JP2006124111A - 物品搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率良くかつ正確に物品を搬送できる物品搬送装置を提供する。
【解決手段】 ハウジング2と、ハウジング2に回転可能に支持される入力軸10と、ハウジング2に揺動可能かつ往復動可能に支持される出力部15と、入力軸10に連動して出力部15を揺動させる第1カム機構25と、入力軸10に連動して出力部15を往復動させる第2カム機構35と、出力部15と一体に揺動及び往復動する物品搬送部46とを備える。第1カム機構25は、出力部15が往復動する際に、出力部15側との接触状態を維持しつつ、接触位置が出力部15の移動方向と同一方向に移動するカム面27、28を有する第1カム26を備える。出力部15が往復動する際に、第1カム機構15により意図しない揺動動作が付加されることがないので、物品を効率良く搬送することが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物品搬送装置に関し、特に、カム機構を駆動源とするロータリー型振動フィーダ等に有効な物品搬送装置に関する。
従来、所謂バラ部品等の物品を搬送しながら整列させて、一個ずつ供給するために利用される物品搬送装置(以下、「パーツフィーダ」という。)として、振動式、回転式、揺動式、ベルト式等の各種のタイプのものが提案されており、これらの中で振動式のものが最も多く利用されている。
振動式パーツフィーダは、振動する面上に搬送する物品を載せて、それらの間の相対的な滑り及び跳躍現象を利用することにより、物品の整列、搬送を行うように構成した装置である。
振動式パーツフィーダの一例を図14に示す。この振動式パーツフィーダ51は、基礎52と、基礎52の上方に所定の間隔をおいて配置されるボウル54と、基礎52とボウル54との間に設けられて、基礎52の上部にボウル54を弾性的に支持する複数組の支持ばね53と、基礎52の上部に設けられてボウル54を引き寄せ可能な電磁石56とを備えている。
このような構成の振動式パーツフィーダ51にあっては、電磁石56に所定の周波数の交流電圧を印加することによりその周波数に応じてボウル54が振動し、このボウル54の振動によりボウル54内に収容されている物品57が整列されながら搬送され、ゲート55から一個ずつ供給されるというものである。
ところで、上記のような構成の振動式パーツフィーダ51にあっては、各部の調整に手間がかかる、物品57が磁化されてしまう、騒音が発生する等の各種の問題がある。特に、騒音の問題は、ボウル54に対して物品57を跳躍させながら搬送するため、避けられない問題となっている。
一方、上記のような問題に対処するため、駆動源にカム機構を利用した各種の振動式パーツフィーダが提案されている。例えば、特許文献1に記載されている振動式パーツフィーダは、中心軸を回動中心として回動自在に支持されるボウルと、このボウルを往復の加速度に大きな差を有する水平回動振動させるカム機構とを備えたものであって、摩擦力と慣性力との協働によりボウル内の物品を搬送させるように構成したものである。
このような振動式パーツフィーダにあっては、カム機構を利用していること、ボウルが水平方向に揺動し、上下方向には往復動しないため、ボウル上で物品が跳躍しないこと等により、騒音の発生の問題を解消できるものである。
しかし、このような構成の振動式パーツフィーダにあっては、ボウルが水平方向に揺動し、上下方向には往復動しないため、ボウル上の物品は、重力の作用によって常に所定の力でボウルに当接する。このため、ボウル上の物品を効率力良く搬送することができない。また、正確で安定した動作が得られないため、物品を高精度で搬送することができない(例えば、特許文献1参照。)。
特公昭63−24891号公報
一般に、ボウル上の物品を搬送するには、ボウルが物品の搬送方向へ移動する場合と、それと逆方向へ移動する場合とで、物品のボウルに対する当接圧が異なることが好ましい。すなわち、ボウルが物品の搬送方向へ移動する際には、物品をボウルに強い力で当接させることにより、ボウルに対する滑りを抑制して物品を積極的に搬送し、逆に、ボウルが物品の搬送方向と逆の方向へ移動する際には、物品をボウルに軽微な力で当接させることにより、ボウルに対する滑りを促して、物品が搬送方向と逆の方向へ戻ることを抑制することが好ましい。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、騒音を発生させることなく、効率良くかつ高精度で物品を搬送することができる物品搬送装置を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、物品を搬送するための物品搬送装置であって、ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持される入力軸と、該ハウジングに揺動可能かつ往復動可能に支持される出力部と、前記入力軸に連動して前記出力部を揺動させる第1カム機構と、前記入力軸に連動して前記出力部を往復動させる第2カム機構と、前記出力部と一体に揺動及び往復動する物品搬送部とを備え、前記第1カム機構は、前記出力部が往復動する際に、前記出力部側との接触状態を維持しつつ、接触位置が前記出力部の往復動方向と同一方向に移動するカム面を有する第1カムを備えていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の物品搬送装置であって、前記第1カム機構は、前記出力部に設けられて出力部と一体に移動する第1接触子と、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、前記第1接触子が常時接触するカム面を側面に有する第1カムとからなり、前記出力部が往復動する際に、前記第1接触子と前記第1カム面のカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ前記出力部の往復動方向と同一方向に移動することを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の物品搬送装置であって、前記出力部には一対の第1接触子が設けられるとともに、前記第1カムの両側面にはそれぞれカム面が形成され、各カム面にそれぞれ各第1接触子が接触していることを特徴とする。
さらに、請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記第2カム機構は、前記出力部に設けられて出力部と一体に移動する第2接触子と、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、前記第2接触子が常時接触するカム面を周面に有する第2カムとからなり、前記出力部が揺動する際に、前記第2接触子と前記第2カムのカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ前記第2カムの回転軸線に沿って平行に移動することを特徴とする。
さらに、請求項5に係る発明は、請求項4に記載の物品搬送装置であって、前記出力部には一対の第2接触子が設けられるとともに、前記入力軸には各第2接触子と接触するカム面を周面に有する一対の第2カムが設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の物品搬送装置であって、前記第2接触子は、ハウジングと第2接触子との間に設けられている付勢部材によって前記第2カムの方向に付勢されていることを特徴とする。
さらに、請求項7に係る発明は、請求項4又は5に記載の物品搬送装置であって、前記第2接触子には、前記第2カムを係合させる係合部が設けられ、該係合部の内面と前記第2カムの周面とが常時接触するように構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項8に係る発明は、請求項1から7の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記出力部は、水平方向に揺動し、垂直方向に往復動するように構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項9に係る発明は、請求項8に記載の物品搬送装置であって、前記物品搬送部が前記出力部と一体に物品の搬送方向に揺動する際に、前記物品搬送部が第1地点から第2地点に移動するのに要する時間は、第2地点から第1地点に移動するのに要する時間よりも長く設定されていることを特徴とする。
さらに、請求項10に係る発明は、請求項9に記載の物品搬送装置であって、前記物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向への移動を開始してから移動を終了するまでの間、前記物品搬送部が所定の時間、等速移動を行うように構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項11に係る発明は、請求項8から10の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記物品搬送部が上方向へ移動する速度が増加している際には、前記物品搬送部が揺動動作において等速運動を行うように構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項12に係る発明は、請求項11に記載の物品搬送装置であって、前記物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向と逆方向へ移動している際には、物品搬送部が下方向へ移動する速度が増加するように構成されていることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載の物品搬送装置によれば、第1カム機構により出力部を介して物品搬送部を揺動させ、第2カム機構により出力部を介して物品搬送部を往復動させるように構成したので、物品搬送部の揺動動作及び往復動動作を最適化することができる。
この場合、第1カム機構及び第2カム機構は、それぞれ入力軸と連動しているので、物品搬送部の揺動と往復動とのタイミングを正確に合わせることができ、物品を効率良く搬送することができる。
さらに、第1カム機構は、出力部が往復動する際に、出力部側との接触状態を維持しつつ、接触位置が出力部の往復動方向と同一方向に移動するカム面を有する第1カムを備えているので、出力部の往復動の際に、第1カム機構の第1カムと出力部側との接触位置が揺動方向へ変化することはない。従って、出力部に意図しない揺動動作が付加されるようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
また、本発明の請求項2に記載の物品搬送装置によれば、第1カム機構は、出力部に設けられて出力部と一体に移動する第1接触子と、入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、第1接触子が常時接触するカム面を側面に有する第1カムとから構成され、出力部が往復動する際に、第1接触子と第1カム面のカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ出力部の往復動方向と同一方向に移動するように構成されているので、出力部の往復動の際に、第1カム機構の第1カムのカム面と出力部側の第1接触子との接触位置が揺動方向へ変化することはない。
従って、出力部に意図しない揺動動作が付加されるようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項3に記載の物品搬送装置によれば、出力部には一対の第1接触子が設けられるとともに、第1カムの両側面にはそれぞれカム面が形成され、各カム面にそれぞれ各第1接触子が接触しているので、両第1接触子間で第1カムを両側面から挟持することができることになる。従って、出力部の往復動の際に、第1カム機構の第1カムのカム面と出力部側の第1接触子との接触位置が揺動方向へ変化することはなく、出力部に意図しない揺動動作が付加されるようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項4に記載の物品搬送装置によれば、第2カム機構は、出力部に設けられて出力部と一体に移動する第2接触子と、入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、第2接触子が常時接触するカム面を周面に有する第2カムとから構成され、出力部が揺動する際に、第2接触子と第2カムのカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ第2カムの回転軸線に沿って平行に移動するように構成されているので、出力部の揺動の際に、第2カム機構の第2カム及び第2接触子が出力部の揺動動作を阻害するようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項5に記載の物品搬送装置によれば、出力部には一対の第2接触子が設けられるとともに、入力軸には各第2接触子と接触するカム面を周面に有する一対の第2カムが設けられているので、出力部の揺動の際に、第2カム機構の第2カム及び第2接触子が出力部の揺動動作を阻害するようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項6に記載の物品搬送装置によれば、第2接触子は、ハウジングと第2接触子との間に設けられている付勢部材によって第2カムの方向に付勢されているので、出力部の揺動の際に、第2カム機構の第2カム及び第2接触子が出力部の揺動動作を阻害するようなことはなく、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項7に記載の物品搬送装置によれば、第2接触子には、第2カムを係合させる係合部が設けられ、係合部の内面と第2カムの周面とが常時接触するように構成されているので、出力部を確実に揺動及び往復動させることができ、物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項8に記載の物品搬送装置によれば、出力部は、水平方向に揺動し、垂直方向に往復動するように構成されているので、重力の作用を利用して物品を効率良く搬送することができる。
さらに、本発明の請求項9に記載の物品搬送装置によれば、物品搬送部が出力部と一体に物品の搬送方向に揺動する際に、物品搬送部が第1地点から第2地点に移動するのに要する時間は、第2地点から第1地点に移動するのに要する時間よりも長く設定されているので、物品を効率良く搬送することができる。
さらに、本発明の請求項10に記載の物品搬送装置によれば、物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向への移動を開始してから移動を終了するまでの間、物品搬送部が所定の時間、等速移動を行うように構成されているので、物品搬送部が等速運動を行っている間は、物品搬送部の物品には、物品搬送部の加速度に起因して物品に作用する力は生じないことになる。従って、物品搬送部に対して物品が滑るようなことはなく、物品を正確に搬送することが可能となる。
さらに、本発明の請求項11に記載の物品搬送装置によれば、物品搬送部が上方向へ移動する速度が増加している際には、物品搬送部が揺動動作において等速運動を行うように構成されているので、物品搬送部の上方向へ向かう速度が増加している場合、物品搬送部上の物品は物品搬送部に押し付けられ、物品搬送部と物品との間の当接圧が増加し、摩擦力が増加することになる。従って、このような場合に、物品搬送部が揺動動作において等速運動を行えば、物品の物品搬送部に対する滑りを抑制することができるので、物品を搬送方向へ積極的に搬送することができる。
さらに、本発明の請求項12に記載の物品搬送装置によれば、物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向と逆方向へ移動している際には、物品搬送部が下方向へ移動する速度が増加するように構成されているので、物品搬送部の下方向へ向かう速度が増加している場合、物品搬送部と物品と野間の当接圧が減少し、摩擦力が減少するため、物品は物品搬送部上を滑りやすくなる。従って、物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向と逆方向に移動している際に、物品搬送部の下方向へ向かう速度が増加することになり、物品が物品搬送部に対して滑ることにより、物品搬送方向と逆方向へ移動することが抑制され、この結果、物品を搬送方向へ効率良く搬送することができる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図10には、本発明による物品搬送装置の一実施の形態が示されていて、図1は物品搬送装置の全体を示した平面図、図2は図1の正面図、図3は図1の側面図、図4は内部構造の正面図、図5は内部構造の側面図、図6は内部構造の側面図、図7変形例の内部構造の側面図、図8は図5のA−A線断面図、図9は内部構造の平面図、図10は内部構造の側面図であって、第1カム機構を示した説明図である。
すなわち、この物品搬送装置1は、図4及び図5に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に回転可能に設けられる入力軸10と、ハウジング2に揺動可能かつ往復動可能に設けられる出力部15と、入力軸10に連動して出力部15を揺動させる第1カム機構25と、入力軸10に連動して出力部15を往復動させる第2カム機構35と、出力部15と一体に揺動及び往復動する物品搬送部46とを備えている。
ハウジング2は、図4〜図10に示すように、内部に密閉された空所3を有する箱状をなすものであって、空所3内の一端部に入力軸10が水平かつ回転可能に設けられ、入力軸10に隣接する空所3内の中央部に出力部15が水平方向に揺動可能かつ上下方向(垂直方向)に往復動可能に設けられ、出力部15と入力軸10との間に第1カム機構25及び第2カム機構35が設けられている。
入力軸10は、図4に示すように、ハウジング2の対向する側壁部4、4間に一対の軸受11、11を介して回転可能に軸支されるとともに、入力軸10の一端部は一方の側壁部4を貫通してハウジング2外に突出し、その突出している部分にハウジング2の外面に取り付けられている駆動モータ47の駆動軸(図示せず)が連結され、駆動モータ47の駆動により駆動軸を介して入力軸10が回転駆動するように構成されている。
ハウジング2の空所3内の底部6中央部には、図5〜図10に示すように、円錐台形状の台座部7が一体に設けられ、この台座部7の中央部に円柱状の支持軸8が垂直に立設され、この支持軸8により出力部15が水平方向に揺動可能かつ上下方向に往復動可能に支持されている。
支持軸8の上端部は、図8に示すように、ハウジング2の上蓋部5を貫通してハウジング2外に突出し、その突出している部分に後述する出力部15の円板状のボウル取付板20が回動可能に位置している。支持軸8は、ハウジング2の底部6と一体に形成しても良いし、ハウジング2の底部6と別体に形成して、溶接、ねじ止め等の連結手段によりハウジング2の底部6に一体に連結しても良い。
出力部15は、図4〜図10に示すように、支持軸8の空所3内に位置する部分に、回動可能かつ上下方向に往復動可能に装着されるとともに、上端部がハウジング2の上蓋部5からハウジング2外に僅かに突出する筒状のタレット16と、タレット16のハウジング2の上蓋部5からハウジング2外に突出している上端部に一体に連結されるボウル取付板20とから構成されている。
タレット16は、図5〜図10に示すように、外周面が大径部17と小径部18の2段に形成されている。タレット16の小径部18は、上端部がハウジング2の上蓋部5を貫通してハウジング2外に突出し、その突出している部分の端面にボウル取付板20がボルト50によって一体に取り付けられ、このボウル取付板20の上部に物品搬送部であるボウル46が一体に取り付けられている。
ボウル46の形状は、特に制限されるものではなく、この実施の形態においては、下端が閉塞された筒状をなすとともに、周面の一部に内外を貫通するゲートを有するタイプのものを使用している。
タレット16の大径部17と小径部18との間の境界部は、タレット16の軸線と直交する円環状の平面である段部19に形成され、この段部19に後述する第1カム機構25の構成部品である第1接触子30が揺動アーム21を介して一体に取り付けられている。タレット16の大径部17の外周面には、後述する第2カム機構35の構成部品である第2接触子40が一体に取り付けられている。
第1カム機構25は、図4〜図10に示すように、入力軸10の中央部に一体に設けられて、入力軸10と一体に回転駆動する第1カム26と、第1カム26と相互に係合する一対の第1接触子30、30とから構成され、この第1カム26と一対の第1接触子30、30との協働により、出力部15及びボウル46が水平方向に揺動する。
第1カム26は、一方の側面が全周に渡る第1カム面27に形成され、他方の側面が全周に渡る第2カム面28に形成される円板状のリブカムから構成され、第1カム面27及び第2カム面28は、入力軸10の軸線方向に湾曲し、かつ入力軸10の外周面から垂直に立ち上がる曲面に形成されている。第1カム面27及び第2カム面28は、同一の曲面に形成されている。
一対の第1接触子30、30は、図4〜図10に示すように、揺動アーム21を介してタレット16に一体に取り付けられている。揺動アーム21は、略長方形板状をなすものであって、長手方向の一端部が第1カム26と上下方向に所定の間隔をおいて対向するように、長手方向の他端部がタレット16の段部19にボルト50によって取り付けられている。揺動アーム21の長手方向の他端部は、外形がタレット16の大径部17と略同一径の円形状に形成され、この円形状の部分の中央部にタレット16の小径部18を挿通させる孔が設けられ、この孔内に小径部18を挿通させた状態でタレット16の段部19にボルト50により固定されている。
揺動アーム21の一端部の下面側には、第1接触子30である一対のカムフォロア31、31が水平方向(入力軸10の軸線方向)に所定の間隔をおき、かつ各々の軸線が鉛直方向(入力軸10の軸線と直交する方向)を向くように取り付けられている。
各カムフォロア31は、図10に示すように、揺動アーム21に嵌合、ねじ止め等の手段によって取り付けられる支持軸32と、支持軸32によって回転可能に支持されるローラ33とから構成される。両カムフォロア31、31は、一方のカムフォロア31のローラ33の周面が第1カム26の第1カム面27に転動可能に常時接触し、他方のカムフォロア31のローラ33の周面が第2カム面28に転動可能に常時接触するように、水平方向の間隔が調整されている。
駆動モータ47の駆動により入力軸10を回転駆動させると、図12に示すように、入力軸10と一体に第1カム26が回転駆動し、第1カム26の第1カム面27上及び第2カム面28上をそれぞれカムフォロア31のローラ33が接触状態を維持しつつ転動し、揺動アーム21が第1カム面27及び第2カム面28の曲面の形状に応じて支持軸8の軸線を中心として水平方向に揺動し、揺動アーム21を介して出力部15及びボウル46が同一方向に揺動する。
両カムフォロア31、31は、それらの間の間隔の調整が可能に構成されているので、両カムフォロア31、31間の間隔を調整することにより、両カムフォロア31、31のローラ33、33と第1カム26の第1カム面27及び第2カム面28との接触圧を所定の値に調整することができ、バックラッシュを発生させることのない与圧状態を作り出すことができる。
第2カム機構35は、図4〜図10に示すように、入力軸10の第1カム26の外側に設けられて、入力軸10と一体に回転駆動する一対の第2カム36、36と、両第2カム36、36と相互に係合する一対の第2接触子40、40とから構成され、この第2カム36、36と一対の第2接触子40、40との協働により、出力部15及びボウル46を上下方向(垂直方向)に往復動させることができる。
各第2カム36は、外周面がカム面37に形成され板カムであって、このカム面37は、入力軸10の軸線と直交する方向に湾曲し、かつ入力軸10の軸線方向にフラットな一連の曲面に形成され、このカム面37に各第2接触子40が第2カムの回転軸線に沿って平行に摺動可能に常時接触している。
各第2接触子40は、図5及び図6に示すように、一端部にU形状の係合部41を有する板状をなすものであって、図4及び図8に示すように、水平方向(入力軸10の軸線方向)に所定の間隔おき、かつ互いに平行となるように、他端部がボルト50によってタレット16の大径部17の外周面に取り付けられている。
各第2接触子40の係合部41の内面42は、図5及び図6に示すように、横向きのU形状に形成され、このU形状の係合部14の内面24側に各第2カム36がカム面37を常時接触させた状態で係合される。この場合、係合部41の内面42のうち、上側の部分及び下側の部分は水平方向を向くフラット面43、44にそれぞれ形成され、この両フラット面43、44に第2カム36のカム面37が常時接触している。
駆動モータ47の駆動により入力軸10を回転駆動させると、図11に示すように、入力軸10と一体に第2カム36、36が回転駆動し、第2カム36、36のカム面37、37が第2接触子40、40の係合部41、41の内面42、42を入力軸10の回転方向及び軸線方向に摺動し、第2接触子40、40が第2カム36、36のカム面37、37の形状に応じて上下方向に往復動し、第2接触子40、40を介して出力部15及びボウル46が同一方向に往復動する。
第2カム36は、第1カム機構25により出力部15を揺動させる際に、係合部41の内面42側に係合した状態で、カム面37が係合部41の内面42(上側のフラット面43及び下側のフラット面44)と第2カムの回転軸線に沿って平行に摺動することになるので、出力部15の揺動動作の際に、第2カム機構35が出力部15の往復運動を阻害するようなことはない。
また、第2カム機構35の第2カム36と第2接触子40との協働により出力部15が上下方向に往復動する際に、第1カム機構25の第1接触子30である一対のカムフォロア31、31のローラ33、33は、第1カム26の第1カム面27及び第2カム面28との接触状態を維持しつつ、第1カム面27及び第2カム面28上を入力軸10の軸線と直交する方向に移動することになるので、出力部15の往復動動作に意図としない揺動動作が付加されるようなことはない。従って、ボウル46内の物品を効率良くかつ正確に搬送することができる。
第2カム機構35の第2接触子40は、図7に示すように、係合部41をI形状に形成するとともに、このI形状の係合部41の上端とハウジング2の上蓋部5との間に付勢部材である圧縮スプリング45を介装させ、この圧縮スプリング45の付勢力により係合部41の内面42を第2カム36のカム面37に常時圧接させるように構成しても良い。
第2カム機構35は、図4〜図6に示したものは、入力軸10が1回転する間に出力部15を複数回揺動、往復動させることができるとともに、第2接触子40の係合部41が第2カム36に対してジャンピングするのを抑制できる点で有利である。また、第2カム36の外周面のカム面37を係合部41の内面42側に係合させるために、第2カム36の形状が一定の制限を受けるが、図7に示したものはそのような制限を受けない点で有利である。
なお、図示はしないが、第2カム機構の第2カムを幅の狭いエッジ状に形成し、第2接触子を第2カムよりも幅の広い形状に形成しても良い。このような形状の第2カムと第2接触子とを組み合わせることにより、第2カムの回転時に第2カムと第2接触子との接触位置は移動しないことになるが、この場合にも、前述した図4〜図6に記載したものと同様の作用効果が得られる。
次に、上記のように構成したこの実施の形態による物品搬送装置1の作用について、図11〜図13を参照しつつ説明する。図13は、揺動及び往復動のタイミングチャートである。図13において、上半分のタイミングチャートは、左から順に、揺動変位と時間との関係、揺動速度と時間との関係、揺動加速度と時間との関係をそれぞれ示したものである。下半分のタイミングチャートは、左から順に、上下動変位と時間との関係、上下動速度と時間との関係、上下動加速度と時間との関係をそれぞれ示したものである。上半分の3つの図と下半分の3つの図の時間軸は、上下の図において一致している。
駆動モータ47を駆動させて入力軸10を回転させると、入力軸10と一体に第1カム機構25の第1カム26及び第2カム機構35の第2カム36が回転し、図12に示すように、第1カム機構25の第1カム26と第1接触子30との協働により、出力部15及びボウル46が水平方向に揺動し、図11に示すように、第2カム機構35の第2カム36と第2接触子40との協働により、出力部15及びボウル46が上下方向に往復動する。
揺動動作において、ボウル46は、図13に示すように、A地点から物品搬送方向へ移動してB地点に至り、B地点から物品搬送方向と逆方向へ移動してA地点へ至るように、揺動する。すなわち、水平方向において、A地点とB地点との間で揺動を行う。
この際、ボウル46がA地点からB地点へ移動するのに要する時間は、ボウル46がB地点からA地点へ移動するのに要する時間よりも長い。従って、物品を積極的に搬送することが可能となる。すなわち、ボウル46が物品の搬送方向へ移動する時間を長くすることにより、ボウル46の搬送方向への加速度を抑制することができるので、ボウル46上の物品はボウル46に対して滑りを生じにくく、逆にボウル46が物品の搬送方向とは逆方向へ移動する際には、急激な移動を行うために加速度が大きくなり、ボウル46上の物品はボウル46に対して滑りを生じ易いからである。
また、図13に示すように、ボウル46の揺動動作において、物品のA地点から移動を開始してからB地点に至るまでの間において、ボウル46は、所定の時間、等速移動を行う。ボウル46が等速移動を行っている間は、ボウル46に支持されている物品には、ボウル46の加速度に起因する力が作用しないから、ボウル46に対して物品が滑らない。従って、少なくとも等速移動している間は、物品の滑りを抑えることが可能となる。
次に、ボウル46の上下方向(垂直方向)における往復動について説明する。
図13に示すように、ボウル46がA地点に位置しているときは、ボウル46は下降中である。ボウル46は、更に下降を続けて最下位地点であるD地点に至る。D地点に至ったボウル46は、今度は上昇し、最上位地点であるE地点に至る。このように、ボウル46は、上下方向において、D地点とE地点との間で往復動を行う。
次に、揺動と往復動との関係について説明する。
図13に示すように、ボウル46の上下方向へ向かう速度が増加しているとき、すなわち、往復動加速度が正であるときには、ボウル46は水平方向での揺動動作において等速運動を行う。
ここで、ボウル46の上方向へ向かう速度が増加しているときには、ボウル46上の物品はボウル46に押し付けられる。また、ボウル46が水平方向の揺動動作において等速運動を行っている場合、ボウル46の加速度に起因して物品に水平方向に作用する力は生じない。従って、このような場合に、物品のボウル46に対する滑りを確実に抑制することができる。
また、ボウル46の揺動動作において、物品の搬送方向とは逆の方向へ移動している際には、ボウル46の下方向へ向かう速度が増加する。すなわち、往復加速度が負となる関係になる。
ここで、ボウル46の下方向へ向かう速度が増加している場合、ボウル46上の物品とボウル46との間の当接圧が減少し、摩擦力が減少するため、物品はボウル46上を滑り易い。従って、ボウル46の揺動動作において、物品の搬送方向とは逆の方向へ移動している際に、ボウル46の下方向へ向かう速度が増加することにより、物品がボウル46に対して滑り、これにより、物品搬送方向とは逆方向へ移動することが抑制され、この結果、物品を搬送方向へ効率良く搬送することが可能となる。
なお、前述した上下方向の往復動においてボウル46が下降を行う際に、ボウル46の最大加速度は、ボウル46上の物品がボウル46に対して浮き上がらない範囲内であることが好ましい。最大加速度をこのような範囲内に設定することにより、物品がボウル46上を跳躍することによる騒音の発生を抑制することができる。
以上、説明したタイミングチャートにおいては、ボウル46がA地点からB地点へ移動するのに要する時間を、ボウル46がB地点からA地点へ移動するのに要する時間よりも長くし、また、ボウル46の揺動動作において、物品のA地点から移動を開始してからB地点に至るまでの間、ボウル46が所定時間、等速移動を行うように構成したが、一般的なタイミングチャート、すなわち、ボウル46がA地点からB地点へ移動するのに要する時間が、ボウル46がB地点からA地点へ移動するのに要する時間と同じである正弦曲線や単弦曲線からなるタイミングチャートを採用しても良い。
このような一般的なタイミングチャートであっても、本実施の形態においては、第1カム機構25及び第2カム機構35が設けられているから、この2つのカム機構25、35により、揺動動作と往復動動作をそれぞれ自由(独立)に設定することができる。従って、第1カム機構25の構成部品(第1カム26及び第1接触子30)、第2カム機構35の構成部品(第2カム36及び第2接触子40)の形状を使用条件に応じて適宜に設定することにより、物品の搬送効率を大幅に高めることができる。
なお、前記の説明においては、第1カム26にリブカムを使用した場合について説明したが、リブカムに限定することなく、溝カム等を使用しても良いものであり、その場合にも同様の作用効果を奏するのは勿論のことである。
本発明による物品搬送装置の一実施の形態を示した平面図である。 図1の正面図である。 図1の側面図である。 内部構造の正面図である。 内部構造の側面図である。 内部構造の側面図である。 変形例の内部構造の側面図である。 図5のA−A線断面図である。 内部構造の平面図である。 内部構造の側面図であって、第1カム機構を示した説明図である。 第1カム機構及び第2カム機構の動作を示した説明図である。 第1カム機構及び第2カム機構の動作を示した説明図である。 揺動及び往復動のタイミングチャートである。 従来の物品搬送装置の一例を示した斜視図である。
符号の説明
1 物品搬送装置 2 ハウジング
3 空所 4 側壁部
5 上蓋部 6 底部
7 台座部 8 支持軸
10 入力軸 11 軸受
15 出力部 16 タレット
17 大径部 18 小径部
19 段部 20 ボウル取付板
21 揺動アーム 25 第1カム機構
26 第1カム 27 第1カム面
28 第2カム面 30 第1接触子
31 カムフォロア 32 支持軸
33 ローラ 35 第2カム機構
36 第2カム 37 カム面
40 第2接触子 41 係合部
42 曲面 43 フラット面
44 フラット面 45 付勢部材(圧縮スプリング)
46 物品搬送部(ボウル) 47 駆動モータ
50 ボルト 51 振動式パーツフィーダ
52 基礎 53 支持ばね
54 ボウル 55 ゲート
56 電磁石 57 物品

Claims (12)

  1. 物品を搬送するための物品搬送装置であって、
    ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持される入力軸と、該ハウジングに揺動可能かつ往復動可能に支持される出力部と、前記入力軸に連動して前記出力部を揺動させる第1カム機構と、前記入力軸に連動して前記出力部を往復動させる第2カム機構と、前記出力部と一体に揺動及び往復動する物品搬送部とを備え、
    前記第1カム機構は、前記出力部が往復動する際に、前記出力部側との接触状態を維持しつつ、接触位置が前記出力部の往復動方向と同一方向に移動するカム面を有する第1カムを備えていることを特徴とする物品搬送装置。
  2. 請求項1に記載の物品搬送装置であって、
    前記第1カム機構は、前記出力部に設けられて出力部と一体に移動する第1接触子と、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、前記第1接触子が常時接触するカム面を側面に有する第1カムとからなり、
    前記出力部が往復動する際に、前記第1接触子と前記第1カム面のカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ前記出力部の往復動方向と同一方向に移動することを特徴とする物品搬送装置。
  3. 請求項2に記載の物品搬送装置であって、
    前記出力部には一対の第1接触子が設けられるとともに、前記第1カムの両側面にはそれぞれカム面が形成され、各カム面にそれぞれ各第1接触子が接触していることを特徴とする物品搬送装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の物品搬送装置であって、
    前記第2カム機構は、前記出力部に設けられて出力部と一体に移動する第2接触子と、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転するとともに、前記第2接触子が常時接触するカム面を周面に有する第2カムとからなり、
    前記出力部が揺動する際に、前記第2接触子と前記第2カムのカム面との接触位置が、接触状態を維持しつつ前記第2カムの回転軸線に沿って平行に移動することを特徴とする物品搬送装置。
  5. 請求項4に記載の物品搬送装置であって、
    前記出力部には一対の第2接触子が設けられるとともに、前記入力軸には各第2接触子と接触するカム面を周面に有する一対の第2カムが設けられていることを特徴とする物品搬送装置。
  6. 請求項4又は5に記載の物品搬送装置であって、
    前記第2接触子は、ハウジングと第2接触子との間に設けられている付勢部材によって前記第2カムの方向に付勢されていることを特徴とする物品搬送装置。
  7. 請求項4又は5に記載の物品搬送装置であって、
    前記第2接触子には、前記第2カムを係合させる係合部が設けられ、該係合部の内面と前記第2カムの周面とが常時接触するように構成されていることを特徴とする物品搬送装置。
  8. 請求項1から7の何れかに記載の物品搬送装置であって、
    前記出力部は、水平方向に揺動し、垂直方向に往復動するように構成されていることを特徴とする物品搬送装置。
  9. 請求項8に記載の物品搬送装置であって、
    前記物品搬送部が前記出力部と一体に物品の搬送方向に揺動する際に、前記物品搬送部が第1地点から第2地点に移動するのに要する時間は、第2地点から第1地点に移動するのに要する時間よりも長く設定されていることを特徴とする物品搬送装置。
  10. 請求項9に記載の物品搬送装置であって、
    前記物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向への移動を開始してから移動を終了するまでの間、前記物品搬送部が所定の時間、等速移動を行うように構成されていることを特徴とする物品搬送装置。
  11. 請求項8から10の何れかに記載の物品搬送装置であって、
    前記物品搬送部が上方向へ移動する速度が増加している際には、前記物品搬送部が揺動動作において等速運動を行うように構成されていることを特徴とする物品搬送装置。
  12. 請求項11に記載の物品搬送装置であって、
    前記物品搬送部の揺動動作において、物品の搬送方向と逆方向へ移動している際には、物品搬送部が下方向へ移動する速度が増加するように構成されていることを特徴とする物品搬送装置。

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