JP2006121889A - 永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 - Google Patents
永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006121889A JP2006121889A JP2005106738A JP2005106738A JP2006121889A JP 2006121889 A JP2006121889 A JP 2006121889A JP 2005106738 A JP2005106738 A JP 2005106738A JP 2005106738 A JP2005106738 A JP 2005106738A JP 2006121889 A JP2006121889 A JP 2006121889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- permanent magnet
- magnetic flux
- energy
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
【課題】 地球温暖化防止に対し二酸化炭素の削減に有効な永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置を提供する。
【解決手段】 鉄心(5)に重ねて巻いたコイルA(6)及びコイルB(7)及びコイルC(8)とコイルA(6)及びコイルB(7)の並列回路に接続した全波整流回路とコイルC(8)に並列接続したコンデンサA(10)と鉄心(5)に取り付けた永久磁石A(1)及び永久磁石B(2)及び永久磁石C(3)及び永久磁石D(4)からなり、全波整流回路に交流電源を接続すると、コイルA(6)及びコイルB(7)による磁束と永久磁石A(1)及び永久磁石B(2)及び永久磁石C(3)及び永久磁石D(4)による磁束がプラスされた磁束の電磁誘導エネルギーが出力側のコイルC(8)に発生することを特徴とする永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】 鉄心(5)に重ねて巻いたコイルA(6)及びコイルB(7)及びコイルC(8)とコイルA(6)及びコイルB(7)の並列回路に接続した全波整流回路とコイルC(8)に並列接続したコンデンサA(10)と鉄心(5)に取り付けた永久磁石A(1)及び永久磁石B(2)及び永久磁石C(3)及び永久磁石D(4)からなり、全波整流回路に交流電源を接続すると、コイルA(6)及びコイルB(7)による磁束と永久磁石A(1)及び永久磁石B(2)及び永久磁石C(3)及び永久磁石D(4)による磁束がプラスされた磁束の電磁誘導エネルギーが出力側のコイルC(8)に発生することを特徴とする永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置に関するものである。
従来、永久磁石を使用した発電には永久磁石の吸引力又は反発力を利用する方法と電磁誘導作用を利用した発電機があった。
しかしながら、永久磁石の吸引力や反発力を利用する方法では取り出せるエネルギーは加えたエネルギーより少なくなるし、同様に、電磁誘導を利用した発電機でも出力エネルギーは損失の為少なくなる。さらに、地球温暖化防止に対し二酸化炭素の削減が可能な発電が要望されている。
本発明は、このような、従来の課題を解決しようとするもので、入力エネルギーにプラスして永久磁石の磁束変化による電磁誘導の発生エネルギーを出力エネルギーとして取り出すことにより、入力エネルギーより出力エネルギーを多く取り出す永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、このような、従来の課題を解決しようとするもので、入力エネルギーにプラスして永久磁石の磁束変化による電磁誘導の発生エネルギーを出力エネルギーとして取り出すことにより、入力エネルギーより出力エネルギーを多く取り出す永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置を提供することを目的とするものである。
鉄心にコイルAとコイルBとコイルCを重ねて巻き、入力側としてコイルAとコイルBを磁束の方向が同一になるように並列接続したものに全波整流回路を接続し、出力側としてコイルCにコンデンサAを接続する。また、コイルA及びコイルBの磁束と反対方向に磁束が流れるように永久磁石Aと永久磁石Bの異磁極側を一組にして鉄心に取り付ける、同様に永久磁石Cと永久磁石Dの異磁極側を一組にして鉄心に取り付けた永久磁石発電装置を提供することにより上記課題を解決したものである。
全波整流回路に交流電源を接続すると、一方向の大きさが時間で変化する電流がコイルA及びコイルBに流れるため、一方向の大きさが時間で変化する磁束が発生する。また、永久磁石によるコイルC内の鉄心の磁束は、コイルAとコイルBによる磁束と反対方向になっているため、コイルAとコイルBの磁束が増加すると、コイルC内の鉄心の永久磁石の磁束は減少するため、コイルCにコイルAとコイルBによる磁束の変化量とコイルC内の鉄心に流れる永久磁石の磁束変化量がプラスされた誘導起電力が発生する。また、コイルAとコイルBの磁束が減少するときも同様に、コイルCにコイルAとコイルBの磁束変化量とコイルC内の鉄心に流れる永久磁石の磁束変化量がプラスされた誘導起電力が発生する。
コイルAとコイルBを並列に接続しているのは、コイルに発生する逆起電力の影響に対し磁束の発生量を増加させるためのものである、また、出力側にコンデンサAを接続して出力電圧を平滑にする。
全波整流回路に交流電源を接続すると、一方向の大きさが時間で変化する電流がコイルA及びコイルBに流れるため、一方向の大きさが時間で変化する磁束が発生する。また、永久磁石によるコイルC内の鉄心の磁束は、コイルAとコイルBによる磁束と反対方向になっているため、コイルAとコイルBの磁束が増加すると、コイルC内の鉄心の永久磁石の磁束は減少するため、コイルCにコイルAとコイルBによる磁束の変化量とコイルC内の鉄心に流れる永久磁石の磁束変化量がプラスされた誘導起電力が発生する。また、コイルAとコイルBの磁束が減少するときも同様に、コイルCにコイルAとコイルBの磁束変化量とコイルC内の鉄心に流れる永久磁石の磁束変化量がプラスされた誘導起電力が発生する。
コイルAとコイルBを並列に接続しているのは、コイルに発生する逆起電力の影響に対し磁束の発生量を増加させるためのものである、また、出力側にコンデンサAを接続して出力電圧を平滑にする。
本発明によれば、コイルAとコイルBによる磁束変化量と永久磁石の磁束変化量がプラスされた磁束変化量により、コイルCに電磁誘導による誘導起電力が発生するため、入力エネルギーに対し出力エネルギーが大きくなる、また、発電装置として地球温暖化防止に対して二酸化炭素削減効果がある。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)鉄心(5)にコイルA(6)とコイルB(7)とコイルC(8)を重ねて巻きつける。
(ロ)コイルA(6)とコイルB(7)を磁束方向が一致するように並列に接続したものに全波整流回路(9)を接続する。
(ハ)コイルA(6)とコイルB(7)に発生する磁束の方向と反対に磁束が流れるように永久磁石A(1)と永久磁石B(2)の異磁極側を一組にして鉄心(5)に取り付ける。同様にして、永久磁石C(3)と永久磁石D(4)の異磁極側を一組にして鉄心(5)に取り付ける。
(ニ)コイルC(8)にコンデンサA(10)を接続する。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、全波整流回路(9)に交流電源を接続して全波整流した電流をコイルA(6)及びコイルB(7)に流し、コイルC(8)の端子から出力を取り出す。
(イ)鉄心(5)にコイルA(6)とコイルB(7)とコイルC(8)を重ねて巻きつける。
(ロ)コイルA(6)とコイルB(7)を磁束方向が一致するように並列に接続したものに全波整流回路(9)を接続する。
(ハ)コイルA(6)とコイルB(7)に発生する磁束の方向と反対に磁束が流れるように永久磁石A(1)と永久磁石B(2)の異磁極側を一組にして鉄心(5)に取り付ける。同様にして、永久磁石C(3)と永久磁石D(4)の異磁極側を一組にして鉄心(5)に取り付ける。
(ニ)コイルC(8)にコンデンサA(10)を接続する。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、全波整流回路(9)に交流電源を接続して全波整流した電流をコイルA(6)及びコイルB(7)に流し、コイルC(8)の端子から出力を取り出す。
実施事例1として、出力の取り出し方法に図1以外で図4の回路構成図に示すようにダイオード(12)をコンデンサA(10)と組み合わせて、出力電圧を直流電圧として取り出す方法とその他の平滑回路を使用して取り出す方法がある。
また、入力側について、全波整流回路を使用しないでコイルA(6)とコイルB(7)に三角波形などの電流を直接流す方法がある。
また、鉄心(5)内の磁束を増加させる方法に、コイルA(6)とコイルB(7)にさらにコイルを追加して並列接続することにより、逆起電力によるコイルA(6)とコイルB(7)に流れる電流の減少分を補い磁束を増加させる方法がある。また、出力側のコイルC(8)にさらにコイルを追加して並列接続し、出力電流を増加させる方法がある。また、図4の回路構成図に示すように、コンデンサB(11)を接続することで鉄心(5)の磁束を増加することができる。
また、入力側について、全波整流回路を使用しないでコイルA(6)とコイルB(7)に三角波形などの電流を直接流す方法がある。
また、鉄心(5)内の磁束を増加させる方法に、コイルA(6)とコイルB(7)にさらにコイルを追加して並列接続することにより、逆起電力によるコイルA(6)とコイルB(7)に流れる電流の減少分を補い磁束を増加させる方法がある。また、出力側のコイルC(8)にさらにコイルを追加して並列接続し、出力電流を増加させる方法がある。また、図4の回路構成図に示すように、コンデンサB(11)を接続することで鉄心(5)の磁束を増加することができる。
実施例2として永久磁石による鉄心(5)のコイルC(8)側の磁束を増加させる方法に永久磁石の取り付け方法を図5のようにする方法と実施例3の図6のようにする方法がある。
地球温暖化防止に対し二酸化炭素削減に有効な発電装置として、蓄電池に充電して使用する場合と直接電源として使用することが可能である
(1)永久磁石A (2)永久磁石B (3)永久磁石C
(4)永久磁石D (5)鉄心 (6)コイルA
(7)コイルB (8)コイルC (9)全波整流回路
(10)コンデンサA (11)コンデンサB (12)ダイオード
(4)永久磁石D (5)鉄心 (6)コイルA
(7)コイルB (8)コイルC (9)全波整流回路
(10)コンデンサA (11)コンデンサB (12)ダイオード
Claims (1)
- 2個の永久磁石の異磁極側を一組にして、一組以上取り付けた鉄心に入力側のコイル1個以上と出力側のコイル1個以上を重ねて巻いたものと入力側のコイルに接続した全波整流回路と出力側のコイルにコンデンサとダイオードを接続したものであって、交流電流を全波整流回路に流して入力側のコイルにより、鉄心に大きさの変化する一方向の磁束を流して、コイル部分の鉄心内に流れる永久磁石による磁束の大きさを変化させ、入力側のコイルによる磁束変化量と永久磁石による磁束変化量をプラスした磁束変化量により出力側のコイルに誘導起電力を発生させることを特徴とする永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005106738A JP2006121889A (ja) | 2004-09-27 | 2005-03-06 | 永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004308841 | 2004-09-27 | ||
JP2005106738A JP2006121889A (ja) | 2004-09-27 | 2005-03-06 | 永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006121889A true JP2006121889A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36539237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005106738A Pending JP2006121889A (ja) | 2004-09-27 | 2005-03-06 | 永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006121889A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007318992A (ja) * | 2007-04-25 | 2007-12-06 | Yasuhisa Tanaka | 永久磁石発電装置 |
JP2016214051A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 憲治 本田 | U字マグネットを用いた電池方法 |
KR101788932B1 (ko) | 2015-11-06 | 2017-11-15 | 한양대학교 산학협력단 | 에너지 하베스팅 장치 및 이를 포함하는 웨어러블 디바이스 |
WO2023003299A1 (ko) * | 2021-07-19 | 2023-01-26 | 박배억 | 영구자석을 이용한 전기 에너지 변환 장치 |
-
2005
- 2005-03-06 JP JP2005106738A patent/JP2006121889A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007318992A (ja) * | 2007-04-25 | 2007-12-06 | Yasuhisa Tanaka | 永久磁石発電装置 |
JP2016214051A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 憲治 本田 | U字マグネットを用いた電池方法 |
KR101788932B1 (ko) | 2015-11-06 | 2017-11-15 | 한양대학교 산학협력단 | 에너지 하베스팅 장치 및 이를 포함하는 웨어러블 디바이스 |
WO2023003299A1 (ko) * | 2021-07-19 | 2023-01-26 | 박배억 | 영구자석을 이용한 전기 에너지 변환 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4145317B2 (ja) | 分散電源用発電装置の主回路 | |
JP5432901B2 (ja) | モーターの力率補正装置および方法 | |
EA200800631A1 (ru) | Электрический двигатель-генератор с индуцированием постоянным током | |
EP2007003A3 (en) | Generating system with a regulated permanent magnet machine and an active rectifier | |
JP2006121889A (ja) | 永久磁石のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置 | |
JP4804211B2 (ja) | 分散電源用発電装置の直流出力回路 | |
JP2004215472A (ja) | 振子式簡易発電装置及び懸架発電装置 | |
JP2006217789A (ja) | 永久磁石発電装置 | |
JP5782850B2 (ja) | 電磁石型回転電機 | |
WO2013014975A1 (ja) | 振動発電機 | |
JP2007185002A (ja) | 永久磁石発電装置 | |
JP5147339B2 (ja) | 分散電源用発電装置 | |
KR101082879B1 (ko) | 쌍코어 구조를 이용한 변압기 | |
JP2006271186A (ja) | 風力発電装置の過回転防止装置 | |
WO2016086888A1 (zh) | 新型超能电机 | |
JP5594660B2 (ja) | リラクタンス発電機 | |
JP2016025811A (ja) | 発電機 | |
JP2008220138A (ja) | 永久磁石発電装置 | |
KR102551042B1 (ko) | 하이브리드 여자 방식의 발전기 | |
JP2011254603A (ja) | 分散電源用発電装置の整流回路 | |
JP5349258B2 (ja) | 分散電源用発電装置 | |
JP2016067128A (ja) | 発電機 | |
KR20110084868A (ko) | 부하에 의한 역회전 자장 감소 발전기 | |
KR20230100868A (ko) | 고효율 발전기 | |
JPH0528064B2 (ja) |