JP2006143370A - 気送子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子を提供する。また、品物の収容効率が良好で且つ品物の出し入れ作業を安全且つ容易に行うことができ、しかも気送管内での気密性を良好に保つことができる気送子を提供する。
【解決手段】 気送子は、一側がヒンジ部材で連結された一対の半筒体を有する。半筒体はその両端近傍の外周にそれぞれ半円弧状バンドを有する。半筒体の一側には、半円弧状バンドが取り付けられるバンド取付部を除き、両半筒体を180°開いたときに両半筒体の一側間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間が確保されるように、平坦状の逃げ面が形成される。ヒンジ部材はヒンジ軸が筒状容器の外周に沿った円弧線の近傍に位置するように逃げ面に設けられる。ヒンジ部材には、両半筒体を180°開いたときに互いに衝合する開度規制部が逃げ面より突出して設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は気送管装置の気送管内で搬送される気送子に関し、更に詳しくは、輸送すべき品物を収容する筒状容器が180°展開可能な縦割り構造を有する気送子に関する。
筒状容器が縦割り2分割構造を有する気送子は、一般に、閉じた時に筒状容器を形成する2つの半筒体の一側をヒンジ部材で開閉可能に連結し、他側にロック部材若しくはラッチ部材を設けた構造を有する。この種の縦割り形の気送子は、筒状容器の一端又は両端にキャップを取り付けたキャップ式の気送子に比べて、種々の品物の出し入れが容易であるという利点がある。縦割り形の気送子は例えば特許文献1及び特許文献2に示されている。
ところで、縦割り形の気送子の場合、2つの半筒体を180°展開させることができれば、テーブル、作業台等の上に安定に載置させることができるので、半筒体内への品物の出し入れ作業が容易となる。
しかし、ヒンジ部材を介して連結された2つの半筒体が180°展開するように構成した場合、2つの半筒体を180°開いたときに、ヒンジ側の2つの半筒体の間の隙間が極端に狭くなるため、作業者の手の指を挟みやすくなり、怪我をしやすいものとなる。このため、2つの半筒体を180°展開させても作業者の手の指が挟まれないような対策を講ずる必要があるが、特許文献1及び特許文献2に記載の気送子にはそのような対策が講じられていない。
また、一般的に、気送子の筒状容器の両端近傍の外周には外径が筒状容器の外径よりも大きい環状の摺動リングが設けられている。この摺動リングは気送子が気送管内を移動する際に、気送管の内面に摺動することにより、気送管に対する気送子の摩擦抵抗を低減させる役割と、気送子の前後の気送管内の気密性を所望レベルに維持する役割を果たす。
特許文献1に記載の気送子は、2つのキャップ体を一端側で一方の半筒体に、また他端側で他方の半筒体にそれぞれ一体に設けたものとなっており、さらに、環状の摺動リングを両キャップ体の外周面に設けている。したがって、摺動リングを2分割する必要がないが、キャップ体の内部がデッドスペースとなりやすく、品物の収容効率が悪くなるという難点がある。
一方、摺動リングを筒状容器と共に2分割構造とし、一対の半円弧状ベルトを一対の半筒体の外周面に設ける場合、一対の半筒体を180°開いたときに半円弧状ベルトが干渉することを避けつつ摺動リングの気密性を確保する必要がある。特許文献2に示される気送子においては、一対の半筒体を180°開くことができるように、半筒体の一側に外周面と交わる平坦な逃げ面が形成され、この逃げ面上にヒンジ部材が設けられて、一対の半筒体を180°開いたときに半筒体の逃げ面同士が密着するように構成されている。さらに、半円弧状ベルトのヒンジ側端部に略半幅分の段差が形成されるとともに、この段差位置に対応して半筒体の逃げ面に凹部が形成されており、一対の半筒体を180°開いたときに半円弧状ベルトの外径突出量分がこれら段差及び凹部に入り込むことにより、摺動リングの気密性を確保しつつ半円弧状ベルトの干渉を回避できるように構成されている。
しかしながら、特許文献2に示される気送子においては、一対の半筒体を180°開いたとき、半筒体の外周面と交わっている逃げ面同士が密着するため、上記したように、
2つの半筒体を180°開いたときに、ヒンジ側の半筒体に作業者の手の指を挟みやすく、怪我をしやすいという問題が生じ得る。
すなわち、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子は未だ出現していないのが、実状である。
特開2004−75230号公 米国特許第5901966号
したがって、本発明の目的は、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子を提供することにある。
また、本発明の他の目的は品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができ、しかも気送管内での気密性を良好に保つことができる気送子を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、気送管内で気送される気送子であって、筒状容器を縦方向に2分割した形状を有し且つ互いに閉じると品物を収容する筒状容器を形成する一対の半筒体と、前記一対の半筒体が閉位置と180°展開した開位置との間で開閉動し得るように、前記一対の半筒体の一側に連結されたヒンジ手段と、前記一対の半筒体を閉位置に固定し且つ開動可能に解除するために前記一対の半筒体の他側に設けられたラッチ部材と、前記一対の半筒体を閉じて筒状容器を形成したときに該筒状容器の両端近傍の外周にそれぞれ筒状容器の外径よりも大きな外径を有する環状の摺動リングを形成するように、前記一対の半筒体の両端近傍の外周にそれぞれ設けられた半円弧状バンドと、を備え、前記一対の半筒体の前記一側には、前記半円弧状バンドが取り付けられるバンド取付部を除き、前記一対の半筒体を180°開いたときに一対の半筒体の前記一側間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間が確保されるように、平坦状の逃げ面が形成され、前記ヒンジ手段はヒンジ軸が筒状容器の外周に沿った円弧線の近傍に位置するように前記逃げ面に設けられ、前記ヒンジ手段には、前記一対の半筒体を180°開いたときに互いに衝合する開度規制部が前記逃げ面より突出して設けられていることを特徴とする気送子を提供する。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の気送子において、前記バンド取付部は、その略半幅部分が前記半筒体の前記他側から前記一側まで半円弧状に延びる長円弧のバンド取付面を有し、残りの略半幅部分は前記半筒体の前記他側から前記一側の逃げ面と交わる位置まで円弧状に延びる短円弧のバンド取付面を有し、これら長円弧及び短円弧のバンド取付面に対応して前記半円弧状バンドは、その一端側において略半幅部分が長寸に且つ残りの略半幅部分が短寸に形成され、一方の半筒体のバンド取付部における長円弧のバンド取付面と他方の半筒体のバンド取付部における短円弧のバンド取付面とが前記一対の半筒体を閉じたときに同一円周線上に位置するように配置され、前記ヒンジ手段のヒンジ軸から前記逃げ面までの距離は、前記ヒンジ軸から前記半円弧状バンドの外周の半径方向突出量よりも大きく設定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の気送子において、前記一方の半筒体の前記他側には凹部及び凸部が形成され、前記他方の半筒体の前記他側には前記一対の半筒体を閉じたときに前記凹部及び前記凸部と嵌まり合う凸部及び凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3までの何れか1つに記載の気送子において、前記一対の半筒体は品物を収容する収容部の開口端の周囲に沿って前記一対の半筒体を閉じたときに互いに衝合する開口端面を有し、前記一対の半筒体の前記開口端面にはそれぞれ前記収容部の開口端の周囲に沿って環状に延びる環状溝が形成され、一方の半筒体の前記環状溝には前記開口端から突出する頭部を有する環状のシール材が装着され、該シール材の頭部は前記一対の半筒体を閉じたときにその頂部が他方の半筒体の環状溝内に食い込むように形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4までの何れか1つに記載の気送子において、前記一対の半筒体は同一形状の成形品からなることを特徴とする。
また請求項6記載の発明は、請求項1から5までの何れか1つに記載の気送子において、前記半円弧状バンドは、可撓性を有するベースシートと、該ベースシートの表面に垂直に植設された多数の同一長さの可撓性繊維とからなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、一対の半筒体を180°開いたとき、逃げ面より突出して設けられている開度規制部が互いに衝合することにより、半筒体の逃げ面間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間が確保されるので、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、一対の半円弧状バンドの長寸部分が長円弧のバンド取付面に沿って延びているので、一対の半筒体を閉じたとき、筒状容器の外周をその全周にわたりシールすることができる。さらに、半円弧状ベルトの外径突出量分が逃げ面の間の隙間内に入り込むことにより、半円弧状ベルトの干渉を回避できる。したがって、摺動リングの気密性を確保しつつ、一対の半筒体を180°開いても半筒体の逃げ面間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間を確保でき、しかも、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができて且つ品物の収容効率が良好な気送子を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、一対の半筒体を閉じたときに両者を適切に位置決めすることができ、位置ずれを防止することができる気送子を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、一対の半筒体を閉じたときに一方の半筒体の環状溝に装着されているシール材の頭部の頂部が他方の半筒体の環状溝内に食い込むことにより、一対の半筒体間を確実に密封することができる。したがって、液体であっても輸送中に洩れ出る虞れのない気送子を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、1つの成形型で一対の半筒体を製造することができるので、気送子を安価に製造し安価に提供できるようになる。
請求項6記載の発明によれば、使用によって可撓性繊維の先端が摩耗すると気送子の搬送中における摩擦抵抗及びシール性が徐々に変化することとなるので、摺動摩耗による摩擦抵抗の急激な変化やシール性の急激な低下を防止できる気送子を提供することができる。したがって、気送子の寿命を延ばすことができるとともに、気送子搬送エネルギーのロスが生じにくく、また、気送子の搬送中に気送子が気送管途中に引っ掛かって動かなくなるという事故の発生率を下げることができる。しかも、気送子の搬送中に筒状容器の半径方向外方に向かって延びている多数の可撓性繊維が搬送方法後方に向かって適度に撓みながら気送管の内面に摺接するので、気送管の継ぎ目部分等に多少の段差があっても、その段差に強い衝撃力でぶつかったり引っ掛かったりすることなく、スムーズに通過することとなる。したがって、損傷しにくくなるとともに、搬送中の騒音を大きく軽減できるようになる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1から図11までは本発明の一実施例を示したものである。図1は気送子をヒンジ部側(一側)から見た斜視図であり、図2は図1に示す気送子をヒンジ部側の反対側(他側)から見た斜視図である。図3は図1に示す気送子をヒンジ部側(一側)から見た側面図であり、図4は図1に示す気送子を180°開いたときの平面図である。図5は図1に示す気送子の図3中5−5線に沿った要部断面図である。図6は図1に示す気送子の図4中6−6線に沿った要部断面図である。図7は図1に示す気送子の図3中7−7線に沿った要部断面図である。図8(a)は一方の半筒体の環状溝に装着されたシール材を示す要部拡大断面図であり、(b)は一対の半筒体を閉じたときのシール材を示す要部拡大断面図である。図9(a)、(b)は図1に示す気送子の一対の半筒体が同一形状の成形品であることを示す斜視図である。図10(a)、(b)は図1に示す気送子に用いられる半円弧状ベルトの平面図及び側面図である。図11は半円弧状ベルトの図10(a)中11−11線に沿った断面の端面図である。図12は図1に示す気送子に中子を装着して品物を搭載した例を示す斜視図である。
はじめに図1から図4までを参照すると、気送子は筒状容器2を縦方向に2分割した形状を有してり、この筒状容器2は互いに閉じると筒状容器2を形成する一対の半筒体3,4からなる。
一対の半筒体3,4は、閉位置(図1〜図3参照)と180°展開した開位置(図4参照)との間で開閉動し得るように、一側がヒンジ手段を構成するヒンジ部材5を介して連結されている(図1、図3、図4参照)。ヒンジ部材5はヒンジ軸6と、このヒンジ軸6を介して開動可能に連結された一対のブラケット7,8とからなっている。ヒンジ部材5のブラケット7,8は半筒体3,4とは別体に形成されているが、ヒンジ手段としてはブラケット7,8を半筒体3,4とを一体に形成したものであってもよい。
一対の半筒体3,4の他側に形成されたラッチ取付部3a,4aは一対の半筒体3,4を閉位置に固定し且つ開動可能に解除するため2つのラッチ部材9,10が設けられている(図2、図4参照)。一方の半筒体3の他側に設けられたラッチ部材9は他方の半筒体4の他側に形成された係止部4bに対し係脱可能な係合爪9aを有しており、この係合爪9aは図示しないばねの付勢力により係合方向にばね付勢されている。また、他方の半筒体4の他側に設けられたラッチ部材10は一方の半筒体3の他側に形成された係止部3bに対し係脱可能な係合爪10aを有しており、この係合爪10aは図示しないばねの付勢力により係合方向にばね付勢されている。
さらに、一対の半筒体3,4の両端近傍の外周に形成されたバンド取付部3c、4c、3d、4dにはそれぞれ半円弧状バンド11,12,13,14が取り付けられている。これら半円弧状バンド11,12,13,14は、一対の半筒体3,4を閉じて筒状容器2を形成したときに該筒状容器2の外径よりも大きな外径を有する環状の摺動リングを形成するように構成されている。この摺動リングは気送子が気送管(図示省略)内を移動する際に、気送管の内面に摺動することにより、気送管に対する気送子の摩擦抵抗を低減させる役割と、気送子の前後の気送管内の気密性を所望レベルに維持する役割を果たすとともに、搬送中の騒音を軽減する役割を果たすものである。
したがって、摺動リングを構成する半円弧状バンドは厚み方向に弾性を有する弾性部材、例えば、ゴム、フェルト、織布等で形成することが好ましいが、さらに好ましくは、図10(a)、(b)及び図11に示すように、発泡ウレタンゴム等からなる可撓性を有するベースシート15と、該ベースシート15の表面に垂直に植設された多数の同一長さの可撓性繊維(例えばナイロン等の樹脂からなる繊維)16とからなるブラシ状部材で構成される。
半円弧状バンド11,12,13,14をこのようなブラシ状部材で構成すれば、気送子の使用によって可撓性繊維16の先端が摩耗したとき、その摩耗量によって気送子の搬送中における摩擦抵抗及びシール性が空隙に変化することがなく、徐々に変化することとなるので、摺動摩耗による摩擦抵抗の急激な変化やシール性の急激な低下を防止できる気送子を提供することができる。したがって、気送子の寿命を延ばすことができるとともに、気送子搬送エネルギーのロスが生じにくく、また、気送子の搬送中に気送子が気送管途中に引っ掛かって動かなくなるという事故の発生率を下げることができる。
また、半円弧状バンドがゴム、フェルト、織布等からなる場合は、気送管の継ぎ目部分等に多少の段差があると、その段差にぶつかって騒音が発生したり、半円弧状バンドが段差に引っ掛かって損傷(欠け、ひっかき傷、ほつれ等)する原因となるが、半円弧状バンドが上記ブラシ状部材からなる場合、気送子の搬送中に筒状容器2の半径方向外方に向かって延びている多数の可撓性繊維16が搬送方法後方に向かって適度に撓みながら気送管の内面に摺接するので、気送管の継ぎ目部分等に多少の段差があっても、その段差にぶつかったり引っ掛かったりすることなく、スムーズに通過することとなる。したがって、損傷しにくくなるとともに、搬送中の騒音を大きく軽減できるようになる。
なお、半円弧状バンド11,12,13,14は両面粘着テープ(図示省略)とねじ17により、半筒体3,4のバンド取付部に着脱可能に取り付けられている。したがって、半円弧状バンド11,12,13,14が使用限界まで摩耗したときは、容易に交換することができる。ねじ17を省略して両面粘着テープや粘着剤のみで貼り付けてもよい。
図3、図7、図9からわかるように、半筒体3,4のバンド取付部3c、4c、3d、4dにはそれぞれ半円弧状バンド11,12,13,14の全周を取り囲むリブ3e、4f、3g、4hが形成されており、このリブ3e、4e、3f、4fによって半円弧状バンド11,12,13,14が筒状容器2の軸線方向及び円周方法に移動しないように規制している。このリブ3e、4e、3f、4fの箇所で筒状容器2は最大外径を有するものとなっている。
図1、図3、図5、図6に示すように、一対の半筒体3,4の一側(ヒンジ側)には、バンド取付部3c、4c、3d、4dを除き、一対の半筒体3,4を180°開いたときに一対の半筒体3,4の一側間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間D(図6参照)が確保されるように、平坦状の逃げ面18,19が形成されており、ヒンジ部材5はヒンジ軸6が筒状容器2の外周に沿った円弧線の近傍に位置するように逃げ面18,19に設けられている。隙間Dは目的達成のためには少なくとも1cm以上であることが好ましい。また、隙間Dを大きくしすぎると筒状容器2の収容スペースが影響を受けるため、3cm以下であることが好ましく、より好ましくは、1.5〜2.5cmの範囲内である。
図1、図3、図4、図9からわかるように、半筒体3,4のヒンジ側の逃げ面18,19は、両端部が徐々に縮径している筒状容器2の該両端近傍の外周面と交わる位置まで筒状容器2の軸線と平行に真っ直ぐ延びており、逃げ面18,19の裏側の筒状容器2の内面は同様に平面上に形成されて筒状容器2の軸線と平行に真っ直ぐ延びている。したがって、このような凹凸の少ない形状であるために、半筒体3,4の樹脂成形加工が容易であるとともに、筒状容器2の内部に無駄なデッドスペースがなく、収容スペースを有効に活用することができる。
ここで、筒状容器2の外周に沿った円弧線の近傍とは円弧線上も含み得るが、ヒンジ軸6を軸支するブラケット7,8の軸受部が筒状容器2の外周に沿った円弧線よりも半径方向外方に突出しないように、ヒンジ軸6は筒状容器2の外周に沿った円弧線よりも好ましくはブラケット7,8の軸受部の厚み分だけ内側に位置させるのが望ましい。
なお、図5に示すように、この実施例においては、逃げ面18,19上にヒンジ部材5のブラケット7,8を取り付けるための台座部18a、19aが逃げ面18,19から若干隆起して設けられているが、この台座部18a、19aは省略してもよい。
さらに、ヒンジ部材5のブラケット7,7には、一対の半筒体3,4を180°開いたときに互いに衝合する開度規制部7a、8a(図5、図6参照)が逃げ面18,19より突出して設けられている。
さらに、この実施例においては、図1、図3に示すように、バンド取付部3c、4c、3d、4dは、その略半幅部分が半筒体3、4の他側から一側まで半円弧状に延びる長円弧のバンド取付面を有し、残りの略半幅部分は半筒体3、4の他側から一側の逃げ面18、19とほぼ交わる位置まで円弧状に延びる短円弧のバンド取付面を有し、これら長円弧及び短円弧のバンド取付面に対応して半円弧状バンド11,12,13,14は、その一端側において略半幅部分が長寸に且つ残りの略半幅部分が短寸に形成されている(図10参照)。そして、一方の半筒体3のバンド取付部3c、3dにおける長円弧のバンド取付面と他方の半筒体4のバンド取付部4c、4dにおける短円弧のバンド取付面とが一対の半筒体3,4を閉じたときに同一円周線上に位置するように配置されている。
さらにこの実施例においては、一方の半筒体3のバンド取付部3c、3dにおける長円弧取付面と他方の半筒体4のバンド取付部4c、4dにおける長円弧取付面とは互いに円周方向にオーバーラップする長さに設定されているので、気送管内におけるシール性を確保することができる。
さらに、図6からわかるように、ヒンジ部材5のヒンジ軸6から逃げ面18、19までの距離は、ヒンジ軸6から半円弧状バンド11,12,13,14の外周の半径方向突出量よりも大きく設定されている。
さらにこの実施例では、図2、図9に示すように、一方の半筒体3の他側には凹部3g及び凸部3hが形成され、他方の半筒体4の他側には一対の半筒体3,4を閉じたときに凹部3g及び凸部3hと嵌まり合う凸部4g及び凹部4fが形成されている。
同様に、この実施例においては、一方の半筒体3の一側にも凹部3i及び凸部3jが形成され、他方の半筒体4の一側には一対の半筒体3,4を閉じたときに凹部3i及び凸部3jと嵌まり合う凸部4i及び凹部4jが形成されている。これにより、一対の半筒体3,4を閉じたときに半筒体3,4を筒状容器2の軸線方向及び軸直角方向における位置ずれを確実に防止できるものとなっている。
さらにこの実施例においては、一方の半筒体3の一端には凸部3mが、また他端には凹部3nがそれぞれ形成されており、他方の半筒体4の一端には凹部4mが、また他端には凸部4nがそれぞれ形成されており、一対の半筒体3,4を閉じたときに凸部3mと凹部4mが、また凹部3nと凸部4nがそれぞれ嵌まり合うようになっている。
さらに、この実施例においては、一対の半筒体3,4は、品物を収容する収容部の開口端の周囲に沿って一対の半筒体3,4を閉じたときに互いに衝合する開口端面を有し、両半筒体の開口端面にはそれぞれ収容部の開口端の周囲に沿って環状に延びる環状溝3p、4pが形成されている。そして、どちらか一方の半筒体の環状溝(図示例では半筒体4の環状溝4p)に例えば弾性ゴムからなる環状のシール材20が装着されており、このシール材20は環状溝4pに装着したとき該環状溝4pから突出する頭部20aを有し、該シール材20の頭部20aは一対の半筒体3,4を閉じたときにその頂部が他方の半筒体の環状溝(図示例では半筒体3の環状溝3p)内に食い込むように形成されている。すなわち、シール材20の頭部20aはその基部が環状溝3p、4pの溝幅よりも大きく、且つ、頂部20aが環状溝3p、4pの溝幅よりも小さくなるように、例えば、断面山形、半円形、ドーム形、略球形等の形状を有しており、これにより、シール材20の頭部20aが相手方の環状溝の両側縁に確実に密着可能である。
さらに、この実施例においては、図9からわかるように、一対の半筒体3,4は同一形状の成形品からなり、一方の半筒体3に対し他方の半筒体4を180°回転して一側同士をヒンジ部材5により連結することにより、ラッチ部材9,10及び半円弧状バンド11,12,13,14を各々適正位置に適正向きで取り付けることができるように各部が回転対称位置に配置されている。
図12は上記実施例の気送子に品物を保持するための中子21を装填した例を示している。一方の半筒体3の内側収容部に嵌め込まれた中子21には多数の保持孔22が形成されており、この保持孔22に例えば試験管などの品物23を差し込んで保持した状態で、一対の半筒体3,4を閉じることができるようになっている。中子21はスポンジ材等の弾性部材で形成することができる。また、中子21に品物を保持したまま中子21を半筒体から容易に出し入れできるようにするために、中子21を取っ手付きのフレーム(図示略)に保持した状態で半筒体内に収容してもよい。さらに、中子21には品物を挟むことができるスリットを形成してもよく、他の如何なる保持形態にしてもよい。また、中子21を省略して品物を直接半筒体3又は4内に収容することも可能である。
さらに、この実施例においては、一対の半筒体3,4からなる筒状容器2は、半円弧状バンド11,12,13,14からなる摺動リングの装着位置から軸方向端部までの区間も縦割りにされていて180°開くことができるので、その内部を収納スペースとして有効に利用することができる。また、筒状容器2は、摺動リングの装着位置から軸方向端部までの区間がカーブしたテーパー面状に形成されて次第に細くなっているので、カーブした気送管内でもスムーズに通過することができる。
上記構成の気送管においては、一対の半筒体3,4を180°開いたとき、逃げ面18,19より突出して設けられている開度規制部7a、8aが互いに衝合することにより、半筒体3,4の逃げ面18,19間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間Dが確保されるので、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子を提供することができる。
また、一対の半円弧状バンド11,12又は13,14の長寸部分が半筒体3,4のバンド取付部における長円弧のバンド取付面に沿って延びているので、一対の半筒体3,4を180°開いたとき、筒状容器2の外周をその全周にわたりシールすることができる。さらに、半円弧状ベルト1,12,13,14の外径突出量分が逃げ面18,19の間の隙間内に入り込むことにより、半円弧状ベルト1,12,13,14の干渉を回避することができる。したがって、半円弧状ベルト1,12,13,14からなる摺動リングの気密性を確保しつつ、一対の半筒体を180°開いても半筒体の逃げ面18,19間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間を確保でき、しかも、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができて且つ品物の収容効率が良好な気送子を提供することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができる気送子を提供することができる。
また、本発明によれば、品物の収容効率が良好で、且つ、品物を出し入れする作業を安全且つ容易に行うことができ、しかも気送管内での気密性を良好に保つことができる気送子を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る気送子をヒンジ部側(一側)から見た斜視図である。 図1に示す気送子をヒンジ部側の反対側(他側)から見た斜視図である。 図1に示す気送子をヒンジ部側(一側)から見た側面図である。 図1に示す気送子を180°開いたときの平面図である。 図1に示す気送子の図3中5−5線に沿った要部断面図である。 図1に示す気送子の図4中6−6線に沿った要部断面図である。 図1に示す気送子の図3中7−7線に沿った要部断面図である。 (a)は図1に示す気送子の一方の半筒体の環状溝に装着されたシール材を示す要部拡大断面図であり、(b)は一対の半筒体を閉じたときのシール材を示す要部拡大断面図である。 (a)、(b)は図1に示す気送子の一対の半筒体が同一形状の成形品であることを示す斜視図である。 (a)、(b)は気送子に用いられる半円弧状ベルトの平面図及び側面図である。 図10に示す半円弧状ベルトの図10(a)中11−11線に沿った断面の端面図である。 図1に示す気送子に中子を装着して品物を搭載した例を示す斜視図である。
符号の説明
2 筒状容器
3,4 半筒体
5 ヒンジ部材(ヒンジ手段)
6 ヒンジ軸
7,8 ブラケット
7a、8a 開度規制部
9,10 ラッチ部材
11,12,13,14 半円弧状バンド
15 ベースシート
16 可撓性繊維
18,19 逃げ面
20 シール材

Claims (6)

  1. 気送管内で気送される気送子であって、
    筒状容器を縦方向に2分割した形状を有し且つ互いに閉じると品物を収容する筒状容器を形成する一対の半筒体と、
    前記一対の半筒体が閉位置と180°展開した開位置との間で開閉動し得るように、前記一対の半筒体の一側に連結されたヒンジ手段と、
    前記一対の半筒体を閉位置に固定し且つ開動可能に解除するために前記一対の半筒体の他側に設けられたラッチ部材と、
    前記一対の半筒体を閉じて筒状容器を形成したときに該筒状容器の両端近傍の外周にそれぞれ筒状容器の外径よりも大きな外径を有する環状の摺動リングを形成するように、前記一対の半筒体の両端近傍の外周にそれぞれ設けられた半円弧状バンドと、
    を備え、
    前記一対の半筒体の前記一側には、前記半円弧状バンドが取り付けられるバンド取付部を除き、前記一対の半筒体を180°開いたときに一対の半筒体の前記一側間に作業者の手の指が強く挟まれない程度の隙間が確保されるように、平坦状の逃げ面が形成され、
    前記ヒンジ手段はヒンジ軸が筒状容器の外周に沿った円弧線の近傍に位置するように前記逃げ面に設けられ、
    前記ヒンジ手段には、前記一対の半筒体を180°開いたときに互いに衝合する開度規制部が前記逃げ面より突出して設けられていることを特徴とする気送子。
  2. 前記バンド取付部は、その略半幅部分が前記半筒体の前記他側から前記一側まで半円弧状に延びる長円弧のバンド取付面を有し、残りの略半幅部分は前記半筒体の前記他側から前記一側の逃げ面と交わる位置まで円弧状に延びる短円弧のバンド取付面を有し、
    これら長円弧及び短円弧のバンド取付面に対応して前記半円弧状バンドは、その一端側において略半幅部分が長寸に且つ残りの略半幅部分が短寸に形成され、
    一方の半筒体のバンド取付部における長円弧のバンド取付面と他方の半筒体のバンド取付部における短円弧のバンド取付面とが前記一対の半筒体を閉じたときに同一円周線上に位置するように配置され、
    前記ヒンジ手段のヒンジ軸から前記逃げ面までの距離は、前記ヒンジ軸から前記半円弧状バンドの外周の半径方向突出量よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の気送子。
  3. 前記一方の半筒体の前記他側には凹部及び凸部が形成され、前記他方の半筒体の前記他側には前記一対の半筒体を閉じたときに前記凹部及び前記凸部と嵌まり合う凸部及び凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の気送子。
  4. 前記一対の半筒体は品物を収容する収容部の開口端の周囲に沿って前記一対の半筒体を閉じたときに互いに衝合する開口端面を有し、前記一対の半筒体の前記開口端面にはそれぞれ前記収容部の開口端の周囲に沿って環状に延びる環状溝が形成され、一方の半筒体の前記環状溝には前記開口端から突出する頭部を有する環状のシール材が装着され、該シール材の頭部は前記一対の半筒体を閉じたときにその頂部が他方の半筒体の環状溝内に食い込むように形成されていることを特徴とする請求項1から3までの何れか1つに記載の気送子。
  5. 前記一対の半筒体は同一形状の成形品からなることを特徴とする請求項1から4までの何れか1つに記載の気送子。
  6. 前記半円弧状バンドは、可撓性を有するベースシートと、該ベースシートの表面に垂直に植設された多数の同一長さの可撓性繊維とからなることを特徴とする請求項1から5までの何れか1つに記載の気送子。
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