JP2006130603A - 油状態検出装置及び油状態監視システム - Google Patents

油状態検出装置及び油状態監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】油タンク内において、より適切な位置で切削油の状態を検出することが可能な油状態検出装置と、より使い勝手のよい油状態監視システムを提供する。
【解決手段】工作機械における油タンク20内に設ける油状態検出装置10であって、支柱部10aと、フロート部10bと、検出手段10e、10fとを備え、検出手段10e、10fはフロート部10bに設けられており、フロート部10bは、油内で浮力を発生させて支柱部10aに沿って移動可能である。また支柱部10aの下端または上端には磁石が設けられた固定部10gを備えてもよい。また油状態検出装置の検出手段による検出結果を、識別情報とともに通信回線を介して管理装置に送信可能な送信装置と、送信装置から受信した検出結果を収集して、識別情報に対応させて検出結果を記憶手段に記憶する管理装置とを備えた油状態監視システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械の油(切削油等)の状態を検出可能な油状態検出装置、及び当該油状態検出装置を用いて油の状態を遠隔監視可能な油状態監視システムに関する。
従来、工作機械(数値制御装置を備えた切削加工装置等)では、加工部に油(以下、切削油と記載する)を滴下等しながら切削加工することで、潤滑、冷却、洗浄等を行い、加工刃物等の寿命や生産性や加工品質を向上させている。
特許文献1に記載の従来技術では、油量センサを油タンクの所定位置に、圧力センサを配管経路中の所定位置に、温度センサを制御盤の所定位置にそれぞれ設け、始業点検や日常点検の時間を減少させ、誤操作や加工不良を生じない設備の状態監視方法及びその装備が提案されている。
また、特許文献2に記載の従来技術では、循環させる水溶性切削油のタンクから配管を用いて切削油の一部をサンプルとして採取し、そのサンプル用の配管にpHセンサと濃度センサを設け、pHが所定値以上となるように自動的に調整し、濃度が所定範囲に入るように自動的に調整する、水溶性切削油の自動管理装置が提案されている。
特開平10−263982号公報 特開平9−85577号公報
切削油(特に水溶性切削油)は、pHの値が低下(酸性領域)すると微生物が増殖し易くなり、エマルジョン(非水溶性の基油を界面活性剤等を用いて乳化させた状態)が不安定となり、いずれは破壊され、潤滑性の低下、錆や悪臭等が発生し易くなる。
また、電気導伝度が上昇することにより、被削材とその治具間において電池作用による腐食が起き、加工製品が不良品となる場合もある。(この状態は濃度とpHの値を検出することで把握することができる。)
特許文献1に記載の従来技術では、油量、油圧、油温を、それぞれ所定位置で測定しているが、切削油の特性に大きく影響するpHと濃度を管理していないため、pHの低下や濃度の低下による潤滑性の低下等を推定することができない。このため、生産性や加工品質が低下する可能性がある。
また、特許文献2に記載の従来技術では、pHと濃度を検出して適切なpHと濃度になるように自動調整しているが、pHと濃度を検出する位置が、適切な位置とはいい難い位置であり、より正確なpHと濃度を検出できない可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、油タンク内において、より適切な位置で切削油の状態を検出することが可能な油状態検出装置を提供するとともに、当該油状態検出装置を用いた、より使い勝手のよい油状態監視システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの油状態検出装置である。
請求項1に記載の油状態検出装置は、工作機械における油タンク内に設ける油状態検出装置であって、支柱部と、フロート部と、検出手段とを備え、検出手段はフロート部に設けられており、フロート部は、油内で浮力を発生させて支柱部に沿って移動可能である。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの油状態検出装置である。
請求項2に記載の油状態検出装置は、請求項1に記載の油状態検出装置であって、支柱部の下端または上端には、磁石が設けられた固定部を備えている。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの油状態監視システムである。
請求項3に記載の油状態監視システムは、請求項1または2に記載の油状態検出装置と、油状態検出装置に接続され、検出手段による検出結果を、識別情報とともに通信回線を介して管理装置に送信可能な送信装置と、送信装置から受信した検出結果を収集して、識別情報に対応させて検出結果を記憶手段に記憶する管理装置とを備えている。
請求項1に記載の油状態検出装置を用い、油タンク内に支柱部を立てて(あるいは、ぶら下げて)固定すれば、油タンク20内の油の量に応じてフロート部10bが支柱部10aに沿って上下し、フロート部に設けた検出手段の位置が自動的に適切な位置に移動する。
このため、検出手段にて、より正確に油の状態を検出することが可能になる。
また、請求項2に記載の油状態検出装置によれば、例えば一般的な油タンクは磁石に吸引される材質で形成されており、油タンクの底に油状態検出装置10の支柱10aを支持(固定)させる(または油タンクの蓋の内側からぶら下げるように支持(固定)させる)作業、及び油状態検出装置10を油タンク20から取り外す作業等を容易に行うことが可能である。
また、請求項3に記載の油状態監視システムによれば、種々の場所の工作機械の油の状態を、管理装置にて一元管理することができる。また、識別情報に対応させて検出結果を記憶するので、工作機械毎の油の状態を記憶させることができ、便利である。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は本発明の油状態検出装置10の概略外観図を示している。
●[油状態検出装置の外観及び動作(図1)]
図1(A)に示すように、油状態検出装置10は、支柱部10aと、支柱部10aに沿って(長手方向に沿って)移動可能なフロート部10bとで構成され、フロート部10bは、支持部材10cとフロート10d(例えば発泡スチロール)とで構成されている。また、検出手段10e、10fは、フロート部10bに設けられている。
また、図1(B)または(C)に示すように、油タンク20内に油状態検出装置10を設置すると、フロート部10bの浮力により、フロート部10bは油タンク20内の切削油Cの表面Sの近傍の位置に保持され、検出手段10e、10fは、表面Sよりも所定距離だけ低い位置に保持される。なお、図1(C)の例では、フィルタFを介してポンプPにて切削油Cを吸い上げて工作機械に切削油Cを供給する。
このため、工作機械からの戻り側の配管Hrから戻された切削油Cと、工作機械への供給側の配管Hsから供給される切削油Cとによる流れが発生して油の停滞のない位置に検出手段10e、10fを配置することができる。
なお、切削油Cの表面には、汚染物や他の油(工作機械の潤滑油等)と一緒になった(化学的に変化した)切削油が浮上しているため、油タンク20内の切削油Cの表面の位置は、切削油Cの状態を検出する位置としては好ましくない。また、切削油Cの底部には金属くず等が沈殿しており、当該金属くずの影響を受け易いため、油タンク20内の切削油Cの底部の位置も、切削油Cの状態を検出する位置としては好ましくない。
本実施の形態に示す油状態検出装置10を用いれば、流れがなく停滞した位置の切削油Cでなく、循環している切削油Cの状態を検出手段10e及び10fで検出することができるとともに、切削油Cの他の不純物の影響を受けにくい位置に検出手段10e、10fを自動的に配置できるため、より正確に切削油Cの状態を検出することができる。
検出手段10e、10fには、切削油CのpHを検出可能なpH検出手段(例えば切削油Cの水素イオン濃度からpHを検出)、切削油Cの導電率を検出可能な導電率検出手段、切削油Cの濃度を検出可能な濃度検出手段(例えば切削油Cの屈折率から濃度を検出)、切削油Cの温度を検出可能な温度検出手段(例えばサーミスタの抵抗値から温度を検出)、の少なくとも1つの検出手段を含む。
なお、油状態検出装置10の形状は図1に示す例に限定されるものではない。
図1(A)〜(C)に示した例では、油状態検出装置10の支柱部10aの下端または上端には固定部10gが設けられている。油タンク20の底または蓋は一般的には磁石に吸引される材質であり、固定部10gの底に磁石を配置すれば、油状態検出装置10を油タンク20内に、より確実に固定することが可能になるとともに、必要に応じて取り外しも容易であるため、より好ましい。
なお、固定部10gを省略してもよい。省略した場合は支柱部10aの下端を油タンク20の底に固定(または支柱部10aの上端を油タンク20の蓋の内側に固定)するように接着、溶着等すればよい。
●[油状態監視システムの構成(図2)]
次に、図2を用いて、図1に示した油状態検出装置10を使用した油状態監視システムの例を示す。
油状態監視システムは、油状態検出装置10と、送信装置40(例えば携帯電話)と、管理装置50とで構成される。送信装置40は、油状態検出装置10に接続されて検出手段10e、10fによる検出結果を識別情報(例えば携帯電話の場合、電話番号)とともに通信回線80を介して管理装置50に送信可能である。
なお、図2に示す例では、送信装置40は無線通信が可能な装置を用いたため、中継装置82も介しているが、通信回線80は中継装置82も含むものとする。もちろん、送信装置40を有線で通信回線80に接続するように構成してもよい。
また、例えば工作機械30は企業Aの工場aに配置されており、管理装置50は、送信装置40から受信した検出結果を、識別情報に対応させて記憶手段に記憶する。また、図2に示す例において、ろ過装置22は、工作機械30から油タンク20に戻る側の切削油Cをろ過する。
例えば企業Aの管理者は、工場aとは異なる場所の事務所z等から端末装置60を用いて管理装置50から、工作機械30の切削油Cの検出結果を受信することができる。これにより、切削油Cの遠隔監視が可能となる。
なお本実施の形態では、送信装置40には携帯電話を用いたが、送信装置40は携帯電話に限定されるものではない。
●[検出結果の記憶方法と切削油の状態の判定方法(図3)]
次に、図3(A)及び(B)に、利用者(IDとパスワードにて特定)と送信先情報と(工作機械の)識別情報とを対応付けた登録情報52、及び管理装置50が識別情報に対応させて検出結果を記憶した検出履歴情報54(この例は識別情報:eeeの例である)の例を示す。なお、登録情報52及び検出履歴情報54は、管理装置50の記憶手段に記憶されている。
図3(A)に示す登録情報52には、利用者のIDとパスワードに対応させて、当該利用者の宛先に相当する送信先情報(例えばメールアドレス、電話番号等)と、当該利用者の監視対象となる工作機械が登録されている。図3(A)に示す例では、監視対象の工作機械には複数の工作機械を登録可能であり、「識別情報」には送信装置40を特定可能な情報(すなわち、工作機械を特定可能な情報)が記憶され、「場所」には当該工作機械の設置場所に関する情報が記憶されている。
例えば企業Aの工場aに設置された工作機械に接続された送信装置40は、所定の時間間隔(この例では15分間隔)で検出手段からの信号に基づいて切削油Cの状態を検出し、識別情報(この例では、電話番号eee)とともに管理装置50に送信する。
管理装置50は、受信した識別情報毎に、受信した日時とともに検出結果を検出履歴情報54に記憶する。
利用者は、自己のIDとパスワードを用いて端末装置60から管理装置50にアクセスして、自己の監視対象の工作機械の切削油Cの検出結果を確認することができる。例えば利用者は、管理装置50から、図3(B)の例に示す表形式の検出履歴情報54にて、切削油Cの状態(pH等の検出結果)を受信することができる。また、例えば利用者は、管理装置50から、図3(C)の例に示すグラフ形式(図3(C)の例はpHに関するグラフと導電率に関するグラフの例を示しており、他のグラフは省略している。また、グラフは検出履歴情報54に基づいて作成されている。)にて、切削油Cの状態(pH等の検出結果)を受信するように構成することも可能である。
次に、切削油Cの状態の判定方法について説明する。例えば水溶性切削油の場合、一般定には切削油CのpHは8〜11程度が適切なpHの値である(ただし、切削油の種類によって異なる)。従って、pHの値が8〜11の範囲を逸脱した場合は利用者(管理者)に報知するのはもちろんのこと、pHの値が8〜11をやがて逸脱すると予測された場合も利用者(管理者)に報知することが好ましい。pHが8.0を下回ると鋼類が腐食し易くなり、pHが11.0を上回ると非鉄金属が腐食し易くなる。
例えばpHの値が徐々に低下して8〜8.5の範囲内にある場合(またはpHの値が徐々に上昇して10.5〜11の範囲内にある場合)は2〜3日以内に切削油CのpH調整または交換を行えばよく、pHの値が8以下に低下または11以上に上昇した場合は工作機械30を停止させて即座に切削油CのpH調整または交換を行わなければならない、とする。
この場合、例えばpH8.5〜10.5を第1所定pH範囲に設定し、pH8〜11を第2所定pH範囲に設定する(図3(C)参照)。そして管理装置50は、検出したpHの値が第1所定pH範囲を逸脱し、且つ第2所定pH範囲を逸脱していない場合(この場合、8〜8.5の範囲または10.5〜11の範囲)は第1報知情報(例えば軽微な警報)を利用者(管理者)に報知し、検出したpHの値が第2所定pH範囲を逸脱した場合(この場合、8以下の範囲または11以上の範囲)は第2報知情報(例えば重度の警報)を利用者(管理者)に報知すると、より好ましい。
●[報知させるための設定と動作(図4)]
次に図4を用いて、検出結果が所定範囲を逸脱した場合に利用者に自動的に報知させる設定と、報知の動作について説明する。
利用者は、自己のIDとパスワードを用いて端末装置60から管理装置50にアクセスし、図4(A)の例に示す報知設定画面56を呼び出すことができる。
報知設定画面56では、利用者は対象の工作機械を選択(56b部)し、検出項目を選択(56d部)し、所定範囲を数値で入力(56e部及び56f部)し、報知種類を選択(56k部)することで、管理装置50から利用者に自動的に報知させる設定を行うことが可能である。例えば56b部等の選択項目は、各項目の右端の▽部(対象工作機械の場合は56a部)を選択すると、選択欄56bが開くドロップダウンメニュー等で構成されている。
管理装置50は、利用者のIDに応じた選択項目を、登録情報52に記憶されている当該IDの内容から抽出して選定することができる。(例えばID:AAAの利用者の場合、抽出される対象工作機械は登録情報52(図3(A)参照)から「識別情報:eee、場所:企業A工場a」と「識別情報:fff、場所:企業A工場b」である。)
なお、送信先に関する情報(56g部)は、管理装置50が、利用者のIDに対応する送信先情報を、登録情報52から抽出する(この場合、登録情報52(図3(A)参照)より、ID:AAAの利用者の送信先情報はddd@aaa.co.jpである)。
図4(B)に示す例は、ID:AAAの利用者が、「設定1」に対して「企業A工場a」の「pH」が「8.5〜10.5」の範囲(第1所定範囲に相当)を逸脱した場合に、(ddd@aaa.co.jp)宛てに「軽微な報知」を自動的に行うように設定した例である。また、「設定2」に対しては、「企業A工場a」の「pH」が「8.0〜11.0」の範囲(第2所定範囲に相当)を逸脱した場合に、(ddd@aaa.co.jp)宛てに「重度な報知」を自動的に行うように設定した例である。
「軽微な報知」と「重度の報知」については、例えば「軽微な報知」では2時間間隔(第1の時間間隔)で(ddd@aaa.co.jp)宛てに「企業A工場aのpHが8.5〜10.5の範囲を逸脱しました。」という文面のメールが送信され、「重度の報知」では30分間隔(第2の時間間隔)で(ddd@aaa.co.jp)宛てに「企業A工場aのpHが8.0〜11.0の範囲を逸脱しました。」という文面のメールが送信される(報知の頻度が異なる)。また、例えば報知の頻度は同じでも、「重度の報知」の文面には「工作機械が停止しました。至急切削油の交換作業を要します。」という緊急である旨を強調した文面を追加するようにしてもよい。「軽微な報知」と「重度の報知」の具体的な内容については、これらに限定されず、種々の報知方法が考えられる。
また、上記の例では、第1所定範囲を逸脱した場合は軽微な報知を行い、第2所定範囲を逸脱した場合は重度の報知を行う例を説明したが、2種類に分けずに「所定範囲を逸脱したら報知を行う」という1種類の判定及び報知としてもよい。
なお、pHの値だけでは切削油Cが腐食を発生させ易い状態であるか否か、判定が困難な場合もある。そこで、pHと導電率等、2つ以上の検出項目を組み合わせて異常判定を行うようにしてもよい。例えば導電率が200[mS/m]以上であり、且つpHの値が8.0〜8.5の範囲である場合、「軽微な報知」でなく「重度の放置」を実行する。このように、2つ以上の検出項目の各々の値に応じて、種々の報知を行うことも可能である。
本発明の油状態検出装置10及び油状態監視システムは、本実施の形態で説明した形状、外観、構成、接続、処理手順等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
本実施の形態の説明に用いた登録情報52、検出履歴情報54、報知設定画面56の項目、構成等は一例であり、これに限定されるものではない。
検出手段は、pH検出手段、導電率検出手段、濃度検出手段、温度検出手段に限定されず、種々の検出手段を用いて、切削油の種々の状態を検出することが可能である。例えば、塩化物濃度や硫酸塩濃度を検出する検出手段や、溶存酸素の量を検出する溶存酸素計等を検出手段として用いてもよい。
本実施の形態の説明に用いた数値や時間やメールアドレス等は一例であり、これに限定されるものではない。
本発明の油状態検出装置10の一実施の形態の概略外観図、及び当該油状態検出装置10を油タンク20内に設置した状態を説明する図である。 本発明の油状態検出装置10を用いた油状態監視システムの例を説明する図である。 管理装置50の記憶手段に記憶されている登録情報52及び検出履歴情報54等の例を説明する図である。 報知設定画面56の例を説明する図である。
符号の説明
10 油状態検出装置
10a 支柱部
10b フロート部
10c 支持部材
10d フロート
10e、10f 検出手段
20 油タンク
22 ろ過装置
30 工作機械
40 送信装置
50 管理装置
60 端末装置
C 切削油
Hr、Hs 配管
52 登録情報
54 検出履歴情報
56 報知設定画面

Claims (3)

  1. 工作機械における油タンク内に設ける油状態検出装置であって、
    支柱部と、フロート部と、検出手段とを備え、
    検出手段はフロート部に設けられており、
    フロート部は、油内で浮力を発生させて支柱部に沿って移動可能である、
    ことを特徴とする油状態検出装置。
  2. 請求項1に記載の油状態検出装置であって、
    支柱部の下端または上端には、磁石が設けられた固定部を備えている、
    ことを特徴とする油状態検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の油状態検出装置と、
    油状態検出装置に接続され、検出手段による検出結果を、識別情報とともに通信回線を介して管理装置に送信可能な送信装置と、
    送信装置から受信した検出結果を収集して、識別情報に対応させて検出結果を記憶手段に記憶する管理装置とを備えている、
    ことを特徴とする油状態監視システム。


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