JP2006146665A - 画像処理システム、および、画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 セキュアプリントにおいて、プリンターのハードディスクに格納されている、プリント電子データの機密漏洩の危険性を低減する。
【解決手段】 プリンターは暗号化されたプリントデータ及び本人認証情報を電子機器から受け取り、暗号化されたままの状態でハードディスクに格納。プリンターで本人認証後、プリントデータを復号化しプリント、その後ハードディスクのデータ消去。本人認証は音声認証。
【選択図】 図1
【解決手段】 プリンターは暗号化されたプリントデータ及び本人認証情報を電子機器から受け取り、暗号化されたままの状態でハードディスクに格納。プリンターで本人認証後、プリントデータを復号化しプリント、その後ハードディスクのデータ消去。本人認証は音声認証。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、コンピュータに接続されたプリンタにデータを転送して印刷を行う際、他人に印刷物がプリントされることなく、ユーザー本人のみが確実にプリントすることが可能な、画像処理システム、および、画像処理方法に関する。
従来、コンピュータからプリンタにプリントデータを転送し、音声情報等の生体情報を利用して本人であることを認証し、プリンタ側でユーザーの指示で印刷情報の出力開始を行う技術が知られている。
例えば、特開平7−152520号公報の例として、コンピュータからプリンタにプリントデータを転送し、プリンタ側で正規のユーザーのみの指示で印刷情報の出力開始を行う技術が開示されている。
また、特開平5−341945号公報の例として、指紋情報等の生体に関する情報を利用して本人であることを判別し、その人に装置の利用権を与えるか否かを判定する情報処理装置が開示されている。
又、プリンタのハードディスクにプリントジョブを記憶し、プリントする技術が知られている。(特許文献3参照)
特開平7−152520号公報
特開平5−341945号公報
特開2001−159961号公報
しかしながら、コンピュータからプリンタにプリントデータを転送してプリンタの外部記憶装置(ハードディスク)に格納後、ユーザーの指示でプリントアウトしてプリントデータを消去するまでの間に、プリンタ側のハードディスクにプリントデータが保持された状態のままになってしまい、例えばハードディスクにプリントデータが保持されたままの状態でプリンタが故障し修理が必要になった場合などでは、プリントデータの漏洩の危険性が生じる。
そこで、本発明の目的は、機密保持が必要なデータを出力する際、データ漏洩の危険性を低減させることが可能な、画像処理装置、および、画像処理方法を提供することにある。
本発明は、画像処理装置によって処理されたデータを、画像出力装置に転送して出力処理を実行するシステムであって、前記画像処理装置は、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、画像データを暗号化する暗号化手段と、前記入力された認証情報を前記暗号化された画像データとともに前記画像出力装置に転送する転送手段とを具え、前記画像出力装置は、転送された暗号化画像データを外部記憶装置に格納する手段と、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、前記転送された送信データに含まれる前記認証情報を解読し、該解読した認証情報と前記入力された認証情報とを照合する照合手段と、前記照合の結果に応じて、外部記憶装置に格納された前記暗号化された画像データを復号化する復号化手段と、前記復号化された画像データの出力処理を実行する出力手段と、前記格納手段に格納された当該画像データを消去する消去手段とを具えることによって、画像処理システムを構成する。
ここで、前記入力手段は、前記ユーザの音声に関する情報を入力する音声入力手段と、前記入力された音声に関する情報から該ユーザの特徴を前記認証情報として抽出する特徴抽出手段とを含んでもよい。
本発明は、画像出力装置に転送するためのデータを生成する装置であって、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、画像データを暗号化する暗号化手段と、前記入力された認証情報を前記暗号化された画像データとともに前記画像出力装置に転送する転送手段とを具えることによって、画像処理装置を構成する。
本発明は、画像処理装置から転送されたデータの出力処理を実行する装置であって、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、前記転送されたデータに含まれる画像データを外部記憶に格納する格納手段と、前記転送されたデータに含まれる前記認証情報を解読し、該解読した認証情報と前記入力された認証情報とを照合する照合手段と、前記照合の結果に応じて、前記転送されたデータに含まれる前記外部記憶に格納された暗号化された画像データを復号化する復号化手段と、前記復号化された画像データの出力処理を実行する出力手段と、前記格納手段に格納された当該画像データを消去する消去手段を具えることによって、画像出力装置を構成する。
以上説明したように、本発明によれば、画像処理装置によって処理されたデータを、画像出力装置に転送して出力処理を実行するシステムにおいて、画像処理装置側では、ユーザの認証情報の入力処理、および、画像データの暗号化処理を行った後、入力された認証情報を暗号化された画像データに付加して送信データとして転送し、画像出力装置側では、プリントデータの外部記憶(ハードディスク)への格納、ユーザの認証情報の入力処理、および、転送された送信データに含まれる認証情報の分離解読処理を行った後、該分離解読した認証情報と入力された認証情報とを照合し、照合結果に応じて、外部記憶に格納されている暗号化された画像データを復号化し、復号化された画像データの出力処理を実行するようにしたので、データ漏洩の危険性を低減させることができる。
又外部記憶(ハードディスク)に格納されたプリントデータの自動消去の手段を設けることによりさらにデータ漏洩の危険性を低減させることができる。
さらに、本発明によれば、画像処理装置側で出力データの暗号化をする場合は画像出力装置の公開鍵を用いて暗号化し、画像出力装置側で、暗号化された出力データの復号化をする場合は画像出力装置側内部に保持された秘密鍵を用いて復号化するため、鍵コード伝送に伴う情報漏洩のリスクをも同時に回避することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の例]
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図12に基づいて説明する。
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図12に基づいて説明する。
(概要)
まず、本発明の概要について説明する。
まず、本発明の概要について説明する。
本発明は、電子機器から画像出力装置に画像データを転送して画像処理を行う画像処理システムにおいて、以下の構成要素を備えたことを特徴とする。
電子機器には、音声等のユーザに関する認証情報を入力する手段と、入力された認証情報を他人に容易には解読できない形態で画像データに付加する手段と、画像データを暗号化する手段と、解読不能な認証情報が添付され暗号化された画像データを転送する手段とを備える。
一方、画像出力装置には、電子機器と同様な音声等のユーザに関する比較用認証情報を入力する手段と、入力された比較用認証情報を用いて画像データに付加された認証情報を判別する手段と、転送された画像データを復号化する手段と、復号化された画像データの画像処理を行って出力する手段とを備える。
(具体例)
以下、具体的な例を挙げて説明する。
以下、具体的な例を挙げて説明する。
図1は、画像処理システムの概略構成を示す。
本システムでは、電子機器としてコンピュータ100を用い、画像出力装置としてプリンタ200を用いた場合の例であるが、このプリント処理に限定されるものではなく、他の出力処理にも適用可能である。
コンピュータ100には、音声入力装置101と、キーボード102とが接続されている。プリンタ200には、音声入力装置201と、表示器(タッチパネル)202と、キーボード203とが接続されている。音声入力装置101,201は、後述する図2に示すようにマイクロホーン201aとA/D変換器201bとによって構成され、ユーザ10の音声データをデジタル音声データとして読みとる。20は、データ電送路であり、コンピュータ100からプリンタ200に、プリントデータおよび暗号化された音声特徴量が送られる。
コンピュータ100には、音声入力装置101から入力されたユーザ10の音声に関する音声情報からユーザ10の特徴を抽出する特徴抽出部150と、画像データを暗号化する暗号処理部151と、入力された音声情報を暗号化された画像データに付加して送信データを作成し、該送信データを転送する合成部152とが設けられている。
プリンタ200には、転送された送信データを受信し、該送信データと該データに含まれる認証用の音声情報とを分離する分離部250と、認証用の音声情報を解読する解読部251と、解読した音声情報と音声入力装置201から認証比較用として入力された音声情報とを照合する照合部252と、照合の結果に応じて、転送された送信データ中の暗号化された画像データを復号化する復号処理部253と、復号化された画像データのプリントを実行するプリント処理部254とが設けられている。
図2は、プリンタ200の内部構成を示す。
プリンタ200内には、装置の統括的な処理を実行するCPU2001と、各種のプログラムやデータ、さらには本発明に係る制御プログラムを記録したROM2002と、各種の演算処理や入力データを一時的に記憶するRAM2003と、前述した表示器202およびキーボード203に接続された操作パネル制御部2004と、画像データに基づいてプリント出力するレーザプリンタ部2005と、画像データの復号化を行うための画像メモリ2006と、ネットワーク制御装置2007と、カードリーダ部2008と、画像データを記憶するハードディスク2009とが設けられている。
(システム動作)
以下、本システムの動作について説明する。
以下、本システムの動作について説明する。
図3は、音声特徴量の付加および識別を行う処理の流れを示す。
コンピュータ100の音声入力装置101で読み取った音声データを、後述する図7で示す方法でケプストラム特徴量に変換し、後述する図4で示す公開鍵暗号方式で暗号化された音声特徴量とプリントデータとをプリンタ200に送出する。
プリンタ200では、音声入力装置201で読み取った音声データの特徴量を抽出する。さらに、コンピュータ100から送られてきた暗号化された音声特徴量を、図4で示す秘密鍵で復号化して、読み取った音声特徴量と照合する。音声特徴量が合致した場合、コンピュータ100から送られてきた暗号化されたプリントデータを、図4で示す秘密鍵で復号化してプリントする。
図4は、公開鍵暗号(非対象暗号)の処理を示す。
公開鍵Aと秘密鍵Bとは、一対になった異なる鍵である。元データ(送信データ)300は、公開鍵Aを用いて暗号化データ310に変換される。暗号化データ310は、秘密鍵Bを用いて復号化データ320に変換される。
公開鍵暗号(非対象暗号)方式を用いることにより、暗号化された音声特徴量を復号化できるのは、秘密鍵Bを知っているもののみとなり、機密保全機能を高めることができる。
図5(a)〜(c)は、コンピュータ100からプリンタ200に各々送出される送信データ300の書式の例を示す。
図5(a)は、ユーザID301と、”0”の認識コード302と、公開鍵Aで暗号化されたプリントデータ303とからなる。図5(b)は、ユーザID301と、”1”の認識コード302と、パスワード304と、公開鍵Aで暗号化されたプリントデータ303とからなる。図5(c)は、ユーザID301と、”2”の認識コード302と、暗号化された音声特徴量305と、プリントデータ303とからなる。
図6(a)は、プリンタ200のRAM2003の構成を示す。RAM2003は、ワークエリア2100で構成される。
図6(b)は、プリンタ200のハードディスク2009の構成を示す。
ハードディスク2009は、メモリボックス領域2200で構成される。
メモリボックス領域2200は、一般部2201と、親展部(パスワード)2202と、親展部(音声認識)2203とから構成される。
以下、各部の動作について説明する。
(コンピュータ側の動作)
図7は、コンピュータ100側での、音声特徴量をプリントデータ303に付加する処理を示す。
図7は、コンピュータ100側での、音声特徴量をプリントデータ303に付加する処理を示す。
ステップS301では、音声入力装置101でデジタル音声情報を入力する。
ステップS302では、入力したデジタル音声情報を、図8で示す音声特徴量抽出処理によってデータ変換する。
ステップS303では、ステップS302で得られた音声特徴量を、図4に示した公開鍵暗号方式の公開鍵で暗号化する。
ステップS304では、プリントデータ303を、図4に示した公開鍵暗号方式の公開鍵で暗号化する。
ステップS305では、図5(c)に示した書式でプリントデータ303に暗号化された音声特徴量を付加する。
ステップS306では、電送路20を通して、コンピュータ100から、プリンタ200にプリントデータ303を送出する。
(音声特徴量抽出)
図8は、音声特徴量抽出処理を示す。
図8は、音声特徴量抽出処理を示す。
ステップS501では、音声入力装置101,201によって、デジタル音声情報を入力する。
ステップS502では、入力されたデジタル音声情報は、あるサンプル点数を持ってFFT(高速フーリエ変換)される。
ステップS503では、その音声信号の周波数成分が分析される。
ステップS504では、ステップS503で周波数分析されたスペクトラムと呼ばれる音声情報には、人間の声帯の基本周波数であるピッチが含まれているため、そのピッチを検出する。
ステップS505では、ステップS503で検出されたピッチ情報より、人間の個人情報の1つである声道の形の情報が含まれている低周波成分を抽出する。
ステップS506では、ステップS505で求められたこの声道の情報は、ケプストラムと呼ばれる個人情報を良く表す特徴パラメータへと変換される。音声特徴量であるケブストラム及び特徴量を利用したマッチング技術は、周知の技術を用いることができる。
(プリンタ側の動作)
図9は、プリンタ200側での、音声特徴量を識別する処理を示す。
図9は、プリンタ200側での、音声特徴量を識別する処理を示す。
ステップS401では、音声入力装置201でデジタル音声情報を入力する。
ステップS402では、入力したデジタル音声情報を、図8に示した特徴量抽出処理でデータ変換する。
ステップS403では、コンピュータ100から送られてきた、公開鍵で暗号化された音声特徴量を、図4に示す秘密鍵で復号化する。
ステップS404では、ステップS402で得られた音声特徴量とステップS403で得られた復号化された音声特徴量とを比較照合する。そして、一致している場合は、ステップS405でハードディスク2009上のメモリボックス1303に格納されているプリントデータ303を図4に示した公開鍵暗号方式の秘密鍵で復号化し、ステップS406でプリント実行処理を行う。
ステップS407では、メモリボックス1303に格納されているプリントデータを消去する。
プリント直後にメモリ上のプリントデータ303を消去するため、復号化されたデータを保持する時間を極小にする事ができ、データ漏洩の危険性を低減することができる。
図10は、コンピュータ100からのデータ受信の際の、プリンタ200に内蔵するCPU2001の動作を示す。
ステップS1401では、プリントデータ303の受信を待つ。データ受信時に、ステップS1402以降の処理を行う。
ステップS1402では、受信データが図5(b)に示すデータ形式に合致するかを調べ、合致している場合はステップS1403の処理を行う。
ステップS1403では、ユーザID301とプリントデータ303とを、図6(b)で示すハードディスク2009上のメモリボックス領域2200の親展部(パスワード)2202に格納する。
ステップS1404では、受信データが図5(c)で示すデータ形式に合致するかを調べ、合致している場合はステップS1405の処理を行う。
ステップS1405では、ユーザID301とプリントデータ303とを、図6(b)で示すハードディスク2009上のメモリボックス領域2200の親展部(音声認識)2203に格納する。
ステップS1406では、ユーザID301とプリントデータ303とを、図6(b)で示すハードディスク2009上のメモリボックス領域2200の一般部2201に格納する。
図11は、プリンタ200に対してプリント開始をユーザが指定する際の、プリンタ200のCPU2001の動作を示す。
ステップS1601では、タッチパネル202の操作待ちをする。タッチパネル202には、図12で示す画面3000が表示されている。
ステップS1602では、画面3000のうち、どれを指定したかを判別し、一般部2201が操作されたときはステップS1603の処理を行い、親展(パスワード)部2202が操作されたときはステップS1606の処理を行い、親展(音声認証)部2203が操作されたときはステップS1609の処理を行う。
ステップS1603では、画面3001を表示し、ユーザはユーザID301を選択する。
ステップS1604では、メモリボックス領域2200の一般部2201に格納された、該当するプリントデータ303を図4の秘密鍵Bで復号化する。
ステップS1605では、ステップS1604で復号化したデータのプリント実行する。
ステップS1606では、画面3002を表示し、ユーザはユーザID301を選択した後、パスワード304を入力する。入力されたパスワード304がメモリボックス領域2200の親展(パスワード)部2202に格納された、パスワード304に合致する場合は、1607〜1608で画像データを復号化しプリント実行する。
ステップS1609では、画面3003を表示し、ユーザはユーザID301を選択する。
ステップS1610〜ステップS1611では、音声認証を行い、メモリボックス領域2200の親展(音声認証)部2203に格納された、音声特徴量に合致する場合は、ステップS1612においてプリントデータ303を図4の秘密鍵Bで復号化する。
ステップS1613では、プリント実行する。
ステップS1614において前のステップでプリントしたメモリボックス2200に格納されているプリントデータ303を消去する。
ステップS1615では、画面3000を表示する。
以上説明したように、ハードディスク2009のメモリボックス2200に格納された暗号化されたプリントデータをプリンタ側で操作者が指定してのちプリントする直前に復号化するため、復号化されたプリントデータ303をメモリ上に保持する時間を極めて少なくすることができ、これにより、個人情報の漏洩のリスクを低減させることができる。
又、音声入力装置101により取り出した音声特徴量をプリント時の認証データとして用いるプリンティングシステムにおいて、プリンタ200内部に保持されている暗号化されたプリントデータに対し、認証動作確認後に復号化し、プリントを実行することにより、高度な認証動作を実現でき、これにより、さらに個人情報の漏洩のリスクを低減させることができる。
また、プリント後、プリントデータ303を自動的に消去することにより、さらに情報漏洩のリスクを低減させることができる。
このように、コンピュータ100側では、認証データを暗号化されたプリントデータ303に付加して転送し、一方、プリンタ200側ではプリントデータ303に付加された認証データを別個に読み込んでおいた比較用認証データと比較照合し、本人と認証された場合には、暗号化されたプリントデータ303を復号化してプリント処理を実行することによって、情報漏洩のリスクを低減させることができる。
又、プリントデータが格納されているハードディスク2009には暗号化されたプリントデータ303が格納されており、プリント直前にRAMメモリーに展開してプリントするため、ハードディスクには復号化されたプリントデータは存在しておらずさらに情報漏洩のリスクを低減させることができる。
[第2の実施例]
前記第1の実施例においてはプリンタの外部記憶装置(ハードディスク)に格納されたプリントデータが消去されるのはプリントを実行した後であった。ユーザーがパスワードを失念したり、体調の変化により音声認証がうまく動作しなくなった場合にはプリンタの外部記憶装置(ハードディスク)にはプリントデータがいつまでも残ってしまい情報漏洩のリスクが大きくなるとともに外部記憶装置(ハードディスク)の利用効率が悪くなる。
前記第1の実施例においてはプリンタの外部記憶装置(ハードディスク)に格納されたプリントデータが消去されるのはプリントを実行した後であった。ユーザーがパスワードを失念したり、体調の変化により音声認証がうまく動作しなくなった場合にはプリンタの外部記憶装置(ハードディスク)にはプリントデータがいつまでも残ってしまい情報漏洩のリスクが大きくなるとともに外部記憶装置(ハードディスク)の利用効率が悪くなる。
本第2の実施例においては外部記憶装置(ハードディスク)にプリントデータを格納後一定時間経過したら自動的にプリントデータを消去するものである。
図13は本発明の第2の実施例を説明する処理流れ図である。
同図1301において、外部記憶装置(ハードディスク)に格納後、一定時間経過してもプリント動作が行われない場合は1614において当該プリントデータを消去する。
なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器(例えば、PDA(個人情報管理)機器のような小型の画像処理機器、複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、本人認証の一実施形態として音声認識を提示しているが他の生体情報、例えば指紋認識等の技術を適用することも可である。
10 ユーザ
20 データ伝送路
100 コンピュータ
101 音声入力装置
102 キーボード
150 特徴抽出部
151 暗号処理部
152 合成部
200 プリンタ
201 音声入力装置
201a マイクロフォン
201b A/D変換器
202 表示器
203 キーボード
250 分離部
251 解読部
252 照合部
253 復号部
254 プリント処理部
300 送信データ
301 ユーザID
302 認識コード
303 プリントデータ
304 パスワード
305 音声特徴量
2001 CPU
2002 ROM
2003 RAM
2004 操作パネル制御部
2005 レーザプリンタ部
2006 画像メモリ
2007 ネットワーク制御装置
2008 カードリーダ部
2100 ワークエリア
2200 メモリボックス領域
2201 一般部
2202 親展部(パスワード)
2203 親展部(音声認識)
20 データ伝送路
100 コンピュータ
101 音声入力装置
102 キーボード
150 特徴抽出部
151 暗号処理部
152 合成部
200 プリンタ
201 音声入力装置
201a マイクロフォン
201b A/D変換器
202 表示器
203 キーボード
250 分離部
251 解読部
252 照合部
253 復号部
254 プリント処理部
300 送信データ
301 ユーザID
302 認識コード
303 プリントデータ
304 パスワード
305 音声特徴量
2001 CPU
2002 ROM
2003 RAM
2004 操作パネル制御部
2005 レーザプリンタ部
2006 画像メモリ
2007 ネットワーク制御装置
2008 カードリーダ部
2100 ワークエリア
2200 メモリボックス領域
2201 一般部
2202 親展部(パスワード)
2203 親展部(音声認識)
Claims (8)
- 画像処理装置によって処理されたデータを、画像出力装置に転送して出力処理を実行するシステムであって、
前記画像処理装置は、
ユーザの認証情報を入力する入力手段と、
画像データを暗号化する暗号化手段と、
前記入力された認証情報を前記暗号化された画像データとともに前記画像出力装置に転送する転送手段と
を具え、
前記画像出力装置は、
前記転送された送信データに含まれる前記暗号化された画像データを外部記憶装置に格納する格納手段と
ユーザの認証情報を入力する入力手段と、
前記転送された送信データに含まれる前記認証情報と前記入力された認証情報とを照合する照合手段と、
前記照合の結果に応じて、前記外部記憶装置に格納された画像データを復号化する復号化手段と、
前記復号化された画像データの出力処理を実行する出力手段と
前記格納手段に格納された当該画像データを消去する消去手段
を具えたことを特徴とする画像処理システム。 - 前記入力手段は、
前記ユーザの生体に関する情報を入力する生体情報入力手段と、
前記入力された生体に関する情報から該ユーザの特徴を前記認証情報として抽出する特徴抽出手段と
を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 前記消去手段は、
前記出力手段により画像データの出力処理を実行した後、当該画像データを消去する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 前記消去手段は、
前記格納手段により画像データの格納処理を実行した後、一定時間経過により当該画像データを消去することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 画像処理装置から転送された暗号化されたデータの出力処理を実行する装置であって、
前記暗号化されたデータを外部記憶装置に格納する格納手段と
ユーザの認証情報を入力する入力手段と、
前記転送されたデータに含まれる前記認証情報を解読し、該解読した認証情報と前記入力された認証情報とを照合する照合手段と、
前記照合の結果に応じて、前記格納手段に格納された前記暗号化された画像データを復号化する復号化手段と、
前記復号化された画像データの出力処理を実行する出力手段と
前記格納手段に格納された当該画像データを消去する消去手段
を具えたことを特徴とする画像出力装置。 - 前記消去手段は、
前記出力手段により画像データの出力処理を実行した後、当該画像データを消去する
ことを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。 - 前記消去手段は、
前記格納手段により画像データの格納処理を実行した後、一定時間経過により当該画像データを消去することを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。 - 前記入力手段は、
前記ユーザの生体に関する情報を入力する生体情報入力手段と、
前記入力された生体に関する情報から該ユーザの特徴を前記認証情報として抽出する特徴抽出手段と
を含むことを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。
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---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (8)
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- 2004-11-22 JP JP2004337390A patent/JP2006146665A/ja not_active Withdrawn
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