JP2006138689A - 計測器用変流器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 配線を流れる電流を検出可能な計測器用変流器5において、筐体7とこの内部に設けられた鉄心9とコイルと11を有するコアユニット1を複数個互いに接合し構成される連結体3を備えていると共に、コアユニット1は、他のコアユニットに対して、着脱容易で回動自在に係合しており、各コアユニットを互いに接合して連結体を形成するときに、連結体で配線を囲み、配線を流れる電流を検出可能なように構成されていると共に、互いに接合された各コアユニットのうちの一方のコアユニットが他方の記コアユニットに対して回動するときに、コイル等が露出することを防止するためのカバー部27が設けられている。
【選択図】 図2
Description
図14は、図13(a)、(b)におけるXIVA−XIVB断面を示す図である。
1A、1B 開口部
3 連結体
5 零相変流器
7 筐体
9 鉄心
11 コイル
13 絶縁監視装置
15 信号線
17 係合部
19 被係合部
21 ハズレ防止機構
23 解除機構
25 本体部(筐体の本体部)
27 カバー部材(第1のカバー部)
27A 先端部
29 基部
31 蓋部
33 凹部
35、39 壁部
37 突起
41 被係止部支持部
43 被係止部(突起)
45 係止部(凹部;貫通孔)
59 回動角度制限ストッパー
61 部位
63 面取り
65 端子金具
67 窪み
69 突起
73 端子部
75 カバー部(第2のカバー部)
77 開口部
79 突起
85 凹部
87、89 突起
91 凹部
93 スリット
95 円筒状部位
97 中心軸部
101 内側カバー
103 コイルユニット
105、107 位置決め部
Claims (9)
- 配線を流れる電流を、前記配線とは電気的に非接触な状態で検出可能な計測器用変流器において、
筐体と、この筐体の内部に設けられた鉄心と、前記鉄心の回りに巻かれ前記筐体の内部に設けられたコイルとを有するコアユニットを、複数個互いに接合することによって構成される連結体を備えていると共に、
前記コアユニットは、他の前記コアユニットに対して、着脱容易であって回動自在に係合しており、前記各コアユニットを互いに接合して前記連結体を形成するときに、前記連結体で前記配線を囲み、前記配線を流れる電流を検出可能なように構成されていると共に、
互いに接合された各コアユニットのうちの一方の前記コアユニットが他方の前記コアユニットに対して回動するときに、前記鉄心、前記コイルおよび前記コイルの端子部が露出することを防止するためのカバー部が、前記筐体に設けられていることを特徴とする計測器用変流器。 - 配線を流れる電流を、前記配線とは電気的に非接触な状態で検出可能な計測器用変流器において、
両端部が開口している矩形で筒状の筐体と、前記筐体の内部に設けられた鉄心と、前記鉄心の回りに巻かれ前記筐体の内部に設けられたコイルとを有するコアユニットを、複数個互いに接合することによって構成される連結体を備えており、
前記コアユニットの各開口部を互いに結ぶ方向である長手方向における前記コアユニットの端部は、他の前記コアユニットの端部に対して着脱容易であって、長手方向と直交する方向である幅方向に延びている軸を中心にして回動自在に係合しており、前記各コアユニットを互いに接合して連結体を形成するときに、この連結体で前記配線を囲み、前記配線を流れる電流を検出可能なように構成されており、
互いに接合された各コアユニットの回動角度は、互いの各コアユニットが直線状になっている状態から、一方の前記コアユニットに対して他方の前記コアユニットが一方向に所定の角度だけ回動するようになっており、
前記長手方向および前記幅方向に直角な方向である厚さ方向の一方の面であって前記所定の角度だけ回動したときに凸側になる側で、前記接合される一方の前記コアユニットの筐体には第1のカバー部が設けられており、前記接合される他方の前記コアユニットには第2のカバー部が設けられており、
各コアユニットが互いに接合された状態では、前記第1のカバー部の少なくとも一部と前記第2のカバー部の少なくとも一部が互いに重なっており、
互いに接合された各コアユニットが直線状になっている状態では、前記各カバー部の重なり合っている部位が大きく形成され、回動角度が増加するにしたがって、前記各カバー部の重なり合っている部位が小さくなるように構成されていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項2に記載の計測器用変流器において、
前記第1のカバー部は、前記筐体の本体部と分かれて板状に構成されていると共に、基端部側で前記筐体の本体部に対して回動自在に設けられており、
前記第1のカバー部が閉じた状態では、前記筐体の厚さ方向の一方の面であって前記第1のカバー部が設けられている面と、前記第1のカバー部とは、ほぼ同一平面に存在するようになっており、前記第1のカバー部が開いた状態では、前記筐体の長手方向の端部の片側であって厚さ方向の前記凸側になる側に開口部が形成され、
前記カバー部の先端部側には、前記筐体の本体部に形成された係止部と係合する被係止部が形成されており、
前記係止部と前記被係止部とが互いに係合した状態で、前記第1のカバー部が、前記筐体の本体部と一体的に結合されるようになっていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項3に記載の計測器用変流器において、
前記筐体のうちで前記第1のカバー部が設置される部位は、前記第1のカバー部が閉じた状態では、長手方向に垂直な平面による断面の形状が「コ」字状に形成されており、
前記第1のカバー部の先端部側であって前記第1のカバー部の幅方向の両端部には、前記幅方向に僅かに突出して前記被係止部を形成している突起が、被係止部支持部を介して設けられており、
前記第1のカバー部が閉じた状態では、前記被係止部支持部と前記被係止部とが前記筐体の内側に入り込むと共に、前記被係止部を構成している前記突起が、前記筐体の本体部の幅方向の両端部の壁に形成され前記係止部を形成している凹部に入り込んで、前記第1のカバー部が、前記筐体の本体部と一体的に結合されるようになっており、
前記筐体の本体部は、長手方向に垂直な平面による断面の形状が「コ」字状に形成されている基部と平板状の蓋部とによって構成され、前記第1のカバー部は、前記蓋部の長手方向の端部の片側で前記蓋部に回動自在に係合しており、
前記筐体の本体部の係止部と前記第1のカバー部の被係止部とを係合するときに、前記筐体の本体部が幅方向に広がりすぎることを防止するための広がり防止機構が設けられていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項4に記載の計測器用変流器において、
前記蓋部と前記基部との組み付けは、前記「コ」字状の基部の開口部側を幅方向に僅かに弾性変形させつつ前記基部の幅方向の両端部に存在している各壁に設けられた凹部に、前記蓋部の幅方向の両側で突出している各突起を係合することによって行なわれるように構成されており、
前記広がり防止機構は、前記基部の幅方向の各端部側に設けられた突起と、前記蓋部に設けられ前記基部の突起と係合する凹部とによって構成されており、
前記蓋部を前記基部に組み付けやすくするために、前記広がり防止機構を構成している突起および凹部と、前記蓋部を前記基部に組み付けるために設けられている前記蓋部の突起および前記基部の凹部との間の距離が大きくなっていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項2に記載の計測器用変流器において、
前記第1のカバー部は、前記筐体の本体部と分かれて板状に構成されていると共に、基端部側で前記筐体の本体部に対して回動自在に設けられており、
前記第1のカバー部が閉じた状態では、前記筐体の厚さ方向の一方の面であって前記第1のカバー部が設けられている面と、前記第1のカバー部とは、ほぼ同一平面に存在するようになっており、前記第1のカバー部が開いた状態では、前記筐体の長手方向の端部の片側であって厚さ方向の前記凸側の側に開口部が形成され、
前記筐体のうちで前記第1のカバー部が設置される部位は、前記第1のカバー部が閉じた状態では、長手方向に垂直な平面による断面の形状が「コ」字状に形成されており、
前記第1のカバー部の基端部側には、幅方向に延びたスリットを備えて幅方向に延びている円筒状の部位が設けられており、
前記筐体の本体部の前記第1のカバー部と係合する端部側には、前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに組み付けたときに、前記円筒状部位の中央部に入り込む中心軸部が幅方向に長く延びて設けられていると共に、前記第1のカバー部が回動したときに前記円筒状部位の一部が入り込むための切り欠きが前記中心軸部に隣接して前記中心軸部に平行に設けられており、
前記スリットの幅は、前記中心軸部の外径よりもごく僅かに小さくなっており、
前記蓋部と前記第1のカバー部とが1つの平面に存在する状態で前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに近づけて組み付けると、前記円筒状部位が弾性変形して前記スリットが僅かに広がり前記円筒状部位の内側に前記中心軸部が入り込み、前記蓋部に前記第1のカバー部が組み付くように構成されていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項3に記載の計測器用変流器において、
前記筐体のうちで前記第1のカバー部が設置される部位は、前記第1のカバー部が閉じた状態では、長手方向に垂直な平面による断面の形状が「コ」字状に形成されており、
前記第1のカバー部の基端部側には、幅方向に延びたスリットを備えて幅方向に延びている円筒状の部位が設けられており、
前記筐体の本体部の前記第1のカバー部と係合する端部側には、前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに組み付けたときに、前記円筒状部位の中央部に入り込む中心軸部が幅方向に長く延びて設けられていると共に、前記第1のカバー部が回動したときに前記円筒状部位の一部が入り込むための切り欠きが前記中心軸部に隣接して前記中心軸部に平行に設けられており、
前記スリットの幅は、前記中心軸部の外径よりもごく僅かに小さくなっており、
前記蓋部と前記第1のカバー部とが1つの平面に存在する状態で前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに近づけて組み付けると、前記円筒状部位が弾性変形して前記スリットが僅かに広がり前記円筒状部位の内側に前記中心軸部が入り込み、前記蓋部に前記第1のカバー部が組み付くように構成されていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の計測器用変流器において、
前記第1のカバー部の基端部側には、幅方向に延びたスリットを備えて幅方向に延びている円筒状の部位が設けられており、
前記筐体の本体部の前記第1のカバー部と係合する端部側には、前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに組み付けたときに、前記円筒状部位の中央部に入り込む中心軸部が幅方向に長く延びて設けられていると共に、前記第1のカバー部が回動したときに前記円筒状部位の一部が入り込むための切り欠きが前記中心軸部に隣接して前記中心軸部に平行に設けられており、
前記スリットの幅は、前記中心軸部の外径よりもごく僅かに小さくなっており、
前記蓋部と前記第1のカバー部とが1つの平面に存在する状態で前記蓋部と前記第1のカバー部とを互いに近づけて組み付けると、前記円筒状部位が弾性変形して前記スリットが僅かに広がり前記円筒状部位の内側に前記中心軸部が入り込み、前記蓋部に前記第1のカバー部が組み付くように構成されていることを特徴とする計測器用変流器。 - 請求項2〜請求項8のいずれか1項に記載の計測器用変流器において、
厚さ方向の一方の面であって前記所定の角度だけ回動したときに凹側になる側であって、互いに接合された前記各コアユニット間には、前記コアユニットの回動による隙間ができることを防止するための弾性体の内側カバーが設けられていることを特徴とする計測器用変流器。
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CN110085390A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-08-02 | 北京航天常兴科技发展股份有限公司 | 一种单元式电流互感器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04118668A (ja) * | 1990-06-30 | 1992-04-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000155133A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-06 | Hioki Ee Corp | クランプ式電流センサ |
JP2003139802A (ja) * | 2001-11-07 | 2003-05-14 | Hioki Ee Corp | 電流センサ |
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