JP2006141800A - ミシンの水平釜 - Google Patents
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Abstract
【課題】水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かす。
【解決手段】縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜(3)と、この内釜(3)に対して回転し、外周に備える剣先(23)により上糸ループに内釜(3)をくぐらせる外釜(2)と、この外釜(2)に設けられ、内釜(3)を当該外釜(2)に吸着させる磁石(4)と、磁性材料からなり、磁石(4)の側面に沿って形成されるとともに一端部が内釜(3)に向けて配置され、磁石(4)を収容する磁石収容体(5)と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜(3)と、この内釜(3)に対して回転し、外周に備える剣先(23)により上糸ループに内釜(3)をくぐらせる外釜(2)と、この外釜(2)に設けられ、内釜(3)を当該外釜(2)に吸着させる磁石(4)と、磁性材料からなり、磁石(4)の側面に沿って形成されるとともに一端部が内釜(3)に向けて配置され、磁石(4)を収容する磁石収容体(5)と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、ミシンの水平釜に関する。
従来、ミシンの水平釜は、外釜に内釜が装着され、この外釜にねじ歯車が一体的に取り付けられて構成されている。そして、ねじ歯車に噛み合う歯車を回転させることにより、外釜が回転するようになっている。
このような水平釜においては、外釜の回転中に内釜の上下方向位置が不安定になり、内釜が外釜から浮き上がったり飛び出して外釜に対して暴れる場合がある。その結果、水平釜から騒音が発生したり、縫い調子不良の原因になる。そこで、これらの問題の防止策の一例として、磁石の吸着力を利用して騒音の発生や縫い調子不良を防止するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、図4に示すように、外釜101のうち内釜102の装着箇所に磁石103を設け、この磁石103により、装着される内釜102と外釜101との間に吸着力を発生させて内釜102を外釜101に吸着し、回転中における内釜102の上下方向の位置を安定させるようになっている。
特開平8−24461号公報
このような水平釜においては、外釜の回転中に内釜の上下方向位置が不安定になり、内釜が外釜から浮き上がったり飛び出して外釜に対して暴れる場合がある。その結果、水平釜から騒音が発生したり、縫い調子不良の原因になる。そこで、これらの問題の防止策の一例として、磁石の吸着力を利用して騒音の発生や縫い調子不良を防止するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、図4に示すように、外釜101のうち内釜102の装着箇所に磁石103を設け、この磁石103により、装着される内釜102と外釜101との間に吸着力を発生させて内釜102を外釜101に吸着し、回転中における内釜102の上下方向の位置を安定させるようになっている。
ところで、上記特許文献1に記載されたような水平釜では、磁石の磁力をあまり大きくすると、強い磁場が形成されて他の部品に影響があるため、内釜を吸着できる程度の磁力を有する磁石が用いられる。しかし、外釜と内釜の摺動により内釜が暴れると、磁石の磁力では内釜を外釜に吸着させておくことができなかった。
また、磁石の磁力線は拡散されるため、内釜に作用する磁力線は一部であり、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かしていなかった。
また、磁石の磁力線は拡散されるため、内釜に作用する磁力線は一部であり、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かしていなかった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かすことができるミシンの水平釜を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜と、この内釜に対して回転し、外周に備える剣先により上糸ループに前記内釜をくぐらせる外釜と、この外釜に設けられ、前記内釜を当該外釜に吸着させる磁石と、磁性材料からなり、前記磁石の側面に沿って形成されるとともに一端部が前記内釜に向けて配置され、前記磁石を収容する磁石収容体と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、磁石は磁石収容体に収容されているので、磁石の磁力線は磁石収容体によって内釜に向けて導かれる。すなわち、磁石収容体がヨークとして機能し、そのバックヨーク効果により、磁石の磁力線を内釜に集中させることができる。これにより、外釜と内釜の摺動により内釜を暴れさせるように作用する力よりも内釜を外釜に吸着させる磁力の方が大きくなるため、内釜は暴れることがない。よって、水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かすことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの水平釜において、前記磁石と前記内釜との距離を調節する距離調節手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、距離調節手段により磁石と内釜との距離を調節することができるので、内釜を外釜に吸着させる力を調節することができ、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができる。
請求項3に記載の発明は、ミシンの水平釜において、縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜と、この内釜に対して回転し、外周に備える剣先により上糸ループに前記内釜をくぐらせる外釜と、を備え、前記外釜における前記内釜との摺動部に第1の磁石を設け、前記内釜における前記第1の磁石との対向位置に第2の磁石を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、外釜と内釜の摺動部に磁石を設けることにより、外釜の摺動トルクに加えて、第1の磁石と第2の磁石との間に発生する吸着力が当該摺動トルクに加えられるので、外釜と内釜の吸着力をより増加させることができ、内釜は暴れることがない。よって、水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止することができる。
また、第1の磁石及び第2の磁石の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
また、第1の磁石及び第2の磁石の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、磁石は磁石収容体に収容されているので、磁石の磁力線は磁石収容体によって内釜に向けて導かれる。すなわち、磁石収容体がヨークとして機能し、そのバックヨーク効果により、磁石の磁力線を内釜に集中させることができる。これにより、外釜と内釜の摺動により内釜を暴れさせるように作用する力よりも内釜を外釜に吸着させる磁力の方が大きくなるため、内釜は暴れることがない。よって、水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石が有する磁力を内釜の吸着に効率よく生かすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、距離調節手段により磁石と内釜との距離を調節することができるので、内釜を外釜に吸着させる力を調節することができ、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、外釜と内釜の摺動部に磁石を設けることにより、外釜の摺動トルクに加えて、第1の磁石と第2の磁石との間に発生する吸着力が当該摺動トルクに加えられるので、外釜と内釜の吸着力をより増加させることができ、内釜は暴れることがない。よって、水平釜からの騒音や縫い調子不良の発生を防止することができる。
また、第1の磁石及び第2の磁石の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
また、第1の磁石及び第2の磁石の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの水平釜の最良の形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
<ミシンの水平釜の構成>
図1及び図2に示すように、ミシンの水平釜1は、内釜3に対して回転して上糸ループに内釜3をくぐらせる外釜2と、縫製時に下糸を供給するボビンが収容され、外釜2に装着される内釜3と、外釜2に設けられ、内釜3を外釜2に吸着させる磁石4と、磁性材料からなり、磁石4の側面に沿って形成されるとともに一端部が内釜3に向けて配置され、磁石4を収容する磁石収容体としての磁石ケース5と、磁石4と内釜3との距離を調節する距離調節手段としての座金6と、を備えている。
(実施形態1)
<ミシンの水平釜の構成>
図1及び図2に示すように、ミシンの水平釜1は、内釜3に対して回転して上糸ループに内釜3をくぐらせる外釜2と、縫製時に下糸を供給するボビンが収容され、外釜2に装着される内釜3と、外釜2に設けられ、内釜3を外釜2に吸着させる磁石4と、磁性材料からなり、磁石4の側面に沿って形成されるとともに一端部が内釜3に向けて配置され、磁石4を収容する磁石収容体としての磁石ケース5と、磁石4と内釜3との距離を調節する距離調節手段としての座金6と、を備えている。
外釜2は、上面が開口された筒状に形成され、その内部には内釜3を装着する収容部21が形成されている。この収容部21の底面のほぼ中央には、磁石ケース5を収容する凹部22が形成されている。この凹部22は、底面積が磁石ケース5より僅かに大きくなるように形成され、磁石ケース5を凹部22に収容した際に磁石ケース5の側面と凹部22の側壁との間にほとんど隙間ができないようになっている。また、凹部22の側壁の高さは、磁石ケース5の高さよりも低く形成されている。
外釜2の外周面には、上糸ループに内釜3をくぐらせる剣先23が設けられている。
外釜2の下面には、ねじ歯車24が設けられており、下軸の駆動がねじ歯車24に伝達されることにより、外釜2が回転するようになっている。
外釜2の外周面には、上糸ループに内釜3をくぐらせる剣先23が設けられている。
外釜2の下面には、ねじ歯車24が設けられており、下軸の駆動がねじ歯車24に伝達されることにより、外釜2が回転するようになっている。
内釜3は、磁石4により外釜2に吸着されており、内釜3の外周部の下面が外釜2の外周部の上面に当接し、外釜2が回転することにより内釜3の外周部に対して摺動するようになっている。内釜3には、ボビンが装着されるボビン装着部31が形成されている。
磁石4は、環状に形成された永久磁石からなり、外釜2と内釜3との間に設けられ、内釜3を外釜2に吸着させる磁力を有する。
磁石ケース5は、上面が開口された筒状に形成され、磁性材料からなる。具体的に、磁性材料としては、強磁性体である鉄、コバルト、ニッケルを用いることが好ましい。磁石ケース5の内部には磁石4を収容するケース収容部51が形成されている。このケース収容部51は、底面積が磁石4より僅かに大きくなるように形成され、側面部は磁石4の外周側面に沿って形成されている。これにより、磁石4をケース収容部51に収容した際に磁石4の側面とケース収容部51の側壁との間にほとんど隙間ができないようになっている。磁石ケース5は、その上端縁52が外釜2の上方に装着される内釜3に向かうように配置されている。これは、磁石ケース5をヨークとして機能させるためである。ここで、ヨークとは、磁石4からでる磁力線を拡散させずに寄せ集め、所定の箇所に集中させる機能を有するものをいう。
座金6は、自身が有する厚さにより、磁石ケース5に収容された磁石4と内釜3との距離を調節するものである。座金6は外釜2の凹部22と磁石ケース5に挟まれるように配置され、ねじ7により磁石ケース5とともに外釜2の凹部22に取り付けられている。すなわち、座金6の積層枚数を増やすことにより磁石ケース5は上方に引き上げられるため、磁石4と内釜3との距離が近くなり、内釜3はより強い磁界内に位置することになる。
また、磁石ケース5の上端縁52は、外釜2の収容部21の底面よりも高くなるよう段差が形成されているが、座金6を多く設けることにより両者の高低差が大きくなった場合には、磁石ケース5の周囲にはスペーサ8が設けられ(図2参照)、磁石ケース5をより安定した状態で凹部22に固定できるようになっている。
<実施形態1の作用効果>
以上のように、実施形態1におけるミシンの水平釜1によれば、磁石4は磁石ケース5に収容されているので、磁石4の磁力線は磁石ケース5によって内釜3に向けて導かれる。すなわち、磁石ケース5がヨークとして機能し、そのバックヨーク効果により、磁石4の磁力線を内釜3に集中させることができる。これにより、外釜2と内釜3の摺動により内釜3を暴れさせるように作用する力よりも内釜3を外釜2に吸着させる磁力の方が大きくなるため、内釜3は暴れることがない。よって、水平釜1からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石4が有する磁力を内釜3の吸着に効率よく生かすことができる。
また、磁石ケース5を設けて内釜3の外釜2への吸着力を増加させることにより、内釜3と外釜2が摺動する摺動部の加工精度を緩和することができ、加工費の低減を図ることができる。
また、座金6により磁石4と内釜3との距離を調節することができるので、内釜3を最適な磁力で外釜2に吸着させることができる。すなわち、内釜3の外釜2への吸着力を増加させたい場合には、磁石4と内釜3との距離を近づけることにより、内釜3を強い磁界内に配置すればよく、内釜3の外釜2への吸着力を減少させたい場合には、磁石4と内釜3との距離を遠ざけることにより、内釜3を弱い磁界内に配置すればよい。
以上のように、実施形態1におけるミシンの水平釜1によれば、磁石4は磁石ケース5に収容されているので、磁石4の磁力線は磁石ケース5によって内釜3に向けて導かれる。すなわち、磁石ケース5がヨークとして機能し、そのバックヨーク効果により、磁石4の磁力線を内釜3に集中させることができる。これにより、外釜2と内釜3の摺動により内釜3を暴れさせるように作用する力よりも内釜3を外釜2に吸着させる磁力の方が大きくなるため、内釜3は暴れることがない。よって、水平釜1からの騒音や縫い調子不良の発生を防止し、磁石4が有する磁力を内釜3の吸着に効率よく生かすことができる。
また、磁石ケース5を設けて内釜3の外釜2への吸着力を増加させることにより、内釜3と外釜2が摺動する摺動部の加工精度を緩和することができ、加工費の低減を図ることができる。
また、座金6により磁石4と内釜3との距離を調節することができるので、内釜3を最適な磁力で外釜2に吸着させることができる。すなわち、内釜3の外釜2への吸着力を増加させたい場合には、磁石4と内釜3との距離を近づけることにより、内釜3を強い磁界内に配置すればよく、内釜3の外釜2への吸着力を減少させたい場合には、磁石4と内釜3との距離を遠ざけることにより、内釜3を弱い磁界内に配置すればよい。
(実施形態2)
<ミシンの水平釜の構成>
図3に示すように、ミシンの水平釜11は、上糸ループに内釜13をくぐらせる外釜12と、縫製時に下糸を供給するボビンが収容され、外釜12に装着される内釜13と、を備えている。
<ミシンの水平釜の構成>
図3に示すように、ミシンの水平釜11は、上糸ループに内釜13をくぐらせる外釜12と、縫製時に下糸を供給するボビンが収容され、外釜12に装着される内釜13と、を備えている。
外釜12は、上面が開口された筒状に形成され、その内部には内釜13を装着する収容部15が形成されている。外釜12の上端部、すなわち、内釜3との摺動部T1には、凹部16が形成され、この凹部16には、永久磁石からなる第1の磁石M1が設けられている。外釜12の下面には、ねじ歯車17が設けられており、下軸の駆動がねじ歯車17に伝達されることにより、外釜12が回転するようになっている。
内釜13は、その外周部の下面が外釜12の摺動部T1に当接する摺動部T2であり、この摺動部T2には、第1の磁石M1との対向位置に永久磁石からなる第2の磁石M2が設けられている。
第1の磁石M1及び第2の磁石M2は、任意の着磁がなされ、外釜12の摺動トルクに合わせて着磁方法は適宜変更される。
第1の磁石M1及び第2の磁石M2は、任意の着磁がなされ、外釜12の摺動トルクに合わせて着磁方法は適宜変更される。
<実施形態2の作用効果>
以上のように、実施形態2におけるミシンの水平釜11によれば、外釜12の摺動部T1に第1の磁石M1を設け、内釜13の摺動部T2に第2の磁石M2を設けることにより、外釜12の摺動トルクに加えて、第1の磁石M1と第2の磁石M2との間に発生する吸着力が当該摺動トルクに加えられるので、外釜12と内釜13の吸着力をより強固にすることができ、内釜13は暴れることがない。よって、水平釜11からの騒音や縫い調子不良の発生を防止することができる。
また、第1の磁石M1及び第2の磁石M2の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜12に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
以上のように、実施形態2におけるミシンの水平釜11によれば、外釜12の摺動部T1に第1の磁石M1を設け、内釜13の摺動部T2に第2の磁石M2を設けることにより、外釜12の摺動トルクに加えて、第1の磁石M1と第2の磁石M2との間に発生する吸着力が当該摺動トルクに加えられるので、外釜12と内釜13の吸着力をより強固にすることができ、内釜13は暴れることがない。よって、水平釜11からの騒音や縫い調子不良の発生を防止することができる。
また、第1の磁石M1及び第2の磁石M2の着磁方法を変えることにより、摺動トルクの調整を行うこともできるので、内釜を最適な磁力で外釜12に吸着させることができ、最適な摺動トルクを得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、磁石及び磁石ケースの形状は任意であって、設計変更可能である。また、座金以外の部材を用いて、内釜と磁石との間の距離を調節できるようにしてもよい。また、外釜への取り付け順序は、座金、磁石ケース、磁石、内釜に限らず、磁石ケース上に座金を取り付けてもよい。その他、本発明の課題を解決できるものであれば、その構造は問わない。
2 外釜
3 内釜
4 磁石
5 磁石ケース(磁石収容体)
6 座金(距離調節手段)
12 外釜
13 内釜
23 剣先
M1 第1の磁石
M2 第2の磁石
T1 摺動部
T2 摺動部
3 内釜
4 磁石
5 磁石ケース(磁石収容体)
6 座金(距離調節手段)
12 外釜
13 内釜
23 剣先
M1 第1の磁石
M2 第2の磁石
T1 摺動部
T2 摺動部
Claims (3)
- 縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜と、
この内釜に対して回転し、外周に備える剣先により上糸ループに前記内釜をくぐらせる外釜と、
この外釜に設けられ、前記内釜を当該外釜に吸着させる磁石と、
磁性材料からなり、前記磁石の側面に沿って形成されるとともに一端部が前記内釜に向けて配置され、前記磁石を収容する磁石収容体と、
を備えることを特徴とするミシンの水平釜。 - 前記磁石と前記内釜との距離を調節する距離調節手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシンの水平釜。
- 縫製時に下糸を供給するボビンが収容される内釜と、
この内釜に対して回転し、外周に備える剣先により上糸ループに前記内釜をくぐらせる外釜と、を備え、
前記外釜における前記内釜との摺動部に第1の磁石を設け、
前記内釜における前記第1の磁石との対向位置に第2の磁石を設けたことを特徴とするミシンの水平釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337696A JP2006141800A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | ミシンの水平釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004337696A JP2006141800A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | ミシンの水平釜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=36622127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006141800A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010115376A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Janome Sewing Mach Co Ltd | ミシンの水平回転釜 |
CN105002673A (zh) * | 2014-04-24 | 2015-10-28 | 蛇之目缝纫机工业株式会社 | 缝纫机的水平旋转梭 |
CN105040295A (zh) * | 2014-04-24 | 2015-11-11 | 蛇之目缝纫机工业株式会社 | 缝纫机的水平旋转针筒 |
CN105862274A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-08-17 | 瑞安市奥雅服饰有限公司 | 横向磁力式悬空梭套缝纫装置 |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004337696A patent/JP2006141800A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015208401A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシンの水平回転釜 |
JP2015208400A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシンの水平回転釜 |
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