JP2006124871A - ラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セット。 - Google Patents
ラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セット。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ラインストーンを所定の情報に沿った所定の位置に配置する作業を容易にして、労力の軽減と作業時間の短縮化を図ることが可能なラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置型とラインストーン配置用具セットを提供すること。
【解決手段】 少なくとも一端を開口部とした筐体と、上記筐体の開口部を覆うように取り付けられた可撓性蓋体とを具備したもの。
ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴とを具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されているもの。
【選択図】 図2
【解決手段】 少なくとも一端を開口部とした筐体と、上記筐体の開口部を覆うように取り付けられた可撓性蓋体とを具備したもの。
ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴とを具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されているもの。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セットに係り、特に、ラインストーンを所望のデザインに沿った所定の位置に容易に配列させることができるように工夫したものに関する。
昨今、衣服等に任意のデザインでラインストーンを取り付けて装飾することが行なわれている。この場合、複数個のラインストーンを所定のデザインに沿った所定の位置に配置する必要がある。そのような配置作業は次のようにして行なわれていた。
まず、紙があり、この紙の上にラインストーンを配置する位置を印したラインストーン配置用型を載置する。このラインストーン配置用型には、ラインストーンが丁度勘合する穴が所定のデザインに沿った所定の位置に形成されている。そして、作業員がピンセットを使用してラインストーンを一個ずつ上記穴内に嵌め込んでいく。
次に、全ての穴内にラインストーンを配置した後、その上から接着テープを載置して配置した全てのラインストーンを接着・保持する。後は、ラインストーンを所定のレイアウトで接着・保持した接着テープを衣服の所定の場所に載置する。そして、超音波接着機を使用してラインストーンを衣服に接着・固定していくものである。
尚、同種の内容を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、複数個のラインストーンをラインストーン配置用型の複数個の穴内に配置していく作業が極めて煩雑であり、作業に多くの労力と長い時間を要してしまうという問題があった。特に、洋品店等において客からの依頼に基づいてそのような作業を行なう場合、作業に長時間を要するために客を長時間待たせてしまうという問題があった。
すなわち、複数個のラインストーンをラインストーン配置用型の複数個の穴内に配置していく作業が極めて煩雑であり、作業に多くの労力と長い時間を要してしまうという問題があった。特に、洋品店等において客からの依頼に基づいてそのような作業を行なう場合、作業に長時間を要するために客を長時間待たせてしまうという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、ラインストーンを所定の情報に沿った所定の位置に配置する作業を容易にして、労力の軽減と作業時間の短縮化を図ることが可能なラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セットを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるラインストーン配置用スライド具は、少なくとも一端を開口部とした筐体と、上記筐体の開口部を覆うように取り付けられた可撓性蓋体と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1記載のラインストーン配置用スライド具において、上記開口部の縁部にはクッション材が取り付けられていて、該クッション材の上から上記可撓性蓋体が取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1又は請求項2記載のラインストーン配置用スライド具において、上記筐体は中空円筒形状をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるラインストーン配置用スライド具は、請求項3記載のラインストーン配置用スライド具において、上記筐体の開口部側の外側縁部には円弧状のR加工が施されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1〜請求項4の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具において、上記可撓性蓋体は伸縮性を備えた布体であることを特徴とするものである。
又、請求項6によるラインストーン配置用型は、ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴と、を具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されていることを特徴とするものである。
又、請求項7によるラインストーン配置用型は、請求項1〜請求項5の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具と、上記請求項6記載のラインストーン配置用型と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1記載のラインストーン配置用スライド具において、上記開口部の縁部にはクッション材が取り付けられていて、該クッション材の上から上記可撓性蓋体が取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1又は請求項2記載のラインストーン配置用スライド具において、上記筐体は中空円筒形状をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるラインストーン配置用スライド具は、請求項3記載のラインストーン配置用スライド具において、上記筐体の開口部側の外側縁部には円弧状のR加工が施されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるラインストーン配置用スライド具は、請求項1〜請求項4の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具において、上記可撓性蓋体は伸縮性を備えた布体であることを特徴とするものである。
又、請求項6によるラインストーン配置用型は、ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴と、を具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されていることを特徴とするものである。
又、請求項7によるラインストーン配置用型は、請求項1〜請求項5の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具と、上記請求項6記載のラインストーン配置用型と、を具備したことを特徴とするものである。
以上詳述したように本発明によるラインストーン配置用具によると、少なくとも一端を開口部とした筐体と、上記筐体の開口部を覆うように取り付けられた可撓性蓋体と、を具備した構成になっているので、例えば、ラインストーン配置用型上に複数個のラインストーンを載置した状態で、上記可撓性蓋体を 介して適度に押し付けながらスライドさせることにより、複数個のラインストーンをラインストーン配置用型内に容易に嵌め込んで配置することができ、ラインストーン配置作業に要する労力の軽減と時間の短縮を図ることができる。
又、上記開口部の縁部にはクッション材が取り付けられていて、該クッション材の上から上記可撓性蓋体を取り付けるようにした場合には、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記筐体を中空円筒形状とすることにより、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記筐体の開口部側の外側縁部に円弧状のR加工を施した場合には、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記可撓性蓋体を伸縮性を備えた布体とした場合も、上記効果をより高めることができる。
又、本発明によるラインストーン配置用型は、ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴と、を具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されている構成になっているので、ラインストーンが天地逆向きに穴内に入った場合には、他のラインストーンとの衝突等によってそこから飛び出し、そのような作用を繰り返すことにより、全ての穴内にラインストーンが正しい姿勢で嵌め込まれることになる。それによって、ラインストーン配置作業に要する労力の軽減と時間の短縮を図ることができる。
尚、上記任意の情報とは、例えば、任意のデザイン、盲人用の点字等、様々なものが想定される。
又、本発明によるラインストーン配置用具セットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具と、上記請求項6記載のラインストーン配置用型と、を組み合わせたものをクレームしたものであり、既に述べたような効果を奏することができるものである。
又、上記開口部の縁部にはクッション材が取り付けられていて、該クッション材の上から上記可撓性蓋体を取り付けるようにした場合には、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記筐体を中空円筒形状とすることにより、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記筐体の開口部側の外側縁部に円弧状のR加工を施した場合には、上記効果をさらに高めることができる。
又、上記可撓性蓋体を伸縮性を備えた布体とした場合も、上記効果をより高めることができる。
又、本発明によるラインストーン配置用型は、ラインストーン配置用型本体と、上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴と、を具備し、上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されている構成になっているので、ラインストーンが天地逆向きに穴内に入った場合には、他のラインストーンとの衝突等によってそこから飛び出し、そのような作用を繰り返すことにより、全ての穴内にラインストーンが正しい姿勢で嵌め込まれることになる。それによって、ラインストーン配置作業に要する労力の軽減と時間の短縮を図ることができる。
尚、上記任意の情報とは、例えば、任意のデザイン、盲人用の点字等、様々なものが想定される。
又、本発明によるラインストーン配置用具セットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具と、上記請求項6記載のラインストーン配置用型と、を組み合わせたものをクレームしたものであり、既に述べたような効果を奏することができるものである。
以下、図1乃至図7を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本実施の形態におけるラインストーン配置用スライド具1は、図1及び図2に示すような構成になっている。まず、筐体3があり、この筐体3は有底円筒状をなしていて、それを開口部5が下向きになるような方向で使用する。上記筐体3の開口部5側の縁部にはクッション材7が取り付けられている。そして、上記クッション材7を覆うように可撓性蓋体9が設置されている。
一方、本実施の形態によるラインストーン配置用型11は図3及び図4に示すような構成になっている。まず、基材13があり、
この基材13には表面材15が貼り付けられている。この表面材15には所定の情報(例えば、任意のデザイン、盲人用の点字等)に沿って複数個の穴17が形成されている。この実施の形態の場合には、図3に示すように、ハート型のデザイン部19が設けられていると共にその下方には盲人用の点字部21が5文字分設けられている。上記穴17には着色が施されていて、例えば、作業員が弱視等の視覚障害者であっても場所の認識ができるよう工夫されている。又、上記ラインストーン配置用型11は紙製である。
この基材13には表面材15が貼り付けられている。この表面材15には所定の情報(例えば、任意のデザイン、盲人用の点字等)に沿って複数個の穴17が形成されている。この実施の形態の場合には、図3に示すように、ハート型のデザイン部19が設けられていると共にその下方には盲人用の点字部21が5文字分設けられている。上記穴17には着色が施されていて、例えば、作業員が弱視等の視覚障害者であっても場所の認識ができるよう工夫されている。又、上記ラインストーン配置用型11は紙製である。
そして、本実施の形態では、図5に示すように、ラインストーン配置用型11上に複数個のラインストーン23を置いて、これをラインストーン配置用スライド具1によって押し付けながらスライドさせる。それによって、ラインストーン配置用型11の穴17内にラインストーン23を表向きの姿勢で嵌め込んでいくものである。
既に説明した可撓性蓋体9であるが、本実施の形態では、伸縮性が高くて表面が「ツルツル」した布、例えば、女性用ストッキングに使用されている布地を使用している。これは次のような理由による。まず、伸縮性の点から説明する。ラインストーン配置用スライド具1を横方向にスライドさせる際、凹17穴に既に嵌め込まれているラインストーン23に、その周辺にある他のラインストーン23を介して横方向の力を作用させる。その際、可撓性蓋体9の伸縮作用によってラインストーン23を上方から押し付けることにより上記横方向の力が良好に作用することになるからである。又、可撓性蓋体9の伸縮作用によって筐体3の内部において多数のラインストーン23を収容可能な状態となる。図2はまさにそのような状態を示している。それによって、ラインストーン配置用スライド具1をスライド操作させる際に、ラインストーン23が横方向に飛び出してしまうことを防止できるからである。又、伸縮性があることによって多量のラインストーンを収容してもラインストーン配置用具1がラインストーン配置用型11から浮き上がったりすることを防止することができるからである。
又、表面が「ツルツル」している点であるが、これはラインストーン23が可撓性蓋体9に張り付かないようにするためである。
又、表面が「ツルツル」している点であるが、これはラインストーン23が可撓性蓋体9に張り付かないようにするためである。
尚、女性用ストッキングの素材を開示するものとして、例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4等がある。又、それに限らず、公知のあらゆる女性用 ストッキング用の素材の適用が考えられる。又、女性用ストッキングの素材以外にも様々な素材が想定される。
又、上記筐体3を中空円筒形状としたのは次のような理由による。すなわち、ラインストーン配置用スライド具1をラインストーン配置用型11の上でスライドさせるとき、筐体3の縁が既に穴17内に配列されているラインストーン23上に乗り易く、既に穴17内に配列されているラインストーン23上を通過することになる。その際、筐体3が中空円筒形状をなしていると、少しずつラインストーン23上に乗り上げていくことになるので、抵抗が少なくて済み、且つ、既に配置されているラインストーン23を弾き飛ばすことが少ないからである。
又、筐体3の端面はR円弧状に形成されている。それによっても、スライド時の抵抗を軽減させる効果が期待できる。
又、筐体3の端面はR円弧状に形成されている。それによっても、スライド時の抵抗を軽減させる効果が期待できる。
又、クッション材7であるが、これは上下方向に対する凹凸を吸収するためである。
尚、可撓性蓋体9がある程度の厚みを持っていればクッションの役目も果たすので、その場合にはクッション材は不要となる。
尚、可撓性蓋体9がある程度の厚みを持っていればクッションの役目も果たすので、その場合にはクッション材は不要となる。
又、ラインストーン配置用型11の穴17とラインストーン23との関係について説明する。ラインストーン23は、図6および図7に示すように、円錐の上端部を切除したような形状になっている。そして、先端側の外径が(d1)であり、基端側の外径が(d2)となっている。そして、上記穴17の内径であるが、ラインストーン23の大きいほうの外径(d2)が丁度嵌まる程度の大きさに設定されている。又、穴17の深さ(h)であるが、ラインストーン23の高さの略半分程度の寸法に設定されている。
そして、ラインストーン配置用スライド具1による横方向のスライド作用に対して、ラインストーン23が表向きになっている場合には、図6に示すように、穴17の側壁がストッパとして作用するために、ラインストーン23が穴17から外れてしまうことはない。これに対して、図7に示すように、ラインストーン23が裏向きになっている場合には、ラインストーン23に対する抵抗が小さいために、凹17から容易に外れることになる。その結果、表向きのラインストーン23のみが穴17内に配列されることになり、又、ラインストーン配置用スライド具1の筐体3内において、複数個のラインストーン23同士が互いに衝突したり、或いは穴17に当たったりすることにより、結果として裏向きのラインストーン23が表向きになって穴17内に配列されることになる。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、ラインストーン配置用型11上に複数個のラインストーン23を載置する。次に、図5に示すように、例えば、右手31でラインストーン配置用スライド具1を把持して、左手33で支持しているラインストーン配置用型11上に載置された複数個のラインストーン23を押し付けるようにしてスライドさせる。その作業によって、図2に示すように、ラインストーン23が穴17内に自動的に嵌め込まれていく。
まず、ラインストーン配置用型11上に複数個のラインストーン23を載置する。次に、図5に示すように、例えば、右手31でラインストーン配置用スライド具1を把持して、左手33で支持しているラインストーン配置用型11上に載置された複数個のラインストーン23を押し付けるようにしてスライドさせる。その作業によって、図2に示すように、ラインストーン23が穴17内に自動的に嵌め込まれていく。
その際、可撓性蓋体9が効果的に機能する。すなわち、図2に示すように、可撓性蓋体9が適度に撓んで複数個のラインストーン23を収容しながら移動することになり、その際、効率良く穴17内に嵌め込んでいくと共に、ラインストーン23が筐体3の外側に飛び出してしまうようなことを防止している。又、図6に示すように、ラインストーン23が正しい姿勢で嵌め込まれた場合にはそれが不用意に移動することはない。これに対して、図7に示すように、ラインストーン23が天地逆向きに嵌め込まれた場合には、ラインストーン23が穴17内にて不安定な状態になるので、周囲のラインストーン23との衝突等によって穴17内から外れてしまう。そして、正しい姿勢に反転した後に穴17内に嵌め込まれることになる。
上記作業を繰り返すことにより全ての穴17内にラインストーン23が嵌め込まれることになる。そして、残ったラインストーン23を全て除去する。次いで、接着テープを上記嵌め込まれたラインストーン23の上から載置して穴17内に嵌め込まれた全てのラインストーン23を接着・保持する。
後は、その接着テープを、例えば、衣服の任意の場所に載置する。そして、図示しない超音波接着機によって、全てのラインストーン23を衣服に接着・固定していく。それによって、衣服の所定位置にラインストーン23を所定のデザインにて接着・固定することが可能になる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、ラインストーン23をラインストーン配置用型11の穴17内に嵌め込んでいく作業が簡単なものとなり、作業に要する労力の軽減と作業に要する時間の短縮化を図ることができる。そして、その後の超音波接着の作業を含めて一連の作業が簡単なものとなり、ラインストーン23の接着・固定作業を速やかに行なうことが可能になる。
特に、作業に熟練を要することもないので、初心者、不器用な作業員であっても効率良く作業を行なうことができる。
又、この種の作業は洋品店等において行なわれる場合があるが、洋品店に来店した客からの依頼を受けて一連の作業を開始しても、比較的短時間で全ての作業を完了することができるので、客を長時間待たせるようなこともない。
又、授産所等における障害者の作業としても好適である。すなわち、ラインストーン配置用具1をスライドさせるという比較的簡単な作業で、ラインストーンの配置を行うことができるからである。
又、筐体3が中空円筒形状をなしているので、スライド時における抵抗が軽減され、よって、既に穴17内に嵌め込まれたラインストーン23が不用意に飛び出してしまうようなことを防止することができ、又、作業効率も高くなる。
又、筐体3の開口部5側の外側縁部にR加工が施されているので、それによっても、上記効果を高めることができる。
又、可撓性蓋体9は伸縮性を備えた布体、具体的には、女性用のストッキングの生地を使用しているので、スライド動作時に、多数のラインストーン23を収容することができると共に、ラインストーン23のはみ出し等を防止することができる。
又、クッション材7によって上下方向の凹凸を効果的に吸収して円滑な動作を提供することができる。
又、ラインストーン配置用型11の穴17は、その深さ(h)がラインストーン23の高さの略半分に設定されているので、天地逆向きに入ったラインストーン23の反転・正規な姿勢での嵌め込みを効果的に促進させることができる。
まず、ラインストーン23をラインストーン配置用型11の穴17内に嵌め込んでいく作業が簡単なものとなり、作業に要する労力の軽減と作業に要する時間の短縮化を図ることができる。そして、その後の超音波接着の作業を含めて一連の作業が簡単なものとなり、ラインストーン23の接着・固定作業を速やかに行なうことが可能になる。
特に、作業に熟練を要することもないので、初心者、不器用な作業員であっても効率良く作業を行なうことができる。
又、この種の作業は洋品店等において行なわれる場合があるが、洋品店に来店した客からの依頼を受けて一連の作業を開始しても、比較的短時間で全ての作業を完了することができるので、客を長時間待たせるようなこともない。
又、授産所等における障害者の作業としても好適である。すなわち、ラインストーン配置用具1をスライドさせるという比較的簡単な作業で、ラインストーンの配置を行うことができるからである。
又、筐体3が中空円筒形状をなしているので、スライド時における抵抗が軽減され、よって、既に穴17内に嵌め込まれたラインストーン23が不用意に飛び出してしまうようなことを防止することができ、又、作業効率も高くなる。
又、筐体3の開口部5側の外側縁部にR加工が施されているので、それによっても、上記効果を高めることができる。
又、可撓性蓋体9は伸縮性を備えた布体、具体的には、女性用のストッキングの生地を使用しているので、スライド動作時に、多数のラインストーン23を収容することができると共に、ラインストーン23のはみ出し等を防止することができる。
又、クッション材7によって上下方向の凹凸を効果的に吸収して円滑な動作を提供することができる。
又、ラインストーン配置用型11の穴17は、その深さ(h)がラインストーン23の高さの略半分に設定されているので、天地逆向きに入ったラインストーン23の反転・正規な姿勢での嵌め込みを効果的に促進させることができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
まず、ラインストーン配置用具の形状、大きさ、各部品の材質等についてはこれを特に限定するものではない。
又、ラインストーン配置用型のデザインとしては様々なものが考えられる。
又、ラインストーン自体の形状も様々であり、それによって、ラインストーン配置用型の穴の形状等も変更されることになる。
まず、ラインストーン配置用具の形状、大きさ、各部品の材質等についてはこれを特に限定するものではない。
又、ラインストーン配置用型のデザインとしては様々なものが考えられる。
又、ラインストーン自体の形状も様々であり、それによって、ラインストーン配置用型の穴の形状等も変更されることになる。
本発明は、ラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セットに係り、特に、ラインストーンを所望のデザインに沿った所定の位置に容易に配置させることができるように工夫したものに関し、例えば、授産所等における障害者用の作業具として好適である。
1 ラインストーン配置用スライド具
3 筐体
7 クッション材
9 可撓性蓋体
11 ラインストーン配置型
13 基材
15 表面材
17 穴
19 ハート部
21 点字部
23 ラインストーン
3 筐体
7 クッション材
9 可撓性蓋体
11 ラインストーン配置型
13 基材
15 表面材
17 穴
19 ハート部
21 点字部
23 ラインストーン
Claims (7)
- 少なくとも一端を開口部とした筐体と、
上記筐体の開口部を覆うように取り付けられた可撓性蓋体と、
を具備したことを特徴とするラインストーン配置用スライド具。 - 請求項1記載のラインストーン配置用スライド具において、
上記開口部の縁部にはクッション材が取り付けられていて、該クッション材の上から上記可撓性蓋体が取り付けられていることを特徴とするラインストーン配置用スライド具。 - 請求項1又は請求項2記載のラインストーン配置用スライド具において、
上記筐体は中空円筒形状をなしていることを特徴とするラインストーン配置用スライド具。 - 請求項3記載のラインストーン配置用スライド具において、
上記筐体の開口部側の外側縁部には円弧状のR加工が施されていることを特とするラインストーン配置用スライド具。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具において、
上記可撓性蓋体は伸縮性を備えた布体であることを特徴とするラインストーン配置用スライド具。 - ラインストーン配置用型本体と、
上記ラインストーン配置用型本体上に任意の情報に基づいて形成された複数個の穴と、
を具備し、
上記穴の深さはラインストーンの高さの略半分程度に設定されていることを特徴とするラインストーン配置用型。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のラインストーン配置用スライド具と、
上記請求項6記載のラインストーン配置用型と、
を具備したことを特徴とするラインストーン配置用具セット。
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JP2004314913A JP2006124871A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | ラインストーン配置用スライド具とラインストーン配置用型とラインストーン配置用具セット。 |
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GB2467365A (en) * | 2009-01-31 | 2010-08-04 | Charterhouse Holdings Plc | Applying items to a substrate, by transfering them from a stencil |
JP4981189B1 (ja) * | 2011-11-14 | 2012-07-18 | 株式会社山神 | ラインストーン装飾シート |
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