JP2006118884A - 距離計測装置及び距離計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ズーム倍率の影響を受けずに、投影光の投射点と投影点との間の距離を正確に計測する。
【解決手段】プロジェクタ制御部14は、操作部13から、指定されたズーム倍率の情報を取得する。プロジェクタ制御部14は、取得したズーム倍率の情報に基づいて光学機構部25にズーム指示信号を出力するとともに、スクリーン2に描画された測距用のチャートのピッチ(センサ画素単位)を取得する。プロジェクタ制御部14は、測距ウィンドウ内のチャートピッチの倍数が整数となるようなウィンドウ幅(センサ画素単位)を設定する。測距センサ31A,31Bは、チャートを受光し、この測距ウィンドウのセンサ画素から位相差を求め、この位相差に基づいてプロジェクタ1とスクリーン2との間の距離を計測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、距離計測装置及び距離計測方法に関するものである。
自動焦点カメラ等には、被写体までの距離を計測する測距センサが備えられている。また、このような測距センサとして、パッシブ方式のものがある(例えば、特許文献1参照)。かかるパッシブ方式の測距センサは、図11に示すように、1対のレンズ51a、51bと、光センサアレイ52a,52bと、を備える。
レンズ51aとレンズ51bとは、間隔bをもって配置される。C1,C2は、レンズ51a,51bのそれぞれの中心線である。中心線C1,C2は、レンズ51a,51bに対して無限大の位置に存在する被写体53からの光線と一致し、互いに平行である。光センサアレイ52a,52bは、この中心線C1,C2に対して、それぞれ、垂直になるように配置される。
光センサアレイ52a,52bには、それぞれ、被写体53の映像データ列L0、R0が形成される。このような測距センサにおいて、レンズ51a,51bから被写体53までの距離Lは、次の数1によって求められる。
Figure 2006118884
被写体53がレンズ51a,51bに対して無限大の位置よりも近い位置に配置されると、位相差(x1+x2)が生じる。測距センサは、例えば、光センサアレイ52b上のデータ列R1をシフトしつつ、光センサアレイ52aのデータ列L1とデータ列R1との相関値を求める。そして、相関値が極大となる中心線C1,C2からのずれ(シフト)量が位相差(x1+x2)になる。
また、プロジェクタでは、投影光が投射されるスクリーンの傾斜角度によって、スクリーン上に結像した投影像が歪んでしまうため、プロジェクタの投影光の光軸に対するスクリーンの傾斜角度がこの投影像の補正に必要になってくる。このため、上記測距センサによる距離計測装置を用いて、スクリーンの傾斜角度を求めるようにしたプロジェクタがある。
かかるプロジェクタは、スクリーンまでの距離を計測するため、測距用のチャートとして、図12に示すような明暗部が並んだ等間隔連続模様のチャートの光をスクリーンに投射する。
図中、チャートの白の四角形はチャートの明部を、斜線部分は背景及びチャートの暗部を表している。各チャートの明部の中心からそのとなりの明部の中心までの間隔を1ピッチ(p)とする。また、図中、枠で示される2つの測距ウィンドウWL,WRは、それぞれ、測距センサが投影像の左右方向に測距を行うエリアを示す。測距ウィンドウWL,WRは、それぞれ、幅w1,w2を有している。
測距センサは、この2つの測距ウィンドウWL,WRからの反射光を受光する。プロジェクタは、チャートについての2つの測距ウィンドウWL,WRからの反射光を測距センサが受光した場合のそれぞれの位相差を計測し、得られたそれぞれの位相差に基づいて、スクリーン面上の複数の測距点までの距離を計測する。さらに、プロジェクタは、スクリーン面上の複数の測距点までの測距データに基づいて、スクリーンの傾斜角度を求める。
特開2003−057531号公報(第2頁、第3頁、図3)
このようなプロジェクタには、その機能の一つとして光学可変ズーム機能を備えているものが多い。一方、従来の距離計測装置では、図13(a)に示すように、使用するチャートに対して、測距ウィンドウWL,WRのそれぞれの幅w1,w2が72画素で一義的に固定される。
このため、この光学可変ズーム機能を用い、光学のズーム倍率を変更すると、測距ウィンドウw1,w2の範囲に投影されるチャートのピッチpも変化し、図13(b)に示すように、ズーム倍率の変更に伴って、測距ウィンドウWL,WR内のピッチpの数としてのピッチ倍数mも変化する。
例えば、図14に示すように、チャート波形Cwの像は、センサのレンズ51a,51bを通してセンサ内部のセンサ画素Pix(光センサアレイ52a,52b)上に結像し、結像した像によってチャートの明暗情報が取得される。
ここで、チャート波形Cwとは、センサ画素Pix(光センサアレイ52a,52b)上に結像される明暗情報の強弱を表す波形であり、明暗の周期は、ズーム倍率Zoomがワイド側になるほど広がる。またセンサのレンズフォーカスが甘いため、チャート波形Cwは緩やかな曲線になる。
図14(a)〜(c)にそれぞれ示すように、Zoom=z0(テレ端)のときピッチ倍数m=9.3であり、Zoom=z7のときピッチ倍数m=8.5であり、Zoom=z15(ワイド端)のときピッチ倍数m=7.7である。このピッチ倍数mは、測距ウィンドウWL,WR内の白黒チャートのラインペア数であり、測距ウィンドウ幅w1,w2の範囲にチャートの明暗の繰り返しが何個あるかを表す数である。
従って、図13(b)に示すように、ズーム倍率の変更に伴って、ピッチ倍数mも変化する。このピッチ倍数mが変化すると、得られる位相差も変化し、正確に距離を計測することができなくなる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、投影光の投射点と投影点との間の距離を正確に計測することが可能な距離計測装置及び距離計測方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る距離計測装置は、
投影光の投射点と前記投影光を投射する投影面上の投影点との間の距離を計測する距離計測装置において、
設定されたピッチで明暗部が連続して並べられたチャートを生成し、生成したチャートの投影光を前記投影面に投射して前記チャートを描画するチャート描画部と、
間隔をもって配置された複数の受光部で、前記投影面に描画された前記チャートからの反射光をそれぞれ受光するセンサ部と、
前記センサ部の各受光部が前記投影面に描画されたチャートからの光を受光する範囲としてのウィンドウの幅を、前記投影面に投影されたチャートのピッチの整数倍になるように設定するウィンドウ幅設定部と、
前記センサ部のそれぞれの受光部でそれぞれのウィンドウを介して受光した光の位相差に基づいて、前記投影光の投射点と前記投影面に描画されたチャート上の投影点との間の距離を求める距離取得部と、を備えたことを特徴とする。
前記ウィンドウ幅設定部は、指定されたズーム倍率の情報を取得し、取得したズーム倍率の情報に基づいて前記明暗部のピッチを取得するようにしてもよい。
前記ウィンドウ幅設定部は、前記センサ部のそれぞれの受光部で受光した光によって形成された画像データから前記明暗部のピッチを取得するようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係る距離計測方法は、
設定されたピッチで明暗部が連続して並べられたチャートを生成し、生成したチャートの投影光を投射して投影面に前記チャートを描画するチャート描画ステップと、
前記チャートからの光の受光範囲としてのウィンドウの幅を前記ピッチの整数倍になるように設定するウィンドウ幅設定ステップと、
複数の距離計測点で、ウィンドウ幅を設定したそれぞれのウィンドウを介して前記チャートからの光を受光する受光ステップと、
各距離計測点でそれぞれ受光した光の位相差に基づいて、前記投射光の投射点と前記投影面に描画されたチャート上の投影点との間の距離を求める距離計測ステップと、を備えたことを特徴とする。
前記ウィンドウ幅設定ステップは、指定されたズーム倍率の情報を取得し、取得したズーム倍率の情報に基づいて前記明暗部のピッチを取得し、前記ウィンドウ幅を、取得したピッチの整数倍になるように設定するステップであってもよい。
前記ウィンドウ幅設定ステップは、前記複数の距離計測点で受光した光によって形成されたそれぞれの画像データから前記明暗部のピッチを取得し、前記ウィンドウ幅を、取得したピッチの整数倍になるように設定するステップであってもよい。
本発明によれば、投影光の投射点と投影点との間の距離を正確に計測することができる。
以下、本発明の実施形態に係る距離計測装置を図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、距離計測装置をプロジェクタに適用した場合について説明する。
本実施形態に係るプロジェクタの構成を図1に示す。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、プロジェクタ描画部11と、位相差角度センサ12A,12Bと、操作部13と、プロジェクタ制御部14と、を備える。
プロジェクタ描画部11は、チャート又は入力された映像信号に基づく投影像をスクリーン2に投射するものであり、スケーラ21と、台形補正部22と、信号選択部23と、投影光変換デバイス24と、光学機構部25と、水平チャート生成部26と、垂直チャート生成部27と、を備えて構成される。
スケーラ21は、入力された映像信号の解像度を調整するものである。
台形補正部22は、スケーラ21が解像度を補正した映像信号に対して、台形補正を行うものである。
台形補正部22は、スクリーン2の傾斜角度θH,θVに基づいて、スクリーン2に投影された補正前の投影像の内側に、補正後の投影像の位置及び形状を設定し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。傾斜角度θHは、投影光の光軸に対し、スクリーン2の水平方向の傾斜角度であり、傾斜角度θVは、スクリーン2の垂直方向の傾斜角度である。
この台形補正について説明する。
図2(1)に示すような四角形abcdの映像の映像信号が供給されて、スクリーン2が投影光の光軸に対して傾斜角度θH,θVだけ傾斜しているため、スクリーン2上の投影像が、図2(2)に示すような四角形a’b’c’d’になったものとする。台形補正部22は、四角形a’b’c’d’の中に配置されるように、四角形p’q’r’s’を切り取る。台形補正部22は、四角形p’q’r’s’を逆変換して、図2(3)に示すような逆変換像pqrsを生成する。この逆変換像pqrsをスクリーン2に投影することにより、歪みのない投影像がスクリーン2上に結像する。台形補正部22は、このような台形補正を行う。
信号選択部23は、水平チャート生成部26が生成した水平チャート、垂直チャート生成部27が生成した垂直チャート及び台形補正部22が生成した投影像のうちのいずれか1つを選択出力するものである。
投影光変換デバイス24は、信号選択部23が選択出力した映像信号を投影光に変換するものである。
光学機構部25は、スクリーン2に像が結像するようにフォーカス制御を行って、投影光変換デバイス24が変換した投影光をスクリーン2に投影するものである。光学機構部25は、プロジェクタ制御部14から、ズーム指示信号が供給されると、ズーム指示信号に基づいて設定されたズーム倍率で投影光をスクリーンに投影する。この光学機構部25の位置が投射点になる。
水平チャート生成部26は、スクリーン2上に、水平方向に投影される図3に示すようなチャート#0〜#7を生成するものである。この水平チャートは、地平面に対して水平方向の複数の測距点までの距離を計測するために投射されるチャートである。
尚、ピッチpは、各チャート#0〜#7のそれぞれの明暗部のラインペア数(間隔)であり、スクリーン2に投影されたチャート#0〜#7の大きさ、測距センサ31Aの分解能等に基づいて設定される。
各チャート#0〜#7のパターンは、少しずつシフトされている。即ち、チャート#1の明暗部のパターンは、チャート#0の明暗部のパターンよりも図中、右へシフトされている。チャート#2〜#7の明暗部のパターンについても同様である。このようなチャート#0〜#7を、順次、スクリーン2に投射するのは、チャートの誤差成分を打ち消して傾斜角度θH、θVの精度を高めるためである。
この理由について説明する。
各チャートのずれ量(シフト量)は、チャートピッチ(繰返間隔)で表すことができる。各チャートの1ピッチを360度として、チャートの数を図3に示すように8個とすると、各チャート#0〜#7のずれ量は、均等に配分して、360÷8=45度となる。
チャート#0を基準にして各チャートのずれを角度で表すと、チャート#0〜#7の各ずれの角度は、0度、45度、90度、135度、180度、225度、270度、315度となる。
図4(1)に示す誤差成分は、図4(2)の誤差成分と図4(3)に示す誤差成分とにほぼ分解される。これは、実験結果として得られたものである。図4(2)に示す誤差成分Aは、チャートのずれと同じ周期の誤差成分である。また、図4(3)に示す誤差成分Bは、チャートのずれの2倍の周期の誤差成分である。
即ち、位相差誤差成分eは、次の数2によって表される。
Figure 2006118884
ただし、第1項は誤差成分A、第2項は誤差成分Bを示し、θはチャート#0を基準とするずれの角度、θ01及びθ02はチャート#0の初期ずれ、a及びbはチャートピッチ及び光学特性などで決定される定数である。
また、数3に示す関係式が成立するようにチャートを選択すると、誤差を小さくすることができる。
Figure 2006118884
ただしnはチャートの数で4以上の2の倍数、kはチャート番号0〜n−1、θkはチャート#kのチャート#0を基準としたときのずれの角度である。
このようにチャートを選択すると、ずれの周期と同じ周期で発生する誤差と、半分の周期で発生する誤差との両方を平均することによってチャート#0〜#7の誤差が打ち消される。チャート#0〜#7の誤差が小さくなれば、傾斜角度θH、θVの精度は高くなる。
図1に戻り、垂直チャート生成部27は、スクリーン2上に投影される図3に示すような8つのチャート(縦縞)を90°回転して垂直にした垂直チャート(横縞)を生成するものである。
この垂直チャートは、地平面に対して垂直方向の複数の測距点までの距離を計測するときに投射されるチャートである。
位相差角度センサ12A,12Bは、それぞれ、スクリーン2上の水平方向、垂直方向の測定線上の複数の測距点までの距離を測定し、測定した距離に基づいて、スクリーン2の傾斜角度θA、θBを取得するものである。
傾斜角度θA,θBは、ともに図5の角度θsによって表される仮想スクリーンS1と実際のスクリーン2(スクリーン2上の測定点P1,P2を結ぶ線)との傾斜角度である。尚、仮想スクリーンS1は、中心線C0が垂直に貫くような仮想のスクリーンである。中心線C0は、位相差角度センサ12A,12B(測距センサ31A、31B)のスクリーン2の方向の線であり、図11に示すレンズ51a,51bの各中心から等距離の点を結ぶ線に対応する線である。
また、図中、R,Lは、それぞれ、プロジェクタ1と測距ウィンドウ内の測距点P1,P2との間の距離を示す。また、角度θwは、測距センサ31A,31Bの中心線C0と測距点P1、P2とのそれぞれの間の角度を示し、角度θNは、図3に示す各測距ウィンドウ幅w1,w2に対応した角度を示す。
位相差角度センサ12Aは、測距センサ31Aと、センサコントローラ32Aと、を備え、位相差角度センサ12Bは、測距センサ31Bと、センサコントローラ32Bと、を備える。
測距センサ31A,31Bは、スクリーン2上の測距ウィンドウからの反射光を受光する受光部であり、従来のスクリーン2上の測距点までの距離を計測するために用いられる図11に示すようなものである。この測距センサ31A,31Bの位置が距離計測点になる。この測距センサ31A,31Bは、複数の方向の距離の計測が可能なマルチ測距機能を有する位相差方式のセンサである。
測距センサ31A,31Bは、信号選択部23が水平チャートを選択した場合、図5に示すように、測距センサ31A,31Bの中心線C0に対して、角度θwをもって左右に位置するスクリーン2上の2つの測距ウィンドウWL,WRの中心点P1,P2からの反射光を受光する。
測距センサ31Aで説明すると、測距センサ31Aが、スクリーン2上の右側測距ウィンドウWRの中心点P1からの反射光を受光すると、図3に示す右側測距ウィンドウWR内のチャートの像が図11に示す光センサアレイ52a、52b上に形成される。
測距センサ31A,31Bは、図6(1)に示すように、投影レンズ28の近傍に、それぞれの中心線(2つの光センサアレイ52a,52bの中心点を結ぶ線)Ca,Cbが直交するように配置される。
尚、図6(2)に示すように、測距センサ31A,31Bのプロジェクタ1の投影光の光軸に対する仰角をθpとする。但し、仰角θpは、正の値だけでなく、負の値であってもよいし、また、0であってもよい。
仰角θpがゼロである場合は投影レンズ28の光軸と測距センサ31A,31Bの中心線C0とが平行になり、投影レンズ28の光軸が垂直に交わる、理想的な投影が可能なスクリーン2面と測距センサ31A,31Bの仮想スクリーンS1面とが一致する。しかし、仰角θpがゼロでない場合、上記スクリーン2面と測距センサ31A,31Bの仮想スクリーンS1面とは一致しなくなる。
測距センサ31A,31Bは、それぞれ、受光した光をセンサデータとしてセンサコントローラ32A,32Bに供給する。
センサコントローラ32Aは、水平チャート生成部26、信号選択部23、測距センサ31Aを制御して、傾斜角度θAを取得するものである。センサコントローラ32Bは、垂直チャート生成部27、信号選択部23、測距センサ31Bを制御して、傾斜角度θBを取得するものである。
センサコントローラ32Aが傾斜角度θAを取得する場合、センサコントローラ32Aは、信号選択部23に水平チャート#0〜#7を、順次、描画させるための水平チャート描画指示を出力する。そして、センサコントローラ32Aは、測距センサ31Aにセンサ動作を行うようにセンサ制御信号を測距センサ31Aに出力し、測距センサ31Aから、チャート#0〜#7からの反射光を受光した場合の8つのセンサデータを取得する。
センサコントローラ32Aは、各センサデータに基づいて、測距センサ31Aの図11に示すような2つの左右の光センサアレイ52a,52bの2つのデータ列の相関値を求め、その極大値を求めることによって各位相差を求める。センサコントローラ32Aは、8つの位相差を平均して平均位相差を求め、求めた平均位相差に基づいて点P1,P2までの平均距離を求める。
測距点までの距離は、平均位相差から、次の数4を用いて求められる。
Figure 2006118884
さらに、センサコントローラ32Aは、図5に示すように、仮想スクリーンS1面と実際のスクリーン2との角度θsを、数5を用いて求める。
Figure 2006118884
センサコントローラ32Aは、求めた角度θsを、傾斜角度θAとして、プロジェクタ制御部14に供給する。
センサコントローラ32Bも、センサコントローラ32Aと同様に、傾斜角度θBを取得する場合、信号選択部23に垂直チャート#0〜#7を、順次、描画させるための垂直チャート描画指示を出力する。そして、センサコントローラ32Bは、8つのセンサデータを測距センサ31Bから取得し、センサコントローラ32Aと同様に、角度θsを求める。センサコントローラ32Bは、求めた角度θsを傾斜角度θBとして、プロジェクタ制御部14に供給する。
操作部13は、プロジェクタ1の操作を行うためのスイッチ、キーを備えたものであり、ズーム倍率を指定するキーも備えている。
プロジェクタ制御部14は、プロジェクタ1を制御するとともに、それぞれ、センサコントローラ32A,32Bから供給された傾斜角度θA,θBに基づいて傾斜角度θH、θVを求めるものである。プロジェクタ制御部14は、傾斜角度θH、θVを求める場合、センサコントローラ32A,32Bに、それぞれ、センサ動作の開始命令を出力する。
傾斜角度θH、θVは、次の数6に示す関係式に従って、傾斜角度θA,θBを読み替えることによって求められる。
Figure 2006118884
そして、プロジェクタ制御部14は、数6に従って傾斜角度θH、θVを求め、求めたスクリーン2の傾斜角度θH,θVを台形補正部22に供給する。
また、プロジェクタ制御部14は、操作部13から、指定されたズーム倍率の情報を取得し、取得したズーム倍率の情報に基づいてズーム指示信号をプロジェクタ描画部11の光学機構部25に出力し、ズームの制御を行う。そして、プロジェクタ制御部14は、取得したズーム倍率の情報に基づいて、測距ウィンドウWL,WRのそれぞれの幅w1,w2、ピッチpを設定する。
具体的には、指定されたズーム倍率をZoomとして、プロジェクタ制御部14は、ズーム倍率Zoomとピッチ倍数m(単位は無し)、ウィンドウ幅w1,w2(単位;センサ画素、整数)との関係に従い、このウィンドウ幅w1,w2を設定する。
図7に示すように、ウィンドウ幅w1,w2は、測距センサ31A,31Bの画素数を用いて設定される。本実施形態の測距ウィンドウ幅w1,w2の画素数は、ピッチ倍数mが整数に近づくように、指定されたズーム倍率Zoomに伴って増減される。ただし、測距ウィンドウ幅w1,w2の画素数は、多くなりすぎたり少なくなりすぎたりしないように設定される必要がある。本実施形態の測距ウィンドウ幅w1,w2は、68画素〜76画素の範囲内になるように設定されるものとする。また、ウィンドウ幅w1,w2は、ズーム倍率Zoomがテレ端のとき、70画素となり、ズーム倍率Zoomがワイド端のとき、75画素となるように設定される。
例えば、Zoom=z0のとき、従来のもののピッチ倍数mは、図14(a)に示すように9.3である。これに対して、本実施形態では、図8(a)に示すように、ピッチ倍数mが約9になるように、測距ウィンドウ幅w1,w2は、従来の72画素から、70画素に減らされる。
同様に、Zoom=z7のとき、従来のもののピッチ倍数mは、図14(b)に示すように8.5である。これに対して、本実施形態では、図8(b)に示すように、ピッチ倍数mが約8になるように、測距ウィンドウ幅w1,w2は、従来の72画素から、68画素に減らされる。
さらに、Zoom=z15のとき、従来のもののピッチ倍数mは、図14(c)に示すように7.7である。これに対して、本実施形態では、図8(c)に示すように、ピッチ倍数mが約8になるように、測距ウィンドウ幅w1,w2は、従来の72画素から、75画素に増やされる。
このように、本実施形態では、ピッチ倍数mが8又は9近傍の値になる。尚、ズーム倍率Zoomは連続的に変化し、それに伴いチャートピッチ(単位;センサ画素)も連続的に変化する。これに対して、ウィンドウ幅w1,w2のセンサ画素数は整数なので、ピッチ倍数(=測距ウィンドウ幅÷チャートピッチ)は整数になるとは限らない。
ここでいうチャートピッチとは、スクリーン2上の実際のチャートのピッチではなく、スクリーン2上のチャートの明暗情報がセンサの画素列(図11の光センサアレイ52a,52b)上に結像したときのその明暗部のピッチである。
このようにウィンドウ幅w1,w2を設定することにより、ウィンドウ幅w1,w2が、スクリーン2に投影されたチャートのピッチp(単位;センサ画素、但し、整数とは限らない。)の整数m倍の近傍となる(w1≒p×m、w2≒p×m)。
プロジェクタ制御部14は、このようにウィンドウ幅w1,w2を設定するため、図7に示すような関係に基づいて作成された図9に示すような変換テーブルを備える。プロジェクタ制御部14は、この変換テーブルを参照して測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を設定する。尚、プロジェクタ制御部14は、ROM、RAM等のメモリを備え、図9に示すような変換テーブルを記憶する。
そして、プロジェクタ制御部14は、位相差角度センサ12A,12Bに、それぞれ、ウィンドウ幅w1,w2を設定した測距ウィンドウWL,WRからの光を受光させる。
次に本実施形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
スクリーン2の傾斜角度θH、θVを求める場合、プロジェクタ制御部14は、操作部13から、指定されたズーム倍率Zoomを取得する。プロジェクタ制御部14は、取得したズーム倍率Zoomに基づいてズーム指示信号をプロジェクタ描画部11の光学機構部25に出力する。
また、プロジェクタ制御部14は、取得したズーム倍率Zoomに基づいてウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を設定する。例えば、取得したズーム倍率Zoomがz0≦Zoom<z1であれば、プロジェクタ制御部14は、図9に示す変換テーブルを参照して、測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を70(画素)に設定する。測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのピッチ倍数mは、図7(b)に示すように、ほぼ9画素になる。
プロジェクタ制御部14は、このように測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を設定すると、それぞれ、設定したウィンドウ幅w1,w2の測距ウィンドウWL,WRを用いてセンサ動作を開始するように、センサコントローラ32A,32Bに開始命令を送信する。
センサコントローラ32A,32Bがプロジェクタ制御部14からセンサ動作の開始命令を受信すると、位相差角度センサ12A,12Bは、それぞれ、傾斜角度θA,θBを求める処理を実行する。
まず、センサコントローラ32Aは、図10に示すフローチャートに基づいて傾斜角度θAを取得する。
センサコントローラ32Aは、点P2,P1までの距離を計測したときの各位相差をそれぞれ、BL、BRとして、位相差BL、BRのそれぞれの合計値SL,SRに0をセットする(ステップS11)。
センサコントローラ32Aは、カウント数nに0をセットする(ステップS12)。このカウント数nは、スクリーン2上のチャートまでの距離を測距する回数を示すものである。
センサコントローラ32Aは、チャート#nを投影するように、信号選択部23に水平チャート描画指示を出力する(ステップS13)。信号選択部23は、センサコントローラ32Aからの指令を受信して、水平チャート生成部26が生成したチャート#nを選択出力する。
投影光変換デバイス24は、信号選択部23が選択出力したチャート#nをチャート投影光に変換する。
光学機構部25は、フォーカス制御等を行う。投影光変換デバイス24が変換したチャート#nのチャート投影光は、スクリーン2に向けて投影される。
センサコントローラ32Aは、プロジェクタ制御部14によってウィンドウ幅w1,w2が設定された測距ウィンドウWL,WRを用いて測距を行うように、測距センサ31Aを制御する(ステップS14)。測距センサ31Aは、その内部の2つの光センサアレイに光を取り込む動作を一定時間実行させ、この動作により得られたセンサ画素データをセンサコントローラ32Aに供給する。
センサコントローラ32Aは、測距センサ31Aからその内部の2つの光センサアレイの画素データを取得する(ステップS15)。
センサコントローラ32Aは、取得したセンサ内部の2つの光センサアレイの画素データに基づいて、それぞれ、位相差BL,BRを算出する(ステップS16)。
センサコントローラ32Aは、位相差合計値SL,SRに、それぞれ、位相差BL,BRを加算し、加算した値を新たな位相差合計値SL,SRとして保持する(ステップS17)。
センサコントローラ32Aは、カウント数nを1つだけインクリメントする(ステップS18)。
センサコントローラ32Aは、カウント数nが8未満(n<8)であるか否かを判定する(ステップS19)。
カウント数nが8未満であると判定した場合(ステップS19においてYes)、センサコントローラ32Aは、ステップS13〜S18の処理を、再度、実行する。
センサコントローラ32AがステップS13〜S18の処理を、順次、実行することにより、カウント数nが8になると、センサコントローラ32Aは、カウント数nが8未満ではないと判定する(ステップS19においてNo)。
カウント数nが8未満ではないと判定すると、センサコントローラ32Aは、それぞれ、位相差合計値SL,SRを8で割って、その商として、平均位相差AL,ARを求める(ステップS20)。
センサコントローラ32Aは、数4に従って、距離L,Rを求める(ステップS21)。
センサコントローラ32Aは、数5に従って、角度θsを求める(ステップS22)。
センサコントローラ32Aは、求めた角度θsを傾斜角度θAとして、プロジェクタ制御部14に供給し、この処理を終了させる。
センサコントローラ32Bも、センサコントローラ32Aと同様の処理を実行する。即ち、センサコントローラ32Bは、信号選択部23を制御して、測距センサ31Bを制御して、測距センサ31Bから得られたセンサデータに基づいて、角度θsを求める。そして、センサコントローラ32Bは、角度θsを傾斜角度θBとして、プロジェクタ制御部14に供給する。
プロジェクタ制御部14は、センサコントローラ32A,32Bからそれぞれ供給された傾斜角度θA,θBを、数6に示す関係式に従って、傾斜角度θH,θVへの読み替えを行う。
プロジェクタ制御部14が求めた傾斜角度θH,θVは、チャート#0〜#7までの光取り込み動作を行って平均位相差に基づいて求められた値なので、誤差eの平均値はほぼゼロになる。従って、傾斜角度θH,θVの精度は高くなる。
プロジェクタ制御部14は、プロジェクタ描画部11の台形補正部22に、スクリーン2の傾斜角度θH,θVを供給する。
台形補正部22は、このスクリーン2の傾斜角度θH,θVに基づいて台形補正を行う。信号選択部23が台形補正部22の出力信号を選択すると、投影光変換デバイス24は、台形補正部22によって補正された映像信号を投影光に変換し、光学機構部25を介してスクリーン2に投影する。スクリーン2には、精度良く補正された投影像が結像する。
次に、ズーム倍率Zoomが変更され、取得したズーム倍率Zoomがz1≦Zoom<z2になった場合、プロジェクタ制御部14は、変換テーブルを参照して、測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を71(画素)に設定する。測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのピッチ倍数mは、図7(b)に示すように、同じくほぼ9になる。
プロジェクタ制御部14は、設定したウィンドウ幅w1,w2の測距ウィンドウWL,WRを用いてセンサ動作を開始するように、センサコントローラ32A,32Bに開始命令を送信する。センサコントローラ32A,32Bは、図10に示すフローチャートに基づいて角度取得処理を実行し、傾斜角度θA,θBを取得する。
さらに、ズーム倍率Zoomが変更され、取得したズーム倍率Zoomがz7≦Zoom<z8になった場合、プロジェクタ制御部14は、変換テーブルを参照して、測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのウィンドウ幅w1,w2を68(画素)に設定する。測距ウィンドウWL,WRのそれぞれのピッチ倍数mは、図7(b)に示すように、ほぼ8になる。
プロジェクタ制御部14は、設定したウィンドウ幅w1,w2の測距ウィンドウWL,WRを用いてセンサ動作を開始するように、センサコントローラ32A,32Bに開始命令を送信する。センサコントローラ32A,32Bは、図10に示すフローチャートに基づいて角度取得処理を実行し、傾斜角度θA,θBを取得する。
以上説明したように、本実施形態によれば、測距ウィンドウ幅w1,w2がチャートピッチ(周期間隔)pの整数倍となるように、取得したズーム倍率Zoomから測距ウィンドウ幅w1,w2を設定するようにした。
従って、ズーム倍率Zoomが変化しても、チャートシフトによって得られる平均位相差は影響を受けず、投影光の投射点と投影点との間の距離を正確に計測することができる。また、計測した距離に基づいてより精度の高いスクリーン2の傾斜角度θH,θVを検出することができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、測距ウィンドウ幅w1,w2を設定するのに、変換テーブルを用いた。しかし、ズーム倍率Zoomと測距ウィンドウ幅w1,w2の関係を表す計算式に基づいて測距ウィンドウ幅w1,w2を設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ピッチpをズーム倍率Zoomから取得した。しかし、ズーム倍率Zoomから取得する代わりに、測距センサ上に結像した画像のデータに基づいてピッチpを取得することもできる。例えば、画素データの68〜76画素の範囲で最もピッチ倍数mが整数に近くなるようなウィンドウ幅w1,w2を選び出すようにしてもよい。
このような方法でウィンドウ幅を設定することにより、プロジェクタ描画部11、測距センサ31A,31Bの固体ばらつきの影響を受けることなく、正確に測距ウィンドウ幅w1,w2をチャートピッチpの整数倍に設定することができ、また、距離を正確に計測することができる。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 図1に示す台形補正部の動作を示す説明図であり、(1)は、入力映像、(2)は、投影像、(3)は、逆変換像を示す。 図1に示す水平チャート生成部が生成する水平チャートを示す図である。 図1に示すセンサコントローラが平均位相差を求めた場合の誤差を示す図である。 図1のプロジェクタとスクリーンとの位置関係を示す図である。 図1に示すプロジェクタと測距センサの取付位置を示す図であり、(1)は、プロジェクタの前面図、(2)は、プロジェクタの側面図である。 ズーム倍率とピッチ倍数、測距ウィンドウ幅との関係を示す図である。 本実施形態の測距ウィンドウ幅とチャート波形との関係を示す図である。 プロジェクタ制御部が備える変換テーブルを示す図である。 プロジェクタが実行する角度取得処理を示すフローチャートである。 位相差角度センサの原理を示す図である。 従来のチャートを示す図である。 従来のチャートを用いて測距を行った場合のズーム倍率とピッチ倍数、測距ウィンドウ幅との関係を示す図である。 従来の測距ウィンドウ幅とチャート波形との関係を示す図である。
符号の説明
1・・・プロジェクタ、2・・・スクリーン、11・・・プロジェクタ描画部、12A,12B・・・位相差角度センサ、14・・・プロジェクタ制御部、22・・・台形補正部、23・・・信号選択部、24・・・投影光変換デバイス、25・・・光学機構部、26・・・水平チャート生成部、27・・・垂直チャート生成部、31A,31B・・・測距センサ、32A,32B・・・センサコントローラ

Claims (6)

  1. 投影光の投射点と前記投影光を投射する投影面上の投影点との間の距離を計測する距離計測装置において、
    設定されたピッチで明暗部が連続して並べられたチャートを生成し、生成したチャートの投影光を前記投影面に投射して前記チャートを描画するチャート描画部と、
    間隔をもって配置された複数の受光部で、前記投影面に描画された前記チャートからの反射光をそれぞれ受光するセンサ部と、
    前記センサ部の各受光部が前記投影面に描画されたチャートからの光を受光する範囲としてのウィンドウの幅を、前記投影面に投影されたチャートのピッチの整数倍になるように設定するウィンドウ幅設定部と、
    前記センサ部のそれぞれの受光部でそれぞれのウィンドウを介して受光した光の位相差に基づいて、前記投影光の投射点と前記投影面に描画されたチャート上の投影点との間の距離を求める距離取得部と、を備えた、
    ことを特徴とする距離計測装置。
  2. 前記ウィンドウ幅設定部は、指定されたズーム倍率の情報を取得し、取得したズーム倍率の情報に基づいて前記明暗部のピッチを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  3. 前記ウィンドウ幅設定部は、前記センサ部のそれぞれの受光部で受光した光によって形成された画像データから前記明暗部のピッチを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  4. 設定されたピッチで明暗部が連続して並べられたチャートを生成し、生成したチャートの投影光を投射して投影面に前記チャートを描画するチャート描画ステップと、
    前記チャートからの光の受光範囲としてのウィンドウの幅を前記ピッチの整数倍になるように設定するウィンドウ幅設定ステップと、
    複数の距離計測点で、ウィンドウ幅を設定したそれぞれのウィンドウを介して前記チャートからの光を受光する受光ステップと、
    各距離計測点でそれぞれ受光した光の位相差に基づいて、前記投射光の投射点と前記投影面に描画されたチャート上の投影点との間の距離を求める距離計測ステップと、を備えた、
    ことを特徴とする距離計測方法。
  5. 前記ウィンドウ幅設定ステップは、指定されたズーム倍率の情報を取得し、取得したズーム倍率の情報に基づいて前記明暗部のピッチを取得し、前記ウィンドウ幅を、取得したピッチの整数倍になるように設定するステップである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の距離計測方法。
  6. 前記ウィンドウ幅設定ステップは、前記複数の距離計測点で受光した光によって形成されたそれぞれの画像データから前記明暗部のピッチを取得し、前記ウィンドウ幅を、取得したピッチの整数倍になるように設定するステップである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の距離計測方法。
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