JP2006139648A - 指示入力制御プログラムと記録媒体と指示入力制御システムと指示入力制御方法 - Google Patents

指示入力制御プログラムと記録媒体と指示入力制御システムと指示入力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各種機器の誤操作による弊害を防止する。
【解決手段】 所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段21と、操作指示32の入力時刻を記録する指示時刻記録手段22と、異なる時刻に入力した2以上の操作指示32が受け付けられ、各操作指示32の入力時刻が指示時刻記録手段22により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差34を算出する時間差算出手段23と、先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段24と、処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段25を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器の操作指示の誤入力を防止する機能を持つ、指示入力制御プログラムと記録媒体と指示入力制御システムと指示入力制御方法に関する。
例えば、インクジェットプリンタでは、インクカートリッジを交換する時に、自動的に印字ヘッドがインクカートリッジを着脱し易い場所に移動する。また、インクカートリッジを交換した後には、自動的に印字ヘッドをスタンバイ状態の位置に戻す。さらに、インクカートリッジから少量のインクを吐出して印字ヘッド内部のインク流路を確保するヘッドクリーニング処理が実行される(特許文献1)。
特開2003−251829
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
上記のようなプリンタにおいて印字品質が低下した時に、インクが無くなっていればインクカートリッジを交換し、インクがまだあるときは、ヘッドクリーニング処理を実行させる。しかしながら、例えば、インクカートリッジを交換したばかりなのにヘッドクリーニングを実行させてしまうと、操作が重複して無駄にインクを消費するばかりか、吐出されたインクで印字ヘッド周辺が汚れることがある。複数のユーザにより共用されるプリンタでは、こうした誤操作が少なくない。一般の各種の機器においても、同様の誤操作の問題が数多くある。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、各種の機器の誤操作による弊害を防止する機能を持つ、指示入力制御プログラムと記録媒体と指示入力制御システムと指示入力制御方法を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉コンピュータを、所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、上記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ上記指示受付手段に受け付けられ、上記各操作指示の入力時刻が上記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、上記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、上記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段、として機能させる指示入力制御プログラム。
コンピュータに操作指示を連続して入力すると、その後その操作指示に対応する処理が順番に実行される。しかし、一定時間内に先の操作指示と組み合わせ上適切でない操作指示が連続して入力されて実行された時に、回復処理が容易でないケースも少なくない。この発明では、そうした誤った操作指示や無用な操作指示の入力を防止するように、ユーザに適切な確認メッセージを表示できる。
〈構成2〉構成1に記載の指示入力制御プログラムにおいて、上記条件判定手段は、所定の処理を実行させるための同一内容の操作指示が、互いに異なる時刻に所定の範囲の時間差で2回以上繰り返し入力されたと判定した時、その判定結果を出力し、上記処理確認制御手段は、上記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
例えば、インクジェットプリンタにおいて、短い間隔でヘッドクリーニング操作を繰り返し指示すると、インクを無駄に消費する。こうした無用な操作指示の繰り返しを防止することができる。
〈構成3〉構成1に記載の指示入力制御プログラムにおいて、上記条件判定手段は、互いに関連する処理を実行させるための異なる内容の操作指示が、互いに異なる時刻に所定の時間差で入力された時、予め設定された処理拒絶条件に合致するかどうかを判定して、その判定結果を出力し、上記処理確認制御手段は、上記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
例えば、インクジェットプリンタにおいて、インク交換処理の直後にヘッドクリーニング操作を指示すると、インクを無駄に消費する。こうした無用な操作指示を拒絶することができる。
〈構成4〉構成2または3に記載の指示入力制御プログラムにおいて、記憶装置に対して、所定時間以内に連続して処理されるべきでない不適切操作指示の組み合わせを記憶し、上記条件判定手段は、上記記憶装置に記憶された不適切操作指示の組み合わせを参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力することを特徴とする指示入力制御プログラム。
所定時間以内に2以上の操作指示が順次入力した時、その組み合わせが不適切な場合には、確認メッセージを出力することができる。記憶装置に不適切操作指示の組み合わせを記憶させておけば、制御の最適化を図ることができる。
〈構成5〉構成4に記載の指示入力制御プログラムにおいて、上記記憶装置に対して、所定時間以内に連続して処理されるべき適切操作指示の組み合わせを記憶し、上記条件判定手段は、上記記憶装置に記憶された不適切操作指示の組み合わせを参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力し、かつ、先の操作指示から所定時間以内に連続して処理されるべき適切操作指示の候補を選択して出力し、上記処理確認制御手段は、上記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面と、適切操作指示の候補表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
不適切な操作指示を拒絶するだけでなく適切な操作指示の候補を表示するようにして、ユーザを支援できる。
〈構成6〉構成2または3に記載の指示入力制御プログラムにおいて、上記条件判定手段は、所定時間以内に連続して処理されるべきでない不適切操作指示の組み合わせを、ネットワークを通じて参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力することを特徴とする指示入力制御プログラム。
ネットワークを通じて、サーバ等に不適切操作指示の組み合わせを登録し、参照させることで、例えば、装置の機種毎に最適な制御方法を伝えることができる。
〈構成7〉コンピュータを、所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、上記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ上記指示受付手段に受け付けられ、上記各操作指示の入力時刻が上記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、上記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、上記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段、として機能させる指示入力制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成8〉所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、上記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ上記指示受付手段に受け付けられ、上記各操作指示の入力時刻が上記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、上記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、上記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段、を備えたことを特徴とする指示入力制御システム。
〈構成9〉指示受付手段が、所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付けるステップと、指示時刻記録手段が、上記操作指示の入力時刻を記録するステップと、時間差算出手段が、異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ上記指示受付手段に受け付けられ、上記各操作指示の入力時刻が上記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出するステップと、条件判定手段が、上記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定するステップと、処理確認制御手段が、上記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行するステップ、を含む指示入力制御方法。
本発明では、2以上の操作指示が時間を置いて入力した時に、それらの操作指示の関係と操作指示の時間差を考慮して、後の操作指示の正当性を自動的に確認する。誤った操作指示や無用な操作指示の入力があった時、その操作を無効にしたり、確認メッセージを表示する。以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、本発明を実施したシステムの具体例を示すブロック図である。
図1に示すコンピュータ10は、ディスプレイ2と本体制御部3とキーボード4とマウス5を備える。このコンピュータ10にプリンタ11が接続されている。この実施例では、プリンタ11の誤操作を防止する機能をコンピュータ10を制御するコンピュータプログラムに持たせる。
コンピュータ10は、演算処理装置20と記憶装置30とを備える。また、コンピュータ10は、ネットワーク15を介してサーバ16に接続されている。このサーバ16は、ネットワーク15を通じてプリンタ11を制御するために必要な情報を、コンピュータ10に提供する、演算処理装置20は、指示受付手段21、指示時刻記録手段22、時間差算出手段23、条件判定手段24、処理確認制御手段25、操作指示実行手段26、リスト更新手段27といったコンピュータプログラムを実行する。記憶装置30には、確認用操作指示の組み合わせリスト31、操作指示32、操作指示入力時刻33、時間差34、判定結果35、及び表示画面36等のデータが記憶される。
演算処理装置20の指示受付手段21は、コンピュータに所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける機能を持つ。操作指示は、キーボード4やマウス5を用いて入力される。指示時刻記録手段22は、操作指示が入力された時にその入力時刻を記録する機能を持つ。操作指示32は、入力する度に記憶装置30に記憶される。同時に、指示時刻記録手段22は、操作指示入力時刻33を記憶装置30に記録する。図1の例では、操作指示32がA、B、Cの順番に入力し、対応する操作指示入力時刻33がT1、T2、T3の順番に記録されている。
時間差算出手段23は、異なる時刻に2以上の操作指示が入力した時に、記憶装置30を参照して、各操作指示32と操作指示入力時刻33とを読み出す。そして、操作指示入力時刻33の差を演算処理する。こうして算出された時間差34が記憶装置30に記録される。以下の動作のためには最新の1組の操作指示32の入力時間差のみを記憶しておけばよいが、過去の分も記憶しておいて構わない。
条件判定手段24は、先の操作指示の種類と、後の操作指示の種類と、時間差算出手段23が求めた時間差との組み合わせが、確認用操作指示の組み合わせリスト31において設定された各種の処理確認条件に合致するかどうかを判定する機能を持つ。確認用操作指示の組み合わせリスト31は、この例では、連続して入力した場合に不適切と判断される操作指示の組み合わせを含む。また、必ずしも不適切とは限らないが、ユーザの再確認を促す操作指示の組み合わせや、こうあるべきとする適切な操作指示の組み合わせ例を含むことが好ましい。
処理確認制御手段25は、条件判定手段24の処理によって処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに後の操作指示の可否を確認する旨の表示画面36を生成して表示出力する機能を持つ。表示画面36は、各種ケースに応じたものを予め生成し、記憶装置30に記憶しておく。処理確認制御手段25は、そのいずれかを読み出して一部を加工処理し、コンピュータ10のディスプレイ2に表示するように動作する。操作指示実行手段26は、入力された操作指示が適切と判断された時、その指示に従ってプリンタ11を駆動操作する機能を持つ。リスト更新手段27は、所定のタイミングでネットワーク15を通じてサーバ16と通信を実行し、記憶装置30に記憶した確認用操作指示の組み合わせリスト31を更新し、最適化処理をする機能を持つ。
図2は、上記のシステムのハードウエア外観図とブロック図である。
図1に示したシステムは、図1にその外観を示したようなパーソナルコンピュータ10により実現する。このパーソナルコンピュータは、図2に示すように、ディスプレイ2と本体制御部3とキーボード4とマウス5を備える。また、本体制御部3には、プリンタ11やスピーカ(SP)116が接続されている。本体制御部3の内部バス110には、CPU(中央処理装置)111と、ROM(リードオンリメモリ)112と、RAM(ランダムアクセスメモリ)113と、HDD(ハードディスク)114と、入出力インタフェース115とが接続されている。
入出力インタフェース115には、ディスプレイ2とキーボード4とマウス5とプリンタ11とスピーカ116とが接続されている。以上のハードウエアは一般的によく知られたパーソナルコンピュータに備えられたものと変わらない。なお、この発明の説明に不要なキャッシュメモリ等の詳細なハードウエアの説明は省略する。CPU111は図1に示した演算処理装置20として動作する。ROM112と、RAM113と、HDD114とは、図1に示した記憶装置30として動作する。
図3は、確認用操作指示の組み合わせリスト31の具体例を示す説明図である。
図3(a)に示すように、確認用操作指示の組み合わせリスト31は、先の操作指示41と後の操作指示42と時間差43とこれらの組み合わせの適否の情報44とを蓄積したデータベースである。図1に示した条件判定手段24が連続して入力した2種の操作指示と時間差とをキーにして、このリストを検索することができる。一致した組み合わせがある時は、その適否の情報44を確認する。nとある場合は不適切な組み合わせである。yとある場合は適切な組み合わせである。なお、ここに示す時間差43のデータは、時間の範囲を示す。従って、例えば1分以上10分以内とか、1日以上3日以内といった内容になる。入力した時間差がその範囲内に入れば、この組み合わせに合致すると判断される。
図3(b)は、図1に示した操作指示32と操作指示入力時刻33のデータ構成を示す説明図である。図3(b)に示すように、操作指示32と操作指示入力時刻33は、それぞれ対応付けて記録される。すなわち、操作指示32とその操作指示の入力時刻33とが一対になって順次記録される。また、各一対のデータは入力順に記憶され、操作指示の組み合わせが適切であれば、入力順に読み出されて実行される。
図4は、メッセージ表示画面と操作選択画面の説明図である。
図4(a)は、メッセージ表示画面45の具体例である。このメッセージ表示画面45には、実際にどのような操作指示の後にどのような操作指示が入力されたか、また、2つの操作指示の関係等を表示する。同時に、その操作が適切でないから確認を求める旨のメッセージを含める。メッセージ表示画面45の下側には、操作指示を強制的に実行する旨のボタン46、操作指示をキャンセルする旨のボタン47、及び、さらにその具体的な説明を求めるヘルプボタン48が設けられている。
例えば、あるユーザが不鮮明な印刷状態を回復させるためにプリンタ11のヘッドクリーニング操作を行ったとする。この段階で、印字品質が改善されたとする。その後、別のユーザが再び印字品質の低下を発見した時、そのユーザが直ちにヘッドクリーニングを指示すると、上記のようなメッセージ表示画面が表示される。直前の操作で、ヘッドクリーニングを行っているから、今度印字品質が低下した場合には、インクの減少などを確認することが好ましい。例えば、3色のカラーインクの内、1色が無くなっているような場合には、たとえヘッドクリーニングが直前に行われても、印字品質が低下する。再度ヘッドクリーニングを行っても、別の色のインクが減少するだけで、インクは無駄になり、インク品質は改善されない。このような状態で適切な操作に気付かないユーザに、上記のようなメッセージ表示画面を表示す。
この例では、「クリーニングを実行した後24時間以内に再びクリーニングが要求されました。この操作を繰り返しても症状が改善されない時は、別の操作を選択して下さい。」といった内容のメッセージを表示している。直前にヘッドクリーニングが行われたばかりだから、今回指示をしたヘッドクリーニング操作は適切ではない、というメッセージによって、ユーザは別の手段を検討することができる。なお、プリンタ11の操作に慣れないユーザは、別の手段に気付かないことがある。これは、ヘルプボタン48をクリックすることによって解決できる。
図4(a)の例では、「誤って操作した時は、「キャンセル」ボタンをクリックして下さい。印字品質が改善されない時は、操作選択画面を表示して、適切な別の操作を選択して下さい。」というヘルプメッセージになる。図4(b)はその操作選択画面50の例を示す。この操作選択画面50には、先の操作指示51の後に入力されるべき適切な後の操作指示52のリストが表示されている。この後の操作指示52のリストは、図3(a)に示した組み合わせの内、適否44がyと表示されたものを抽出して生成すればよい。この後の操作指示52のリストの内の、いずれかの操作指示を選択すると、該当する処理が実行される。以下、フローチャートを用いて上記の指示入力制御プログラム全体の動作を説明する。
図5は、指示入力制御プログラムの動作フローチャートである。
まず、ユーザが図1に示したコンピュータ10を操作して、プリンタ11を制御するための操作指示命令を入力したとする。指示受付手段21は、ステップS11で、その操作指示命令を取得する。これを操作指示Bとする。これは、記憶装置30に操作指示32として記憶される。ステップS12では、指示時刻記録手段22が指示入力時刻T2を取得し、記憶装置30に対し記録する。次に、コンピュータ10を操作するユーザによって別の操作指示が入力されたとする。ここで、ステップS13で、今、入力されたものより1つ前に入力された操作指示命令を記憶装置30から読み出す。
直前に入力した操作指示命令はAである。ステップS14で、その指示入力時刻T1を記憶装置30から読み出す。そして、ステップS15で時間差算出手段23が指示入力時間差を演算する。この図の例では、T2からT1を差し引きすることによって、時間差を演算できる。その値をDとする。時間差算出手段23はその結果を条件判定手段24に渡す。条件判定手段24は、A,B,Dを取得し、これをキーとして確認用操作指示の組み合わせリスト31を参照する。ステップS16で、A,B,Dの組み合わせが確認用操作指示の組み合わせリスト31を参照して検索をする。そして、ステップS17で条件判定をする。
ステップS18では、A,B,Dの組み合わせが不適切な操作かどうかにより処理を分岐する。不適切操作の場合には、ステップS19に進み、確認のために図4(a)に示したメッセージ表示画面45を表示する。それ以外の場合には、処理を終了する。ステップS20では、ユーザがヘルプボタン48をクリックしたかどうかを判断する。ヘルプボタン48がクリックされた場合には、ステップS21に進み、ガイダンス表示をする。それ以外の場合には、ステップS20からステップS22にジャンプする。
ステップS22では、強制操作指示が入力したかどうかを判断する。すなわち、メッセージ表示画面45の強制実行のボタン46がクリックされたかどうかを判断する。この結果がイエスの場合には、ステップS23に進み、操作指示実行手段26が操作指示Bを実行する。それ以外の場合には、ステップS22からステップS24に進む。ステップS24では、キャンセルボタン47がクリックされたかどうかを判断する。キャンセルボタンがクリックされれば、操作指示Bを取り消して処理を終了する。それ以外の場合は処理を終了する。
図6は、選択画面表示処理の動作フローチャートである。
この処理は、ヘルプメッセージの表示状態から開始される。図6のステップS31において、ヘルプメッセージ表示画面(図4)中の「操作選択画面」という部分がクリックされたかどうかの判断をする。「操作選択画面」という部分がクリックされたら、ステップS32に進む。それ以外の場合には、処理を終了する。ステップS32では、後の操作指示Bの無効処理をする。そして、ステップS33で、記憶装置30の確認用操作指示の組み合わせリスト31を参照して、適切な操作指示を検索する。ステップS34では、この検索結果を使用して、選択画面を生成する。
そして、ステップS35で、図4(b)に示したような適切な操作指示の候補を表示する。ステップS36でいずれかの操作指示が選択されると、その選択結果を取得する。以上の処理は処理確認制御手段25が実行する。ステップS37では操作指示実行手段26が選択された処理を実行する。
上記の例では、組み合わせリストを参照して判定が行われたが、テーブルデータや様々な検索エンジンを利用して同様の制御を行って構わない。なお、同一内容の操作指示が繰り返された場合だけでなく、互いに関連する処理を実行させるための異なる内容の操作指示を入力した場合も、全く同様に適切か不適切かの判断ができる。一般に、キー操作の誤りを防止するために、極めて短時間の間に同一の命令が2回入力した場合には、1回の命令が入力したものとして処理することが可能になっている。しかしながら、ある程度時間を置いて入力した命令については、その命令をスタックメモリに記憶し、順次読み出して処理が実行される。
従って、無駄な処理が2回繰り返される場合がある。上記のプログラムは、こうしたケースを救済できる。また、その場合に、所定の時間以内に連続して処理されるべき適切な操作指示の組み合わせをリストとして記憶しておき、その後の操作指示の候補表示画面を生成して、表示出力すれば、よりユーザにとって親切なものになる。なお、プリンタドライバのバージョンアップなど様々な環境変化や機器の改良に伴って、機器毎にあるいはプリンタドライバ毎に、適切な操作指示の組み合わせが変化することがある。さらに、より適切な操作指示の組み合わせが見つかることもある。そこで、ネットワーク15を通じて接続できるサーバ16にこうした情報を記憶しておき、リスト更新手段27がダウンロードして指示やメッセージ表示画面の最適化をすることが好ましい。
以上説明した実施例では、プリンタの制御を中心に説明した。しかしながら、コンピュータにより制御される各種の機器においても、同様のことが発生する。いずれの場合でも、所定の処理を実行させるための操作指示が時間を置いて入力された時、操作指示の入力時刻を記録して、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出し、操作指示の種類と時間差との組み合わせの適否を判断することにより、ユーザの操作の最適化を支援することができる。
なお、上記の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化されてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。
本発明を実施したシステムの具体例を示すブロック図。 上記のシステムのハードウエア外観図とブロック図。 確認用操作指示の組み合わせリストの具体例を示す説明図。 メッセージ表示画面と操作選択画面の説明図。 指示入力制御プログラムの動作フローチャート。 選択画面表示処理の動作フローチャート。
符号の説明
2 ディスプレイ、3 制御部、4 キーボード、5 マウス、10 コンピュータ、11 プリンタ、15 ネットワーク、16 サーバ、20 演算処理装置、21 指示受付手段、22 指示時刻記録手段、23 時間差算出手段、24 条件判定手段、25 処理確認制御手段、26 操作指示実行手段、27 リスト更新手段、30 記憶装置、31 不適切操作指示の組み合わせリスト、32 操作指示、33 操作指示入力時刻、34 時間差、35 判定結果、36 表示画面

Claims (9)

  1. コンピュータを、
    所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、
    異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ前記指示受付手段に受け付けられ、前記各操作指示の入力時刻が前記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、
    前記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、
    前記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段、
    として機能させる指示入力制御プログラム。
  2. 請求項1に記載の指示入力制御プログラムにおいて、
    前記条件判定手段は、
    所定の処理を実行させるための同一内容の操作指示が、互いに異なる時刻に所定の範囲の時間差で2回以上繰り返し入力されたと判定した時、その判定結果を出力し、
    前記処理確認制御手段は、
    前記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
  3. 請求項1に記載の指示入力制御プログラムにおいて、
    前記条件判定手段は、
    互いに関連する処理を実行させるための異なる内容の操作指示が、互いに異なる時刻に所定の時間差で入力された時、予め設定された処理拒絶条件に合致するかどうかを判定して、その判定結果を出力し、
    前記処理確認制御手段は、
    前記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
  4. 請求項2または3に記載の指示入力制御プログラムにおいて、
    記憶装置に対して、
    所定時間以内に連続して処理されるべきでない不適切操作指示の組み合わせを記憶し、
    前記条件判定手段は、
    前記記憶装置に記憶された不適切操作指示の組み合わせを参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力することを特徴とする指示入力制御プログラム。
  5. 請求項4に記載の指示入力制御プログラムにおいて、
    前記記憶装置に対して、
    所定時間以内に連続して処理されるべき適切操作指示の組み合わせを記憶し、
    前記条件判定手段は、
    前記記憶装置に記憶された不適切操作指示の組み合わせを参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力し、かつ、先の操作指示から所定時間以内に連続して処理されるべき適切操作指示の候補を選択して出力し、
    前記処理確認制御手段は、
    前記判定結果を受け付けて、後の操作指示を拒絶する旨のメッセージ表示画面と、適切操作指示の候補表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行することを特徴とする指示入力制御プログラム。
  6. 請求項2または3に記載の指示入力制御プログラムにおいて、
    前記条件判定手段は、
    所定時間以内に連続して処理されるべきでない不適切操作指示の組み合わせを、ネットワークを通じて参照して、いずれかの組み合わせに該当した時、その結果を出力することを特徴とする指示入力制御プログラム。
  7. コンピュータを、
    所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、
    異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ前記指示受付手段に受け付けられ、前記各操作指示の入力時刻が前記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、
    前記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、
    前記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段、
    として機能させる指示入力制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  8. 所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記操作指示の入力時刻を記録する指示時刻記録手段と、
    異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ前記指示受付手段に受け付けられ、前記各操作指示の入力時刻が前記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出する時間差算出手段と、
    前記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定する条件判定手段と、
    前記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行する処理確認制御手段と、
    を備えたことを特徴とする指示入力制御システム。
  9. 指示受付手段が、所定の処理を実行させるための操作指示が入力された時、その操作指示を受け付けるステップと、
    指示時刻記録手段が、前記操作指示の入力時刻を記録するステップと、
    時間差算出手段が、異なる時刻に入力した2以上の操作指示が、それぞれ前記指示受付手段に受け付けられ、前記各操作指示の入力時刻が前記指示時刻記録手段により記録された時、先の操作指示入力時刻と後の操作指示入力時刻との時間差を算出するステップと、
    条件判定手段が、前記先の操作指示の種類と後の操作指示の種類と操作指示入力時刻の時間差との組み合わせが、予め設定された処理確認条件に合致するかどうかを判定するステップと、
    処理確認制御手段が、前記処理確認条件に合致すると判定された時、後の操作指示による処理を実行せずに、後の操作指示の可否を確認する旨のメッセージ表示画面を生成して表示出力する制御動作を実行するステップと、
    を含む指示入力制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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