JP2006133656A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプのアライメントズレを補正し、光学系の光軸と平行な光線を射出することで、第二フライアイレンズ付近でできる光源像のケラレによる光量低下を防ぎ、かつ照明エリアのエッジを立たせて色むらのない明るい投射型表示装置を実現するためのランプ調整機構をもった投射型表示装置。
【解決手段】 光源と反射鏡からなり、主光線が略平行な光線を射出するランプ手段を備えた投射型表示装置において、該ランプ手段と光学系を保持接続する機構を持ち、該ランプ手段から射出される該平行光が該光学系の光軸に対してすくなくとも直交する面内の2方向に回転できる角度調整機構を有していることを特徴とする投射型表示装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は投射型表示装置に関するものである。
液晶プロジェクタにおいてはランプの高輝度化に伴い、製品自体の高輝度化がすすんできている。しかしながら従来の液晶プロジェクタの光学系においてはランプの発光エネルギーを充分スクリーンまで到達させるに至っておらず、光学エンジンの各部での光量損失がある。特にランプの周辺においては光源と反射鏡の位置関係のばらつきによって、光学エンジンの光軸に沿った平行光が出射されないことがある。
一般的に液晶プロジェクタにおいてはランプの照明ムラを投影画面上に投影しないようにフライアイインテグレータレンズを用いることにより、均一照明を行っている。しかしながらフライアイインテグレータレンズを有する光学系とランプから出射される主光線の軸が平行でないと、インテグレータによる第一の結像位置による光源像のできる位置が設計値と異なる。
一般的にインテグレータレンズは複数枚用いることが多く、光源に近い側から第一のフライアイレンズ、第二のフライアイレンズを有する。第二のフライアイレンズの付近に第一の光源の結像位置が存在する。このとき、光源と反射鏡の位置にズレを生じフライアイインテグレータレンズを有する光学系とランプから出射される主光線の軸が平行でないと、第二フライアイレンズの入射されるべき目の隣の目に光線が入射してしまい、光量落ち、色むらが発生したり、液晶パネル部の照明エリアの調整調整において調整時の作業性が悪くなるなどの問題があった。
また、液晶プロジェクタでは偏光を用いているため、第二フライアイレンズ近傍にはPS変換素子が使用されており、フライアイレンズに入射する光が光軸に対して平行でないと偏光変換効率が悪くなり、液晶パネルの入射側偏光板の温度が上昇したり、またPS変換素子のマスク部材により光源像が蹴られてPS素子付近の雰囲気温度が上昇することがあった。
よって理想的にはこれらのPS遮光マスクを使用しないかマスクの開口を充分大きくし、ランプから出射される光をより光軸に平行にし、偏光変換素子に入射する光線角度がなるべく設計値以上にならないように入射することが重要である。従来例として特許文献1にはランプを左右方向に調整する例があるが、これらの諸問題すべての開示はなく、図16に示すように主に光量とムラを改善するためにPS素子およびマスクの形状に垂直な方向である左右方向に振る機構を紹介している。
特開2002−244204号公報
上記の問題を解決するために、本発明はPS遮光マスクを廃止するか、開口部を十分広く設定した場合に照明光軸に平行な光線を入射できるようにランプ手段を光軸に対して上下左右に調整することを提案する。つまりランプ手段のリフレクタから出射される光の主光線が照明光学系の光軸と一致するようにランプ手段を回転調整し、光軸調整をおこなう。調整方向は光軸に垂直な平面における2方向に回転できるようにすることにより、碁盤の目状に配列されたフライアイレンズにおいて、ランプから出射される光を設計値に近い平行光に変えることができる結果、フライアイレンズの隣の目にはいらないため、光量落ちやムラ、各部の温度が改善される。また、アライメントズレによる明るさの平均値のばらつきを抑えて、明るいプロジェクタを提供することができる。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)光源と反射鏡からなり、主光線が略平行な光線を射出するランプ手段を備えた投射型表示装置において、該ランプ手段と光学系を保持接続する機構を持ち、該ランプ手段から射出される該平行光が該光学系の光軸に対してすくなくとも直交する面内の2方向に回転できる角度調整機構を有していることを特徴とする投射型表示装置。
本発明はPS遮光マスクを廃止するか、開口部を十分広く設定した場合に照明光軸に平行な光線を入射できるようにランプ手段を光軸に対して上下左右に調整することを提案した。つまりランプ手段のリフレクタから出射される光の主光線が照明光学系の光軸と一致するようにランプ手段を回転調整し、光軸調整をおこなう。調整方向は光軸に垂直な平面における2方向に回転できるようにすることにより、碁盤の目状に配列されたフライアイレンズにおいて、ランプから出射される光を設計値に近い平行光に変えることができる結果、フライアイレンズの隣の目にはいらないため、光量落ちやムラ、各部の温度が改善される。また、アライメントズレによる明るさの平均値のばらつきを抑えて、明るいプロジェクタを提供することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の第一の実施例である、投射型表示装置の上面図を図2に示す。1は光源であり、例えば高輝度超高圧ランプ、メタルハライドランプ等を含む。ランプを出た光はリフレクタ2により反射し、碁盤の目状に配置されたレンズ群の集まりである第一フライアイレンズ3に入力され、全反射ミラー5により反射された光は、さらに第2フライアイレンズ4により集光された各光束は偏光変換素子6に入射し、偏光方向がそろえられた光は、コンデンサレンズ7により集光され、次に青周波数帯域を反射するダイクロイックミラー8に導かれる。
光路長さを短くする効果のある凹レンズ10を透過した青色光は、全反射ミラー11により反射させられ、フィールドレンズ20及び入射側偏光板23を透過し青色パネル26に到達する。青反射ダイクロ8を透過した光は緑周波数帯域を反射するダイクロイックミラーによって緑光と赤光に分離される。反射された緑色光はフィールドレンズ19及び入射側偏光板22を透過し色パネル25に到達する。透過した赤色光は赤透過ダイクロイックフィルタによって不要な光を除去し、フィールドレンズ14、18、リレーレンズ16、全反射ミラー15,17によって赤入射偏光板18を透過した後、液晶パネルに到達する。
液晶パネルに到達した光は、液晶パネルにて画像信号に対応した光強度に変調された後、透過後、出射側偏光板27、28、29を透過し、ダイクロイック膜を蒸着したクロスプリズム27で色合成される。さらにプリズムを出射した光は投射レンズ31によってスクリーン上に拡大投影される。
図3は光源とリフレクタからなるランプ手段について、詳細を示したものである。光源であるライトバルブ43は反射鏡であるリフレクタ44に耐熱性の接着手段である、たとえば石膏などで接着固定される接着固定部46を持っている。図4の47に示す実際の光源45と反射鏡44のズレを以後アライメントズレと呼ぶ。ライトバルブ43とリフレクタ44は調整固定されても製作誤差によりアライメントズレはゼロにはならない。さらにリフレクタを固定するホルダに取り付ける際に取り付け誤差が生じる。さらにランプ一般的に交換式となっているため、製品の光学系との取り付け部とランプ部の接続部分において誤差が生じる。これらの誤差により、製品の光学系の光軸とランプリフレクタから射出される平行光の光軸が一致しなくなる。
これにより第一フライアイレンズ及び第二フライアイレンズによって結像される第一の光源像が設計位置よりずれる結果となる。さらに第一フライアイレンズの目とこれに対応する第二フライアイレンズの目に光線が入らず、第二フライアイレンズの別の目に光が入射してしまう恐れがある。
この様子を示したのが図5である。格子状に描かれているのがフライアイレンズの目48であり、その中の楕円形49が第二フライアイレンズ近傍の光源像49である。フライアイレンズインテグレータを出射した光は液晶パネル面において再び結像するが、図5の右図に示したように第二フライアイレンズの入射されるべき目の隣の目に光線が入射した場合は、液晶パネル上において図6左に示すように液晶パネルの正規の照明位置52の隣53を照明してしまう。これによって液晶パネルの表示エリア51に光線が入射しない光が発生するために投影される映像の光量が減ってしまう。
図7は上下のアライメントズレ量に対する光量を落ちを示している。この現象は反射鏡と光源の関係が光軸に対して上下にずれた場合も左右にずれた場合も同様に発生する。さらに、これらの光がゴーストの原因になったり、光によって部品が劣化する問題がある。
また、液晶プロジェクタにおいては、照明系の液晶表示面において結像される照明表示エリア52(以下照明エリアと呼ぶ)は液晶表示面51よりもわずかに大きく設定されている。これは光学系の倒れや接着の公差を吸収するためであるが、一方でアライメントズレによる照明エリアの形の崩れを吸収する意味もある。これは第二フライアイレンズ付近にできる光源像が第二フライアイレンズの目と目の境にできると、照明エリアのエッジ部分の強度分布が図6右54のようにだれ、照明エリアの境目が不明瞭となる。よってコンデンサレンズなどによって照明エリアを液晶パネルの表示エリアから均等に振り分けて調整する場合に調整が困難となる。
さらに照明光学系においてリレー系を用いている場合は第二フライアイレンズ部分と液晶表示装置部分とさらにもう一箇所結像位置が存在するため、液晶パネル上ではリレー系を用いた色の光路においては照明光が左右上下反転するため、照明エリアのムラも反転してしまう。よって、照明エリアの調整によっては色むらの出やすい結果になってしまう。
このように第二フライアイレンズ付近の光源像が上下左右で設計値と異なる部分に照明されると問題がある。現在の液晶プロジェクタにおいては液晶パネルと偏光を用いているため、照明光の偏光変換をおこなっている。
図8に示すように偏光変換素子は棒状の偏光ビームスプリッタを左右に並べたものであり、第二フライアイレンズ55付近にできる結像位置に反射面が近くなるように設定される。棒状のビームスプリッタの並べ方は左右でも上下でもかまわない。図8下に示すようにPS変換素子により偏光変換する場合に第二フライアイレンズの光源像が正規の位置に照明されずある角度58をもって照明されると、偏光変換する面59への光線入射角度が大きくなり、偏光変換素子の角度依存性から入射側偏光板の偏光の透過光軸の方向とはことなる方向の成分を持った偏光が入射側偏光板まで到達する割合が増してしまう。
これにより、入射側偏光板の吸収する偏光が熱に変わる割合が増加し、結果偏光板が発熱する。またスクリーンに投影される光量も減少する。PS変換素子の角度依存性は左右方向にも上下方向にもあるため、どちらにアライメントがずれた場合でもこの現象は発生する。偏光板の発熱を防ぐためにPS変換素子付近にすだれ状のマスクであるPS遮光マスク57を挿入することがある。このPS遮光マスク57を挿入することで、光源像から比較的遠い部分を通る偏光板まで到達しうる偏光板の吸収軸にて吸収される偏光の割合を減らすことができるので偏光板の温度を低下させることができる。
しかしながら、図9右に示すように光源とリフレクタとの関係にずれが生じて、PS遮光マスク57で光源像の中心に近い光線のケラレ60が発生すると、今度はPSすだれ遮光マスク57が熱を蓄熱し、PS遮光マスク57をPS変換素子56から離したり、冷却が充分でないとPS変換素子の有機反射膜59等の寿命に影響を及ぼしたりまた極端に光量が落ちる。
また、PS変換素子のピッチは光学部品の積み重ねで構成されており、公差上、簾の幅の称呼値をPS変換素入射面と同じ寸法にするとPS素子の端では実質の開口部が小さく設定されてしまうことがある。この場合正規の光を入射した場合でも光の量が減少してしまう問題がある。よって理想的にはこれらのPS遮光マスクを使用しないかマスクの開口を充分大きくし、ランプから出射される光をより光軸に平行にし、偏光変換素子に入射する光線角度がなるべく設計値以上にならないように入射することが重要である。
従来例として特開2002−244204号公報にはランプを左右方向に調整する例があるが、本発明は上記のような理由からPS遮光マスクを廃止するか、開口部を十分広く設定した場合に照明光軸に平行な光線を入射できるように、ランプ手段から射出される該平行光が該光学系の光軸に対してすくなくとも直交する面内の2方向に回転できる角度調整機構を有するランプ手段が有効である。実際の調整時には図10で示すような第2フライアイレンズの1つの目を上下左右でふさぐような特別なマスクを第二フライアイレンズ近傍に装着した光学系を用いてランプの調整を行う。マスクの開口は例えばa:b=4:3でもとのフライアイレンズの形状と相似形とするとより上下の調整の敏感度が高くなる。
このようにして調整したランプを交換ランプとして用意することで、図11に示すように従来のランプのばらつき61よりばらつきは減少し62となる。液晶プロジェクタの平均明るさも向上する。
次にリフレクタと光源を照明光学系の光軸に対して調整するための機構を図12に示す。調整保持機構はリフレクタとL字部材65からなる。ホルダ部材およびL字体はバネなどの加圧保持部材67で光軸方向にふせいされており、ホルダ部材もしくはL字体の間にくさび状の調整部材66を設け、これを出し入れすることにより、ランプとL字体の間隔を変えることができ、ランプがL字体に対して回転する。L字体には本体光学系との位置決め部36がある。
L字体とランプの上下どちらかの2隅に調整駒を出し入れすることにより、上下方向調整を行うことができる。さらに左右に傾けるには調整駒の挿入量を左右で変えることにより、ランプのL字体に対する角度が変わるために、左右の調整が可能になる。調整駒のくさびの斜度によって敏感度を下げることができ、調整が容易となる。これはワッシャを用いる場合と比較しても連続的に調整が可能なため、ワッシャを取り替えるたびにランプを消す必要はなく、調整が容易である。
実施例1においてはランプとL字体の間に直接調整駒を配したが、調整保持機構はリフレクタを保持するホルダ部材とリフレクタとホルダ部材が取り付くL字部材からなってもよい。ホルダ部材もしくはL字体の間にくさび状の調整部材を設け、これを出し入れすることにより、ホルダとL字体の間隔を変えることができる。L字体とホルダ部材の上下どちらかの2隅に調整駒を出し入れすることにより、調整を行うことができる。ランプを下に傾けたい場合はホルダとL字体の上部に調整駒を2個挿入する。
さらに左右に傾けるには調整駒の挿入量を左右で変えることにより、L字体のホルダに対する角度が変わるために、左右の調整が可能になる。調整駒のくさびの斜度によって敏感度を下げることができ、調整が容易となる。ランプをホルダ部材に保持する加圧バネなどを別個使用して、ランプ保持の強度を向上できるため、落下振動に強いランプ手段を構成することができる。
ランプの回転中心はランプ手段より後側、すなわちフライアイレンズや液晶パネルのある側にあった方が、ホルダ及びベース部材の開口部の縁(図1の40)でのけられが少なくなる。よって本件においてはランプの光源より前、第一フライアイレンズ付近に回転中心を想定している。
実施例1、2においては調整駒を挿入する方法について述べたが、さらに回転中心を厳密に設定するには図1のL字体35とホルダ部材33のそれぞれどちらかに球体の軸受け37と軸38を持つことにより、自由な回転中心を持つことができる。バネなどの加圧保持手段39によってホルダ部材とL字部材は光軸方向にふせいされており、球体軸38および軸受け部37をランプ上部に設けた場合には調整駒はL字部材の下部にのみ挿入すればよい。これにより、製品状態でランプを挿入した状態でランプ下部から調整駒を可動させることにより上下左右方向に自由にランプの向きを調整することができる。
実施例においては、調整駒を可動させることにより、L字体とホルダ部材の間隔を変えることで調整を行ったが、図13に示すように調整駒の代わりにビスを用い、ビス68のリードによる繰り出し量によって、ビスの頭をL字体もしくはランプの少なくとも一方にもうけられた斜面に押し当てることにより間隔を変えることができる。ホルダ部材およびL字体はバネなどの加圧保持部材67で光軸方向にふせいされている。
実施例1〜4においては調整駒を挿入する方法について述べたが、例えば図1の調整駒42のように調整後は、ビスなどで調整駒を固定する手段があったほうが好ましい。調整駒もしくはL字体のどちらかに長穴とビス穴があいており、調整駒により調整後ビスで固定することによって、振動落下衝撃が加わっても調整駒は固定されているため、ランプのズレはおきなくなる。
図14に示す方法はドライバ等の先を回転させてランプの位置を可動させ、調整した後にビスなどの固定部材で固定する方法について述べたものである。ホルダ74とベース部材75には球体の一部から構成される球体の軸と軸受けが存在し、これを支点にランプが回転する。
さらに調整手段としてはホルダ部材74とベース部材75にそれぞれ調整用の対称形状をした穴70,71がある。両方の穴の共通する部分にドライバ等の工具を差し込み回転することでホルダ74とベース部材75の位置関係を可変することができる。
まず始めに穴70にドライバ78を挿入し上下方向を回転調整した後、ビス及びワッシャ72にて半固定する。次に穴71にドライバ78を挿入し調整することにより左右方向の回転調整を行う。調整後にビス及びワッシャ72,73にて固定する。これにより治具にランプを組み込んだ状態でも製品にランプを組み込んだ状態で簡易的に調整することができる。
実施例1〜4におけるランプは図15に示すように楕円反射鏡をもったリフレクタ79と光源80の組み合わせでもかまわない。リフレクタ79及び光源80はホルダ部材81に固定される。また防爆ガラスを兼ねた凹レンズ82もホルダ部材81に例えば接着などで固定される。ホルダ部材81とベース部材80は球体の一部でできた球体軸受けにて連結されており、バネなどの加圧保持手段によって、光軸に平行な方向へふせいされている。
一方ベース部材80には照明光学エンジン85との連結位置決め部分を有している。ホルダ部材81とベース部材80の間にくさび状の面を持った調整駒83を2箇所挿入する。この調整駒を光軸にたいして水平な平面で上下方向に動かす時には両方とも同じ量だけ上下に移動し、左右方向回転する場合には両者を反対の方向に動かすことによって実現することができる。楕円と凹レンズを用いることにより、光学系の部品(特にフライアイレンズ等)を小さくすることができ、小型化及びコストダウンに効果がある。
ランプ手段から射出される主光線が平行な光線であるランプに対して本件は有効である。
この発明の実施例3におけるランプ手段の側面図、斜視図、断面図である。 この発明の実施例1〜7における液晶プロジェクタの上面図である。 この発明の実施例1〜7におけるランプの断面図(アライメントズレのない場合)である。 従来例におけるランプの断面図(アライメントズレのある場合)である。 従来例とこの発明の実施例1〜7における第二フライアイレンズ部近傍の光源像である。 従来例における液晶表示部の照明像である。 従来例におけるアライメントズレと明るさの関係のグラフである。 従来例とこの発明の実施例1〜7におけるPS変換素子部の上面図および光路を示したものである。 従来例とこの発明の実施例1〜7におけるPS変換素子部の正面図である。 この発明の実施例1〜7における調整治具用のマスクの形状図である。 従来例とこの発明の実施例1〜7におけるランプの明るさと個数のバラツキを示したグラフである。 この発明の実施例2におけるランプの調整機構の断面図である。 この発明の実施例4におけるランプの調整機構の断面図である。 この発明の実施例6におけるランプの調整機構の断面図および底面図である。 この発明の実施例7におけるランプの調整機構の斜視図、側面図、断面図である。 従来例の図
符号の説明
1 光源
2 リフレクタ
3 第一フライアイレンズ
4 第二フライアイレンズ
5 全反射ミラー
6 偏光変換素子
7 コンデンサレンズ
8 青反射ダイクロミラー
9 凹レンズ
10 凹レンズ
11 青全反射ミラー
12 赤透過ダイクロミラー
13 赤トリミングフィルタ
14 フィールドレンズ
15 全反射ミラー
16 リレーレンズ
17 全反射ミラー
18 フィールドレンズ
19 フィールドレンズ
20 フィールドレンズ
21 入射側偏光板
22 入射側偏光板
23 入射側偏光板
24 液晶パネル
25 液晶パネル(青色パネル)
26 液晶パネル(青色パネル)
27 出射側偏光板
28 出射側偏光板
29 出射側偏光板
30 クロスプリズム
31 投射レンズ
32 照明光学ボックス
33 ランプホルダ
34 リフレクタ
35 ランプベース
36 照明光学ボックス位置決め部
37 球体軸受け
38 球体軸
39 押えバネ
40 ホルダ、ベース開口部
41 ランプ調整駒
42 調整駒固定用ビス
43 ランプバルブ
44 リフレクタ
45 光源
46 バルブ固定用石膏(接着固定部)
47 アライメントズレ
48 第二フライアイレンズ
49 光源像
50 フライアイレンズの別の目に入った光線
51 液晶表示エリア
52 照明エリア
53 ゴースト照明光
54 照明強度だれ部
55 第二フライアイレンズ
56 PS変換素子
57 PS変換素子マスク
58 正規の照明光軸との傾き角度
59 PS変換素子反射面
60 PS変換素子マスクによる光源像のケラレ
61 ランプ調整しない場合のランプの明るさバラツキ
62 ランプ調整した場合のランプの明るさバラツキ
63 アライメントズレ
64 ランプ光軸と正規の照明光軸のなす角度
65 ランプベース
66 ランプ調整駒(くさび状の調整部材)
67 押えバネ(加圧保持部材)
68 ランプ調整用ネジ(ビス)
69 ランプベース
70 ランプ上下方向用調整穴
71 ランプ左右方向用調整穴
72 ランプ固定ビス
73 ランプ固定ビス
74 ランプホルダ
75 球体軸受け
76 ランプベース
77 押えバネ
78 ランプ調整用ドライバ
79 楕円リフレクタ
80 ベース部材
81 ホルダ部材
82 凹レンズ
83 ランプ調整駒
84 球状軸受け
85 照明光学エンジン

Claims (7)

  1. 光源と反射鏡からなり、主光線が略平行な光線を射出するランプ手段を備えた投射型表示装置において、該ランプ手段と光学系を保持接続する機構を持ち、該ランプ手段から射出される該平行光が該光学系の光軸に対してすくなくとも直交する面内の2方向に回転できる角度調整機構を有していることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 該光源と該反射鏡とベース部材からなり、該反射鏡と該ベース部材とを光軸に対して平行な方向に加圧保持する手段をもち、該反射鏡部材と該ベース部材のどちらかに斜面が構成され、該斜面と同じ角度を持つ斜面を持った調整部材を該反射鏡部材と該ベース部材の間に挿入し、可動させることで該ホルダ部材と該ベース手段のなす角度を可変させることができる調整機構をもつ請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 該光源と該反射鏡を保持するホルダ部材とそれらを保持するベース部材からなり、該ホルダ部材と該ベース部材とを光軸に対して平行な方向に加圧保持する手段をもち、該ホルダ部材と該ベース部材のすくなくとも1面に斜面が構成され、該斜面と同じ角度を持つ斜面を持った調整部材を該ホルダと該ベース部材の間に挿入し、可動させることで該ホルダ部材と該ベース手段のなす角度を可変させ、該光源と該反射鏡を該光軸に対して回転させることができる機構をもつ投射型表示装置。
  4. 該光源と該反射鏡を保持するホルダ部材とそれらを保持するベース部材からなり、ホルダ部材とベース部材にそれぞれ球状の一部からなる軸および軸受け部を持ち、該ホルダ部材と該ベース部材とを光軸に対して平行な方向に加圧保持する手段をもち、該ホルダ部材と該ベース部材のすくなくとも1面に斜面が構成され、該斜面と同じ角度を持つ斜面を持った調整部材を該ホルダと該ベース部材の間に挿入し、可動させることで該ホルダ部材と該ベース手段のなす角度を可変させ、該光源と該反射鏡を該光軸に対して回転させることができる機構をもつ投射型表示装置。
  5. 該光源と該反射鏡を保持するホルダ部材とそれらを保持するベース部材からなり、ホルダ部材とベース部材にそれぞれ球状の一部からなる軸および軸受け部を持ち、該ホルダ部材と該ベース部材とを光軸に対して平行な方向に加圧保持する手段をもち、該ホルダ部材と該ベース部材のすくなくとも1面に斜面が構成され、該ホルダ部材と該ベース部材のうちどちらかの部材にねじ穴が存在し、ねじを該ホルダと該ベース部材の間に挿入し、ねじを回転させ可動させることで該ホルダ部材と該ベース手段のなす角度を可変させ、該光源と該反射鏡を該光軸に対して回転させることができる機構をもつ投射型表示装置。
  6. 請求項1〜5いずれかに記載の投射型表示装置において、ランプを回転可動させる調整駒は固定部材によって固定保持できることを特徴とする投射型表示装置。
  7. 請求項1〜6いずれかに記載の投射型表示装置において、ランプ手段が楕円鏡と光源と負のパワーを持ったレンズからなるランプ手段であることを特徴とする投射型表示装置。
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