JP2006139036A - 電線の固定機構、及び画像形成装置 - Google Patents

電線の固定機構、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006139036A
JP2006139036A JP2004328151A JP2004328151A JP2006139036A JP 2006139036 A JP2006139036 A JP 2006139036A JP 2004328151 A JP2004328151 A JP 2004328151A JP 2004328151 A JP2004328151 A JP 2004328151A JP 2006139036 A JP2006139036 A JP 2006139036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
electric wire
clip
wall surface
male
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004328151A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fukuda
福田  剛士
Shigeru Watanabe
茂 渡邊
Yasutaka Goto
康孝 後藤
Kiichiro Arikawa
樹一郎 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004328151A priority Critical patent/JP2006139036A/ja
Publication of JP2006139036A publication Critical patent/JP2006139036A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】 一方と他方の電線とが電気的に完全に接続されていない状態で壁面に取り付けられることを防止することを目的とする。
【解決手段】 オス側接続端子20とメス側接続端子30とが完全接続状態であれば、第一留部120と第二留部130とに取り付けられる。しかし、オス側接続端子20とメス側接続端子30とが不完全接続状態であった場合は、第一留部120と第二留部130とに、取り付けられない。つまり、第一留部120と第二留部130への取つ付け工程(壁面100への固定工程)が、同時に完全接続状態か否かの検査工程を兼ねている。よって、組立工程において、別途、不完全接続状態を検査する検査工程を別途設ける必要がない。また、画像形成装置に不完全接続状態を検知する検知手段を別途設ける必要もない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電線の固定機構、及び画像形成装置に関する。
オス側とメス側とからなる接続端子を接続し、一方と電線と他方の電線とを電気接続する。そして、接続後に装置の筐体の壁面に取り付けられたクランプに、電線を壁面に固定する。
さて、オス側の接続端子とメス側の接続端子とが、完全に接続されていない状態で、クランプに固定されると、接続端子同士の接続部分(接触部分)が少ないので接触抵抗が上がる。このたため、接点不良(導通不良)等の不具合をもたらすことがある。また、衝撃や衝撃などが加わると接続端子同士が容易に外れてしまう。
このため、組立工程において、接続端子同士が完全に接続されている否かを検査する検査工程が別途必要であった。あるいは、接続端子同士が完全に接続されているか否かを検知する検知手段を装置に備える必要があった。(例えば、特許文献1参照)。
特開平04−190382号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、一方と他方の電線とが電気的に完全に接続されていない状態で壁面に取り付けられることを、例えば、検査工程や検知手段を別途設けることなく防止することを目的とする。
請求項1に記載の電線の固定機構は、一方の電線の線端部に取り付けられた第一接続部材の第一接続部を、他方の電線の線端部に取り付けられた第二接続部材の第二接続部に挿入して接続し、前記一方と前記他方の電線とを電気的に接続した後、装置の壁面に設けられた第一留部の挿入部には前記第一接続部の外側部を挿入し、装置の前記壁面に設けられた第二留部の挿入部には前記第二接続部の外側部を挿入し、前記壁面に固定する電線の固定機構であって、前記第一接続部と前記第二接続部とが接続した接続部は、該接続部の外側部より幅広で前記挿入部には挿入不可であり、前記第一留部と前記第二留部との間隔は、前記第一接続部と前記第二接続部とが完全に接続された状態の接続部よりも広く、完全に接続されていない状態の接続部よりも狭いことを特徴としている。
請求項1に記載の電線の固定機構は、一方の電線の線端部に取り付けられた第一接続部材の第一接続部を、他方の電線の線端部に取り付けられた第二接続部材の第二接続部に挿入して接続し、一方と他方の電線とを電気的に接続する。そして、壁面に設けられた第一留部の挿入部と第二留部の挿入部とに、第一接続部の外側部と第二接続部の外側部(第二接続部とが接続した接続部の外側部)を挿入して、壁面に固定する。
第一接続部と第二接続部とが接続した接続部は、この接続部の外側部より幅広で挿入部には挿入不可である。そして、第一留部と第二留部との間隔は、第一接続部と第二接続部とが完全に接続された状態の接続部よりも広く、完全に接続ていない状態の接続部よりも狭い。
よって、完全に接続されていれば、第一接続部と第二接続部とが接続した接続部は、第一留部と第二留部との間に入るので、接続部の両端側が壁面に設けられた第一留部の挿入部と第二留部の挿入部とに挿入され、壁面に固定できる。
しかし、完全に接続されていなければ、第一接続部と第二接続部とが接続した接続部は、第一留部と第二留部との間に入らないので、壁面に固定できない。
したがって、第一留部と第二留部への取り付け工程(壁面への固定工程)が、完全に接続されているか否かの検査工程を兼ねている。よって、例えば、組立工程において、完全に接続されているか否かを検査する検査工程を別途設ける必要がない。あるいは、完全に接続されているか否か検知する検知手段を装置に別途設ける必要がない。
更に、第一留部と第二留部への取け付け後(壁面への固定後)に、何らかの原因で大きな振動や衝撃、或いは一方と他方の電線を引っ張る等の力がかかっても、第一留部と第二留部との間隔は完全に接続さていない状態の接続部より狭いので、接続部は完全に接続されていない状態に広がらない。
なお、完全に接続された状態とは、接続部の接触抵抗が十分低く、正常に導通した状態を指す。
請求項2の電線の固定機構は、請求項1に記載の構成において、前記第一留部と前記二留部とは、前記壁面と一体に形成されていることを特徴としている。
請求項2の電線の固定機構は、第一留部と第二留部とが壁面と一体に形成されているので、別途、第一留部と第二留部とを壁面に取り付ける必要がない。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像像形成装置は、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えているので、第一接続部材と第二接続部材とを接続後に、第一留部と第二留部に取り付ける工程(壁面への固定工程)が、完全に接続されているか否かの検査工程を兼ねている。よって、画像形成装置の組立工程において、例えば、完全に接続されているか否かを検査する検査工程を別途設ける必要がない。あるいは、画像形成装置に完全に接続されているか否か検知する検知手段を別途設ける必要がない。よって、低コストの画像形成装置である。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の構成において、記録媒体上のトナー像を熱と圧力とで前記記録媒体に定着させる定着装置を備え、電源から前記定着装置への電源ライン、又は該定着装置内の電源ラインに、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、記録媒体上のトナー像を熱と圧力とで記録媒体に定着させる定着装置を備えている。そして、電源から定着装置への電源ライン、又は定着装置内の電源ラインに、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えている。
定着装置は、記録媒体にトナー像を定着させるため、高いエネルギーを必要とする。つまり、電源から定着装置への電源ライン、又は定着装置内の電源ラインには、多くの電流が流れる。このため、接続部の接触抵抗が高くなり正常に導通していない導通不良の状態となりやすい。よって、電源から定着装置への電源ライン、又は定着装置内の電源ラインに、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えることは好適である。
なお、本明細書中の「電線」とは、複数本の線材からなる場合も含み、信号線、信号ケーブル、同軸ケーブル、フラットケーブル、フレキシブルケーブル(フレキシブル基板)など、電気が導通する電線全般を含む。
以上説明したように本発明によれば、一方と他方の電線とが電気的に完全に接続されていない状態では壁面に取り付けられないので、第一留部と第二留部への取り付け工程(壁面への固定工程)が、完全に接続されているか否かの検査工程を兼ねている。換言すると、一方と他方の電線とが電気的に完全に接続されてない状態で壁面に取り付けられることを防止している。
本発明の第一の実施形態について説明する。
図10に示すように、画像形成装置10は、電子写真方式により、装置下部の給紙トレイ230に収容された記録用紙Pに、図示しない画像形成部によってトナー像を転写し、定着装置200で記録用紙Pにトナー像を、熱と圧力とによって定着させている。定着装置200は、電源220から電線12、13を介して電気が供給されている。
図1に示すように、一方の電線12の線端部には、オス側接続端子20が取り付けられ、他方の電線13の線端部にはメス側接続端子30が取り付けられている。
オス側接続端子20とメス側接続端子30は、通常市販されているもので、オス側接続端子20をメス側接続端子30に挿入して接続し、一方の電線12と他方の電線13とを電気的に接続するものである。
つぎに、本実施形態で使用したオス側接続端子20及びメス側接続端子30の形状等を説明する。なお、オス側接続端子20とメス側接続端子30は、オス側接続端子20をメス側接続端子30に挿入して接続する構成であれば、つぎに説明する形状等に限定されない。
図3(A)に示すように、オス側接続端子20の先端部分には、幅広の板状のオス端子22が形成されている。オス端子22の中央部分には、円形の孔部24があけられている。オス端子22の根元側には、円筒状の取付部26が形成されている。そして、取付部26に一方の電線12の線端部を挿入後にかしめ、オス側接続端子20が一方の電線12の線端部に取り付けられる。
メス側接続端子30の先端部分には、オス端子22が挿入可能な曲げ部32Aが形成されたメス端子32が形成されている。また、メス端子32には、オス端子22の孔部24が係合する半球状に盛り上がった凸部34が形成されている。メス端子32の根元側には、円筒状の取付部36が形成され、他方の電線13の線端部を挿入後にかしめ、メス側接続端子30が他方の電線13の線端部に取り付けられる。
そして、図3(B)に示すように、オス側接続端子20のオス端子22をメス側接続端子30のメス端子32に挿入し、孔部24が凸部34に係合すると完全に接続された完全接続状態となる。
さて、図10に示すように、画像形成装置10の筐体の壁面100には、一対の第一留部120と第二留部130とが形成されている。
図1,図2に示すように、第一留部120と第二留部130は板形状をし、壁面100に突設している。なお、図2(B)は、第一留部120のみ図示しているが、第二留部130も同様である。
図2(B)に示すように、第一留部120と第二留部130には、切欠部122,132がそれぞれ形成されている。切欠部122,132は壁面100と垂直方向側に開口した挿入部124,134が形成され、挿入部124,134の端部から壁面100と平行に形成された固定部126,136が形成されている。
図2(A)に示すように、切欠部122,132の挿入部124,134の開口幅Lは、オス側接続端子20の取付部26とメス側接続端子30の取付部36は挿入可能であるが、幅広であるオス端子22とメス端子32は挿入できない大きさとなっている。
つぎに、一方の電線12に取り付けられたオス側接続端子20と他方の電線13に取り付けられたメス側接続端子30を接続し、筐体の壁面100に形成された第一留部120と第二留部130とに取り付ける工程について説明する。
図3(A)と図3(B)とに示すように、オス側接続端子20のオス端子22をメス側接続端子30のメス端子32に挿入し、孔部24が凸部34に係合し完全に接続された完全接続状態とする。
図3(C)に示すように、第一留部120の切欠部122の挿入部124にはオス側接続端子20の取付部26を、第二留部130の切欠部132の挿入部134には、メス側接続端子30の取付部36を、それぞれ挿入する。そして、図3(D)に示すように、取付部26,36を固定部126,136の端部まで挿入することで、筐体の壁面100に形成された第一留部120と第二留部130とに取り付けが完了する。つまり、壁面100への固定が完了する。
さて、図4に示すように、オス側接続端子20のオス端子22をメス側接続端子30のメス端子32に挿入し、孔部24が凸部34に係合した(図3(A)、図3(B)参照)、完全に接続された完全接続状態での、オス端子22とメス端子32とを接続部80Aとする。
図4に示すように、第一留部120のと第二留部130との間隔H(内壁と内壁との間隔)は、完全接続状態の接続部80Aの幅D1より、僅かに広い。よって、図3(C)にに示すように、第一留部120と第二留部130との内壁間(間隔H)に、接続部80Aが入る。
しかし、オス側接続端子20のオス端子22をメス側接続端子30のメス端子32に挿入する際(図3(A)、図3(B)参照)、図5に示すように、オス端子22の孔部24がメス端子32の凸部34に係合していない状態の不完全接続状態の接続部80Bの幅D2は第一留部120と第二留部130との間隔Hより広い。したがって、不完全状態接続では、第一留部120と第二留部130と内壁間(間隔H)には、接続部80Bは入らない。また、前述したように、オス側接続端子20の取付部26とメス側接続端子30の取付部36は、挿入部124,134に挿入可能であるが、取付部26,36より幅広であるオス端子22とメス端子32は挿入できない大きさとなっている。つまり、不完全接続状態では、第一留部120と第二留部130とに取り付けできない。換言すると、不完全接続状態では、壁面100へ固定できない。
なお、完全接続状態では、オス側接続端子20のオス端子22がメス側接続端子30のメス端子32に、しっかりと奥まで挿入され、更に孔部24が凸部34に係合しているので、振動や衝撃がかかっても容易に抜けない。また、オス端子22とメス端子32との接触面積が十分量確保されているので接触抵抗が十分低く、正常に導通した状態ある。
これに対し、不完全接続状態では、オス側接続端子20のオス端子22がメス側接続端子30のメス端子32に、奥まで挿入されておらず、更に孔部24が凸部34に係合していないので、振動や衝撃がかかると容易に抜ける。また、オス端子22とメス端子32との接触面積が十分量確保されていないので接触抵抗が高く、導通不良の状態である。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、オス側接続端子20とメス側接続端子30とが完全接続状態であれば、図1と図3とに示すように、第一留部120と第二留部130とに取り付けられる。しかし、図5に示すように、オス側接続端子20とメス側接続端子30とが不完全接続状態であった場合は、第一留部120と第二留部130とに、取り付けられない。つまり、第一留部120と第二留部130への取り付け工程(壁面100への固定工程)が、同時に完全接続状態か否かの検査工程を兼ねている。
よって、組立工程において、不完全接続状態を検査する検査工程を別途設ける必要がない。あるいは、画像形成装置10に不完全接続状態を検知する検知手段を別途設ける必要がない。
更に、第一留部120と第二留部130への取り付け後に、何らかの原因で大きな振動や衝撃、或いは、電線12,13を引っ張る等の力がかかっても、第一留部120と第二留部130との間隔Hは、不完全接続状態での接続部80Aの幅D2より狭いので、完全接続状態の接続部80A(図4参照)が不完全接続状態の接続部80B(図5参照)に広がることはない。つまり、壁面100に固定後に導通不良となることはない。
なお、定着装置200は、記録用紙Pにトナー像を定着させるため、高いエネルギーを必要とする。つまり、電源220から定着装置200に繋がる電線12,13には、多くの電流が流れる。このため、正常に導通していない導通不良の状態となりやすい。よって、電源220から定着装置200に繋がる電源ラインに適用することは好適である。
また、定着装置200の内部の電源ラインに適用しても同様に好適である。
もちろん、その他の電源ライン、あるいは電源ライン以外の電線に適用しても良い。
つぎに、本発明の第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
第二の実施形態は、図6に示すように、電気信号を伝達する、3本の信号線が接合された信号ケーブル212,213に適用している。一方の信号ケーブル212の端部には、オス側コネクタ220が取り付けられ、他方の信号ケーブル213の端部にはメス側コネクタ230が取り付けられている。
オス側コネクタ220とメス側コネクタ230は、通常市販されているもので、オス側コネクタ220をメス側コネクタ230を挿入して接続し、一方の信号ケーブル212と他方の信号ケーブル213とを電気的に接続し、電気信号を伝達する。
つぎに、本実施形態で使用したオス側コネクタ220及びメス側コネクタ230の形状等を説明する。なお、オス側コネクタ220とメス側コネクタ230は、オス側コネクタ220にメス側コネクタ230に挿入して接続する構成であれば、つぎに説明する形状等に限定されない。
図6(A)に示すように、オス側コネクタ220のハウジング222の上面には係合部224が形成されている。メス側コネクタ230のハウジング232の上面には係合孔234が形成されている。そして、図6(B)に示すように、オス側コネクタ220をメス側コネクタ230を挿入し、係合部224が係合孔234に係合すると完全に接続された完全接続状態の場合の接続部280Aとなる。なお、接続部280Aとは。オス側コネクタ220のハウジング222とメス側コネクタ230のハウジング232とが接続された状態での、ハウジング222とハウジング232とを示す。
図7に示すように、画像形成装置10の筐体の壁面100には、一対の第一留部320と第二留部330とが形成されている。第一留部320と第二留部330は板形状をし、壁面100に突設している。なお、図7(B)は、第一留部120のみ図示しているが、第二留部130も同様である。
図7(B)に示すように、第一留部320と第二留部330には、切欠部322,332がそれぞれ形成されている。切欠部322,332は壁面100と垂直方向側に開口した挿入部324,334が形成され、挿入部324,334の端部から壁面100と平行に形成された固定部326,336が形成されている。
切欠部322,332の挿入部324,334の開口Lの大きさは、信号ケーブル212,213の厚みMより大きいので、信号ケーブル212,213の根元部212A,213Aは挿入可能であるが、ハウジング222,232は挿入できない大きさとなっている。
また、第一留部320と第二留部330との間隔Hは、完全接続状態の接続部280Aの幅D1(図6(B)参照)より、僅かに広い。よって、第一留部320と第二留部330との内壁間(間隔H)に、接続部280Aが入る。
しかし、オス側コネクタ220をメス側コネクタ230に挿入する際、図6(C)に示すように、係合部224が係合孔234に係合していない状態の不完全接続状態の接続部280Bの幅D2は、第一留部320と第二留部330との間隔Hより広い。したがって、不完全状態接続では、第一留部320と第二留部330と内壁間(間隔H)には、接続部280Bは入らない。また、前述したように、信号ケーブル212,213は挿入部324,334に挿入可能であるが、信号ケーブル212,213より幅広であるコネクタ220,230のハウジング222,232は挿入できない大きさとなっている。つまり、不完全接続状態では、第一留部320と第二留部330とに取り付けできない。換言すると、不完全接続状態では、壁面100へ固定できない。
なお、図8に示す変形例のように、画像形成装置10の筐体の壁面100に一対の第一留部420と第二留部430が形成され、第一留部420と第二留部430とには、壁面100と平行に挿入部422,432が形成された構成であっても良い。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
オス側コネクタ220とメス側コネクタ230とが完全接続状態の接続部280A(図6(B)参照)であれば、第一留部320,420と第二留部330,430とに取り付けられる。(図7,図8参照)。しかし、不完全接続状態の接続部280B(図6(C)参照)であった場合は、第一留部320,420と第二留部330,430とに取り付けられない。(図示略)。したがって、第一の実施形態と同様の作用を奏す。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第一留部120,320,420と第二留部130,330,430は、筐体の壁面100に形成されていたが、別部品とし、別途壁面100に取り付ける構成であっても良い。
また、画像形成装置10以外の装置に適用しても良い。
本発明の第一の実施形態にかかる電線の固定機構を示す図である。 本発明の第一の実施形態にかかる電線の固定機構を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 一方の電線に取り付けられたオス側接続端子と他方の電線に取り付けられたメス側接続端子を接続し、筐体の壁面に形成された第一留部と第二留部とに取り付ける工程を(A)から(D)へと順番に示した説明図である。 オス側接続端子とメス側接続端子とを完全に接続された接続部の幅は、第一留部と第二留部との間隔よりも狭いことを説明する説明図である。 オス側接続端子とメス側接続端子とを完全に接続されていない接続部の幅は、第一留部と第二留部との間隔よりも広いことを説明する説明図である。 本発明の第二の実施形態にかかる電線の固定機構の一方の電線に取り付けられたオス側コネクタと他方の電線に取り付けられメス側コネクタとを示し、(A)はオス側コネクトとメス側コネクタとを接続する前を示し、(B)は完全に接続された状態を示し、(C)は完全に接続されていない状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態にかかる電線の固定機構を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本発明の第二の実施形態の変形例にかかる電線の固定機構を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である 本発明の第一の実施形態にかかる電線の固定機構を備える画像形成装置の内部を模式的に示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 一方の電線
13 他方の電線
20 オス側端子(第一接続部材)
22 オス端子(第一接続部)
26 取付部(外側部)
30 メス側端子(第二接続部材)
32 メス端子(第二接続部)
36 取付部(外側部)
80A 完全に接続された状態の接続部
80B 完全に接続されていない状態の接続部
100 壁面
120 第一留部
124 挿入部
130 第二留部
134 挿入部
200 定着装置
212A 根元部(外側部)
213A 根元部(外側部)
220 電源
222 ハウジング(第一接続部)
232 ハウジング(第二接続部)
H 間隔
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (4)

  1. 一方の電線の線端部に取り付けられた第一接続部材の第一接続部を、他方の電線の線端部に取り付けられた第二接続部材の第二接続部に挿入して接続し、前記一方と前記他方の電線とを電気的に接続した後、
    装置の壁面に設けられた第一留部の挿入部には前記第一接続部の外側部を挿入し、
    装置の前記壁面に設けられた第二留部の挿入部には前記第二接続部の外側部を挿入し、
    前記壁面に固定する電線の固定機構であって、
    前記第一接続部と前記第二接続部とが接続した接続部は、該接続部の外側部より幅広で前記挿入部には挿入不可であり、
    前記第一留部と前記第二留部との間隔は、前記第一接続部と前記第二接続部とが完全に接続された状態の接続部よりも広く、完全に接続されていない状態の接続部よりも狭いことを特徴とする電線の固定機構。
  2. 前記第一留部と前記二留部とは、前記壁面と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線の固定機構。
  3. 請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 記録媒体上のトナー像を熱と圧力とで前記記録媒体に定着させる定着装置を備え、
    電源から前記定着装置への電源ライン、又は該定着装置内の電源ラインに、請求項1、又は請求項2に記載の電線の固定機構を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
JP2004328151A 2004-11-11 2004-11-11 電線の固定機構、及び画像形成装置 Pending JP2006139036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004328151A JP2006139036A (ja) 2004-11-11 2004-11-11 電線の固定機構、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004328151A JP2006139036A (ja) 2004-11-11 2004-11-11 電線の固定機構、及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006139036A true JP2006139036A (ja) 2006-06-01

Family

ID=36619914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004328151A Pending JP2006139036A (ja) 2004-11-11 2004-11-11 電線の固定機構、及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006139036A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146956A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146956A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4714109B2 (ja) 無挿抜力電気コネクタ
US7044751B2 (en) Construction for connecting a circuit board and an electrical part, a brake oil pressure control unit
CN102222831B (zh) 能够以优良空间效率实现电路板之间连接的连接器
JP4510886B2 (ja) 不連続な導体を電気的に接続するための装置
JP2010027336A (ja) 雌型端子金具
JP2010067606A (ja) 電気コネクタ
US7914319B2 (en) Interconnector system engagement sensor
JP2009259521A (ja) シールドコネクタ
US20120220161A1 (en) Solid state lighting assembly having a strain relief member
WO2020020291A1 (zh) 接触模块及母端连接器和公端连接器
CN212434949U (zh) 高功率型板对板浮动连接器
WO2022233273A1 (zh) 端子连接结构
JP2006510169A (ja) 端子位置維持(assurance)システムを有する電気コネクタ
US8784132B2 (en) Electrical connector assembly having connector shroud
US20120071009A1 (en) Electrical socket assembly for electrically connecting adjacent circuit boards
JP5961493B2 (ja) コネクタ装置
TWI723724B (zh) 高功率型板對板浮動連接器
JP2006139036A (ja) 電線の固定機構、及び画像形成装置
EP1271707A1 (en) Wire-harness connector of electric apparatus
JP2000091033A (ja) 接続装置
JP6930731B2 (ja) 電気コネクタ
JP7401500B2 (ja) 電気端子
JP4042291B2 (ja) 電子機器のリード線引出し装置
JP4881411B2 (ja) 接続端子
KR101000253B1 (ko) 다선식 커넥터