JP2006128849A - 電話機の加飾用カバーおよびこれを備えた電話機 - Google Patents

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Shunei Mori
俊英 森
Hiroshi Nishiyama
博志 西山
Mitsuhiro Haraguchi
光弘 原口
Taiichiro Suzuki
大一郎 鈴木
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Abstract

【課題】本発明は、電話機の正面から透明樹脂で成形された加飾用カバーの取り付け部分を視認できないようにし、デザイン的な違和感を生じさせない電話機の加飾用カバーおよびこれを備えた電話機を提供することを目的とする。
【解決手段】加飾用カバー3は、受話器を補助的に支持するため、受話器の背面形状に対応した形状を有する枠体3aと、保持凹部2の開口部の縁に形成された溝部1bに嵌め込まれる差し込み部3cと、筐体1に差し込んで係止するための爪部3bと、内部に雌ねじを形成した円柱状のボス4とを有している。枠体3aの下面側には、溝部1bと対応する位置に差し込み部3cが形成され、さらに、この差し込み部3cに爪部3bが連接して形成されている。また、ボス4は、枠体3aの裏面から突出した状態で連接する接続片5を介して枠体3aに設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電話機の表面に取り付けて加飾する電話機の加飾用カバーおよびこれを備えた電話機に関するものである。
近年の電化製品においては、消費者のデザイン的な嗜好により電気機器の筐体やその表面を透明樹脂で形成したものが販売されている。例えば、特許文献1には透明樹脂で成形したカバーが取り付けられた遊技装置が掲載されている。
ところで、上述したような透明樹脂で成形された加飾用カバーを持つ電話機が従来から知られている。この従来の電話機を図5、図6に示す。図5は従来の電話機の正面図であり、図6は図5のB−B線断面図である。図5に示すように、電話機は、筐体21の表面に受話器を保持する保持凹部22が形成され、この保持凹部22の開口部の縁に加飾用カバー23が取り付けられている。この加飾用カバー23は、受話器を補助的に保持するため電話機の形状に合わせた形状をなしている。図6に示すように、加飾用カバー23はその裏面にボス24を有している。このボス24を筐体21の凹部21aに差し込み、筐体21内部からネジ26により螺合させることで、加飾用カバー23を筐体21に固定している。このように透明樹脂で成形された加飾用カバー23を筐体21に取り付けることで、消費者のデザイン的な欲求を満たす電話機とすることができる。
特開平7−315140号公報
しかしながら、このような従来の電話機を正面方向(図6中の矢印方向)から見ると、透明樹脂で成形された加飾用カバー23から取り付け部分であるボス24やネジ26が透けて見えてしまい、使用者にデザイン的な違和感を与えてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みて、透明樹脂により成形された加飾用カバーの正面からその取り付け部分を視認できないようにし、デザイン的な違和感を生じさせない電話機の加飾用カバーおよびこれを用いた電話機を提供することを目的とする。
本発明の加飾用カバーは、透明樹脂により成形され、電話機の筐体表面に取り付けられる電話機の加飾用カバーであって、裏面に電話機の筐体に取り付けるためのボスを有し、このボスは、前記裏面に形成された接続片を介することにより前記裏面と離して設けられたことを特徴とする。
本発明の加飾用カバーによれば、ボスは裏面に形成された接続片を介して、裏面から離して設けられるので、電話機を正面から見ても取り付け部分となるボスは視認されず、デザイン的な違和感を生じることがない加飾用カバーとすることができる。
本願の第1の発明は、透明樹脂により成形され、電話機の筐体表面に取り付けられる電話機の加飾用カバーであって、裏面に電話機の筐体に取り付けるためのボスを有し、このボスは、裏面に形成された接続片を介することにより裏面と離して設けられたことを特徴とする。
ボスは、加飾用カバーの裏面に形成された接続片を介することにより、加飾用カバーの裏面から離して設けられるので、加飾用カバーとボスとの間に空間ができる。この空間に存在する空気層と透明樹脂の屈折率の違いにより、界面において光が屈折・反射されるので、電話機を正面から見ても取り付け部分となるボスは視認されない。従って、デザイン的な違和感を生じることがない加飾用カバーおよびこれを備えた電話機とすることができる。
本願の第2の発明は、第1の発明において、ボスは、透明樹脂の透明度に対応して正面からボスが視認されない位置に設けられたことを特徴とする。
本発明の加飾用カバーは、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン;acrylonitrile butadiene styrene)樹脂やエポキシ樹脂、PC(ポリカーボネイト;polycarbonate)やメタクリル樹脂などの透明度の高い樹脂により成形される。これらの透明樹脂はその配合や加色などによりその透明度は様々に変化する。そこで、加飾用カバーの裏面に形成された接続片を介することにより、樹脂の透明度に対応して電話機の正面からボスが視認されない位置にボスを設けたことにより、樹脂の透明度に関わらず、電話機を正面から見ても取り付け部分となるボスは視認されなくなる。従って、デザイン的な違和感を生じることがない加飾用カバーとすることができる。
本願の第3の発明は、第1および第2の発明において、加飾用カバーとボスとの間に、接続片から突出させた中間壁が設けられたことを特徴とする。
加飾用カバーとボスとの間に接続片から突出させた中間壁が設けられたことにより、中間壁がボスの上面に位置するので、電話機を正面から見た際、取り付け部分となるボスを隠すことができ、取り付け部分が確実に視認されない加飾用カバーとすることができる。
本願の第4の発明は、透明樹脂により成形される加飾用カバーを筐体表面に備えた電話機であって、加飾用カバーは、筐体に取り付けるためのボスを有し、このボスは、加飾用カバーの裏面に形成された接続片を介することにより加飾用カバーと離して設けられたことを特徴とする。
この構成により、電話機を正面から見ても取り付け部分となるボスは視認されないので、デザイン的な違和感を生じることがない加飾用カバーを備えた電話機とすることができる。
本願の第5の発明は、第4の発明において、ボスは、透明樹脂の透明度に対応して加飾用カバーの正面からボスが視認されない位置に設けられたことを特徴とする。
この構成により、樹脂の透明度に関わらず、電話機を正面から見ても取り付け部分となるボスは視認されなくなるので、デザイン的な違和感を生じることがない加飾用カバーを備えた電話機とすることができる。
本願の第6の発明は、第4および第5の発明において、加飾用カバーとボスとの間に、接続片から突出させた中間壁が設けられたことを特徴とする。
この構成により、電話機を正面から見た際、取り付け部分となるボスを隠すことができ、取り付け部分が確実に視認されない加飾用カバーを用いた電話機とすることができる。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態に係る電話機の斜視図である。図2は加飾用カバーの斜視図であり、(a)は上面側(b)は下面側である。図3は図1のA−A線断面図である。
図1に示すように、本実施の形態の電話機10は、電子基板回路を内部に備える筐体1と、この筐体1の表面に電話機を保持するための保持凹部2を形成している。保持凹部2はその前面がすべて開口しており、この開口部の縁には透明樹脂で成形された加飾用カバー3が取り付けられている。
図2〜図3に示すように、加飾用カバー3は、受話器(図示しない)を補助的に支持するため、受話器の背面形状に対応した形状を有する枠体3aと、保持凹部2の開口部の縁に形成された溝部1bに嵌め込まれる差し込み部3cと、筐体1に差し込んで係止するための爪部3bと、内部に雌ねじを形成した円柱状のボス4とを有している。
図2(a)中のP部に示すように、枠体3aの上部には、受話器の上部を支持するための凹部が設けられている。枠体3aの下面側には、溝部1bと対応する位置に差し込み部3cが形成され、さらに、この差し込み部3cに爪部3bが連接して形成されている。また、図3に示すように、ボス4は、枠体3aの裏面から突出した状態で連接する接続片5を介して枠体3aに設けられている。
次に、加飾用カバー3を筐体1に取り付ける方法について説明する。
まず、加飾用カバー3の爪部3bを筐体1に設けられた係止部(図示しない)に差し込みながら、枠体3aの差し込み部3cを溝部1bに押し込む。すると、爪部3bと係止部、および差し込み部3cと溝部1bが互いに嵌合する。これと同時に、ボス4は筐体1に設けられた凹部1aに受け入れられるので、筐体1の内部からネジ6を螺合して結合させる。このようにして、爪部3bとボス4のネジ結合により、加飾用カバー3と筐体1とは確実に固定されるので、電話機10を落としたり、受話器を電話機から多少乱暴に取り外したりしても加飾用カバー3は筐体1から外れることはない。
以上のようにして取り付けた加飾用カバー3と筐体1の取り付け部分の様子について図3を用いて説明する。上述したように、接続片4を介してボス4を枠体3aに設けたことにより、枠体3aとボス4との間には空間(図3中のQ)ができ、この空間に存在する空気層によって、光が乱反射される。従って、加飾用カバー3を電話機10の正面から見ても、ボス4やネジ6などの取り付け部分が視認されることはない。
なお、加飾用カバー3の透明度は、成形に用いた透明樹脂の種類および加色の色や程度などによって異なる。そこで、枠体3aとボス4とを接続する接続片5の長さ(図3中のQ)を調整して、電話機10の正面からボス4が視認されない位置にボス4を設けることによって、樹脂の透明度に関わらず、ボス4やネジ6が視認されない加飾用カバー3とすることができ、電話機10を正面から見てもデザイン的な違和感が生じない加飾用カバー3とこれを用いた電話機10とすることができる。
なお、他の実施の形態として、図4に示すように、枠体3aとボス4との間でボス4が設けられた側に接続片5から突出させた中間壁7を設けてもよい。中間壁7はボス4の上面を覆うように設けられている。これにより、加飾用カバー3を電話機10の正面から見た場合、中間壁7がボス4やネジ6を隠すので、取り付け部分が確実に視認されない加飾用カバー3とこれを用いた電話機10とすることができる。
本発明は、電話機の正面から透明樹脂で成形された加飾用カバーの取り付け部分を見え
ないようにすることによってデザイン的な違和感を生じさせないので、電話機の加飾用カバーとして、また、消費者のデザイン的な嗜好を満たす電話機として有用である。
本発明の実施の形態に係る電話機の斜視図 (a)同電話機の加飾用カバーの上面を表した斜視図、(b)同加飾用カバーの下面を表した斜視図 図1のA−A線断面図 他の実施の形態における加飾用カバーの取り付け部分拡大図 従来の電話機の正面図 図5のB−B線断面図
符号の説明
1 筐体
1a 凹部
1b 溝部
2 保持凹部
3 加飾用カバー
3a 枠体
3b 爪部
3c 差し込み部
4 ボス
5 接続片
6 ネジ
7 中間壁
10 電話機

Claims (6)

  1. 透明樹脂により成形され、電話機の筐体表面に取り付けられる電話機の加飾用カバーであって、
    裏面に電話機の筐体に取り付けるためのボスを有し、
    このボスは、前記裏面に形成された接続片を介することにより前記裏面と離して設けられたことを特徴とする加飾用カバー。
  2. 前記ボスは、前記透明樹脂の透明度に対応して正面から前記ボスが視認されない位置に設けられたことを特徴とする請求項1記載の加飾用カバー。
  3. 前記加飾用カバーと前記ボスとの間に、前記接続片から突出させた中間壁が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の加飾用カバー。
  4. 透明樹脂により成形される加飾用カバーを筐体表面に備えた電話機であって、
    前記加飾用カバーは、前記筐体に取り付けるためのボスを有し、
    このボスは、前記加飾用カバーの裏面に形成された接続片を介することにより前記加飾用カバーと離して設けられたことを特徴とする電話機。
  5. 前記ボスは、前記透明樹脂の透明度に対応して前記加飾用カバーの正面から前記ボスが視認されない位置に設けられたことを特徴とする請求項4記載の電話機。
  6. 前記加飾用カバーと前記ボスとの間に、前記接続片から突出させた中間壁が設けられたことを特徴とする請求項4または5に記載の電話機。
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