JP2006122946A - 車両ホイールの製造方法およびスピニング加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鋳造されたプリフォーム30は、ディスク部31とリム原形部32とを一体に有している。次に、プリフォーム30のリム原形部32をマンドレル40の外周に被せるとともに、ディスク部31をマンドレル40の端面とクランプ部材50とで挟持し、この状態で、リム原形部32にスピニング加工を施すことによりリム部39を有する車両ホイールを得る。スピニング加工後に、クランプ部材50をマンドレル40から遠ざけるとともに、クランプ部材50の中央部に設けた離脱機構70によりディスク部31の中央部をマンドレル40に向けて押し、これにより車両ホイールをクランプ部材50から離脱させる。
【選択図】 図2
Description
上記スピニング加工後に、クランプ部材をマンドレルから遠ざけ、マンドレルに残された車両ホイールを搬送ロボットにより取り出す。
これによれば、スピニング加工後にディスク部の中央部を押して車両ホイールをクランプ部材から離脱させるので、車両ホイールのリム部の変形を防止できる。
これによれば、鋳造されたプリフォームの湯道成形部を取り除かずに、プリフォームのスピニング加工を行ない、この湯道成形部を離脱機構で押圧する部位として提供し、クランプ部材の中央穴に収容するので、離脱機構による押圧を容易かつ確実に行なうことができる。
これによれば、スピニング加工後にディスク部の中央部を押して車両ホイールをクランプ部材から離脱させるので、車両ホイールのリム部の変形を防止できる。
これによれば、離脱機構を簡単な構造にすることができるとともに、圧縮コイルバネの付勢力で確実に車両ホイールをクランプ部材から離脱させることができる。
好ましくは、さらに、上記マンドレルの軸方向に移動可能な移動台を備え、この移動台は上記マンドレルと同軸をなす支持軸部を有し、この支持軸部に上記クランプ部材が回転可能に支持され、上記流体圧シリンダが上記移動台に固定され、この流体圧シリンダのロッドが上記支持軸部を貫通し、上記押圧部材が上記クランプ部材の中央穴に臨んでいる。これによれば、流体圧シリンダのロッドが支持軸部を貫通するため、流体圧シリンダの設置を容易にすることができる。
上記プリフォーム30は上記鋳造後にバリ取りをしてから、上下を逆にして図2に示すスピニング加工装置により、スピニング加工される。
なお、エアシリンダ81の作動はカウンタープレート50の上昇と同時であってもよい。
鋳造の仕方に特に限定はない。例えば、鋳型の内、横型13は、複数個の分割が可能であり、特に四分割や三分割は適当である。
上記実施形態ではプリフォームを低圧鋳造により得たが、重力鋳造や傾斜鋳造、高圧鋳造で得てもよい。また、プリフォームは鍛造により得てもよい。
スピニング加工の際にマンドレルの中心軸(回転軸)を水平にしてもよい。
カウンタープレートはマンドレルに対して相対的に軸方向移動されるが、カウンタープレートの代わりにマンドレルが移動してプリフォームを挟持してもよい。
また、ローラはマンドレルに対して相対的に軸方向移動されるが、ローラの代わりにマンドレルおよびカウンタープレートが軸方向に移動してもよい。
15 成形用キャビティ
16 ディスク部成形用空間
17 リム原形部成形用空間
18 湯道
30,30’ プリフォーム
31,31’ ディスク部
32,32’ リム原形部
33 湯口成形部
39 リム部
40 マンドレル
50 カウンタープレート(クランプ部材)
51a 中央穴
70 離脱機構
71 押圧部材
72 圧縮コイルバネ
80 離脱機構
81 エアシリンダ(流体圧シリンダ)
81b ロッド
85 押圧部材
90 移動台
91 支持軸部
Claims (6)
- (ア)ディスク部とリム原形部とを一体に有する車両ホイールのプリフォームを製造する工程と、
(イ)上記プリフォームのリム原形部をマンドレルの外周に被せるとともに、上記ディスク部を上記マンドレルの端面とクランプ部材とで挟持し、この状態で、上記リム原形部に減肉を伴うスピニング加工を施すことにより、リム部を有する車両ホイールを得る工程と、
を備えた車両ホイールの製造方法において、
上記スピニング加工後に、上記クランプ部材を上記マンドレルから遠ざけるとともに、上記クランプ部材の中央部に設けた離脱機構により上記ディスク部の中央部をマンドレルに向けて押し、これにより車両ホイールをクランプ部材から離脱させることを特徴とする車両ホイールの製造方法。 - 上記プリフォームを鋳造により得、この鋳造の際に用いられる鋳型の成形用キャビティは、上記ディスク部を得るためのディスク部成形用空間と上記リム原形部を得るためのリム原形部成形用空間とを有し、上記ディスク部成形用空間を画成している一対の対峙した型面のうち、一方の型面の中央には湯道が開口しており、上記プリフォームの鋳造時に、上記湯道に対応して上記ディスク部の中央部から突出する湯道成形部が成形され、
上記ディスク部を上記マンドレルと上記クランプ部材とで挟持する際、上記湯道成形部がクランプ部材の中央に形成された穴に収容され、
上記離脱機構は、この湯道成形部を押すことにより車両ホイールをクランプ部材から離脱させることを特徴とする請求項1に記載の車両ホイールの製造方法。 - マンドレルとクランプ部材とを備え、車両ホイールのプリフォームのリム原形部を上記マンドレルの外周に装着し、プリフォームのディスク部をマンドレルの端面とクランプ部材とで挟んだ状態で、上記リム原形部をスピニング加工してリム部を得る車両ホイールのスピニング加工装置において、
上記クランプ部材の中央部に離脱機構が設けられ、上記スピニング加工後に、上記クランプ部材を上記マンドレルから遠ざけるとともに、上記離脱機構が上記ディスク部の中央部をマンドレルに向けて押し付けることにより、車両ホイールをクランプ部材から離脱させることを特徴とする車両ホイールのスピニング加工装置。 - 上記クランプ部材の中央部には穴が形成され、上記離脱機構は、この中央穴にスライド可能に収容された押圧部材と、この押圧部材を上記マンドレルに向かって付勢する圧縮コイルバネとを有することを特徴とする請求項3に記載の車両ホイールのスピニング加工装置。
- 上記クランプ部材の中央部には穴が形成され、上記離脱機構は、上記クランプ部材に装着された流体圧シリンダと、この流体圧シリンダのロッド先端に設けられた押圧部材とを有し、この流体圧シリンダのロッドが延びた時に、上記クランプ部材の中央穴を通って上記ディスク部の中央部を押圧することを特徴とする請求項3に記載の車両ホイールのスピニング加工装置。
- さらに、上記マンドレルの軸方向に移動可能な移動台を備え、この移動台は上記マンドレルと同軸をなす支持軸部を有し、この支持軸部に上記クランプ部材が回転可能に支持され、上記流体圧シリンダが上記移動台に固定され、この流体圧シリンダのロッドが上記支持軸部を貫通し、上記押圧部材が上記クランプ部材の中央穴に臨んでいることを特徴とする請求項5に記載の車両ホイールのスピニング加工装置。
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JP2004313726A JP2006122946A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 車両ホイールの製造方法およびスピニング加工装置 |
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2004
- 2004-10-28 JP JP2004313726A patent/JP2006122946A/ja active Pending
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