JP2006132673A - 複列円筒ころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】 荷重分布が不均一となる軸に取付けられる複列円筒ころ軸受において、複列の円筒ころ間の荷重分布を均等にする。
【解決手段】 複列円筒ころ軸受30は、内輪31と、外輪32と、軸方向に複列に配置された4列の円筒ころ33,34,35,36とを備える。片持ち支持される軸の根元側に位置する円筒ころ33の外径面クラウニング量は、軸の自由端側に位置する円筒ころ36の外径面クラウニング量よりも大きい。
【選択図】 図5
【解決手段】 複列円筒ころ軸受30は、内輪31と、外輪32と、軸方向に複列に配置された4列の円筒ころ33,34,35,36とを備える。片持ち支持される軸の根元側に位置する円筒ころ33の外径面クラウニング量は、軸の自由端側に位置する円筒ころ36の外径面クラウニング量よりも大きい。
【選択図】 図5
Description
この発明は、軸方向に複列に配置した円筒ころを持つ複列円筒ころ軸受に関し、特に荷重の分布が不均一となる軸に取付けられる複列円筒ころ軸受に関するものである。
軸方向の荷重の分布が不均一となる軸の一例として、風力発電機用の増速機等に用いられる遊星歯車装置の遊星軸がある。この遊星軸は、キャリアに片持ち支持されているため、運転時に撓み、軸の根元側における荷重が大きく、軸の自由端側における荷重が小さくなる。従って、遊星軸に複列円筒ころ軸受を取付ける場合、軸の根元側に位置する円筒ころに作用する負荷の方が、軸の自由端側に位置する円筒ころに作用する負荷よりも大きくなる。そのため、軸の根元側における円筒ころには高いエッジロードが作用することになるので、その寿命は、軸の自由端側における円筒ころに比べて短くなる傾向がある。
特開2002−143928号公報(特許文献1)は、各ころ列にかかる荷重がばらつくような条件で使用される複列円筒ころ軸受において、各ころ列におけるラジアル方向での負荷分布を軸方向にほぼ均等にするための構造を提案している。具体的には、金属板を圧延矯正する作業ロールを回転自在に押圧保持するバックアップロール(複列円筒ころ軸受)において、支軸の外周面と各ころ列との間のラジアル隙間を、軸心方向で両端側に位置するものほど大に設定している。
特開2002−143928号公報
特開2002−143928号公報に開示された複列円筒ころ軸受においては、荷重の分布が不均一となる軸に対処するために、各ころ列と軌道面との間のラジアル隙間の大きさを変えることにより、複数のころ列に作用する荷重の分布を段階的に異ならせて、軸方向に並ぶ複数の円筒ころに作用する荷重を均等にしようとしている。
しかしながら、軸の撓みは連続的なものであって、軸に作用する実際の荷重の変化は段階的なものではない。特開2002−143928号公報に開示された軸受においては、個々の円筒ころに作用する荷重の分布が不均一となることについて特に考慮していない。一つの円筒ころに注目すると、その一方端部における負荷の大きさと、他方端部における負荷の大きさとが異なったものとなる。そのため、特に高負荷側になる円筒ころの一方端部におけるエッジロードは依然として高い状態のままである。
さらに、隣接する2つの円筒ころの境界部分に作用する実際の荷重の変化は連続的なものであるが、特開2002−143928号公報に開示された軸受の構造では、このような連続的な荷重の変化を考慮していない。
この発明の目的は、荷重分布が不均一となる軸に取付けられる複列円筒ころ軸受において、複列の円筒ころ間の形態の変化を連続的なものにして、複列の円筒ころ間の荷重分布を均等にすることである。
この発明の他の目的は、各ころ自体に作用する荷重分布を均等にすることである。
この発明に従った複列円筒ころ軸受は、内輪と、外輪と、軸方向に複列に配置された第1および第2の円筒ころとを備え、次のことを特徴とする。すなわち、第1の円筒ころの外径面クラウニング量は、第2の円筒ころの外径面クラウニング量よりも大きい。
上記構成の複列円筒ころ軸受は、荷重の分布が不均一となる軸に取付けられて使用される。上記構成によれば、隣接する円筒ころのクラウニング量の大きさを変えることによって形態の変化をなだらかにしているので、隣接する円筒ころの境界部分に作用する荷重分布をほぼ均等にすることができる。
好ましくは、円筒ころは、両端部におけるクラウニング量が異なっている。このように各ころ自体に対して、両端部におけるクラウニング量を異ならせれば、各ころ自体に作用する荷重分布を均等にすることができる。
一つの実施形態に係る複列円筒ころ軸受は、片持ち支持の軸に取付けられるものである。この場合、好ましくは、第1の円筒ころは軸の根元側に配置され、第2の円筒ころは軸の自由端側に配置される。片持ち支持の軸の場合、軸の根元側の撓みが大きい。したがって、根元側に位置する第1の円筒ころのクラウニング量を大きくすれば、そのような軸の撓みを十分に許容できるようになり、複列の円筒ころ間の荷重分布も均等にすることができる。
片持ち支持の軸に取付けられる複列円筒ころ軸受の場合、好ましくは、第1の円筒ころは、軸の根元側端部のクラウニング量が他方端部のクラウニング量よりも大きくする。このようにするのは、軸の根元側における撓み量が大きいことに対処するためである。
他の実施形態に係る複列円筒ころ軸受は、両持ち支持の軸に取付けられるものである。この場合、好ましくは、クラウニング量の大きな第1の円筒ころは軸の端部側に配置され、クラウニング量の小さい第2の円筒ころは軸の中央部側に配置される。このようにするのは、軸の両端部における撓み量が大きいことに対処するためである。
上記の他の実施形態において、好ましくは、第1の円筒ころは、軸の端部側に位置する一方端部のクラウニング量が他方端部のクラウニング量よりも大きい。このようにするのは、円筒ころの両端部に対応する位置にある軸の撓み量が異なっていることに対処するためである。
複列の円筒ころ間に作用する荷重分布をほぼ均等にするために、好ましくは、第1の円筒ころの直径と内外輪の軌道面間の距離との差は、第2の円筒ころの直径と内外輪の軌道面間の距離との差よりも大きくする。一つの実施形態では、第1の円筒ころの直径を、第2の円筒ころの直径よりも小さくする。他の実施形態では、第1の円筒ころに対面する内外輪の軌道面間の距離を、第2の円筒ころに対面する内外輪の軌道面間の距離よりも大きくする。
上記構成の複列円筒ころ軸受は、例えば、風力発電機用の増速機等に用いられる遊星歯車装置の遊星軸を支持するのに使用される。
以上のように、この発明によれば、第1の円筒ころの外径面クラウニング量を、第2の円筒ころの外径面クラウニング量よりも大きくしているので、隣接する円筒ころの境界部分に作用する荷重分布をほぼ均等にすることができる。
この発明の実施形態に係る複列円筒ころ軸受は、荷重の分布が不均一となる軸に取付けられるものである。荷重の分布が不均一となる軸として、例えば、風力発電機用の増速機等に用いられる遊星歯車装置の遊星軸、圧延機のロールの支軸、印刷機の印刷シリンダの支軸等がある。
図1および図2は、遊星歯車装置を備えた風力発電機用増速機を示している。増速機は、入力軸1の回転を増速して低速軸2に伝達する遊星歯車装置3と、低速軸2の回転をさらに増速して出力軸4に伝達する2次増速装置5とを備える。遊星歯車装置3および2次増速装置5は、共通のケーシング6内に設けられている。入力軸1は風車(図示せず)の主軸(図示せず)等に接続され、出力軸4は発電機(図示せず)に接続される。
遊星歯車装置3は、旋回自在なキャリア7の周方向複数箇所に設けられた遊星軸10を備えており、各遊星軸10に遊星歯車8が本発明の一実施形態に係る複列円筒ころ軸受30を介して回転自在に支持されている。
キャリア7は、入力軸1の部分で軸受11,11Aを介してケーシング6に旋回自在に支持されている。キャリア7に支持された各遊星歯車8は、ケーシング6に設けられた内歯のリングギヤ12に噛合い、かつこのリングギヤ12と同心位置に回転自在に設けられた太陽歯車13に噛合う。リングギヤ12は、ケーシング6に直接に形成されたものであっても、ケーシング6に固定されたものであってもよい。太陽歯車13は、遊星歯車装置3における出力部となる部品であり、低速軸2に設けられている。低速軸2は、軸受14,15を介してケーシング6に回転自在に支持されている。
2次増速装置5は、ギヤ列により構成されている。図示の例では、2次増速装置5は、低速軸2に固定されたギヤ17が中間軸21の小径側ギヤ18に噛合い、中間軸21に設けられた大径側ギヤ19が出力軸4のギヤ20に噛合うギヤ列とされている。中間軸21および出力軸4は、それぞれ軸受22,23によってケーシング6に回転自在に支持されている。
ケーシング6の下部は、潤滑油の油浴16を形成する部分とされ、その油浴16の油面レベルLは遊星歯車8を支持する複列円筒ころ軸受30が、キャリア7の旋回によって出入りする高さとされている。
図3は、複列円筒ころ軸受30が取付けられている部分を拡大して示している。図示した実施形態では、2列の円筒ころを備えた2個の円筒ころ軸受を並べて設置することにより複列円筒ころ軸受30を構成している。他の実施形態として、軸方向に円筒ころを4列に配置した1個の軸受によって複列円筒ころ軸受を構成してもよい。また、軸方向に配置する円筒ころの列については、2列以上であればどのような列数であってもよい。
図示する複列円筒ころ軸受30は、内輪31と、外輪32と、軸方向に4列に配置された円筒ころ33、34、35、36とを備える。遊星軸10はキャリア7に片持ち支持されているので、運転中に軸の撓みが発生する。そのため、図4に示すように、遊星軸10に作用する荷重の分布は不均一となる。具体的には、軸10の根元側における荷重が大きく、軸10の自由端側における荷重が小さくなる。
上記のような遊星軸10の撓みを考慮して、4列の円筒ころ33,34,35,36は、図5に示すように、その外径面クラウニング量の大きさを異ならせている。具体的には、撓み量の大きい遊星軸10の根元側に位置する円筒ころ33のクラウニング量を最も大きくし、その横の円筒ころ34のクラウニング量を円筒ころ33よりも小さくし、さらにその横の円筒ころ35のクラウニング量を円筒ころ34よりも小さくし、遊星軸10の自由端側に位置する円筒ころ36のクラウニング量を最も小さくする。
さらに各円筒ころの形状に注目すると、特に遊星軸10の根元側に近い円筒ころ33、34、35については、根元側端部におけるクラウニング量を他方側端部におけるクラウニング量よりも大きくしている。
図6は、円筒ころ33,34,35,36と内外輪31,32とを図解的に示している。円筒ころ33,34,35,36の直径をAとし、内外輪31、32の軌道面間の距離をBとしたとき、その差(B−A)を各ころ33,34,35,36に対して異なるようにしてもよい。具体的には、遊星軸10の根元側の撓み量が大きいので、その撓みを許容するために、軸10の根元側に近い円筒ころほどころ径と内外輪の軌道面間の距離との差(B−A)を大きくする。
差(B−A)を大きくするための一手法として、各円筒ころ33,34,35,36の直径Aを異ならせるようにしてもよい。例えば、遊星軸10の根元側に位置する円筒ころ33の直径Aを最も小さくし、遊星軸10の自由端側に向かって徐々に円筒ころ34,35,36の直径を大きくしていく。
差(B−A)を大きくするための他の手法として、各円筒ころ33,34,35,36に対面する内外輪31,32の軌道面間の距離Bを異ならせるようにしてもよい。例えば、遊星軸10の根元側に位置する円筒ころ33に対面する領域の距離Bを最も大きくし、遊星軸10の自由端側に向かって徐々に軌道面間の距離Bを小さくしていく。
図1〜図6に示した実施形態に係る複列円筒ころ軸受30は、荷重の分布が不均一となる片持ち支持の遊星軸10に取付けられるが、撓み量が大きくなる軸の根元側に位置する円筒ころ33の外径面クラウニング量を、軸の自由端側に位置する円筒ころ34,35,36の外径面クラウニング量よりも大きくし、さらに軌道面に対するラジアル方向隙間(円筒ころの直径Aと内外輪の軌道面間の距離Bとの差)を遊星軸10の根元側に近い円筒ころ33ほど大きくしているので、遊星軸10の撓みを十分に吸収しつつ、4列の円筒ころ33,34,35,36に作用する荷重分布をほぼ均等にすることができる。
また、円筒ころ33,34,35自体についても、遊星軸10の根元側に位置する一方端部のクラウニング量を他方側端部よりも大きくしているので、各ころ自体に作用する荷重分布をほぼ均等にし、エッジロードが高くなるのを防止できる。
上記の実施形態では、隣接する円筒ころの外径面クラウニング量の大きさを変えることに加えて、隣接する円筒ころのラジアル方向隙間の大きさも変えていたが、他の実施形態として、隣接する円筒ころのラジアル方向隙間を一定にして外径面クラウニング量の大きさだけを変えるようにしてもよい。このような実施形態でも、軸の撓みを吸収しつつ、複数列の円筒ころに作用する荷重分布をある程度均等にすることができる。
図7および図8は、両持ち支持される軸に取付けられる実施形態を説明するための図である。圧延機のロールを支持する軸は、一般的には両持ち支持されるものであり、軸の両端部における撓み量が最も大きくなる。それに伴い、図7に示すように、軸の両端部に作用する荷重が大きく、軸の中央部に作用する荷重が小さくなる。このような軸を支持する軸受として、4列の円筒ころ41,42,43,44を持つ複列円筒ころ軸受を使用する場合、両端部に位置する円筒ころ41、44の外径面クラウニング量を、中央に位置する円筒ころ42,43よりも大きくする。また、中央から左側に位置する円筒ころ41、42については、左側端部のクラウニング量を右側端部よりも大きくする。中央から右側に位置する円筒ころ43、44については、右側端部のクラウニング量を左側端部よりも大きくする。
各円筒ころ41,42,43,44のラジアル方向隙間については、両端部の円筒ころ41、44を大きくし、中央部の円筒ころ42,43を小さくしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変更を加えることが可能である。
この発明は、荷重分布が不均一となる軸に取り付けられる複列円筒ころ軸受に有利に利用され得る。
1 入力軸、2 低速軸、3 遊星歯車装置、4 出力軸、5 2次増速装置、6 ケーシング、7 キャリア、8 遊星歯車、30 複列円筒ころ軸受、31 内輪、32 外輪、33,34,35,36,41,42,43,44 円筒ころ。
Claims (10)
- 内輪と、外輪と、軸方向に複列に配置された第1および第2の円筒ころとを備えた複列円筒ころ軸受において、
前記第1の円筒ころの外径面クラウニング量は、前記第2の円筒ころの外径面クラウニング量よりも大きいことを特徴とする、複列円筒ころ軸受。 - 前記円筒ころは、両端部におけるクラウニング量が異なっている、請求項1に記載の複列円筒ころ軸受。
- 当該複列円筒ころ軸受は、片持ち支持の軸に取付けられるものであり、
前記第1の円筒ころは軸の根元側に配置され、前記第2の円筒ころは軸の自由端側に配置されるものである、請求項1または2に記載の複列円筒ころ軸受。 - 前記第1の円筒ころは、軸の根元側端部のクラウニング量が他方端部のクラウニング量よりも大きい、請求項3に記載の複列円筒ころ軸受。
- 当該複列円筒ころ軸受は、両持ち支持の軸に取付けられるものであり、
前記第1の円筒ころは軸の端部側に配置され、前記第2の円筒ころは軸の中央部側に配置されるものである、請求項1または2に記載の複列円筒ころ軸受。 - 前記第1の円筒ころは、軸の端部側に位置する一方端部のクラウニング量が他方端部のクラウニング量よりも大きい、請求項5に記載の複列円筒ころ軸受。
- 前記第1の円筒ころの直径と前記内外輪の軌道面間の距離との差は、前記第2の円筒ころの直径と前記内外輪の軌道面間の距離との差よりも大きい、請求項1〜6のいずれかに記載の複列円筒ころ軸受。
- 前記第1の円筒ころの直径は、前記第2の円筒ころの直径よりも小さい、請求項7に記載の複列円筒ころ軸受。
- 前記第1の円筒ころに対面する内外輪の軌道面間の距離は、前記第2の円筒ころに対面する内外輪の軌道面間の距離よりも大きい、請求項7または8に記載の複列円筒ころ軸受。
- 風力発電機用の増速機等に用いられる遊星歯車装置の遊星軸を支持するのに使用される、請求項1〜9のいずれかに記載の複列円筒ころ軸受。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004322684A JP2006132673A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 複列円筒ころ軸受 |
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JP2004322684A Withdrawn JP2006132673A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 複列円筒ころ軸受 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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