JP2006144459A - 便器洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクカバーの意匠性の向上と製造コストの低廉化とを実現可能な便器洗浄装置を提供する。
【解決手段】便器洗浄装置10は、洗浄装置本体20とタンクカバー30とを備える。洗浄装置本体20は、洗浄タンク21及び本体側コネクタ29を有し、洋風便器本体90に載置される。タンクカバー30は洗浄タンク21を隠蔽すべく洗浄装置本体20に組付され、本体側コネクタ29と接続可能な別体側コネクタ49を有する。洗浄装置本体20にタンクカバー30が組付される位置より高い位置にタンクカバー30を支持可能なように、タンクカバー30の下端34と凹部51、52、53、54とがあり、下端34と凹部51、52、53、54とで支持されたタンクカバー30は、下端34から本体側コネクタ29及び別体側コネクタ49を露出するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は便器洗浄装置に関する。
特許文献1に従来の便器洗浄装置を備えた洋風水洗式便器が開示されている。この洋風水洗式便器は洋風便器本体と便器洗浄装置とを備えており、便器洗浄装置は洗浄装置本体とタンクカバーとを備えている。
洗浄装置本体は洋風便器本体に載置されている。この洗浄装置本体は、洗浄水を貯留する洗浄タンクを有し、洗浄水をその洋風便器本体の便鉢内に吐出して便鉢を洗浄するものである。洗浄装置本体は、電源に接続される基板やモータ等を有しているとともに、本体側コネクタも有している。
また、タンクカバーは洗浄タンクを隠蔽すべく洗浄装置本体に組付されるものである。この文献に開示されたタンクカバーは、洗浄タンクの周囲の全域を上方から覆蓋できる一体型に成形されている。このタンクカバーには、暖房便座及び便蓋が揺動可能に軸支されているとともに、リモコンからの光信号を受光する遠隔操作用受光部が設けられている。暖房便座には、暖房を実現する電気ヒータと、暖房便座への着座を検知するための着座センサとが内蔵されている。このため、タンクカバーは、これら電気ヒータ、着座センサ、遠隔操作用受光部等に通電を行うため、洗浄装置本体の本体側コネクタと接続される別体側コネクタを有している。
タンクカバーの上面には内部に連通する作業口が貫設されており、この作業口には防水のためのパッキンを介して蓋部材が設けられるようになっており、蓋部材はタンクカバーにねじにより固定されるようになっている。タンクカバーの別体側コネクタはその作業口から引き出され得るように配設されており、洗浄装置本体の本体側コネクタは、タンクカバーが洗浄装置本体に組付された後にその作業口から引き出され得るように配設されている。
このような構成である従来の便器洗浄装置は、タンクカバーが洗浄装置本体に組付された後、本体側コネクタと別体側コネクタとがタンクカバーの作業口から引き出されて接続され、最後に作業口にパッキンを介して蓋部材が取り付けられることにより完成する。また、メンテナンスされた後においても同様に完成される。
こうして完成した従来の便器洗浄装置は、洋風水洗式便器の洗浄機能を発揮することに加えて、洋風便器本体と一体感を有した意匠的に優れた外観を呈することが可能となっている。
特開平11−158980号公報
しかし、上記従来の便器洗浄装置は、タンクカバーの上面に作業口が設けられていたため、タンクカバーの上面をさらに小型化することが困難であった。このため、タンクカバーの形状設計の自由度が限られ、タンクカバーの意匠性を向上させることが困難であった。
また、この便器洗浄装置は、作業口を密閉するために、パッキン、蓋部材及びねじが必要であったため、それらの分だけ製造コストが高くならざるを得なかった。
本発明の便器洗浄装置は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、タンクカバーの意匠性の向上と製造コストの低廉化とを実現可能な便器洗浄装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の便器洗浄装置は、洗浄タンク及び本体側コネクタを有し、洋風便器本体に載置される洗浄装置本体と、
該洗浄タンクを隠蔽すべく該洗浄装置本体に組付され、該本体側コネクタと接続可能な別体側コネクタを有するタンクカバーとを備えた便器洗浄装置において、
前記洗浄装置本体及び前記タンクカバーの少なくとも一方は、該洗浄装置本体に該タンクカバーが組付される位置より高い位置に該タンクカバーを支持可能な仮置き手段を有し、
該仮置き手段で支持された該タンクカバーは、下端から前記本体側コネクタ及び前記別体側コネクタを露出するように構成されていることを特徴とする。
このような構成である本発明の便器洗浄装置は、下記の手順により、洗浄装置本体にタンクカバーが組み付けられる。
まず、作業者がタンクカバーを保持し、洗浄タンクを覆蓋するようにタンクカバーを下降させる。そして、洗浄装置本体にタンクカバーが組付される位置より高い位置にタンクカバーを支持可能な仮置き手段により、タンクカバーを支持させる。
この際、仮置き手段で支持されたタンクカバーは、下端から本体側コネクタ及び別体側コネクタを露出するように構成されているので、作業者は、タンクカバーの下方において、本体側コネクタと別体側コネクタとを接続することができる。
この後、作業者は、仮置き手段によるタンクカバーの支持を解除して、タンクカバーを再度保持し、洗浄装置本体に組付する。こうしてタンクカバーの組み付けが完了する。
このようにして完成した本発明の便器洗浄装置は、洋風水洗式便器の洗浄機能を発揮することに加えて、洋風便器本体と一体感を有した意匠的に優れた外観を呈することができる。
ここで、本発明の便器洗浄装置は、タンクカバーの下方で本体側コネクタと別体側コネクタとを接続することができるので、タンクカバーの上面に本体側コネクタと別体側コネクタとを接続するための従来のような作業口が設けられる必要がない。このため、タンクカバーの上面をさらに小型化することが可能となり、タンクカバーの形状設計の自由度が増すこととなる。
また、本発明の便器洗浄装置は、従来のような作業口を密閉するためのパッキン、蓋部材及びねじも不要となるため、それらの分だけ製造コストを低廉化することができる。
したがって、本発明の便器洗浄装置は、タンクカバーの意匠性の向上と製造コストの低廉化とを実現することができる。
タンクカバーは、洗浄タンクを隠蔽すべく洗浄装置本体に組付されるものであれば、どのようなものでもよい。特に、タンクカバーが洗浄タンクの周囲の全域を上方から覆蓋できる一体型に成形されているものである場合には、本発明の効果を顕著に享受することとなる。
仮置き手段としては、洗浄装置本体にタンクカバーが組付される位置より高い位置にタンクカバーを支持可能であることと、仮置き手段で支持されたタンクカバーが下端から本体側コネクタ及び別体側コネクタを露出するように構成されていることとを満たすものであれば、どのような構成であっても構わない。例えば、仮置き手段は、洗浄装置本体又はタンクカバーのどちらか一方に設けられてもよく、洗浄装置本体及びタンクカバーの双方に設けられてもよい。また、仮置き手段として、洗浄装置本体を構成する筐体や部品等の一部を利用することができる。具体的には、垂直軸を中心にタンクカバーを所定の角度に回転させた上で、洗浄装置本体の外郭よりも内側にある隔壁や部品等の高い領域の一部を利用した仮置き手段により、タンクカバーの下端を支持させることができる。この場合には、仮置き手段は、既存の筐体や部品等の形状変更等の簡易な変更で対応可能である。
また、仮置き手段として、洗浄装置本体の側面に出没可能な突起、ピン等を設けて、タンクカバーを支持させるものや、タンクカバーの下端に伸縮可能な支持脚を設けるもの等を採用することもできる。
本発明の便器洗浄装置において、前記仮置き手段は、前記タンクカバーの水平方向のずれを防止可能に構成され得る。この場合、タンクカバーの下端が仮置き手段から外れて、タンクカバーが落下することを防止できる。このため、作業者は、タンクカバーの下方において、本体側コネクタと別体側コネクタとを接続する作業をより安全に実施することができる。
洗浄装置本体が垂直に延びる隔壁を有する場合、仮置き手段の少なくとも一部は、該隔壁の上面に形成され、両側に突起を有して前記タンクカバーの下端を嵌合する凹部とされ得る。この場合、仮置き手段の少なくとも一部は、洗浄装置本体の隔壁の一部の簡易な形状変更によって形成されたものとされる。このため、この便器洗浄装置は、仮置き手段として新たな部材を製造し、設置する必要が無く、製造コストの現状維持が可能となる。
また、洗浄装置本体が脱臭ユニットを有する場合、仮置き手段の少なくとも一部は、該脱臭ユニットの上面に形成され、両側に突起を有して前記タンクカバーの下端を嵌合する凹部とされ得る。この場合、仮置き手段の少なくとも一部は、脱臭ユニットの上面の簡易な形状変更によって形成されたものとされる。このため、この便器洗浄装置は、仮置き手段として新たな部材を製造し、設置する必要が無く、製造コストの現状維持が可能となる。
本発明の便器洗浄装置において、前記洗浄装置本体は前記本体側コネクタを保持し得る。この場合、タンクカバーの下方において、本体側コネクタと別体側コネクタとを接続する際に、作業者は、本体側コネクタを保持する必要がない。このため、作業者は、タンクカバーの下方において本体側コネクタと別体側コネクタとを接続する作業を一層容易に実施することができる。
洗浄装置本体に本体側コネクタを保持させる方法としては、どのようなものでも構わないが、例えば、既存の筐体や部品等の一部にコネクタを嵌め込む穴を設ける等の簡易な形状変更等で対応可能である。
本発明の便器洗浄装置において、前記タンクカバーは暖房便座を揺動可能に軸支し得る。この場合、タンクカバーは、暖房便座に内蔵される電気ヒータを有するとともに、暖房便座の重量が加わって重くなる。このため、本発明の便器洗浄装置の効果をより一層享受することとなる。
以下、本発明を具体化した実施例1を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例1の便器洗浄装置10は洋風便器本体90とともに洋風水洗式便器1を構成している。この便器洗浄装置10は洗浄装置本体20とタンクカバー30とを備えている。
洗浄装置本体20は洋風便器本体90に載置されている。この洗浄装置本体20は、図2及び図3に示すように、洗浄水を貯留する洗浄タンク21を有し、洗浄水をその洋風便器本体90の便鉢91内に吐出して便鉢91を洗浄できるようになっている。
また、洗浄装置本体20の後方には、洗浄タンク21の下端を覆うように囲み、垂直に延びる隔壁22が設けられている。また、洗浄装置本体20の前方には、使用者の局部を洗浄するための局部洗浄ノズル23、脱臭剤を収納して洋風水洗式便器1廻りの脱臭を行なう脱臭ユニット24等が設置されている。洗浄タンク21の前面には、局部洗浄ノズル23や脱臭ユニット24等と接続され、電源に接続される図示しない基板が設けられている。そして、洗浄装置本体20は、この基板に接続コード29aによって繋がる本体側コネクタ29を有している。この本体側コネクタ29は、隔壁22の一部に一体に形成されたブラケット27に嵌め込まれるようにして保持されている。
タンクカバー30は、洗浄タンク21を上方から隠蔽すべく洗浄装置本体20に組付されるものであり、洗浄タンク21の周囲の全域を上方から覆蓋できる一体型に成形されている。タンクカバー30の上面35には手洗鉢48が載置されており、手洗鉢48には水を吐出可能な吐水口47が設けられている。手洗鉢48の図示しない排水口はタンクカバー30の上面35に形成された開口36と連通しており、開口36を経た水が洗浄タンク21に供給されるようになっている。タンクカバー30の上面35は、洗浄タンク21を覆蓋できる限界で小型化されている。他方、タンクカバー30の下方には底面がなく、タンクカバー30の下端34が洗浄装置本体20の外郭25に当接することができるように構成されている。
このタンクカバー30の前面下端には暖房便座41及び便蓋42が揺動可能に軸支され、タンクカバー30の前面上端には図示しないリモコンからの光信号を受光する遠隔操作用受光部43が設けられている。暖房便座41には、暖房を実現する図示しない電気ヒータと、暖房便座41への着座を検知するための図示しない着座センサとが内蔵されている。このため、タンクカバー30は、これら電気ヒータ、着座センサ、遠隔操作用受光部43等に通電を行うため、洗浄装置本体20の本体側コネクタ29と接続されるべき別体側コネクタ49を有している。別体側コネクタ49は、タンクカバー30の下端34から引き出し得るように充分に長くされた接続コード49aの先端に設けられている。なお、タンクカバー30は、上記以外に使用状態の表示部や便器自動洗浄用の人感知センサ等を備え得る。また、暖房便座41及び便蓋42は、上記以外に自動開閉機構や位置検出センサーを備え得る。
図4及び図5に示すように、洗浄装置本体20の隔壁22の一方の側面の上端には、両側に突起51a、51bを有する凹部51が形成されている。また、隔壁22の他方の側面の上端には、両側に突起53a、53bを有する凹部53が形成されている。さらに、隔壁22の後面の上端には、両側に突起52a、52bを有する凹部52が形成されている。また、脱臭ユニット24の上面には、両側に突起54a、54bを有する凹部54が上方に突き出すように一体に形成されている。
凹部51、52、53、54は、洗浄装置本体20の底面から約8cmの高さにそろえられているともに、洗浄装置本体20の外郭25よりも内側に設けられている。特に、凹部51、52、53、54は、タンクカバー30を垂直軸を中心に洗浄タンク21に干渉しない程度で所定の角度に回転させた場合、そのタンクカバー30の下端34を支持することができる場所に配置されている。
こうして、タンクカバー30の下端34と凹部51、52、53、54とは、洗浄装置本体20にタンクカバー30が組付される位置より高い位置にタンクカバー30を支持可能な仮置き手段を構成している。すなわち、凹部51、52、53、54は、下端34から本体側コネクタ29及び別体側コネクタ49を露出する高さにおいて、タンクカバー30の下端34と支持可能になっている。また、下端34と凹部51、52、53、54とは、突起51a、51b、52a、52b、53a、53b、54a、54bにより、タンクカバー30の水平方向のずれを防止可能になっている。つまり、凹部51、52、53、54は、タンクカバー30の下端34と嵌合するように構成されている。
このような構成である実施例1の便器洗浄装置10は、図3及び図5に示すように、工場内において下記の手順が行われて洗浄装置本体20にタンクカバー30が組み付けられ、完成する。
まず、作業者がタンクカバー30を保持し、図3に示すように、洗浄タンク21を覆蓋するようにタンクカバー30を上方から下降させる。そして、図5(a)に示すように、作業者は、垂直軸を中心として、洗浄タンク21に干渉しない程度の所定の角度にタンクカバー30を回転させ、そのタンクカバー30の下端34を凹部51、52、53、54に嵌合させる。この結果、タンクカバー30は、図5(b)に示すように、下端34と凹部51、52、53、54とによって、洗浄装置本体20にタンクカバー30が組付される位置より高い位置に支持される。
この際、下端34と凹部51、52、53、54とで支持されたタンクカバー30は、下端34から本体側コネクタ29及び別体側コネクタ49を露出させているので、作業者は、そのタンクカバー30の下方において、別体側コネクタ49に本体側コネクタ29を容易に接続することができる。このため、この便器洗浄装置10は、タンクカバー30の上面35に本体側コネクタ29と別体側コネクタ49とを接続するための従来のような作業口が設けられる必要がない。このため、タンクカバー30の上面35をさらに小型化することが可能となっており、タンクカバー30の形状設計の自由度が増しているのである。
特に、この便器洗浄装置10では、洗浄装置本体10が本体側コネクタ29をブラケット27により保持しているため、タンクカバー30の下方において、本体側コネクタ29と別体側コネクタ49とを接続する際に、作業者は、別体側コネクタ49を片手で保持するだけでよく、本体側コネクタ29を保持する必要がない。このため、作業者は、タンクカバー30の下方において本体側コネクタ29と別体側コネクタ49とを接続する作業を一層容易に実施することができる。
この間、この便器洗浄装置10において、下端34及び凹部51、52、53、54は、タンクカバー30の水平方向のずれを防止する突起51a、51b、52a、52b、53a、53b、54a、54bを有しているので、タンクカバー30の下端34が凹部51、52、53、54から外れて、タンクカバー30が落下することを防止できる。このため、作業者は、タンクカバー30の下方において、本体側コネクタ29と別体側コネクタ49とを接続する作業をより安全に実施することができる。
この後、作業者は、下端34と凹部51、52、53、54とによるタンクカバー30の支持を解除して、タンクカバー30を再度保持し、垂直軸を中心にタンクカバー30を回転させて本来の姿勢に戻した後、洗浄装置本体20に組付する。こうしてタンクカバー30の組み付けが完了する。
このようにして、タンクカバー30が組み付けられた実施例1の便器洗浄装置10は、図1及び図2に示すように、洋風便器本体90に載置され、さらにタンクカバー30の上面35に手洗鉢48が載置されることにより、洋風水洗式便器1を構成する。また、洋風水洗式便器1のメンテナンスを行った後においても、洗浄装置本体20へのタンクカバー30の組み付けを同様に完了することができる。
特に、この便器洗浄装置10において、タンクカバー30は暖房便座41を揺動可能に軸支しているため、タンクカバー30は、暖房便座41に内蔵される図示しない電気ヒータを有するとともに、暖房便座41の重量が加わって重くなっている。このため、この便器洗浄装置10の効果をより一層享受することとなっている。
こうして、実施例1の便器洗浄装置10は、洋風水洗式便器1の洗浄機能を発揮する。それに加えて、実施例1の便器洗浄装置10は、洋風便器本体90と一体感を有した意匠的に優れた外観を呈する。
また、この便器洗浄装置10は、従来のような作業口を密閉するためのパッキン、蓋部材及びねじも不要となっているため、それらの分だけ製造コストを低廉化することができているのである。
したがって、実施例1の便器洗浄装置10は、タンクカバー30の意匠性の向上と製造コストの低廉化とを実現することができている。
また、この便器洗浄装置10において、仮置き手段は、洗浄装置本体の隔壁の上面及び脱臭ユニットの上面の簡易な形状変更により形成されているので、製造コストを現状維持することができている。
以上において、本発明を実施例1に即して説明したが、本発明は上記実施例1に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は便器洗浄装置に利用可能である。
実施例1の便器洗浄装置を備えた洋風水洗式便器の概略斜視図である。 実施例1の便器洗浄装置を備えた洋風水洗式便器の組み付け前の状態を示す概略斜視図である。 実施例1の便器洗浄装置を備えた洋風水洗式便器に係り、タンクカバーを洗浄装置本体に組み付ける過程を示す概略斜視図である。 実施例1の便器洗浄装置に係り、洗浄装置本体を示す概略斜視図である。 実施例1の便器洗浄装置を備えた洋風水洗式便器に係り、(a)は、タンクカバーを洗浄装置本体に組み付ける過程を示す概略上面図であり、(b)は、タンクカバーを洗浄装置本体に組み付ける過程を示す概略側面図である。
符号の説明
10…便器洗浄装置
20…洗浄装置本体
21…洗浄タンク
30…タンクカバー
29…本体側コネクタ
41…暖房便座
49…別体側コネクタ
34、51、52、53、54…仮置き手段(34…タンクカバーの下端、51、52、53、54…凹部)
51a、51b、52a、52b、53a、53b、54a、54b…突起
90…洋風便器本体

Claims (6)

  1. 洗浄タンク及び本体側コネクタを有し、洋風便器本体に載置される洗浄装置本体と、
    該洗浄タンクを隠蔽すべく該洗浄装置本体に組付され、該本体側コネクタと接続可能な別体側コネクタを有するタンクカバーとを備えた便器洗浄装置において、
    前記洗浄装置本体及び前記タンクカバーの少なくとも一方は、該洗浄装置本体に該タンクカバーが組付される位置より高い位置に該タンクカバーを支持可能な仮置き手段を有し、
    該仮置き手段で支持された該タンクカバーは、下端から前記本体側コネクタ及び前記別体側コネクタを露出するように構成されていることを特徴とする便器洗浄装置。
  2. 前記仮置き手段は、前記タンクカバーの水平方向のずれを防止可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の便器洗浄装置。
  3. 前記洗浄装置本体は垂直に延びる隔壁を有し、前記仮置き手段の少なくとも一部は、該隔壁の上面に形成され、両側に突起を有して前記タンクカバーの下端を嵌合する凹部であることを特徴とする請求項2記載の便器洗浄装置。
  4. 前記洗浄装置本体は脱臭ユニットを有し、前記仮置き手段の少なくとも一部は、該脱臭ユニットの上面に形成され、両側に突起を有して前記タンクカバーの下端を嵌合する凹部であることを特徴とする請求項2又は3記載の便器洗浄装置。
  5. 前記洗浄装置本体は前記本体側コネクタを保持していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の便器洗浄装置。
  6. 前記タンクカバーは暖房便座を揺動可能に軸支していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の便器洗浄装置。
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JP2010196368A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Inax Corp 便器
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