JP2006118291A - ヒートアイランド抑止舗装路盤及びその形成方法 - Google Patents

ヒートアイランド抑止舗装路盤及びその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 雨水の保水性を高めることによって,ヒートアイランド抑止機能を比較的長期に亘って発揮するようにした舗装路盤を提供する。
【解決手段】 路床1上に,10cm程度の厚さの非透水性路盤層2を形成し,該非透水性路盤層2の上に,5cm程度の厚さの透水性路盤層3と1cm程度の厚さの同じく透水性の化粧路盤層4を形成することによって,透水性路盤層3と化粧路盤層4とによって雨水の保水を行なう。非透水性路盤層2が雨水を維持し,その蒸発によるヒートアイランド抑止機能を確保する。透水性路盤層3から非透水性路盤層2を貫通して路床1に至る細径の捨てパイプ5を1m当り1〜3本程度埋込設置し,その水浸透部6から透水性路盤層3下端の雨水を排出して,雨水滞留による腐食やカビを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,住宅玄関のアプローチや車庫,公園の歩道,車両道路等におけるヒートアイランド抑止舗装路盤及びその形成方法に関する。
舗装路盤は,これを保水性のものとすることによってヒートアイランド抑止機能を発揮し得るが,この種透水性の舗装路盤として,例えば路床側からセメント系固化材に製紙スラッジ焼却灰をミックスした保水性路床,同じくセメント系固化材に製紙スラッジ焼却灰をミックスした透水性路盤,アスファルトコンクリートからなる透水性基層,砂等のクッション層,透水性のインターロッキングブロックを備え,インターロッキングブロック上の雨水をクッション層→透水性基板→透水性路盤→保水性路床を介して路床に浸透させるようにした透水性舗装路盤が知られており,この場合透水性を確保した自動車道路として使用してハイドロプレーニング現象を抑制するとともに上記保水性路床の保水性を利用してその水分蒸発による路面温度の上昇を抑制するものとされている。
特開2001−73307号公報
この場合自動車道路として上記ハイドロプレーニング現象を抑制して車両の安全を確保するに適したものとなし得るし,保水性の路床によって路面温度の上昇抑制,即ちヒートアイランド現象の抑制を可能とするものといえるが,ハイドロプレーニング現象を防止する目的に照らして保水性路床及びインターロッキングブロックは雨水を透過するから,天候が雨天から曇天乃至晴天に移行して,雨水の供給が止まった後も保水した雨水を透過しながら水分蒸発を行なうことによってヒートアイランド抑止を行なう結果,長くても数時間程度でその水分蒸発機能が失われ,ヒートアイランド抑止をなし得なるに至り,ヒートアイランド抑止機能を持続できないという問題点を有している。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,人の居住する住宅や公園のようにヒートアイランド抑止が求められる住宅の玄関アプローチ,車庫,公園の歩道,車両道路等において雨水を保水することによって比較的長期に亘ってヒートアイランド抑止機能を発揮する一方,雨水の滞留が長くなることによって想定される路盤内の保水腐食,カビ発生等の衛生状態悪化の可能性を解消し得るようにしたヒートアイランド抑止舗装路盤を提供するにあり,また該舗装路盤を簡易且つ確実に形成し得るようにしたヒートアイランド抑止舗装路盤形成方法を提供するにある。
上記課題に沿って本発明は,舗装路盤を路床上の非透水性下層と,その上位の透水性路盤層とを備えて複層形成することによって,非透水性下層が透水性路盤層の雨水透過を防止して透水性路盤層がその厚さに応じた雨水を保水自在としてその水分蒸発によるヒートアイランド抑止機能を発揮するようにする一方,透水性路盤層の雨水を適宜に路床に対して排出することによって雨水滞留による雨水腐食,カビ発生を防止するようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,路床上に形成した非透水性下層と,該非透水性下層上に形成することによって雨水を保水自在とした透水性路盤層とを備えるとともに上記非透水性下層を貫通して透水性路盤層下端の雨水を受け入れ自在として路床に排水する雨水滞留防止用排水孔を面方向に部分的に配置してなることを特徴とするヒートアイランド抑止舗装路盤としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,例えば車庫や車両道路の場合に必要とされる透水性路盤層の支持強度を確保した舗装路盤とし得るように,これを,上記非透水性下層を,現場施工して路床上に形成した非透水性路盤層によるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,例えば玄関アプローチや公園内歩道等の透水性路盤の支持強度をそれ程必要としない場合の非透水性下層を簡易な形態のものとし得るように,これを,上記非透水性下層を,路床上に敷設した非透水性シートによるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記雨水滞留防止用排水孔を捨てパイプによって形成することによって舗装路盤工事の簡易化と雨水滞留防止機能の確実な確保を可能とするように,これを,上記排水孔を,非透水性下層を貫通して下端を路床上又は路床内に位置し,上端を透水性路盤層内下端部分に突出するように配置し且つ透水性路盤層の滞留雨水浸透自在とした捨てパイプによって形成してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤としたものである。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,透水性路盤層が表面に化粧層を備えて形成することによって外観のよい舗装路盤とするように,これを,上記透水性路盤層を,表面に化粧路盤層を備えた2層形成の路盤層としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤としたものである。
請求項6に記載の発明は,雨水滞留防止用排水孔を備えた上記ヒートアイランド抑止舗装路盤の形成を簡易且つ確実になし得るようにして,舗装路盤工事を可及的効率的になし得る舗装路盤形成方法を提供し得るように,これを,路床を形成する路床形成工程と,所定長さの捨てパイプを下部から中間位置に至るように下方部分的に被嵌配置した杭を路床に埋込設置して捨てパイプを先行配置する捨てパイプ設置工程と,路床上に非透水性下層を形成する下層形成工程と,非透水性下層上に透水性路盤層を形成する路盤形成工程と,透水性路盤層形成後又はその硬化前に上記杭を上方に抜取り除去することによって捨てパイプを残存して該透水性路盤層の雨水滞留防止用排水孔を形成する杭除去工程とを備えることを特徴とするヒートアイランド抑止舗装路盤形成方法としたものである。
請求項7に記載の発明は,上記に加えて,上記捨てパイプ設置のための杭にレベルマークを付することによって,舗装路盤工事を更に容易化してその効率を向上し得るものとするように,これを,上記杭が,透水性路盤層形成のレベルマークを備えることを特徴とする請求項6に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤形成方法としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,舗装路盤を路床上の非透水性下層と,その上位の透水性路盤層とを備えて複層形成することによって,非透水性下層が透水性路盤層の雨水透過を防止して透水性路盤層がその厚さに応じた雨水を保水自在としてその水分蒸発によるヒートアイランド抑止機能を発揮するとともに透水性路盤層の雨水を適宜に路床に対して排出することによって雨水滞留による雨水腐食,カビ発生を防止するようにして,人の居住する住宅や公園のようにヒートアイランド抑止が求められる住宅の玄関アプローチ,車庫,公園の歩道,車両道路等において比較的長期に亘ってヒートアイランド抑止機能を発揮する一方,雨水の滞留が長くなることによって想定される路盤内の雨水腐食,カビ発生等の衛生状態悪化の可能性を解消し得るようにしたヒートアイランド抑止舗装路盤を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,例えば車庫や車両道路の場合に必要とされる透水性路盤層の支持強度を確保した舗装路盤とすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,例えば玄関アプローチや公園内歩道等の透水性路盤の支持強度をそれ程必要としない場合の非透水性下層を簡易な形態のものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記雨水滞留防止用排水孔を捨てパイプによって形成することによって舗装路盤工事の簡易化と雨水滞留防止機能の確実な確保を可能とするころができる。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,透水性路盤層が表面に化粧層を備えて形成することによって外観のよい舗装路盤とすることができる。
請求項6に記載の発明は,雨水滞留防止用排水孔を備えた上記ヒートアイランド抑止舗装路盤の形成を簡易且つ確実になし得るようにして,舗装路盤工事を可及的効率的になし得る舗装路盤形成方法を提供することができる。
請求項7に記載の発明は,上記に加えて,上記捨てパイプ設置のための杭にレベルマークを付することによって,舗装路盤工事を更に容易化してその効率を向上することができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは舗装路盤であり,該舗装路盤Aは,路床1上に形成した非透水性下層と,該非透水性下層上に形成することによって雨水を保水自在とした透水性路盤層3とを備えるとともに上記非透水性下層を貫通して透水性路盤層3下端の雨水を受け入れ自在として路床1に排水する雨水滞留防止用排水孔を面方向に部分的に配置してヒートアイランド抑止舗装路盤としてある。
このとき本例の舗装路盤Aは,その上記透水性路盤層3を,表面に化粧路盤層4を備えた2層形成の路盤層とし,上記非透水性下層は,これを,現場施工して路床1上に形成した非透水性路盤層2によるものとし,また上記雨水滞留防止用排水孔は,これを,該非透水性下層,本例にあっては非透水性路盤層2を貫通して下端を路床1上又は路床1内に位置し,上端を透水性路盤層3内下端部分に突出するように配置し且つ透水性路盤層3の滞留雨水浸透自在とした捨てパイプ6によって形成したものとしてある。
即ち本例の舗装路盤Aは,車両道路として用いても路床1上に上記2層の非透水性路盤層2を備えることによって路盤強度を充分に確保するとともに外観を良好なものとしてあり,このとき本例の路床1は,常法に従って地面を数cm,例えば5〜6m程度掘り下げて転圧措置を施した平坦な土壌面によってこれを形成してある。
本例の非透水性路盤層2は,これを,例えば土壌にセメント又は石灰を単独に或いはこれに固化中和安定剤として硫酸アルミニウムを添加して混合することによって硬化形成して、例えば厚さを10〜15cm程度とした非透水性にして舗装路盤Aの強度を確保するに適した路盤下地をなすように形成してある。該非透水性路盤層2の形成に際して、例えばセメントを使用するとき、該セメント量を土壌重量に対して5〜8wt%程度、好ましくは7±1wt%とし、これに上記固化中和安定剤として硫酸アルミニウムをセメントに対して10wt%程度添加するのがよく、これによって雨水の浸透を阻止して簡易にして好ましい非透水性を呈することが可能となる。
本例の透水性路盤層,2層のうち下位の透水性路盤層3は,例えば砕石をセメントによって硬化した砕石硬化層として,その透水性を確保したものとしてあり,例えば砕石にセメントを混合することによって上記非透水性路盤層2上に積層するように形成してあり,このとき玄関アプローチ,歩道等の車両荷重を受けない場所においては,例えば3cm程度の厚さとし,また車庫,車道等の車両荷重を受ける場所においては,例えば5cm程度乃至それ以上の厚さとすることによってその路盤強度を確保したものとしてある。
本例にあって透水性路盤層3は,例えば直径を5,6mmから1cm程度とした比較的粗い粒度の,例えば花崗岩、玄武岩等適宜の砕石を用いてこれを硬化することによって砕石間の空間に雨水を保水し得るようにしてあり,このときセメントは砕石の重量に対して20wt%程度以下、好ましくは13±2%程度とすることによって、透水性路盤層3の体積に対して30%程度の空隙率を確保して良好な保水性を呈するものとするとともにその路盤としての強度を確保したものとしてある。
本例の上記2層のうち上位の透水性路盤層をなす化粧路盤層4は,該下位の透水性路盤層3と同様の砕石硬化層としてあるところ,該化粧路盤層3は,これに用いる砕石を,上記下位の透水性路盤層3より比較的粒度の細かい,例えば直径数mm程度乃至それ以下とした,御影石、玄武岩等の玉石や砕石を用いて,例えば1cm程度の厚さとしてあり,このとき本例にあっては玉石や砕石に,ガラス繊維を混合したエポキシ系バインダーを加えて保水性とともに路盤としての強度を確保し且つ外観の良好なものとしてある。
本例の捨てパイプ5は,これを細径の硬質又は軟質にして,直径を,例えば1〜2cm程度の円形パイプを用いて,1m当り数本以下,例えば1〜3本程度が点在するように埋込配置することによって,透水性路盤層3の雨水滞留を防止する排水孔をなすものとしてあり,このとき該捨てパイプ5は透水性路盤層3の少なくとも下端にスリット,小孔,メッシュ等による水浸透部6を備えることによって雨水を受け入れ自在として透水性路盤層3からの排水を行うようにしてある。
捨てパイプ5の埋込配置は,路床1の形成後に,非透水性路盤層2の厚さを超えて透水性路盤層3内に至る高さに捨てパイプ5を先行して設置した後に,非透水性路盤層2及び透水性路盤層3を形成するのが簡便であり,該捨てパイプ5を用いた舗装路盤Aの形成方法は,例えばこれを,路床1を形成する路床形成工程と,所定長さの捨てパイプ5を下部から中間位置に至るように下方部分的に被嵌配置した杭7を路床1に埋込設置して捨てパイプ5を先行配置する捨てパイプ設置工程と,路床1上に非透水性下層,本例にあっては非透水性路盤層2を形成する下層形成工程と,非透水性下層上に透水性路盤層3,本例にあっては更に化粧路盤層4を形成する路盤形成工程と,透水性路盤層3形成後又はその硬化前に上記杭7を上方に抜取り除去することによって捨てパイプ5を残存して該透水性路盤層3の雨水滞留防止用排水孔を形成する杭除去工程とを備えるものとしてある。
即ち捨てパイプ5は,これを杭7を被嵌して該杭7に設置し,該杭7を路床1形成後に路床1に打ち込むことによって,例えば路床1表面に載置し又は路床1内に下端を埋めるように配置するものとしてあり,このとき軟質,硬質の如何を問わず,捨てパイプ5下端を杭7の軸部と同径とすれば捨てパイプ5の下端を路床1表面に載置するように配置でき,また捨てパイプ5下端に先細り端部を形成し該端部が杭7の鋭角先端部の上方に部分的に掛るようにすれば杭7の打ち込みによって捨てパイプ5の下端を路床1中に埋めるように配置できる。上記非透水性路盤層2及び透水性路盤層,本例にあっては2層の透水性路盤層3,4を打設し,その硬化前の,例えば透水性路盤層3が半硬化状態で該杭7を抜取り,捨てパイプ5を舗装路盤A内に残存設置するようにすればよく,杭7の抜取り時期によって表面に孔が生じるときは,該孔を塞ぐようにその補修を行なえばよい。
本例の杭7は,これが,透水性路盤層3形成のレベルマーク8を備えたものとしてあり,これによって路床1に杭7を打ち込み設置することによって表面のレベル出しを可能とし,その作業性を向上し得るようにしてある。
以上のように形成した舗装路盤Aは,非透水性路盤層2が車両荷重を支持して舗装路盤Aの支持強度を確保し,また非透水性路盤層2によって透水性路盤層3,4が高度な保水性を発揮して比較的長期に亘ってヒートアイランドを抑止する一方,非透水性路盤層2を貫通する捨てパイプ5が,その水浸透部6が受入れた透水性路盤層3の下端に滞留する雨水を路床1に排出して,雨水の滞留による雨水腐食,カビ発生の衛生状態悪化の可能性を解消することができる。
図示した例は以上のとおりとしたが,玄関アプローチや公園内歩道等の透水性路盤の支持強度をそれ程必要としない場合に,上記非透水性下層を,路床上に敷設した非透水性シートによるものとすること,この場合その形成を該透水性シートの敷設によって行い,上記杭を用いた捨てパイプの設置を該透水性シートを杭の打ち込みによって破断貫通するように行なうこと、上記非透水性路盤層や透水性路盤層の形成に上記セメントや石灰とともに又はこれに代えて、例えば合成樹脂製のバインダーを使用することによって透水性と路盤としての強度を確保するようにすること等を含めて,本発明の実施に当って,路床,非透水性下層,透水性路盤層,雨水滞留防止用排水孔,必要に応じて用いる非透水性路盤層,非透水性シート,杭,捨てパイプ,化粧路盤層等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加,その形成方法、その原材料、添加物等は,上記発明の要旨に反しない限り様々の形態のものとすることができる。
舗装路盤の縦断面図である。 捨てパイプ設置状態を示す縦断面図である。 捨てパイプ設置用杭の斜視図である。 舗装路盤の形成方法を示す工程図である。
符号の説明
A 舗装路盤
1 路床
2 非透水性路盤層
3 透水性路盤層
4 化粧路盤層
5 捨てパイプ
6 水浸透部
7 杭
8 レベルマーク

Claims (7)

  1. 路床上に形成した非透水性下層と,該非透水性下層上に形成することによって雨水を保水自在とした透水性路盤層とを備えるとともに上記非透水性下層を貫通して透水性路盤層下端の雨水を受け入れ自在として路床に排水する雨水滞留防止用排水孔を面方向に部分的に配置してなることを特徴とするヒートアイランド抑止舗装路盤。
  2. 上記非透水性下層を,現場施工して路床上に形成した非透水性路盤層によるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤。
  3. 上記非透水性下層を,路床上に敷設した非透水性シートによるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤。
  4. 上記保水滞留防止用排水孔を,非透水性下層を貫通して下端を路床上又は路床内に位置し,上端を透水性路盤層内下端部分に突出するように配置し且つ透水性路盤層の滞留雨水浸透自在とした捨てパイプによって形成してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤。
  5. 上記透水性路盤層を,表面に化粧路盤層を備えた2層形成の路盤層としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤。
  6. 路床を形成する路床形成工程と,所定長さの捨てパイプを下部から中間位置に至るように下方部分的に被嵌配置した杭を路床に埋込設置して捨てパイプを先行配置する捨てパイプ設置工程と,路床上に非透水性下層を形成する下層形成工程と,非透水性下層上に透水性路盤層を形成する路盤形成工程と,透水性路盤層形成後又はその硬化前に上記杭を上方に抜取り除去することによって捨てパイプを残存して該透水性路盤層の雨水滞留防止用排水孔を形成する杭除去工程とを備えることを特徴とするヒートアイランド抑止舗装路盤形成方法。
  7. 上記杭が,透水性路盤層形成のレベルマークを備えることを特徴とする請求項6に記載のヒートアイランド抑止舗装路盤形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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