JP2006121571A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Masako Okazaki
理子 岡崎
Tetsuya Ishii
哲也 石井
Toru Nakamura
透 中村
Hideki Osada
英喜 長田
Kentaro Sekiyama
健太郎 関山
Takehiro Yoshida
剛洋 吉田
Takahiro Amauchi
隆裕 天内
Tokuyoshi Shimamoto
篤義 嶋本
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Abstract

【課題】簡易な構成で、容易に操作でき、誤動作を低減できる携帯情報端末を提供することを目的とする。
【解決手段】本体部110と情報を表示する半透過光学素子102とを備える携帯情報端末100であって、本体部110と半透過光学素子102との少なくとも一方の3ヶ所以上の位置に接触センサ120a、120b、120c、120dが設けられ、接触センサ120a、120b、120c、120dは、使用者OBSが3ヶ所以上の接触センサ120a、120b、120c、120dを略同時に接触したときに、携帯情報端末100の特定の機能、例えばマナーモードを動作させる。
【選択図】 図2−1

Description

本発明は、携帯情報端末に関し、特に特定の機能のオンまたはオフの操作方法に係る携帯情報端末に関するものである。
従来、情報化社会の発達に伴い、携帯情報端末、例えば携帯電話機が非常に多く用いられるようになっている。そして、技術改良が進み、携帯情報端末のさらなる小型化、軽量化がなされている。このため、使用者が移動する際に、携帯情報端末をバックの中、またはポケットの中等に納めることが多い。移動時等に携帯電話機をバックの中やポケットに収納する場合、操作スイッチがバックの内容物や思わぬものに接触してしまうことがある。この結果、携帯電話機が使用者の意図とは関係ない動作をしてしまうこと、即ち誤動作をすることがある。このような誤動作を防止する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に提案されている構成では、圧力センサと温度センサとの2種類のセンサを用いている。圧力センサは、使用者の指の接触圧を検出する。温度センサは、使用者の指の体温を検出する。これら、異なる複数の検出結果に基づいて、特定の機能のオン(ON)またはオフ(OFF)を判断している。
特開平11−239201号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、上述のように異なる2種類のセンサ、即ち圧力センサと温度センサとを用いている。このため、携帯情報端末の構成要素が多くなってしまう。また、使用者は、温度センサ、圧力センサが設けられている位置を認識したうえで指を当接させる。そして、使用者は、この状態でON動作またはOFF操作を行なう必要がある。このため、使用者は、温度センサの位置、圧力センサの位置を認識しなければならず煩雑である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、容易に操作でき、誤動作を低減できる携帯情報端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の本発明によれば、本体部と情報を表示する光学素子とを備える携帯情報端末であって、本体部と光学素子との少なくとも一方の3ヶ所以上の位置に接触センサが設けられ、接触センサは、使用者が3ヶ所以上の接触センサを略同時に接触したときに、携帯情報端末の特定の機能を動作させることを特徴とする携帯情報端末を提供できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、本体部は、4つの側面を備える略直方体形状を有し、接触センサは、4つの側面に設けられていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、携帯情報端末は、さらに、所定の情報を表示する電子情報表示部と、電子情報表示部に表示された情報を実視野に重畳的に表示する半透過光学素子とを有することが望ましい。
また、第2の本発明によれば、本体部と情報を表示する光学素子とを備える携帯情報端末であって、本体部は、所定軸の周りに回転対称な形状を所定軸に略平行な平面で切り取った形状を有し、本体部と光学素子との少なくとも一方に接触センサが設けられ、接触センサは、使用者が所定割合以上の領域の接触センサを略同時に接触したときに、携帯情報端末の特定の機能を動作させることを特徴とする携帯情報端末を提供できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、接触センサは、輪帯形状を有していることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、接触センサは、離散的に点在するように設けられていることが望ましい。
第1の本発明によれば、本体部と光学素子との少なくとも一方の3ヶ所以上の位置に接触センサが設けられている。接触センサとして、例えば、圧力センサを用いることができる。そして、接触センサは、使用者が3ヶ所以上の接触センサが略同時に接触したことを検出する。例えば、カバンの中の物が、3ヶ所以上の異なる位置に設けられている接触センサに、略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者が意図しないような誤動作を低減できる。また、使用者は、カバンの中やポケット内に納められている携帯情報端末を、視覚による確認を経ないで、手探りで特定の機能のON、OFFの操作ができる。本発明では、3ヶ所以上に圧力センサが設けられている。従って、使用者が手探りの状態においても、携帯情報端末を把持した状態で3ヶ所以上の接触センサに手のひらの部分や指を容易に当接できる。さらに、本発明では、1種類の接触センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末の構成を簡素化できる。
また、第2の本発明では、本体部は、所定軸の周りに回転対称な形状を所定軸に略平行な平面で切り取った形状を有している。本体部は、例えば、ラグビーボール形状や玉子形状を、その回転対称軸に平行な平面で切り取った半球のような形状である。そして、本体部の表面には、接触センサが設けられている。使用者は、例えば、半球の玉子形状の本体部を把持する。ここで、接触センサは、接触センサの全体の領域に対する所定の割合以上の領域が略同時に指で接触されたとき、特定の機能を動作させる。カバンの中の物が、半球の玉子形状の表面の所定割合以上の領域の接触センサに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者が意図しないような誤動作を低減できる。また、使用者は、手探りの状態においても、携帯情報端末を把持した状態で所定割合以上の領域の接触センサに手のひらの部分や指で容易に当接できる。さらに、本発明では、1種類の接触センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末の構成を簡素化できる。
以下に、本発明に係る携帯情報端末の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る携帯情報端末100の概略構成を示す。使用者OBSは、携帯情報端末100を用いて観察物OBJを観察する。携帯情報端末100は、本体部110と、半透過光学素子102とを有する。さらに、本体部110は、撮像部104と、電子情報表示部101とを備えている。撮像部104として、小型カメラを用いることができる。電子情報表示部101として、液晶表示パネルや有機ELパネルを用いることができる。また、半透過光学素子102は、ホログラム素子やハーフミラーを用いることができる。半透過光学素子102は、光学素子に対応する。これにより、携帯情報端末100は、いわゆるシースルービュアーを構成する。
図2−1、図2−2は、携帯情報端末100の斜視図である。携帯情報端末100は、さらに、テン(10)キー130を備えている。テンキー130は、数字キー、記号キー、アルファベットキー等から構成される。また、半透過光学素子102は、観察物OBJからの光を透過し、電子情報表示部101からの光を使用者OBSの方向へ反射する。これにより、半透過光学素子102は、電子情報表示部101に表示された情報を観察物OBJの実視野に重畳的に表示する。
図3−1は、携帯情報端末100を上面から見た構成を示す。図3−2は、携帯情報端末100の断面構成を示す。撮像部104は、光学レンズ(不図示)と、撮像デバイス(不図示)とから構成されている。撮像デバイスは、例えば2次元CCDを用いることができる。撮像部104は、実視野の観察物OBJ等を撮像する。
また、図3−2に示すように、使用者OBSは、半透過光学素子102を透過して観察物OBJを実視野で観察する。同時に、電子情報表示部101に表示された情報の像は、半透過光学素子102により使用者OBSの方向へ反射される。これにより、使用者OBSは、観察物OBJを実視野で観察しつつ、重畳して表示された情報を認識できる。
携帯情報端末100の本体部110は、図3−1に示すように、4つの側面を備える略直方体形状を有している。そして、3つの側面には、それぞれ接触センサ120a、120b、120cが設けられている。接触センサ120a、120b、120cとして、例えば圧力センサを用いることができる。接触センサ120a、120b、120cは、使用者OBSが手のひらや指で携帯情報端末100に触ったことを検出する。このとき、帯状の接触センサ120a、120b、120cのそれぞれの全体の領域に接触する必要はない。例えば、帯状の接触センサ120aのいずれかの部分に手のひらや指が接触すれば良い。さらに、使用者OBSが3ヶ所以上の接触センサを略同時に接触したとき、携帯情報端末100の特定の機能を動作させるように構成されている。
図4は、本実施例における操作手順を示すフローチャートである。ステップS301において、3つ以上の接触センサ120a、120b、120cに接触したか(ON)、否かが判断される。ステップS301の判断結果が真(Yes)のとき、ステップS302へ進む。ステップS302において、接触センサ120a、120b、120cが所定の圧力値以上で接触されたか、否かが判断される。ステップS302の判断結果が真のとき、ステップS303へ進む。ステップS303において、特定の機能がONされる。特定の機能として、例えば、呼び出し音、着信音などを消音させるモード、いわゆるマナーモードを挙げることができる。その後は、ステップS304において、携帯情報端末100が電源ONの状態で使用される。また、ステップS301の判断結果が偽(No)のとき、ステップS304へ進み、そのままの使用モードが維持される。さらに、ステップS302の判断結果が偽(No)のとき、ステップS304へ進み、そのままの使用モードが維持される。
ここで、使用者OBSは、携帯情報端末100をカバンの中に納めている状態を考える。この状態において、使用者OBSが携帯情報端末100をマナーモードに設定したいときは、手探りの状態で携帯情報端末100の本体部110を所定の強さで握る動作を行なう。これにより、使用者OBSの手のひら、指が接触センサ120a、120b、120cに接触する。従って、3ヶ所以上の接触センサ120a、120b、120cを略同時に接触したことが検出される。これに対して、カバンの中の物が、3ヶ所以上の異なる位置に設けられている接触センサ120a、120b、120cに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者OBSが意図しないような誤動作を低減できる。このように、使用者OBSは、例えば、カバンの中やポケット内に納められている携帯情報端末100を、視覚による確認を経ないで、手探りでマナーモードの設定操作ができる。
さらに、3つの側面のそれぞれに、つまり3ヶ所以上に接触センサ120a、120b、120cが設けられている。従って、使用者OBSが手探りの状態においても、携帯情報端末100を把持した状態で3ヶ所以上の接触センサ120a、120b、120cに手のひらの部分や指を容易に当接できる。さらに、本実施例では、手のひらや指の接触の検出に加えて、所定値以上の圧力値で接触したことで特定の機能をONしている。これにより、使用者OBSがマナーモードに設定するという意図を持って、ある程度の強さで本体部110を握ったときに機能をONできる。このため、さらに誤動作を低減できる。
また、本実施例では、1種類の接触センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末100の構成を簡素化できる。なお、本実施例では、接触センサ120a、120b、120cに接触することで、マナーモード機能をONにしている。しかしこれに限られず、接触センサ120a、120b、120cに接触することで、特定の機能を解除する構成、例えばマナーモードをOFFする構成でも良い。
(変形例)
本実施例の変形例について説明する。上記実施例1では、特定の機能としてマナーモードの機能のON、OFFを例に説明している。本変形例では、特定の機能として、電子情報表示部101の画面の明るさを調整する。本変形例では、使用者OBSが本体部110を握る力に応じて、電子情報表示部101の画面の明るさを変化させることができる。図3−1は、携帯情報端末100をシースルービュアーとして使用するとき、使用者OBSが右手で本体部110を把持している状態を示す。使用者OBSは、図3−1に示すような携帯情報端末100の使用状態において、自然な状態で3ヶ所の接触センサ120a、120b、120cに手のひら及び指で触ることができる。図4のフローチャートで説明したように、接触センサ120a、120b、120cに接触した圧力値も検出できる。ここで、制御部(不図示)は、使用者OBSが本体部110を握る圧力値に応じて、電子情報表示部101の画面の明るさを調整する。
本変形例によれば、使用者OBSは、携帯情報端末100をシースルービュアーとして使用する状態において、本体部110を所望の強さで握るという簡易な操作で、電子情報表示部101の画面の明るさを調整できる。また、携帯情報端末100を把持した状態で、単に本体部110を握るという動作で良い。このため、誤動作を低減できる。
図5−1、図5−2は、本発明の実施例2に係る携帯情報端末200の斜視構成を示す。本実施例の携帯情報端末200は、いわゆるストレートタイプの携帯電話機である。携帯情報端末200は、本体部210と、液晶画面部202とを有する。液晶画面部202は、光学素子に対応する。さらに、携帯情報端末200は、テンキー130を備えている。テンキー130は、数字キー、記号キー、アルファベットキー等から構成される。
携帯情報端末200の本体部210は、4つの側面を備える略直方体形状を有している。そして、4つの側面には、それぞれ接触センサ220a、220b、220c、220dが設けられている。接触センサ220a、220b、220c、220dとして、例えば圧力センサを用いることができる。4つの接触センサ220a、220b、220c、220dは、それぞれ4つの側面の全体にわたって連続して設けられている。
接触センサ220a、220b、220c、220dは、使用者OBSが手のひらや指で携帯情報端末を触ったことを検出する。このとき、帯状の接触センサ220a、220b、220c、220dのそれぞれの全体の領域に接触する必要はない。例えば、帯状の接触センサ220aのいずれかの部分に手のひらや指が接触すれば良い。さらに、使用者OBSが3ヶ所以上の接触センサを略同時に接触したとき、携帯情報端末200の特定の機能を動作させるように構成されている。
使用者OBSが、携帯情報端末200をカバンの中に納めている状態を考える。この状態において、使用者OBSが携帯情報端末200をマナーモードに設定したいときは、手探りの状態で携帯情報端末200の本体部210を所定の強さで握る動作を行なう。これにより、使用者OBSの手のひら、指が接触センサ220a、220b、220c、220dに接触する。従って、3ヶ所以上の接触センサ220a、220b、220c、220dを略同時に接触したことが検出される。これに対して、カバンの中の物が、3ヶ所以上の異なる位置に設けられている接触センサ220a、220b、220c、220dに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者OBSが意図しないような誤動作を低減できる。
さらに、本実施例では、本体部210の4つの側面に接触センサ220a、220b、220c、220dが設けられている。従って、使用者OBSが手探りの状態においても、携帯情報端末100を把持した状態で3ヶ所以上の接触センサ220a、220b、220c、220dに手のひらの部分や指を容易に当接できる。このように、使用者OBSは、例えば、カバンの中やポケット内に納められている携帯情報端末100を、視覚による確認を経ないで、手探りでマナーモードの設定操作ができる。本実施例では、上記実施例1と同様に、手のひらや指の接触の検出に加えて、所定値以上の圧力値で接触したことで特定の機能をONしている。これにより、使用者OBSがマナーモードに設定するという意図を持って、ある程度の強さで本体部110を握ったときに機能をONできる。このため、さらに誤動作を低減できる。
また、本実施例では、1種類の接触センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末200の構成を簡素化できる。なお、本実施例では、接触センサ220a、220b、220c、220dに接触することで、マナーモード機能をONにしている。しかしこれに限られず、接触センサ220a、220b、220c、220dに接触することで、特定の機能を解除する構成、例えばマナーモードをOFFする構成でも良い。
(変形例)
次に、図6、図7を用いて本実施例の変形例について説明する。上記実施例2では、特定の機能としてマナーモードの機能のON、OFFを例に説明している。本変形例では、特定の機能として、携帯電話機の音量の大きさを調整する。本変形例では、使用者OBSが本体部210を握る力に応じて、制御部(不図示)は音量の大きさを変化させる。図6は、使用者OBSが右手RHで携帯情報端末200を把持している状態を示す。また、図7は、使用者OBSが左手LHで携帯情報端末200を把持している状態を示す。
使用者OBSは、図6、図7のいずれの把持状態においても、親指と、他の4本の指と、手のひらとで、少なくとも3ヶ所の接触センサ220a、220b、220cに触ることができる。図4のフローチャートで説明したように、接触センサ220a、220b、220cに接触した圧力値を検出する。ここで、制御部(不図示)は、使用者OBSが本体部210を握る圧力値に応じて、音量の大きさを調整する。
本変形例によれば、使用者OBSは、携帯情報端末200を把持した状態において、本体部210を所望の強さで握るという簡易な操作で、音量の大きさを調整できる。このように、携帯情報端末200を把持した状態で、単に本体部210を握るという動作で良い。このため、誤動作を低減できる。
図8−1、図8−2は、本発明の実施例3に係る携帯情報端末300の斜視構成を示す。本実施例の携帯情報端末300は、いわゆる折り畳みタイプの携帯電話機である。携帯情報端末300は、本体部310と、液晶画面部302とを有する。液晶画面部302は、光学素子に対応する。さらに、携帯情報端末300は、テンキー130を備えている。
携帯情報端末300の本体部310は、4つの側面を備える略直方体形状を有している。また、光学素子枠体330は、液晶画面部302を保持する。光学素子枠体330は、4つの側面を備える略直方体形状を有している。そして、本体部310の4つの側面には、それぞれ接触センサ320a、320b、320c、320dが設けられている。また、光学素子枠体330の4つの側面には、それぞれ接触センサ321a、321b、321c、321dが設けられている。
図8−3は、携帯情報端末300を光学素子枠体330側から見た上面図である。光学素子枠体330の4つの側面に設けられている接触センサ321a、321b、321c、321dは、それぞれ側面よりも所定深さだけ低い領域に設けられている。また、図示しないが、同様に、本体部310の4つの側面に設けられている接触センサ320a、320b、320c、320dは、それぞれ側面よりも所定深さだけ低い領域に設けられている。
接触センサ320a〜320d、321a〜321dは、使用者OBSが手のひらや指で携帯情報端末300を触ったことを検出する。このとき、帯状の接触センサ320a〜320d、321a〜321dのそれぞれの全体の領域に接触する必要はない。例えば、帯状の接触センサ320aのいずれかの部分に手のひらや指が接触すれば良い。さらに、使用者OBSが3ヶ所以上の接触センサを略同時に接触したとき、携帯情報端末300の特定の機能を動作させるように構成されている。
使用者OBSが、携帯情報端末300をカバンの中に納めている状態を考える。このとき、通常、折り畳んだ状態、即ち、本体部310と光学素子枠体330とを略密着させる閉じた状態である。そして、使用者OBSが携帯情報端末300をマナーモードに設定したいときは、手探りの状態で携帯情報端末300の本体部210や光学素子枠体330を所定の強さで握る動作を行なう。これにより、使用者OBSの手のひら、指が接触センサ320a〜320d、321a〜321dに接触する。従って、3ヶ所以上の接触センサ320a〜320d、321a〜321dを略同時に接触したことが検出される。ここで、カバンの中の物が、3ヶ所以上の異なる位置に設けられている接触センサ320a〜320d、321a〜321dに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者OBSが意図しないような誤動作を低減できる。
さらに、本実施例では、本体部210の4つの側面に加えて、光学素子枠体330の4つの側面にも接触センサ321a、321b、321c、321dが設けられている。従って、使用者OBSが手探りの状態においても、携帯情報端末300を把持した状態で3ヶ所以上の接触センサ320a〜320d、321a〜321dに手のひらの部分や指を容易に当接できる。このように、使用者OBSは、例えば、カバンの中やポケット内に納められている携帯情報端末300を、視覚による確認を経ないで、手探りでマナーモードの設定操作ができる。
さらに好ましくは、上記実施例1と同様に、手のひらや指の接触の検出に加えて、所定値以上の圧力値で接触したことで特定の機能をONすることが望ましい。これにより、使用者OBSがマナーモードに設定するという意図を持って、ある程度の強さで本体部310、光学素子枠体330を握ったときに機能をONできる。このため、さらに誤動作を低減できる。加えて、本実施例では、図8−3に示したように、接触センサ320a〜320d、321a〜321dは、側面よりも所定深さだけ低い領域に設けられている。この結果、使用者OBSが意図しない状況において、3ヶ所以上の接触センサに物が接触することをさらに確実に減らすことができる。従って、誤動作をさらに確実に低減できる。
図9−1は、本発明の実施例4に係る携帯情報端末400の斜視構成を示す。本実施例の携帯情報端末400は、折り畳みタイプの携帯電話機である。携帯情報端末400は、本体部410と、液晶画面部402とを有する。液晶画面部402は、光学素子に対応する。光学素子枠体430は、液晶画面部402を保持する。さらに、本体部410は、テンキー130を備えている。
本体部410は、所定軸AXの周りに回転対称な形状を所定軸AXに略平行なxy平面で切り取った形状を有している。例えば、本体部410は、ラグビーボール形状や玉子形状を、その回転対称軸に平行な平面で切り取った半球のような形状である。光学素子枠体430も、本体部410と略同一の形状を有する。図9−2は、携帯情報端末400を折り畳んだ状態の構成を示す。図9−2で示すように、携帯情報端末400は、閉じた状態では、ラグビーボール形状や玉子形状を有する。
本体部410の表面部分には、複数の輪帯状の接触センサ420a、420bが設けられている。光学素子枠体430にも、同様の輪帯状の接触センサ421a、421bが設けられている。接触センサ420a、420b、421a、421bは、使用者OBSが所定割合以上の領域の接触センサ420a、420b、421a、421bを略同時に接触したときに、携帯情報端末400の特定の機能を動作させる。
閉じた状態の携帯情報端末400をカバンの中に納めているときを考える。使用者OBSは、本体部410と光学素子枠体430とで形成される玉子形状の表面を把持する。ここで、上述のように、接触センサ420a、420b、421a、421bは、接触センサの全体の領域に対する所定の割合以上の領域が略同時に指で接触されたとき、特定の機能、例えばマナーモードを動作させる。
また、携帯情報端末400を把持したときに、手のひらや指が携帯情報端末400の表面部分に接触する領域の大きさは使用者OBSにより異なる。例えば、手のひらが小さい子供よりも、手のひらが大きい大人のほうが、接触する面積が大きい。このため、接触センサ420a、420b、421a、421bの所定の割合は、予め使用者OBSごとに最適な値に設定して携帯情報端末400に登録しておくことが望ましい。
本実施例の構成によれば、例えば、カバンの中の物が、玉子形状の表面の所定割合以上の領域の接触センサ420a、420b、421a、421bに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者OBSが意図しないような誤動作を低減できる。また、使用者OBSは、手探りの状態においても、携帯情報端末400を把持した状態で所定割合以上の領域の接触センサ420a、420b、421a、421bに手のひらの部分や指を容易に当接できる。さらに、本実施例では、1種類の圧力センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末400の構成を簡素化できる。
さらに好ましくは、上記実施例1と同様に、手のひらや指の接触面積の検出に加えて、所定値以上の圧力値で接触したことで特定の機能をONすることが望ましい。これにより、使用者OBSがマナーモードに設定するという意図を持って、ある程度の強さで本体部410、光学素子枠体430を握ったときに機能をONできる。このため、さらに誤動作を低減できる。
なお、本実施例では、接触センサ420a、420b、421a、421bに接触することで、マナーモード機能をONにしている。しかしこれに限られず、接触センサ420a、420b、421a、421bに接触することで、特定の機能を解除する構成、例えばマナーモードをOFFする構成でも良い。
(変形例)
図9−3は、本実施例の変形例を示す。図9−3は、本変形例に係る携帯情報端末500を閉じた状態の構成を示す。本変形例では、接触センサ520、521は、離散的に点在するように設けられている。このような構成によっても、輪帯状の接触センサと同様の効果を得ることができる。
図10は、本発明の実施例5に係る携帯情報端末600の斜視構成を示す。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。携帯情報端末600は、本体部610と、半透過光学素子102とを有する。半透過光学素子102は、ホログラム素子を用いることができる。さらに、本体部610は、電子情報表示部102を有する。電子情報表示部102は、光学素子に対応する。加えて、本体部610は、テンキー130を備えている。
半透過光学素子102は、観察物OBJからの光を透過し、電子情報表示部101からの光を使用者OBSの方向へ反射する。これにより、半透過光学素子102は、電子情報表示部101に表示された情報を観察物OBJの実視野に重畳的に表示する。このように、本実施例の携帯情報端末600は、半球の玉子形状の本体部610を有するシースルービュアーである。使用者OBSは、携帯情報端末600を用いて観察物OBJを観察する。
本体部610は、上記実施例4と同様の、ラグビーボール形状や玉子形状を、その回転対称軸に平行な平面で切り取った半球のような形状である。そして、本体部610には、輪帯状の接触センサ620a、620bが設けられている。
接触センサ620a、620bは、使用者OBSが所定割合以上の領域の接触センサ620a、620bを略同時に接触したときに、携帯情報端末600の特定の機能を動作させる。
閉じた状態の携帯情報端末600をカバンの中に納めているときを考える。使用者OBSは、本体部610の半球状の玉子形状の表面を把持する。ここで、上述のように、接触センサ620a、620bは、接触センサの全体の領域に対する所定の割合以上の領域が略同時に指で接触されたとき、特定の機能、例えばマナーモードを動作させる。
本実施例の構成によれば、例えば、カバンの中の物が、半球の玉子形状の表面の所定割合以上の領域の接触センサ620a、620bに略同時に接触する可能性は極めて低い。従って、使用者OBSが意図しないような誤動作を低減できる。また、使用者OBSは、手探りの状態においても、携帯情報端末600を把持した状態で所定割合以上の領域の接触センサ620a、620bに手のひらの部分や指を容易に当接できる。さらに、本実施例では、1種類の圧力センサのみを用いれば良い。従って、携帯情報端末600の構成を簡素化できる。
上記各実施例では、接触センサとして圧力センサを例に説明している。しかしこれに限られず、温度センサ静電容量センサなどを用いても良い。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形例をとることができる。
以上のように、本発明に係る携帯情報端末は、簡易な構成で、誤動作を低減できる携帯電話機やシースルービュアーに有用である。
実施例1に係る携帯情報端末の概略構成を示す図である。 実施例1の携帯情報端末の斜視構成を示す図である。 実施例1の携帯情報端末の斜視構成を示す他の図である。 携帯情報端末の上面図である。 携帯情報端末の断面図である。 実施例1において特定の機能をONする手順を示すフローチャートである。 実施例2の携帯情報端末の斜視構成を示す図である。 実施例2の携帯情報端末の斜視構成を示す他の図である。 実施例2の携帯情報端末の使用態様を示す図である。 実施例2の携帯情報端末の使用態様を示す他の図である。 実施例3の携帯情報端末の斜視構成を示す図である。 実施例3の携帯情報端末の斜視構成を示す他の図である。 実施例3の携帯情報端末の上面図である。 実施例4の携帯情報端末の斜視構成を示す図である。 実施例4の携帯情報端末を閉じた状態を示す図である。 実施例4の変形例の携帯情報端末を閉じた状態を示す図である。 実施例5の携帯情報端末の斜視構成を示す図である。
符号の説明
101 電子情報表示部
102 半透過光学素子
104 撮像部
110 本体部
120a、120b、120c、120d 接触センサ
130 テンキー
200 携帯情報端末
202 液晶画面部
210 本体部
220a、220b、220c、220d 接触センサ
300 携帯情報端末
302 液晶画面部
310 本体部
320a、320b、320c、320d 接触センサ
321a、321b、321c、321d 接触センサ
330 光学素子枠体
400 携帯情報端末
402 液晶画面部
410 本体部
420a、420b、421a、421b 接触センサ
430 光学素子枠体
500 携帯情報端末
520、521 接触センサ
600 携帯情報端末
610 本体部
620、621 接触センサ
OBS 使用者
OBJ 観察物

Claims (6)

  1. 本体部と情報を表示する光学素子とを備える携帯情報端末であって、
    前記本体部と前記光学素子との少なくとも一方の3ヶ所以上の位置に接触センサが設けられ、
    前記接触センサは、使用者が3ヶ所以上の前記接触センサを略同時に接触したときに、前記携帯情報端末の特定の機能を動作させることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記本体部は、4つの側面を備える略直方体形状を有し、
    前記接触センサは、4つの前記側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記携帯情報端末は、さらに、
    所定の情報を表示する電子情報表示部と、
    前記電子情報表示部に表示された情報を実視野に重畳的に表示する半透過光学素子とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 本体部と情報を表示する光学素子とを備える携帯情報端末であって、
    前記本体部は、所定軸の周りに回転対称な形状を前記所定軸に略平行な平面で切り取った形状を有し、
    前記本体部と前記光学素子との少なくとも一方に接触センサが設けられ、
    前記接触センサは、使用者が所定割合以上の領域の前記接触センサを略同時に接触したときに、前記携帯情報端末の特定の機能を動作させることを特徴とする携帯情報端末。
  5. 前記接触センサは、輪帯形状を有していることを特徴とする請求項4に記載の携帯情報端末。
  6. 前記接触センサは、離散的に点在するように設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の携帯情報端末。

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