JP2006142011A - Ctコロノグラフィ・システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体(22)の結腸直腸部位(104)からエネルギー感知又はエネルギー識別CTデータを収集することを含むCTコロノグラフィの方法(80)及びシステム(10)が提示される。
【解決手段】CTデータは収集されて、基底材料密度マップ(96、98)に分解され(94)、結腸直腸部位(104)における組織間のコントラストを識別し増強するのに用いられる。本発明は特に、結腸直腸部位(104)へしゃ下前処理又は吹送を行うことなくの結腸ポリープ(106)の検出に適用可能である。本発明は更に、結腸ポリープ(106)の自動検出に関する。
【選択図】図3

Description

本発明は一般に、放射線イメージングに関し、より具体的には、結腸直腸部位にしゃ下前処理又は吹送を行うことなく被検体の結腸直腸部位の結腸ポリープを検出する方法及びシステムに関する。本発明は、フォトン計数及び/又はエネルギー識別CTシステムに特に適用可能である。
結腸直腸癌は癌死亡の主要要因である。潜在的な癌性ポリープを検出するために開発された一般に認知されている幾つかのスクリーニング手法がある。これらのポリープを検出し除去することができれば、結腸直腸癌の発生率及び死亡率を低下させることができることは広く認識されている。
結腸内視鏡検査法は、潜在的癌性ポリープを検出するために使用される一般的な技法である。しかしながら結腸鏡検査は、患者に対して侵襲的であり、不快な思いをすることが多い。最近では、患者の結腸又は結腸直腸部位全体を撮像するのにコンピュータ断層撮影の原理を用いるCTコロノグラフィなどの他の技法が開発されており、これらは潜在的癌性ポリープの検出に高い感度を示す。CTコロノグラフィ検査は、結腸鏡検査よりもはるかに侵襲性が少ないと考えられるが、画像においてポリープと便とのコントラストを取り込むためにしゃ下による腸管処理、便マーカ、及び/又は結腸への吹送を必要とする。ほとんどの患者は、このしゃ下前処理により合併症を起こすことはないが、この処置は極めて不快であり、スクリーニング摂生に関して患者のノンコンプライアンスの有意な要因として留意される。
更に不十分な前処理は、流体又は便の滞留を引き起こすことがあり、これは所見を曖昧にする可能性がある。従って、2つの検査を行うことが提言されており、その1つは仰臥位で、もう1つが腹臥位である。患者が腹臥位にあるときのCTデータの収集により、どのような残留流体も底部で収集することが可能となり、放射線医は、患者が仰臥位にあるときに流体により隠される場合があったあらゆるポリープを発見することができる。2つの検査での撮影は全体の検出率を改善するが、スキャン時間が増加し患者の処理能力が低下する。
米国特許第5400378号
従って、しゃ下前処理又は吹送を行うことなくポリープ及び便のコントラストにより被検体の結腸直腸部位を撮像することができるCTシステムを設計することが望ましいであろう。
本発明は、前述の欠点を克服するCTコロノグラフィの方法及び装置に関する。本発明は、エネルギー選択検出器を使用して、又はX線管線源のエネルギーレンジを変調することにより放射線検出器で受け取られた放射線のエネルギーを収集して特徴付け、非侵襲的且つ被検体の結腸直腸部位へのしゃ下前処理又は吹送を行うことなく結腸ポリープを識別することができる方法及びシステムを含む。
本発明は、所与の線束率における放射線エネルギーを検出して、検出された該放射線エネルギーを示す信号を出力するように構成された放射線エネルギー検出器を有するフォトン計数(PC)放射線撮影システムに適用可能である。所与の成形時間を有する成形ユニットが電気信号を受け取るように接続され、該電気信号を調整けして放射線フォトンエネルギーを示す電気パルスをもたらす。PCチャンネルは、電気信号を受け取り、調整可能なパルス高さ識別子又は閾値によるフォトンエネルギーを示す、ある高さ又は強度の電気パルス信号をサンプリングするのに接続される。PCチャンネルは更に、サンプリング間隔にわたりフォトン計数出力を提供するように構成される。システムはまた、PCチャンネルに動作可能に接続され、且つ少なくとも所与の線束率の関数として成形時間を自動的に調整するように構成されるコントローラを含む。システムはまた、PCチャンネルに動作可能に接続され、且つ所与の線束率又は成形時間の関数としてパルス高さ又は閾値識別子に対する感度を自動的に調整するように構成されるコントローラを含む。
本発明はまた、積分エネルギー選択検出器に適用可能であり、ここでは、受信放射線は、エネルギービンを識別するために層状設計又は相互作用の深度を用いる直接又は間接的変換検出器材料の使用により重ね合わせることができる2つ又はそれ以上のエネルギー範囲に位置合わせされる。
本発明はまた、2つ又はそれ以上の異なるエネルギー関数のスペクトルを調整するよう変調されるエネルギー積分検出器及びX線源に適用可能である。
従って、本発明の一態様によれば、イメージング・スキャナが開示され、これは、放射線源及び放射線検出器を含む。コンピュータが放射線検出器に動作可能に接続され、放射線検出器により収集され第1のデータセット及び第2のデータセットを表すX線投影データを処理するようにプログラムされる。第1のデータセットは、第2のデータセットのものとは異なるエネルギーレベルのデータから構成される。次に、コンピュータは、エネルギー投影データの2つのセットを第1の基底材料及び第2の基底材料に起因する投影を表す投影データの2つ又はそれ以上のセットに分解することができる。次いで、基底材料データセットの投影が再構成されて基底材料の密度マップを形成し、被検体の結腸直腸部位の組成を描出するのにデータセットを用いることができる。
本発明の別の態様によれば、CTイメージングの方法は、被検体のROIからエネルギー感知CTデータを収集することを含む。本方法は更に、エネルギー感知CTデータを第1のエネルギービン及び第2のエネルギービンに分解すること、及び第2のエネルギービンからのデータに対応するピクセルとは異なる第1のエネルギービンからのデータに対応するピクセルをコード化してROIの画像におけるコントラストを取り込むことを含む。
本発明はまた、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されるコンピュータ・プログラムで具現化される。コンピュータ・プログラムは、コンピュータにより実行されたときに、コンピュータに、被検体の結腸直腸部位から収集されるエネルギー感知CTデータを受信させ、エネルギー識別CTデータを少なくとも2つのデータセットに分解させる命令セットを含む。コンピュータはまた、各データセットにコード化値を割り当て、結腸直腸部位の正常及び異常組織間のコントラストにより結腸直腸部位へのしゃ下前処理なしで結腸直腸部位の画像を再構成するようにされる。
別の態様によれば、本発明は、放射線源及び放射線検出器を有するCTシステムを含む。CTシステムは更に、被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルのデータを受け取り、更に被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルのデータを受け取るようにプログラムされるコンピュータを含む。コンピュータは更に、結腸直腸部位へのしゃ下前処理なしで結腸直腸部位の正常及び異常組織間のコントラストにより被検体の結腸直腸部位の画像を再構成するようにプログラムされる。
本発明の更に別の態様によれば、CTシステムが開示され、放射線源、放射線検出器、及び被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルのデータを受け取り、被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルのデータを受け取るようにプログラムされるコンピュータを含む。コンピュータは更に、受け取られたデータから結腸直腸部位内の静脈内投与又は経口投与された造影剤を検出してラベル付けするようにプログラムされる。
本発明の更に別の態様によれば、CTシステムは放射線源並びに放射線検出器を含む。コンピュータを含み、該コンピュータは、被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルに関するデータを受け取り、且つ被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルに関するデータを受け取るようにプログラムされる。コンピュータはまた、受け取ったデータに基づき組織を癌性及び非癌性に自動的に特徴付けるようにプログラムされる。
本発明の他の様々な特徴、目的、及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかになるであろう。
図面は、本発明を実施するために現在企図される1つの好ましい実施形態を示す。
本発明の動作環境が4スライスコンピュータ断層撮影(CT)システムに関して説明される。しかしながら、本発明は単一スライス又は他のマルチスライス構成での使用にも同等に適用可能であることは当業者であれば理解されるであろう。更に本発明は、X線の検出及び変換に関して説明される。しかしながら、本発明は、他の放射線エネルギー源の検出及び変換にも同等に適用可能であることは当業者であれば更に理解されるであろう。
図1及び図2を参照すると、コンピュータ断層撮影(CT)イメージング・システム10が、「第3世代」CTスキャナを表すガントリ12を含んで示されている。ガントリ12は、ガントリ12の反対側にある検出器組立体18に向かってX線ビーム16を投射するX線源14を有する。検出器組立体18は、医療患者22を透過する投射X線を共に感知する複数の検出器20により形成される。各検出器20は電気信号を生成し、該電気信号は入射X線ビームの強度を表すだけでなく、フォトン又はX線計数データ及びエネルギーレベルをもたらし、従って患者22を透過するときの減弱ビームをもたらすことも可能である。X線投影データを収集するためのスキャン中に、ガントリ12及びこれに組み込まれた構成要素は回転中心24の周りを回転する。
ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26により管理される。制御機構26は、X線源14に電力及びタイミング信号を供給するX線コントローラ28と、ガントリ12の回転速度及び位置を制御するガントリ・モータコントローラ30とを含む。制御機構26のデータ収集システム(DAS)32は、検出器20からのデータを検査し、後続処理のためデータをデジタル信号に変換する。画像再構成装置34は、DAS32からサンプリングされデジタル化されたX線データを受信し、高速再構成を実行する。再構成された画像は、大容量記憶装置38に画像を記憶するコンピュータ36に入力として加えられる。
コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介してオペレータからの命令及びスキャン・パラメータを受け取る。付随する表示画面42により、オペレータは、再構成された画像及びコンピュータ36からの他のデータを観察することができる。オペレータが供給した命令及びパラメータは、コンピュータ36により用いられ、DAS32、X線コントローラ28、及びガントリ・モータコントローラ30に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ36は、電動テーブル46を制御して患者22及びガントリ12を位置付けるテーブル・モータコントローラ44を作動する。具体的には、テーブル46は、ガントリ開口部48を通って患者22の部分を移動させる。
1つの実施形態において、CTシステム10は、エネルギー識別コンピュータ断層撮影(EDCT)システムであり、異なる入射X線スペクトルに応答するように構成される。これは、異なるX線管電圧を連続して用いて投影データを収集することにより達成することができる。例えば、2つのスキャンは、連続式又はインターリーブ式のいずれかで収集され、この場合線管は、例えば80kVp及び160kVp電位で動作し、それぞれ低いエネルギー・スペクトルと高いエネルギー・スペクトルとを発生する。或いは、特殊フィルタがX線源14と被検体22との間に配置され、これにより検出器列が異なるエネルギー・スペクトルの投影を連続式又はインターリーブ式のいずれかで収集するようになる。更に別の実施形態は、エネルギー感知フォトン計数検出器を用いて、検出器に到達する各X線フォトンがそのフォトンエネルギーで記録されるようにする。更に別の実施形態は、エネルギー感知検出器を用いて、検出器層又は相互作用検出器の深さを使用することにより重なる可能性のある2つ又はそれ以上のエネルギービンにフォトンを分離するのに直接又は間接変換材料が用いられるようになる。
EDCTは、エネルギー識別又は材料特徴付けが無いことなどの、幾つかのCTシステム全体に関連する問題を低減する又は排除することができる。対象物散乱が無い場合には、ECTシステム10を用いて、入射フォトンエネルギー・スペクトルの2つの領域、入射X線スペクトルの低エネルギー部分及び高エネルギー部分を別個に検出することができる。他のどのようなエネルギーにおける動作も、2つのエネルギー領域からの信号に基づき導出することができる。この現象は、CTが関心を示すエネルギー領域において2つの自然現象、すなわち(1)コンプトン散乱と(2)光電効果がX線源弱を支配する基本的事実により生じる。X線ビームの減弱を引き起こす対象物の動作を特徴付けるために、2つの独立したパラメータが測定される。従って、2つのエネルギー領域から検出された信号は、撮像対象物のエネルギー依存性を解明するのに十分な情報を提供し、このようにして、材料の組成を特徴付けることができる。
EDCTに用いられるデータ分析は、コンプトン及び光電分解及び/又は基底材料分解(BMD)を含む。コンプトン及び光電分解において、1ペアの画像が生成され、これは再構成されたCT画像における全体の減弱係数を特徴付ける1つの画像を得る代わりに、コンプトン及び光電処理からの減弱を別個に表している。また、処理におけるわずかな変更により、密度及び実効原子番号を表す画像の生成が可能である。BMD法は、エネルギー範囲のどのような所与の材料のX線源弱も他の2つの公知の材料の密度混合の一次結合により表すことができるという概念に基づく。これら2つの材料は、基底材料と呼ばれる。BMDを用いると、2つの再構成された画像が得られ、各画像は基底材料の1つに相当する密度を表す。密度はX線フォトンエネルギーとは無関係なので、これらの画像にはビーム硬化アーチファクトは比較的認められない。加えて、基底材料は関心材料をターゲットにするように選択され、従って画像のコントラストが増強される。
フォトン計数によるエネルギー識別を実装しないマルチエネルギーCTシステムを最適化するためには、X線スペクトルにおけるエネルギー分離が大きくなるほど画質が良好になる点を留意すべきである。また、これら2つのエネルギー領域におけるフォトン統計値が同程度である必要があり、そうでない場合、統計情報が少ないエネルギー領域は再構成画像においてノイズが支配的となる。
二重エネルギー測定値を得るための別の方法があり、(1)2つの区別されるエネルギー・スペクトルを用いたスキャン、(2)検出器における透過深度によるフォトンエネルギーの検出、又は(3)エネルギー識別によるフォトンの計数である。フォトン計数は、クリーンなスペクトル分離と、フォトン統計値を均衡させる調整可能なエネルギー分離閾値とを提供する。
前述の方法の各々に適用可能であるが、本発明は更に、フォトン事象を計数してエネルギーレベルを計数された事象に関連付けることが可能なエネルギー識別放射線検出器を有するマルチエネルギー・システムに関して説明されることになる。これらの検出器の飽和に対抗するために、幾つかの飽和技法を用いることができる。かかる技法の1つが以下で説明される。
一般に、高感度フォトン計数放射線検出器は、比較的低いダイナミック・レンジを有するように構成される。通常高い線束状態は発生しないので、これは一般にフォトン計数検出器の適用に許容可能とみなされる。CT検出器設計において、対象物を通る低い線束検出器の測定値は通常、空中、及び/又はCT検出器が極めて高いダイナミック・レンジ応答を有することを必要とするスキャン対象物の外形内で高線量の照射領域を伴う。更に、これらの高い線束領域における正確なフォトンの測定は、低い線束領域におけるよりもあまり重要でなく、該低い線束領域は各フォトンが収集された合計フォトン統計値に対する整数部を占める。高い線束領域は、臨床的又は診断的価値が小さいにもかかわらず、オーバーレンジ又は飽和した検出器チャンネル・データで再構成された画像はアーチファクトを生じる傾向がある可能性がある。従って、高い線束状態の操作もまた重要である。
X線束管理制御は、低ダイナミック・レンジにより特徴付けられた検出器チャンネルを有するPC X線システムの飽和を防ぐように設計される。検出器チャンネルのダイナミック・レンジは、検出器チャンネルが低い線束端で有意なデータを提供し、高い線束端ではオーバーレンジ又は飽和を生じないように操作することができるX線束レベルの範囲を定める。オーバーレンジを防いで、診断的に有用なデータを提供することが必要であるが、一般的に厚い断面及び限定されたX線透過の他の領域を通るイメージング中に発生する低い線束状態の操作もまた、検出器設計において重要である。従って、本明細書で説明されるX線束管理制御は、高線束及び低線束両方の状態を満たすように設計される。
一般に、フォトン計数検出器の動作は、固定された成形時間曲線により特徴付けられる。成形時間曲線は、許容可能なPC計数率、ノイズ抑制、及びエネルギー分解能を与えるように電荷積分時間(単一事象信号レベル)と検出器チャンネル回復時間との関係又は均衡を定める。通常、検出器チャンネルは、低い線束率状態に有利である成形時間を有するように構成される。すなわち、わずかなX線フォトンに変換する低い線束率状態では、フォトン電荷全体を積分してSNRが最適化されるように成形時間がより長いのが好ましい。フォトン雲全体を積分するのに必要な時間に関しては一般に比較的わずかな制約しかない。線束率状態は低い線束により特徴付けられるので、検出器チャンネルは、フォトン雲全体を積分又は他の方法でサンプリングする間に飽和する可能性は低い。一方、低い線束率が好ましい一定時間の成形は、高い線束率状態では不十分となる可能性がある。更に、成形時間が高い線束率状態に適合又は対応するように固定される場合には、低い線束率状態下のSNR及びエネルギー分解能への悪影響が続いて起こる。
従って、CTシステムは、検出器チャンネルの成形時間を動的及び自動的に制御するように設計され、その結果、低い線束率状態並びに高い線束率状態に最適に対処されるようになる。次に図3を参照すると、本発明に適用可能なX線検出器システム50の概略ブロック図が示される。システム50は、検出器素子54から電気信号を受け取るように接続されるPCチャンネル52を含む。検出器54は、X線源により投射され医療患者などの被検体により減弱されるX線16を検出するように構成される。本発明はガンマ線及び他の形態の放射線エネルギーにも適用可能であることを理解されたい。
PCチャンネル52は、検出器素子54から電気信号を受け取るように接続される低ノイズ/高速電荷増幅器56を含む。次いで、増幅器56の増幅出力は、電気信号から個々のフォトン事象を抽出するように構成された信号成形器58に入力される。エネルギーレベル識別器60は、信号成形器58に接続され、1つ又は複数の閾値に対するこれらのパルス高エネルギーレベルに基づくフォトンをフィルタ処理するように設計されている。このために、所望の範囲外のエネルギーレベルを有するこれらのフォトンは、画像再構成のための計数及び処理から除外される。最低限でも、識別器60は、システム内のノイズに対応するエネルギーレベルを有するフォトンを除外するように設計される。複数の閾値を用いて、エネルギーレベル範囲を定め得ることが企図される。計数素子62はエネルギーレベル識別器60により除去されなかったフォトンを受信し、検出器で受信されたフォトンの数を計数して対応する出力64を提供するように構成される。以下で説明され、且つ公知のPCチャンネルとは対照的に、PCチャンネル52の動作は可変の成形時間により管理される。
PCチャンネル52は、成形時間コントローラ68及び好ましくはエネルギーレベルコントローラ70を含むコントローラ66に動作可能に接続される。コントローラ66がエネルギーレベルコントローラ70を含むのが好ましいが、本発明はエネルギーレベルコントローラ70なしで実施可能であることが企図される。1つの実施形態において、PCチャンネル52は、動作がチャンネルの成形時間を定めるアクティブ・フィルタを含む。この点において、アクティブ・フィルタの抵抗及び容量特性を調整して、チャンネルの成形時間特性を操作することができる。
成形時間コントローラ68は、PCチャンネル52に接続され、フィードバック・ループ72をわたり受け取られるフォトン計数フィードバックに基づいてPCチャンネル52の成形時間特性を調整するよう設計される。より具体的には、計数されるフォトン数64により測定される低X線束に検出器素子が曝露されると、成形時間コントローラ68はチャンネルの成形時間を増加させる。反対に、検出器素子54のX線束が増加すると、成形時間コントローラはPCチャンネル52の成形又はサンプリング・ウィンドウ時間を減少させる。
従って、検出器が高いX線束を受けているときには、PCチャンネルがフォトン電荷雲をサンプリングするのに費やす時間量が低減される。従って、フォトン電荷雲に関するあまり正確でないフォトン及びエネルギー識別データが測定されるが、しかしながら、チャンネルは、オーバーレンジを回避するのに十分な速度で回復する。この点において、成形時間又はサンプリング・ウィンドウが低減されるので、より多くのフォトンがデータについて検査、すなわち計数され、一方、検出された各フォトンは、あまり正確でないエネルギー識別情報を提供する。更に高い線束状態下では、別個の各フォトンはあまり重要ではないものと想定され、全体のシステム性能及び画質は、低SNRにより最小限の影響を受ける。一方、検出器が低いX線束を受けているときには、PCチャンネルがフォトン電荷雲をサンプリングするのに費やす時間が延長され、これにより、フォトン電荷雲全体をサンプリングし比較的正確なフォトン計数及びエネルギー識別データを得るのに十分な時間が可能となる。
上述のようにコントローラ66は、1つの実施形態において、エネルギーレベルコントローラ70を含む。測定されたフォトン信号レベルがチャンネル成形時間に応じて変化するので、自動エネルギー識別器エネルギーレベルコントローラ70は、成形時間コントローラ68及びPCチャンネル52に結合され、成形時間の調整に応答してPCチャンネルのエネルギーレベル閾値を調整或いは他の方法で較正する。適切なチャンネル較正を行なうことにより、エネルギーレベルが許容可能又は低いフォトンが計数されて、チャンネル成形時間及び計数率と無関係に線形エネルギー応答を確実にする。
図4を参照すると、例示的なPCチャンネルのそれぞれの成形時間曲線に対する幾つかの振幅プロットが示されている。成形時間が減少すると、潜在的に計数率が増加するが、図示のように信号振幅は低下し、ノイズが増大する。具体的には、曲線74で定められる成形時間を曲線76で定められる成形時間にまで調整すると、潜在的に計数率が増加するが、これにより計数されるフォトンの全体的な信号強度が反比例して低下し、SNRに悪影響を及ぼす。成形時間が更に減少し、すなわち曲線76から曲線78になると、潜在的に計数率が更に増加ようになるが、これと共に信号強度及びSNRは更に低下する。
本発明は更に、図1から図4に関して説明されたようなCTシステムで収集されたエネルギー識別CTデータを用いて、患者の結腸直腸部位のポリープと便とのコントラストの取り込みを伴うCTコロノグラフィに関する。上述のように、所与の放射線検出器の出力を画像再構成に用いることができるように、高X線束状態でのエネルギー識別検出器の飽和又はオーバーレンジを防止することは重要である。これまで、放射線検出器のオーバーレンジを防止するために可変成形時間コントローラを説明してきた。しかしながら、本発明は、限定ではないが、動的コリメーション、動的2電流制御、及び可変成形されたボウタイ・フィルタを含む、高線束状態下での放射線検出器のオーバーレンジを防ぐための他の技法及び機構を組み込んだCTシステムに適用可能であることが企図される。この点において、エネルギー感知又は識別のCTデータにより、従来のCTシステムを用いて収集されたCTデータ特有の不確実性が回避される。すなわち、異なる減弱特性を有する異なる材料又は材料の混合物は、異なる材料の減弱と密度の積が同じであるように密度値が異なる場合には、同じCT又はハウンスフィールド値を生成することができることはよく知られている。すなわち所与の画像ボクセルのCT値は、放射線検出器に入射するフォトン数並びに受信されるX線のエネルギーレベルの関数である。
対照的に、本明細書に記載のCTシステムは、受信されるフォトン数を計数し、並びに受信され又は計数された各フォトンのエネルギーレベルを求めることが可能である。以下により詳細に説明されるように、フォトン計数並びに計数されたフォトンのエネルギーレベルから、撮像された材料の密度だけでなく撮像材料の種類も割り出すことが可能である。次いで、この情報を用いて、便とポリープ、又は静脈内投与されたヨウ素及び/又は経口投与された硫酸バリウム剤などの造影剤と同じCT値特性である他の組織とを区別することができる。静脈内のヨウ素はポリープ又は結腸壁まで進み、一方、経口投与された硫酸バリウムは便にまで進むことを当業者であれば理解するであろう。本発明は各々に適用可能であり、非増強組織と造影剤増強組織との区別に用いることができる。更に本発明を用いて、異なる部位又は組織に送達される異なる造影剤を区別することができる。
次に図5を参照して、本発明の1つの実施形態によるコロノグラフィ・イメージング処理のステップを説明する。処理80は、患者の結腸直腸部位からCTデータを収集するCT検査の指示82で始まる。次いで、CTスキャンが、82で確立されたパラメータに一致して84で実施され、エネルギー感知CTデータの投影を収集する。上述のように、エネルギー感知CTデータは、フォトン計数並びにエネルギーレベル情報を含む。収集されたCTデータがフォトン計数並びにエネルギーレベル情報を含むので、本発明は、86で投影を閾値と比較して、投影データを1つ又は複数のエネルギービンにビンすることが企図される。これによって投影は88で閾値と比較される。閾値に対して投影が属する範囲に応じて、投影が第1のエネルギービン90又は第2のエネルギービン92のいずれかに分類されることになる。1つの企図される実施例において、エネルギービンは、水から収集されたデータに対する造影剤から収集されたデータに相当する。図5には2つのエネルギービンだけが示されているが、2つより多いエネルギービン又は分類をエネルギー感知CTデータの分解に適用してもよいことが企図される。上述のように、2つ又はそれ以上のエネルギービンが、ピーク電圧(kVp)の調整又は特殊フィルタ材料の使用のいずれかによりX線管のエネルギー・スペクトルを変調することを用いるといった他の機構を通して収集することができることも企図される。
エネルギービンが計算されると、該エネルギービンは2つの基底材料94を表す投影CTデータに分解される。2つの投影データセットが処理されて、第1の材料96及び第2の材料98の密度値の再構成画像を形成する。エネルギービンを2つの基底材料に分解することに代えて、エネルギービンを実効原子数及び密度などの直交基底関数の別のセット又は光電及びコンプトン散乱成分に分解することができることが企図される。基底材料密度値が利用可能になると、2次元情報を用いて、2次元基底材料密度データ100に基づき結腸直腸部位で見出された物質を識別することができる。2次元データは、従来のCT処理技法が利用可能な1次元データよりも多くの情報を有する。更に分解法は、同じCT値であるが、化学組成が異なることにより基底材料2次元マップでの表示が異なる物質を識別することができる。この点において、材料基底分解を用いて材料間のコントラストがより大きく生成される。次いで、102で放射線医又は他の医療提供者によって評価するための画像を表示し、処理が完了する。画像の表示は、データの後処理の追加を含み、特定の化学組成の材料を強調する色分けされた画像を生成することができる。
上記で示された実施例において、エネルギービンは、経口投与された造影剤に対応するデータから水分に対応するデータを分割するように設計される。この点において、対応する投影は再構成されて、投与された造影剤の密度並びに画像に存在する水分の密度を表す画像を形成することになる。その結果、造影剤が注入された画像の領域は、CT値密度のみに基づくよりも容易に正常組織と区別されることになる。更に、異なる組織を分類して分離し、最終的には、組織及び/又は造影剤と関連付けられたCT値が同じであっても画像内の組織の区別が容易に確認できるよう区別して重み付けすることができる。この点において、再構成画像の各ピクセルは、画像再構成中に所与のピクセルで撮像されたものを他のピクセルで撮像されたものと区別するのに使用される値でコード化することができる。また、合成画像ではなく、結腸ポリープ単独の画像が再構成可能であることも企図される。すなわち、フォトン計数及びエネルギー識別データに一致する組織の差違に基づき、結腸ポリープに対応するデータを分離して、画像再構成に使用することができ、一方、全ての非ポリープデータは背景レベルに設定される。
次に図6を参照すると、被検体の結腸直腸部位が、結腸直腸部位104内で便108により囲まれたポリープ106を含むよう図式的に示されている。好ましい実施形態において、結腸直腸部位は、CTデータ収集の前にしゃ下前処理を吹き込まれず、又はさらされない。しかしながら、静脈投与のヨウ素又は経口投与の硫酸バリウムなどの造影剤を用いて、結腸直腸部位内において正常組織からの潜在的に癌性の可能性がある結腸ポリープ間のコントラストを更に取り込むことができると企図される。公知のように、造影剤は、癌組織に容易に吸収されるが結腸直腸部位内の他の組織には吸収されないものを選択することができる。従って、結腸直腸部位内の癌性又は他の病理学的異常は、潜在的に癌性の結腸ポリープを識別するのに用いることができる造影剤の貯留を生じることができる。この点において、エネルギー感知及び/又はエネルギー識別CTデータの収集及び分解をより、結腸直腸部位内の悪性ポリープを自動的に識別することが可能である。すなわち材料基底密度値は、癌細胞をターゲットとする造影剤が、同様のCT値を有することができる自然発生の組織ではなくポリープ内に存在することを示すことができる。例えば、材料基底値は、経験的データの参照テーブルと比較することができ、この比較に基づいて結腸ポリープ又は便として識別することができる。加えて、再構成画像において材料密度値を近接している値と比較することにより、識別され又は検出された結腸ポリープの大きさ並びに形状を割り出すことができる。この点において、再構成画像の選択部分のCT値、形状、テクスチャ、及び材料組成を用いて自動的に結腸ポリープを検出し特徴付ける検出処理を実装することが可能である。
従って、本発明はイメージング・スキャナを含む。イメージング・スキャナは放射線源及び放射線検出器を含む。コンピュータは、放射線検出器に動作可能に接続され、放射線検出器により収集されたCTデータを第1のデータセット及び第2のデータセットに分解して被検体の結腸直腸部位の組成を描出するようにプログラムされる。第1のデータセットは、第2のデータセットのものとは異なるエネルギーレベルのデータから構成される。
CTシステムが存在し、被検体のROIからエネルギー感知CTデータを収集する。本方法は更に、エネルギー感知CTデータを第1のエネルギービン及び第2のエネルギービンに分解すること、及び第2のエネルギービンからのデータに対応するピクセルとは異なる第1のエネルギービンからのデータに対応するピクセルをコード化してROIの画像のコントラストを取り込むことを含む。
本発明は更に、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されるコンピュータ・プログラムを含む。コンピュータ・プログラムは、コンピュータによって実行されると、コンピュータに被検体の結腸直腸部位から収集されたエネルギー識別CTデータを受け取り、該エネルギー識別CTデータを少なくとも2つのデータセットに分解させる命令セットを含む。コンピュータはまた、各データセットにコード化値を割り当て、結腸直腸部位に吹送することなく結腸直腸部位の正常及び異常組織間のコントラストにより結腸直腸部位の画像を再構成させる。
加えて本発明は、放射線源及び放射線検出器を有するCTシステムを含む。CTシステムは更に、被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルにおけるデータを受け取り、被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルにおけるデータを受け取るようにプログラムされるコンピュータを含む。コンピュータは更に、第1のエネルギー・スペクトル内のデータと第2のエネルギー・スペクトル内のデータとの間のコントラストにより被検体の結腸直腸部位の画像を再構成するようプログラムされる。
更に本発明によれば、CTシステムが開示され、該CTシステムは、放射線源と、放射線検出器と、被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルにおけるデータを受け取り、被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルにおけるデータを受け取るようにプログラムされるコンピュータとを含む。コンピュータは更に、分解されたデータから結腸直腸部位のラベル付けされた造影剤を検出するようにプログラムされる。
本発明は更に、放射線源及び放射線検出器を有するCTシステムを含む。コンピュータを含み、被検体の結腸直腸部位から収集された第1のエネルギー・スペクトルに関するデータを受け取り、並びに被検体の結腸直腸部位から収集された第2のエネルギー・スペクトルに関するデータを受け取るようにプログラムされる。コンピュータは、エネルギー感知データを材料基底関数データに分解するようプログラムされる。コンピュータはまた、受け取ったデータに基づき組織を癌性及び非癌性に自動的に特徴付けるようにプログラムされる。
本発明を好ましい実施形態に関して説明してきたが、明記されない限り、均等物、代替形態、及び修正形態が可能であり、添付の請求項の範囲内にあることは理解される。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
CTイメージング・システムの透視図。 図1に示されるシステムの概略ブロック図。 本発明による検出器組立体の概略ブロック図。 例示的なPC検出器の幾つかの成形時間に対する信号振幅プロットを示すグラフ。 本発明によるCTコロノグラフィ検査のステップを説明するフローチャート。 ポリープが配置された被検体の結腸直腸部位の概略図。
符号の説明
16 X線
52 PCチャンネル
54 検出器
56 低ノイズ/高速電荷増幅器
58 信号成形器
60 エネルギーレベル識別器
62 計数素子
64 フォトン計数
66 PCチャンネルコントローラ
68 成形時間コントローラ
70 エネルギーレベルコントローラ

Claims (10)

  1. 放射線源(14)と、
    放射線検出器(18)と、
    前記放射線検出器(18)により収集されたCTデータを第1のデータセット(90)及び第2のデータセット(92)に分解して、被検体(22)の結腸直腸部位(104)の組成を描出するようにプログラムされたコンピュータ(36)と、
    を備え、
    前記第1のデータセット(90)が前記第2のデータセット(92)とは異なるエネルギーレベルにおけるデータから構成されることを特徴とするイメージング・スキャナ(10)。
  2. 前記コンピュータ(36)が更に、前記被検体(22)の結腸直腸部位(104)の画像(102)を便とポリープ(106)との間のコントラストにより再構成するようにプログラムされる請求項1に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  3. 前記コンピュータ(36)が更に、便とポリープとを色分けした区別化により画像を表示するようにプログラムされる請求項2に記載のイメージング・スキャナ(10)
  4. 前記コンピュータ(36)が更に、前記第1のデータセット(90)が水分に対応するデータから構成され、前記第2のデータセット(92)が造影剤に対応するデータから構成されるようにCTデータ(94)を分解するようプログラムされる請求項1に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  5. 前記コンピュータ(36)が更に、前記分解されたCTデータから前記被検体(22)の結腸直腸部位(104)における結腸ポリープ(106)の存在を自動的に求めるようにプログラムされる請求項1に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  6. 前記コンピュータ(36)が更に、材料基底密度ペア(94)を参照テーブルに対して比較し、該比較から撮像されたものが結腸ポリープに相当するかどうかを割り出すようにプログラムされる請求項5に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  7. 前記コンピュータ(36)が更に、被検体(22)の結腸直腸部位(104)へのしゃ下前処理又は吹送のない結腸ポリープ(106)検出で前記被検体(22)の結腸直腸部位(104)を撮像するようにプログラムされる請求項6に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  8. 前記コンピュータ(36)が、前記第2のデータセット(92)からのデータに対応するピクセルとは異なる前記第1のデータセット(90)からのデータに対応するピクセルをコード化して、前記被検体(22)の結腸直腸部位(104)の画像においてコントラストを増強するように更にプログラムされる請求項1に記載のイメージング・スキャナ(10)。
  9. 前記コンピュータ(36)が更に、CT画像からのデータ及び2次元基底材料データから構成される単一画像を再構成するようにプログラムされるイメージング・スキャナ(10)。
  10. 前記コンピュータ(36)が更に、前記第1のデータセット(90)のデータ及び前記第2のデータセット(92)のデータに基づき組織を癌性及び非癌性に自動的に特徴付けるようにプログラムされる請求項1に記載のイメージング・スキャナ(10)。
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