JP2006147060A - 磁気転写装置 - Google Patents

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    • G11B5/86Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
    • G11B5/865Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers by contact "printing"

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Abstract

【課題】初期磁化されたスレーブディスクにマスターディスクの磁気パターンを転写するにあたり、最内周トラックから最外周トラックに亘る全領域において、磁化パターンの乱れを抑えた良好な磁気転写を行うことができる磁気転写装置を提供すること。
【解決手段】磁性層が一方向に初期磁化された被転写用ディスク2と情報を転写するためのパターン状の磁性層を表面に備えたマスターディスク3、及び4とを密着させて、初期磁化の方向と反対方向に転写用磁界Hduを印加し、被転写用ディスク2の磁性層に情報を磁気転写する転写用磁界印加手段30を、被転写用ディスク2の外周側ほど印加磁界強度を強めるように構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、磁気転写装置に関し、特に転写する情報がパターン状に形成されたマスターディスクから磁気記録媒体である被転写用の磁気ディスクに情報を磁気転写するための磁気転写装置に関する。
ハードディスク装置やフレキシブルディスク装置等に用いられる高密度磁気記録媒体である磁気ディスクは、高速アクセスが可能であるとともに情報記録容量のより大容量化が求められている。
この大容量化を実現するために、トラック幅はより狭トラック化され、この狭いトラック幅の中で磁気ヘッドを正確に走査する、いわゆるトラッキングサーボ技術が重要な役割を担っている。
磁気ディスクには、所定の間隔でトラッキング用のサーボ信号やアドレス情報信号、及び再生クロック信号等がトラッキングサーボを行うためにプリフォーマットとして記録されている。
このプリフォーマットを正確にかつ短時間で効率的に行う方法として、本出願人は、高密度磁気記録媒体となる被転写用ディスク(以下スレーブディスクと呼称する)に転写すべき情報に対応した凹凸パターンの磁性層を有するマスターディスクを用意するとともに、スレーブディスクの磁性層を予めトラックの一方向に初期磁化し、その後、この初期磁化されたスレーブディスクとマスターディスクとを密着させた状態で初期磁化方向と略逆向きの転写用磁界を印加する磁気転写方法を提案している(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、スレーブディスクの磁性層を初期磁化するために印加する初期直流磁界の最適強度は、スレーブディスクの磁性層の保磁力Hcの2倍程度以上であり、転写用磁界の最適強度はスレーブディスクの磁性層の保磁力Hc程度であった。
特開2001−014667号公報
ところで、前述の特許文献1に記載された磁気転写方法では、スレーブディスクの内周側のトラックでは、曲率半径が小さいので、トラックの接線方向からずれた方向の磁界を受けるため、印加磁界強度が強すぎると転写磁化に乱れが生じるため、スレーブディスクの内周側のトラックに対して最適な磁界強度を設定する必要があった。
また、この磁気転写方法は、磁気パターンのビット長が短いほど優れた転写特性を有している半面、ビット長が長い場合には印加磁界強度が低すぎると転写磁化パターンが乱れ易いという特性を有していた。
従って、スレーブディスクの内周側のトラックに対して最適な磁界強度を設定した場合、内周側のトラックに比較して外周側のトラックになる程、正確な磁化パターンの転写が行い難いという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、初期磁化されたスレーブディスクにマスターディスクの磁気パターンを転写するにあたり、最内周トラックから最外周トラックに亘る全領域において、磁化パターンの乱れを抑えた良好な磁気転写を行うことができる磁気転写装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、磁性層が同心円状のトラックの一方向に初期磁化された被転写用ディスクと、前記被転写用ディスクの磁性層に対して情報を転写するためのパターン状の磁性層を表面に備えたマスターディスクとを密着させた状態で、前記初期磁化の方向と反対方向に転写用磁界を印加しつつ、前記被転写用ディスク及びマスターディスクを一体的に前記転写用磁界に対して相対的に回転させて、前記被転写用ディスクの磁性層に前記情報を磁気的に転写する転写用磁界印加手段を備えてなる磁気転写装置において、前記転写用磁界印加手段が、前記被転写用ディスクの内周側より外周側に向けて印加磁界強度を強めるように構成されたことを特徴とする。
また、前記発明において、前記被転写用ディスク表面の最外周トラックに印加する転写用磁界強度が、最内周トラックに印加する転写用磁界強度の1.01倍以上1.2倍以下であることを特徴とする。
また、前記被転写用ディスク表面の最内周トラックに印加する転写用磁界強度が、前記被転写用ディスクの磁性層の保磁力の0.6倍以上1.3倍以下であることを特徴とする。
本発明によれば、転写用磁界印加手段を被転写用ディスクの外周側ほど印加磁界強度が強まるように構成したので、被転写用ディスクの内周側のトラックに対してビット長の長くなる外周側のトラックに対しても転写磁化パターンの乱れが抑制され、良好な磁気転写を行うことができる。
また、被転写用ディスク表面の最外周トラックに印加する転写用磁界強度を、最内周トラックに印加する転写用磁界強度の1.01倍以上1.2倍以下としたので、被転写用ディスク表面の最外周トラックにおいても転写磁化パターンが乱れることがなく、正確な磁化パターンの転写を行うことができる。
更に、被転写用ディスク表面の最内周トラックに印加する転写用磁界強度を、前記被転写用ディスクの磁性層の保磁力の0.6倍以上1.3倍以下としたので、曲率半径が小さい最内周トラックに対して最適な印加磁界強度となり、正確な磁化パターンの転写を行うことができる。
以上説明したように本発明の磁気転写装置によれば、初期磁化されたスレーブディスクにマスターディスクの磁気パターンを転写するにあたり、被転写用ディスクの外周側ほど印加磁界強度が強まるように構成されているので、最内周トラックから最外周トラックに亘る全領域において、磁化パターンの乱れを抑えた良好な磁気転写を行うことができる。
以下添付図面に従って、本発明に係る磁気転写装置の好ましい実施の形態について詳説する。なお、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
図1は、被転写ディスクであるスレーブディスクを初期磁化する初期磁化手段の主要部を表わす斜視図である。磁気転写装置10を構成する初期磁化手段20は、スレーブディスク2を載置して回転する図示しないチャックステージ、及び磁石20A等からなっている。磁石20Aは電磁石が用いられ、少なくともスレーブディスク2の最内周トラックから最外周トラックに亘って半径方向に延びるギャップ21を構成するヘッドを備えたコア22と、コアに巻きつけられた図示しないコイルとからなっている。
コイルに通電することにより直流磁界が発生し、チャックステージが図1に示す矢印A方向に回転してスレーブディスク2の磁性層2b、2cの全領域が一方向に磁化されるようになっている。スレーブディスク2への直流磁界印加方向は、図1に示すように、磁石20Aによってコア22のヘッド間ギャップ21にトラック方向に沿った向きで磁界Hinが発生される。なお、磁石20Aとして電磁石を用いたが、永久磁石を用いてもよい。
なお、初期直流磁界Hinは、スレーブディスク2の上面及び下面の磁性層2b、2cの保磁力Hcの2倍程度以上の磁界が好ましい。そのため本実施の形態では、磁石20Aのギャップ21の間隔をスレーブディスク2の最内周トラックの半径の半分以下の数値とし、ギャップ21とスレーブディスク2の磁性層2bとの距離を10mm以下、好ましくは5mm以下、さらに好ましくは3mm以下の数値まで接近させる。例えば、最内周トラックの半径が4.7mmのとき、ギャップ21の間隔は2.3mm以下とし、ギャップ21とスレーブディスク2の磁性層2bとの距離を3mm以下とする。
図2は、マスターディスクに磁気記録された情報をスレーブディスク2に磁気転写するための転写用磁界を印加する転写用磁界印加手段の主要部を表わす斜視図である。磁気転写装置10を構成する転写用磁界印加手段30は、スレーブディスク2とマスターディスクとを密着させた状態で保持するホルダ50、ホルダ50の上面及び下面に配置された磁石30Aと30B、及びホルダ50を支持するとともにホルダ50を磁石30Aと30Bに対して図の矢印A方向に回転させる図示しない回転手段等で構成されている。
磁石30Aには電磁石が用いられ、図2に示すように、少なくともスレーブディスク2の最内周トラックから最外周トラックに亘って半径方向に延びるギャップ31を構成するヘッドを備えたコア32と、コア32に巻きつけられた図示しないコイルとからなっている。磁石30Bも同様な構成である。
コイルに通電することにより直流磁界が発生し、図示しない回転手段がホルダ50を図2に示す矢印A方向に回転してスレーブディスク2のトラック全領域にマスターディスクの情報が転写されるようになっている。なお、磁石30A、磁石30Bとして電磁石を用いたが、永久磁石を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、スレーブディスク2を2枚のマスターディスクで挟み込み、スレーブディスク2の上下両面にマスターディスクの情報を転写するように構成したため、ホルダ50の上面及び下面に磁石30Aと磁石30Bとを配置したが、1枚のマスターディスクを用いスレーブディスク2の上面又は下面のみに磁気情報を転写する場合は、磁石はホルダ50の片側に1個配置するのみでもよい。
ホルダ50は、図3に示すように、下側ホルダ51、上側ホルダ52等でなり、スレーブディスク2は、下面の磁性層2cとマスターディスク3の上面の磁性層とが密着され、更に上面の磁性層2bとマスターディスク4の下面の磁性層とが密着された状態で下側ホルダ51と上側ホルダ52で挟持される。スレーブディスク2はこの状態でホルダ50の上下両面から転写用磁界が印加され、スレーブディスク2の上下両面にマスターディスク3、及び4のサーボ信号等の磁気情報が転写される。
スレーブディスク2への転写磁界印加方向は、図2に示すように、磁石30Aによってコア32のヘッド間ギャップ31にトラック方向に沿って、初期磁化とは逆方向に磁界Hduが発生される。電磁石30Bの側も同様である。
なお、転写用磁界Hduの強度は、スレーブディスク2の上面及び下面の磁性層2b、2cの保磁力Hcの0.6倍〜1.3倍が好ましく、より好ましくは0.8倍〜1.2倍、更に好ましくは1倍〜1.1倍である。
図4は、マスターディスク3、及び4に記録された磁気パターンをスレーブディスク2の上面及び下面の磁性層2b、2cへ転写する時の、磁石30Aによるスレーブディスク2の半径方向位置に対する印加磁界Hduの強度分布を説明するための図である。
図4(a)は平面図で、図4(b)は側面図を表わし、図4(c)は半径方向位置に対する印加磁界Hduの強度分布図である。スレーブディスク2の表面の最内周トラックTaから最外周トラックTbまでの全トラック領域Tnをカバーするように磁石30Aが配置されている。
印加磁界Hduの強度が、スレーブディスク2の表面の最内周トラックTaから最外周トラックTbへ向けて徐々に強まるように、磁石30Aが図4(a)及び(b)に示すように、スレーブディスク2の外周からはみ出した位置にまで配置されている。
なお、磁石30Aをこのように配置しなくても、磁石30Aのコイルの巻き数をスレーブディスク2の半径方向に対応させて変化させてもよい。また、磁石30Aを鉛直面上で傾け、コア32とスレーブディスク2の表面との距離をスレーブディスク2の外周に向けて徐々に近づけてもよい。あるいは、コア32のギャップ31をスレーブディスク2の外周に向けて徐々に狭めてもよい。
なお、図4では磁石30Bの記載を省略してあるが、磁石30Bについても磁石30Aと全く同様で、スレーブディスク2の表面の最内周トラックTaから最外周トラックTbへ向けて印加磁界Hduの強度が徐々に強まるように構成されている。
次に、マスターディスク3の磁気パターンをスレーブディスク2の磁性層2cに磁気転写する磁気転写方法と転写メカニズムについて説明する。
図5は、磁気転写工程を表わす説明図である。なお、図5においては、スレーブディスク2の上側の磁性層2bは省略し、下側の磁性層2cへの転写のみで記載して図及び説明の単純化を図っている。
先ず最初に、図5(a)に示すように、スレーブディスク2の初期磁化を行う。初期磁化は、図1に示すように、スレーブディスク2を初期磁化手段20の図示しないチャックステージに固定し、磁石20Aによってトラックの接線方向に沿った初期直流磁界Hinを一方向に発生させる。それとともにチャックステージを磁石20Aに対して1回転以上回転させ、スレーブディスク2の磁性層2b、2cの全トラック領域への初期直流磁界の印加を行う。
なお、スレーブディスク2の初期磁化は、スレーブディスク2の上下両面の磁性層2b、2cに対し同時に行ってもよく、あるいはどちらか片面ずつ2回に分けて行ってもよい。
次に、初期磁化されたスレーブディスク2の上下面をマスターディスク3、及び4に密着させてホルダ50で挟持し、転写用磁界印加手段30の図示しない回転手段に保持させる。
次いで、磁石30A、及び30Bによって初期磁化の向きとは逆向きの磁界Hduを発生させ、ホルダ50を磁石30A、30Bに対して1回転以上回転させ、トラックの全領域への転写用磁界の印加を行い、マスターディスク3、及び4に磁気パターンとして記録されていた情報をスレーブディスク2の上下面に磁気転写する。
この転写メカニズムは以下のようになっている。即ち、図5(b)に示すように、マスターディスク3の磁性層3bには磁気情報が凹凸の磁性層パターンとして形成されている。このマスターディスク3の磁性層3bに接しないスレーブディスク2の磁性層2c表面は転写用磁界Hduよりも強い磁界が印加されるため、転写磁界がスレーブディスク2の磁性層2cの保磁力Hcを超えるとその部分の磁化は反転する。
一方、マスターディスク3の磁性層3bに接するスレーブディスク2の磁性層2cでは、転写用磁界Hduがマスターディスク3の磁性層3bに集中する。すなわちその部分は転写磁界がシールドされた状態となる。その結果、スレーブディスク2の磁性層2cには転写用磁界Hduよりも大幅に弱い磁界しか印加されないため、スレーブディスク2の磁化は転写用磁界Hduに影響されず初期磁化の向きに残り、図5(c)に示すような磁化状態となる。これにより、スレーブディスク2の磁性層2cにはマスターディスク3の磁性層3bに形成されたパターン状の磁気情報が転写され磁気記録される。
次に、このような磁気転写の転写特性について以下に説明する。図6は、マスターディスク3の磁性層3b近傍における磁束のシミュレーション結果を表わしたものである。図6に示すように、転写磁界はマスターディスク3の磁性層3bの端部に多く入る。そのため、転写磁界は磁性層端部に近い部分で強く、マスターディスク3の磁性層3bに接しない部分のビット中央部で弱くなる。
このため、転写磁界が少なすぎる場合、磁性層3bに接しないスレーブディスク2の磁性層2cの一部でしか磁化を反転することができない。図7は磁気転写されたスレーブディスク2の磁気ヘッドによる再生信号を表わしたものであるが、スレーブディスク2の磁性層2cの一部でしか磁化を反転することができない場合、ビット間の中央部で初期磁化が残ることになり、図7(a)に示すように、磁気ヘッドによる再生信号においてマスターディスク3のパターンと異なった場所に小さなサブピークP1が現れる。この現象は、ビット長が長いほど現れやすい。
逆に転写磁界が強すぎると、図7(c)に示すように、マスターディスク3の磁性層3bに接したビットで転写磁界のあふれが生じ、やはりサブピークP2が生じる。これらのサブピークP1、P2は、図7(b)に示すように、転写磁界が適切な値では現れない。
このため、本発明の転写装置10では、図4に示すように、スレーブディスク2の最内周トラックTaに対して適切な転写磁界Hduを印加し、最内周トラックTaから最外周トラックTbにいくほどビット長が長くなるため転写磁界Hduの強度を強めている。
実際には、最内周トラックに印加する転写用磁界強度を、前記被転写用ディスクの磁性層の保磁力の0.6倍〜1.3倍とし、最外周トラックTbに印加する転写磁界強度を最内周トラックTaに印加する転写磁界強度の1.01倍〜1.2倍にするのが好ましく、より好ましくは1.02倍〜1.15倍であり、更に好ましくは1.04倍〜1.1倍である。
本発明の磁気転写装置10は、このように構成されているため、全トラック領域Tnに亘って適切な磁化反転がなされ、磁気ヘッドによる再生信号においてマスターディスク3のパターンと異なった場所に小さなサブピークP1、P2が生じることがなく、マスターディスク3に記録された磁気情報をスレーブディスク2に精度よく転写することができる。
なお、本実施の形態において、磁気転写装置10はスレーブディスク2及びマスターディスク3、4を水平に保持する構成で説明したが、水平方向に限らず、鉛直方向に保持する構成としてもよく、あるいは水平方向に対して所定角度傾斜した方向に保持するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る磁気転写装置の初期磁化手段を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る磁気転写装置の転写用磁界印加手段を示す斜視図 ホルダを説明する斜視図 転写用磁界を説明するための平面図、側面図、及び磁界強度分布図 磁気転写の工程を説明する概念図 磁束のシミュレーション結果を示す図 再生信号のサブピークを説明するグラフ
符号の説明
2…スレーブディスク(被転写ディスク);2b、2c、3b、4b…磁性層;3、4…マスターディスク;10…磁気転写装置;20…初期磁化手段;30…転写用磁界印加手段;Hin…初期直流磁界;Hdu…転写用磁界;Ta…最内周トラック;Tb…最外周トラック

Claims (3)

  1. 磁性層が同心円状のトラックの一方向に初期磁化された被転写用ディスクと、前記被転写用ディスクの磁性層に対して情報を転写するためのパターン状の磁性層を表面に備えたマスターディスクとを密着させた状態で、前記初期磁化の方向と反対方向に転写用磁界を印加しつつ、前記被転写用ディスク及びマスターディスクを一体的に前記転写用磁界に対して相対的に回転させて、前記被転写用ディスクの磁性層に前記情報を磁気的に転写する転写用磁界印加手段を備えてなる磁気転写装置において、
    前記転写用磁界印加手段が、前記被転写用ディスクの内周側より外周側に向けて印加磁界強度を強めるように構成されたことを特徴とする磁気転写装置。
  2. 前記被転写用ディスク表面の最外周トラックに印加する転写用磁界強度が、最内周トラックに印加する転写用磁界強度の1.01倍以上1.2倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の磁気転写装置。
  3. 前記被転写用ディスク表面の最内周トラックに印加する転写用磁界強度が、前記被転写用ディスクの磁性層の保磁力の0.6倍以上1.3倍以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気転写装置。
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