、更に周辺の画素の平均値により、レベルに応じて適応的に変化させる方法などがある。
1 ビデオカメラ、7 IP変換部
Claims (6)
- 撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成する撮像手段と、
インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をし、プログレッシブ方式の色信号を生成する変換手段とを備え、
上記撮像手段は、カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相とし、
上記変換手段は、
補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、
複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成すること
を特徴とする撮像装置。 - 上記変換手段は、
補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジであるか否かを判断し、
補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジでない場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれていない方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、又は、全ての方向でエッジが含まれていれば最も相関性の高い方向を特定し、
補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジである場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれている方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、又は、全ての方向でエッジが含まれていなければ最も相関性の高い方向を特定すること
を特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 上記変換手段は、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素の値を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素に対して所定のフィルタイリング処理を行うことによって生成するフィルタ演算部を有し、
上記変換手段は、
上記フィルタ演算部により算出した画素の値の色度及び彩度と、補間により生成した画素の値の色度及び彩度との差を算出し、
上記差が所定の閾値よりも大きければ、フィルタ演算部により算出された値に基づいて補間対象画素の値を出力すること
を特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 撮像素子からインタレース方式で画素読み出しを行い、カラー映像信号に対応した複数の色信号を生成し、インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素をその空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素を参照して補間をしてプログレッシブ方式の色信号を生成する撮像装置におけるインターレース-プログレッシブ変換方法において、
カラー映像信号に対応した複数の色信号を2つのグループに分割し、一方のグループと他方のグループとでライン読み出し位相を逆相として、撮像素子から色信号の読み出しを行い、
補間対象となる画素を通過する各方向に位置する画素群の相関性を、各方向に対して検出し、
複数の方向のうち最も相関性の高い方向を特定し、特定した方向の画素群の値を用いて補間対象となる画素の値を生成すること
を特徴とするインターレース-プログレッシブ変換方法。 - 補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジであるか否かを判断し、
補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジでない場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれていない方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、又は、全ての方向でエッジが含まれていれば最も相関性の高い方向を特定し、
補間対象画素と同位置の他の色の画素がエッジである場合には、上下ラインの画素にエッジが含まれている方向のうちの最も相関性の高い方向を特定し、又は、全ての方向でエッジが含まれていなければ最も相関性の高い方向を特定すること
を特徴とする請求項4記載のインターレース-プログレッシブ変換方法。 - インタレース方式の画面内の空白ラインの各画素の値を、その空白ラインの上に位置するラインの画素及び下に位置するラインの画素に対して所定のフィルタイリング処理を行うことによって生成し、
フィルタ演算により算出した画素の値の色度及び彩度と、補間により生成した画素の値の色度及び彩度との差を算出し、
上記差が所定の閾値よりも大きければ、フィルタ演算部により算出された値に基づいて補間対象画素の値を出力すること
を特徴とする請求項2記載のインターレース-プログレッシブ変換方法。
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- 2004-11-17 JP JP2004333696A patent/JP2006148367A/ja active Pending
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