JP2006118319A - 2つの溝形金属部材を組立構成される柱状部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で強度が大きく、他部材の接合が容易であり、製造コストの安価な柱状部材を提供することを目的とする。
【解決手段】ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、ウエブ22とフランジ23およびリブ24を有した第1溝形金属部材26と、ウエブ27とフランジ28と内側リブ29と第2ウエブ27aを形成した第2溝形金属部材30からなり、第2溝形金属部材30の内側リブ29を第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合し、第2溝形金属部材30のウエブ27、27aに沿う側面に、平坦部と窪みを含む構造上安定した閉鎖ループを形成していることを特徴とする溝形金属部材を組立構成される柱状部材。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築用の構造部材、オフィスデスク等の家具の金属製フレーム部材、OA機器等の筐体を構成する金属製フレーム部材として使用する2つの溝形金属部材を組立構成される柱状部材に関する。
建築用の断面矩形の構造部材、オフィスデスク等の家具の断面矩形のフレーム部材、OA機器等の筐体を構成する断面矩形のフレーム部材として要求されるのは、強度、軽量化及び、これらの部材に対して、他部材を直交する方向に接合する際、接合ボルトの頭部が部材表面から突出しないことや、接合される他部材を支えるために、他部材が接合される辺の、少なくとも両隅とほぼ中央部に他部材を受ける平坦部が必要になる。
このような要求を満足するために、特開2002−266467号公報には、4辺に凹凸を形成した閉断面柱状部材としたものが開示されている。また、同様な断面形状の閉断面柱状部材をアルミの押し出し成形により形成することが実施されている。
さらに、薄板鋼板をロール成形して閉断面柱状部材を形成する他の従来例として、図8(a)〜(c)に示すものがある。図8(a)の閉断面柱状部材1は、ウエブ2と両側のフランジ3とリブ4からなり、リブ4の間に開口部5を形成した第1溝形金属部材6と、ウエブ7とフランジ8からなる第2溝形金属部材10を組み合わせ、第1溝形金属部材6の開口部5を第2溝形金属部材10のウエブ7が閉じるように配置して、第1溝形金属部材6のフランジ3の外側に第2溝形金属部材10のフランジ8を当てがうと共に、第1溝形金属部材6のリブ4に第2溝形金属部材10のウエブ7を当接し、このリブ4とウエブ7の当接部をドリルねじ11a等の接合手段11で接合して構成ている。図8(b)においては、第1溝形金属部材6のフランジ3と第2溝形金属部材10のフランジ8の当接部をドリルねじ11a等の接合手段11で接合して閉断面柱状部材1を構成している。
図8(c)の閉断面柱状部材1は、薄板鋼板をロール成形して矩形の閉断面形状とし、薄板鋼板の両端縁を長手方向に沿って電縫溶接やカシメ11bによる接合手段11にて接合して構成されている。
特開2002−266467号公報
しかし、特開2002−266467号公報に開示された閉断面柱状部材は、ロール成形に極めて大がかりな設備を必要とし、そのため製品のコストが上昇するという問題を有するものであった。また、アルミの押し出し成形によるものも、コスト的に高価であるという問題を有するものであった。また、図8(a)(b)(c)に開示された閉断面柱状部材は構成が簡易である反面、柱状部材の各辺は凹凸のない連続した平坦面で構成されているので、捻れや曲げモーメントに対する抵抗性に劣り、材料が薄鋼板であることもあって各種部材の脚や梁材として使用するとき強度的に劣るという問題があった。
本発明は、前記従来技術の持つ課題を解消した、軽量で強度が大きく、他部材の接合が容易であり、かつ製造コストの安価な柱状部材を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため、本発明は次のように構成する。
第1発明の溝形金属部材を組立構成される柱状部材は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、ウエブ22とフランジ23とリブ24とで内側空間を形成するように構成され、対向する前記リブ24間に開口部25を有した第1溝形金属部材26と、前記と同じ加工手段で成形されウエブ27とフランジ28と内側リブ29と第2ウエブ27aを有した第2溝形金属部材30からなり、第2溝形金属部材30の内側リブ29を第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合し、第2溝形金属部材30のウエブ27に沿う側面に、平坦部と窪みを含む構造上安定した閉鎖ループを形成していることを特徴とする(図1a〜図6)。
第2発明は、第1発明において、 第2溝形金属部材30のフランジ28の先端を第1溝形金属部材26のリブ24に当接させたことを特徴とする(図1a)。
第3発明は、第2または第3発明において、 第2溝形金属部材30のフランジ28先端にリップ32を設けたことを特徴とする(図1b)。
第4発明は、第1発明において、 第2溝形金属部材30のフランジ28の先端に設けた延長リップ32aを第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、かつ第2溝形金属部材30の内側リブ29の平坦部にほぼ重なるまで延長して、この重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合したことを特徴とする(図1c)。
第5発明は、第1発明において、第2溝形金属部材30の内側リブ29の先端に外側フランジ28aを設けその先端に外側リブ33を設けたことを特徴とする(図2a)。
第6発明は、第5発明において、第2溝形金属部材30の外側リブ33の先端にリップ32を設けたことを特徴とする(図2b)。
第7発明は、第1発明において、 第2溝形金属部材30の内側リブ29に設けた外側フランジ28aの先端に外側リブ33及び延長リップ32aを設け、この延長リップ32aを内側リブ29の平坦部にほぼ重なるまで延長して、内側リブ29と延長リップ32aと第1溝形金属部材26のリブ24の重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合したことを特徴とする(図2c)。
第8発明は、第1発明において、 第1溝形金属部材26におけるウエブ22とフランジ23の一方または両方には、内側または外側に突出する凹凸部34、35が1つないし複数形成されていることを特徴とする(図3a、図3b)。
第9発明は、第1または第2発明において、1溝形金属部材26のフランジ23にはリップ37が設けられていることを特徴とする(図3c)。
第10発明は、第1発明において、第1溝形金属部材26のリブ24に当接する第2溝形金属部材30の内側リブに代えて、第2溝形金属部材30のウエブ27に凹部38を離散的に形成し、凹部38の底部39を第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、この当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31で接合することを特徴とする(図4a、図4b)。
第11発明は、第1発明において、第2溝形金属部材30はウエブ27の両端部にフランジ28と外側リブ33とを有し、前記ウエブ27を第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合し、第2溝形金属部材30のフランジ28先端を第1溝形金属部材26のリブ24に当接したことを特徴とする(図5a)。
第12発明は、第11発明において、第2溝形金属部材の30フランジ28先端にリップ32を設けたことを特徴とする(図5b)。
第13発明は、第11発明において、第2溝形金属部材30のフランジ28先端に第1溝形金属部材26のリブ24に当接する延長リップ32aを設け、この延長リップ32aを第2溝形金属部材30のウエブ27の平坦部にほぼ重なるまで延長して、この重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合したことを特徴とする(図6a)。
第14発明は、第11発明において、第2溝形金属部材30のウエブ27の両端部が第1溝形金属部材26のリブ24の端部と揃うように設けたうえ、ウエブ27の端部に連続して外側フランジ28aと外側リブ33と延長リップ32aを設け、第1溝形金属部材26のリブ24と第2溝形金属部材30のウエブ27及び延長リップ32aの3層重合部を接合手段31により接合したことを特徴とする(図6b)。
本発明によると、それぞれロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、ウエブとフランジおよびリブを有した第1溝形金属部材と、ウエブとフランジと内側リブと第2ウエブを形成した第2溝形金属部材からなり、第2溝形金属部材の内側リブを第1溝形金属部材のリブに当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合し、第2溝形金属部材のウエブに沿う側面に、平坦部と窪みを含む構造上安定した閉鎖ループを形成されている構成としたので、製造コストが安価で、剛性が高く、強度の大きい柱状部材を提供することができる。
本発明の第1及び第2溝形金属部材の接合が窪み部でドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段より接合される構成により、接合部が表面に露出することのない柱状部材を提供することができる。
また、各溝形金属部材に外側リブ及び内側リブを形成する構成により、柱状部材の各辺には他部材との接合のための窪んだ平坦面が形成されるため、他部材との接合部が表面に露出することがない柱状部材を提供することができる。さらに、各溝形金属部材にリップを形成する構成により、剛性の高い柱状部材を提供することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。図1、図2に示す各実施例は、本発明の基本形態を示し、図3〜図6は、変形形態としての各実施例を示す。以下順に説明する。
(実施例1)
図1(a)は、本発明の実施例1の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。柱状部材21は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成される第1溝形金属部材26と、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成される第2溝形金属部材30の2種類の溝形金属部材を組立形成される。第1及び第2溝形金属部材26、30は、鋼、鉄と他の金属との合金、アルミ、アルミ合金等の金属部材をロール成形又はプレス加工により形成される。必要に応じて第1溝形金属部材22及び第2溝形金属部材26、30を、プラスチック、繊維補強プラスチック、樹脂等の非金属材料で形成してもよい。
第1溝形金属部材26は、ウエブ22、フランジ23及びフランジ23に形成した2個の対向するリブ24を有し、対向するリブ24の間に開口部25が形成されている。この第1溝形金属部材26において、1つのウエブ23と2つのフランジ23で柱状部材21の4辺のうちの3辺を形成しており、2個の対向するリブ24に第2溝形金属部材30を組み合わせて他の1辺を形成する。
第2溝30属部材30は、ウエブ27が外側を向くように設け、その両側に内側リブ29を設け、さらに内側リブ29から外側方向に突出する第2ウエブ27aを設け、第2ウエブ27aに連続してフランジ28を設けている。この第2溝形金属部材30のウエブ27が第1溝形金属部材26の開口部25を閉鎖するように配置し、フランジ28の先端を第1溝形金属部材26のリブ24に当接すると共に、第2溝形金属部材30における内側リブ29と第1溝形金属部材26におけるリブ24を当接し、この当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31(図には、ドリルねじ31aの例を示す)により接合して、4つの外周辺の1つの辺に第2溝形金属部材30が配置されることで、当該第2溝形金属部材30の2つのウエブ27、27aと内側リブ29とで凹凸部が形成される。
前記の柱状部材21において、薄鋼板からなり各辺が平坦であるため、曲げや捻り応力に対して比較的強度が低い第1溝形金属部材26に対し、薄鋼板からなるがウエブ27、27aと内側リブ29を有していることで、曲げや捻り応力に対して強度が向上した第2溝形金属部材30を一体的に接合したことで、第1、第2溝形金属部材26、30からなる柱状部材21は薄板鋼板製であるため軽量であり、しかも、曲げや捻れに対して強度が向上した柱状部材を構成できる。また、第1と第2の溝形金属部材26、30を接合する接合手段31は、第2溝形金属部材30の内側リブ29(凹部)に配置されるので柱状部材1を包絡する矩形断面から突出させることがなく、他部材の強固な接合が可能となり、かつ、第2溝形金属部材30の凸部を形成するウエブ27、27aに沿う側面には構造上安定した閉鎖ループを形成でき、柱状部材21の捻じれに対する抵抗を向上できると共に、他の接合部材との接合部が安定する(詳細は、図6、図7で説明する)。
(実施例2)
図1(b)は、本発明の実施例2の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例2では、第2溝形金属部材30のフランジ28の先端にリップ32を形成した点が実施例1と相異し、他の構成は実施例1と同じである。前記リップ32を設けたことで第2溝形金属部材30の剛性が一層向上する。
(実施例3)
図1(c)は、本発明の実施例3の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例3では、第2溝形金属部材30のフランジ28の先端に形成するリップ32aを内側リブ29と重合するように延長させると共に、第1溝形金属部材26のリブ24と当接させ、このリブ24と延長リップ32aと内側リブ29との3層重合部に接合手段31であるドリルねじ31aを貫通させることで第1と第2溝形金属部材26、30を接合した例を示す。この実施例2によると、第1と第2溝形金属部材26、30の接合部が3層構造になっているので、接合部の強度が一層向上すると共に、他部材の接合面材である第2ウエブ27aの強度を向上できる。
(実施例4)
図2(a)は、本発明の実施例4の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例4では、第2溝形金属部材30のウエブ27の両側の内側リブ29が第1溝形金属部材26のウエブ24とほぼ同寸法に設けてあり、さらに内側リブ29に連続して外側フランジ28aを設け、さらにウエブ27と同じ高さに外側リブ33を形成している。第1と第2溝形金属部材26、30の接合手段31は先の実施例と同じである。実施例4によっても第2溝形金属部材30はウエブ27、内側リブ29、外側リブ33により凹凸部が形成されるので柱状部材21の強度が向上し、かつ接合手段31が矩形断面の外方に出張ることがない。
(実施例5)
図2(b)は、本発明の実施例5の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例4の変形例を示す。この実施例5では、第2溝形金属部材30の外側リブ33の先端にリップ32を設けた例を示す。この実施例5によるとリップ32を設けたことで第2溝形金属部材30の捻れ抵抗が実施例4よりも一層大きくなり、柱状部材21の強度が向上する。
(実施例6)
図2(c)は、本発明の実施例6の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例5の変形例を示す。この実施例6では、第2溝形金属部材30の外側リブ33をさらに延長して形成した第2内側リブ29aを内側リブ29に重ね合わせ、各リブと第1溝形金属部材26のリブ24とを重ねた3層重合構造とし、この重合部にドリルねじ31aを貫通させて第1と第2溝形金属部材26、30を接合した例を示す。この実施例6によると、第1と第2溝形金属部材26、30の接合部が3層構造になっているので、接合部の強度が一層向上すると共に、他部材の接合面材である外側リブ33とウエブ27の強度を一層向上でき、柱状部材21の捻れに対する抵抗が大きくなる。
図3(a)(b)(c)〜図4(a)(b)は、実施例1〜6の変形例としての各実施例であり、第1溝形金属部材26の構造が実施例1〜6と相異しており、第2溝形金属部材30の構成及び、第1、第2溝形金属部材26、30の接合手段31は、実施例1〜6と同じである。以下順に説明する。
(実施例7)
図3(a)は、本発明の実施例7の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例7では、第1溝形金属部材26のウエブ22と両側のフランジ23に外側に突出する凸部34、35を設けてある。第2溝形金属部材30の構成は実施例1等と同じである。また、第1溝形金属部材26のリブ24に第2溝形金属部材30における内側リブ29を当てがい、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31(図には、ドリルねじ31aの例を示す)により接合して柱状部材21が構成される。実施例7によると、柱状部材21の4辺を形成する第1溝形金属部材26と第2溝形金属部材30の両部材に凹凸部が形成されているので、各溝形金属部材の捻じれや曲げに対する剛性が一層大きくなり、柱状部材21の強度が一層向上する。
(実施例8)
図3(b)は、本発明の実施例8の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例8では、第1溝形金属部材のウエブ22に2つの内向きの凹部36が形成されている。その他の構成は図3(a)の実施例7と同じである。実施例8によると、第1溝形金属部材26と第2溝形金属部材30の両部材に2つの凹部が形成されているので、各溝形金属部材の曲げや捩れに対する剛性が向上し、柱状部材21の強度が向上する。
(実施例9)
図3(c)は、本発明の実施例9の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で実施例1の変形例を示す。この実施例9では、第1溝形金属部材26のリブ24の先端にリップ37を設けた例が示されている。その他の構成は実施例1と同じである。実施例9によると、第1溝形金属部材26にリップ37が設けられていることにより、実施例1に比べて柱状部材21の曲げと捻りに対する剛性が向上している。
(実施例10)
図4は、本発明の実施例10の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で、実施例1の他の変形例を示す。この実施例10では、第2溝形金属部材30が平坦な内側ウエブ27と両側のフランジ28とでコの字状に形成されていて、フランジ28の先端を第1溝形金属部材26のリブ24に当接すると共に、第2溝形金属部材30のウエブ27には凹部38が間隔をあけて離散的に設けてあり、この凹部38の底部を第1溝形金属部材26におけるリブ24に当接し、この当接部を実施例1と同様にドリルねじ31aを用いて接合することで、第1と第2溝形金属部材26、27を接合して柱状部材21を構成している。この実施例10によっても、凹部38が設けられることで第2溝形金属部材30のウエブ27に凹凸部が形成され、この第2溝形金属部材30と第1溝形金属部材26との組み合わせで捻りや曲げ応力に対して抵抗できる剛性の高い柱状部材21が構成できる。
図5、図6はさらに他の実施例を示す。
(実施例11)
図5(a)は、本発明の実施例11の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で、実施例1の他の変形例を示す。この実施例11では、第2溝形金属部材30が平坦な内側リブ29とその両側のウエブ27と、その先端のフランジ28とから構成され、フランジ28の先端を第1溝形金属部材26のリブ24に当接し、リブ24と内側リブ29とを接合手段31(ドリルねじ31a)で接合することで、第1、第2溝形金属部材26、30が接合されて柱状部材21が構成されている。実施例11によると、第2溝形金属部材30に内側リブ29とウエブ27が設けられていることにより、他の実施例と同様に柱状部材21の捻りと曲げに対する剛性が向上している。
(実施例12)
図5(b)は、本発明の実施例12の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で、実施例11の変形例を示す。この実施例12では、第2溝形金属部材30におけるフランジ28の先端にリップ32を設け、このリップ32を第1溝形金属部材26のリブ24に当接した例を示す。その他の構成は図5(a)の実施例11と同じである。実施例11とリップ32を設けたことで第2溝形金属部材30の捻じれ抵抗が大きくなると共に、
リップ32をリブ24に当接させたことで第1、第2溝形金属部材26、30の接合部の安定性が向上する。
(実施例13)
図6(a)は、本発明の実施例13の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図を示し、図5(b)に示す実施例12の変形例である。この実施例13では、第2溝形金属部材30におけるフランジ28の先端に設けるリップ32aを第2溝形金属部材30の内側リブ29にほぼ重なるまで延長して、この重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合したものである。その他の構成は図5(b)の実施例11と同じである。実施例13によると、第1と第2溝形金属部材26、30の接合部が3層構造になっているので、接合部の強度が一層向上すると共に、他部材の接合面材であるウエブ27の強度を向上できる。
(実施例14)
図6(b)は、本発明の実施例14の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図で、実施例13の変形例を示す。この実施例14では、第2溝形金属部材30におけるウエブ27の端部を第1溝形金属部材26のリブ24の端部に届く長さに延長し、このウエブ27の両端の外側フランジ28aに連続して外側リブ33を形成し、これにつづいて延長リップ32aを設ける。そして、リブ24と内側リブ29と延長リップ32aとの3層重合部にドリルねじ31aを打設することで,第1と第2溝形金属部材26、30を接合して柱状部材21を構成した例を示す。その他の構成は図6(a)の実施例11と同じである。
つぎに、図6(b)と、比較例を示す図7(a)(b)を参照して本発明に係る柱状部材の作用効果を説明する。
図7(a)は比較例を示し、図1(a)の実施例1と同じウエブ22とフランジ23とリブ24を有した第1溝形金属部材26と、平坦なウエブ27の両側に外側フランジ28aを設け、その先端に外側リブ33を設けた第2溝形金属部材30を組み合わせ、ウエブ27と第1溝形金属部材26のリブ24との当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段31により接合した柱状部材42を示す。図7(b)は、図7(a)の構成に加えて、外側リブ33の先端にリップ32を有した柱状部材42を示す。
図7(a)(b)に示す柱状部材42において、第2溝形金属部材30の外側リブ33の先端43またはリップ32の先端43は自由端であり、図7(B)に示すA−A′側面40において、第2溝形金属部材30には構造上安定した閉鎖ループが存在しておらず、したがって、第2溝形金属部材30の剛性が十分には向上していない。そのため柱状部材42の部材要素の構造性能が低下し、柱状部材42の部分的な捻れなどが生じる。また、A−A′側面40において、外側リブ33を介して他の接合部材41を接合する場合、外側リブ33の先端43が自由端であるため十分な反力をとることが出来ず、柱状部材42と他部材41との接合は不安定となる。
前記に対して、本発明の柱状部材21では、図6(b)に示すように、第2溝形金属部材30の外側リブ33の先端に連続する内側リブ29aが接合手段31を介してウエブ27および第1溝形金属部材26のリブ24に接合されているので、A−A′側面40において、第2溝形金属部材30は閉鎖ループを形成しているので、第2溝形金属部材30の剛性が向上しており柱状部材21の捻れなどがなく、しかも外側リブ33を介して他の接合部材41を接合する場合、接合部は構造上安定し、図7(a)(b)に示すような不具合が生じない。図6(b)の柱状部材21が具備する作用効果は、図1〜図6(a)に示す各実施例に係る柱状部材21に共通する作用効果である。
なお、各実施例において、柱状部材36を構成する第1、第2溝形金属部材26、30のそれぞれを赤、緑、黄、青など各々異なる着色の溝形金属部材を組み合わせてカラフルで装飾性に富む柱状部材を構成できる。この実施例では質感が異なる塗装の組み合わせも含む。従来の柱状部材にあっては、ツートンカラーなどに装色することは一体押し出し成型品であるアルミ材や従来のスチールパイプでは困難であったが、前記の実施例では、ツートンカラーなどの装色を施した柱状部材を容易に構成できる。
さらに各実施例において、第1、第2溝形金属部材26、30の接触面に、樹脂またはゴムその他各種の断熱材を挟み込み、リベットなどの接合手段を用いて固着させることで、第1と第2溝形金属部材26、30の相互の熱伝達を遮断でき、柱状部材に接合する一方の接合部材から他方の接合部材に熱が伝達されるのを効率的に遮断できる。さらに、柱状部材の内部空間には発砲樹脂などの断熱材を充填てもしなくても何れでもよい。
さらに、第1、第2溝形金属部材26、30の材料を樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材などの非スチール材とすることもでき、これらの材料は熱伝導率が低いので、柱状部材に接合される一方の部材から他方の部材への熱伝達を効率的に遮断することができる。また、第1、第2溝形金属部材26、30に形成される凹部には、各溝形金属部材の一部または全体を被覆する装飾被覆材で被覆することで柱状部材の外面が平坦面となるように構成してもよく、これにより柱状部材の外観の美観が向上し製品価値が一層向上する。
なお、ある請求項に示される第1溝形金属部材26と、他の請求項に示される第2溝形金属部材30をそれぞれ組み合わせて形成した柱状部材は本願発明に含まれるものである。
(a)(b)(c)は、本発明の実施例1、2、3の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。 (a)(b)(c)は、本発明の実施例4、5、6の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。 (a)(b)(c)は、本発明の実施例7、8、9の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。 (a)(b)は、本発明の実施例10の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の斜視図と断面図である。 (a)(b)は、本発明の実施例11、12の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。 (a)(b)は、本発明の実施例13、14の溝形金属部材を組立構成される柱状部材の断面図である。 (a)(b)は、比較例として示す2つの柱状部材断面図である。 (a)(b)(c)は、従来例に係る閉断面柱状部材の3例を示す断面図である。
符号の説明
1 柱状部材
2 ウエブ
3 フランジ
4 リブ
5 開口部
6 第1溝形金属部材
7 ウエブ
8 フランジ
10 第2溝形金属部材
11 接合手段
11a ドリルねじ
11b かしめ
21 柱状部材
22 ウエブ
23 フランジ
24 リブ
25 開口部
26 第1溝形金属部材
27 ウエブ
27a 第2ウエブ
28 フランジ
28 外側フランジ
29 内側リブ
29a 第2内側リブ
29c内側リブ
30 第2溝形金属部材
31 接合手段
31aドリルねじ
32 リップ
32a 延長リップ
33 外側リブ
34 凸部
35 凸部
36 凹部
37 リップ
38 凹部
39 底部
40 A−A′側面
41 接合部材
42 柱状部材
43 先端

Claims (14)

  1. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、ウエブとフランジとリブとで内側空間を形成するように構成され、対向する前記リブ間に開口部を有した第1溝形金属部材と、前記と同じ加工手段で成形されウエブとフランジと内側リブと第2ウエブを有した第2溝形金属部材からなり、第2溝形金属部材の内側リブを第1溝形金属部材のリブに当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合し、第2溝形金属部材のウエブに沿う側面に、平坦部と窪みを含む構造上安定した閉鎖ループを形成していることを特徴とする2つの溝形金属部材を組立構成される柱状部材。
  2. 第2溝形金属部材のフランジの先端を第1溝形金属部材のリブに当接させたことを特徴とする請求項1に記載の柱状部材。
  3. 第2溝形金属部材のフランジ先端にリップを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の柱状部材。
  4. 第2溝形金属部材のフランジの先端に設けた延長リップを第1溝形金属部材のリブに当接し、かつ第2溝形金属部材の内側リブの平坦部にほぼ重なるまで延長して、この重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合したことを特徴とする請求項1に記載の柱状部材。
  5. 第2溝形金属部材の内側リブの先端に外側フランジを設けその先端に外側リブを設けたことを特徴とする請求項1に記載の柱状部材。
  6. 請求項5記載において、第2溝形金属部材の外側リブ先端にリップを設けたことを特徴とする柱状部材。
  7. 第2溝形金属部材の内側リブに設けた外側フランジの先端に外側リブ及び延長リップを設け、この延長リップを内側リブの平坦部にほぼ重なるまで延長して、内側リブと延長リップと第1溝形金属部材のリブの重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合したことを特徴とする請求項1に記載の柱状部材。
  8. 第1溝形金属部材におけるウエブとフランジの一方または両方には、内側または外側に突出する凹凸部が1つないし複数形成されていることを特徴とする請求項1記載の柱状部材。
  9. 第1溝形金属部材のフランジにはリップが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の柱状部材。
  10. 請求項1記載において、第1溝形金属部材のリブに当接する第2溝形金属部材の内側リブに代えて、第2溝形金属部材のウエブに凹部を離散的に形成し、凹部の底部を第1溝形金属部材のリブに当接し、この当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段で接合することを特徴とする柱状部材。
  11. 請求項1記載において、第2溝形金属部材はウエブの両端部にフランジと外側リブとを有し、前記ウエブを第1溝形金属部材のリブに当接し、その当接部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合し、第2溝形金属部材のフランジ先端を第1溝形金属部材のリブに当接したことを特徴とする柱状部材。
  12. 請求項11記載において、第2溝形金属部材のフランジ先端にリップを設けたことを特徴とする柱状部材。
  13. 請求項11記載において、第2溝形金属部材のフランジ先端に第1溝形金属部材のリブに当接する延長リップを設け、この延長リップを第2溝形金属部材のウエブの平坦部にほぼ重なるまで延長して、この重なり部をドリルねじ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合したことを特徴とする柱状部材。
  14. 請求項11記載において、第2溝形金属部材のウエブの両端部が第1溝形金属部材のリブの端部と揃うように設けたうえ、ウエブの端部に連続して外側フランジと外側リブと延長リップを設け、第1溝形金属部材のリブと第2溝形金属部材のウエブ及び延長リップとの3層重合部を接合手段により接合したことを特徴とする柱状部材。
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