JP2006120016A - データ引用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】データ被引用者はデータ引用者に、引用の許諾を明示できるデータ引用システムを提供する。
【解決手段】サーバー4は、記憶手段5から請求されたデータを読み出して、データが、データ引用者11が作成したデータであるかを判断するステップと、データが、データ引用者11が作成したデータである場合に、データが、引用データであるかを判断するステップと、データが引用データである場合に、記憶手段5から引用許諾データを読み出して、データ引用者11に対して引用されることについて同意するものであるかを判断するステップと、同意するものである場合に、データ被引用者12が作成した被引用データの全部又は一部を記憶手段5から読み出すステップと、引用データ内に、上記データ被引用者12が作成した被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換して外部に出力するステップと、を備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介した外部からの請求により記憶手段からデータを外部に出力するサーバーとその他のコンピュータからなるシステムであって、特に、あるデータを出力する際に、そのあるデータの中に他のデータを引用して挿入或いは置換するデータ引用システムに関するものである。
従来より、インターネットでブラウザに表示されるウェブページのデータやダウンロード可能なアプリケーション,画像或いは音声等のデータは、サーバーに接続された記憶手段内に保存されており、ネットワークを介した外部からの請求により、サーバーは記憶手段内よりデータを取り出し、ネットワークを介して外部に出力する。すなわち、例えばウェブページの閲覧やデータのダウンロードをする者が、自己のコンピュータを操作して、閲覧を希望するウェブページのデータやダウンロードしたいデータのインターネット上での所在地であるURLを、ブラウザのお気に入りやウェブページのハイパーリンク(以下、リンクと略する。)の表示をクリックして入力することによりサーバーに対して出力を請求し、サーバーは、記憶手段からHTTPプロトコルによるウェブページのデータやFTPプロトコルによるダウンロードしたいデータ等を閲覧する者のコンピュータに出力し、ブラウザ上にウェブページが表示され、或いは、データのダウンロードがされる。このようにしてサーバーにより記憶手段から出力されるウェブページのデータ等は、このデータの作成者が予めサーバーを介して記憶手段内にデータを入力(アップロード)するものであって、外部からの請求により出力されるデータは、上記データの作成者が予め作成して上記記憶手段内に入力したものと同一のものである。したがって、データの作成者が、他者が作成したデータを引用したデータを作成する場合、例えば、他者が作成したウェブページ上の文書のデータについて、この他者の文書を引用した上で該文書に関する批評等の文書を書く場合には、この他者の書いたウェブページ上の文書のデータの中から必要な箇所をコピーし、このコピーした他者のデータを自己のデータ内に引用(ペースト)して引用した新規なウェブページ用のデータを作成し、この新規なデータをサーバーを介して記憶手段内に入力する。このように、自己のデータ内に他者のデータをコピーして引用して新規なデータとした場合には、サーバーは、自己のデータとコピーした他者のデータの両者を一度に同一のウェブページ内に出力(同一の自己のウェブページ内にて自己及び他者の文書が一度に表示)することが可能となり、自己と他者との文書の内容の対比をしながら第三者に読まれるような場合には、非常に便利なものとなる。同様に、他者のウェブページを丸ごと全て自己のウェブページ内に表示させることも可能である。これは、自己のウェブページの表示のための文書内に、該自己のウェブページ内のフレームと呼ばれる特定の範囲を作成し、そのフレームの中に他者のウェブページのデータを該他者の用いているサーバーを介して直接表示させる方法によるものであり、この場合にも、自己のウェブページ内に他者のページを一度に表示することが可能となり、自己と他者の文書の内容を対比しながら第三者に読まれるような場合には非常に便利なものとなる。また、他者のウェブページの内容をコピーして引用できない場合(例えば、該他者がウェブページ上の記載のコピーを禁止しているような場合)には、データの作成者は該他者の文書が書かれたウェブページのURLへのリンクをウェブページ上に作成し、引用に替えてこのリンクを用いることによって、自己と他者のウェブページを表示し易いものとし、これら2つのウェブページを互いに参照し易いものとする。
また、近年では特別なプログラムをサーバーに入力して運営するウェブログと呼ばれるウェブページがある。このウェブログとは、一般的には、そのウェブログのウェブページの記載についての他者がコメントを記載して表示できる箇所と、ある者が他者の運営する同種のウェブログのページへのリンクをそのある者のウェブページ上に作成すると同時に、そのウェブログで引用された他者のウェブログのウェブページ上に、そのある者により引用されたことを示すリンク(いわば逆リンクであって、トラックバックと呼ばれている)を作成することを特徴とするものである。したがって、このウェブログによれば、全くの第三者からのコメントが得られやすい上に、このような引用する者と引用される者との間とのリンクがプログラムにより容易に形成される仕組みとされていることから、同種のウェブログのウェブページを運営する者同士であれば、自己のウェブページが誰にリンク(引用)されているかを容易に把握することができ、誰もが自身と他者とのウェブページの記載内容をリンクを介して互いに表示し易いものとなり、一つの話題についてより深く話を進めることが可能である。
しかしながら、上記のように自己のウェブページ内に他者のデータをコピーして引用した新規なデータを作成し、この新規なデータをサーバーを介して記憶手段に入力することは、この作業自体に手間がかかる。また、その引用した他者のデータの内容に変更があったときには、その内容の変更が自己のウェブページの記載内容に反映されることが当然無いことから、その内容に変更があった他者のデータを再度コピーして引用して新たにデータを作成する必要があり、引用するデータを表示する際に引用されるデータの変更に応じて動的に引用するデータが変更されて出力されるシステムがあれば、非常に便利なものとなる。また、自己のウェブページ上に、フレームを用いて他者のホームページのデータを丸ごと全て表示することは、事前に了解を得ていない限りはウェブページ作成の上でのマナーの点で問題がある。また、フレームを用いる事無く、上記のウェブログも含め、他者のウェブページへのリンクを用いて互いに表示しあう構成とした場合には、一つのウェブページ上で両者のデータの表示を完結させることはできず、自己と他者の意見を比較する際にそれぞれウェブページのリンクをその都度辿って参照する必要があり、不便である。したがって、データを引用する者がデータを引用したデータを容易に作成する事ができると同時に、データの引用先からデータを引用することについての許諾を得ることについても容易にできる方法を提供する事ができれば、この方法により作られたウェブページはウェブページの作成上のマナーにかなったものであるとともに、データを引用する者とデータを引用される者との間に将来的により良い人間関係を形成することができる。
そこで、本発明は、上記従来のインターネット上でのデータを引用する方法について有する課題を解決するために提案されたものであって、データ被引用者が作成したデータを容易にデータ引用者が作成したデータの中に引用した上で外部に出力することができるとともに、そのデータ被引用者はデータ引用者に対して、引用の許諾を明示することができるデータ引用システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、データ被引用者が作成した被引用データと、データ引用者が作成するとともに上記被引用データの全部又は一部の引用箇所が特定された引用データと、上記データ引用者からデータ被引用者に送信された引用申込データに応じてデータ被引用者からデータ引用者に送信された引用許諾データと、が記憶される記憶手段と、この記憶手段に接続されるとともにネットワークとの接続手段を有するサーバーと、このサーバーにネットワークを介して接続されるデータ引用者及びデータ被引用者並びにその他のデータ請求者が操作するコンピュータと、を備え、上記サーバーは、ネットワークを介して外部から上記記憶手段からの出力を請求されたデータを読み出して、該データが、上記データ引用者が作成したデータであるかを判断するステップと、上記読み出したデータが、上記データ引用者が作成したデータである場合に、該データが、上記引用データであるかを判断するステップと、上記データ引用者が作成したデータが上記引用データである場合に、上記記憶手段からデータ被引用者が入力した上記引用許諾データを読み出して、該引用許諾データが、データ引用者に対して引用されることについて同意するものであるかを判断するステップと、読み出した上記引用許諾データが、データ引用者に対して引用されることについて同意するものである場合に、上記データ被引用者が作成した被引用データの全部又は一部を記憶手段から読み出すステップと、上記引用データ内に、上記データ被引用者が作成した被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換して外部に出力するステップと、を備えてなることを特徴とするデータ引用システムである。
この第1の発明において、被引用データ及び引用データの種類は、何れも、ウェブページのデータに限られるものではなく、画像,動画或いは音声等のデータであっても良い。すなわち、引用データ及び被引用データが共にウェブページのデータである場合には、本システムのサーバーは、引用データ内に被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換(以下、挿入等という。)した一つのウェブページのデータとした上で出力し、引用データ内に被引用データが挿入等された状態でブラウザに表示されるものとなり、また、該引用データがローカルのコンピュータ上でワードプロセッサやエディタ等のソフトウェアで扱われるダウンロード可能な文書データのファイルであっても、該引用データ内に被引用データが挿入等されたファイルとして出力する。また、引用データが文書のデータであって被引用データが画像のデータである場合には、本システムのサーバーは、引用データの文書内に被引用データの画像を挿入等した一つの文書とした上で出力し、該引用データがウェブページのデータである場合には、引用データの文書内に被引用データの画像が挿入等された状態でブラウザに表示されるものとなり、また、該引用データがローカルのコンピュータ上でワードプロセッサやエディタ等により開かれるファイルであっても、該引用データの文書内に被引用データの画像が挿入等されたファイルとして出力する。なお、引用データ及び被引用データが共に画像のデータである場合にも、引用データの画像上に被引用データが挿入等されるものとしても良く、また、引用データが動画のデータであって被引用データが音声のデータとされて、動画のBGMとしてMP3やAAC等の形式の音声データが被引用データに挿入等されても良く、また、引用データがMP3等の音声データである場合に、該音声データの曲名等のタグをテキストデータとして被引用データとして挿入等するとともに、該音声データ内にその音声データが元々収められていたCDのジャケット等の画像データを被引用データとして挿入等するものとしても良い。また、上記の被引用データを特定するデータは、個々の被引用データを各データ固有のIDや該被引用データのファイル名を変数(パラメータ)として一意に特定するものとしてもよいが、このように必ずしも一つの被引用データが一意に一つの被引用データと対応するものとして限定されるものではない。すなわち、キーワードとなる文字列を変数として指定することにより、サーバーは、この変数を被引用データのファイル名の文字列やファイルの中身の文字列として有する被引用データを記憶手段にて検索し、該当する被引用データを出力するものとしても良い。なお、このように変数を指定して検索して出力する場合には、この変数としては、動画,静止画或いは音声等のファイルの種類や、MIME又は拡張子により指定される各ファイルの内容の種類や、ファイルのサイズ或いは作成日等の被引用データ固有のデータを用いても良く、或いは、該被引用データが記憶手段内に入力された入力日や入力済みの被引用データが更新された回数や該被引用データの最終更新日等の任意に定めた識別子を用いても良い。なお、このように被引用データが複数指定された場合や、検索の結果複数の被引用データが該当した場合には、これら指定或いは該当した被引用データの全部を引用データ内に挿入等するものとしても良く、これら指定或いは該当した被引用データの中から予め定められた規則に従い一部の被引用データのみを引用データ内に挿入等するものとしても良く、或いは、これら指定或いは該当した被引用データの中から引用データ内に挿入等する被引用データの全部又は一部をデータ被引用者が任意に選択することができるものとしても良い。また、このように指定或いは該当した一つ一つの被引用データについては、この一つの被引用データ全てを引用するものとしても良く、該被引用データの中から一部の範囲のみを特に指定して引用するものとしても良い。このように被引用データの中から全部又は一部の引用箇所を特定するデータとしては、被引用データが文書であれば、引用する箇所の始点と終点を特定するもの、引用する箇所の始点と引用する文字数を特定するもの、或いは文書の全てにわたって引用箇所と特定するものであっても良い。また、被引用データが動画や音声のデータであれば、その動画や音声の中での時間の範囲で始点と終点を特定したり、或いは、ビットレート等の単位時間当たりのデータの伝送量の変化量により始点と終点を特定しても良く、また、被引用データが画像であれば、その画像の中の一部を範囲を特定したり、或いは、明度の変化量等の該画像内での特徴により自動的に作られた範囲によりデータの一部を特定しても良い。また、記憶手段内の引用申込データは、引用を申し込まれるデータ被引用者が作成した複数のデータの内、全部のデータを対象としても良く、或いは、該データ被引用者が作成した複数のデータの中から特定のデータのみを引用の申し込みの対象としても良く、更に、特定のデータの中の内の特定の範囲のみを対象としてもよい。同様に、記憶手段内の引用許諾データは、引用を申し込まれたデータ被引用者が作成した複数のデータの内、全部のデータを対象としても良く、該データ被引用者が作成した複数のデータの中から特定のデータのみを引用の許諾の対象としても良く、更に、特定のデータの中から更に特定の範囲のみを限定して引用の許諾の対象としてもよい。また、上記のサーバーは、記憶手段と接続されるとともに、ネットワークを介して外部のデータ引用者,データ被引用者或いはこれらデータ引用者,データ被引用者以外のデータを請求するデータ請求者等の第三者のコンピュータへと接続がされており、これらインターネットやイントラネット等のネットワークを介して外部のコンピュータからの請求を入力し、また、これらインターネットやイントラネット等のネットワークを介して外部のコンピュータへのデータの出力を行う。また、上記サーバーと記憶手段との接続は、互いに直接接続されるものでなく、更に中間に他の一又は複数のサーバーを介してネットワークによって接続されるものであっても良い。すなわち、記憶手段からデータ引用者等の外部の者にデータの出力をする際に該データが必ず一旦サーバーを介した後に外部へ出力されるものとされており、サーバー及び記憶手段は上記の働きをするものであれば、それぞれ別個の独立したコンピュータであっても良い。なお、ここにいうネットワークという概念には、インターネットのように不特定の者が参加するネットワークや、特にイントラネットを含むLANやWAN等の限定された者のみが参加するネットワーク等の何れもが含まれるものであり、コンピュータ同士が接続された通信網として広義な意味に用いられているものである。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、上記サーバーは、上記引用データを作成するデータ引用者により、引用を希望する被引用データを作成したデータ被引用者と、該データ被引用者が作成した被引用データの引用を希望する旨の引用申込データとがコンピュータにより入力されることを条件に、この入力された引用申込データを、データ被引用者にネットワークを介して送信するとともに前記記憶手段に入力するステップと、上記データ被引用者により、上記送信された引用申込データに基づいて、該データ被引用者が、自己の被引用データが引用されることに同意し又は同意しない旨を内容とする引用許諾データを、コンピュータにより入力することを条件に、該引用許諾データを前記記憶手段に入力するステップと、を有してなることを特徴とするものである。
このデータ引用者は、作成する引用データ内に複数のデータ被引用者が作成した複数の被引用データを引用する引用データを作成する場合には、これら複数のデータ被引用者に対して一度に被引用データの引用を希望する旨の引用申込データを入力できるものとされても良く、或いは、引用申込データは一度に一人のデータ被引用者に対してのみ引用申込データを入力することができるものとしても良い。また、このデータ引用者は、作成する引用データ内にあるデータ被引用者が作成した複数又は全部の被引用データを引用する引用データを作成する場合には、このデータ被引用者に対して一度に複数又は全部の被引用データの引用を希望する旨の引用申込データを入力できるものとされても良く、或いは、引用申込データは一度に一人のデータ被引用者に対して一つの引用申込データのみを入力することができるものとしても良い。また、データ被引用者が上記引用申込データに対して入力する引用許諾データは、データ引用者が引用することに対して同意し又は同意しない旨のものとすることができるが、引用許諾データを同意とする場合において、データ引用者が引用を希望する被引用データが複数有る場合には、全ての引用の希望に対して同意することや、これら複数の被引用データの内の一部についてのみ同意することや、或いは、一定期間についてのみ期限付きで同意する(或いは同意しない)ことができるものとしても良い。また、データ被引用者が引用許諾データを同意しないとする場合には、引用申し込みに対して不許可とするもの、引用申し込みに対する不許可に加えて、今後データ引用者がデータ被引用者に対して引用申込データを送信すること自体をサーバーが拒否する設定とすることを伴うもの、或いは、一定期間にわたり判断を保留とするもの等を選択肢として加えても良い。また、サーバーが引用申込データをデータ被引用者に対して送信する方法としては、本発明のデータ引用システムを構成するサーバーに付随する電子メールやインスタントメッセンジャーによりネットワークを介して送信するものとしても良く、或いは、本発明のデータ引用システムを使用する者がコンピュータを用いて本システムにログインした際に、自動的に該コンピュータに対して送信されると共に、その旨が引用許諾データを入力するための画面と共に該コンピュータによるディスプレイ表示により通知されるものとしても良い。
第1の発明(請求項1記載の発明)では、データ引用者が作成した引用データ内にはデータ被引用者が作成した被引用データからの引用箇所が特定されており、外部からの請求によりサーバーから引用データを出力する際には、該引用箇所に被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換した後に外部へと出力することから、データ引用者が自己のデータ内にデータ被引用者の被引用データを引用することが非常に容易なものとなる。また、サーバーが外部に引用データを出力する際に被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換することから、出力する引用データ内に引用される被引用データは、常にサーバーから出力する時点での被引用データが挿入或いは置換され、いわば最新の被引用データが動的に挿入或いは置換されることとなることから、データ引用者は、データ被引用者の被引用データの変更に応じて新たな引用データを作成して入力する必要が無い。また、このようにサーバーは引用データ内に被引用データが挿入或いは置換されて出力することから、この引用データがウェブページのデータである場合には、データ引用者とデータ被引用者のデータ(文書)が同一ページ内に表示されることとなり、データ引用者とデータ被引用者のデータ(文書)の内容を対比しながら読まれるような場合には非常に便利なものとなる。更に、この第1の発明のシステムによって引用データ内に被引用データが挿入或いは置換されて出力されるのは、常にデータ被引用者によって引用されることについて同意が有る場合のみであることから、データ作成上のマナーにかなったものとなる。
第2の発明(請求項2記載の発明)では、第1の発明のデータ引用システムにおいて、データ引用者はデータ被引用者に対して引用申込データを送信するとともに、データ被引用者はデータ引用者に対して引用許諾データを入力することができることから、第1の発明の引用申込データ及び引用許諾データの送信及び入力の為にわざわざこのデータ引用システムと別の電子メールやインスタントメッセンジャーを用いる必要が無くなるとともに、データ引用者及びデータ被引用者が入力した引用申込データ及び引用許諾データをこのデータ引用システム内で容易に管理することができる。
以下、本発明に係るデータ引用システムについて、実施例を挙げて詳細に説明する。
この実施の形態に係るデータ引用システム(以下、本システムという。)1は、図1に示す構成とされており、データ引用者11,データ被引用者12,システム管理者13及びデータ請求者14が参加するものである。これら四者の内、データ引用者11はコンピュータ2を所有し、データ被引用者12はコンピュータ3をそれぞれ所有し、システム管理者13はサーバー4及び記憶手段5を管理し、データ請求者14はコンピュータ6を所有しており、データ引用者11,データ被引用者12,システム管理者13及びデータ請求者14は、各自がそれぞれコンピュータ3,6,サーバー4及び記憶手段5を管理及び操作をし、インターネット7を介してデータを出力,入力或いは請求をそれぞれ行う。すなわち、データ引用者11はコンピュータ2を用いてデータ15(後述するように、引用データ16を含む)を作成し、該データ15をサーバー4を介して記憶手段5に入力する。また、データ被引用者12も同様に、コンピュータ3を用いてデータを作成し、該データをサーバー4を介して記憶手段5に入力する。なお、このデータ被引用者12が作成するデータは、特にデータ引用者11に引用されるものである事から、以下被引用データ17とする。また、データ引用者11,データ被引用者12及びデータ請求者14は、それぞれコンピュータ2,3,6を用いて、データ15,引用データ16,被引用データ17その他の記憶手段5に入力されたデータを出力する事をサーバー4に請求し、サーバー4はこの請求に基づき、上記記憶手段5に入力するデータをコンピュータ2,3,6に出力する。なお、このデータ引用者11は、自己が作成するウェブページのデータ15内に、上記のデータ被引用者12により作成された被引用データ17を引用することがあるが、このようにデータ引用者11が作成するデータ15の内、特に他の者(データ被引用者12)が作成した被引用データ17を引用するデータを引用データ16とする。なお、これらコンピュータ2,3,6、サーバー4及び記憶手段5は、それぞれがCPU等からなる演算回路,制御回路,記憶手段及び出力回路を有し、他のコンピュータ(サーバー、記憶手段)との接続をするイーサネット(富士ゼロツクス株式会社の登録商標)等の接続手段をそれぞれ有すると共に、特にコンピュータ2,3,6は、キーボードやマウス等の入力手段とディスプレイやプリンタ等の出力手段を有している。すなわち、この実施の形態では、サーバー4と記憶手段5とを別個のものとして説明するが、サーバー4と記憶手段5はそれぞれ本システム1のネットワーク上でのサービスを提供すると言う機能及びネットワーク上でのファイルの提供をするという機能からそれぞれ「サーバー」「記憶手段」と称して説明するものであって、これらはあくまで別個独立した演算回路及び記憶手段等を有するコンピュータとして物理的に存在するものであり、これらは互いにインターネット7を介して接続されるものである。なお、この実施の形態ではサーバー4及び記憶手段5としての機能を果たす互いにインターネット7を介して接続される別個の2台のコンピュータを用いるものとしたが、これらサーバー4及び記憶手段5の機能を果たす1台のコンピュータを用いるものとしても良い。また、コンピュータ2,3,6、サーバー4及び記憶手段5は、上述の通りそれぞれインターネット7を介して接続されており、上記引用データ16,被引用データ17の入出力及びデータ引用者11,データ被引用者12,データ請求者14によるデータの請求の入力は、何れもインターネット7を通じて入出力,送信及び受信がなされている。このインターネット7には、この図中に示さない無数のコンピュータやサーバーが接続するが、これらのコンピュータやサーバーについての詳細は省略する。また、この実施例では、各コンピュータ2,3,6、サーバー4及び記憶手段5は互いにインターネット7で接続されるものとしたが、このインターネット7は限られた人物のみにデータの送受信を許可する会員制のネットワークとされても良く、また、上述の通り、これらはインターネットに限られずイントラネット等のより狭い範囲に限られて接続されたネットワークであっても良い。また、ここに挙げたサーバー4に入力される引用データ16,被引用データ17は、それぞれhtml形式やxhtml形式のウェブページを表示するためのデータである場合を例として説明するが、上述の通り、これらのデータはjpeg形式やgif形式等の静止画のデータや、mpeg形式やmov形式等の動画のデータや、MP3形式やAAC形式等の音声のデータ等であっても良い。また、以下ではこれらコンピュータ2,3,6,サーバー4及び記憶手段5間の通信がhttpプロトコルによりなされる場合を例として説明するが、これらの通信は、文書,静止画,動画或いは音声の通信をするhttpsやftp等や電子メールの送受信をするsmtp,pop等のTCP/IP上のプロトコルやUDP,NetBEUIやIPX/SPXその他のコンピュータ間のデータ通信プロトコルによるものであれば良い。また、以下、サーバー4から出力されるウェブページのデータは、それぞれコンピュータ2,3,6のディスプレイ上に表示され、データ引用者11,データ被引用者12,システム管理者13及びデータ請求者14等の本システム1に関わる者は、それぞれ各コンピュータ2,3,6及びサーバー4上で動作されるブラウザアプリケーションを介して、マウス及びキーボードその他の入出力装置が用いられることにより、ディスプレイ上に表示されるリンクやボタンをクリックし、或いはウェブページ上の空欄に文字が記入する等により操作を行う。
以下、本実施例について、データ引用者11が、本システム1において新規なウェブページのデータ15の作成をする方法、特に、該データ15内に他の者(データ被引用者12)が作成して予め記憶手段5に入力した被引用データ17の引用箇所を特定しつつ引用して新規なウェブページのデータ(引用データ16)を作成する方法、このデータ引用者11が作成した既存のデータ15又は引用データ16の修正をする方法及びデータ引用者11がデータ被引用者12により作成された既存の被引用データ17を引用する際に該データ被引用者12に対して申し込みをする方法について、それぞれデータ引用者11の動作を基に説明する。データ引用者11が本システム1により新規なウェブページのデータ15を作成する場合には、データ引用者11がコンピュータ2を操作し、先ず、図2に示すログイン画面のウェブページを開き、この画面上のID記入欄及びパスワード記入欄それぞれに本システム1上でデータ引用者11が用いるID及びパスワードをそれぞれ入力した上で「ログイン」と表示されたボタン(以下、ログインボタンという。)をクリックし、ユーザー管理画面のウェブページを開く。このユーザー管理画面のウェブページには、本システム1内におけるデータ引用者11の個人データの表示及び修正を行うウェブページや、該データ引用者11が作成したデータ等であって他人には公開すべきではないものの表示や修正を行うウェブページへのリンクがされる。このため、サーバー4は、記憶手段5内に予め入力された各ユーザーのシステム管理者13との契約情報や認証情報の集合であるユーザー管理テーブルのID及びパスワードを記憶手段5から読み出すと共に、上記ログイン画面において入力されたID及びパスワードと照合し、適切なID及びパスワードを入力した者のみが上記ユーザー管理画面を開くことができるものとされている。そして、このユーザー管理画面のウェブページは、図3に示すように、以下に述べる各種ウェブページへのリンクが多数形成されている。すなわち、「新規文書を作成する(新規文書作成画面へ)」の文字とともに表示され、データ引用者11が新規にウェブページのデータを作成して記憶手段5に入力するウェブページ(以下、新規文書作成画面という。)へのリンクと、「既存文書を編集する(既存文書一覧画面へ)」の文字とともに表示され、データ引用者11が先に作成したウェブページのデータ15の一覧を表示するウェブページ(以下、既存文書一覧画面という。)へのリンクと、「引用の申込と管理をする(引用管理画面へ)」の文字とともに表示され、本システム1に参加する他の者(データ被引用者12)に対してデータ(被引用データ17)を引用することの申し込みとデータ被引用者12との引用を管理するウェブページ(以下、引用管理画面という。)へのリンクと、「パスワードの管理をする(パスワード管理画面へ)」の文字とともに表示され、本システム1において用いる上記のパスワードの変更を行うウェブページ(以下、パスワード管理画面という。)へのリンクと、該データ引用者11が最近作成したウェブページへのリンクと、該データ引用者11が最近作成したウェブページの中に他の者(データ被引用者12)が作成したウェブページからのデータの引用がある場合にその他のものが作成したウェブページへのリンク等と、「本システムのヘルプを参照する(ヘルプ画面へ)」の文字とともに表示され、本システム1についての操作方法を表示するウェブページ(以下、ヘルプ画面という。)及び「本システムに付いて問い合わせる(問い合わせ画面へ)」の文字とともに表示され、システム管理者13に対して本システム1についての不明な点等を問い合わせるウェブページ(以下、問い合わせ画面という。)へのリンク等が表示されており、また、本システム1からのログアウトをする「ログアウト」の文字とともに表示されるリンク(以下、ログアウトリンクという。)がある。さらに、上記データ引用者11に対して、本システムに参加する他の者が引用の申し込みである引用申込データを入力しており、該他の者が入力した引用申込データに対して該データ引用者11が未だ返事をしていない場合には、該他の者から引用申込データが送信されている旨の表示(以下、引用申込通知表示という。)がなされる。なお、図3に示すユーザー管理画面は、上記引用申込通知表示がされた状態を示すものであり、他の者からの引用の申込がされていない場合等には、上記引用申込通知表示はなされず、この箇所は空白となる。また、これらログイン画面,ユーザー管理画面,新規作成画面,文書編集画面,パスワード管理画面,ヘルプ画面及び問い合わせ画面その他以下に述べる本システム1のウェブページの表示に用いられるデータは、何れもシステム管理者13が予め作成したサーバー4上で動作するプログラムにより記憶手段5から読み出され、データ引用者11の操作に応じてサーバー4により必要な箇所に必要なデータが配置されたウェブページを表示するためのデータとなされて適宜コンピュータ2に出力され、ディスプレイ上に表示されるものである。なお、パスワード管理画面,ヘルプ画面及び問い合わせ画面は、現在会員制のウェブサイト等において多く見られるものであり、それぞれのウェブページ上では、パスワードの確認,変更及び再発行や、本システム1についての良くある質問(いわゆるFAQ)の表示や、本システム1を管理するシステム管理者13への質問のウェブメールの送信をする事ができるものであって、詳細については説明を省略する。また、これらのウェブページのデータは、何れもデータ引用者11のリンクやボタンのクリックに応じて、記憶手段5からサーバー4に読み出され、サーバー4によりインターネット7を介して適宜データ引用者11のコンピュータ2に出力されるものである。以下、このようなリンクやボタンのクリックに伴うコンピュータ2,3,6,サーバー4,記憶手段5間の個々のデータの流れに付いては、説明を省略する。
ここで、この図3に示すユーザー管理画面のウェブページにおいて、新規にウェブページのデータ15を作成する際のデータ引用者11の動作に付いて説明する。なお、ここではデータ被引用者12が作成した被引用データ17からのデータの引用を行わない場合のデータ15の作成に付いて説明するものであり、被引用データ17からデータを引用して引用データ16を作成する際の動作に付いては後に説明する。このデータ引用者11は、図3のユーザー管理画面のウェブページにおいて、新規ウェブページを作成する旨のリンクをクリックして新規文書作成画面のウェブページを表示する。この新規文書作成画面のウェブページは、図4に示すように、データ引用者11に対して以下に述べる各欄に記入の上で新規追加ボタンをクリックする旨の表示と、タイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,キーワード欄,公開ハンドル名欄,親ウェブページ欄及び属性欄が設けられているとともに、「このウェブページを新規追加」の文字とともに表示されてなるボタン(以下、ウェブページ新規追加ボタンという。)及びログアウトリンクと、上記図3に示すユーザー管理画面のウェブページへと戻るリンクと、該データ引用者11がこれまでに作成した既存のウェブページの一覧を表示するウェブページ(既存文書一覧画面)へのリンクと、該データ引用者11と関連するデータ被引用者12の一覧を表示するウェブページ(引用管理画面)へのリンクと、により構成されている。データ引用者11は、これらタイトル欄,本文欄,概要欄,キーワード欄,公開ハンドル名欄に、それぞれ後述するように、新規に作成するウェブページのタイトル,本文,概要,添付ファイル欄,キーワード,公開ハンドル名をそれぞれ記入するとともに、ジャンル欄及び親ウェブページ欄のプルダウンメニューをクリックして適切なものを選択してクリックし、また、属性欄のチェックボックスを必要に応じてクリックする。
ここで記入されるタイトル欄は、新規に作成するウェブページの題名が記入される欄である。また、本文欄は、このウェブページに表示される本文が記入される欄であり、W3Cにより規格化された標準的なhtml言語やxhtml言語或いはウェブページの表示に用いられるCSS等の言語(以下、html言語等という。)を用いてタグやテキストによりこの本文欄内に記入する。なお、この図4に示す新規文書作成画面のウェブページで新規のウェブページのデータ15を作成するにあたって本文欄内に記入されたhtml言語等による記入内容は、図5に示すものとする。また、概要欄は、このウェブページの要約が記入される欄であって、キーワード欄は、このデータ15によるウェブページが、本システム1への参加者により検索される際に、この検索に適切であると思われる単語又は短文が記入される欄である。また、公開ハンドル名欄は、この新規に作成されたウェブページを公開するに際して、このウェブページの作者として記録される通り名が記入される欄である。また、添付ファイル欄は、データ引用者11が用いるコンピュータ2内にある文書や画像等のデータのファイルの格納箇所を表す文字列であるパス(このパスの記入は、図中では省略した。)を記入する欄であって、この添付ファイル欄に記入されたファイルは、本文欄その他のこの新規文書作成画面を構成する各欄の記入内容とともにサーバー4を介して記憶手段5に入力され、上記のhtml言語等により書かれた本文欄内の文書にてイメージタグ(<img>タグ、或いは、本システム1に置いて独自に定める<img−attach>タグ)等により指定された箇所に該文書や画像等のデータのファイルが配置されて表示され、或いは、このウェブページよりダウンロード可能なファイルとして表示される。なお、この図4中には示さないが、この添付ファイル欄には、上記図5に示す本文欄に記入されたhtmlによる記入内容に対応する“photo.jpg”のファイル(後述する図8のウェブページ中に表示される人の上半身のシルエットの静止画像のファイル)について、コンピュータ2内での格納箇所を示すパスとともに記入されている。なお、このような文書や画像等のデータのファイルのパスを正確に記載することは面倒であるとともに記載ミスが多く発生しがちであることから、この添付ファイル欄の右隣の「参照」の文字と共に表示されてなるボタンをクリックすることにより、コンピュータ2上で動作するブラウザの機能を呼出し、該コンピュータ2内の任意のファイルを分かり易く選択することができる図示しないダイアログボックスが開き、これを用いて必要なファイルを選択することにより該添付ファイル欄への記入を簡易に済ませることができる。また、ジャンル欄は、予めシステム管理者13により定められている幾つかのジャンルの内、この新規に作成するウェブページの本文の内容から、一番相応しいと思われるものを適宜選択するものであり、該ジャンル欄の下方に記入されるキーワード欄の記入内容とともに、この新規作成されるデータ15により表示されるウェブページの検索がより容易なものとされる。また、親ウェブページ欄は、このデータ引用者11がこれまでに本システム1において作成して記憶手段5に入力したウェブページの一覧がプルダウンメニュー状に表示されるものであって、これらのウェブページの何れか一つを任意に選ぶか或いは何れも選ばない(すなわち、指定なしとする)ことができる。このように親ウェブページを選んで親子関係を設定することにより、ここでは図示しないが、ウェブページ上にこの親子関係の表示をする事が可能であり、共通の話題が継続する場合のように、関連性が高い複数のウェブページについての御互いの関係付けと参照を容易なものとしている。特に、本システム1においてデータ15,引用データ16及び被引用データ17等のような本システム1により管理される全てのデータから必要なデータを検索する仕組みを設けた場合には、この検索の範囲として、この親ウェブページ欄で設定した親子関係の範囲に限定する事ができる。また、属性欄には、図4に示すように、「このウェブページの引用を許可する」の表示とともに、上述の通りチェックボックスが表示されており、データ引用者11はこのチェックボックスをクリックしてチェックマークを付けることにより、この新規作成されるデータ15が第三者に対して公開される事を許可するとともに、後述する引用の申し込みを第三者によりされた時に、該データ15が該第三者により引用される事を許可する可能性がある事を示す。逆に、該チェックボックスにチェックマークを付けない場合には、該データ15は第三者に対して公開も引用も不許可とする。なお、この実施例では、上記の通りこの属性欄のチェックによって、第三者への公開に対する許可と、引用に対する許可が連動して同時に許可するものとされている。しかし、ここでは詳細は示さないが、上記の第三者への公開に対する許可と、引用に対する許可とを、別々の欄を用いて別々に許可するものとしても良い。また、この属性欄のチェックによる第三者への公開に対する許可と、後述する<amf>タグを「keyword」等の属性とともに使用により検索されて引用される事の許可とを、連動するものとされている。しかし、これに付いても、ここでは詳細は示さないが、上記の第三者への公開に対する許可と、引用に対する許可とを、別々の欄を用いて別々に許可するものとしても良い。また、この公開或いは引用に対する許可をする対象は個人に限られるものではなく、個人の集団であるグループを対象としても良い。すなわち、このグループを構成する者に対してのみ公開や引用の許可をするものとしても良い。
なお、この新規文書作成のウェブページの各欄へのデータの入力を途中で中止する場合、特に本システム1からログアウトする場合には、ログアウトリンクをクリックすることにより、本システム1よりログアウトすることができる。また、同様にウェブページのデータの入力中に図3に示すユーザー管理画面のウェブページに戻る場合には、「ユーザー管理画面に戻る」の文字とともに形成されたリンクをクリックしてユーザー管理画面のウェブページを表示させる。また、この新規文書作成画面の各欄への記入中に、自身が過去に作成した既存の文書との比較を行う等の為にデータ引用者11の既存の文書を見る場合には、「既存文書一覧画面へ」の文字とともに形成されたリンクをクリックして後述する既存文書管理画面のウェブページを表示させる。また、データ引用者11が該データ引用者11に対して引用の許可をした他の者(データ被引用者12)を確認する場合には、「引用管理画面へ」の文字に形成されたリンクをクリックして後述する引用管理画面のウェブページを表示させる。また、上記のタイトル欄,本文欄等の各欄への記入を終え、ウェブページのデータ15の作成が完了して公開する場合には、データ引用者11はこのページ上のウェブページ新規追加ボタンをクリックすることにより、上記各欄への記入事項からなるこの新規に作成したウェブページのデータ15は、インターネット7とサーバー4を介して記憶手段5に入力される。なお、サーバー4は、データ15を記憶手段5に入力する際に、該データ15に各データ引用者11毎に一意に付与される番号(各データ引用者11毎にデータ15に一意に付与されるIDであり、また、後述する<amf>タグの属性ckeyとともに用いられる。)や、該データ15の記憶手段5内での格納箇所(パス)の記録や、該データ15の記憶手段5へ入力した時間等の該データ15の補助的或いは管理上必要なデータも同時に記録手段5内に入力する。そして、サーバー4は、このように記憶手段5内にデータ引用者11が作成したデータ15の入力を終えるとともに、これまでにデータ引用者11が作成したウェブページのデータ15の一覧を示す既存文書一覧画面のウェブページのデータを適宜記憶手段5よりコンピュータ2に出力し、コンピュータ2は図6に示す既存文書一覧画面のウェブページを表示する。なお、本実施例では、このようにデータ引用者11が図4に示す新規文書作成画面においてウェブページ新規追加ボタンをクリックすることにより、コンピュータ2は図6に示す既存文書一覧画面を表示するものとされている。しかし、サーバー4によりデータ15が記憶手段5に入力される前に、このデータ15によるウェブページがどのようにコンピュータのブラウザ上で表示がされるのかをデータ引用者11が確認するために、サーバー4によりプレビュー画面のデータがコンピュータに出力され、コンピュータ2上にここでは図示しないプレビュー画面が表示されるものとしても良い。また、上記の本文欄への記入には、html言語等を用いるものとしているが、更に本システム1独自のタグを用いることを可能としても良い。すなわち、上記添付ファイル欄を用いて入力されたファイル(例えば、photo.jpg)をウェブページ上に表示するために指定する際には、上記html言語等によれば、<img src=“photo.jpg”>と記載するものであるが、これに替えて<img−attach>とすることにより、ファイルの名前を一意に指定することなく、自動的に添付ファイルをウェブページ上に表示することを指定することができるものとしても良い。同様に、添付ファイルをダウンロードするものとして指定するための独自のタグ(例えば、<a−download>)を定めても良い。また、この本文欄に記入するhtml言語等においては、一般的なhtml言語等により文書では必要な<head>要素や、或いは、改行に用いられる<br>タグの記載を適宜省略することができるが、ここでは詳細は示さない。
上述のように、ウェブページのデータ15を記憶手段5に入力した後、サーバー4により出力されたデータにより、コンピュータ2は既存文書一覧画面のウェブページを表示する。この既存文書一覧画面のウェブページは、図6に示すようなものであって、これまでにデータ引用者11が本システム1上で作成したウェブページのデータ15及び引用データ16の一覧が表の形式で表示される。この表内には、データ引用者11がこれまでに作成したウェブページのデータ15及び引用データ16が、新しいものから順に上から下に並んで(時系列に降順でソートされて)表示されるものとされており、上記の新規文書作成画面のウェブページで作成された一番新しい文書のデータ15(この実施例の図5に示すウェブページでは、タイトルが「○○○○」のデータ)が一番上に位置しており、データ引用者11は上述の新規文書作成画面のウェブページにおいて入力したデータ15が記憶手段5に入力ができた事を確認する事ができる。この表内においてこれら各データ15及び引用データ16は、それぞれタイトル,内容,最終更新,更新回数,操作及び状況の各項目が表示されている。すなわち、タイトルの項目には、上記新規文書作成画面のウェブページのタイトル欄に記入された事項が表示され、内容の項目には、上記新規文書作成画面のウェブページの本文欄に記入された事項が表示され、最終更新の項目には、そのデータ15及び引用データ16を新規作成された日時又は最後に既存文書編集画面のウェブページにより更新された日時が表示され、更新回数の項目には、そのデータ15及び引用データ16を新規作成後からこれまでにされた更新の回数(新規作成後これまでに更新がされていないものを1として表示する。)が表示され、また、状況の項目には、上記図4の新規文書作成画面のウェブページの属性欄のチェックボックスのチェックの入力と連動して、「公開」又は「非公開」の文字が表示される。すなわち、上記チェックボックスにチェックがされた場合には、上述の通り、このデータ15又は引用データ16が公開されることについて同意したものであることから、「公開」と表示される、そのデータ15及び引用データ16が第三者(データ請求者14)により見られ得る状態であるか否か(公開されているか否か)を示している。また、各データ15及び引用データ16の操作の項目には、「編集」及び「削除」の文字の表示と共に形成されたリンク(以下、それぞれ「編集リンク」「削除リンク」という。)がそれぞれ一つずつ表示されており、編集リンクをクリックすることにより、後述する既存文書編集画面のウェブページが開かれて該データ15及び引用データ16を編集する事が可能となり、また、削除リンクをクリックすることにより、サーバー4に記憶手段5から該データ15及び引用データ16を削除させることができる。なお、この削除リンクをクリックすることによりデータ15及び引用データ16が記憶手段5より削除される前に、該データ15及び引用データ16を本当に削除しても良いかを尋ねる旨の図示しないウェブページ或いはダイアログボックスを表示するものとしても良い。なお、この表のタイトル欄に示す各データ15及び引用データ16のタイトルにはリンクが形成されており、このタイトルのリンクをクリックする事により、各データ15及び引用データ16によるウェブページを表示する事ができ、該データ15及び引用データ16の内容を確認する事ができる。なお、この図5に示す既存文書一覧画面の表の中には、データ引用者11が作成したデータ15及び引用データ16が上述の通り10件ずつ表示されているとともに、該表の上下それぞれには、リンクが形成された「前のページへ」及び「次のページへ」の文字が表示されており、該データ引用者11が11件以上のデータ15及び引用データ16を作成している場合には、これら「前のページへ」及び「次のページへ」のリンクをクリックする事により、現在ここに表示されていないデータ15及び引用データ16の一覧を、10件ずつ順次表示する事ができる。また、このようにデータ引用者11が11件以上のデータ15及び引用データ16を作成している場合には、上記の「前のページへ」及び「次のページへ」のリンクをクリックする事により表示される既存文書一覧画面の全ウェブページの数と、該全ウェブページの中での現在表示中の既存文書一覧画面のウェブページのページ数が、分数の形式で上記表の上に表示される「前のページへ」及び「次のページへ」の上方に表示される。なお、上記の「前のページへ」及び「次のページへ」の表示は、データ引用者11が作成したデータ15及び引用データ16が10件以下である場合、或いは、この図5に示す既存文書一覧表示の「前のページへ」のように作成したデータ15及び引用データ16の先頭を表示する場合には、「前のページへ」及び「次のページへ」の文字の表示がされるのみで、リンクの形成はされない。
また、図6に示す既存文書一覧表示のウェブページ内に表示される表では、上述の通り、各データ15及び引用データ16の作成順に新しいものから順に上から下にソートされて表示されている。すなわち、上述のように図4に示す新規文書作成画面のウェブページにおいて新規なデータ15(或いは図4に示す新規文書作成画面のウェブページにおいて新規な引用データ16)を作成後にこの図6の既存文書一覧画面を表示した場合や、前記の図3に示すユーザー管理画面その他のウェブページ上に表示された既存文書一覧画面のウェブページへのリンクをクリックすることによりこの図6に示す既存文書一覧画面のウェブページを表示した場合には、最初に(いわば、デフォルトで)各データ15及び引用データ16が新しいものから順に上から下にソートされて並ぶものとされている。しかし、この表に表示されるデータ15及び引用データ16の一覧は、データ引用者11がこの図6に示す既存文書一覧画面のウェブページにおける操作により、任意の項目を基準にソートする事ができる。すなわち、この図5に示す既存文書一覧画面のウェブページの上記のデータ15及び引用データ16の一覧の表の上方には、「表示条件設定」の文字とともに表示された表示条件設定欄が表示されており、この表示条件設定欄内には、表示する対象IDを選ぶプルダウンメニューと、検索する基準となる項目(例えば、タイトル,内容,中に<amf>タグを含む引用データ16であるか否か等)を選ぶプルダウンメニューと、該項目内に含まれる任意の文字列を記入する空欄と、上記項目及び文字列により抽出されたデータ15及び引用データ16をソートする基準となる項目(例えば、更新日,タイトル名,添付ファイルの容量や動画ファイルの再生時間の長さ等)を選ぶプルダウンメニューと、「表示」の文字とともに表示されてなるボタン(以下、表示ボタンという。)と、が表示されている。なお、ここでは検索する基準となる項目とこの項目に対応する空欄は一組のみとしているが、複数設けることにより、より詳細な検索条件を指定できるものとしても良い。そして、データ引用者11が、この表示条件設定欄内の空欄に適宜記入し、プルダウンメニューより適切な項目を選んだ上で、表示ボタンをクリックする事により、サーバー4は、記憶手段5より、この表示の条件に合う各データ15及び引用データ16毎のタイトル,内容,最終更新日,更新回数及び状況のデータを検索及び抽出して読み出し、必要な順序にソートして表を作成し、該表のデータを含むウェブページのデータを作成した上でコンピュータ2に出力し、コンピュータ2に図示しないソートされたデータ15及び引用データ16を図6の既存文書一覧画面のウェブページと同様に表示する。また、この既存文書一覧画面のウェブページには、図5に示すように、上端近傍に「新規文書作成画面へ」「引用先一覧画面へ」「ユーザー管理画面へ」の文字とともに形成されたリンクと、ログアウトリンクとが表示されている。このため、データ引用者11は、さらに新規なウェブページのデータ15及び引用データ16を作成する場合には、上記「新規文書作成画面へ」のリンクをクリックして図4に示す新規文書作成画面のウェブページを表示し、上述の手段により新たな新規なウェブページのデータ15及び引用データ16を作成する。また、後述するように、新規なウェブページのデータを作成する際に該データが他の者(データ被引用者12)が作成した既存のデータ(被引用データ17)を引用して作成するデータ(引用データ16)である場合等であってデータ被引用者12の一覧を確認するような場合には、図6に示す引用管理画面のウェブページを表示する「引用管理画面へ」のリンクをクリックする。また、データ引用者11は上記のユーザー管理画面に戻る場合には、「ユーザー管理画面へ」のリンクをクリックし、図3に示すユーザー管理画面のウェブページを表示する。また、データ引用者11が本システム1上の操作を終える場合には、ログアウトリンクをクリックする事により、本システム1からログアウトする。
このように、データ引用者11は、新規文書作成画面のウェブページにおいて本文欄内に図5に示すようなhtml言語等を用いた文書を記入してデータ15を作成し、このデータ15は、サーバー4の動作により該html言語等を用いた文書を含むデータ15は記憶手段5に入力される。そして、データ作成者11やデータ被引用者12や第三者であるデータ請求者14等による本システム1の内部及び外部からのURIの入力やリンクのクリック等によってデータ15が請求された場合には、サーバー4は図7に示すように動作する。すなわち、先ずサーバー4は、データの請求を受けることにより動作を開始し(ステップSt1)、この請求されたデータがデータ引用者11やデータ被引用者12等の該システム1に参加する者により作成されたデータ(データ15又は引用データ16)であるか否かを判断する(ステップSt2)。なお、詳細は記さないが、この判断の際には、サーバー4は本システム1に参加する者の一覧のデータを記憶手段5より読み出しし、この読み出されたデータとの照合を行うことにより判断を行う。このように、サーバー4は、以下に述べるような判断の際に、必要なデータが記憶手段5内に存在する場合には、自動的にその必要なデータを記憶手段5より読み出すものとされているが、以下、このような必要なデータの読み出しについては記載を省略する。この判断により、請求されたデータが本システム1の参加者により作成されたものではない場合には、このデータの請求を図示しない他のサーバーに送信し、この請求されたデータに関するサーバー4の動作は終了し(ステップSt3)、次のデータの請求への待機状態となる。また、この請求されたデータが本システム1に参加する者により作成されたものであれば、このデータが本システム1に参加する者のうちの誰により作成された者であるかを特定する(ステップSt4)。そして、このデータが本システム1に参加する者(データ引用者11とする)により作成された場合には、このデータを記憶手段5からサーバー4に出力し(ステップSt5)、このデータがデータ作成者11により作成された際に、上記図4の属性欄のチェックボックスにチェックマークを付けない事によりこのデータ(データ15又は引用データ16)の公開を不許可されたものでないか、すなわち、データ引用者11が公開に同意しているかを判断する(ステップSt6)。ここで、データ引用者11が公開に同意していない場合には、サーバー4は、このデータ(データ15又は引用データ16)の請求者がデータ引用者11自身でないかを判断し(ステップSt7)、データ(データ15又は引用データ16)の請求者とデータ引用者11が異なる者である場合には、図示しない該データ(データ15又は引用データ16)のウェブページは表示できない旨等のエラー表示等をするウェブページのデータを出力し、このデータ(データ15又は引用データ16)の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt8)。そして、このデータ(データ15又は引用データ16)が公開を許可されたものである場合(公開されることについて同意されている場合)、或いは、データ(データ15又は引用データ16)の請求者がデータ引用者11自身である場合(これは、例えばデータ引用者11が自身のウェブページの表示を確認する場合等が該当する。)には、サーバー4は、このデータが後述する引用データ16では無い事(すなわち、このデータが、内部に後述する<amf>タグが含まれていない事)を判断し(ステップSt9)、このデータが引用データ16では無い場合には、該データ15を記憶手段5よりコンピュータ2,3,6へと出力し(ステップSt10)、該データ15の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt11)。なお、このようにデータ15をコンピュータ2,3,6に出力する際には、上記の説明において省略可能とされたhtml言語等の文書において省略されたhead要素や<br>タグを自動的に補充(挿入)した上で出力を行うが、詳細については省略する。なお、この図中のAに示す場合、すなわち、データが引用データ16である場合のサーバー4の動作に付いては、後述する。そして、データ15を出力されたコンピュータ2,3,6は、図5に示すようなhtml言語等を用いた文書に基づき、図8に示すようなウェブページを表示する。なお、本実施例では、このデータ15を請求する際に用いられるURIは、データ引用者11のIDと、上述の該データ15が記憶手段5に入力される際にサーバー4により付与された一意の番号と、を適宜組み合わせたものとしているが、このURIは、本システム1に参加する全ての者が作成した全てのデータに一意に付与された番号或いは記号等を用いても良く、また、この番号及び記号に付いての法則性を排除するために乱数を適宜用いるものとしても良い。このように、請求されたデータ15に基づいてコンピュータに表示されるウェブページは、データ引用者11が入力したデータ15中のhtml言語等を用いた文書に基づいて表示がなされる。すなわち、データ引用者11が図4に示す新規文書作成画面の本文欄に記入した図5に示すようなhtml文書等に基づいて表示がなされ、当然ながら他の者(データ被引用者12やデータ請求者14等)が作成したデータが表示される事はない。しかしながら、本システム1においては、データ引用者11が本文欄内に記入するhtml言語等を用いた文書内に特定のタグを用いることにより、他の者(データ被引用者12)が作成した既存のデータ(被引用データ17)を引用した引用データ16を作成する事ができる。以下、この引用データ16の作成について、データ引用者11による引用データ16の作成の動作により説明する。
データ引用者11がデータ被引用者12の被引用データ17を引用して引用データ16を作成する際には、先ずデータ引用者11はデータ被引用者12に対してデータ被引用者12が作成したデータを引用する事に付いて申し込むための引用申込データを送信し、該データ被引用者12から同意し又は同意しない旨を内容とする引用許諾データを得る必要がある。すなわち、後述するように、本システム1では、データ引用者11が作成したデータ15がデータ被引用者12により作成された被引用データ17を引用した作成されたデータ(引用データ16)である場合には、記憶手段5に入力された該引用データ16は、データ請求者14等により外部からサーバー4を介して出力を請求された際に、サーバー4は、データ被引用者12がデータ引用者11に送信した引用許諾データを記憶手段5から出力し、該引用許諾データが該引用データ16内に被引用データ17が引用される事に付いてデータ被引用者12が同意しているかを判断し、該データ被引用者12が同意している場合には、サーバー4は被引用データ17を引用データ16に挿入して外部に出力する。このような構成であることから、データ引用者11がデータ被引用者12から引用する事についての同意を得るために申し込みを行う場合には、データ引用者11は、上記図2に示すログイン画面のウェブページを経て図3に示すユーザー管理画面のウェブページを開き、該ユーザー管理画面のウェブページ上に「引用の申込と管理をする(引用管理画面へ)」の文字とともに形成されたリンクをクリックする事により引用管理画面のウェブページを開く。この引用管理画面は、図9に示すものであって、現在の引用の状況を表示する表が表示される。この表内には、これまでに削除された者を除いて、これまでに本システム1上でデータ引用者11が引用の同意を求めた他の者(データ被引用者12)及び該データ引用者11に対して引用の同意を求めてきた者の一覧が、申し込んだ日の新しい者から古い者に順に上から下に並べられて表示されており、それぞれの者毎に、相手のID,引用の状態,引用申込日及び備考欄の各項目と削除リンクが表示されている。すなわち、相手のIDの項目には、上記のデータ引用者11が引用の同意を申し込んだデータ被引用者12及び該データ引用者11に対して引用の同意を申し込んだ者がIDで表示され、引用状態の項目には、そのIDで特定される者との引用の状態を「確立」又は「未確立」の何れかにより表示され、引用申込日の項目には、データ引用者11とそのIDで特定される者との引用についての申し込みを行った(或いは、申し込みをされた)日時が表示され、また、備考の項目には後述する新規引用申込画面において備考欄にデータ引用者11が記入した覚え書き等が表示されており、また、IDで特定される者毎に「削除」の文字と共に形成されてなるリンク(以下、削除リンクという。)が表示されており、削除リンクをクリックする事により、この表の中から該IDで特定される者を削除させる事ができる。なお、削除リンクへのクリックにより、IDで特定される者との関係における引用許諾データを削除するものとしても良く、また、この削除リンクをクリックすることにより引用許諾データが記憶手段5より削除される前に、該データ15を本当に削除しても良いかを尋ねる旨の図示しないウェブページ或いはダイアログボックスを表示するものとしても良い。また、図9に示す引用管理画面では、上記IDで特定される者が3名表示されているが、この表内には、前記既存文書一覧画面を構成するデータ15を表示する表と同様に、該IDで特定される者が10名まで表示が可能であるとともに、該IDで特定される者が11名以上である場合には、該既存文書一覧画面と同様に、上記のIDで特定される者を表示する表の上下それぞれに表示された「前のページへ」及び「次のページへ」のリンクをクリックする事により、ここに表示されなかったIDで特定される者の一覧を10件ずつ順次表示する事ができる。なお、この表の中に表示されるデータは、記憶手段5内に入力された引用管理テーブルから出力されたデータに基づいて表示がされている。
また、この引用管理画面には、図9に示すように、上端近傍に「新規文書作成画面へ」「既存文書一覧画面へ」「ユーザー管理画面へ」の文字とともに形成されたリンクと、ログアウトリンクとが表示されている。このため、データ引用者11は、さらに新規なウェブページのデータ15を作成する場合には、上記「新規文書作成画面へ」のリンクをクリックして図4に示す新規文書作成画面を表示し、上述の手段により新たな新規なウェブページのデータ15を作成する。また、後述するように、これまでにデータ引用者11により作成された既存のデータ15を修正するような際に、データ15の一覧を確認するような場合には、図6に示す既存文書一覧画面を表示する「既存文書一覧画面へ」のリンクをクリックする。また、データ引用者11は上記のユーザー管理画面に戻る場合には、「ユーザー管理画面へ」のリンクをクリックし、図3に示すユーザー管理画面を表示する。また、データ引用者11が本システム1上の操作を終える場合には、ログアウトリンクをクリックする事により、本システム1からログアウトする。また、この引用管理画面には、図9に示すように、下端近傍に「新規に引用を申し込む」の文字とともに形成されたリンクが表示されている。そして、データ引用者11が新規にデータ被引用者12に対して引用の申し込みをする際には、この「新規に引用を申し込む」の文字とともに形成されたリンクをクリックし、新規引用申込画面を開く。この新規引用申込画面は図10に示すものであって、「新規な引用をリクエストする」旨の表示と、データを引用する相手であるデータ被引用者12のIDを記入するID欄と、該データ被引用者12についてのデータ引用者11の覚え書き等を記入する備考欄と、該データ被引用者12に対して引用の申し込みとともに送信する挨拶等を記入するメッセージ欄と、「送信」の文字とともに表示されてなるボタン(以下、送信ボタンという。)が表示されている。そして、データ引用者11は、この図10に示す新規引用申込画面上において、ID欄に引用を申し込む相手であるデータ被引用者12のIDを記入し、必要に応じて備考欄及びメッセージ欄に記入した上で、送信ボタンをクリックすることを条件として、該データ被引用者12に対して引用の申し込みを完了する。すなわち、サーバー4は送信ボタンのクリックを条件として、上記各欄に記入されたデータを記憶手段5に入力する。なお、図10の新規引用申込画面においてデータ引用者11が送信ボタンをクリックする事を条件としてデータ被引用者12に対して送信する被引用データ17の引用を希望する旨のデータは、本発明を構成する引用申込データである。そして、サーバー4は、データ被引用者12がコンピュータ3を操作して自己の図3に示すユーザー管理画面のデータを要求された際には、引用申込データをデータ被引用者12に送信する。すなわち、コンピュータ3に対して該ユーザー管理画面のデータ内にデータ被引用者12に対する引用の申し込みが来ている旨を表示するデータを挿入した上で送信することにより、コンピュータ3はデータ被引用者12に対してその旨を上述の引用申込通知表示として表示する。すなわち、図3に示すユーザー管理画面では、IDの箇所に「●●●●」と表示されているが、データ引用者11から引用の申し込みが送信された場合には、このIDの箇所にデータ引用者11のIDが表示され、また、メッセージの箇所には、上記図10に示す新規引用申込画面のメッセージ欄にデータ引用者11により記入された事項が表示される。なお、この図10に示す新規引用申込画面の上端近傍には、上述の図9の引用管理画面と同様に、「新規文書作成画面へ」「既存文書一覧画面へ」「ユーザー管理画面へ」の文字とともに形成されたリンクと、ログアウトリンクとが表示されているがこれらのリンク及びボタンの機能は引用管理画面上のそれらと同様なものであるから説明は省略する。なお、ここでは示さないが、他の者から引用の申し込みがなされていることを知るための引用申込通知表示については、上述のようなユーザー管理画面の一部として表示されるものと限定されるものではなく、このような引用申込通知表示のみがなされる独立したウェブページとしても良い。
このようにしてデータ引用者11から引用の申し込みを受けたデータ被引用者12のコンピュータ3には、上述の通り、図3に示すユーザー管理画面上において、上記の引用申込表示として、引用の申し込みが来ている旨,その引用を申し込む者(この例ではデータ引用者11が該当し、図3中ではIDを「●●●●」として表示)と、該引用を申し込む者からのメッセージ(この図3中に示す例では、「引用を希望します。」と表示)と、このデータ引用者11からの申し込みに対して「引用を許可しますか。」の問いかけと、が表示されるとともに、「許可する」「拒否する」「着信拒否」の文字が表示されてなるボタン(以下、それぞれ許可ボタン,拒否ボタン及び着信拒否ボタンという。)が表示される。このようにして引用申込データを受信して引用を申し込まれたデータ被引用者12は、データ引用者11に対してデータの引用の申し込みに同意するか否かを決定し、引用の申し込みに同意する場合には、上記許可ボタンをクリックし、引用の申し込みに同意しない場合には、拒否ボタンをクリックする。さらに、データ被引用者12が今後同一のデータ引用者11からの引用の申し込みを二度と受け付けない場合には、データ被引用者12は着信拒否ボタンをクリックする。サーバー4は、この図3に示すユーザー管理画面でいずれかのボタンがクリックされたことを条件に、何れのボタンがクリックされたかについてのデータを記憶手段5(特に、記憶手段5内の引用管理テーブル)に入力する。なお、このデータ被引用者11が、上記のデータ引用者12よりサーバー4を介して送信された引用申込データに対応して行う許可ボタン,拒否ボタン或いは着信拒否ボタンのクリックにより入力されることを条件に、記憶手段5に入力されたデータは、本発明を構成する引用許諾データである。なお、上記引用申込データ及び引用許諾データは、本システム1に参加する全ての者(例えば、データ引用者11やデータ被引用者12)毎に記憶手段5内に設けられた引用管理テーブルに入力され、該引用管理テーブルには、本システム1に参加する誰が誰に引用申込データを送信し、その引用申込データに対してどのような返答(引用許諾データ)を送信したか(又はまだ返答を送信していないか、或いは未読か既読かの区別)、さらに、引用を申し込む際の備考欄に記入された事項や引用申込データを送信した日時(引用申込日)等のデータが入力され、上記の図9に示す引用管理画面を表示する際にデータを請求された場合に、サーバー4により記憶手段5から出力される。従って、データ引用者11は、図10に示す新規引用申込画面を用いてデータ被引用者12に対して引用を申し込んだ後、適宜図9に示す引用管理画面内の表内の引用状態の項目の表示を確認する事により、データ被引用者12との引用の状態を確認する事ができる。すなわち、上述の通り、この引用状態の項目には「確立」又は「未確立」の何れか一つが表示されるものとされているが、上記のデータ引用者11からの引用の申し込みに対してデータ被引用者12が引用を許可し、上記図3に示す許可ボタンをクリックした場合には、上記引用状態の項目には「確立」が表示される。また、データ被引用者12が未だデータ引用者11からの引用の申し込みを見ていない又は返事をしていない場合やデータ被引用者12が引用の申し込みに対して引用を許可する事無く上記図3に示す拒否ボタンをクリックした場合には、上記引用状態の項目には「未確立」が表示される。さらに、データ被引用者12がデータ引用者11に対して引用を許可する事無く、かつ、今後は該データ引用者11からの引用の申し込みやメッセージの送信をいっさい受けることがなく、上記図3に示す着信拒否ボタンをクリックした場合にも、上記引用状態の項目にも図9に示すように、「未確立」が表示される。これは、データ引用者11からデータ被引用者12に対して「確立」となるまで何度も繰り返して引用の申し込みがなされることを防ぐためである。すなわち、データ被引用者12が着信拒否ボタンをクリックすることにより「未確立」以外の表示(例えば「着信拒否」等)がされてもなお「確立」となるまでデータ被引用者12が迷惑に感じられる引用の申し込みを行うことが考えられることから、本システム1ではあえて返事が未だなされていない状態の表示である「未確立」と同じ表示としている。なお、本実施例では、上記引用状態の項目には「確立」又は「未確立」の二種類の表示がなされるが、これらの二種類以外の表示を含めるものとしても良い。すなわち、ここでは詳細な説明を省くが、データ被引用者12が、データ引用者11が作成する引用データ16内に自己のデータが引用されることを一時的に拒否する場合には、図示しないボタンのクリック等によって一時的に引用を拒否することができるものとし、この場合には「一時休止」等の表示がなされるものとしても良い。なお、詳細な説明は省くが、不特定多数のデータ被引用者12に対して迷惑な引用の申し込みを多数行うデータ引用者11が出ることを考慮し、上記の迷惑な引用の申し込みを多数行うデータ引用者11のIDを入力することにより、該迷惑なデータ引用者11からの引用の申し込みの着信を自動的に拒否するための仕組みを予めシステム管理者13は本システム1に設けても良い。この仕組みでは、このような迷惑なデータ引用者11のIDをデータ被引用者12に対して一斉に通知し、データ被引用者12がこの通知に応じて自動的に着信を拒否する場合には、図示しないウェブページの画面上において該IDを入力することにより、該データ被引用者12には該IDを有する迷惑なデータ引用者11からの引用申し込みに対して自動的に拒否の返答がなされるものとする。
データ引用者11が以上の引用の申し込みによりデータ被引用者12から引用の許可を得られたことを確認した場合、すなわち、データ引用者11がデータ被引用者12に対して引用を申し込み、上記図9に示す引用管理画面を開いて該データ被引用者12に対応するIDの者の引用状態の項目が「確立」とされていることを確認した場合には、データ引用者11は、引用データ16の作成を行う。なお、この引用状態の項目が「確立」以外の状態であっても、データ引用者12は以下に示す方法により、「確立」の状態と同様に、引用データ16を作成してサーバー4を介して記憶手段5に該引用データ16を入力する事はできる。しかし、そのように「確立」以外の状態であるときに記憶手段5に引用データ16が入力された場合において、引用データ16のウェブページを第三者であるデータ請求者14がコンピュータ6を用いてサーバー4を介して該記憶手段5からの出力を請求した場合等には、後述するように、記憶手段5からコンピュータ6等に出力される引用データ16の中に被引用データ17が挿入されて出力されることはない。このデータ引用者11の引用データ16を作成する場合には、上述の新規なウェブページのデータ15を作成する場合と同様に、図2に示すログイン画面のウェブページよりログインして図3に示すユーザー管理画面のウェブページを開き、新規文書作成画面のウェブページへのリンクをクリックし、図4に示す新規文書作成画面のウェブページを開く。なお、上述の通り、ユーザー管理画面以外のウェブページ、すなわち、図6に示す既存文書一覧画面のウェブページ,図9に示す引用管理画面のウェブページ及び図10に示す新規引用申込画面のウェブページにもそれぞれこの図4に示す新規文書作成画面のウェブページへのリンクが形成されている事から、これらのリンクを介してこの新規文書作成画面のウェブページを開いても良い。この図4に示す新規文書作成画面のウェブページは、上述の通り、データ引用者11に対する以下に述べる各欄に記入の上で新規追加ボタンをクリックする旨の表示と、タイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,キーワード欄,公開ハンドル名欄,親ウェブページ欄及び属性欄と、ウェブページ新規追加ボタン及びログアウトリンクと、その他幾つかのリンクが形成されている。データ引用者11は、引用データ16の作成のために、上記の各欄に上記のデータ15作成時の記入事項と同様の要領によりそれぞれの事項を記入する。
そして、特に本文欄は、上述の通りhtml言語等により記入するものとされているが、この引用データ16のように本システム1に参加するデータ被引用者12が作成した既存の被引用データ17を引用する場合には、本システム1に参加する者のみが使用する事ができるW3Cにより規格化された標準的なhtml言語等内に規定の無い独自のタグを用いて記入する。すなわち、ここで引用データ16の作成時の本文欄への記入内容を図11に示すが、この図11に示す本文欄への記入内容には、上記の本システム1独自のタグである<amf>というタグを用いている。なお、この<amf>というタグを構成するamfという文字列は、システム管理者13が本システム1のために便宜的に選んだ文字列であって、上述したW3Cにより規格化された標準的なhtml言語等により既に規定されたタグに用いられる文字列以外のものであればどのような文字列を用いるものであっても良く、例えばxxxxという文字列からなる<xxxx>というタグを用いるものとしても良い。そして、この<amf>タグは、本システム1においては、この引用データ16を作成するデータ引用者11自身と該データ引用者11以外の者も含む本システム1に参加する全ての者が作成した既存の任意のデータを、この<amf>タグが用いられた箇所に挿入する機能を有している。すなわち、外部からの請求に応じてサーバー4がウェブページのデータを記憶手段5から外部へと出力する際に、サーバー4は、該ウェブページのデータ内にこの<amf>タグが用いられている場合には、後述するように、<amf>タグを用いた該データの作成者とこの<amf>タグにより引用されるデータの作成者との間の引用申込データ及び引用許諾データを記憶手段5の引用管理テーブルから出力して引用が同意されている事を確認した上で、この<amf>タグの属性により指定されたデータを記憶手段5から出力し、該<amf>タグの箇所に該指定されたデータを挿入(言い換えれば、該<amf>タグと該指定されたデータとを置換)し、サーバー4はその挿入したデータを請求した外部へ出力する。このように、データ引用者11は本文欄への記入の際にこの<amf>タグを用いる事により、データ引用者11が作成した引用データ16は、中に被引用データ17が引用された状態でサーバー4から上記データ請求者14等に出力される。なお、この<amf>タグは、上記標準的なhtml言語に用いられる一般的なタグと同様に属性を設定する事が可能であり、「user」「ckey」「item」「keyword」「number」の属性その他ここでは説明しない多数の属性を用いる事が可能である。この内、「user」の属性は、<amf>タグにより挿入するデータを作成した者、すなわち、データ被引用者12をIDにより指定するものである。すなわち、IDがyamadaのデータ被引用者12からデータを引用する場合には、図11に示す本文欄への記入内容の例の上から6行目,8行目及び12行目のように、user=“yamada”と書する。また、「ckey」の属性は、上記「user」の属性とともに用いられ、上記「user」の属性により指定された者が作成した全てのデータの内のいずれか一つをIDにより指定するものである。すなわち、前記の通り、データ引用者11が図4に示す新規文書作成画面においてウェブページ新規追加ボタンをクリックしてデータ15を記憶手段5に入力する際に、該データ15にはサーバー4によりそれぞれ各データ引用者11毎にデータ15に一意にIDが付与されるが、このデータ15のIDを「ckey」により指定する事により、上記「user」の属性により指定された者が作成したデータの内、どのデータを引用するかを指定する。すなわち、IDがyamadaのデータ被引用者12により作成されたデータの中から、IDが1234の被引用データ17からデータを引用する場合には、図11に示す本文欄への記入内容の例の上から6行目,8行目及び12行目のように、user=“yamada”に続けてckey=“1234“と書する。また、「item」の属性は、他の「user」「ckey」等の属性により特定されたデータの内、どの項目のデータを引用するかを項目名により指定するものである。すなわち、本システム1上でウェブページのデータを作成する者は、上記図4に示す新規文書作成画面においてタイトル,本文,概要及び添付ファイル等の各欄毎に必要事項を記入するが、データ引用者11は、データ被引用者12が作成した被引用データ17からこれらの各欄への記入事項の単位で引用する対象を選択する事が可能であり、例えば、引用する対象の項目がタイトル欄に記入されたものである場合は、上記図11に示す本文欄への記入内容の例の上から6行目のようにsubjectとし、引用する対象の項目が本文欄に記入されたものである場合は、上記図11に示す本文欄への記入内容の例の上から8行目のようにbodyとし、引用する対象の項目が概要欄に記入されたものである場合はsummaryとする。また、引用する対象の項目が添付ファイル欄に記入された事により記憶手段5内に入力されたファイルであって、このファイルの内容をウェブページ上に表示する場合はdataとし(特に、表示するファイルが画像のデータである場合には、imageとしてもよい)、また、引用する対象の項目が添付ファイル欄に記入された事により記憶手段5内に入力されたファイルであって、このファイルをウェブページ上からダウンロード可能とする場合は、上記図11に示す本文欄への記入内容の例の上から12行目のように、downloadとする。また、上記図4に示す新規文書作成画面上の各欄と対応するものではないが、一番最近に更新された事項を引用する場合はupdateとし、また逆に、一番古くに作成された事項を引用する場合はregdateとする。
このように、上記<amf>タグとともに上記の「user」「ckey」「item」の属性を指定する事により、データ引用者11は、引用データ16の中にデータ被引用者12が作成した被引用データ17を指定して引用する事ができるが、この他にも、本システム1では、上記の属性を用いて引用する相手のデータを具体的かつ一意に指定して引用するのではなく、特定の条件による検索を指定し、その検索結果のデータを引用する事ができる。すなわち、上記<amf>タグとともに「keyword」「number」「item」及び「user」を属性として用いる事により、データ引用者11がキーワードとして指定した言葉を含むウェブページのデータをサーバー4が検索及び抽出し、そのウェブページのデータを引用データ16内に引用する事ができる。すなわち、「keyword」の属性は、この「keyword」の属性により指定されたキーワードを記憶手段5内に入力されたデータ15の中からサーバー4により検索及び抽出するものである。このため、記憶手段5内に入力されたデータ15の中から○△□というキーワードを含むものを引用する場合には、図11に示す本文欄への記入内容の例の上から16乃至20行目のように、keyword=“○△□”と書する。また、「number」の属性は、上記「keyword」の属性とともに用いられ、上記「keyword」の属性により検索及び抽出されたデータとして複数のものが該当する場合に、これら複数のデータの中で上記のキーワードにより相応しいものとサーバー4によりなされたものから順番に1,2,3・・・と通して関連付けられるものを指定するものである。すなわち、図11に示す本文欄への記入内容の例の上から16行目のように、keyword=“○△□”に続けてnumber=“1”と書した場合には、サーバー4は、記憶手段5内のデータであって中にキーワードである○△□を含み、かつ、サーバー4が該キーワードで検索した結果、予めシステム管理者13により定められた基準(例えば、そのキーワードの出現頻度)により一番関連性が高いと判断したデータをこの<amf>タグの箇所に挿入する。同様に、図11に示す本文欄への記入内容の例の上から20行目のように、keyword=“○△□”に続けてnumber=“5”と書した場合には、サーバー4は、この<amf>タグの箇所に、記憶手段5内のデータであって中にキーワードである○△□を含み、かつ、サーバー4が該キーワードで検索した結果5番目に関連性が高いと判断したデータを挿入する。なお、numberの属性の指定が無い場合(いわば、デフォルトの場合)には、number=“1”を指定したものとして取り扱う。また、「item」「user」の属性は、上記の説明のものと同様の役割をするものであって、「item」を指定することにより、上記のキーワードを含んで指定された関連性であるデータの中から、タイトル,本文,概要及び添付ファイル等の各項目の内、何れの項目のデータを引用するかを項目名により指定することができ、「user」を指定することにより、検索する範囲を特定の者が作成したデータのみに限定することができる。なお、このように「keyword」と「number」の属性を共に同時に使うことによって、検索結果のデータをキーワードとの関連性の高さにより特定し、該検索結果のデータを<amf>タグの箇所に挿入することができるが、ここでは記載しない属性を指定することによって更に新たな方法により検索を可能としても良い。また、この出力する検索結果のデータを、任意の順序(例えば、時系列順や、検索結果のデータの冒頭の文字のアスキーコード順等)により並べられて(ソートされて)<amf>タグの箇所に挿入する属性を設定しても良く、また、この並べる(ソートする)順序をランダムなものとする属性を設定しても良い。以上のように<amf>タグを用いて図4に示す新規文書作成画面の本文欄内に記入をし、また、その他この図4に示す新規文書作成画面上の各欄に必要事項を、上述の通常の新規なウェブページ作成時と同様に記入を行い、引用データ16の作成が完了して公開する場合には、上述のデータ15を新規に作成した場合と同様に、データ引用者11はウェブページ新規追加ボタンをクリックすることにより、この新規に作成したウェブページのデータ15は、記憶手段5に入力される。なお、サーバー4は、データ15を記憶手段5に入力する際に、該データ15のIDや時間等の必要事項を記録するとともに、図6に示す既存文書一覧画面のウェブページのデータを記憶手段5よりコンピュータ2に出力し、該コンピュータ2は既存文書一覧画面のウェブページを表示する。なお、この図6に示す既存文書一覧画面のウェブページは、データ引用者11が作成した一覧を示すものであるが、上記の<amf>タグを用いることにより、該データ引用者11が作成したデータ15(及び引用データ16)が他人に引用されることもあることから、このように該データ引用者11が作成したデータ(及び引用データ16)が引用されてできた他人のデータの一覧として、既存被引用文献一覧画面のウェブページを作成しても良い。この既存被引用文献一覧画面のウェブページは、図示しないが、このデータ引用者11のデータ15(及び引用データ16)を引用して作成されたデータを一覧する表が表示されるものであり、引用する者のIDと、データのタイトルと、本文(の一部)と、作成日及び最終更新日と、更新回数と、が表示されるものであって、特に上記データのタイトルには、そのデータによるウェブページへのリンクが形成されるものであっても良い。
このように、データ引用者11は、新規文書作成画面において、例えば本文欄内に図11に示すようなhtml言語等及び上記本システム1独自のタグを用いた文書を記入して引用データ16を作成し、この引用データ16は、サーバー4の動作により該引用データ16を記憶手段5に入力される。そして、データ作成者11やデータ被引用者12や第三者であるデータ請求者14等の本システム1に参加する者或いは外部の者からのURIの入力やリンクのクリック等によりこの引用データ16が請求された場合には、サーバー4は上述の図7及び図12に示すように動作する。すなわち、先ずサーバー4は、データの請求を受けることにより動作を開始し(ステップSt1)、この請求されたデータがデータ引用者11やデータ被引用者12等の該システム1に参加する者により作成されたデータ(データ15又は引用データ16)であるか否かを判断する(ステップSt2)。この判断により、請求されたデータが本システム1の参加者により作成されたものではない場合には、このデータの請求を図示しない他のサーバーに送信し、この請求されたデータに関するサーバー4の動作は終了し(ステップSt3)、次のデータの請求への待機状態となる。また、この請求されたデータが本システム1に参加する者により作成されたものであれば、このデータが本システム1に参加する者のうちの誰により作成された者であるかを特定する(ステップSt4)。そして、このデータが本システム1に参加する者(データ引用者11とする)により作成された場合には、このデータを記憶手段5からサーバー4に出力し(ステップSt5)、このデータがデータ作成者11により作成された際に、上記図4の属性欄のチェックボックスにチェックマークを付けない事によりこのデータ(データ15又は引用データ16)の公開を不許可されたものでないか、すなわち、データ引用者11が公開に同意しているかを判断する(ステップSt6)。ここで、データ引用者11が公開に同意していない場合には、サーバー4は、このデータ(データ15又は引用データ16)の請求者がデータ引用者11自身でないかを判断し(ステップSt7)、データ(データ15又は引用データ16)の請求者とデータ引用者11が異なる者である場合には、図示しない該データ(データ15又は引用データ16)のウェブページは表示できない旨等のエラー表示等をウェブページのデータを出力し、このデータ(データ15又は引用データ16)の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt8)。そして、このデータ(データ15又は引用データ16)が公開を許可されたものである場合(公開されることについて同意されている場合)、或いは、データ(データ15又は引用データ16)の請求者がデータ引用者11自身である場合(これは、例えばデータ引用者11が自身のウェブページの表示を確認する場合等が該当する)には、サーバー4は、このデータがデータ15では無い事(すなわち、このデータが、内部に後述する<amf>タグが含まれている事)を判断する(ステップSt9)。すなわち、このデータが、データ引用者11により作成されて他の者(データ被引用者12)により作成されたデータ(被引用データ17)を特定して引用するものであるか、すなわち、該引用データ16内に上記の<amf>タグが含まれているか否か(該引用データ16が、上述のデータ15では無い事)を判断する。なお、このデータがデータ15である場合のサーバー4の以後の動作に付いては前述の通りである。そして、このデータが<amf>タグを含む引用データ16である場合には、図12に示すように、サーバー4は該<amf>タグとともに用いられている属性に、<keyword>が含まれているか否かを判断する(ステップSt12)。この属性が<keyword>を含まないものである場合には、記憶手段5内に設けられた上述の引用管理テーブルから引用許諾データを出力し(ステップSt13)、この<user>により指定されているIDの者(データ被引用者12)が、この引用データ16を作成した上述のデータ引用者11からの引用の申し込みに対して許可(同意)をしているか否かを判断する(ステップSt14)。ここで、データ引用者11が引用の申し込みに対して許可(同意)していない場合には、サーバー4はこの引用データ16の請求者がデータ引用者11自身でないかを判断し(ステップSt15)、引用データ16の請求者とデータ引用者11が異なる者である場合には、図示しない該引用データ16のウェブページは表示できない旨などのエラー表示等を行い、該引用データ16の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt16)。そして、サーバー4が該引用許諾データによりデータ被引用者12がデータ引用者11に対して引用される事について許可していると判断した場合、或いは、引用データ16の請求者がデータ引用者11自身である場合(これは、例えばデータ引用者11が自身のウェブページの表示を確認する場合等が該当する)には、上記<amf>タグ及び<user>の属性とともに用いられている<ckey>及び<item>の属性に基づくデータ、すなわち、<user>の属性により指定されたデータ被引用者12が作成したデータであって、<ckey>の属性により指定された被引用データ17の内、<item>の属性により指定された項目のデータを記憶手段5から出力し(ステップSt17)、サーバー4はこの<amf>タグにより出力された被引用データ17を、引用データ16内の該<amf>タグの箇所に挿入し(ステップSt18)、外部にあるコンピュータ2,3,6へと出力し(ステップSt19)、該データ16の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt20)。また、上記の<amf>タグとともに用いられている属性に<keyword>が含まれている場合には、サーバー4は、該<keyword>の属性により指定されたキーワードにより、予めシステム管理者13により定められた方法により本システム1の記憶手段5内に入力された全てのデータを検索及び抽出し、該キーワードに該当するデータが複数該当する場合には、それぞれのデータについて予めシステム管理者13により定められた基準(優先度やそのキーワードの出現頻度等)により一番関連性が高いと判断した被引用データ17を記憶手段5から出力する。なお、この<keyword>の属性とともに<number>の属性が指定されている場合には、サーバー4は、上記のシステム管理者13により定められた基準により、その指定された数値の関連性の高さを有する被引用データ17を記憶手段5より出力する。そして、これらの属性により出力された被引用データ17のうち、user及びitemの属性により指定された項目のデータを出力する(ステップSt21)。そして、このように出力されたデータ(被引用データ17)に対応する引用許諾データを記憶手段5内に設けられた上述の引用管理テーブルを出力し(ステップSt22)、この出力されたデータを作成した者(データ被引用者12)が、この引用データ16を作成した上述のデータ引用者11からの引用の申し込みに対して許可(同意)をしているか否かを判断する(ステップSt23)。ここで、データ引用者11が引用の申し込みに対して許可(同意)していない場合には、サーバー4はこの引用データ16の請求者がデータ引用者11自身でないかを判断し(ステップSt24)、引用データ16の請求者とデータ引用者11が異なる者である場合には、図示しない該引用データ16のウェブページは表示できない旨などのエラー表示等を行い、該引用データ16の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt25)。そして、サーバー4が該引用許諾データによりデータ被引用者12がデータ引用者11に対して引用される事について許可していると判断した場合、或いは、引用データ16の請求者がデータ引用者11自身である場合には、サーバー4はこの<amf>タグにより出力された被引用データ17を、引用データ16内の該<amf>タグの箇所に挿入し(ステップSt18)、外部にあるコンピュータ2,3,6へと出力し(ステップSt19)、該データ16の請求についてのサーバー4の動作を終了する(ステップSt20)。そして、コンピュータ2,3,6はこの出力された文書のデータに基づき、図13に示すようなウェブページを表示する。
すなわち、この図13に示すウェブページは、上記図7に示すウェブページとは一見同じ外観を有するものであるが、上記図7に示すウェブページが、データ引用者11自身が作成したデータ15をそのまま表示されるのに対し、図13に示すウェブページは、データ引用者11が作成した引用データ16(の<amf>タグ)に基づいて、サーバー4により、引用データ16の出力時にデータ引用者11が指定した被引用データ17が挿入されて出力がされる。従って、引用データ16には、該引用データ16が上記コンピュータ2,3,6に出力される時点での(より正確には、サーバー4が、引用データ16内の<amf>タグに基づいて被引用データ17を記憶手段から出力した時点での)記憶手段5内の被引用データ17が挿入されるものとされている事から、データ引用者11が<amf>タグを用いた引用データ16を作成した場合には、引用データ16が出力される時に該引用データ16に被引用データ17が挿入される事から、データ被引用者17が被引用データを修正や変更した場合にも、この修正や変更された被引用データ17が引用データ16内に表示される。これに対し、例えばデータ引用者11がデータ被引用者12の被引用データ17に基づいてデータ15を作成したような場合、すなわち、<amf>タグを用いないで、該被引用データ17のデータをそのままコピーして図4に示す新規文書作成画面の本文欄内にペーストしてデータ15を作成したような場合には、その後に該被引用データ17がデータ被引用者12の手により修正や更新された際には、データ引用者11がデータ15を改めて作成しなければ、当然、そのデータ被引用者12による修正や更新がデータ15に反映しない。また、この引用データ16を図4に示す新規文書作成画面より作成する際に、属性欄により他人に公開するか否かを選択する事ができる事から、公開しないよう選択したウェブページの引用データ16を作成する事により、他人に見られ無いデータ引用者11自身が必要とする情報を表示するウェブページを作成する事ができる。また、データ被引用者12は、自分が作成した被引用データ17を引用した引用データ16の内容が相応しくないと判断した場合等には、図9に示す引用管理画面のウェブページを操作する事により、データ引用者16への引用の許可を削除する事ができる。このように引用の許可を削除する事により、削除後に引用データ16の出力がサーバー4に請求された場合には、この引用データ16内に被引用データ17を挿入する事に付いての許可の有無を引用管理テーブルに確認する事により、許可がされていないとしてサーバー4が判断する事から、該引用データ16を請求した者に対しては引用データ16内に被引用データ17が挿入されて出力される事が無くなる。また、データ被引用者12がデータ引用者11への引用の許諾を削除するのではなく、一時的に該許諾を無効にするような場合には、データ被引用者12は図9に示す引用管理画面のウェブページを開き、該ウェブページを構成する表内の引用を許諾した相手のIDの表示に形成されたリンクをクリックする事により、引用変更画面のウェブページを開く。この引用変更画面のウェブページは、図15に示すものであって、データ被引用者12(この図15中ではZZZZと表示)の引用を編集する旨の表示がされ、また中央には、相手のID(すなわち、データ引用者11)を表示する欄と、引用の方法をラジオボタンにより選択する欄と、備考の欄と、を備えた表が表示されている。また、上記表の下方には、メッセージ欄と「更新」の文字が表示されてなる更新ボタンが表示されている。このような図15に示す引用変更画面のウェブページを開いたデータ被引用者12は、上記表の引用の方法の項目にラジオボタンとともに表示された3つの選択肢、すなわち、この図に示すように「この引用を有効にする」「この引用を無効にする」或いは「この相手からのメッセージを拒否する」の3つの選択肢の中から適宜一つを選んでクリックし(この図中では「この引用を有効にする」を選択した状態を示す)、更新ボタンをクリックする事で上記データ引用者11に対する引用の状態を変更する事ができる。すなわち、上記の「この引用を有効にする」「この引用を無効にする」或いは「この相手からのメッセージを拒否する」の3つの選択肢はそれぞれ上記の「確立」「未確立」或いは「着信拒否」の引用状態にそれぞれ対応するものである。このように引用の状態を変更して更新ボタンをクリックした場合には、再び図9に示す上記引用管理画面のウェブページが表示されるが、該引用管理画面内の表内に表示される引用状態の項目は、上記の引用変更画面のウェブページの3つのラジオボタンにそれぞれ対応するものが表示される。なお、上記図15に示す引用変更画面のウェブページ上には、備考欄,メッセージ欄及び幾つかのリンクとログアウトリンクが表示されるが、これらは何れの上述のものと同じものである事から説明は省略する。なお、このようにデータ被引用者12がデータ引用者11に対する被引用データ17の引用を削除した場合や、データ引用者11が、被引用データ17を作成したデータ被引用者12から引用の許可を得る事無く該被引用データ17を引用した引用データ16を作成した記憶手段5に入力した場合であって、該引用データ16を出力するようにサーバー4へ請求がされた場合には、該被引用データ17を空白として出力するものとしてもよく、或いは、不適当なデータを請求するものとして図示しないエラー表示のウェブページのデータが出力されるものとしても良い。
なお、以上のようにデータ引用者11はデータ15や引用データ16を作成する事ができるが、このようにして既に作成したデータ15や引用データ16の内容について修正等のために編集する事もできる。この編集をする際には、データ引用者11は図2に示すログイン画面のウェブページからログインして図3に示すユーザー管理画面のウェブページを開き、「既存文書を編集する(既存文書一覧画面へ)」の文字とともに形成されてなるリンクをクリックし、図6に示す既存文書一覧画面のウェブページを開く。この図6に示す既存文書一覧画面のウェブページには、データ引用者11がこれまでに作成したデータ15及び引用データ16の一覧が表で表示されており、この表の中から編集する対象であるデータ15又は引用データ16のタイトル欄内のタイトルをクリックし、図14に示す既存文書編集画面のウェブページを開く。この既存文書編集画面のウェブページは、上述の図4に示す新規文書作成画面のウェブページとほぼ同じ構成とされている。すなわち、既存文書編集画面のウェブページ上には、新規文書作成画面のウェブページと同じくタイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,キーワード欄,公開ハンドル名欄,親ウェブページ欄及び属性欄が設けられるとともに、ログアウトリンクと、各種リンクにより構成されており、また、新規文書作成画面のウェブページを構成するウェブページ新規追加ボタンの代わりに、「このウェブページを編集完了」と書かれたウェブページ編集完了ボタンが形成されている。なお、この図14に示すように、既存文書一覧画面のウェブページからタイトル欄をクリックすることにより既存文書編集画面のウェブページを開いた時には、各欄内には、先に新規文書作成画面のウェブページ(又は、既に一度以上この既存文書編集画面によりデータ15又は引用データ16を編集しているのであれば、既存文書編集画面のウェブページ)において入力していた内容を表示するものとされている。これら各欄,リンク及びボタンの機能も上述の図4に示す新規文書作成画面のウェブページのそれと同じものであって、各欄に表示されている編集前のものに適宜手を加えて編集し、ウェブページ編集完了ボタンをクリックする事により、データ15又は引用データ16の編集を終えて、編集を終えた新たなデータ15又は引用データ16をサーバー4を介して記憶手段5に入力する事ができる。
なお、データ引用者11が引用データ16において引用する範囲は、上述の本システム1では、被引用データ17の中の各タイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,公開ハンドル名欄の単位で引用する事とされているが、引用する範囲をより細かく設定する事ができるものとしても良い。すなわち、各タイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,公開ハンドル名欄の単位ではなく、例えば本文欄から引用する事を指定すると同時に、該本文欄の中の特定の箇所、例えば、冒頭から何文字目から何文字目までを引用を許可する範囲として文字数を指定する事ができるものとし、この引用の範囲を指定するために新たに<amf>タグとともに使用する属性を規定しても良い。また、上述の本システム1では、データ被引用者12は、データ引用者11に対してデータ被引用者12が作成した被引用データ17の全てについて引用の許可(同意)をするものとされているが、上述の通り、被引用データ17の何れか一部に限定して許可をする事ができるものとしても良く、さらに、この引用を許可した被引用データ17の内、タイトル欄,本文欄,概要欄,添付ファイル欄,ジャンル欄,公開ハンドル名欄の単位の何れか一部の欄に限定して許可をする事ができるものとしても良く、さらに、これらの各欄の内の一部、例えば本文欄のみに付いて引用する事を許可するとともに、該本文欄の中の特定の箇所、例えば、冒頭から何文字目から何文字目までを引用を許可する範囲として文字数を指定する事ができるものとしても良い。この場合には、このような許可の範囲を指定するために引用管理テーブル及び引用許諾データを適宜拡張(指定するパラメータの数を増やす)しても良い。また、以上に述べた実施例では、同一のシステム管理者13がサーバー4と記憶手段5とを管理するものとしたが、これらサーバー4と記憶手段5を管理する者はそれぞれ別々の者であっても良い。すなわち、本システム1に参加する上記データ引用者11及びデータ被引用者12が、例えば、それぞれが作成した引用データ16及び被引用データ17を、それぞれが契約するプロバイダーにより管理されて提供される記憶手段や、或いは、データ引用者11及びデータ被引用者12が自身で管理するサーバーとともに設置する記憶手段に入力しておき、これらの記憶手段から引用データ16がデータ請求者14による請求により出力される際に、サーバー4が必要な被引用データ17が引用データ16内に挿入した上でデータ請求者14のもとに出力されるものとしても良い。この場合には、サーバー4は、引用データ16及び被引用データ17がインターネット7上で何処の記憶手段に入力されているかという情報さえ予めサーバー4が入力されていれば、本システム1と同様に動作するが、このようにサーバー4と記憶手段5を別々の者が管理する場合の引用データ16及び被引用データ17を何れの記憶手段に入力したかをサーバー4に通知する手段に付いては説明を省略する。さらに、以上に述べた実施例では、サーバー4を介して記憶手段5に入出力されるデータ15,引用データ16及び被引用データ17は、何れもウェブページの表示に用いられるデータであって、被引用データ17のウェブページの表示が引用データ16のウェブページの表示の中に挿入されて表示されるものとされているが、本発明での引用するデータ及び引用されるデータは、上述の通り、これらデータ15,引用データ16及び被引用データ17のようなウェブページ上に表示される文書のデータとは限らない。すなわち、ワードプロセッサやエディタ等のソフトウェアで扱われるテキストからなる文書データ,音声データや画像データ等が互いに挿入される構成とされても良い。
なお、データ引用者11がデータ被引用者12に対して引用の申し込みをする場合等には、上述のようにIDにより申し込み相手を特定する事から、データ引用者11はデータ被引用者12の本システム1上でのIDを知る必要がある。このため、本システム1には、データ引用者11やデータ被引用者12等の本システム1に参加する全ての者のウェブページ(特に、それぞれの者のウェブサイトの本来の意味でのホームページ)を分かり易く表示する、いわゆるポータルサイトのウェブページが用意されている。このポータルサイトのウェブページはシステム管理者13により作成されて記憶手段5に入力されているものであって、サーバー4に入力されたプログラムにより適宜内容が自動的に更新されるものであり、図16に示すものとされている。すなわち、このウェブページ上には、図16中に「AAAAポータルサイト」のように示すこのポータルサイトのウェブページのタイトルと、「ジャンルで探す」の文字とともに表示される区域と、「キーワードで探す」の文字とともに表示される区域と、「新しく登録された人」の文字とともに標示される区域と、から構成されている。このうち、「ジャンルで探す」の文字とともに標示される区域は、本システム1に参加する者が上記データ15,引用データ16及び被引用データ17を図4に示す新規文書作成画面のウェブページ等で作成時に入力したジャンル毎に分類した表示であって、これらのジャンル毎にデータ15,引用データ16及び被引用データ17のウェブページを分類して表示する図示しないウェブページへのリンクが形成されてなる。また、「キーワードで探す」の文字とともに標示される区域には、このウェブページを閲覧する者が適宜文字を入力する事ができるテキストボックスと、「検索」の文字とともに表示されてなる検索ボタンとが表示されており、該テキストボックス内にこのウェブページを閲覧する者が適宜キーワードを入力し、検索ボタンをクリックする事により、本システム1に参加する者が上記データ15,引用データ16及び被引用データ17を図4に示す新規文書作成画面のウェブページ等で作成時に入力したキーワードでサーバー4が検索して見つけられたウェブページの一覧を表示する図示しないウェブページを表示する。また、「新しく登録された人」の文字とともに標示される区域には、この図16に示すポータルサイトのウェブページを表示した時点より一番近い時点に新たに本システム1に参加した者(データ引用者11やデータ被引用者12)の一覧が、該参加した者が作成したウェブページのジャンルや自己紹介等とともに表示されており、該参加した者の名前のところに形成されたリンクをクリックする事により、該参加した者が自己紹介をするウェブページ(上記のホームページ)が表示される。この参加した者が自己紹介をするウェブページは、図17に示すものであって、中央にはこの参加した者の自己紹介や、これまでに作成したデータ15又は引用データ16の数が表示されているとともに、この図17に示すウェブページを閲覧した者が上記参加した者に対して引用の申し込みとメッセージを送信するためのテキストボックス及び送信の文字とともに表示されるボタンである送信ボタンが表示されている。このため、この図17に示す本システム1に参加した者に対して、この者が作成したデータに付いて引用を申し込む場合には、このウェブページ上のテキストボックスに適宜引用を申し込む旨を記入した上で送信ボタンをクリックする事により、引用を申し込む引用申込データを送信する事ができる。なお、この送信された引用申込データの効果は、上述の図10に示す新規引用申込画面のウェブページでの引用申込データの送信と同じものである事から、詳細な説明は省略する。また、本システム1上で作成されたデータ15及び引用データ16がデータ請求者14の請求に応じて記憶手段5より出力される際に、これらデータ15及び引用データ16内に本システム1でのデータ引用者11のIDが表示されるバナーのデータが挿入されるものとし、これによりデータ請求者14に該データ引用者11のIDを知らせるものとしても良い。このバナーの挿入は、本システム1の記憶手段5内へのデータ15及び引用データ16の入力の際に自動的になされるものとしても良く、或いは、本システム1に参加するデータ引用者11及びデータ被引用者12に対して、予めバナーの画像のデータやリンクのデータをサーバー4又は記憶手段5から呼び出すためのhtml形式のソースを配布することにより、データ引用者11及びデータ被引用者12は該ソースを任意にウェブページのデータ内に挿入することができるものとしても良い。このようにバナーの表示を挿入するものとする事により、データ請求者14は容易にデータ引用者11のIDを知る事ができ、該データ請求者14は図10に示す新規引用申込画面を介して、容易に該データ引用者11に対して引用の申し込みをする事ができる。
なお、上述の本発明の実施の形態に係る本システム1では、本システム1を構成するサーバー4を1台のみ(或いは、サーバー4が複数存在するものの、全てが同一の役割を分散して果たすことから、外部との情報の入出力の関係では実質的に1台)としているが、上述の通り該サーバー4の機能は多岐にわたるものであることから、該サーバー4の役割を1台に集約させること無く、サーバー4を複数用意し、それぞれに機能を分散させるものとしても良い。すなわち、このサーバー4は、外部へ出力するウェブページのデータを構成するする所謂WWWサーバーとしての機能と、インターネット7との接続の仲立ちとなるプロキシサーバーとしての機能を少なくとも有する点では、インターネットプロバイダー等に設置されているサーバー等と同じであるが、更に上述のように、このサーバー4は、記憶手段5を操作(リモートコントロール)する操作中枢(フロントエンド)としてのデータベースサーバーに類似した役割を果たすと共に、データ引用者11とデータ被引用者12との引用申込データ及び引用許諾データの管理や、<amf>タグに基づいて引用引用データ16の中に被引用データ17を挿入するという本システム1独自の機能を有している。したがって、図示は省略するが、このような本システム1独自の構成に対応する機能をするサーバー(以下、引用サーバーという。)を、通常のWWWサーバー及びプロキシサーバー(以下、WWWサーバー等という。)とは別個に設置し、これら複数台のサーバーが共同して動作することにより、全体として上記本システム1のサーバー4として機能するものとしても良い。なお、この引用サーバーは、上記記憶手段5と一体とされても良く、またこの場合には、記憶手段5は引用サーバーを介してのみインターネット7と接続することができるものとすることにより、記憶手段5に対するセキュリティをより高めることができる。そして、サーバー4をこのようなWWWサーバー等と引用サーバーとからなる構成とした場合には、引用データ16を含むデータ15の請求がデータ請求者14等の外部からされた場合には、この請求は先ず全てWWWサーバー等に入力され、この請求のデータは引用サーバーに出力され、引用サーバーは入力された該請求に応じて必要なデータ15を記憶手段5より出力する。そして、このデータ15が引用データ16であるか否か等の上記図7に示す判断を行い、引用データ16ではない場合には、記憶手段5より出力されたデータ15をそのままWWWサーバー等に出力し、該WWWサーバー等はデータ請求者14に出力する。また、引用サーバーが、データ15が上記図7に示す判断において引用データ16であると判断した場合には、上記図12に示すように、適宜被引用データ17を引用データ16に挿入した上で、上記WWWサーバーに被引用データ17が挿入された引用データ16を出力し、該WWWサーバーは入力された被引用データ17が挿入された引用データ16をデータ請求者14等の外部に出力をする。なお、このようにデータ15及び被引用データ17が挿入された引用データ16のデータ請求者14等の外部への出力は全てWWWサーバーを介して行うものとしても良いが、データ15をデータ請求者14等の外部に出力する場合にのみWWWサーバーにより出力されるものとし、被引用データ17が挿入された引用データ16を出力する際には、上記引用サーバーから直接データ請求者14等の外部へ出力するものとしても良い。さらに、同一の機能を有するサーバーを複数に分けて分散して配置することにより、この本システム1の冗長性を高めることもできる。
また、以上の説明では、データ請求者14を本システム1に参加する者(本システム1に予め登録がなされた者)としたが、このようにデータ15及び被引用データ16を請求する者としては、本システム1とは全く関連がない第三者(本システム1への登録等がなされていない者であり、以下、第三者という。)を含んでも良い。また、このような第三者によりデータ15及び引用データ16が請求された場合にも、サーバー4(上記のWWWサーバー等及び引用サーバーを含む)は、該第三者に対して、データ請求者14と同様にデータ15及び引用データ16を出力するものとしても良いが、これらデータ請求者14と第三者に対して出力されるデータに差異を設けても良い。すなわち、請求された(外部へ出力する)データが、サーバー4が図7に示す判断により外部への出力に同意された引用データ16ではないデータ15とされた場合には、そのまま第三者に対して出力するものの、請求されたデータが、サーバー4が図7に示す判断により引用データ16であるとされた場合には、外部への出力を行わないものとしても良い(言い換えれば、引用データ16は、本システム1に参加する者のみが閲覧を許可されるものとしても良い)。なお、このように本システム1に参加する者とそうではない者(第三者)との引用データの閲覧の許可についても、上記の図4に示す新規文書作成画面の属性欄の引用の許可のチェックボックスのように、データ引用者11により許可或いは不許可が決定できるものとしても良い。なお、このように第三者に対しての引用データ16の制限を設けることにより、本システム1に参加する者同士により形成されるコミュニティの一体感を高めることなどが期待できる。
なお、上記の図4に示す新規文書作成画面の本文欄への記入内容の例として、図5及び図11を示しているが、これら記入内容の例からも分かるように、該本文欄には本来のW3Cが規定するhtml言語等によるウェブページの記載方法とは異なり、<html>タグ,<head>タグ及び<body>タグの記載を省略している。特に、図11に示すように、引用データ16を作成するために<amf>タグを用いる場合には、改行のための<br>タグも省略している。これらの省略されたタグは、適宜記憶手段5からサーバー4へと出力された際に、サーバー4により補われ、このサーバー4により必要なタグが補われた本文のデータがウェブページのデータとして外部へ(データ請求者14へ)出力がされる。したがって、本システム1においてウェブページのデータ15(引用データ16及び被引用データ16を含む)を作成するデータ引用者11及びデータ被引用者12は、通常よりも容易にウェブページのデータを作成することができる。
また、本システム1においては、システム管理者13自身が本システム1上でのデータ引用者11又はデータ被引用者12になることを制限するものではない。特に、システム管理者13が、例えば、最新のニュース,スポーツ中継,天気予報,株価情報,テレビの番組情報,新譜紹介等の本システム1に参加するデータ引用者11等が引用すると便利な被引用データ17を多数用意することができ、本システム1に参加するデータ引用者11等はこれらの用意された被引用データ17から適宜自分に興味のあるデータを選択して引用データ16内に引用することにより、常に自分の必要とするデータを表示するウェブページを作ることができる。なお、特に、このような他人への公開を目的とするウェブページではなく、自分の必要とする情報を表示する引用データ16のウェブページについては、図4に示す新規文書作成画面のウェブページ上において属性欄にチェックをしないことにより、他への公開を行わないものとすることもできる
本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムのログイン画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムのユーザー管理画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの新規文書作成画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの新規文書作成画面に記入するデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの既存文書一覧画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムにおいて作成されたデータのウェブページ上で表示を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの引用管理画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの新規引用申込画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの新規文書作成画面に記入する引用データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムにおいて作成された引用データのウェブページ上での表示を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの既存文書編集画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムの引用変更画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムのポータルサイトの画面を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るデータ引用システムに参加する者が自己紹介をする画面を示す模式図である。
符号の説明
1 データ引用システム
2 コンピュータ
3 コンピュータ
4 サーバー
5 記憶手段
6 コンピュータ
7 インターネット
11 データ引用者
12 データ被引用者
14 データ請求者
15 データ
16 引用データ
17 被引用データ

Claims (2)

  1. データ被引用者が作成した被引用データと、データ引用者が作成するとともに上記被引用データの全部又は一部の引用箇所が特定された引用データと、上記データ引用者からデータ被引用者に送信された引用申込データに応じてデータ被引用者からデータ引用者に送信された引用許諾データと、が記憶される記憶手段と、
    この記憶手段に接続されるとともにネットワークとの接続手段を有するサーバーと、
    このサーバーにネットワークを介して接続されるデータ引用者及びデータ被引用者並びにその他のデータ請求者が操作するコンピュータと、
    を備え、
    上記サーバーは、
    ネットワークを介して外部から上記記憶手段からの出力を請求されたデータを読み出して、該データが、上記データ引用者が作成したデータであるかを判断するステップと、
    上記読み出したデータが、上記データ引用者が作成したデータである場合に、該データが、上記引用データであるかを判断するステップと、
    上記データ引用者が作成したデータが上記引用データである場合に、上記記憶手段からデータ被引用者が入力した上記引用許諾データを読み出して、該引用許諾データが、データ引用者に対して引用されることについて同意するものであるかを判断するステップと、
    読み出した上記引用許諾データが、データ引用者に対して引用されることについて同意するものである場合に、上記データ被引用者が作成した被引用データの全部又は一部を記憶手段から読み出すステップと、
    上記引用データ内に、上記データ被引用者が作成した被引用データの全部又は一部を挿入或いは置換して外部に出力するステップと、
    を備えてなることを特徴とするデータ引用システム。
  2. 前記サーバーは、
    前記引用データを作成するデータ引用者により、引用を希望する被引用データを作成したデータ被引用者と、該データ被引用者が作成した被引用データの引用を希望する旨の引用申込データとがコンピュータにより入力されることを条件に、この入力された引用申込データを、データ被引用者にネットワークを介して送信するとともに前記記憶手段に入力するステップと、
    上記データ被引用者により、上記送信された引用申込データに基づいて、該データ被引用者が、自己の被引用データが引用されることに同意し又は同意しない旨を内容とする引用許諾データを、コンピュータにより入力することを条件に、該引用許諾データを前記記憶手段に入力するステップと、
    を有してなることを特徴とする請求項1記載のデータ引用システム。
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