JP2006125745A - 溶銑搬送容器への地金投入装置 - Google Patents

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邦利 大山
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Abstract

【課題】 一貫製鉄所で用いる溶銑溶銑搬送容器に大量のスクラップを簡便で効率的に投入できる地金投入装置を提供する。
【解決手段】 本発明の溶銑搬送容器への地金投入装置は、溶銑搬送容器の通過経路上に設けられた溶銑搬送容器内へ導く地金投入用ホッパーと、所定量のスクラップを受け入れて貯留するスクラップ貯留シュートと、前記スクラップ貯留シュートを傾動して前記地金投入ホッパーを介して該スクラップ貯留シュート内のスクラップを溶銑搬送容器に投入するスクラップ貯留シュート傾動装置とを有してなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器内へスクラップなどの地金を投入する装置に関する。
いわゆる一貫製鉄においては、鉄源の確保と自家発生スクラップの再資源化のためスクラップを溶解炉に投入(装入)することが多く行われる。その際、転炉などの製鋼炉に直接スクラップを投入することも行われるが、たとえばトピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器にあらかじめスクラップを投入することも行われる。その投入量は、一般に製鉄所内で発生する自家スクラップの量、高炉から出銑される溶銑の量、転炉で消費される溶銑の量などによって決まるが、高炉からの出銑量に比べて転炉での溶銑の消費量が多いときには、トピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器内へのスクラップ投入量を増加する必要が生ずる。
そのような溶銑搬送容器内へのスクラップの投入は、一般にスクラップヤードから適当な手段、たとえばリフマグ(Lifting Magnet)等を利用して適量のスクラップや地金などをトピードカーの炉口から投入するという方法により行われている。この方法は簡便であり、かつ大きな設備費を要しないので一般に採用されているが、高炉からの溶銑供給量が、たとえば高炉の巻き替えに伴う吹止などにより減少し、大量のスクラップを鉄源として利用する必要があるときには、その非効率性が問題になる。
このような問題を解決するために、たとえば特許文献1に記載のスクラップ予熱−装入装置を利用することも考えられる。この特許文献1に開示の手段は、「内部を耐火物で被覆するとともに壁内に水冷手段を設け、電気炉からの高温の排ガスを受け入れる排ガス入口と集塵設備に連なる排ガス出口とを備えた箱型のスクラップ予熱用の容器を、電気炉の上方であってこれに近接する位置に設置し、容器の電気炉から遠い側の下方に容器を押し上げる手段を設けて、容器の電気炉に近い側の下方を支点として傾動することにより、容器が電気炉に部分的に覆いかぶさることが可能であるように構成し、容器の上部は予熱されるスクラップを受け入れるための開閉可能な蓋で覆い、電気炉に面した側壁には予熟されたスクラップを電気炉に装入するための扉を設け、箱の底部近くには底面に平行な格子を置いて、予熱されたスクラップから溶け落ちる滴を受け入れる滴溜り室を形成し、この滴溜り室の内部には、電気炉から遠い側から近い側に向かって前進し逆方向に後退することが可能なピストンとその駆動手段とを設けてなるスクラップ予熱−装入装置。」となっている。
特開平11-229024号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の手段は、電気炉の排ガスを用いてスクラップを予熱するためのものであって余熱にも時間が掛かり、一貫製鉄所の溶銑溶銑搬送容器に大量のスクラップを投入するための手段としては適さない。溶銑溶銑搬送容器へのスクラップ投入用にはより簡便で効率的にスクラップを装入できる地金投入装置が求められる。
本発明は、このような要求に応えるものであって、一貫製鉄所で用いる溶銑溶銑搬送容器に大量のスクラップを簡便で効率的に投入できる地金投入装置を提供することを目的とする。
本発明の溶銑搬送容器への地金投入装置は、溶銑搬送容器の通過経路上に設けられた溶銑搬送容器内へスクラップを導く地金投入用ホッパーと、所定量のスクラップを受け入れて貯留するスクラップ貯留シュートと、前記スクラップ貯留シュートを傾動して前記地金投入ホッパーを介して該スクラップ貯留シュート内のスクラップを溶銑搬送容器に投入するスクラップ貯留シュート傾動装置とを有してなる。
上記装置において、スクラップ貯留シュートには、スクラップ受入量を計測する看貫手段を付設しておくのが好ましい。また、上記装置には、スクラップ貯留シュートに対してスクラップを積込む積込み重機を付設しておくのが好ましい。
本発明により、一貫製鉄所で用いる溶銑溶銑搬送容器に大量のスクラップを簡便で効率的に投入することができ、それにより、たとえば高炉の巻き替えなどによる休風時にも転炉などの溶解・精錬炉の要求する溶銑を安定的に供給することが可能になる。
図1に示すように、本発明ではトピードカー1が通る軌道2の脇にトピードカー1の装入口より高いレベルにデッキ6を有する架台5を設置し、この架台5の上にスクラップ貯留シュート10を設置している。このスクラップ貯留シュート10はスクラップシュート傾動装置30によってトピードカー1の装入口に対して傾動可能とされている。本構成では、架台5には、トピードカー1の装入口に向けて開口するホッパー3が取付けられており、前記スクラップ貯留シュート10から投入されるスクラップを確実にトピードカー1内に投入できるようになっている。スクラップ貯留シュート10及びスクラップシュート傾動装置30の詳細は、図3に示されている。
図3において、スクラップ貯留シュート10は、本体14と先端部に取付けられた回動蓋20からなっている。本体14は、断面がほぼ矩形の上方に開いた溝形をなしており、その中に適当な手段、たとえば、リフマグを備えた移動式の積込み装置によってスクラップをその中に積込めるようになっている。その後端部15は壁体又は扉となっており積み込まれたスクラップが落下することにないようになっている。
スクラップ貯留シュート10の先端部には回動蓋20が取付けられている。この回動蓋20は、正面側からみてほぼ二等辺三角形の一対の壁体によって側壁を形成し、その先端側21を閉塞面とするとともに、上面側22及び後端側23を開放面としている。なお、ここで先端側とはスクラップ貯留シュート10内に貯留されたスクラップがトピードカー内への投入時に進行する方向をいい、後端側とは先端側に対向する側をいう。
この回動蓋20のスクラップ貯留シュート10の本体14への取付け状態は、図3に示すようになっている。すなわち、本体14に回転支承部24を設け、これに回動蓋20の後端側下端部近傍を回動自在に取付けるとともに、本体14を構成する側壁の側面に適当な手段で蓋駆動用シリンダー35を取付け、そのアーム36の先端を回動蓋20の後端側下端部上方に回転支承部37を介して回動自在に取付ける。蓋駆動用シリンダー35としては、電動シリンダーあるいは油圧シリンダーなどが好適に利用できる。
一方、スクラップ貯留シュート10は、前記架台5の上にベース40を設置し、その上に図3に示すように傾動可能に取付けられる。具体的には、まず、スクラップ貯留シュート10の前端下端部近傍に台座13を取付け、これを、回転支承部34を介してベース40に設置した支柱42と回転可能に結合する。また、スクラップ貯留シュート10の後端下端部に台座41を取付け、これをベース40に設置した支柱41の上に載置する。
さらに、前記ベース40に下方に延びる躯体43、取付け部44、さらに回転支承部45を介して油圧シリンダー本体31を回転自在に取付け、シリンダー本体から延びるアーム32の先端をスクラップ貯留シュート10の後端部近傍下端に取付けた台座12と回転支承部33を介して結合する。
以下、溶銑搬送容器への地金投入装置の作動について説明する。まず、スクラップ貯留シュート10を原位置、すなわちほぼ水平位置において、上部開口部からスクラップを積込む。この状態では、スクラップ貯留シュート10の先端部に取付けられた回動蓋20はその先端部21が閉塞面となっているのでスクラップを十分積込むことができる。
このようにして、スクラップを積込んだ状態で、スクラップシュート傾動装置の油圧シリンダーを作動させて、スクラップの滑落に必要な角度が得られるようにアーム32を延伸する。これによりスクラップ貯留シュート10は、その先端近傍の下端に取付けられた回転支承部34を回転中心として回動して、本例では回転角度が45°となったとき、その先端側がほぼスクラップホッパー3に向かうようになる。
この状態で、蓋駆動用シリンダー35を作動させてそのアーム36を延伸させる。これにより、スクラップ貯留シュート10の先端部に取付けられている回動蓋20が、スクラップシュート本体14の前方に押し出されるとともに、スクラップの自重の作用により、その後端下端の回転支承部24を回転中心として回動する。これにより、スクラップ貯留シュート10内にあったスクラップは、回動蓋20の先端部21をガイドとしてスクラップホッパー3を経由して一挙にトピードカー内に装入されることになる。
スクラップの装入後は、上記と逆の操作によってスクラップ貯留シュート10を原位置に復帰させる。
本発明の基本構成は、上記のとおりであり、それにより所期の目的を達成しえるが、トピードカーなどの溶銑搬送容器内へのスクラップ投入量を正確に管理するためには、スクラップ貯留シュート10にスクラップ受入量を計測する看貫手段を付設するのが好ましい。その手段は、特に制限するものではないが、たとえば、スクラップ貯留シュート10を原位置おいて支持する支柱41、42にロードセルを組み込み、油圧シリンダーを自由位置においた状態でスクラップ積込み量を計測できるようにすればよい。
また、本溶銑搬送容器への地金投入装置にスクラップ積込み重機50を付設することもできる。このスクラップ積込み重機についても特に制約がないが、一般的には、図1に示すように、スクラップヤードに設けた走行バンク51上を走行する走行台車52に適当な回転アームを備え、その先端にリフマグを取付け、必要により遠隔操作できる形式のものとすればよい。
なお、本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置は、主としてスクラップを投入するために用いるものであるが、必要とあれば、その他の副原料、たとえばコークス、フラックス、地金などを投入するために用いることもできる。
本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置の全体構成を示す正面図である。 本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置の全体構成を示す平面図である。 本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置のシュート部の正面図である。
符号の説明
1:トピードカー
2:軌道
3:スクラップホッパー
5:架台
6:デッキ
10:スクラップ貯留シュート
11:台座
12:台座
13:台座
14:本体
15:後端部
20:回動蓋
21:先端部
22:上面部
23:基端部
24:回転支承部
30:スクラップ貯留シュート傾動装置
31:油圧シリンダー本体
32:アーム
33:回転支承部
35:蓋駆動用シリンダー
36:アーム
37:回転支承部
40:ベース
41:支柱
42:支柱
43:躯体
44:取付け部
45:回転支承部
50:スクラップ積込み重機
51:走行バンク
52:走行台車
53:回転アーム
54:リフマグ

Claims (3)

  1. 溶銑搬送容器の通過経路上に設けられた溶銑搬送容器内へスクラップを導く地金投入用ホッパーと、
    所定量のスクラップを受け入れて貯留するスクラップ貯留シュートと、
    前記スクラップ貯留シュートを傾動して前記地金投入ホッパーを介して該スクラップ貯留シュート内のスクラップを溶銑搬送容器に投入するスクラップ貯留シュート傾動装置とを有してなることを特徴とする溶銑搬送容器への地金投入装置。
  2. スクラップ貯留シュートには、スクラップ受入量を計測する看貫手段が付設されていることを特徴とする請求項1記載の溶銑搬送容器への地金投入装置。
  3. スクラップ貯留シュートに対してスクラップを積込む積込み重機が付設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の溶銑搬送容器への地金投入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007113056A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Kobe Steel Ltd 冷鉄源投入方法および装置

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