JP2006146503A - バッチ処理検証装置、バッチ処理検証プログラム、及びバッチ処理検証方法 - Google Patents

バッチ処理検証装置、バッチ処理検証プログラム、及びバッチ処理検証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 バッチファイルの実行環境正当性、整合性、及び連続実行性を効率的に検証する。
【解決手段】 一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証装置に、プログラムの実行環境情報を定義する環境情報と入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶する入力情報記憶手段10,環境情報にプログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを確認し、入力ファイル情報にプログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを確認する必須環境情報・入力ファイル確認手段21,プログラム実行単位の実行及び空実行を切り替える実行・空実行切り替え手段22,プログラム実行単位を実行し入力ファイルを用いて出力ファイルを生成するプログラム実行手段23,プログラム実行単位を実行せず出力ファイルを生成するプログラム空実行手段24を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バッチファイルの処理条件の正当性、整合性、及び連続実行性を効率的に検証するバッチ処理検証装置、バッチ処理検証プログラム、及びバッチ処理検証方法に関する。
従来、LSIの設計においては、一連のツール群を連続実行するにあたり、バッチファイルを作成しての実行が一般的であった。このバッチファイル自体の正当性や実行環境を事前に検証する方法としては、目視確認やテスト環境での試行による手法が考えられる。
しかし、目視確認では手間がかかることに加え、処理単位の増大化に伴い、すべてのツール群について確認するのは実質的に困難な状況となってきている。
また、テスト環境での試行では、テスト環境の作成に手間がかかるうえ、テスト環境と、実際に使用する環境の整合性の確認は、処理単位の増大化に伴い困難になってきている。
この結果、バッチファイルの品質が低下したり、不具合が作り込まれる場合があるという問題が生じていた。
さらに、実行に長時間かかった処理が異常終了し、再度の実行を必要としたり、バッチファイルの不具合箇所特定のための解析に時間を要したり、あるいはこのような問題を事前に抑えるため、バッチファイルの事前確認により多くの時間が必要となるなど、設計全体にかかるTAT(Turn−Around Time)が増加してしまうという問題もあった。
ここで、バッチファイルの処理条件に関連する先行技術としては、例えば特許文献1に記載のソフトウェア環境定義設計方式、特許文献2に記載のバッチジョブのオンラインによる起動管理方式、特許文献3に記載のプログラム起動管理システム等を挙げることができる。
特許文献1に記載のソフトウェア環境定義設計方式によれば、環境定義を実施するソフトウェア名と環境定義情報を入力するだけで、ソフトウェア毎の環境定義情報の中から必要な環境定義を正しく選択してソフトウェアに設定することが可能となっている。
また、特許文献2に記載のバッチジョブのオンラインによる起動管理方式によれば、動作パラメータの正当性をバッチジョブを起動する前に確認することができるため、動作パラメータの不正時に生じる時間的損失を削減することが可能となっている。
さらに、特許文献3に記載のプログラム起動管理システムは、バッチ処理を行うジョブを構成するプログラムを、プログラム間の関係をもたずに作成し、プログラムの実行順序を意識せずにバッチ処理を実行することを可能とするものである。
特開2000-330767号公報 特開平02-059951号公報 特開平10-063488号公報
しかしながら、特許文献1に記載のソフトウェア環境定義設計方式によれば、ソフトウェアの実行環境設定を効率的に行うことは可能となるが、環境設定などの正当性を検証することを可能とするものではない。また、このソフトウェア環境定義設計方式は、ソフトウェアの実行単位の実行順序が定義されたバッチファイル自体の正当性を効率的に検証することを可能とするものでもない。
また、特許文献2に記載のバッチジョブのオンラインによる起動管理方式によれば、動作パラメータの正当性をバッチジョブを起動する前に確認することができるが、一連のツール群の組み合わせを定義したバッチファイルの検証に適するものでなく、処理単位の増大化に伴う上記の問題を解消可能なものではない。
さらに、特許文献3に記載のプログラム起動管理システムは、複数のプログラムがある場合に、これらの実行順序に依存関係があるケースを対象とするものではなく、プログラムの実行順序を意識せずにバッチ処理の実行を可能とするものである。したがって、プログラム間の実行順序に依存関係のある一連のツール群の組み合わせを定義したバッチファイルの検証に適するものではない。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、バッチファイルにおけるすべてのプログラム実行単位について実行環境を検証するとともに、プログラム実行単位の実行、空実行の切り替えを可能とし、各プログラム実行単位の出力ファイルを後続のプログラム実行単位の入力ファイルとして、設計全体のTAT短縮を可能としたバッチ処理検証装置、バッチ処理検証プログラム、及びバッチ処理検証方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のバッチ処理検証装置は、一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証装置であって、プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶する入力情報記憶手段と、所定の入力情報にもとづき環境情報にプログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、入力ファイル情報にプログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認する必須環境情報・入力ファイル確認手段と、所定の入力情報にもとづきプログラム実行単位の実行及び空実行を切り替える実行・空実行切り替え手段と、プログラム実行単位を実行して、入力ファイルを用いて出力ファイルを生成するプログラム実行手段と、プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成するプログラム空実行手段とを備えた構成としてある。
バッチ処理検証装置をこのような構成にすれば、バッチファイルにおけるすべてのプログラム実行単位についての処理条件を検証できるとともに、一連の処理を実行するバッチファイル及び実行環境を、プログラムを実際には実行せずに検証できる。
このため、実際にプログラムを実行したり、テスト環境を用意してバッチファイルや実行環境の正当性を確認するよりも、短TATでの検証が可能となる。
また、検証に使用していたバッチファイル及び実行環境を、実行モードを切り替えることで、変更無しに実際に一連の処理の実行に使用することができる。
このため、検証に使用したバッチファイル及び実行環境と、実行に使用したバッチファイル及び実行環境の整合性の確認を省略することが可能となる。
なお、「一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイル」における「実行順序」により、プログラム実行単位が二以上に限定されない。バッチファイルにおけるプログラム実行単位が一の場合、「実行順序」は、当該プログラム実行単位が1番目に実行されることを意味する。
また、本発明のバッチ処理検証装置は、バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、プログラム実行手段が、先に実行された一又は二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、入力ファイルとして用いてプログラム実行単位を実行する構成としてある。
バッチ処理検証装置をこのような構成にすれば、二以上の依存関係のあるプログラム実行単位がバッチファイルに含まれる場合、各プログラム実行単位の出力ファイルを後続のプログラム実行単位の入力ファイルとして使用することが可能となる。
また、本発明のバッチ処理検証装置は、処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶する対応表記憶手段を備え、入力情報記憶手段が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶し、必須環境情報・入力ファイル確認手段が、処理名情報にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した必須環境情報及び必須入力ファイル名を処理対象名情報にもとづき変換し、変換した必須環境情報が環境情報に存在するか、及び変換した必須入力ファイル名が入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、実行・空実行切り替え手段が、実行・空実行情報を参照し、実行・空実行情報として実行が定義されている場合、プログラム実行手段を実行し、実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、プログラム空実行手段を実行し、プログラム実行手段が、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき入力ファイルの名称及び出力ファイルの名称を変換し、プログラムを実行して、入力ファイルにもとづき出力ファイルを生成し、プログラム空実行手段が、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき出力ファイルの名称を変換して、出力ファイルを生成する構成としてある。
バッチ処理検証装置をこのような構成にすれば、処理名情報にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報と必須入力ファイル情報を取得して、処理対象名情報にもとづき変換し、これらがそれぞれ環境情報,入力ファイル情報に存在するかを確認することで、環境設定や入力ファイル情報不足のエラーを検出することができる。
また、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から入出力ファイル名,実行プログラム名を取得するとともに、実行・空実行情報にもとづきプログラム実行単位を選択的に実行又は空実行することができる。
このため、プログラムを実際には実行せずに、バッチファイル及び実行環境を検証できるとともに、検証に使用していたバッチファイル及び実行環境を、実行モードを切り替えることで、変更無しに実際に一連の処理の実行に使用することができ、これらの実行環境の整合性の確認を省略することが可能となる。
また、本発明のバッチ処理検証装置は、バッチファイルにおいて、実行順序が定義されたプログラム実行単位が、LSIの設計に係るものである構成としてある。
バッチ処理検証装置をこのような構成にすれば、近年、処理単位の増大化に伴い、すべてのツール群について確認するのは実質的に困難な状況にあるLSI設計を検証するバッチファイルに適用することができる。
このため、LSI設計を効果的に支援することが可能となる。
また、本発明のバッチ処理検証プログラムは、一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証プログラムであって、コンピュータを、プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶する入力情報記憶手段、所定の入力情報にもとづき環境情報にプログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、入力ファイル情報にプログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認する必須環境情報・入力ファイル確認手段、所定の入力情報にもとづきプログラム実行単位の実行及び空実行を切り替える実行・空実行切り替え手段、プログラム実行単位を実行して、入力ファイルを用いて出力ファイルを生成するプログラム実行手段、プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成するプログラム空実行手段として機能させる構成としてある。
また、本発明のバッチ処理検証プログラムは、バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、プログラム実行手段が、先に実行された一又は二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、入力ファイルとして用いてプログラム実行単位を実行する構成としてある。
また、本発明のバッチ処理検証プログラムは、コンピュータを、処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶する対応表記憶手段として機能させ、入力情報記憶手段が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶し、必須環境情報・入力ファイル確認手段が、処理名情報にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した必須環境情報及び必須入力ファイル名を処理対象名情報にもとづき変換し、変換した必須環境情報が環境情報に存在するか、及び変換した必須入力ファイル名が入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、実行・空実行切り替え手段が、実行・空実行情報を参照し、実行・空実行情報として実行が定義されている場合、プログラム実行手段を実行し、実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、プログラム空実行手段を実行し、プログラム実行手段が、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき入力ファイルの名称及び出力ファイルの名称を変換し、プログラムを実行して、入力ファイルにもとづき出力ファイルを生成し、プログラム空実行手段が、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき出力ファイルの名称を変換して、出力ファイルを生成するものである構成としてある。
また、本発明のバッチ処理検証方法は、プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶したバッチ処理検証装置を用いて、一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証方法であって、バッチ処理検証装置が、所定の入力情報にもとづき環境情報にプログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、入力ファイル情報にプログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認し、所定の入力情報にもとづきプログラム実行単位の実行及び空実行を切り替え、プログラム実行単位を実行して、入力ファイルを用いて出力ファイルを生成し、又は、プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成する方法としてある。
また、本発明のバッチ処理検証方法は、バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、バッチ処理検証装置が、先に実行された一又は二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、入力ファイルとして用いてプログラム実行単位を実行する方法としてある。
また、本発明のバッチ処理検証方法は、バッチ処理検証装置が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶を記憶するとともに、処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶したものであり、バッチ処理検証装置が、処理名情報にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した必須環境情報及び必須入力ファイル名を処理対象名情報にもとづき変換し、変換した必須環境情報が環境情報に存在するか、及び変換した必須入力ファイル名が入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、必須環境情報が環境情報に存在し、必須入力ファイル名が入力ファイル情報に存在した場合、実行・空実行情報を参照し、実行・空実行情報として実行が定義されている場合、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき入力ファイルの名称及び出力ファイルの名称を変換し、プログラムを実行して、入力ファイルにもとづき出力ファイルを生成し、実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、処理名情報にもとづき処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、処理対象名情報にもとづき出力ファイルの名称を変換して、出力ファイルを生成する方法としてある。
バッチ処理検証プログラムをこれらのような構成とし、バッチ処理検証方法をこれらのような方法にすれば、バッチファイルにおけるすべてのプログラム実行単位について処理条件を検証できるとともに、一連の処理を実行するバッチファイル及び実行環境を、プログラムを実際には実行せずに検証できる。また、検証に使用していたバッチファイル及び実行環境を、実行モードを切り替えることで、変更無しに実際に一連の処理の実行に使用することができる。
このため、実際にプログラムを実行したり、テスト環境を用意してバッチファイルや実行環境の正当性を確認するよりも、短TATで検証でき、検証に使用したバッチファイル及び実行環境と、実行に使用したバッチファイル及び実行環境の整合性の確認を省略することも可能となる。
本発明によれば、バッチファイルにおけるすべてのプログラム実行単位について処理条件を検証するとともに、プログラム実行単位の実行、空実行の切り替えを可能とし、設計全体のTAT短縮を実現することが可能となる。
以下、本発明に係るバッチ処理検証装置の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明のバッチ処理検証装置は、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。コンピュータのCPUは、プログラムにもとづいてコンピュータの各構成要素に指令を送り、バッチ処理検証装置の動作に必要となる所定の処理、例えば、必須環境情報・入力ファイル確認処理、実行・空実行切り替え処理、ツール群実行処理、ツール群空実行処理等を行わせる。このように、本発明のバッチ処理検証装置における各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
まず、本発明の一実施形態の構成について、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態のバッチ処理検証装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のバッチ処理検証装置は、入力情報記憶手段10,処理手段20,対応表記憶手段30,出力情報記憶手段40を有している。なお、これらの各構成要素は、それぞれ別個の装置上に設けて実現してもよい。
入力情報記憶手段10は、バッチ処理検証装置への入力情報を記憶する記憶装置であり、図1に示すように、処理対象名情報11,処理名情報12,実行・空実行情報13,入力ファイル情報14,環境情報15を備えている。入力ファイル情報14,環境情報15と後述の処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31,処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32等は、バッチファイルの処理条件を規定するものである。
処理対象名情報11は、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する。
処理名情報12は、プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する。
実行・空実行情報13は、実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する。
入力ファイル情報14は、バッチファイルにおける各ツール群実行単位のプログラム実行で使用する入力ファイルの名称を定義する。
環境情報15は、バッチファイルにおける各ツール群実行単位のプログラムを実行する実行環境の情報を定義する。
これらの入力情報は、全てのツール群実行単位について入力情報記憶手段10に記憶される。なお、ツール群とは、所定の動作を実行し、ひとまとまりとして実行される複数のプログラムからなるプログラムを意味している。
処理手段20は、バッチ処理検証装置における各種処理を実行する装置であり、図1に示すように、必須環境情報・入力ファイル確認手段21,実行・空実行切り替え手段22,ツール群実行手段23,ツール群空実行手段24を備えている。
必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、処理対象名情報と処理名情報にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表を検索して、必須環境情報と必須入力ファイルの情報を取得し、必須環境情報が環境情報15に存在するかどうかと、必須入力ファイルの名称が入力ファイル情報14に存在するかどうかを確認して、確認結果情報41を生成する。
実行・空実行切り替え手段22は、実行・空実行情報13を参照し、実行・空実行情報13として実行が定義されている場合、ツール群実行手段23を実行し、実行・空実行情報13として空実行が定義されている場合、ツール群空実行手段24を実行する。
ツール群実行手段23は、処理名情報12にもとづき処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32を検索し、得られた入力ファイル,出力ファイル,プログラムの組み合わせ情報を処理対象名情報11にもとづき変換し、当該プログラムを逐次実行して、出力ファイルを生成する。
ツール群空実行手段24は、処理名情報12にもとづき処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32を検索し、得られた出力ファイルの情報を処理対象名情報11にもとづき変換し、出力ファイルを生成する。
対応表記憶手段30は、処理名情報12にもとづき必須環境情報や入力ファイル等を特定するためのテ-ブルを記憶する記憶装置であり、図1に示すように、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31,処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32を備えている。
処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31は、処理名情報12と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルの対応関係を定義する。
処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32は、処理名情報12と、その処理のプログラム実行で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、プログラム実行後生成される出力ファイルの対応関係を定義する。
出力情報記憶手段40は、処理手段20により出力される情報を記憶する記憶装置であり、図1に示すように、確認結果情報41,出力ファイル情報42を備えている。
確認結果情報41には、必須環境情報・入力ファイル確認手段21により、ツール群を実行するのに必須となる環境、入力ファイルが用意されているかどうかが確認された結果が出力される。
出力ファイル情報42は、ツール群実行手段23により、又はツール群空実行手段24により生成される出力ファイルの名称を定義する。
次に、本実施形態のバッチ処理検証装置における処理手順について、図2を参照して説明する。同図は、本実施形態のバッチ処理検証装置における処理手順を示すフローチャートである。
バッチ処理検証装置は、処理対象であるバッチファイルに定義されているツール群実行単位ごとに以下の処理を実行する。
まず、バッチ処理検証装置は、ツール群実行単位の処理対象名情報11を入力し(ステップ10)、処理名情報12を入力する(ステップ11)。
これらの処理対象名情報11及び処理名情報12は、バッチファイルから読み込んで、入力情報記憶手段10に記憶させるようにすることができる。
また、バッチファイルにもとづき予め入力情報記憶手段10に記憶させておいた処理対象名情報11及び処理名情報12を、必須環境情報・入力ファイル確認手段21による処理の際に、バッチ処理検証装置におけるメモリに読み込むようにすることもできる。
次に、バッチ処理検証装置の必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、処理名情報12をキーとして、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31に対して検索処理を実行し、対応する必須環境情報と必須入力ファイルの名称を抽出する(ステップ12)。
そして、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、抽出した必須環境情報と必須入力ファイルの名称を、処理対象名情報11を用いて変換し(ステップ13)、変換した必須入力ファイル名をキーとして、入力ファイル情報14に対して検索処理を実行する(ステップ14)。
必須入力ファイルの名称が入力ファイル情報14に存在しなかった場合(ステップ15のYes)、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、確認結果情報41に入力ファイル不備エラーを出力して(ステップ16)、処理を終了する。
必須入力ファイルの名称が入力ファイル情報14に存在する場合(ステップ15のNo)、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、変換した必須環境情報をキーとして、環境情報15に対して検索処理を実行する(ステップ17)。これによって、実行環境内の必須環境設定の正当性が検証される。
抽出した必須環境情報の全部又は一部が環境情報15に存在しない場合、すなわち実行環境内の必須設定に不備がある場合(ステップ18のYes)、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、確認結果情報41に環境設定不備エラーを出力して(ステップ19)、処理を終了する。
抽出した必須環境情報の全部が環境情報15に存在する場合、すなわち実行環境内の必須設定に不備がない場合(ステップ18のNo)、バッチ処理検証装置は、実行・空実行情報13を入力する(ステップ20)。
この実行・空実行情報13についても、バッチファイルから読み込んで、入力情報記憶手段10に記憶させるようにすることができる。
また、バッチファイルにもとづき予め入力情報記憶手段10に記憶させておいた実行・空実行情報13を、実行・空実行切り替え手段22による処理の際に、バッチ処理検証装置におけるメモリに読み込むようにすることもできる。
バッチ処理検証装置の実行・空実行切り替え手段22は、実行・空実行情報13が空実行かどうかを確認し(ステップ21)、空実行でなければ(ステップ21のNo)、バッチ処理検証装置のツール群実行手段23を実行する。
このとき、ツール群実行手段23は、処理名情報12をキーとして、処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32に対して検索処理を実行し、対応する入力ファイル名,出力ファイル名,ツールのファイル名を抽出する(ステップ22)。そして、処理対象名情報11を用いて、入力ファイル及び出力ファイルの名称を変換する(ステップ23)。
そして、ツール群実行手段23は、当該ツール群実行単位の入力ファイルとして上記変換した入力ファイルを、出力ファイルとして上記変換した出力ファイルを設定し、実行ツール群を順次実行して、出力ファイルを生成する(ステップ24)。
一方、空実行の場合は(ステップ21のYes)、バッチ処理検証装置のツール群空実行手段24を実行する。
このとき、ツール群空実行手段24は、処理名情報12をキーとして、処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32に対して検索処理を実行し、対応する出力ファイル名を抽出する(ステップ25)。そして、処理対象名情報11を用いて、出力ファイルの名称を変換する(ステップ26)。
そして、ツール群空実行手段24は、実行ツール群を実行せずに、当該ツール群実行単位の出力ファイルとして上記変換した出力ファイル名の出力ファイルを生成する(ステップ27)。このとき、入力ファイルは使用されない。
バッチ処理検証装置は、以上説明したステップS10〜S27の処理をバッチファイルに定義されたツール群実行単位の実行順に順次実行していく。
なお、ステップ14〜ステップ16の必須入力ファイルの確認処理と、ステップ17〜ステップ19の必須環境情報の確認処理の実行順序は、入れ替えてもかまわない。
また、ステップ22,23及びステップ25,26において、処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32からの抽出・変換処理を行うのではなく、図3に示すように、環境設定不備の判定処理(ステップ38)の直後に、必須環境情報・入力ファイル確認手段21又は実行・空実行切り替え手段22などによって、ステップ22及びステップ23の抽出・変換処理を実行するようにすることもできる(ステップ38〜ステップ42)。そして、ツール群実行手段23及びツール群空実行手段24は、このように空実行の判定処理(ステップ43)の前に抽出・変換された情報を用いて、図2について上述した処理と同様に、それぞれの処理を実行することもできる(ステップ44,45)。
次に、本実施形態のバッチ処理検証装置における処理手順について、図4及び図5を参照してより具体的に説明する。図4は、本実施形態のバッチ処理検証装置におけるツール群実行手段によりバッチファイルを実際に実行する処理を説明する図である。図5は、同装置装置におけるツール群空実行手段によりツールを実際に実行せずにバッチ処理の問題を検出する処理を説明する図である。
図4は、AとBのツール群実行単位を並列実行して出力ファイルを生成した後、これらの出力ファイルをCのツール群実行単位の入力ファイルとして使用するバッチファイルを実際に実行する例を示している。
まず、バッチ処理検証装置は、AとBのツール群実行単位について、処理対象名情報11として「A」を,処理名情報12として「合成」を入力する(ステップS10及びS11)。
次に、バッチ処理検証装置の必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、処理名情報12にもとづいて、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31から必須入力ファイルの名称として、「処理対象名.v」と、「処理対象名.SCR」を抽出する(ステップ12)。
そして、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、これらの必須入力ファイルの名称を、A、Bのツール群実行単位につき処理名情報12にもとづき変換し、Aのツール群実行単位については、「A.v」と「A.SCR」を、Bのツール群実行単位については、「B.v」と「B.SCR」を取得して(ステップ13)、これらが入力ファイル情報14に存在するかどうかを検索する(ステップ14)。
図4の例では、A、Bのツール群実行単位について、ともに上記必須入力ファイルの名称が入力ファイル情報14に存在するため(ステップ15のNo)、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、次に同様にして必須環境の確認を行うが(ステップ17)、同図の例では、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31に必須環境情報が存在しない。このため、ステップ12において、必須環境情報は抽出されず、環境設定不備の判断は、不備ではないとされる(ステップ18のNo)。または、ステップ18を省略して、ステップ20に進むものとすることもできる。
次に、図4の例では、実行・空実行情報13として、実行が入力されて定義されているので(ステップ20,ステップ21のNo)、バッチ処理検証装置の実行・空実行切り替え手段22は、バッチ処理検証装置のツール群実行手段23を実行する。
ツール群実行手段23は、処理名情報12の「合成」にもとづいて、処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32から入力ファイル名として、「処理対象名.v」,「処理対象名.SCR」、出力ファイル名として、「処理対象名.NET」、ツールのファイル名として、「合成ツール」を抽出する(ステップ22)。なお、ファイルが複数存在する場合は、それぞれのファイル名(ファイル名群)が抽出され、これらを用いた複数の処理が実行されることになる。
さらに、ツール群実行手段23は、A,Bのそれぞれのツール群実行単位について、入力ファイル名及び出力ファイル名をそれぞれの処理対象名情報11の「A」,「B」にもとづき変換する(ステップ23)。
これによって、Aのツール群実行単位の入力ファイルとして「A.v」と「A.SCR」が、出力ファイルとして「A.NET」が、ツールとして「合成ツール」が使用され、Bのツール群実行単位の入力ファイルとして「B.v」と「B.SCR」が、出力ファイルとして「B.NET」が、ツールとして「合成ツール」が使用される。
そして、ツール群実行手段23は、実際にツール群(合成ツール)を実行し、出力ファイルとして、Aのツール群実行単位については、「A.NET」、Bのツール群実行単位については、「B.NET」を生成する(ステップ24)。
次に、バッチ処理検証装置は、Cのツール群実行単位に対し、A,Bのツール群実行単位における場合と同様に、ステップ10〜ステップ24の処理を実行する。
このとき、A,Bのツール群実行単位の出力ファイルは、Cのツール群実行単位の入力ファイルとして用いられる。
すなわち、図4の例では、Cの必須入力ファイル名は、処理名情報12にもとづき処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31から得られる「下位対象名.NET」を、Aのツール群実行単位に係る処理対象名情報11の「A」を用いて変換して得られる「A.NET」と、Bのツール群実行単位に係る処理対象名情報11の「B」を用いて変換して得られる「B.NET」である。
一方、Cの入力ファイル情報14は、初期の時点では何もない状態であるが、A,Bのツール群実行単位についてのステップ10〜ステップ24の処理により、A.NET及びB.NETが追加される。
そして、Cのツール群実行単位に対するステップ10〜ステップ24の処理の結果、出力ファイルとして、C.NETが生成される。
このようにしてバッチファイルにおける全てのツール群を実行することが可能である。
次に、図5を参照して、ツールを実際に実行せずにバッチファイル及び実行環境の問題を検出する処理について説明する。同図は、AとBのツール群実行単位を並列処理した後に、Cのツール群実行単位を処理する場合において、実際にツールの実行を行うことなくバッチファイル等を検証する例を示している。
まず、A,Bのツール群実行単位について、処理対象名情報11と処理名情報12を入力し、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31を用いて必須入力ファイル名を抽出する動作から、抽出した必須入力ファイル名が入力ファイル情報14に存在するかどうかを確認するまでの動作(ステップ10〜ステップ14)は、図4についての場合と同様である。
図5の例では、Aのツール群実行単位については、図4の場合と同様に、必須入力ファイルの「A.v」と「A.SCR」が入力ファイル情報14に存在するとともに、必須環境情報が処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31に存在しないことから、ステップ20に進むことになる(ステップ15のNo〜ステップ18のNo)。
一方、Bのツール群実行単位については、必須入力ファイルのうち「B.SCR」のみが入力ファイル情報14に存在し、「B.v」が入力ファイル情報14に存在しないため、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、確認結果として入力ファイル不備エラーを出力し(ステップ16)、Bのツール群実行単位についての処理を終了する。このため、Bのツール群実行単位については、出力ファイルは作成されない。
次に、Aのツール群実行単位については、Aの実行・空実行情報13は空実行であるため(ステップ21のYes)、ツール群空実行手段24は、処理名情報12にもとづき処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表32から出力ファイル名「対象名.NET」を抽出して(ステップ25)これを処理対象名情報11の「A」にもとづき変換し(ステップ26)、ツール群(CHIP生成)を実行せずに、出力ファイルとして「A.NET」を生成する(ステップ27)。
次に、Cのツール群実行単位について、ステップ10〜ステップ27の処理が実行される。このとき、Cの入力ファイル情報14は、初期の時点では何もなかった状態からA及びBのツール群実行単位についての上述の処理により、「A.NET」が追加され、「B.NET」が追加されない状態となる。
そして、図5の場合、Cのツール群実行単位の必須入力ファイルは、処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表31とA,Bの処理名情報12にもとづき「A.NET」,「B.NET」となることから、必須環境情報・入力ファイル確認手段21は、確認結果として、入力ファイルの「B.NET」が不足している旨を出力し、処理を終了する。
このように、本発明によれば、バッチファイルのツール群を実行せずに、バッチファイルや実行環境の問題を検出することが可能となる。
なお、本実施形態において、バッチファイル、入力ファイルの本体、出力ファイルの本体、ツールの本体は、バッチ処理検証装置又はバッチ処理検証装置に接続された記憶装置等に記憶することができる。また、入力ファイルの本体、及びツールの本体は、それぞれ入力ファイル名、ツールの名称にもとづき取得されて用いることができ、出力ファイルの本体は、出力ファイル名で生成されることは言うまでもない。
以上説明したように、本実施形態のバッチ処理検証装置によれば、バッチファイルにおけるすべてのプログラム実行単位について処理条件を検証できるとともに、一連の処理を実行するバッチファイル及び実行環境を、プログラムを実際には実行せずに検証できる。また、検証に使用していたバッチファイル及び実行環境を、実行モードを切り替えることで、変更無しに実際に一連の処理の実行に使用することができる。
このため、実際にプログラムを実行したり、テスト環境を用意してバッチファイルや実行環境の正当性を確認するよりも、短TATでの検証が可能となる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、ツール群として、合成及びCHIP生成を用いたが、その他のツール群を使用することも勿論可能である。
また、ツール群実行単位の処理順序を、例えばA,B,Cのツール群実行単位の出力ファイルを入力ファイルとして実行したDのツール群実行単位の出力ファイルと、Eのツール群実行単位の出力ファイルとを入力ファイルとしてFのツール群実行単位を実行するなど適宜変更することが可能である。
本発明のバッチ処理検証装置は、複数のコンピュータ資源を有する分散環境を使用する大規模LSIの設計を支援するための装置などとして好適に利用することが可能である。
本発明の一実施形態のバッチ処理検証装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のバッチ処理検証装置における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のバッチ処理検証装置における他の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のバッチ処理検証装置におけるツール群実行手段によりバッチファイルを実際に実行する処理におけるツール群実行単位を示すものである。 本発明の一実施形態のバッチ処理検証装置におけるツール群空実行手段によりツールを実際に実行せずにバッチファイルの問題を検出する処理におけるツール群実行単位を示すものである。
符号の説明
10 入力情報記憶手段
11 処理対象名情報
12 処理名情報
13 実行・空実行情報
14 入力ファイル情報
15 環境情報
20 処理手段
21 必須環境情報・入力ファイル確認手段
22 実行・空実行切り替え手段
23 ツール群実行手段
24 ツール群空実行手段
30 対応表記憶手段
31 処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表
32 処理名-入出力ファイル・実行ツール対応表
40 出力情報記憶手段
41 確認結果情報
42 出力ファイル情報

Claims (10)

  1. 一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証装置であって、
    プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶する入力情報記憶手段と、
    所定の入力情報にもとづき前記環境情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、前記入力ファイル情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認する必須環境情報・入力ファイル確認手段と、
    所定の入力情報にもとづき前記プログラム実行単位の実行及び空実行を切り替える実行・空実行切り替え手段と、
    前記プログラム実行単位を実行して、前記入力ファイルを用いて出力ファイルを生成するプログラム実行手段と、
    前記プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成するプログラム空実行手段と、を備えた
    ことを特徴とするバッチ処理検証装置。
  2. 前記バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、
    前記プログラム実行手段が、先に実行された一又は二以上の前記依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、前記入力ファイルとして用いて前記プログラム実行単位を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のバッチ処理検証装置。
  3. 処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶する対応表記憶手段を備え、
    前記入力情報記憶手段が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶し、
    前記必須環境情報・入力ファイル確認手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した前記必須環境情報及び前記必須入力ファイル名を前記処理対象名情報にもとづき変換し、変換した前記必須環境情報が前記環境情報に存在するか、及び変換した前記必須入力ファイル名が前記入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、
    前記実行・空実行切り替え手段が、前記実行・空実行情報を参照し、前記実行・空実行情報として実行が定義されている場合、プログラム実行手段を実行し、前記実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、プログラム空実行手段を実行し、
    前記プログラム実行手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記入力ファイルの名称及び前記出力ファイルの名称を変換し、前記プログラムを実行して、前記入力ファイルにもとづき前記出力ファイルを生成し、
    前記プログラム空実行手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記出力ファイルの名称を変換して、前記出力ファイルを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のバッチ処理検証装置。
  4. 前記バッチファイルにおいて、実行順序が定義された前記プログラム実行単位が、LSIの設計に係るものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバッチ処理検証装置。
  5. 一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証プログラムであって、
    コンピュータを、
    プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶する入力情報記憶手段、
    所定の入力情報にもとづき前記環境情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、前記入力ファイル情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認する必須環境情報・入力ファイル確認手段、
    所定の入力情報にもとづき前記プログラム実行単位の実行及び空実行を切り替える実行・空実行切り替え手段、
    前記プログラム実行単位を実行して、前記入力ファイルを用いて出力ファイルを生成するプログラム実行手段、
    前記プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成するプログラム空実行手段、
    として機能させるためのバッチ処理検証プログラム。
  6. 前記バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、
    前記プログラム実行手段が、先に実行された一又は二以上の前記依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、前記入力ファイルとして用いて前記プログラム実行単位を実行する
    ことを特徴とする請求項5記載のバッチ処理検証プログラム。
  7. コンピュータを、
    処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶する対応表記憶手段として機能させ、
    前記入力情報記憶手段が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶し、
    前記必須環境情報・入力ファイル確認手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した前記必須環境情報及び前記必須入力ファイル名を前記処理対象名情報にもとづき変換し、変換した前記必須環境情報が前記環境情報に存在するか、及び変換した前記必須入力ファイル名が前記入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、
    前記実行・空実行切り替え手段が、前記実行・空実行情報を参照し、前記実行・空実行情報として実行が定義されている場合、プログラム実行手段を実行し、前記実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、プログラム空実行手段を実行し、
    前記プログラム実行手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記入力ファイルの名称及び前記出力ファイルの名称を変換し、前記プログラムを実行して、前記入力ファイルにもとづき前記出力ファイルを生成し、
    前記プログラム空実行手段が、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記出力ファイルの名称を変換して、前記出力ファイルを生成するものである
    ことを特徴とする請求項5又は6記載のバッチ処理検証プログラム。
  8. プログラムの実行環境の情報を定義する環境情報,入力ファイルの名称を定義する入力ファイル情報を記憶したバッチ処理検証装置を用いて、一又は二以上のプログラム実行単位の実行順序を定義したバッチファイルの処理条件を検証するバッチ処理検証方法であって、
    前記バッチ処理検証装置が、
    所定の入力情報にもとづき前記環境情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な実行環境の情報が存在するかを検索して確認するとともに、前記入力ファイル情報に前記プログラム実行単位の実行に必要な入力ファイルの名称が存在するかを検索して確認し、
    所定の入力情報にもとづき前記プログラム実行単位の実行及び空実行を切り替え、
    前記プログラム実行単位を実行して、前記入力ファイルを用いて出力ファイルを生成し、又は、前記プログラム実行単位を実行せずに、出力ファイルを生成する
    ことを特徴とするバッチ処理検証方法。
  9. 前記バッチファイルが二以上の依存関係にあるプログラム実行単位の実行順序の情報を含むものであり、
    前記バッチ処理検証装置が、
    先に実行された一又は二以上の前記依存関係にあるプログラム実行単位の出力ファイルを、前記入力ファイルとして用いて前記プログラム実行単位を実行する
    ことを特徴とする請求項8記載のバッチ処理検証方法。
  10. 前記バッチ処理検証装置が、プログラム実行の対象となる設計分割単位の名称を定義する処理対象名情報,プログラム実行にて行われる処理の名称を定義する処理名情報,実際にプログラムを実行するか、空実行処理を行うかを定義する実行・空実行情報を記憶を記憶するとともに、処理名と、その処理のプログラム実行に必要な環境情報及び入力ファイルとの対応関係を定義する処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表,処理名と、その処理で実行されるプログラム、使用される入力ファイル、及びプログラム実行により生成される出力ファイルとの対応関係を定義する処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表を記憶したものであり、
    前記バッチ処理検証装置が、
    前記処理名情報にもとづき前記処理名-必須環境情報・入力ファイル対応表から必須環境情報及び必須入力ファイル名を抽出するとともに、抽出した前記必須環境情報及び前記必須入力ファイル名を前記処理対象名情報にもとづき変換し、変換した前記必須環境情報が前記環境情報に存在するか、及び変換した前記必須入力ファイル名が前記入力ファイル情報に存在するかを検索して確認し、確認結果を生成し、
    前記必須環境情報が前記環境情報に存在し、前記必須入力ファイル名が前記入力ファイル情報に存在した場合、前記実行・空実行情報を参照し、
    前記実行・空実行情報として実行が定義されている場合、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から使用する入力ファイルの名称,出力ファイルの名称,プログラムの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記入力ファイルの名称及び前記出力ファイルの名称を変換し、前記プログラムを実行して、前記入力ファイルにもとづき前記出力ファイルを生成し、
    前記実行・空実行情報として空実行が定義されている場合、前記処理名情報にもとづき前記処理名-入出力ファイル・実行プログラム対応表から出力ファイルの名称を抽出し、前記処理対象名情報にもとづき前記出力ファイルの名称を変換して、前記出力ファイルを生成する
    ことを特徴とする請求項8又は9記載のバッチ処理検証方法。
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