JP2006144060A - 電解メッキ装置および電解メッキ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被処理基板内の半導体チップを無駄にすることなく、被処理基板の面内において均一なメッキ層を形成することができる電解メッキ装置および電解メッキ方法を提供する。
【解決手段】電解メッキ装置は、被処理基板10の被メッキ面を浸すメッキ液5を収容する収容槽6と、被処理基板10に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに接触するカソード電極4aを備える給電手段4と、カソード電極4aとの間で電圧が印加されるアノード電極7とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】電解メッキ装置は、被処理基板10の被メッキ面を浸すメッキ液5を収容する収容槽6と、被処理基板10に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに接触するカソード電極4aを備える給電手段4と、カソード電極4aとの間で電圧が印加されるアノード電極7とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電解メッキ装置および電解メッキ方法に関し、例えば、半導体装置の配線形成に使用される電解メッキ装置および電解メッキ方法に関する。
半導体素子(半導体チップ)の製造工程では、近年、配線として銅層が使用されつつある。例えば銅層からなる配線層の形成では、層間絶縁膜に配線を埋め込むための配線溝を形成しておき、この溝内にTaNとTaの積層膜からなるバリアメタルを成膜した後に、銅層を形成して、配線溝以外の部位に堆積した不要な銅層およびバリアメタルをCMP(Chemical Mechanical Polishing)により除去する手法が採用されている。上記の銅層は、一般に、電解メッキにより形成される。
図10(a)は、従来の電解メッキ装置によるメッキ方法を説明するための図である。
例えば、図10(a)に示す電解メッキ装置では、メッキ液104に対してウェハ(被処理基板)100の被処理面を下向きに水平に保持し、この状態でウェハ100をメッキ液104に浸漬し、アノード電極105とウェハ100との間に所定の電圧Vを印加して、ウェハ100の被処理面上にメッキ層を形成する。
メッキ層として銅層を形成する場合には、下地層として例えばTaとTaNの積層膜からなるバリアメタル101がウェハ100に形成されている。また、電解メッキでは、ウェハ100の被処理面に電流を流す必要があることから、低抵抗な銅からなるシード層102がバリアメタル101上に形成されている。シード層102は、例えば無電解メッキにより形成される。
上記の図10(a)に示す電解メッキ装置では、ウェハ100の外周部にカソード電極106を接触させて、カソード電極106を介してウェハ100の被処理面に形成されたシード層102をカソードとして機能させている。ウェハ100の外周部から給電する方式は、装置機構がシンプルであるという利点を備えており、また、従来、シード層102の抵抗が十分に低かったためウェハ100の外周部から給電することで十分に均一な膜厚のメッキ層が形成できていた。
ところで、近年、半導体チップに形成されるパターンの微細化に伴い、配線溝への良好な埋め込み性を確保するため、シード層102は薄膜化する傾向にある。そのため、今まで無視できていたシード層102の抵抗が無視できなくなってきた。
この結果、図10(a)に示した電解メッキ方法では、カソード電極106から離れるに従ってシード層102の抵抗が大きくなることから、ウェハ100の外周付近に電流が集中し、図10(b)に示すように、ウェハ100の中心付近ではメッキ層103が薄く、ウェハ100の外周側に近づくほどメッキ層103が厚く形成される現象が顕在化しつつある。また、将来的に、バリアメタル101上に直接メッキ層103を形成することも考えられ、この場合にはシード層102よりもバリアメタル101の抵抗はさらに大きいことから、上記の現象はさらに顕著となる。
上記の問題を解決するため、図11に示すように、従来1つであったアノード電極を複数のアノード電極105−1,105−2,105−3に分割し、各アノード電極105−1,105−2,105−3に印加する電圧V1,V2,V3を調整することにより、シード層102の面内に流れる電流を均一にしてメッキする方法が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、上記の方法では、メッキ層の膜厚の面内均一性を維持するために、メッキ膜厚が増加するにつれ、各アノード電極105−1,105−2,105−3に印加する電圧V1,V2,V3を時間ごとに調整する必要があり、その制御が困難であるという問題がある。また、シード層102の膜厚はウェハ毎にばらつきがあることから、各アノード電極105−1,105−2,105−3に印加する電圧をウェハ毎に変える必要があるという問題がある。
他の従来例として、ウェハの中央部に穴を開けてウェハ裏面(被メッキ面の反対側の面)からカソード電極を接触させる方法と、ウェハに穴を開けずにウェハの被メッキ面の中央にカソード電極を接触させる方法が開示されている(特許文献3参照)。
特開2003−27291号公報
特表2003−535974公報
特開2001−316885公報
しかしながら、ウェハの中央部に穴を開ける方法については、ウェハの中央に穴を開けることは困難であること、ウェハに穴を開けると他の工程での処理の変更も生じること、穴を開けた部分からは半導体チップを取れないこと、ウェハが大口径化した場合にウェハ中央部だけでは膜厚均一性が確保できない恐れがあること、という種々の問題がある。
ウェハの表面の中央のみに電極を接触させる方法については、電極を接触させた部分からは半導体チップが取れないこと、ウェハが大口径化した場合にウェハ中央部だけでは膜厚均一性が確保できない恐れがあること、という問題がある。
いずれにしても電解メッキ処理において、ウェハ内にある半導体チップを無駄にすることなく、ウェハ面内におけるメッキ層の膜厚均一性を向上させることが要求されている。また、ウェハが大口径化した場合においても膜厚均一性を確保できることが好ましい。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被処理基板内の単位素子を無駄にすることなく、被処理基板の面内において均一なメッキ層を形成することができる電解メッキ装置および電解メッキ方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の電解メッキ装置は、被処理基板の被メッキ面を浸すメッキ液を収容する収容槽と、前記被処理基板に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに接触する第1電極を備える第1給電手段と、前記第1電極との間で電圧が印加される第2電極とを有する。
上記の本発明の電解メッキ装置では、被処理基板の被メッキ面をメッキ液に接触させ、かつ、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させた状態で、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する。第1電極がカソード電極、第2電極がアノード電極となるように電圧を印加する。第1電極は、被処理基板に接触していることから、被処理基板はカソードとして機能し、被処理基板上で金属イオンの還元反応が進行し、メッキ層が形成される。
上記の電解メッキ処理において、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させることにより、全ての単位素子の領域に略均一な電流を流すことが可能となる。均一な電流分布は、形成されるメッキ層の膜厚均一性に影響する。
上記の電解メッキ処理において、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させることにより、全ての単位素子の領域に略均一な電流を流すことが可能となる。均一な電流分布は、形成されるメッキ層の膜厚均一性に影響する。
上記の目的を達成するため、本発明の電解メッキ方法は、前記被処理基板に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに第1電極を接触させ、前記被処理基板の被メッキ面と第2電極との間にメッキ液を介在させた状態で、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することによりメッキ処理を施すものである。
上記の本発明の電解メッキ方法では、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させ、被処理基板の被メッキ面と第2電極との間にメッキ液を介在させた状態で、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する。第1電極がカソード電極、第2電極がアノード電極となるように電圧を印加する。第1電極は、被処理基板に接触していることから、被処理基板はカソードとして機能し、被処理基板上で金属イオンの還元反応が進行し、メッキ層が形成される。
上記の電解メッキ処理において、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させることにより、全ての単位素子の領域に略均一な電流を流すことが可能となる。均一な電流分布は、形成されるメッキ層の膜厚均一性に影響する。
上記の電解メッキ処理において、被処理基板のスクライブラインに第1電極を接触させることにより、全ての単位素子の領域に略均一な電流を流すことが可能となる。均一な電流分布は、形成されるメッキ層の膜厚均一性に影響する。
本発明によれば、被処理基板内の単位素子を無駄にすることなく、被処理基板の面内において均一なメッキ層を形成することができる。
以下に、本発明の電解メッキ装置および電解メッキ方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電解メッキ装置の概略構成を示す図である。なお、図1では、装置構成の左半分のみを図解している。
本実施形態に係る電解メッキ装置は、ウェハ(被処理基板)10の裏面(被メッキ面の裏面)を保持する保持手段2と、ウェハ10の外周部を支持する支持手段3と、ウェハ10に給電する給電手段4と、メッキ液5を収容する収容槽6と、収容槽6内に設置されたアノード電極7とを有する。
ウェハ10には、バリアメタル11が形成されており、バリアメタル11上にはシード層12が形成されている。ウェハ10に銅層をメッキする場合には、バリアメタル11は例えばTaとTaNの積層膜からなり、シード層12は低抵抗な銅層からなる。シード層12は、例えば無電解メッキにより形成される。ただし、これらに限定はなく、下地に導電層が形成されていれば、電解メッキが可能である。
保持手段2は、例えばウェハ10の裏面の中央部を真空吸着する。保持手段2は、ウェハ10の昇降動作および回転軸を中心とした回転動作を行う。保持手段2は、支持手段3および給電手段4との連結および取り外しが可能となっている。したがって、メッキ処理時には、保持手段2は、ウェハ10とともに、支持手段3、給電手段4を昇降動作および回転動作させる。
支持手段3は、ウェハ10の被メッキ面の外周部を下側から支持する。後述するように、ウェハ10の外周部からも給電する場合には、ウェハ10の外周部と接触する部位に、カソード電極が設けられていてもよい。この場合には、支持手段3も本発明の給電手段となる。
給電手段4は、ウェハ10のスクライブラインに接触するカソード電極(第1電極)4aと、ウェハ10と接触する部分以外のカソード電極4aの周りを被覆する絶縁層4bとを有する。本実施形態では、後述するようにウェハ10への給電箇所としてスクライブラインを利用する。
メッキ液5は、銅の電解メッキを行う場合には、例えば硫酸銅浴を採用する。硫酸銅浴は、例えば硫酸銅、硫酸、塩素イオン、金属銅、適当な添加剤を含むが、液の組成に限定はない。また、銅以外の電解メッキを行う場合には、それに適した組成のメッキ液を用意すればよい。
収容槽6は、メッキ液5を収容し、必要に応じて温度制御手段、攪拌手段、ろ過手段を備える。ろ過手段により、メッキ液5内の浮遊固形分が除去され、温度制御手段および攪拌手段によりメッキ液5の温度や液組成の調節が行われる。
アノード電極(第2電極)7は、例えば、ウェハ10の被メッキ面に対向した平板状の電極である。アノード電極7と、給電手段4のカソード電極4aは、図示しない電源に接続されている。
図2は、カソード電極4aによるウェハ10への給電箇所を説明するための図である。
本実施形態では、ウェハ10に含まれる複数の半導体チップ(単位素子)1を区画するスクライブライン13を給電箇所として利用する。スクライブライン13に点状あるいは線状に接触するように、カソード電極4aは点状あるいは線状に加工されている。最も外側にある半導体チップ1については、隣接する半導体チップ1がない外側の辺もスクライブライン13となる(図中、斜線で示す)。スクライブライン13とは、最終工程において個々の半導体チップ1に分割するために使用される幅をもった切断線である。
カソード電極4aが接触する給電箇所にはメッキ層はほとんど成長しないため、給電箇所を半導体チップ1外のスクライブライン13内に設定することによって、半導体チップ1を無駄にすることはない。
カソード電極4aがスクライブライン13から外れて半導体チップ1と接触しないようにするため、スクライブライン13の幅は、300μm以上500μm以下が好ましい。例えば、カソード電極4aの直径を100μm、合わせ精度を100〜200μm、ズレマージンを100〜200μmとすると、カソード電極4aをスクライブライン13内に確実に接触させるためには、300μmは必要であるからである。また、500μm以下としたのは、必要以上にスクライブライン13の幅が広いと、ウェハ10から作製される半導体チップ1の個数が少なくなってしまうからである。
スクライブライン13に加えて、ウェハ10のウェハ外周部14を給電箇所として利用してもよい。ウェハ外周部14は、例えば、ウェハ10の端部と、当該端部から10mm内側の位置との間の領域である。
図3は、電解メッキ処理を説明するための図である。
保持手段2によりウェハ10を下降させて、ウェハ10の被メッキ面をメッキ液5に接触させる。このとき、ウェハ10の被メッキ面に付着した空気の泡を除去するため、ウェハ10をメッキ液5に接触させた状態で、保持手段2によりウェハ10を回転させることにより、ウェハ10の表面の泡抜きを行う。
泡抜きを行った後、必要に応じて保持手段2によりウェハ10を回転させた状態で、カソード電極4aとアノード電極7との間に電圧Vを印加してメッキを開始する。カソード電極4aがシード層12に接触していることにより、シード層12はカソードとして機能し、シード層12上で銅イオンの還元反応が進行し、シード層12上に銅が析出する。これにより、シード層12上に銅からなるメッキ層が形成される。
上記の電解メッキ処理において、ウェハ10のスクライブラインにカソード電極4aを複数の箇所で接触させることにより、全ての半導体チップ1の領域に略均一な電流(図中、矢印で示す)が流れる。ウェハ10の面内での電流分布を均一にできることから、ウェハ10の面内に形成されるメッキ層の面内均一性を向上させることができる。
また、スクライブライン13を利用してウェハ10の面内に複数の給電箇所を設けることにより、下地であるシード層12が比較的高抵抗であっても、ウェハ10の面内での電流分布を均一にすることができ、メッキ層の面内均一性を維持することができる。なお、下地導電層として比較的高抵抗な導電層であってもメッキが可能となることから、シード層12を形成せずにバリアメタル11を用いる場合にも対応できる。
ここで、ウェハ10と接触する部分以外のカソード電極4aは絶縁層4bで覆われていることから、カソード電極4aを介してシード層12をカソードとして機能させて、ウェハ10とアノード電極7との間に電流を流すことができる。絶縁層4bが存在しない場合には、ウェハ10とアノード電極7との間に例えばメッシュ状の導電体が存在することとなり、この導電体の遮蔽効果によりウェハ10に有効な電流が流れないからである。
上記の給電箇所の数と配置は、カソード電極4aからの距離が最も離れた被メッキ場所にも均一にメッキ層が付着するように配置することが望ましく、カソード電極4aの数と配置は、シード層12の抵抗、半導体チップ1のレイアウト、半導体チップ1のサイズに応じて、適宜設定するようにする。
以下に、カソード電極4aによる給電箇所の一例を示す。なお、以下の給電箇所の説明は、当該給電箇所に対応してカソード電極4aを配置することを意味する。
図4(a)は、スクライブライン13の交点全てに給電箇所Pを設置する例である。図4(a)に示すように給電箇所Pを設置すれば、全ての半導体チップ1に均一に給電可能であり、下地の導電層(シード層12)が高抵抗であっても、メッキ層の膜厚均一性を維持できる。
図4(b)は、ウェハ外周部14を給電箇所Pとし、さらに、スクライブライン13の交点の一部分に給電箇所Pを設置する例である。図4(b)に示すように給電箇所Pを設置することにより、従来のウェハ外周給電のみに比べて比較的均一に給電可能であり、下地の導電層(シード層12)が高抵抗であっても、メッキ層の膜厚均一性を維持できる。
同様に、図5(a)に示すように、ウェハ10の中心に位置するスクライブライン13の交点を給電箇所Pとし、中心と外周との間に位置するスクライブライン13の交点を給電箇所Pとしてもよい。また、図5(b)に示すように、中心付近の給電箇所Pを多数設けてもよい。
また、図6(a)に示すように、ウェハ10の中心とウェハ10の外周との間に位置するスクライブライン13の交点のみを給電箇所Pとしてもよい。さらに、スクライブライン13の交点を給電箇所Pとするのではなく、図6(b)に示すように、スクライブライン13上の交点以外の箇所を給電箇所Pとしてもよい。
さらに、給電箇所Pを点状とするのではなく、線状としてもよい。例えば、図7(a)に示すように、スクライブライン13の全てを給電箇所Pとして、スクライブライン13とカソード電極4aを線状に接触させてもよい。また、図7(b)に示すように、中心と外周の中間付近のスクライブライン13を利用して、線状の給電箇所Pを設定してもよい。
また、図8(a)に示すように、内側と外側のそれぞれを囲むような線状の給電箇所Pを設定してもよい。さらに、図8(b)に示すように、点状および線状の給電箇所Pを組み合わせてもよい。
上記の例では、全てのスクライブラインは均一な幅をもつ例について説明した。しかしながら、ウェハ10から分割される半導体チップ1の個数を増やすため、図9に示すように、給電箇所Pが設定されるスクライブライン13の幅W2を、他のスクライブライン13の幅W1に比べて大きくしてもよい。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
例えば、絶縁層4bにより、アノード電極7からカソードとなるシード層12へ向かう電気力線が遮蔽され、均一なめっきが妨げられる場合には、種々の改良を施してもよい。例えば、絶縁層4bとシード層12の間に多孔質セラミックスの抵抗体を挟んだり、カソード電極4aを長くすることにより、上記の問題は解決される。
また、例えば、銅以外の金属材料の電解メッキにも適用可能である。また、下地に導電層が存在すれば、バリアメタル11およびシード層12はなくてもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、絶縁層4bにより、アノード電極7からカソードとなるシード層12へ向かう電気力線が遮蔽され、均一なめっきが妨げられる場合には、種々の改良を施してもよい。例えば、絶縁層4bとシード層12の間に多孔質セラミックスの抵抗体を挟んだり、カソード電極4aを長くすることにより、上記の問題は解決される。
また、例えば、銅以外の金属材料の電解メッキにも適用可能である。また、下地に導電層が存在すれば、バリアメタル11およびシード層12はなくてもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
1…半導体チップ、2…保持手段、3…支持手段、4…給電手段、4a…カソード電極、4b…絶縁層、5…メッキ液、6…収容槽、7…アノード電極、10…ウェハ、11…バリアメタル、12…シード層、13…スクライブライン、14…ウェハ外周部、100…ウェハ、101…バリアメタル、102…シード層、103…メッキ層、104…メッキ液、105…アノード電極、106…カソード電極、P…給電箇所
Claims (8)
- 被処理基板の被メッキ面を浸すメッキ液を収容する収容槽と、
前記被処理基板に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに接触する第1電極を備える第1給電手段と、
前記第1電極との間で電圧が印加される第2電極と
を有する電解メッキ装置。 - 前記第1電極は、前記スクライブラインに接触する部分を除いて絶縁層により被覆された
請求項1記載の電解メッキ装置。 - 前記第1電極は、前記スクライブラインに対応する位置に点状あるいは線状に配置された
請求項1記載の電解メッキ装置。 - 前記第1電極は、前記スクライブラインと、前記被処理基板の外周部に接触する位置に配置された
請求項1記載の電解メッキ装置。 - 被処理基板に含まれる複数の単位素子を区画するスクライブラインに第1電極を接触させ、前記被処理基板の被メッキ面と第2電極との間にメッキ液を介在させた状態で、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することによりメッキ処理を施す
電解メッキ方法。 - 前記スクライブラインに対応する位置に点状あるいは線状に配置された複数の前記第1電極を接触させる
請求項5記載の電解メッキ方法。 - 前記スクライブラインと、前記被処理基板の外周部に前記第1電極を接触させる
請求項5記載の電解メッキ方法。 - 前記第1電極が接触するスクライブラインが、他のスクライブラインに比べて予め幅広に形成された前記被処理基板を用いる
請求項5記載の電解メッキ方法。
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