JP2006139622A - コンテンツの再生装置、および再生方法 - Google Patents
コンテンツの再生装置、および再生方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006139622A JP2006139622A JP2004329707A JP2004329707A JP2006139622A JP 2006139622 A JP2006139622 A JP 2006139622A JP 2004329707 A JP2004329707 A JP 2004329707A JP 2004329707 A JP2004329707 A JP 2004329707A JP 2006139622 A JP2006139622 A JP 2006139622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- masking
- restriction
- information
- mask information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
【課題】
従来技術では、コンテンツの再生期限の到来などを告知するためにコンテンツの内容をランダムに変更、消去し劣化させることを目的としているため、ユーザーの生理的嫌悪感を引き起こすような劣化がコンテンツに対してなされることによってユーザーがそのコンテンツに対して忌避感を感じることもありうる、という課題がある。そしてユーザーのこのような忌避感は、コンテンツ配信サービスそのものに対する忌避感に繋がりかねない。
【解決手段】
以上の課題を解決するために、例えば元のコンテンツの文字や画像の色合いが経時的に薄くなる、という具合にコンテンツをマスキング制限するためのマスク情報を取得し、コンテンツにマスキング制限を行う機能を備えた再生装置を提供する。このようにしてユーザーにも楽しめるようなマスキング制限済コンテンツなどを生成することができる。
【選択図】 図2
従来技術では、コンテンツの再生期限の到来などを告知するためにコンテンツの内容をランダムに変更、消去し劣化させることを目的としているため、ユーザーの生理的嫌悪感を引き起こすような劣化がコンテンツに対してなされることによってユーザーがそのコンテンツに対して忌避感を感じることもありうる、という課題がある。そしてユーザーのこのような忌避感は、コンテンツ配信サービスそのものに対する忌避感に繋がりかねない。
【解決手段】
以上の課題を解決するために、例えば元のコンテンツの文字や画像の色合いが経時的に薄くなる、という具合にコンテンツをマスキング制限するためのマスク情報を取得し、コンテンツにマスキング制限を行う機能を備えた再生装置を提供する。このようにしてユーザーにも楽しめるようなマスキング制限済コンテンツなどを生成することができる。
【選択図】 図2
Description
コンテンツの再生において、所定の条件に基づいてコンテンツをマスキング制限する技術に関する。
現在、パーソナルコンピュータや携帯電話などの端末が各家庭、個人に普及し、またインフラとしてインターネット網の整備が進んだことを背景に、例えばオンデマンドによるビデオ、画像、音楽、書籍などのコンテンツ配信サービスが様々な形態で展開されている。そのようなコンテンツ配信サービスにおいて、コンテンツの供給者が例えば一定期間や制限回数内でのみ再生可能といった制限を設け、コンテンツを配信するサービスも行われている。上記コンテンツ供給者側からのコンテンツ再生の制限は、例えばDRM(デジタル著作権管理)などの技術により実現されている。そして、このように再生に制限を設けたコンテンツの配信は著作権保護の観点から有効であり、また、コンテンツのレンタルや販促用のお試しとしての配信として有効な手段である。さらに特許文献1では、このように制限が設けられたコンテンツの再生期限の到来をそれとなく告知するために、コンテンツのデータ情報が表す内容を劣化させる手段を備えた記録再生装置が開示されている。
特開2002−6885号公報
しかし上記従来技術では、例えば、ユーザーにコンテンツの再生期限が迫っている、または到来したことを告知するためにコンテンツの内容をランダムに変更、消去し劣化させることを目的としている。したがって、例えばユーザーの生理的嫌悪感を引き起こすような視覚的あるいは耳障りな劣化がコンテンツに対してなされる、と言う具合に、コンテンツの劣化の仕方によってユーザーがそのコンテンツに対して忌避感を感じることもありうる、という課題がある。そしてユーザーのこのような忌避感は、コンテンツ配信サービスそのものに対する忌避感に繋がりかねない。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば元のコンテンツの文字や画像の色合いが経時的に薄くする、あるいはコンテンツ以外の画像が描かれた別レイヤーが経時的に元のコンテンツ画像に重ねられていく、という具合にコンテンツをマスキング制限するためのマスク情報を取得し、コンテンツにマスキング制限を行う機能を備えた再生装置を提供する。
具体的には、コンテンツの再生をするための再生部と、マスキング条件と関連付けてコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、前記マスク情報を取得するマスク情報取得部と、マスキング制限したコンテンツを生成すべきか判断するための判断情報を取得する判断情報取得部と、前記マスキング条件と、前記判断情報と、に基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する判断部と、前記判断部での判断結果に応じて前記マスク情報取得部にて取得したマスク情報に基づいてマスキング制限済コンテンツを生成するマスキング制限済コンテンツ生成部と、を有する再生装置を提供する。なお、ここでいうマスキング制限とは、データの重ね合わせによって元のコンテンツのデータに対して再生の制限を行うことをいう。すなわち、従来技術のようにコンテンツのデータに対して直接変更処理を行うのではなく、例えば画像ならばレイヤー(グラフィック処理用の仮想的透明シート)を重ね合わせることで元のコンテンツである画像の再生を制限する、と言う具合である。
このような構成をとる本発明によって、マスク情報に基づいて、例えばユーザーにも楽しめるようなマスキング制限済コンテンツや、広告などを表示、出力するようなマスキング制限済コンテンツを生成することができる。したがって、コンテンツの内容の劣化によるユーザーの忌避感の発生を回避しつつ、再生可能期限のスムーズな認知を行わせることが可能になる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を例を挙げて説明する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は主に請求項1、2、3、11について説明する。また、実施例2は主に請求項4、5について説明する。また、実施例3は主に請求項6について説明する。また、実施例4は主に請求項7について説明する。また、実施例5は主に請求項8について説明する。また、実施例6は主に請求項9、10について説明する。
≪実施例1≫ <実施例1の概念> 図1に示すのは、本実施例の再生装置によって再生された動画コンテンツの表示画面の一例を経時的に表す図である。まず、コンテンツ配信サービスを利用してユーザーが例えばダウンロードなどでコンテンツのデータを取得する。ここで、このコンテンツを再生すると、ダウンロード初日は、図1の(1)で示すようにCG(コンピュータ・グラフィック)で描画されたクマが動き回る本来の動画コンテンツが端末のディスプレイにて再生、表示される。それから2日経過した日に同じコンテンツを端末にて再生すると、今度は図1の(2)で示すように、ダウンロード初日の再生と異なり、黒点A1がCGのクマの傍に描画された状態でクマが動き回る動画が表示される。さらに、それから一週間後にこのコンテンツを再生すると、今度は、図1の(3)で示すような、(2)の黒点A1よりもさらに描画面積の大きくなった黒点A2が描画された状態でCGのクマが動き回る動画が再生される。
このように、本実施例の再生装置によって、例えば経時的に黒点を拡大するなどのマスキング制限を行った上でコンテンツの再生を行うことができる。したがって、ユーザーは、再生可能期限が迫っていることや通常再生可能期限がすでに経過したことなどを容易に認知することができる。また、このマスク情報は、例えばユーザーを楽しませるようなデータの重ね合わせを行うことを可能とするので、従来技術のようなランダム処理などによるユーザーが生理的嫌悪感を抱くような例えば蜂の巣状のマスキング制限や高周波音声でのマスキング制限が為されるといった弊害も回避することができる。
<実施例1の構成> 図2に示すのは、本実施例における再生装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(0200)は、「再生部」(0201)と、「コンテンツ取得部」(0202)と、「マスク情報取得部」(0203)と、「判断情報取得部」(0204)と、「判断部」(0205)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(0206)と、を有する。なお、以下に記載する本システムの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやメモリ、バス、ハードディスクドライブ、CD−ROMやDVD−ROMなどの読取ドライブ、各種通信用の送受信ポート、インターフェース、その他の周辺装置などのハードウェア構成部や、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラムなどが挙げられる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェースを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。また、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることもできる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「再生部」(0201)は、コンテンツの再生をするための機能を有する。「コンテンツ」とは、例えば静止画、動画、音声、テキスト、又はアプリケーションやゲームなどのプログラム、あるいはそれらの組み合わせによって構成されるデータをいう。したがって、再生部とは、それらコンテンツのデータから、静止画や動画、テキストであればディスプレイに表示するために色や動きなどの情報を取得、実行するGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)やVPU(ヴィジュアル・プロセッシング・ユニット)やメモリ、VRAM(ビデオメモリ)により実現される。あるいはコンテンツが音声であるならば、マザーボードやサウンドボードに内蔵された音源を再生する機能により実現される。また、コンテンツデータが圧縮データであるならば、デコードするためのソフトウェアなども利用されても良い。
この再生部において、後述するコンテンツ取得部で取得されたコンテンツ、あるいは同じく後述するマスキング制限済コンテンツ生成部で生成された、例えば黒点が描画されたクマのCGのようなマスキング制限済コンテンツが再生される。そして、コンテンツが動画や静止画、テキストなどであればディスプレイ、音声であればスピーカーなどの出力機器によって、これらコンテンツがユーザーに対して出力されることになる。また、コンテンツがゲームやアプリケーションなどのプログラムであればCPUやメモリなどの処理部に出力され処理される。
「コンテンツ取得部」(0202)は、マスキング条件と関連付けてコンテンツを取得する機能を有する。「マスキング条件」とは、コンテンツの再生をマスキング制限する条件をいう。図3に示すのは、マスキング条件の一例を説明するための図である。この図にあるように、例えば、「11月30日」と言う具合に、コンテンツを取得した日に関係なく指定された日付(11月30日)になったらマスキング制限をコンテンツに施す、というマスキング条件が挙げられる。あるいは、コンテンツ取得時や初回のコンテンツ再生時を基準として、「3日後」、「6日後」という具合に経過時間によってマスキング制限を施す、というマスキング条件も挙げられる。あるいは、「1回目の再生」、「2回目の再生」と言う具合にコンテンツの再生回数にしたがってマスキング制限を施す、というマスキング条件が挙げられる。その他にも、例えばコンテンツ取得時から3日後、又は再生を3回行えばマスキング制限を施す、という具合に上記各マスキング条件を組み合わせた条件であっても良い。
また、マスキング条件の一例として、さらにコンテンツが有料である場合にその料金の支払の有無、という条件も挙げられる。例えばコンテンツ取得時から6日後までにコンテンツに対する支払処理が行われたことを示す情報を取得した場合、コンテンツのマスキング条件を無しとしてマスキング制限を行わない、などである。あるいは、支払処理の行われた割合に応じたマスキング条件であっても良い。例えば料金のうち50%の支払処理が行われたことを示す情報を取得した場合、本来の施すべきマスキング制限のうち50%だけマスキング制限を行う、という具合の条件である。
このようにマスキング制限のための条件であるマスキング条件とコンテンツとを、コンテンツ取得部において関連付けて取得することによって、どのような条件を満たした際にコンテンツに対してマスキング制限を行うかの判断をすることが可能になる。なお、コンテンツ取得部におけるコンテンツの取得は、上記のようにマスキング条件とともに取得する形態の他に、マスキング条件を識別する識別子とのみ関連付けられて取得する形態であっても良い。その場合、コンテンツの取得の前、あるいは後にその識別子と関連付けられたマスキング条件が別途取得されることになる。また、「取得」とは、外部から取得する他に、予め内部に蓄積されている情報などの取得、あるいは内部での新たな生成も含む概念である。なお、構成要件として記載はしていないが、このコンテンツ取得部で取得されたコンテンツやマスキング条件の長期的な保持場所として、ハードディスクなどの記憶装置や、あるいはネットワークでこの再生装置と接続されたサーバなどの外部の記憶装置が利用されても良い。
「マスク情報取得部」(0203)は、マスク情報を取得する機能を有する。「マスク情報」とは、前記マスキング制限に用いるための情報をいう。また前述のようにマスキング制限とは元のコンテンツデータに別のデータを重ね合わせることで再生を制限することをいう。図4に示すのは、マスク情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、マスク情報として、例えば(a)、(b)、(c)で示すように、黒点を表示するためのレイヤーの情報が挙げられる。また、マスキング制限される元の画像とそのレイヤーの画像サイズが異なる場合などは、そのレイヤーを重ね合わせる位置を示す指示情報などが含まれていても良い。そして、これら黒点のレイヤーは、後述するマスキング制限済コンテンツ生成部において、例えばコンテンツであるクマのCG上に指示情報に基づいて配置され、合成される。このようにマスク情報を用いて、コンテンツに対するマスキング制限が行われることになる。なお、ここで記載した「レイヤー」とは、グラフィック処理用の仮想的透明シートをいい、この黒点など所定の描画要素を含むレイヤーがコンテンツに重ねられることで、画像に要素を追加、あるいは変更を行うことができる。また上記図で示すような予め決められたレイヤーの他に、マスク情報として「レイヤーの所定の座標地点を中心として、半径αの黒点を描画する」プログラムによって生成されたレイヤーなどを挙げることもできる。あるいは部分的なカラーフィルターによるレイヤーなどであっても良い。また、コンテンツが動画であれば、各フレームに上記レイヤーを挿入するプログラムなどであっても良い。また、コンテンツが音声であるならば、マスク情報として別の音を重ね合わせる位置を指示する情報と、その別の音であるラッパ音などの情報が挙げられる。あるいはコンテンツである音声のデータを周波数解析し、その解析結果に応じた音声データを所定のルールに従って生成し、元のコンテンツのデータに重ね合わせても良い。コンテンツがテキストであれば、画像同様にカラーフィルターによってテキストの表示色をマスキング制限するための情報が挙げられる。あるいはコンテンツがプログラムであれば、同時に実行するプログラムを追加することでその実行処理を重くする、というマスキング処理が行われても良い。また、マスク情報は座標位置や速度に関する情報などの動きを示す情報を含み、動きを有するマスキング制限を行っても良い。
このようにマスク情報によって、後述するマスキング制限済コンテンツ生成部において、例えば黒点を付加されたクマのCGや音声や音量などを変更された音楽データを生成することが可能になる。
「判断情報取得部」(0204)は、判断情報を取得する機能を有する。「判断情報」とは、マスキング制限したコンテンツを生成すべきか判断するための情報をいう。判断情報の一例として、マスキング条件が基準時(例えばコンテンツ取得時やコンテンツの初回再生時、又は通常再生可能期日など)からの経過時間によって規定された条件であるならば、その基準時からの経過時間を示す情報が挙げられる。そしてこの判断情報である経過時間を示す情報は、例えば基準時に取得しハードディスクなどに保持していた基準時刻の情報と内蔵タイマーから計測し生成されると良い。あるいはマスキング条件がコンテンツの再生回数で規定されるのであれば、判断情報はコンテンツを再生するたびにカウントされハードディスクなどに保持される再生回数を示す情報である。その他にも、マスキング条件が指定日時であれば内蔵カレンダーから取得した現在日時情報や、コンテンツが有料の際に行われた料金の支払処理が行われたことを示す情報や、所定の広告を視聴した、あるいはしなかったことを示す情報やバナー広告などのクリック回数の情報、認証IDやパスワードなどの情報、あるいは天候情報やイベント情報などが挙げられる。
この判断情報と、マスキング条件とを後述する判断部において比較、判断することでコンテンツに対してマスキング制限を行うか否かが決定されることになる。
「判断部」は、前記マスキング条件と、前記判断情報と、に基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する機能を有する。図5に示すのは、この判断部での判断の一例を説明するための図である。この図にあるように、まず、コンテンツAがマスキング条件b(b:a>3)と関連付けて取得される(ステップS0501)。そしてこのコンテンツAとマスキング条件bは関連付けられたまま、例えばハードディスクに保持される。また、さらにコンテンツAと関連付けて、そのAの再生回数aが「a=0」として同様にハードディスクに保持される(ステップS0502)。ここで、コンテンツAが再生される(ステップS0503)と、ハードディスクからメモリ上に読み出されたAの再生回数を示す情報aが「a+1」の値に更新される(ステップS0504)。そしてハードディスクから同様にメモリ上に呼び出されたマスキング条件bと、ステップS0504で更新されたaの値が比較され、マスキング条件b「a>3」をaの値が満たしているか否かが判断される(ステップS0506)。ここでマスキング条件bをaの値が満たしていなければ、aの値はハードディスクに更新保持され再びステップS0503に戻る。そしてコンテンツAの再生に応じてaの値の更新、マスキング条件bとの比較判断が行われる。
そして、前記ステップS0506において、aの値がマスキング条件bを満たしているとの判断が行われた場合、この例ではコンテンツの再生が4回目の場合に、判断部は、コンテンツAに対してマスク情報に基づく上記のようなマスキング制限を行うことを決定する(ステップS0507)。もちろん、上記は一例であり基準時からの経過時間がマスキング条件であれば判断の際にメモリに読み出される情報aは内蔵タイマーなどを利用して生成された時間を示す情報である。
なお、マスキング条件は、この判断情報の経時変化に応じてマスキング制限の強度が強くなる条件である場合も想定される。このような場合、上記判断部での判断は、一つのコンテンツに対して一度だけでなく、例えば再生回数が、4回、8回、12回目にマスキング制限を行うことがマスキング条件によって規定されていると言う具合に、コンテンツの再生回数に応じて複数回判断が行われる構成であっても良い。すなわち、上記図5で説明したマスキング条件bが、「b:8>a>3」という具合に上限と下限を設けて設定されていたり、あるいは判断部での判断回数が進むごとに「b:a>11」という具合にマスキング条件が更新されたりする、と言う具合である。その場合は、マスク情報は判断情報やマスキング条件と関連付けられている必要がある。すなわち、例えば「再生回数4回、5回、6回、7回目にマスキング制限を実行する」というマスキング条件には、「半径αの黒点レイヤーをオリジナルのコンテンツに重ね合わせる」ことを示すマスク情報が関連付けられている。さらに同様に「8回、9回、10回、11回目にマスキング制限を実行する」と言うマスキング条件には半径がαの2倍の黒点レイヤーを利用するマスク情報が関連付けられており、12回目以降にマスキング制限を実行する旨のマスキング条件には、半径がさらに倍の4×αの黒点レイヤーを利用するマスク情報が関連付けられマスキング制限として適用される、と言う具合である。あるいは、経時変化に応じたマスク情報として時間を関数とするマスキング制限が行われても良い。このように、経時変化に応じてマスキング制限を強くすることで、ユーザーは再生可能期限が迫っていることや通常再生可能期限が経過したことなどをさらに容易に認知することが可能になる。
ここで図22を利用して、複数の判断情報が経時的に取得され判断される際の処理の流れの一例について説明する。この図にあるように、まず、マスキング条件と関連付けてコンテンツが取得される(ステップS2201)。ここで、前記マスキング条件は例えば、「再生回数4回にマスキング制限を実行する」、「コンテンツ取得時からの経過時間一日目にマスキング処理を実行する」という条件である。つづいて、マスク情報が取得される(ステップS2202)。ここで取得されるマスク情報は、例えば「再生回数4回目には半径αの黒点レイヤーを重ね合わせる」、「コンテンツ取得時からの経過時間一日目には半径βの黒点レイヤーを重ね合わせる」という旨のマスキング制限に利用される情報である。さらに判断情報として再生回数を示す情報が取得される(ステップS2203)。ここで判断情報で示される再生回数が4回であった場合、ステップS2204では、上記のマスキング条件と比較判断し、コンテンツにマスキング制限すべき旨の判断を行う。すると、上記マスク情報に基づいて半径αの黒点レイヤーがオリジナルコンテンツに重ね合わせられマスキング制限済コンテンツの生成(ステップS2205)、再生(ステップS2206)が行われる。
一方、ステップS2203で取得される判断情報で示される再生回数が3回であった場合、ステップS2204では、上記のマスキング条件と比較判断し、コンテンツにマスキング制限すべきではない旨の判断を行う。その場合、ステップS2207において、その他の判断情報を取得可能であるかの判定が行われる。ここでマスキング条件に「コンテンツ取得時からの経過時間」が含まれているので、ここでこの再生装置はその他の判断情報として、コンテンツ取得時からの経過時間である「一日経過」を示す情報を取得する(ステップS2208)。そして、再びステップS2204において、今度はコンテンツ取得時からの経過時間に基づいたマスキング条件と判断情報との比較、判断が行われる。そしてここでマスキング制限すべきとの判断が改めてなされると、ここでは、オリジナルコンテンツに半径βの黒点レイヤーを重ね合わせるマスキング制限が行われる。
「マスキング制限済コンテンツ生成部」(0206)は、判断部(0205)での判断結果に応じてマスキング制限済コンテンツを生成する機能を有する。「マスキング制限済コンテンツ」とは、マスク情報取得部にて取得したマスク情報に基づいてマスキング制限したコンテンツをいう。図6に示すのは、生成されたマスキング制限済コンテンツの一例を説明するための図である。この図の(a)にあるように、例えば画像上にマスキング制限として黒点Aが表示されているコンテンツが挙げられる。あるいは、(b)にあるようにテキストの文字に部分的にカラーフィルターが重ね合わされ読みにくくなったコンテンツや、(c)にあるように、音声の一部Cに別の音声データが重ね合わさられたコンテンツなどが挙げられる。
このマスキング制限済コンテンツの生成の一例について、以下に画像を例にとり説明する。画像のコンテンツのデータとして、一画素ごとに計24ビットのR(赤)G(緑)B(青)の値がハードディスクなどに保持されている。これらデータがメモリ上に読み出され、マスク情報に従って所定の画素のRGB値を有するカラーフィルターが重ね合わされる。するとその位置の画素の色情報(RGB値)が重ね合わせにより変更されることで、黒点などのマスキング制限を施したマスキング制限済コンテンツが生成される。
なお、このようにマスキング制限済コンテンツを生成した場合、元となったコンテンツはハードディスクなどの記憶装置から削除しても構わないし、残しておいても構わない。元のコンテンツを削除する場合、実施例2で後述するように著作権保護の観点から有効である。また、元のコンテンツを削除しない場合、実施例3で後述するように、例えば有料コンテンツに対する料金の支払処理を受けてマスキング制限を解除する場合に、簡単にマスキング制限前のコンテンツを取得できるので処理負荷を抑えることができる。なお、元のコンテンツを削除しない場合は、やはり著作権保護の観点から暗号化などの処理を行い、マスキング制限済コンテンツ生成後に、容易に元のコンテンツが再生できないようにすることが望ましい。また、マスキング条件に応じて複数回のマスキング制限を行う場合、常に最初に取得した元のコンテンツに対してマスキング制限を行っても良いし、前回マスキング制限を行ったマスキング制限済コンテンツに対して重ねてマスキング制限を行うようにしても良い。また、このマスキング制限済コンテンツの再生は、すべてのコンテンツに対してマスキング制限が行われマスキング制限済コンテンツの生成が終了した後に行われても良い。あるいは、マスキング制限済コンテンツの生成処理が行われながら、その生成された部分からマスキング制限済コンテンツの再生が行われる、という形態での再生でも良い。
以上のように、本実施例の再生装置によって、マスキング条件に応じてコンテンツにマスキング制限を行うことが可能になる。
<実施例1の処理の流れ> 図7に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限と関連付けてコンテンツを取得する(ステップS0701)。また、マスク情報を取得する(ステップS0702)。さらに、判断情報を取得する(ステップS0703)。つづいて、マスキング条件と判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する(ステップS0704)。ここで、マスキング制限すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限を行っていないコンテンツを再生する(ステップS0708)。また、このような場合、例えば次回以降にマスキング制限を行うべきかの判断を行うために判断情報の更新などを行っても良い。なお、この判断情報の更新は、マスキング情報の取得時やマスク情報の取得時、あるいはマスキング制限すべきかの判断時など状況に応じて様々な時点で更新されて良い。
一方、マスキング制限すべきとの判断結果である場合、マスク情報に基づいてマスキング制限済コンテンツを生成する(ステップS0705)。そして生成されたマスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS0706)。
そして、コンテンツに対するマスキング制限が最後である場合、処理は終了する。また、一つのコンテンツに対して複数回マスキング制限が行われる場合、そのマスキング制限が予め定められた限界回数に達していないならば、例えばステップS0702に戻り次回のマスキング制限のためのマスク情報を新たに取得する。もちろん、図示していないが、すでに先のステップS0702において複数回分のマスク情報を取得しているならば、ステップS0703に戻り、再度マスキング制限すべきかの判断を行うための新たな判断情報の取得を行っても良い。
<実施例1の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、マスキング条件に応じてコンテンツにマスキング制限を行うことが可能になる。したがって、ユーザーは、再生可能期限が迫っていることや通常再生期間が経過してしまったことなどを容易に認知することができる。また、このマスキング制限はマスク情報によって規定された制限であるため、ランダム処理などによって、ユーザーが生理的嫌悪感を抱くような例えば蜂の巣状のマスキング制限が為されるといった弊害も回避することができる。
≪実施例2≫ <実施例2の概念> 本実施例の再生装置は、実施例1を基本としてマスキング条件に応じてマスキング制限済コンテンツを生成し再生するが、それに加えて、さらにハードディスクなどのコンテンツ供給元にあるコンテンツを削除することを特徴としている。このように、コンテンツ供給元にあるコンテンツを削除することで、マスキング制限前のコンテンツを容易には再生することができなくなり、したがって著作権保護を満たした上でのコンテンツ配信サービスを有効に実現することが可能になる。
<実施例2の構成> 図8に示すのは、本実施例の再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(0800)は、実施例1を基本として、「再生部」(0801)と、「コンテンツ取得部」(0802)と、「マスク情報取得部」(0803)と、「判断情報取得部」(0804)と、「判断部」(0805)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(0806)と、を有する。なお、上記再生部と、コンテンツ取得部と、マスク情報取得部と、判断情報取得部と、判断部と、マスキング制限済コンテンツ生成部の各構成要件は実施例1での説明のものと同様であるので、改めての説明は省略する。そして本実施例の再生装置は、特徴点として、「削除指示出力部」(0807)をさらに有する。
「削除指示出力部」(0807)は、前記マスキング制限済コンテンツが生成される場合に、前記マスキング制限するために利用されるコンテンツのコンテンツ供給元に対して、そのコンテンツの削除指示を出力する機能を有する。「コンテンツ供給元」とは、例えば前述のハードディスクや外部の不揮発メモリなど記憶手段が該当する。また、「削除指示」とは、例えばコンテンツのデータそのものを削除することの指示のほかに、生成したマスキング制限済コンテンツをコンテンツ供給元のコンテンツに上書する指示であっても良い。なお、この削除指示の出力のタイミングは、例えば、マスキング処理済コンテンツの生成が完了した時点で行われても良い。あるいはマスキング制限済コンテンツの生成開始時点で行われても良い。後者の場合、マスキング制限済コンテンツの生成とマスキング制限に利用されるコンテンツの削除処理とがほぼ同時に進行することになる。
このように、コンテンツ供給元にあるコンテンツを削除することで、マスキング制限前のコンテンツを容易には再生することができなくなり、したがって著作権保護を満たした上でのコンテンツ配信サービスを有効に実現することが可能になる。
また、上記著作権保護をさらに有効にするために、コンテンツ供給元の削除に加え、マスキング制限済コンテンツを生成するためのマスキング制限としてコンテンツに対して不可逆的なマスキング処理を行っても良い。このように不可逆的なマスキング処理を行うことで、マスキング制限済コンテンツからマスキング制限前のコンテンツを逆処理で生成することが容易ではなくなり、著作権保護をさらに有効たらしめることができる。
<実施例2の処理の流れ> 図9に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限と関連付けてコンテンツを取得する(ステップS0901)。また、マスク情報を取得する(ステップS0902)。さらに、判断情報を取得する(ステップS0903)。つづいて、マスキング条件と判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する(ステップS0904)。ここで、マスキング制限すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限を行っていないコンテンツを再生する(ステップS0909)。
一方、マスキング制限すべきとの判断結果である場合、マスク情報に基づいてマスキング制限済コンテンツを生成する(ステップS0905)。つづいてマスキング制限するために利用されるコンテンツのコンテンツ供給元に対して、そのコンテンツの削除指示を出力する(ステップS0906)。また、生成されたマスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS0907)。
そして、実施例1における処理の流れの一例と同様に、コンテンツに対するマスキング制限が最後である場合、処理は終了する。また、一つのコンテンツに対して複数回マスキング制限が行われる場合、そのマスキング制限が予め定められたマスキング制限の限界回数に達していないならば、例えばステップS0902やステップS0903に戻り、新たに各種処理が行われる。
<実施例2の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、コンテンツ供給元にあるコンテンツを削除することで、マスキング制限前のコンテンツを容易には再生することができなくなり、したがって著作権保護を満たした上でのコンテンツ配信サービスを有効に実現することが可能になる。またコンテンツに対して不可逆的なマスキング処理を行っても良い。このように不可逆的なマスキング処理を行うことでコンテンツを逆処理で生成することが容易ではなくなり、著作権保護をさらに有効たらしめることもできる。
≪実施例3≫ <実施例3の概念> 図10に示すのは、本実施例の再生装置における概念の一例を説明するための図である。この図にあるように、本実施例は、例えばディスプレイ上にマスク情報(マスキング制限)の選択画面を表示する。そしてユーザーが(1)の「黒点レイヤーによるマスキング制限」を選択したならば、それに応じたマスク情報により、コンテンツに黒点レイヤーが重ね合わせられたマスキング制限済コンテンツを生成することを特徴としている。あるいは、(2)の「部分的カラーフィルターによるマスキング制限」を選択したならば、それに応じたマスク情報により、カラーフィルターが部分的に重ね合わされコンテンツの色数が変化したマスキング制限済コンテンツを生成し、(3)の「テキスト入りレイヤーによるマスキング制限」を選択したならば、それに応じたマスク情報により、テキスト情報が表示されるマスキング制限済コンテンツが生成される。このように、本実施例の再生装置は、ユーザーにマスク情報を選択させ、その選択に応じてマスキング制限済コンテンツを生成することで、ユーザーの好みにあったマスキング制限を行うことが可能になる。したがって、ユーザーの生理的嫌悪感を誘発するようなマスキング制限済コンテンツの生成をさらに確実に回避することができる。
<実施例3の構成> 図11に示すのは、本実施例の再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(1100)は、実施例1を基本として、「再生部」(1101)と、「コンテンツ取得部」(1102)と、「マスク情報取得部」(1103)と、「判断情報取得部」(1104)と、「判断部」(1105)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(1106)と、を有する。また、図示していないが、本実施例の再生装置は実施例2を基本として、さらに「削除指示出力部」を有していても良い。なお、上記再生部と、コンテンツ取得部と、マスク情報取得部と、判断情報取得部と、判断部と、マスキング制限済コンテンツ生成部、あるいは削除指示出力部の各構成要件は実施例1や実施例2での説明のものと同様であるので、改めての説明は省略する。そして本実施例の再生装置は、特徴点として、「マスク情報保持部」(1107)と、「選択部」(1108)をさらに有する。
「マスク情報保持部」(1107)は、複数の前記マスク情報を保持する機能を有する。ここで、例えば「黒点の描画によるマスキング制限」や「色数の減少によるマスキング制限」、あるいは「解像度の減少によるマスキング制限」に用いるためのマスク情報が保持されている。
「選択部」(1108)は、マスク情報保持部で保持されているマスク情報を選択するための機能を有する。ここで、例えば上記マスク情報を選択するために図10で示すような選択画面をディスプレイに表示することで、ユーザーにマスク情報を選択させることができる。もちろん、この選択部は、選択画面からの入力による選択情報の受付で上記機能を実現する他に、ユーザーの選択履歴やコンテンツ供給者からのお奨め情報などに基づいてマスク情報を選択しても良い。あるいは、コンテンツにニュースや映画、音楽番組などの属性情報が付加されていて、その属性情報に応じて例えば音楽番組ならば音声に別の音声データを重ね合わせるというマスク情報が選択されても良い。このようにコンテンツの属性に応じて自動的にマスキング制限が行われることで、コンテンツ属性に適当なマスキング制限を行うことが可能になる。したがって、マスキング制限された部分の内容が気になるユーザーのコンテンツ購入意欲などを高める効果も期待できる。
そしてこのように選択部にて選択されたマスク情報が「マスク情報取得部」(1103)で取得されることで、例えばユーザーの好みにあったマスキング制限を行うことが可能になる。
<実施例3の処理の流れ> 図12に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限と関連付けてコンテンツを取得する(ステップS1201)。また、予め複数保持されているマスク情報からマスク情報を選択する(ステップS1202)。つづいて、前記選択されたマスク情報を取得する(ステップS1203)。さらに、判断情報を取得する(ステップS1204)。つづいて、マスキング条件と判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する(ステップS1205)。ここで、マスキング制限すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限を行っていないコンテンツを再生する(ステップS1209)。
一方、マスキング制限すべきとの判断結果である場合、マスク情報に基づいてマスキング制限済コンテンツを生成する(ステップS1206)。そして、生成されたマスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS1207)。
そして、実施例1における処理の流れの一例と同様に、コンテンツに対するマスキング制限が最後である場合、処理は終了する。また、一つのコンテンツに対して複数回マスキング制限が行われる場合、そのマスキング制限が予め定められたマスキング制限の限界回数に達していないならば、例えばステップS01202などに戻り、新たに各種処理が行われる。
<実施例3の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、ユーザーの好みにあったマスキング制限を行うことが可能になる。したがって、ユーザーの生理的嫌悪感を誘発するようなマスキング制限済コンテンツの生成をさらに確実に回避することができる。
≪実施例4≫ <実施例4の概念> 図13に示すのは、本実施例の再生装置における概念の一例を表す図である。この図にあるように、例えばこのクマのCGコンテンツは有料であり、完全に見続けるためには1000円の料金が必要である(1)。ここで、このコンテンツを取得したユーザーはとりあえず1000円のうち半分の500円の支払処理を行った(2)。すると、本実施例の再生装置は、実施例1の再生装置と同様にして、マスキング条件に応じてクマのCGの上に黒点を描画するマスキング制限を行う。しかし、ユーザーは料金の半分の支払処理を行っているため、この黒点のマスキング処理は、従来通りの真円の黒点ではなく、半円の黒点として描画される(3)。
このように、本実施例の再生装置は、例えば料金の支払の有無や支払状況、あるいはその他の要因に基づいてマスキング制限を解除する機能を有する点を特徴としている。
<実施例4の構成> 図14に示すのは、本実施例の再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(1400)は、実施例1を基本として、「再生部」(1401)と、「コンテンツ取得部」(1402)と、「マスク情報取得部」(1403)と、「判断情報取得部」(1404)と、「判断部」(1405)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(1406)と、を有する。また、図示していないが、本実施例の再生装置は実施例2や実施例3を基本として、その他の機能ブロックを有していても良い。なお、上記再生部と、コンテンツ取得部と、マスク情報取得部と、判断情報取得部と、判断部と、マスキング制限済コンテンツ生成部などの各構成要件は実施例1などでの説明のものと同様であるので、改めての説明は省略する。そして本実施例の再生装置は、特徴点として、「マスキング解除条件取得部」(1407)と、「制限解除判断情報」(1408)と、「解除判断部」(1409)と、「マスキング制限解除済コンテンツ生成部」(1410)と、をさらに有する。
「マスキング解除条件取得部」(1407)は、コンテンツと関連付けて、マスキング制限解除条件を取得する機能を有する。「マスキング制限解除条件」とは、マスキング制限されたコンテンツのマスキング制限解除の条件をいい、例えばコンテンツが有料であれば、その料金支払の有無や支払状況に応じた制限解除などの条件が挙げられる。もちろんマスキング解除条件は、その他にも、認証IDやパスワードによる解除条件、あるいはバナー広告のクリック回数に基づく解除条件など様々な条件であってよい。
「制限解除判断情報取得部」(1408)は、制限解除判断情報を取得する機能を有する。「制限解除判断情報」とは、マスキング制限したコンテンツのマスキング制限を解除すべきか判断するための情報をいい、例えばユーザーのコンテンツに対する料金支払の有無や正規料金に対する支払額の割合などを示す情報が挙げられる。その他にも、認証IDやパスワードを示す情報やバナー広告などのクリック回数を示す情報なども挙げられる。
「解除判断部」(1409)は、前記マスキング制限解除条件と、前記制限解除判断情報と、に基づいてコンテンツのマスキング制限を解除すべきか判断する機能を有する。このマスキング制限の解除判断は、基本的には実施例1の判断部と同様に、メモリ上にマスキング制限解除条件と制限解除判断情報を読み出し比較することで行われると良い。もちろん、ここで料金の支払がマスキング解除条件ならばその支払割合を判断するなどしても良い。
「マスキング制限解除済コンテンツ生成部」(1410)は、解除判断部(1409)での判断結果に応じてマスキング制限解除済コンテンツを生成する機能を有する。「マスキング制限解除済コンテンツ」とは、マスキング制限を解除したコンテンツをいい、例えばマスキング処理の逆処理を行うことでマスキング制限を解除しても良いし、元のコンテンツが残っていれば、そのコンテンツを保持場所から読み出す、また暗号化されていればその暗号化を解除することでマスキング制限解除済コンテンツを生成しても良い。また、前述のように料金の支払い割合に応じて段階的にマスキング制限を解除するような生成であっても良い。
<実施例4の処理の流れ> 図15に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限済コンテンツと関連付けてマスキング制限解除条件を取得する(ステップS1501)。さらに、制限解除判断情報を取得する(ステップS1502)。つづいて、マスキング制限解除条件と制限解除判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツのマスキング制限を解除すべきか判断する(ステップS1503)。ここで、マスキング制限を解除すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS1507)。
一方、マスキング制限を解除すべきとの判断結果である場合、マスキング制限を解除し、マスキング制限解除済コンテンツを生成する(ステップS1504)。つづいて生成されたマスキング制限解除済コンテンツを再生する(ステップS1505)。
<実施例4の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、料金の支払の有無や支払状況、あるいはその他の要因に基づいてマスキング制限を解除することができる。したがってマスキング制限を解除することもできる様々な形態でのコンテンツ配信サービス、例えばユーザーが有料コンテンツを購入する意思を確認するのに有効なコンテンツ配信サービスなどを提供することが可能になる。
≪実施例5≫ <実施例5の概念> 図16に示すのは、本実施例の再生装置によってディスプレイに再生出力された表示画面の一例を表す図である。この図にあるように、コンテンツであるクマのCGにマスキング制限としてテキストがCGに重ねて表示されている。そして、そのマスキング制限のテキストが宣伝広告になっていることが、本実施例の再生装置の特徴である。
<実施例5の構成> 図17に示すのは、本実施例の再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(1700)は、実施例1を基本として、「再生部」(1701)と、「コンテンツ取得部」(1702)と、「マスク情報取得部」(1703)と、「判断情報取得部」(1704)と、「判断部」(1705)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(1706)と、を有する。また、図示していないが、本実施例の再生装置は実施例2や実施例3、又は実施例4を基本として、その他の機能ブロックを有していても良い。なお、上記再生部と、コンテンツ取得部と、マスク情報取得部と、判断情報取得部と、判断部と、マスキング制限済コンテンツ生成部の各構成要件は実施例1での説明のものと同様であるので、改めての説明は省略する。
そして本実施例の再生装置の特徴点は、「マスク情報取得部」(1703)にて取得するマスク情報が宣伝広告情報付マスク情報である点である。「宣伝広告情報付マスク情報」とは、マスキング制限済コンテンツ生成部(1706)が生成するマスキング処理済コンテンツに宣伝広告情報を含ませるためのマスク情報をいう。例えば、図16で示すような他事業者、あるいはコンテンツそのものの宣伝広告情報を含む文字列をマスキング制限として表示するためのマスク情報や、あるいは音声による宣伝広告情報を含むマスキング制限済コンテンツを生成するために、当該音声を含むマスク情報などが挙げられる。もちろん宣伝広告情報はテキストや音声のみならず動画像などによって宣伝広告を行うための情報であっても良い。
<実施例5の処理の流れ> 図18に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限と関連付けてコンテンツを取得する(ステップS1801)。また、宣伝広告情報付マスク情報を取得する(ステップS1802)。さらに、判断情報を取得する(ステップS1803)。つづいて、マスキング条件と判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する(ステップS1804)。ここで、マスキング制限すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限を行っていないコンテンツを再生する(1806)。
一方、マスキング制限すべきとの判断結果である場合、宣伝広告情報付マスク情報に基づいて宣伝広告情報を含んでマスキング制限済コンテンツを生成する(ステップS1805)。そして生成されたマスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS1806)。そして、実施例1における処理の流れの一例と同様に、コンテンツに対するマスキング制限が最後である場合、処理は終了する。また、一つのコンテンツに対して複数回マスキング制限が行われる場合、そのマスキング制限が予め定められたマスキング制限の限界回数に達していないならば、例えばステップS1802やステップS1803に戻り、新たに各種処理が行われる。
<実施例5の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、宣伝広告情報を含んでマスキング制限されたマスキング制限済みコンテンツを生成し、再生、出力することができる。したがって、例えば有料コンテンツであればその購入を促すような宣伝広告情報の出力や、コンテンツ供給元が広告収入料を得られるような新たなビジネスモデルを構築することが可能になる。
≪実施例6≫ <実施例6の概念> 本実施例における再生装置の概念の一例は、例えばマスク情報が生成可能であることを特徴とする。これによって、例えば、ユーザーが好みのマスク情報を生成することができ、ユーザーの生理的嫌悪感を誘発するようなマスキング制限済コンテンツの生成をさらに確実に回避することができる。あるいは、本実施例における概念の別の一例は、マスク情報が定期的に更新される点を特徴とする。これによって、ユーザーは単一的なマスキング制限に飽きてしまい、ひいてはコンテンツそのものに対する興味も失ってしまうなどの事態の発生を抑えることができる。
<実施例6の構成> 図19に示すのは、本実施例の再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「再生装置」(1900)は、実施例1を基本として、「再生部」(1901)と、「コンテンツ取得部」(1902)と、「マスク情報取得部」(1903)と、「判断情報取得部」(1904)と、「判断部」(1905)と、「マスキング制限済コンテンツ生成部」(1906)と、を有する。また、図示していないが、本実施例の再生装置は実施例2や実施例3、実施例4、又は実施例5を基本として、さらにその他の機能ブロックを有していても良い。なお、上記再生部と、コンテンツ取得部と、マスク情報取得部と、判断情報取得部と、判断部と、マスキング制限済コンテンツ生成部、あるいは削除指示出力部の各構成要件は実施例1などでの説明のものと同様であるので、改めての説明は省略する。そして本実施例の再生装置は、特徴点として、「マスク情報生成部」(1907)をさらに有する。
「マスク情報生成部」(1907)は、マスク情報を生成するための機能を有する。このマスク情報の生成は、例えばドローイングツールや作曲用のアプリケーションなどを利用して作成された画像データや音声データなどをマスキング制限に用いるマスク情報として生成する方法が挙げられる。あるいはケータイカメラなどの撮影装置で撮影された画像や既存の画像やテキスト、音声データなどを選択、またはさらにそのデータを加工してマスキング制限に用いるマスク情報として生成する方法も挙げられる。
そしてマスク情報取得部(1903)が、マスク情報生成部(1907)で生成されたマスク情報を取得することで、マスキング制限済コンテンツ生成部(1906)で生成されるマスキング制限済コンテンツは、ユーザーの好みに合わせて生成されたマスキング制限が施されていることになる。したがって、ユーザーの生理的嫌悪感を誘発するようなマスキング制限済コンテンツの生成をさらに確実に回避することができる。
図20に示すのは、本実施例のその他の再生装置における機能ブロックの一例である。これも実施例1を基本としており(上記同様、実施例1と同様の各構成要件に関する説明は省略)、その特徴点としては、マスク情報取得部(2003)が、「定期取得手段」(2007)を有する点が挙げられる。
「定期取得手段」(2007)は、定期的に更新されるマスク情報を取得する機能を有する。例えばインターネット網などを介してコンテンツ供給元などから定期的に配信されるマスク情報を取得する、などの実現例が挙げられる。このように定期的にマスク情報を取得することで、単一的なマスキング制限に飽きてしまい、ひいてはコンテンツそのものに対する興味も失ってしまうなどの事態の発生を抑えることができる。なお、「定期的」とは、必ずしも一定間隔である必要はなく、所定のルールに基づいて間欠的であれば良いものとする。
<実施例6の処理の流れ> 図21に示すのは、本実施例の再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、マスキング制限と関連付けてコンテンツを取得する(ステップS2101)。また、マスク情報を生成する(ステップS2102)。つづいて、前記生成されたマスク情報を取得する(ステップS2103)。さらに、判断情報を取得する(ステップS2104)。つづいて、マスキング条件と判断情報とに基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する(ステップS2105)。ここで、マスキング制限すべきでないとの判断結果である場合、マスキング制限を行っていないコンテンツを再生する(ステップS2107)。
一方、マスキング制限すべきとの判断結果である場合、マスク情報に基づいてマスキング制限済コンテンツを生成する(ステップS2106)。そして、生成されたマスキング制限済コンテンツを再生する(ステップS2107)。
そして、実施例1における処理の流れの一例と同様に、コンテンツに対するマスキング制限が最後である場合、処理は終了する。また、複数回マスキング制限を行う場合の、まだ途中であるならば、例えばステップS02103やステップS2104に戻り、新たに各種処理が行われる。
<実施例6の効果の簡単な説明> 以上のように本実施例の再生装置によって、マスク情報の生成や定期的な更新を行うことが可能になる。したがって、ユーザーの生理的嫌悪感を誘発するようなマスキング制限済コンテンツの生成をさらに確実に回避することができる、あるいは、単一的なマスキング制限に飽きてしまい、ひいてはコンテンツそのものに対する興味も失ってしまうなどの事態の発生を抑えることができる。
0200 再生装置
0201 再生部
0202 コンテンツ取得部
0203 マスク情報取得部
0204 判断情報取得部
0205 判断部
0206 マスキング制限済コンテンツ生成部
0201 再生部
0202 コンテンツ取得部
0203 マスク情報取得部
0204 判断情報取得部
0205 判断部
0206 マスキング制限済コンテンツ生成部
Claims (11)
- コンテンツの再生をするための再生部と、
コンテンツの再生をマスキング制限する条件であるマスキング条件と関連付けてコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記マスキング制限に用いるための情報であるマスク情報を取得するマスク情報取得部と、
マスキング制限したコンテンツを生成すべきか判断するための情報である判断情報を取得する判断情報取得部と、
前記マスキング条件と、前記判断情報と、に基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する判断部と、
前記判断部での判断結果に応じて前記マスク情報取得部にて取得したマスク情報に基づいてマスキング制限したコンテンツであるマスキング制限済コンテンツを生成するマスキング制限済コンテンツ生成部と、
を有する再生装置。 - 前記マスキング条件は、指定日時、コンテンツ取得時を基準とした経過時間、コンテンツ再生時を基準とした経過時間、又はコンテンツの再生回数、コンテンツが有料である場合にその料金の支払の有無、のいずれか一または二以上の組み合わせに基づいた条件である請求項1記載の再生装置。
- 前記マスキング条件は、前記判断情報取得部にて取得される判断情報の経時変化に応じてマスキング制限の強度が強くなる条件である請求項2に記載の再生装置。
- 前記マスキング制限済コンテンツが生成される場合に、前記マスキング制限するために利用されるコンテンツのコンテンツ供給元に対して、そのコンテンツの削除指示を出力する削除指示出力部をさらに有する請求項1ないし3のいずれか一に記載の再生装置。
- 前記マスキング制限は、コンテンツに対する不可逆的なマスキング処理である請求項4に記載の再生装置。
- 複数の前記マスク情報を保持するマスク情報保持部と、
前記マスク情報保持部で保持されているマスク情報を選択するための選択部と、をさらに有し、
前記マスク情報取得部は、
前記選択部にて選択されたマスク情報を取得する請求項1ないし5のいずれか一に記載の再生装置。 - コンテンツと関連付けて、マスキング制限されたコンテンツのマスキング制限解除の条件であるマスキング制限解除条件を取得するマスキング解除条件取得部と、
マスキング制限したコンテンツのマスキング制限を解除すべきか判断するための情報である制限解除判断情報を取得する制限解除判断情報取得部と、
前記マスキング制限解除条件と、前記制限解除判断情報と、に基づいてコンテンツのマスキング制限を解除すべきか判断する解除判断部と、
前記解除判断部での判断結果に応じてマスキング制限を解除したコンテンツであるマスキング制限解除済コンテンツを生成するマスキング制限解除済コンテンツ生成部と、
をさらに有する請求項1ないし6のいずれか一に記載の再生装置。 - 前記マスク情報取得部にて取得するマスク情報は、前記マスキング制限済コンテンツ生成部が生成するマスキング処理済コンテンツに宣伝広告情報を含ませるためのマスク情報である宣伝広告情報付マスク情報である請求項1ないし7のいずれか一に記載の再生装置。
- 前記マスク情報を生成するためのマスク情報生成部をさらに有し
前記マスク情報取得部は、前記マスク情報生成部で生成されたマスク情報を取得する請求項1ないし8のいずれか一に記載のデータ実行装置。 - 前記マスク情報取得部は、定期的に更新されるマスク情報を取得する定期取得手段を有する請求項1ないし9のいずれか一に記載の再生装置。
- コンテンツの再生をマスキング制限する条件であるマスキング条件と関連付けて、コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
前記マスキング制限に用いるための情報であるマスク情報を取得するマスク情報取得ステップと、
マスキング制限したコンテンツを生成すべきか判断するための情報である判断情報を取得する判断情報取得ステップと、
前記マスキング条件と、前記判断情報と、に基づいて再生すべきコンテンツをマスキング制限すべきか判断する判断ステップと、
前記判断部での判断結果に応じて前記マスク情報取得部にて取得したマスク情報に基づいてマスキング制限したコンテンツであるマスキング制限済コンテンツを生成するマスキング制限済コンテンツ生成ステップと、
前記コンテンツ取得ステップで取得したコンテンツ、又は前記マスキング制限済コンテンツ生成部で生成されたマスキング制限済コンテンツ再生をする再生ステップと、
を有する再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329707A JP2006139622A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | コンテンツの再生装置、および再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329707A JP2006139622A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | コンテンツの再生装置、および再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006139622A true JP2006139622A (ja) | 2006-06-01 |
Family
ID=36620401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004329707A Pending JP2006139622A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | コンテンツの再生装置、および再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006139622A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010066555A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Konica Minolta Holdings Inc | コンテンツ表示装置 |
JP2010251903A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Ihi Corp | コンテンツ再生装置、方法及びプログラム |
JP2011517381A (ja) * | 2008-02-29 | 2011-06-02 | トムソン ライセンシング | 受信器/デコーダの局所的な権限に従って可変な外乱を有してマルチメディアコンテンツを表示する方法 |
JP2013050942A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-03-14 | Keiko Takeda | 画像表示保護装置、及び、その方法 |
US8769406B2 (en) | 2006-08-14 | 2014-07-01 | Konica Minolta, Inc. | Image display apparatus capable of displaying image while retaining confidentiality |
-
2004
- 2004-11-12 JP JP2004329707A patent/JP2006139622A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8769406B2 (en) | 2006-08-14 | 2014-07-01 | Konica Minolta, Inc. | Image display apparatus capable of displaying image while retaining confidentiality |
JP2011517381A (ja) * | 2008-02-29 | 2011-06-02 | トムソン ライセンシング | 受信器/デコーダの局所的な権限に従って可変な外乱を有してマルチメディアコンテンツを表示する方法 |
KR101559948B1 (ko) * | 2008-02-29 | 2015-10-13 | 톰슨 라이센싱 | 수신기/디코더의 국부적 권한에 기초해서 가변 간섭을 갖는 멀티미디어 콘텐츠를 디스플레이하기 위한 방법 |
JP2010066555A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Konica Minolta Holdings Inc | コンテンツ表示装置 |
JP2010251903A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Ihi Corp | コンテンツ再生装置、方法及びプログラム |
JP2013050942A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-03-14 | Keiko Takeda | 画像表示保護装置、及び、その方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100721074B1 (ko) | 전자 정보 콘텐츠 신호 분배 처리 시스템, 정보 신호 분배장치, 정보 처리 장치 및 전자 정보 콘텐츠 신호 분배처리 방법 | |
AU2007244939B2 (en) | System and/or method for distributing media content | |
JP4076067B2 (ja) | 録画再生システム | |
US20200349637A1 (en) | Scheme for processing rental content in an information processing apparatus | |
US20140245342A1 (en) | System and/or Method for Distributing Media Content and Providing an Option to Maintain an Advertising Experience | |
JP4170949B2 (ja) | データ利用装置、データ利用方法及びプログラム | |
KR20070046734A (ko) | 송수신 시스템, 기록 장치 및 방법, 제공 장치 및 방법, 및프로그램 | |
JP5991497B2 (ja) | 映像表示装置及び映像表示方法 | |
Priest | Copyright extremophiles: do creative industries thrive or just survive in China's high-piracy environment | |
US20180060880A1 (en) | Selective advertising in media content | |
JP2006139622A (ja) | コンテンツの再生装置、および再生方法 | |
Li | Understanding Chinese animation industry: The nexus of media, geography and policy | |
JP3968246B2 (ja) | コンテンツ配信システム及び方法並びにコンテンツ配信装置 | |
JP4956742B2 (ja) | デジタルコンテンツ登録配信装置、システム及び方法 | |
JP2005039340A (ja) | 再生装置 | |
JP2008262572A (ja) | メタデータ利用管理装置、メタデータ利用管理方法及びプログラム | |
JP6054263B2 (ja) | 広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステム | |
Perritt Jr | Technologies of Storytelling: New Models for Movies | |
JP2002318630A (ja) | ソフトウェア処理装置、方法、及びプログラム | |
JPWO2003055216A1 (ja) | コンテンツデータ再生プログラム | |
JP4695547B2 (ja) | 録画再生装置及び録画再生装置の記録容量管理方法 | |
JP2010081163A (ja) | 記憶媒体、記憶再生システム、記憶再生方法 | |
JP2008158235A (ja) | 動画表示装置、動画表示方法、動画配信サーバ、動画表示システム、動画表示プログラム、および記録媒体 | |
JP2010050711A (ja) | 動画像配信装置、動画像配信方法ならびにそのプログラム | |
Stein-Sacks | The Canadian independent music industry: An examination of distribution and access |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100113 |