JP2006134523A - データ記録媒体の固有値生成方法および固有値生成プログラム - Google Patents

データ記録媒体の固有値生成方法および固有値生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のデータ記録媒体のデータの同一性を容易に証明可能なデータ記録媒体の固有値生成方法および固有値生成プログラムを提供する。
【解決手段】 データ記録媒体7に記録されたデータ71aおよびその記録位置に応じた固有値62を生成するデータ記録媒体の固有値生成方法であって、データ記録媒体7の記録領域は複数のセクタ71に区分して管理され、所定のデータ検査手段によって各セクタ71のデータ71aに付加されたセクタ検査コード71bを順次抽出する処理工程と、各セクタ71毎に、抽出したセクタ検査コード71bと当該セクタ71に予め設定された固有の重み係数60とを掛け合わせてセクタ固有値61を順次算出する処理工程と、算出した各セクタ71毎のセクタ固有値61に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値62を生成する処理工程とを備える方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ記録媒体に記録されたデータの同一性を数値化したデータで証明するためのデータ記録媒体の固有値生成方法および固有値生成プログラムに関する。
昨今のコンピュータ社会では、情報収集や情報管理などの利便性が飛躍的に向上する優れた一面があるものの、反面、コンピュータを悪用した犯罪が急増している。
コンピュータ犯罪が摘発された場合、押収したコンピュータや周辺機器は証拠物件として取り扱われ、当該証拠物件であるデータ記録媒体に記録されたデータが精査される。
証拠物件の記録データを精査する場合、直接証拠物件そのものを用いると誤ってデータを消失するような事態が生じかねない。そこで、通常は、証拠物件であるデータ記録媒体のデータを同種の別のデータ記録媒体に丸ごと複写し、複写したデータ記録媒体によって犯罪立証の精査が行われる。このような記録データを丸ごと別のデータ記録媒体に複写するソフトウェアは多数実用されている。
この場合、証拠物件のデータ記録媒体と複写したデータ記録媒体との記録データの完全な同一性を確保するために、ソフトウェアを用いた複写に際してはデータの照合が行われる。また、必要に応じて、双方のデータ記録媒体の照合を行うことにより、同一性の確認が行われる。このような記録データの照合を行うソフトウェアも多数実用されている。
則ち、コンピュータ犯罪の立証に際しては、証拠物件であるデータ記録媒体の複製を作成し、その複製によってデータを精査を行うことにより、証拠物件のデータが誤って消失するような事態の発生を防止している。また、証拠物件であるデータ記録媒体と複製されたデータ記録媒体とのデータの同一性を担保するために、必要に応じて照合ソフトウェアを用いて照合が行われる。
ところが、従来の照合ソフトウェアは、コンピュータによって双方のデータの比較を行い、同一であるか否かの結果だけを通知するものであった。従って、証拠物件と複製との記録データの同一性を証明する方法としては、照合ソフトウェアを用いて双方のデータの一致を確認し、一致が確認された事実を証する書類を添付する以外に方法がなかった。
このため、犯罪の立証に携わる担当者は、審理の基礎となる証拠物件と複製との記録データの同一性を、照合確認の事実だけが記載された添付書類を参照して判断せざるを得ず、記録データの同一性の証明としては不充分な嫌いがあった。
本発明は、前記事情に鑑みて提案されるもので、データの記録状況に応じたデータ記録媒体の固有値を生成することにより、複数のデータ記録媒体の同一性を容易に証明することのできるデータ記録媒体の固有値生成方法を提供することを目的としている。また、その固有値生成方法を実行するデータ記録媒体の固有値生成プログラムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために提案される請求項1に記載の発明は、データ記録媒体に記録されたデータおよびその記録位置に応じた固有の値を生成するデータ記録媒体の固有値生成方法であって、前記データ記録媒体の記録領域は複数のセクタに区分して管理され、所定のデータ検査手段によって前記各セクタのデータに付加されたセクタ検査コードを順次抽出する処理工程と、各セクタ毎に、抽出したセクタ検査コードと当該セクタに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてセクタ固有値を順次算出する処理工程と、算出した各セクタ毎のセクタ固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成する処理工程とを備えたデータ記録媒体の固有値生成方法である。
ここに、本発明で言うセクタとは、オペレーティングシステム(以下、OSと記載)によってハードディスクやコンパクトディスク(以下、CDと記載)、フレキシブルディスク(以下、FDと記載)、光磁気ディスク(以下、MOと記載)、デジタル多用途ディスク(以下、DVDと記載)などのデータ記録媒体の記録領域を管理する単位を指し、当該単位はディスクへのアクセスの基本単位である。
ハードディスクの場合、通常は、512バイトで1セクタが形成されるが、データ記録媒体の種類に応じて1セクタの値は異なる。また、ディスク上の各セクターは各々扇形状であり、一部の旧OSで管理されるデータ記録媒体を除いて、各トラックを構成するセクタ数はトラックに応じて異なる。
ここで、コンピュータによってデータ記録媒体へデータを記録する際は、コンピュータのCPU(中央処理装置)を介してデータ記録媒体へのデータの伝送途中に、雑音などの要因でデータが変動することがある。このようなデータ変動を検知するために、所定のデータ検査手段で生成したセクタ検査コードによって、1セクタ毎に記録データの一致を確認しつつ記録が行われる。
則ち、データ記録媒体へデータを転送する際は、データの転送元は、データ検査手段によって1セクタ分のデータに基づいてセクタ検査コードを生成し、当該1セクタ分のデータに生成したセクタ検査コードを付加して転送先のデータ記録媒体へ伝送する。すると、転送先のデータ記録媒体では、伝送されたデータをデータに付加されたセクタ検査コードによって検査し、データの一致が判別された場合は、当該1セクタ分のデータにセクタ検査コードを付加して記録する。この手順により、伝送される各セクタのデータを検査しつつ順次データ記録媒体に記録が行われる。
従って、データ検査手段によって生成されるセクタ検査コードは、1セクタ分のデータを表す固有のコードであり、1セクタ分のデータの内の1ビットでもデータが異なると、セクタ検査コードは異なることとなる。
本発明は、データ記録媒体の各セクタ毎に記録されたセクタ検査コードを用いて、データ記録媒体の全ての記録領域(セクタ)に記録されたデータおよびその記録位置に応じた固有の値を生成するものである。
本発明によれば、各セクタ毎に、抽出したセクタ検査コードと当該セクタに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてセクタ固有値を順次算出し、算出した各セクタ固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成する。
従って、一つのセクタに記録されるデータが同一(セクタ検査コードが同一)であっても、記録されるセクタ番号(記録位置)が異なると、重み計数によって当該セクタのセクタ固有値は異なることとなる。
これにより、同種の2つのデータ記録媒体の各々のセクタに、同一の順序で同一のデータが記録されている場合に限って、双方のデータ記録媒体の各々のセクタ固有値は等しくなり、各セクタ固有値に所定の演算を施して生成されるデータ記録媒体の固有値も等しくなる。
しかし、双方のデータ記録媒体のデータが1ビットでも異なると、当該セクタのセクタ検査コードが異なるため、算出される当該セクタのセクタ固有値が異なり、生成されるデータ記録媒体の固有値も異なることとなる。
また、双方のデータ記録媒体において、データが記録されるセクタ番号が一つでも入れ替わると、入れ替わったセクタに記録されたデータが同一であっても、入れ替わったセクタのセクタ固有値は重み係数によって互いに異なる値となる。これにより、双方のデータ記録媒体で生成されるデータ記録媒体の固有値も異なることとなる。
このように、本発明によれば、一方のデータ記録媒体と他方のデータ記録媒体の各々のセクタに、同一の順序で同一のデータが記録されている場合に限って、生成される各データ記録媒体の固有値が同一となる。
これにより、生成されたデータ記録媒体の固有値の一致によって双方のデータ記録媒体のデータの同一性を容易に証明することが可能となる。また、本発明によれば、データ記録媒体に記録されているセクタ検査コードを用いて固有値を生成するので、極めて容易に処理を行うことが可能である。
本発明において、データ検査手段は、OSによって管理されるチェックサム方式やパリティ方式あるいはCRC(Cyclic Redundancy Check :巡回冗長検査)方式などの適宜の方式を採用することができる。
また、本発明において、各セクタに設定する重み係数は、例えば、第0セクタ目に2^0、第1セクタに2^1、第2セクタに2^2 ・・・のように、各セクタについて2を(セクタ番号)乗した値を設定することができる。(但し、2^0は2の0乗、2^1は2の1乗、2^2は2の自乗・・・を示す。)
また、適宜の数Xを(セクタ番号)乗した値を各セクタの重み係数に設定しても良い。また、各セクタの重み係数として、単にセクタ番号を用いることも可能である。
また、本発明において、各セクタ毎に算出したセクタ固有値に施す演算は、例えば、各セクタ固有値を順次加算する処理を用いることができる。また、各セクタ固有値を順次掛け算する掛け算処理を用いることができる。
いずれの演算を用いる場合であっても、演算結果の全桁をそのままデータ記録媒体の固有値とすることもでき、また、演算結果から所定の桁数だけを抽出したものをデータ記録媒体の固有値とすることもできる。
請求項2に記載の発明は、データ記録媒体に記録されたデータおよびその記録位置に応じた固有の値を生成するデータ記録媒体の固有値生成方法であって、前記データ記録媒体の記録領域は複数のセクタに区分して管理されると共に、所定数のセクタの集合によってブロックが形成され、所定のデータ検査手段によって前記各セクタのデータに付加されたセクタ検査コードを順次抽出する処理工程と、各ブロック毎に、各セクタから抽出したセクタ検査コードに所定の演算を施してブロック検査コードを算出し、算出したブロック検査コードと当該ブロックに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてブロック固有値を順次算出する処理工程と、算出した各ブロック毎のブロック固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成する処理工程とを備えたデータ記録媒体の固有値生成方法である。
本発明によれば、例えば、1ブロックを所定数のセクタの集合によって形成される1クラスタとして設定することができる。
この構成によれば、各クラスタ毎に、各セクタから抽出したセクタ検査コードに所定の演算を施してブロック検査コード(クラスタ検査コード)を算出する。そして、算出したクラスタ検査コードと当該クラスタに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてクラスタ固有値を順次算出し、算出した各クラスタ毎のクラスタ固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成することができる。
また、本発明によれば、1ブロックを所定数のセクタの集合によって形成される1トラックとして設定することができる。
この構成によれば、各トラック毎に、各セクタから抽出したセクタ検査コードに所定の演算を施してブロック検査コード(トラック検査コード)を算出する。そして、算出したトラック検査コードと当該トラックに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてトラック固有値を順次算出し、算出した各トラック毎のトラック固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成することができる。
本発明において、1ブロックを前記クラスタまたはトラックのいずれの設定にした場合でも、各クラスタあるいは各トラックに設定される重み係数は、請求項1の発明と同様に設定することができる。
則ち、各クラスタについて2を(クラスタ番号)乗した値、または、各トラックについて2を(トラック番号)乗した値を、クラスタまたはトラックの重み係数に設定することができる。また、適宜の数Xを(クラスタ番号)乗した値、または、適宜の数Xを(トラック番号)乗した値を重み係数に設定しても良い。更に、重み係数として、単にクラスタ番号あるいはトラック番号を用いることも可能である。
また、算出した各クラスタ固有値あるいは各トラック固有値に施す演算についても、請求項1の発明と同様に、各クラスタ毎のクラスタ固有値、または、各トラック毎のトラック固有値を順次加算したり掛け算する処理を用いることができる。
いずれの演算を用いる場合であっても、演算結果の全桁をそのままデータ記録媒体の固有値とすることもでき、また、演算結果から所定の桁数を抽出したものをデータ記録媒体の固有値とすることもできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のデータ記録媒体の固有値生成方法において、前記データ検査手段は、CRC(巡回冗長検査)方式である構成とされている。
ここに、CRC(巡回冗長検査)方式とは、同期式伝送などに多用される誤り検出方式である。この方式は、伝送すべきデータ列を高次の多項式(メッセージ多項式)とみなし、このメッセージ多項式を予め定められた生成多項式で除算して、その剰余をセクタ検査コードとする。そして、伝送すべきデータ列に算出したセクタ検査コード(剰余)を付加して伝送し、受信側で同じ生成多項式を使って除算を行い、剰余が0となればデータが正しく伝送されたものと判別する方式である。
則ち、CRC方式に使用されるセクタ検査コードは、1セクタ分のデータを表す固有値である。
ここで、パリティ方式やチェックサム方式では、データ列の伝送中に異なる偶数個のビットデータが反転しても同一のセクタ検査コードが生成される不具合がある。このため、これらの方式では、セクタ検査コードがデータ列を表す固有値となる確率が低い。
しかし、CRC方式では、データ列の伝送中に異なる偶数個のビットデータが反転した場合でも、異なるセクタ検査コードが生成され、セクタ検査コードがデータ列を示す固有値となる確率が著しく高い。
従って、本発明によれば、CRC方式のセクタ検査コードに基づいてデータ記録媒体の固有値を生成することにより、データ記録媒体に記録されたデータおよびその記録位置(記録セクタ)に応じた固有値を生成することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、データ記録媒体と、オペレーティングシステムによってデータ記録媒体へのアクセス制御を行う制御手段とを備えたデータ処理装置で実行されるデータ記録媒体の固有値生成プログラムであって、前記データ処理装置の備えるデータ記録媒体または別のデータ記録媒体に格納され、固有値を生成しようとするデータ記録媒体を指定すると、前記制御手段はプログラムに従って指定されたデータ記録媒体の記録データを参照して請求項1乃至3のいずれか1項に記載の処理を行い、当該指定されたデータ記録媒体の固有値を生成するデータ記録媒体の固有値生成プログラムである。
本発明によれば、固有値生成プログラムに従って制御手段で処理を実行することにより、指定したデータ記録媒体の固有値を生成することができる。従って、記録データの同一性を比較しようとする複数のデータ記録媒体について順次固有値を生成して比較することにより、これらのデータ記録媒体の記録データの一致あるいは不一致を容易に証明することができる。
また、本発明によれば、照合ソフトウェアのようにデータの同一性のチェックを行った結果だけが示されるのではなく、データ記録媒体の記録データに応じた固有値を数値化したデータとして生成する。これにより、第三者に対して数値化されたデータを示すことにより、データ記録媒体に記録されたデータの一致あるいは不一致を明確に示すことが可能となる。
本発明によれば、固有値生成プログラムは、データ処理装置の備えるデータ記録媒体に格納(インストール)された構成や、FDやCDなどの別のデータ記録媒体に格納された構成を採ることができる。
また、本発明によれば、固有値を生成しようとするデータ記録媒体は、データ処理装置に内蔵されたハードディスクなどのデータ記録媒体や、リムーバブルなハードディスクなどのデータ記録媒体を選択指定することができる。
本発明において、指定したデータ記録媒体の固有値の生成に加えて、OSによって、当該データ記録媒体の種別やシリアル番号などの固有データを抽出可能な構成を採ることができる。
この構成によれば、指定したデータ記録媒体の固有データに生成した固有値を付加することができ、データ記録媒体のデータの一致あるいは不一致を一層明確に示すことが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のデータ記録媒体の固有値生成プログラムにおいて、前記データ記録媒体は、ハードディスクまたはCD(Compact Disc)またはDVD(Digital Versatile Disc)またはMO(Magneto Optical disc)またはFD(Flexible Disc)である構成とされている。
ここで、ハードディスクやCD,DVD,FD,MOは、全て、データの記録に際して、セクタ毎に、データにセクタ検査コードが付加して記録される。従って、これらの各データ記録媒体において、記録されたセクタ検査コードを用いることにより、請求項4に記載の発明を容易に実施することが可能となる。
本発明のデータ記録媒体の固有値生成方法によれば、データの記録状況に応じたデータ記録媒体の固有値を生成することが可能となる。
また、本発明のデータ記録媒体の固有値生成プログラムによれば、前記固有値生成方法を用いることにより、複数のデータ記録媒体の固有値を各々生成してデータの同一性を容易に証明することが可能となる。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ記録媒体の固有値生成プログラムを実行するデータ処理装置1の構成図、図2は、別のデータ記録媒体の異なるセクタにデータが記録された場合に固有値が異なる状態を示す説明図である。
本実施形態に採用するデータ処理装置1は、図1の様に、ハードディスク(データ記録媒体)7と、CPU(中央処理装置)で形成される制御手段2と、メインメモリ3およびCDドライブ5を備えて構成される。尚、図1では、キーボードやディスプレイ、FDドライブなどの周辺機器を省略している。
制御手段2は、ハードディスク7に予めインストールされたOS(不図示)によって、ハードディスク7へのアクセス制御を含む各部の制御を行う。
メインメモリ3は、制御手段2によって直接読み書き可能なメモリであり、ハードディスク7に格納されたプログラムファイルやデータ、あるいは、CDドライブ5に装着されるCD6のプログラムファイルやデータを読み込んで実行するメモリである。
ハードディスク7は記録領域70を備え、当該記録領域70は、ハードディスク7にインストールされたOS(不図示)によって複数のセクタ71に区分して管理される。
本実施形態では、記録領域を第0セクタ〜第nセクタの(n+1)個のセクタ71に区分して管理する構成とし、各セクタ71は512バイトで形成している。
各々のセクタ71には、データ71aと、当該データ71aに基づいてCRC(巡回冗長検査)方式で生成されたセクタ検査コード71bが記録され、これら各セクタ71に記録されるデータ71aとセクタ検査コード71bの合計バイト数が512バイトである。
ここで、本発明のデータ記録媒体の固有値生成方法の説明に先立って、CD6に格納されたデータをハードディスク7に転送(複写)する場合を例に挙げて、ハードディスク7にデータが記録される処理過程を説明する。
CDドライブ5にCD6を装着してデータ転送を実行すると、CDドライブ5では、CD6から1セクタ分のデータ71aを読み込み、読み込んだデータ71aに基づいてセクタ検査コード71bを生成する。そして、生成したセクタ検査コード71bを1セクタ分のデータ71aに付加してハードディスク7側へ伝送する。
ここで、セクタ検査コード71bは、次の手順で生成される。まず、読み込んだ1セクタ分のデータ列を高次の多項式(メッセージ多項式)とみなし、このメッセージ多項式を予め定められた生成多項式で除算して、その剰余をセクタ検査コード71bとする。
生成多項式は、CRC方式によって異なるが、例えば、CRC−CCITT規格で定められる生成多項式G(X)は式1,式2で与えられる。
生成多項式G(x)=X^16+X^12+X^5+X^0 ・・・(式1)
X=2とする場合は、
生成多項式G(2)=2^16+2^12+2^5+1 ・・・(式2)
但し、式1、式2において、X^nはXのn乗を示す。
則ち、セクタ検査コード71bは、読み込んだ1セクタ分のメッセージ多項式を生成多項式(式2)で除算したときの剰余として求められるコードである。このセクタ検査コードは、当該セクタのデータ71aを表す固有のコードであり、データ71aの内の1ビットでもデータが異なると、セクタ検査コード71bは異なった値となる性質を有する。
CDドライブ5は、データ71aに生成したセクタ検査コード71bを付加してハードディスク7へ伝送する。
セクタ検査コード71bの付加されたデータ71aが伝送されて来たハードディスク7では、1セクタ分のデータ(データ71a+セクタ検査コード71b)をセクタ検査コード71bで除算する。そして、剰余が0となれば、CDドライブ5側のデータ71aと伝送されて来たデータ71aとが同一であると見なして1セクタ分のデータをハードディスク7に記録する。
しかし、除算した結果、剰余が0にならないときは、CDドライブ5側のデータ71aと伝送されて来たデータ71aとが異なるものとして、ハードディスク7はCDドライブ6側へ当該セクタのデータの再送要求を行う。
このような1セクタ毎の処理手順を繰り返すことにより、CD6に格納されたデータがハードディスク7に順次転送されて記録される。
ハードディスク7へのデータの記録は、上記した処理手順によって自動的に行われるが、逆に、ハードディスク7に記録されたデータをCD6に転送する場合や、他のFD,MO,DVDなどにデータ転送を行う場合についても同様の処理が行われる。また、データ処理装置1を用いて、他のFD,CD,MO,DVDなどに記録されたデータを更に別のFD,CD,MO,DVDなどに転送する場合にも同様の処理が自動的に行われる。
次に、ハードディスク7に記録されたデータに基づいて本発明のデータ記録媒体の固有値を生成する処理手順を、図1を参照して説明する。
尚、以下の説明では、本実施形態のデータ記録媒体の固有値生成プログラム6aは、CD6に格納されているものとする。また、以下の説明では、セクタ検査コード71bを2バイトの数値にH符号(ヘキサ符号)を付した16進数として示す。
CD6をCDドライブ5に装着すると、制御手段2は固有値生成プログラム6aをメインメモリ3に読み込んで起動し、固有値を生成しようとするデータ記録媒体の指定を促すメッセージを表示する。
メッセージに応じて、データ処理装置1に内蔵されたハードディスク7を指定すると、制御手段2は、プログラムに従って、各セクタ71のデータ71aに付加されたセクタ検査コード71bを順次抽出する。則ち、図1において、第0セクタ〜第nセクタの全てのセクタ検査コード71b(5DH,FEH,35H,D7H,B3H・・・89H)を順次抽出する。
続いて、制御手段2はプログラムに従って、各セクタ毎に、抽出したセクタ検査コード71bと各セクタに予め設定された重み係数60とを掛け合わせて、セクタ固有値61を順次算出する。
ここで、重み係数60は、固有値生成プログラム6aによって定められた定数であり、本実施形態では、第nセクタの重み係数60を2のn乗に設定している。
従って、第0セクタのセクタ固有値61は5DH×2^0として算出される。同様に、第1セクタのセクタ固有値61はFEH×2^1、第2セクタのセクタ固有値61は35H×2^2、第3セクタのセクタ固有値61はD7H×2^3、第4セクタのセクタ固有値61はB3H×2^4・・・第nセクタのセクタ固有値61は89H×2^nとして算出される。
算出されたセクタ固有値61は、データ71aの記録されたセクタと当該セクタのセクタ検査コード71bとの値を反映した固有値となり、同一のセクタ71に同一のデータ71aが記録された場合に限って、当該セクタのセクタ固有値61は同一となる。
従って、例えば、データ71aが第0セクタに記録された場合と、同一のデータ71aが第1セクタに記録された場合とでは、セクタ検査コードは同一であるものの、算出されるセクタ固有値61は異なる値となる。
次いで、制御手段2は、算出した各セクタ71のセクタ固有値61・・・を順次加算してハードディスク7の固有値62を生成する。
以上の処理によって、データ記録媒体(ハードディスク)7の固有値が生成されてディスプレイ(不図示)に表示される。
このように、本実施形態のデータ記録媒体の固有値生成プログラム6aによれば、セクタ71のデータ71a(セクタ検査コード71b)と、データの記録位置(セクタ番号)に応じた重み係数とを掛け合わせることによって、記録データと記録位置に固有のセクタ固有値61を算出し、算出した各セクタ固有値61を加算することによってデータ記録媒体(ハードディスク)7の固有値62を生成している。
これにより、記録されたデータがいずれかのセクタ71で1ビットでも異なれば、生成される固有値62が異なることとなり、固有値62の差によってデータが異なることを容易に証明することができる。
また、元のデータ記録媒体のデータをファイル単位で別のデータ記録媒体にコピーしたような場合に、記録されたファイルの順番の入れ替わりについても固有値の違いとして検出することができる。
則ち、例えば、図1において、データ記録媒体7の第0セクタと第1セクタのデータ71aでファイルAが形成され、第2セクタと第3セクタのデータ71aでファイルBが形成される場合、図2の様に、ファイルAとファイルBの順番を入れ替えてファイル単位で別のハードディスク7’にコピーしたとする。
すると、コピー先のデータ記録媒体7’では、図2の様に、第0セクタ〜第3セクタのセクタ固有値は、各々、35H×2^0、D7H×2^1、5DH×2^2、FEH×2^3として算出される。しかし、元のデータ記録媒体7では、図1の様に、第0セクタ〜第3セクタのセクタ固有値は、各々、5DH×2^0、FEH×2^1、35H×2^2、D7H×2^3として算出される。
従って、元のデータ記録媒体7とコピー先のデータ記録媒体7’とでは、第0セクタ〜第3セクタの各々のセクタ固有値61が全く異なる値となり、その結果生成される固有値も異なる値となる。
このように、同種の2台のデータ記録媒体7について各々固有値を生成すると、双方のデータ記録媒体7における記録データとその記録位置(記録順序)とが完全に同一である場合に限って、生成される固有値が同一となる。
これにより、生成された固有値を参照して双方のデータ記録媒体のデータの同一性を容易に証明することが可能となる。
尚、本実施形態では、各セクタに設定する重み係数を、2の(セクタ番号)乗に設定したが、2×(セクタ番号)や単に(セクタ番号)に設定しても良い。
また、本実施形態は、各セクタ毎に算出したセクタ固有値を順次加算してデータ記録媒体の固有値を生成したが、各セクタ毎に算出したセクタ固有値を順次掛け算処理してデータ記録媒体の固有値を生成掛け算することも可能である。
また、固有値を生成するデータ記録媒体としてハードディスク7を指定したが、ハードディスクに代えて、データ処理装置1に装着されるCDやFD,MO,DVDなどを指定して固有値を生成することも可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るデータ記録媒体の固有値生成方法を説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係るデータ記録媒体の固有値生成プログラムを実行するデータ処理装置1の構成図である。
尚、本実施形態の固有値生成方法は、前記第1実施形態の固有値生成方法の処理を変形したものであり、データ処理装置1の構成は同一である。従って、同一構成部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
本実施形態では、ハードディスク(データ記録媒体)7の記録領域70は、前記実施形態のハードディスク7(図1参照)と同様に、第0セクタ〜第nセクタの(n+1)個のセクタ71に区分して管理される構成であり、各セクタ71は512バイトで形成される。また、各々のセクタ71には、前記実施形態のハードディスク7(図1参照)と同様に、データ71aと、当該データ71aに基づいてCRC(巡回冗長検査)方式で生成されたセクタ検査コード71bが記録される。
しかし、本実施形態では、複数のセクタ71の集合で形成されるトラック72毎に、CD8に格納された固有値生成プログラム8aによって重み係数64が設定されている。
則ち、第0トラック72は第0セクタ〜第aセクタで形成され、当該第0トラック72には2^0の重み係数64が設定されている。また、第1トラック72は第(a+1)セクタ〜第bセクタで形成され、当該第1トラック72には2^1の重み係数64が設定されている。同様に、第zトラック72は第(m+1)セクタ〜第nセクタで形成され、当該第zトラック72には2^zの重み係数64が設定されている。
次に、CD8に格納された固有値生成プログラム8aによってハードディスク7の固有値を生成する処理手順を、図3を参照して説明する。
CD8をCDドライブ5に装着すると、制御手段2は固有値生成プログラム8aをメインメモリ3に読み込んで起動し、固有値を生成しようとするデータ記録媒体の指定を促すメッセージを表示する。
メッセージに応じて、データ処理装置1に内蔵されたハードディスク7を指定すると、制御手段2は、プログラムに従って、各セクタ71のデータ71aに付加されたセクタ検査コード71bを順次抽出する。則ち、図3において、第0セクタ〜第nセクタの全てのセクタ検査コード71b(5DH,FEH,35H,D7H,B3H,26H・・・85H,2FH,89H)を順次抽出する。
続いて、制御手段2はプログラムに従って、各トラック(各ブロック)72毎に、各セクタ71から抽出したセクタ検査コード71bを順次加算してトラック検査コード(ブロック検査コード)71cを算出する。
則ち、第0トラックでは、第0セクタ〜第aセクタのセクタ検査コード71bを加算した(5DH+FEH+・・+35H)がトラック検査コード71cとして算出される。また、第1トラックでは、第(a+1)セクタ〜第bセクタのセクタ検査コード71bを加算した(D7H+B3H+・・+26H)がトラック検査コード71cとして算出される。同様に、第zトラックでは、第(m+1)セクタ〜第nセクタのセクタ検査コード71bを加算した(85H+2FH+・・+89H)がトラック検査コード71cとして算出される。
続いて、制御手段2はプログラムに従って、各トラック毎に、算出したトラック検査コード71cと各トラックに予め設定された重み係数64とを掛け合わせて、トラック固有値(ブロック固有値)63を順次算出する。
ここで、重み係数64は、固有値生成プログラム8aによって定められた定数であり、本実施形態では、第zトラックの重み係数64を2のz乗に設定している。
従って、第0トラックのトラック固有値63は(5DH+FEH+・・+35H)×2^0として算出され、第1トラックのトラック固有値63は(D7H+B3H+・・+26H)×2^1として算出される。同様に、第zセクタのトラック固有値63は(85H+2FH+・・+89H)×2^zとして算出される。
算出されたセクタ固有値61は、データ71aの記録されたトラック72と当該トラック72のトラック検査コード71cの値を反映した固有値となり、同一のトラック72に同一のデータ71aが記録された場合に限って、当該トラックのトラック固有値63は同一となる。
従って、例えば、データ71aが第0トラックに記録された場合と、同一のデータ71aが第1トラックに記録された場合とでは、トラック検査コード71cは同一となるものの、算出されるトラック固有値63は異なる値となる。
次いで、制御手段2は、算出した各トラック72のトラック固有値63・・・を順次加算してハードディスク7の固有値65を生成する。
以上の処理によって、データ記録媒体(ハードディスク)7の固有値が生成されてディスプレイ(不図示)に表示される。
このように、本実施形態のデータ記録媒体の固有値生成プログラム6bによれば、トラック72のデータ71a(トラック検査コード71c)と、データの記録位置(トラック番号)に応じた重み係数64とを掛け合わせることによって、記録データと記録位置に固有のトラック固有値63を算出し、算出した各トラック固有値63を加算することによってデータ記録媒体(ハードディスク)7の固有値65を生成している。
これにより、元のデータ記録媒体のデータをファイル単位で別のデータ記録媒体にコピーしたような場合に、ファイルの記録されるトラックが異なる場合についても固有値の違いとして検出することが可能となる。
また、本実施形態では、複数のセクタ71の集合であるトラック72毎にトラック固有値63を算出する。従って、前記第1実施形態のように、セクタ71毎にセクタ固有値61を算出する処理に比べて短時間に固有値を生成することが可能である。
尚、本実施形態では、複数のセクタ71の集合で成るトラック72を一つのブロックとする構成を採用したが、トラック72に代えて、より少ない複数のセクタ71の集合で成るクラスタを一つのブロックとし、各クラスタ(ブロック)毎に重み係数を設定して固有値を生成することも可能である。
また、本実施形態では、各トラックのトラック検査コード71cを、各セクタ71のセクタ検査コード71bを加算処理して算出したが、各セクタ71のセクタ検査コード71bを掛け算処理して算出することも可能である。
また、本実施形態では、各トラックに設定する重み係数を、2の(トラック番号)乗に設定したが、2×(トラック番号)や単に(トラック番号)に設定しても良い。
また、本実施形態は、各トラック毎に算出したトラック固有値を順次加算してデータ記録媒体の固有値を生成したが、各トラック毎に算出したトラック固有値を順次掛け算処理してデータ記録媒体の固有値を生成掛け算することも可能である。
また、固有値を生成するデータ記録媒体としてハードディスク7を指定したが、ハードディスクに代えて、データ処理装置1に装着されるCDやFD,MO,DVDなどを指定して固有値を生成することも可能である。
本発明の第1実施形態に係るデータ記録媒体の固有値生成プログラムを実行するデータ処理装置の構成図である。 別のデータ記録媒体の異なるセクタにデータが記録された場合に固有値が異なる状態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ記録媒体の固有値生成プログラムを実行するデータ処理装置の構成図である。
符号の説明
1 データ処理装置
2 制御手段
6,8 データ記録媒体(CD)
6a,8a データ記録媒体の固有値生成プログラム
60,64 重み係数
61 セクタ固有値
62,65 データ記録媒体の固有値
63 ブロック固有値(トラック固有値)
7 データ記録媒体(ハードディスク)
70 記録領域
71 セクタ
71a データ
71b セクタ検査コード
71c ブロック検査コード(トラック検査コード)
72 ブロック(トラック)

Claims (5)

  1. データ記録媒体に記録されたデータおよびその記録位置に応じた固有の値を生成するデータ記録媒体の固有値生成方法であって、前記データ記録媒体の記録領域は複数のセクタに区分して管理され、
    所定のデータ検査手段によって前記各セクタのデータに付加されたセクタ検査コードを順次抽出する処理工程と、各セクタ毎に、抽出したセクタ検査コードと当該セクタに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてセクタ固有値を順次算出する処理工程と、算出した各セクタ毎のセクタ固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成する処理工程とを備えたデータ記録媒体の固有値生成方法。
  2. データ記録媒体に記録されたデータおよびその記録位置に応じた固有の値を生成するデータ記録媒体の固有値生成方法であって、前記データ記録媒体の記録領域は複数のセクタに区分して管理されると共に、所定数のセクタの集合によってブロックが形成され、
    所定のデータ検査手段によって前記各セクタのデータに付加されたセクタ検査コードを順次抽出する処理工程と、各ブロック毎に、各セクタから抽出したセクタ検査コードに所定の演算を施してブロック検査コードを算出し、算出したブロック検査コードと当該ブロックに予め設定された固有の重み係数とを掛け合わせてブロック固有値を順次算出する処理工程と、算出した各ブロック毎のブロック固有値に所定の演算を施してデータ記録媒体の固有値を生成する処理工程とを備えたデータ記録媒体の固有値生成方法。
  3. 前記データ検査手段は、CRC(巡回冗長検査)方式であることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録媒体の固有値生成方法。
  4. データ記録媒体と、オペレーティングシステムによってデータ記録媒体へのアクセス制御を行う制御手段とを備えたデータ処理装置で実行されるデータ記録媒体の固有値生成プログラムであって、前記データ処理装置の備えるデータ記録媒体または別のデータ記録媒体に格納され、
    固有値を生成しようとするデータ記録媒体を指定すると、前記制御手段はプログラムに従って指定されたデータ記録媒体の記録データを参照して請求項1乃至3のいずれか1項に記載の処理を行い、当該指定されたデータ記録媒体の固有値を生成することを特徴とするデータ記録媒体の固有値生成プログラム。
  5. 前記データ記録媒体は、ハードディスクまたはCD(Compact Disc)またはDVD(Digital Versatile Disc)またはMO(Magneto Optical disc)またはFD(Flexible Disc)であることを特徴とする請求項4に記載のデータ記録媒体の固有値生成プログラム。
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