JP2006123012A - ロボットの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサを用いずに衝突力を高精度に検出する制御方法において、ロボットに装着される負荷の質量と重心位置をロボットの操作者が設定しない場合や、設定された負荷の質量と重心位置を誤って設定する場合があり、前記設定に起因してロボット運転時に衝突の誤検出を発生することがあった。
【解決手段】ロボットの操作者により設定される負荷の重心位置を、予め設定される所定の閾値に比例させて再設定し、モータ電流の重力成分を計算することによって、ロボット動作時の衝突を高精度に検出しかつ衝突誤検出を防止することを特徴とするロボットの制御方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータにより駆動されるロボットの衝突を検出する制御方法に関する。
近年、ロボットにおいて、ワークなどへの衝突時の安全性向上や破壊による損失防止のため、衝突検出の高精度化が求められている。しかしながら、高精度な衝突センサを用いることはコストが増大し、さらにロボットのアームに設けたセンサの重量が負荷として働くので、ロボットの高速化や省エネに反することになる。
そこで、センサレスで衝突力を高精度に検出する制御方法が求められている。センサレスで高精度に衝突力を求める方法としては、逆動力学演算により得られる、負荷が装着されたアームを動作させるために必要なモータ駆動電流の計算値と、フィードバック制御によりモータに流される実電流値との差分である外乱電流値を計算し、外乱電流値が予め設定した閾値より大きければアームが外力を受け衝突したと判断する制御方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
逆動力学演算により得られるモータ駆動電流の計算値の中でも、重力成分は大きな比重を占める。この重力成分を計算するためには、アームとアームに装着される負荷の質量と重心位置を必要とする。
このうち、ロボットが備えるアームの質量と重心位置は、ロボットの設計時に使用されたCAD等の設計ツールによって予め同定することが可能である。しかし、ロボットのアームへ任意の負荷が装着される場合では、装着負荷の質量と重心位置の負荷パラメータ情報が必要となる。
従来のロボットの制御方法においては、ロボット装着負荷の質量と重心位置の負荷パラメータ情報を得る手段としては、ロボット操作者がコントローラへ負荷パラメータの数値入力を行うことが一般的である。
小菅一弘、外1名、"マニピュレータの動的衝突検出"、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会'99講演論文集 2A1-11−030 (1999年)
しかしながら、ロボット操作者がコントローラへ負荷パラメータの数値入力を行う従来の方法では、以下のような問題が発生する。
ここで、従来の方法の問題を説明する前に、まず、センサレスの衝突力検出手段を含むロボットの制御ブロックについて、図2を用いて説明する。
なお、ロボット全体としては図2と同様のブロック図が複数軸分存在するが、図2を代表例としてモータ1軸分の制御について示す。例えば、図3に示す6軸多関節ロボットでは、図2と同様の制御方法を6個持つ。
図3は6軸多関節ロボットでのアーム6に装着された負荷の質量と負荷重心位置15を示した一例である。
図3において、負荷重心位置15のX軸方向の位置がLX20、Y軸方向の位置がLY21とZ軸方向の位置がLZ22である。負荷の質量14と負荷の重心位置LX20、LY21、LZ22とは、ロボットの仕様により、上限値や下限値等の設定範囲が決まっている。
図2に示すように、ロボット制御ブロックは、衝突を検出する制御方法を実現するためのコントローラ1と、パラメータ入力手段7と、モータ5と、モータ5により駆動されるアーム6から構成されている。
なお、パラメータ入力手段7は、負荷の質量14と、重心位置15の負荷パラメータ(X,Y,Z方向の重心位置)と、衝突検出閾値Ith16をコントローラ1へ入力する手段である。
また、コントローラ1に内蔵されたフィードバック(以下FBと略す)制御器3は、位置指令θcom2とモータ回転角θfb8とに基づいて電流指令Icom4を発生させ、モータ5を制御する。
また、コントローラ1は、モータ5から、アーム6駆動時のモータFB電流値Ifb9とモータ回転角θfb8を得ることができる。
一方、コントローラ1内の駆動モータ電流算出10は、モータ回転角θfb8と、パラメータ入力手段7により入力されたアーム6へ装着される負荷の質量14および重心位置15とから、逆動力学演算を行うことにより、モータ駆動に必要なモータ電流計算値Ical11を求める。
なお、厳密にいえば、図3の多関節ロボットのように複数軸のモータが同時に駆動する場合では、駆動モータ電流算出10は、自軸以外の駆動軸の干渉トルク換算電流値と重力トルク換算電流値の変化量を計算するために、駆動軸分のモータ回転角θfbi18を逐次必要とする。
しかし、ここではモータ電流計算値値Ical11の内、重力成分のみを取り扱うので、説明をわかりやすくするため、複数軸存在する中の1軸のみが駆動される状態とし、かつ、運転前の他駆動軸のモータ回転角θfbi18は既知と仮定することにより、モータ駆動に必要なモータ電流計算値Ical11が自軸動作の重力成分として取り扱える場合を例に挙げて説明する。
さて、コントローラ1に内蔵された衝突検出手段17では、モータ駆動に必要なモータ電流計算値Ical11と、モータ5から得られるモータFB電流値Ifb9との差を、衝突により発生する外乱電流値Idis12として計算する。
アーム6へ装着される負荷の質量14と重心位置15とが正しく設定されれば、モータ電流計算値Ical11は、モータ5がアーム6を駆動するためだけに必要とするモータFB電流値Ifb9の理想値と等しくなり、衝突検出判定13は、外乱電流値Idis12がパラメータ入力手段7用いて予め設定した衝突検出閾値Ith16より大きければアーム6が外力を受けた、すなわち、衝突したと判断することができる。
アーム6へ装着される負荷の質量14と重心位置15とが正しく設定された場合のロボットの運転の一例を図4に示す。なお、図4においては、図5に示すように、負荷の質量14と重心位置LX20、LY21、LZ22とが設定範囲の最大値である負荷が装着されているとする。
まず、衝突が発生しない場合について説明する。
図4は、第6軸の運転における、衝突が発生しない場合のモータFB電流Ifb9の一例である。図4においては、負荷パラメータが正しく入力され、衝突が発生していないため、モータ電流計算値Ical11とモータFB電流値Ifb9とはほぼ一致しており、外乱電流値Idis12は、ほぼ0付近で推移している。そして、外乱電流値Idis12は衝突検出閾値Ith16より小さいので、衝突は検知されない。
図6は、負荷パラメータが正しく設定された図4の運転における、LZ22の実際に装着されている位置と、設定された位置と、これらの計算誤差d31とを示した図である。d31は電流値とした場合の差を示している。実際に装着されている位置と、設定された位置とが一致しているため、計算誤算d31はゼロとなる。
次に、衝突が発生した場合について説明する。
図7は、図4の場合と同様の運転を行っているが、衝突発生時間t023において衝突が発生した場合のモータFB電流値Ifb9の一例である。なお、図7に示す衝突発生時間t023で衝突が発生する場合を示している。
図7においては、衝突が発生するt023迄の区間では、図4と同様に、モータ電流計算値Ical11とモータFB電流値Ifb9はほぼ一致しており、外乱電流値Idis12は、ほぼ0付近で推移している。
しかし、t023で衝突が発生すると、モータFB電流値Ifb9は衝突トルクに対抗するために増加し、モータ電流計算値Ical11とは乖離するため、その差である外乱電流値Idis12も増加する。
そして、衝突検出時間t124で、外乱電流値Idis12が衝突検出閾値Ith16を越えると衝突したと判断される。
なお、図7においては、衝突検出閾値Ith16は最大モータ電流値比30%に設定した例を説明しているが、衝突が発生するt023迄の区間での外乱電流値Idis12の小ささを考慮すると、もっと低い値での設定も可能である。
しかし、ロボットの運転では、負荷パラメータの質量14と重心位置15の値が、実際にロボットへ装着された負荷のそれと異なる場合がある。なお、この様なことが発生する場合としては、ロボットの操作者が負荷パラメータを設定しない場合や、設定する値を間違う場合が考えられる。
そして、ロボットの操作者が負荷パラメータを設定しない理由としては、ロボットの操作者の設定忘れや、衝突検出閾値を敢えて低くする(衝突検出感度を高くする)必要がなく、負荷パラメータ設定の必要性を感じない場合などが考えられる。
また、ロボットの操作者が負荷パラメータを設定した場合でも、計算ミス等が原因でコントローラ1へ設定する値が間違っている場合も考えられる。
コントローラ1へ設定する値の中でも、質量14は、質量計を用いれば比較的容易に測定が可能であり、設定の間違いを招きにくい。
一方、重心位置15は、一般的には計算によって求める。しかし、ロボットに装着された負荷が複数のパーツで構成されている場合や、複雑な形状を持つ場合では、個々のパーツや単純な形状部分ごとに重心位置を算出し、これらを組合せて再度全体の重心位置を算出しなければならない。そのため、計算が複雑で、かつ操作者の手を煩わすこととなり、設定が容易に出来ず、設定の間違いを招きやすい。
また、重心位置の計算が容易であっても、設定を間違う場合がある。例えば、モータ回転角θfb8がオフセットを持っている状態において負荷を装着する場合や、負荷を装着する方向が異なる場合でも、負荷の重心位置15の設定は異なる。
したがって、負荷の質量14の設定に比べると、負荷の重心位置の設定は難しく、操作者の設定の間違いを招きやすい。
以上のようなことに起因して、設定された負荷の重心位置15が、実際にアーム6へ装着された負荷の重心位置15とは異なる場合がある。
設定された負荷の重心位置15が、実際にアーム6へ装着された負荷の重心位置15とは異なって設定される場合では、モータ電流計算値Ical11は駆動モータ電流算出10の計算誤差を含み、モータFB電流値Ifb9の理想値とはならない。
特に、負荷の重心位置15の符号が反転して設定された場合では、正確に負荷の重心位置15が設定されたモータ電流計算値Ical11に対して、符号が反転したモータ電流計算値Ical11が計算され、モータFB電流値Ifb9の理想値とはならず非常に大きな計算誤差d31を持つ。
図8は、図5で示した同じ負荷を反転して取り付けた場合を示す。なお、図8では、第6軸の運動に影響する重心位置のZ方向成分であるLZ22のみが反転した例を示している。
図9は、図8に示すLZ22の実際に装着されている位置と、設定された位置と、これら電流とした場合の計算誤差d31とを示した図である。実際に装着されている負荷の位置はLZmax27であるが、設定された位置はLZmin28であるため、これらの差d31はdmax32と最大になっている。
図8の場合において、図10に、アーム6へ装着される負荷の重心位置15が反転して設定された場合の外乱電流値Idis12の一例を示す。
図10において、外乱電流値Idis12は、負荷の重心位置15の符号が異なることにより、正しい重心位置15が設定された外乱電流値Idis12に対して、モータ電流計算値Ical11とモータFB電流Ifb9が重畳された非常に大きな値となる。
したがって、実際のロボットの運転では衝突していないにも関わらず、予め設定した衝突検出閾値Ith16より外乱電流Idis12が大きくなる衝突発生時間t124にて衝突を誤検出してしまう。
そして、衝突の誤検出が発生した場合には、ロボットはエラー状態で一時停止してしまう。この場合、ロボットの操作者は、誤検出を防止するために衝突誤検出が発生しないレベルにまで、衝突検出閾値Ith16を上げなければならなくなる。つまり、負荷の重心位置15の設定に誤差があるために、衝突検出閾値Ith16を高くせざるを得ない。
図10の運転で誤検出を防ぐためには、衝突検出閾値Ith16を最大モータ電流値比を例えば90%まで上げなければならない。
図11は衝突検出閾値Ith16を最大モータ電流値比90%として設定した場合の外乱電流値Idis12の一例である。
図11では、衝突検出閾値Ith16を最大モータ電流値比90%として設定したため、衝突の誤検出は発生していない。しかし、衝突検出閾値Ith16を上げたことより、時刻t023にて実際に発生した衝突の検出を行うことができない。
上記課題を解決するために、本発明のロボットの制御方法は、モータで駆動するアームを複数有する多関節型ロボットの制御方法であって、予め記憶された前記アームの機械パラメータと、ユーザ設定されて予め記憶された前記アームに装着された負荷の機械パラメータと、前記モータの回転位置情報から前記モータの駆動に必要な電流として逆動力学演算により得られる電流計算値と、計測によって得られる前記モータの実電流値との差分を計算し、前記差分が予め設定した所定の閾値より大きければアームが外力を受けたと判断する衝突検出方法を有し、前記電流計算値における重力成分の計算に用いる、前記負荷の機械パラメータにおける重心位置を前記閾値の大きさに応じて変更可能にしたものである。
また、本発明のロボットの制御方法は、閾値の大きさに応じて変更可能な負荷の機械パラメータにおける重心位置は、閾値が大きいほどユーザ設定された重心位置より小さくなるように変更されるものである。
本発明のロボット制御方法は、ロボットの操作者により設定される負荷重心位置を予め設定される所定の閾値に応じて変更可能とし、電流計算値における重力成分の計算に用いることによって、ロボット動作時の衝突誤検出を防止することができる。
以下、実施の形態のロボットの制御方法について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態が適用されるロボットの制御方法の基本的な部分は、図2を用いて説明した従来の制御方法と同様であり、後述する図1に示すオフセット感度A19を設けた点が従来の制御方法と異なる点である。
なお、実施の形態において、発明が解決しようとする課題で説明したものと同一のものについては同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
従来の制御方法において、コントローラ1が衝突の誤検出を起こす要因は、間違って設定された負荷の重心位置15の設定を用いてモータ電流計算値Ical11の重力成分を計算することで、正しく設定されたときのモータ電流計算値Ical11との間に大きな計算誤差d31が発生していることである。
負荷の重心位置15に着目すると、負荷の重心位置15はロボットの仕様によって上限値や下限値等の設定範囲が定められている。図5に示すような重心位置15のZ軸方向の位置LZ22を例として挙げると、位置LZ22の設定値は、図6に示すような設定範囲として、上限値LZmax27と下限値LZmin28を持ち、上限値LZmax27と下限値LZmin28の間で任意に設定される。
いま、装着される負荷のZ軸方向の重心位置15が上限値LZmax27または下限値LZmin28となる時、設定される重心位置15およびモータ電流計算値Ical11の計算誤差d31との関係は図6や図9に示すとおりである。詳細については後述する。
そして、重心位置15の設定範囲内で、設定位置が、図6のように設定されることもあれば図9のように設定されることもあり、負荷の重心位置15がどこに設定されるか特定できない。しかし、負荷の重心位置15は必ず上限値と下限値の設定範囲内に設定される。したがって、図9に示すように、実際の電流と計算による電流との計算誤差d31が最大誤差dmax32となることを防ぐために、図12に示すように、設定位置を、負荷の重心位置15の上限値と下限値との中間値LZ0と設定すれば、常にモータ電流計算値Ical11の計算誤差d31を最大誤差dmax32の半分以内にすることができる。
なお、重心位置15のZ軸方向の位置LZ20を例に挙げたが、位置LX21ならびに位置LY22についても、設定値は上限値から下限値までの設定範囲を持ち、位置LZ20と同様の特徴を持つ。よって、図9に示すように、計算誤差d31が最大誤差dmax32に近くなる場合では、重心位置15を重心位置15の上限値と下限値の中間値として再設定すれば、計算誤差d31を最大誤差dmax32の半分以内にすることができる。
しかし、図6に示すように、負荷の重心位置15が正しく設定される場合では、計算誤差31がほぼ0となるので、重心位置15を中間値に再設定すると、計算誤差31が最大誤差dmax32の半分以下となるので、再設定によって計算誤差31を大きくしてしまう。したがって、負荷の重心位置15が正しく設定される場合とそうでない場合とで、再設定の方法を使い分けなければならない。
ロボットの運転において、重心位置15が正しく設定される場合では、図4で示したように外乱電流値Idis12が小さいので、衝突検出閾値Ith16を敢えて低く設定する用途があり、反対に重心位置15の設定が実際にロボットへ装着された負荷と異なる場合では、外乱電流値Idis12が大きくなるので、衝突検出閾値Ith16が高く設定される。したがって、衝突検出閾値Ith16を参照することで再設定の方法を使い分けることができる。
しかし、設定方法を使い分けることは、衝突検出閾値Ith16の設定によって計算誤差d31の不連続点を作り、ある設定値を境界として誤検出を招くこととなるので、衝突検出閾値Ith16の設定を難しくしてしまう。
そこで、図13に示すように、衝突検出閾値Ith16が予め設定された衝突検出閾上値Imax33以上である場合には、重心位置15を、例えば、図12を用いて説明したような重心位置15の設定範囲の中間値と設定する。また、衝突検出閾値Ith16が予め設定された衝突検出閾下値Imin34以下である場合には、設定どおりの負荷の重心位置15と設定する。また、衝突検出閾値Ith16が衝突検出閾上値Imax33より小さく衝突検出閾下値Imin34より大きい場合には、衝突検出閾値Ith16に比例して負荷の重心位置15を中間値に近づけるように設定する。
なお、衝突検出閾上値Imax33と衝突検出閾下値Imin34は任意に設定することができるものであるが、一般的に、ロボットの仕様等により決まるものである。
また、図13は、重心位置15の設定範囲が上限値と下限値の絶対値が等しくなる場合におけるオフセット感度Aの設定値の一例を示すものであり、衝突検出閾値Ith16が衝突検出閾上値Imax33より小さく衝突検出閾下値Imin34より大きい区間を一次近似している。
次に、上記したような重心位置15の再設定を行う本実施の形態の制御方法について説明する。
図1に、従来の制御方法に、上記で説明したオフセット感度Aを用いてパラメータ入力手段7により入力された重心位置15を再設定するためのオフセット感度A19を加えた本実施の形態の制御方法のブロック図を示す。
図14は、図1に示すブロック図の構成による制御方法により、図11に示した運転と同様の負荷パラメータの設定を行って運転した場合のモータ電流計算値Ical11と外乱電流値Idis12の一例を示す図である。
なお、図11に示した運転と同様の負荷パラメータの設定を行って運転しているため、当初、衝突検出閾値Ith16は、上記したように、衝突誤検出とならないように、図11に示したのと同様、最大モータ電流値比90%に設定されているものとする。
そして、本実施の形態による制御方法では、衝突検出閾値Ith16が最大モータ電流値比90%と大きいので、重心位置15が小さくなるように重心位置15を再設定するためのオフセット感度Aを、図13に基づいてコントローラ1内の図示しない演算部で演算し、求めたオフセット感度Aをオフセット感度A19に出力する。そして、パラメータ入力手段7により入力された重心位置15は、オフセット感度A19により再設定され、駆動モータ電流算出10に出力される。これにより、この再設定された重心位置15に基づいて算出されるモータ電流計算値Ical11とモータFB電流Ifb9との差である外乱電流Idis12が小さくなり、操作者は、衝突検出閾値Ith16を最大モータ電流値比90%から下げて設定することができるようになる。図15では、衝突検出閾値Ith16を最大モータ電流値比60%に下げて設定した例を示している。
なお、この設定は、例えば、操作者が最大モータ電流値比90%から段階的に低減していき、衝突誤検出を生じないレベルを実際に確認する作業を行うことで実現される。
そして、図15は、ロボット運転中に衝突が発生した場合における、モータ電流計算値Ical11と外乱電流値Idis12の一例も示している。
図15に示すように、衝突の誤検出は発生せず、ロボット運転中の衝突発生時刻t0で発生した衝突を衝突検出時間t124にて検出することができる。
以上説明したように、ロボットの操作者により予め設定された衝突検出閾値Ith16に比例させて、ロボットの操作者により設定された負荷の重心位置15を駆動モータ電流算出10に再設定し、外乱電流値Idis12を算出することにより、外乱電流値Idis12を小さくすることができる。すなわち、重心位置15の誤った設定による計算誤差を低減することができる。そして、外乱電流値Idis12が小さくなることで、衝突検出閾値Ith16を低く設定することができる。
本来、重心位置15が正しく設定される場合は、外乱電流値Idis12が小さいので、衝突検出閾値Ith16も低く設定される。すなわち、衝突検出閾値Ith16は低く設定されることが望ましい。
以上により、本実施の形態の制御方法によれば、必要以上に衝突検出閾値Ith16を上げることなく、ロボット運転時の衝突誤検出を防止するとともに、衝突の検知を行うことができる。
本発明は、ロボットの操作者により入力される負荷の重心位置を予め設定される所定の閾値に比例させてモータの駆動電流の重力成分を計算することにより、ロボット運転時の衝突を検出する制御方法を提供するものであり、検出手段が必要とする装着負荷の質量と重心位置の設定忘れや設定値の計算ミスや座標方向を考慮した符号の入力ミスによって発生する衝突誤検出の防止しすることができ、モータにより駆動されるロボットの衝突を検出する分野等に利用することができる。
本発明の実施の形態1における制御方法を実施するためのブロック図 従来の制御方法を実施するためのブロック図 (a)ロボットを構成する駆動軸の配置の一例を示す側面図(b)ロボットを構成する駆動軸の配置の一例を示す正面図 モータFB電流の特性の一例を示す図 (a)ロボット第6軸に装着された負荷の座標の一例を示す側面図(b)ロボット第6軸に装着された負荷の座標の一例を示す正面図 負荷の重心位置の設定と計算誤差の相関の特性の一例を示す図 図4の運転時に衝突による外力が加わった場合における外乱電流値の特性の一例を示す図 (a)ロボット第6軸に装着された負荷の座標の異なる一例を示す側面図(b)ロボット第6軸に装着された負荷の座標の異なる一例を示す正面図 負荷の重心位置の設定と計算誤差の相関の特性の異なる一例を示す図 図4と同じ運転を行った外乱電流値の特性の異なる一例を示す図 図10の運転時に衝突による外力が加わった場合における外乱電流値の特性の一例を示す図 負荷の重心位置の設定計算誤差の相関の特性の一例を示す図 オフセット感度の設定値の一例を示す図 運転時に衝突による外力が加わった場合における外乱電流値の特性の一例を示す図
符号の説明
Tm モータトルク
LX 重心位置15のX軸方向の位置
LY 重心位置15のY軸方向の位置
LZ 重心位置15のZ軸方向の位置

Claims (2)

  1. モータで駆動するアームを複数有する多関節型ロボットの制御方法であって、予め記憶された前記アームの機械パラメータとユーザ設定されて予め記憶された前記アームに装着された負荷の機械パラメータと前記モータの回転位置情報とから前記モータの駆動に必要な電流として逆動力学演算により得られる電流計算値と、計測によって得られる前記モータの実電流値との差分を計算し、前記差分が予め設定した所定の閾値より大きければアームが外力を受けたと判断する場合に前記電流計算値における重力成分の計算に用いる前記負荷の機械パラメータにおける重心位置を前記閾値の大きさに応じて変更可能にした多関節型ロボットの制御方法。
  2. 閾値の大きさに応じて変更可能な負荷の機械パラメータにおける重心位置は、閾値が大きいほどユーザ設定された重心位置より小さくなるように変更される請求項1記載の多関節型ロボットの制御方法。
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