JP2006140708A - 撮像装置、撮像装置の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷等画像記録のための位置合わせを行った撮影画像を容易に得ることができる。
【解決手段】 LCDモニタにより表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体(例えばディスク状記録媒体)に記録可能な領域の情報202を、撮影領域の画像107の上に重ねて表示させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 LCDモニタにより表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体(例えばディスク状記録媒体)に記録可能な領域の情報202を、撮影領域の画像107の上に重ねて表示させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、撮像して得られた画像を記録する撮像装置、撮像装置の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
印刷装置と撮像装置とを直接接続して構成された印刷システムにおいて、印刷用紙を収納した、印刷装置に着脱可能なカートリッジを利用し、カートリッジに設けられた情報記録手段から印刷出力に利用する情報を撮像装置側で取得することにより、多様化したユーザニーズに対応し、多種多様な印刷用紙への印刷を容易に行う撮像装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−211793号公報
しかしながら、上記従来の撮像装置では、印刷対象としてディスク形態の記録媒体が選択された場合には、そのドーナツ形状により中心や周辺部分の印刷不可能領域が存在するため、該領域に対しどのように位置合わせをし、印刷を行うかについての決定手段が必要となる。このような手順を撮像装置本体で行うことは煩雑な作業であり、敬遠されがちである。さらに通常の撮影においては、重要な被写体を中心に置いて撮影をすることが多く、上記位置合わせ手順を省略して印刷を実施すると、重要な被写体が印刷されないという問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためのものであり、印刷等画像記録のための位置合わせを行った撮影画像を容易に得ることができる撮像装置、撮像装置の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像して得られた画像を記録する撮像装置であって、撮影領域の画像を表示可能な表示手段と、前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の表示制御方法は、撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法であって、前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御工程有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法を実行するためのプログラムであって、前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御ステップを有することを特徴とする。
また、本発明の記憶媒体は、撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法を実行するためのプログラムコードを記録した記憶媒体であって、前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御コードを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、撮影領域の画像の上に重ねて表示させることで、印刷等画像記録のための位置合わせを行った撮影画像を容易に得ることができる。
例えば、撮影時にディスクラベルに適合するようにフレーミングを行い、ディスクラベル画像ファイルとして保存することができ、容易にディスクラベル画像を作成することができる。また、印刷装置と接続し、ディスクに対しディスクラベル印刷を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1は本発明の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、符号101は撮像装置全体の制御を担う制御部、符号102は焦点距離や絞りの状態を変更可能なレンズ、符号103は例えばCCD(Charge Coupled Device)のような撮像素子で、レンズ102により結像した光を電気信号に変換する機能を有する。符号104はA/Dコンバータであり、撮像素子103から入力される動画像アナログ信号をデジタル映像信号化して出力する機能を有する。符号105はデジタル信号処理部であり、入力動画像デジタル信号に対しホワイトバランスやガンマ補正等の所定の信号処理を行う。符号106は映像信号符号/復号化部であり、入力されるデジタル映像信号に対しデータ量の圧縮を行い、静止画像、動画像それぞれに適した記録信号形式にデータを変換する機能を有し、また逆に記録データから静止画像データ、動画像データへと復号する機能を有する。符号107は表示部であり、撮影中、再生中の画像や、それに付随する各種データを表示する機能を有し、また各種操作の際のユーザインタフェースとしても利用される。
符号108はフラッシュメモリであり、各種データの記録に使用され、また一部の領域については前記制御部101で処理されるファイルシステムの記録媒体として利用され、前記映像信号符号/復号化部によって生成される動画像データファイル、静止画像データファイルの記録に利用される。符号109、110はそれぞれディスクスロット部、ディスク媒体であり、ディスク媒体は本撮像装置に対し着脱・交換可能な記録媒体である。前記フラッシュメモリと同様に、ファイルシステムの記録媒体として利用され、映像信号符号/復号化部によって生成される動画像データファイル、静止画像データファイルの記録に利用される。符号111は通信部であり、情報処理端末や印刷装置等と接続され、各種データの交換に利用される。
次に、本実施形態における撮影時の表示部107への表示情報について図2を用いて説明する。
図2(a)は、通常画像撮影モード時の表示部107の様子であり、撮影領域に対し、符号201の測距、測光ポイントが重ねて表示される。図では測距、測光ポイントが三つの場合を示しており、静止画撮影時には、これらの少なくとも一つ以上のポイントに対し、撮影時の焦点や露出が適正となるように制御される。撮影者は本表示を見ながら撮影のフレーミングを行い、被写体を任意の測距、測光ポイントに合わせ、撮影を行う。
図2(b)は本実施形態の特徴であるディスクラベル画像撮影モード時の表示部107の様子を示している。(a)に対し、符号202のディスクラベル領域情報が表示される。これは、ディスクラベルに印刷可能な領域を示すものであり、この領域内に被写体がおさまるように撮影することで、ディスクラベル印刷に最適な静止画像を撮影することができる。また、測距、測光ポイントとしては、通常静止画撮影モード時の中心のポイントが存在しない。これは、中心部分はディスクの孔の領域にあたり、撮影画像をディスクラベルに印刷してもその部分は印刷されないため、測距、測光ポイントとして選択できないように配慮したものである。
図2(c)、(d)は、(b)と同様にディスクラベル画像撮影モード時の表示部107の表示例である。図2(b)では単にディスクラベル領域を表示しただけであるが、(c)においては、より撮影者に対しディスクラベル領域をわかりやすくするため、符号203のようなディスクラベル外領域については、輝度レベルを下げて表示する。さらにフレーミングが確定し、測距、測光ポイントが確定し、撮影準備完了状態に入った場合には、(d)の表示に切り替わる。符号204のように、選択されている測距、測光ポイントが表示され、符号205のようにディスクラベル領域外については、輝度レベルが最低レベルに落とされ、より撮影者がディスクラベル印刷時のイメージがわかりやすいように表示する。撮影者はこの表示を確認し、問題が無ければ撮影し記録媒体にディスクラベル画像を記録する。印刷イメージと異なる場合には、撮影準備完了状態を解除し、再度(c)の表示でフレーミングを実施する。
次に、上記のようにディスクラベル画像撮影モードによって撮影されたディスクラベル画像について図3を用いて説明する。
図3(a)は、ディスクラベル画像撮影モード時に同時記録された通常画像ファイルであり、ディスクラベル以外の領域についても画像データが記録されている。一方、(b)はディスクラベル画像を示しており、符号301、302の示すディスクラベル領域以外の部分については、本来の画像データではなく白色データとして記録されている。これは、ディスクラベル画像を印刷する際に領域外の部分については印刷しないようにするためである。また、ディスクラベル外領域については不要となるため、(b)のようにディスクラベル領域を包含する正方形の領域を画像サイズとするように記録しても良い。
次にディスクラベル画像撮影モード時の画像データの記録について説明する。本実施形態の撮像装置では、以下の記録方法の中から一つを選択し、記録することができる。
(1)ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108に記録する
(2)ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108、ディスク媒体110の両方に記録する
(3)ディスクラベル画像ファイルをフラッシュメモリ108に記録、同時に通常画像データをディスク媒体110に記録する
上記のように(1)、(2)、(3)いずれの場合でも、ディスクラベル画像ファイルがフラッシュメモリ108に記録される。その理由は、後に述べるディスクラベル印刷モード時への対応が目的であり、本装置からディスクラベルの印刷を行う場合、ディスク媒体は印刷装置側に装着されていることが予想され、この状況においてはディスク媒体にディスクラベル画像が記録されていることは無意味であり、少なくとも本撮像装置内のフラッシュメモリ108に、ディスクラベル画像ファイルが記録されている必要があるためである。
(1)ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108に記録する
(2)ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108、ディスク媒体110の両方に記録する
(3)ディスクラベル画像ファイルをフラッシュメモリ108に記録、同時に通常画像データをディスク媒体110に記録する
上記のように(1)、(2)、(3)いずれの場合でも、ディスクラベル画像ファイルがフラッシュメモリ108に記録される。その理由は、後に述べるディスクラベル印刷モード時への対応が目的であり、本装置からディスクラベルの印刷を行う場合、ディスク媒体は印刷装置側に装着されていることが予想され、この状況においてはディスク媒体にディスクラベル画像が記録されていることは無意味であり、少なくとも本撮像装置内のフラッシュメモリ108に、ディスクラベル画像ファイルが記録されている必要があるためである。
(3)のようにディスクラベル画像ファイルと通常画像ファイルを記録する場合には、これらの記録ファイルは同時に撮影されたという関連性がわかるように記録する。具体的には、両ファイルのファイル名について、通常画像ファイルについては先頭に“IMG_”を、ディスクラベル画像ファイルについては先頭に“LBL_”をつけ、続いて両者に対し同じ通し番号を付与する。例えば通常画像ファイルIMG_0512.JPGとディスクラベル画像ファイルLBL_0512.JPGは同時に撮影されたファイルであると判別できる。このように記録された画像ファイルを再生モードにおいて表示する場合には、関連付けられた両ファイルのうち図4(b)のように通常画像ファイルを表示する。その場合、本画像には関連付けられたディスクラベル画像ファイルが存在することを明示するために、画像右上部に符号401のディスクラベル画像リンクマークを表示する。一方、通常画像ファイルのみの画像ファイルについては図4(a)のように表示される。
本実施形態における撮像装置の撮像時の動作をフローチャートを用いて説明する。本処理は、制御部101に記憶された制御プログラムに基づき、制御部101が実行するものである。
まず、図示しない操作部においてユーザにより撮影モードが、ディスクラベル画像撮影モードと通常画像撮影モードのどちらに設定されているかを判断する(S1001)。
ここで、通常画像撮影モードに設定されていると判断された場合は、図2(a)に示した表示を表示部107に表示させ(S1002)、ユーザからの撮像開始指示(シャッターボタン押下)を待ちながら(S1003)、随時、撮像素子103から得られる画像を更新する。
ユーザからの指示入力があった場合、そのときの表示領域に基づく撮影を行い(S1004)、得られた通常画像のみをディスク媒体110に記録し、通常画像撮影モードでの処理を終了する。
一方、ステップS1001で、ディスクラベル画像撮影モードであると判断された場合は、図2(b)に示した表示を表示部107に表示させ(S1006)、ユーザからの撮像開始指示(シャッターボタン押下)を待ちながら(S1006)、随時、撮像素子103から得られる画像を更新する。
ユーザからの指示入力があった場合、そのときの表示領域に基づく撮影を行い(S1007)、予め設定された記録モードが何であるかを判断し、判断結果に従い所定の媒体に画像を記録する。
ここで、記録モードが、上記(1)の記録モードである場合、ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108に記録する(S1009)。記録モードが、上記(2)の記録モードである場合、ディスクラベル画像ファイルのみをフラッシュメモリ108、ディスク媒体110の両方に記録する。記録モードが、上記(3)の記録モードである場合、ディスクラベル画像ファイルをフラッシュメモリ108に記録、同時に通常画像データをディスク媒体110に記録する。以上のいずれかの記録モードでの記録が終了すると、ディスクラベル画像撮影モードでの処理を終了する。
次に、本撮像装置の特徴であるディスクラベル印刷について説明する。
図5のように、本撮像装置501と印刷装置502は本装置の通信部111を使用して接続される。符号503は印刷媒体であり、通常の用紙やディスク媒体等が選択可能である。図5(a)のようにUSB(Universal Serial Bus)で代表されるような有線で接続される場合や、(b)のように無線LANで代表されるような無線通信で接続される場合もある。いずれの場合でも、両者が通信可能な状態になることにより、撮像装置から画像ファイルを印刷装置に送信し、任意の印刷媒体に画像を印刷することができる。
図5のように、本撮像装置501と印刷装置502は本装置の通信部111を使用して接続される。符号503は印刷媒体であり、通常の用紙やディスク媒体等が選択可能である。図5(a)のようにUSB(Universal Serial Bus)で代表されるような有線で接続される場合や、(b)のように無線LANで代表されるような無線通信で接続される場合もある。いずれの場合でも、両者が通信可能な状態になることにより、撮像装置から画像ファイルを印刷装置に送信し、任意の印刷媒体に画像を印刷することができる。
両者の処理手順について、図6のフローを用いて説明する。まず両者を起動する(S601、S609)。撮像装置については画像再生モードで起動し、記録された各画像ファイルを再生しながら(S602)、印刷する画像ファイルを選択する(S603)。撮像装置は選択された画像ファイルの種別を判別する(S604)。選択された画像ファイルが、ディスクラベル画像ファイルへ関連付けられた通常画像ファイルの場合は、通常画像を印刷するのか、関連付けられたディスクラベル画像を印刷するのかの選択を促す表示を行う(S605)。画像ファイルの種別が確定すると、印刷媒体の選択を促す表示を行う(S606)。この時、通常画像ファイルの場合には用紙サイズや用紙種別の選択が可能であるが、ディスクラベル画像ファイルの場合には、ディスクのみが選択可能となる。選択された印刷媒体に応じた媒体を印刷装置にセットし(S610)、印刷装置は印刷準備状態となる。
その後、本撮像装置において印刷開始の指示を行い、印刷を開始する(S607)。通信部111を介して選択された画像ファイルおよび印刷媒体種別等の付随情報が印刷装置に送信され(S614)、印刷装置は印刷を開始する(S611)。印刷終了(S612)と同時に終了通知および結果を撮像装置に返し(S615)、印刷処理を終了する。撮像装置は印刷装置からの終了通知をうけ、選択画像の印刷終了を認識する。S614の通信において、印刷装置側にセットされた印刷媒体と、撮像装置側で選択された印刷媒体が一致しないことがわかった場合には、撮像装置はその旨を表示し、印刷媒体の選択を変更するか、印刷装置にセットされた印刷媒体の変更を促す。
以上説明したとおり、本撮像装置では、撮影時にディスクラベルに適合するようにフレーミングを行い、ディスクラベル画像ファイルとして保存することができ、容易にディスクラベル画像を作成することができる。また、印刷装置と接続し、ディスクに対しディスクラベル印刷を行うことができる。
(第2の実施形態)
ディスクラベル印刷について第1の実施形態とは異なる手順で実施する場合について説明する。
ディスクラベル印刷について第1の実施形態とは異なる手順で実施する場合について説明する。
図7に本実施形態の印刷手順を示す。本実施形態の撮像装置にはディスクラベル印刷モードが備えられており、本モードで撮像装置を起動する(S701)。本モードの場合、ディスクラベルへの印刷のみが有効になるため、印刷画像確認のための再生もディスクラベル画像に限定される(S702)。このときの表示部107の表示例を図8に示す。符号801に印刷候補のディスクラベル画像が表示され、符号802,803のボタンにより印刷の許可/非許可を選択する。符号803が選択された場合には、次の印刷候補が表示される。
このようにして印刷ディスクラベル画像が確定すると、印刷が開始され(S704)、ディスクラベル画像が印刷装置に送信される(S711)。S711の通信に先立ち印刷装置には、印刷媒体としてディスクがセットされる。該通信時点でディスクがセットされていない場合には、その旨が撮像装置に表示され、ディスクのセットを促す表示を行う。正常に印刷が開始され(S708)、印刷が完了する(S709)と同時に終了通知および結果を撮像装置に返し(S712)、印刷処理を終了する。撮像装置は印刷装置からの終了通知をうけ、選択画像の印刷終了を認識する。
上記の方法の場合、あらかじめディスクラベル印刷モードで起動するため、撮像装置の表示部にはディスクラベル画像のみが表示され、所望の印刷画像を見つけやすいという利点がある。
同様に上記とは別の印刷手順について図9を用いて説明する。まず撮像装置は印刷モードで起動される(S901)、またこれに先立ち、印刷装置には所望の印刷媒体がセットされている(S909)。印刷モードで起動された撮像装置は、すぐに印刷装置との通信を開始し、特に印刷装置の種類や印刷装置にセッティングされている印刷媒体の情報を取得する(S913)。該情報をもとに印刷装置が通常画像の印刷準備状態にあるか、ディスクラベル画像印刷準備状態にあるかの判定を行う(S902)。ディスクラベル画像印刷準備状態であると判定された場合には、ディスクラベル画像ファイルのみを表示部107に表示し(S903)、印刷すべきディスクラベル画像の選択を促す(S904)。
一方、通常画像印刷準備状態であると判定された場合には、通常画像ファイルのみを表示部107に表示し(S905)、印刷すべき通常画像ファイルの選択を促す。いずれの場合でも、印刷画像が確定した時点で印刷装置に印刷画像が送信され(S914)、印刷装置において印刷が開始される(S910)。印刷完了後(S911)、終了通知および結果を撮像装置に返し(S915)、印刷処理を終了する。撮像装置は印刷装置からの終了通知をうけ、選択画像の印刷終了を認識する。
上記の方法の場合、前述の印刷手段とは違い、あらかじめ印刷装置の準備状態から印刷可能な画像ファイルの種別を判定し、該種別に適した画像ファイルのみを表示するため、利用者の誤った印刷指示を未然に防止できる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態とは異なる方法で画像ファイルを記録する方法について説明する。第1の実施形態では、フラッシュメモリ108にディスクラベル画像ファイルを記録していたが、本実施形態ではディスクラベル画像撮影モード時でも通常画像ファイルのみをディスク媒体110またはフラッシュメモリ108のいずれかに記録する。その際にファイル属性として、ディスクラベル画像撮影モードで撮影したことを記録する。例えば最近の撮像装置のほとんどで採用されているExif(Exchangeable Image File Format)画像フォーマットで記録する場合には、独自情報として該情報を記録しておくことができる。本撮像装置では、上記独自情報を判別することができるため、どの通常画像ファイルがディスクラベル画像撮影モードで記録されたかを知ることができる。
本実施形態では、第1の実施形態とは異なる方法で画像ファイルを記録する方法について説明する。第1の実施形態では、フラッシュメモリ108にディスクラベル画像ファイルを記録していたが、本実施形態ではディスクラベル画像撮影モード時でも通常画像ファイルのみをディスク媒体110またはフラッシュメモリ108のいずれかに記録する。その際にファイル属性として、ディスクラベル画像撮影モードで撮影したことを記録する。例えば最近の撮像装置のほとんどで採用されているExif(Exchangeable Image File Format)画像フォーマットで記録する場合には、独自情報として該情報を記録しておくことができる。本撮像装置では、上記独自情報を判別することができるため、どの通常画像ファイルがディスクラベル画像撮影モードで記録されたかを知ることができる。
印刷時には、ディスク媒体110およびフラッシュメモリ108に記録されているディスクラベル画像に関連する通常画像ファイルの中から、所望のファイルを選択し、一時的にディスクラベル画像データを作成し、印刷を実施する。
本実施形態では、むやみにディスクラベル画像ファイルと通常画像ファイルを作成しないため、記録容量を浪費せず、また、記録される画像ファイルの種別が統一されるという利点がある。
(他の実施形態)
本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
101 制御部
102 レンズ
103 撮像素子
104 A/Dコンバータ
105 信号処理部
106 映像信号符号/復号化部
107 表示部
108 フラッシュメモリ
109 ディスクスロット
110 ディスク媒体
111 通信部
201 測距・測光ポイント
202 ディスクラベル領域
401 ディスクラベル画像リンクマーク
501 撮像装置
502 印刷装置
503 印刷媒体
102 レンズ
103 撮像素子
104 A/Dコンバータ
105 信号処理部
106 映像信号符号/復号化部
107 表示部
108 フラッシュメモリ
109 ディスクスロット
110 ディスク媒体
111 通信部
201 測距・測光ポイント
202 ディスクラベル領域
401 ディスクラベル画像リンクマーク
501 撮像装置
502 印刷装置
503 印刷媒体
Claims (28)
- 撮像して得られた画像を記録する撮像装置であって、
撮影領域の画像を表示可能な表示手段と、
前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記所定の記録媒体は表面に画像を印刷可能なディスク状記録媒体であり、前記表示制御手段は、印刷可能な領域に対応させたディスク状記録媒体イメージを、前記記録可能な領域の情報として、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記ディスク状記録媒体イメージ表示時には、ディスク状記録媒体装着用の孔の領域を表示させることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、撮影前の撮影対象確認中と、撮影対象が確定し撮影準備が完了した時点とで、前記記録可能な領域以外の領域の表示状態を変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記記録可能な領域以外の領域については、表示画像の輝度レベルを低くして表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記記録可能な領域以外の領域については、表示画像の輝度レベルを最低レベルにして表示画像をマスクすることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記記録可能な領域の情報と、制御情報としての映像情報の検出対象となる小領域を示す検出領域の情報とを、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記検出領域の情報として、自動焦点制御枠を表示することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
- 前記検出領域の情報として、自動露出制御枠を表示することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
- 前記記録可能な領域の情報は、ディスク状記録媒体装着用の孔の領域表示を含み、前記検出領域の情報は、前記ディスク状記録媒体装着用の孔の領域を避けて設定されることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記撮影領域の撮影を行い記録する第一の撮影モードと、前記記録可能な領域に基づく撮影を行い記録する第二の撮影モードのいずれかで撮影及び記録を制御する撮影記録制御手段をさらに有し、
前記撮影記録制御手段は、前記第二の撮影モードを利用して撮影を行った場合には、前記記録可能な領域以外の領域については、撮影領域の画像ではなく別画像情報に置き換えて形成されるディスクラベル画像を記録することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 着脱可能な第一の記録媒体と、撮像装置本体に内蔵される第二の記録媒体をさらに有し、
前記撮影記録制御手段は、前記ディスクラベル画像については第一の記録媒体に記録するとともに第二の記録媒体にも記録することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記撮影記録制御手段は、前記第二の撮影モードを利用して撮影を行った場合には、前記ディスクラベル画像を記録すると同時に、前記撮影領域の通常画像についても記録することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 前記撮影記録制御手段は、前記通常画像と前記ディスクラベル画像を別ファイルとして記録媒体に記録することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
- 前記撮影記録制御手段は、前記通常画像ファイルを第一の記録媒体に記録し、前記ディスクラベル画像ファイルについては前記第二の記録媒体に記録することを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
- 前記通常画像ファイルと前記ディスクラベル画像ファイルは互いに関連付けられていることを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、画像再生時には前記通常画像ファイルの画像が表示手段に表示されるとともに、該通常画像ファイルと関連付けられた前記ディスクラベル画像ファイルが存在する場合には、その旨を表示手段に表示することを特徴とする請求項16記載の撮像装置。
- 前記撮影記録制御手段は、前記第二の撮影モードを利用して撮影を行った場合には、前記通常画像ファイルのみを記録媒体に記録し、該ファイルの属性情報として第二の撮影モードで撮影したことを明示する属性を記録することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- ディスク状記録媒体の表面に印刷可能な印刷装置と接続し通信する印刷制御手段をさらに有し、
前記撮影記録制御手段は、前記第二の撮影モードを利用して撮影を行った場合には、撮像装置本体に内蔵する第二の記録媒体に前記ディスクラベル画像ファイルを記録し、
前記印刷制御手段は、ディスクラベル印刷モードにおいて、上記印刷装置と接続時には、上記第二の記録媒体内のディスクラベル画像ファイルを印刷装置に送信し、ディスク状記録媒体の表面に、ディスクラベル画像を印刷することを特徴とする請求項11記載の撮像装置。 - 撮像装置に装着された第一の記録媒体と、
上記第一の記録媒体に記録されたディスクラベル画像ファイルの一覧から少なくとも一つ以上のファイルを選択し、該ファイルを第二の記録媒体に複製し記録する複製手段とをさらに有することを特徴とする請求項19記載の撮像装置。 - 前記複製記録されたディスクラベル画像ファイルを、第一の記録媒体が撮像装置本体から取り外された以降も第二の記録媒体に保持し続けることを特徴とする請求項20記載の撮像装置。
- 前記ディスクラベル印刷モードに移行した際には、前記第二の記録媒体内に記録されたディスクラベル画像を表示手段に自動表示することを特徴とする請求項20記載の撮像装置。
- ディスクラベル印刷準備状態にある印刷装置と接続された場合には、自動的に前記ディスクラベル印刷モードに移行し、前記第二の記録媒体に記録されたディスクラベル画像を表示部に自動表示することを特徴とする請求項19記載の撮像装置。
- 前記ディスクラベル印刷モードに移行した際には、前記第二の記録媒体内に記録された少なくとも一つ以上のディスクラベル画像ファイルの一覧を自動表示し、使用者により表示画像の中から任意のディスクラベル画像が選択された場合には、該画像を印刷する機能を有することを特徴とする請求項22および請求項23記載の撮像装置。
- ディスクラベル印刷モードに移行した場合には、前記ディスクラベル画像以外の印刷を禁止することを特徴とする請求項19記載の撮像装置。
- 撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法であって、
前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御工程有することを特徴とする撮像装置の表示制御方法。 - 撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法を実行するためのプログラムであって、
前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御ステップを有することを特徴とするプログラム。 - 撮影領域の画像を表示可能な表示手段を有し、撮像して得られた画像を記録する撮像装置の表示制御方法を実行するためのプログラムコードを記録した記憶媒体であって、
前記表示手段により表示された撮影領域のうち、所定の記録媒体に記録可能な領域の情報を、前記撮影領域の画像の上に重ねて表示させる表示制御コードを有することを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004327769A JP2006140708A (ja) | 2004-11-11 | 2004-11-11 | 撮像装置、撮像装置の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004327769A JP2006140708A (ja) | 2004-11-11 | 2004-11-11 | 撮像装置、撮像装置の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006140708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174599A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置 |
-
2004
- 2004-11-11 JP JP2004327769A patent/JP2006140708A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007174599A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置 |
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