JP2006115001A - 映像送信装置および映像受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の仕組みを大きく変更することなく高解像度の映像を伝送すること。
【解決手段】送信側では、入力された高解像度の映像の各フレームをネットワークを通じて伝送が可能な解像度のサブフレームに分割する。そして、これらのサブフレームを直列化して受信側に送信する。送信される各サブフレームは十分に低解像度になっているため、従来の仕組みを使って伝送することができる。受信側では、受信したサブフレームを合成して分割前のフレームを再現し、分割前と同じ高解像度の映像を接続された映像機器に対して出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ネットワークを通じて映像を伝送する映像送信装置および映像受信装置に関し、特に従来の伝送の仕組みを大きく変更することなく高解像度の映像の伝送を可能にする映像送信装置および映像受信装置に関するものである。
近年、ネットワークの広帯域化や映像圧縮技術の発達を背景として、ネットワークを通じて映像を伝送することが一般化している。例えば、テレビ会議システムや映像コンテンツの配信サービスなどの形で、ネットワークを通じた映像の伝送は、広く利用されている。
映像をネットワークを通じて伝送するに際しては、映像伝送装置と呼ばれる専用装置が利用されることが多い。この装置は、ネットワークの両端に設置され、送信側で入力された映像を、受信側の映像伝送装置に接続されたテレビ受像機等にリアルタイムに伝送するために使用される。
映像伝送装置は、従来のテレビ放送と同等の解像度の映像を伝送することを前提に設計されており、これによって、現在一般に普及しているテレビ受像機、映像記録再生装置等の映像関連機器との接続性を確保している。例えば、非特許文献1のカタログに掲載された映像伝送装置は、最大で水平方向720ドット垂直方向480ドットの映像を伝送する仕様となっている。
富士通株式会社 「ブロードバンド映像ソリューション Broadsight」(EI0198−2−2004年6月C)
ところで、映像関連機器全体をみると、現在、高解像度化が進みつつある。例えば、高品位テレビ対応のビデオカメラは、従来のビデオカメラと比較して約2倍の水平解像度を持っている。しかしながら、このようなビデオカメラで撮影した高解像度の映像は、従来の映像伝送装置からみると規格外であるため、ネットワークを通じて伝送することができないという問題がある。
映像を変換し、解像度を従来のテレビ放送程度に下げて伝送することも可能であるが、それでは高解像度のカメラで撮影した利点が失われてしまう。高解像度の映像に対応した映像伝送装置を新規に開発することも可能であるが、ネットワークの帯域の問題から映像を大幅に圧縮/伸長することが必要となり、従来のリアルタイム性を維持しようとすると非常に高価な装置になってしまう。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、従来の仕組みを大きく変更することなく高解像度の映像を伝送することを可能にする映像送信装置および映像受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、映像機器から入力された映像をネットワークで接続された対向機器へフレーム毎に送信する映像送信装置であって、映像機器から入力された映像を構成する各フレームを2以上のフレームに分割するフレーム分割手段と、前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームを直列化するフレーム整列手段と、前記フレーム整列手段により直列化された分割後フレームを対向機器へ送信する映像送信手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、入力された映像のフレームを複数に分割し、分割したフレームを対向機器に送信するように映像送信装置を構成したので、入力された映像の品質を下げることなく、ネットワーク上に送出されるフレームの解像度を下げることができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記フレーム分割手段は、映像機器から入力された映像を構成する各フレームを前記映像送信手段が送信可能な解像度からなる任意の数のフレームに分割することを特徴とする。
この発明によれば、ネットワークへの送信処理部が対応している解像度以下にフレームを分割するように映像送信装置を構成したので、既存の送信処理部の仕組みを大きく変更することなく高解像度の映像の伝送に対応することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームをフレーム内圧縮するフレーム圧縮手段をさらに備えたことを特徴とする。
この発明によれば、分割された各フレームをフレーム内圧縮して伝送するように映像送信装置を構成したので、映像の伝送に必要なネットワークの帯域を狭くすることができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記フレーム整列手段は、分割後フレームを直列化するときに、分割前フレームにおける当該サブフレームの位置を識別する識別情報を分割後フレームに付加することを特徴とする。
この発明によれば、分割された各フレームに分割前のフレームでの位置を示す情報を付加するように映像送信装置を構成したので、映像受信装置においてフレームの合成を確実に間違いなくおこなうことができる。
また、本発明は、ネットワークで接続された対向機器により分割されたフレームを受信し、映像機器へ映像を出力する映像受信装置であって、前記対向機器から送信されたフレームを受信する映像受信手段と、前記映像受信手段が受信した分裂後フレームの配置を直列化した状態から合成が可能な状態に整列するフレーム整列手段と、前記フレーム整列手段により整列された各分割後フレームを合成し、分割前のフレームを再現するフレーム合成手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、分割された状態のフレームを受信し、これらを合成して分割前の映像を再現して出力するように映像受信装置を構成したので、出力する映像の品質を下げることなく、ネットワークから受信するフレームの解像度を下げることができる。
本発明によれば、入力された映像のフレームを複数に分割し、分割したフレームを対向機器に送信するように映像送信装置を構成したので、入力された映像の品質を下げることなく、ネットワーク上に送出されるフレームの解像度を下げることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ネットワークへの送信処理部が対応している解像度以下にフレームを分割するように映像送信装置を構成したので、既存の送信処理部の仕組みを大きく変更することなく高解像度の映像の伝送に対応することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、分割された各フレームをフレーム内圧縮して伝送するように映像送信装置を構成したので、映像の伝送に必要なネットワークの帯域を狭くすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、分割された各フレームに分割前のフレームでの位置を示す情報を付加するように映像送信装置を構成したので、映像受信装置においてフレームの合成を確実に間違いなくおこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、分割された状態のフレームを受信し、これらを合成して分割前の映像を再現して出力するように映像受信装置を構成したので、出力する映像の品質を下げることなく、ネットワークから受信するフレームの解像度を下げることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る映像送信装置および映像受信装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式について、従来の方式と比較して説明する。図10は、従来の映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。
同図に示すように、送信元の映像は、従来のテレビ受像機の4画面分の解像度があるものとする。このままの解像度では映像伝送装置の規格外であるため、ネットワークを通じて伝送することができない。そこで、まず、映像の解像度を従来のテレビ受像機程度に下げる変換をおこなう(ステップS501)。
そして、ネットワークに送出するデータ量を減らすために映像の圧縮をおこなう(ステップS502)。映像の圧縮には、同一フレーム内のみで圧縮をおこなうフレーム内圧縮と、基準となるフレームとの差分をとって圧縮するフレーム間圧縮とがあるが、ここでは、圧縮率がより高いフレーム間圧縮を利用するものとしている。
圧縮された映像データは、ネットワークを通じて送信される(ステップS503)。このネットワークは、光ファイバー等を利用したインターネット回線や、専用回線、あるいは、衛星通信回線など様々なものが利用できる。
受信側では、ネットワークを通じて映像データを受信したならば(ステップS504)、このデータを伸長し(ステップS505)、復元した映像をテレビ受像機等に出力する。ここで、出力される映像は、ステップS501で解像度が下げられたものとなる。
このように、従来の方式では、高解像度の映像をそのままの解像度で伝送することはできず、伝送後の映像は、従来のテレビ受像機相当の解像度になってしまう。あるいは、高度な映像圧縮/復元技術を利用して、高解像度の映像を大幅に圧縮して伝送する方式も考えられるが、高度な映像圧縮/復元をおこなうには膨大な計算量が必要となるため、映像の伝送をリアルタイムで実現しようとすると非常に高価な装置が必要となる。
図1は、本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。同図に示すように、この例でも、送信元の映像は、従来のテレビ受像機の4画面分の解像度があるものとする。
送信側では、送信元の映像の各フレームを、従来のテレビ受像機相当の解像度のサブフレームに分割する(ステップS101)。この例では、各フレームは、4つのサブフレームに分割されることになる。
そして、分割してできたサブフレームを1本の回線で送信できるように直列に並べ替え(ステップS102)、並べ替えた各サブフレームを圧縮してデータサイズを縮小させる(ステップS103)。ここでは、分割されたサブフレームが前後に並んでいることになるためにフレーム間圧縮は有効に利用できず、フレーム内圧縮をおこなうことになる。
圧縮されたサブフレームデータは、ネットワークを通じて送信される(ステップS104)。このネットワークは、従来の方式の場合と同様に、光ファイバー等を利用したインターネット回線や、専用回線、あるいは、衛星通信回線など様々なものが利用できる。
受信側では、ネットワークを通じてサブフレームデータを受信したならば(ステップS105)、このデータを伸長し(ステップS106)、サブフレームデータを分割前のフレーム単位でとりまとめて(ステップS107)、一つのフレームに合成し(ステップS108)、合成した映像をテレビ受像機等に出力する。ここで、出力される映像は、当初の映像と同じ解像度をもつことになる。
このように、本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式では、ネットワーク上を流れるサブフレームデータは、従来のテレビ受像機程度の解像度となるため、伝送プロトコル等の伝送の仕組みを大きく変更することなく、高解像度の映像の伝送に対応することができる。
なお、この方式では、送信側の映像の解像度が高いほどネットワーク上を流れるデータのデータ量が増大することになる。もしも、伝送に用いるネットワークの帯域を十分に確保できない場合は、映像のフレームレートを下げることで対応することができる。例えば、毎秒30フレームの映像であれば、毎秒8フレームまでフレームレートを下げることにより、データ量を約4分の1に減らすことができる。フレームレートを下げることにより映像の動きが粗くなるが、動きの少ない映像であれば大きな問題とはならない。
次に、本実施例に係る映像送信装置と映像受信装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係る映像送信装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、映像送信装置10は、映像入力部11と、フレーム分割部12と、フレーム整列部13、フレーム圧縮部14と、映像送信部15とを有する。
映像入力部11は、映像送信装置10に接続された各種の映像出力機器から映像の入力を受け付ける装置である。フレーム分割部12は、映像入力部11を通じて入力された映像の各フレームをサブフレームに分割する処理部である。分割後のサブフレームの解像度は、映像送信部15が送信可能な解像度となる。
図1の例では、フレームを4つのサブフレームに分割する例を示したが、入力された映像の解像度がこの例よりも高い場合には、さらに多くのサブフレームに分割する。このように、サブフレームの分割数を変更することにより、様々な解像度の映像を映像送信装置10が送信できることになる。
フレーム整列部13は、フレーム分割部12のフレーム分割により生成された各サブフレームを1本の回線で送信できるように直列に並び替える処理部である。フレーム整列部13は、並び替えをおこなう際に、フレームを元通り合成するための付加情報を各サブフレームに埋め込む。
ここで、サブフレームデータの一例を示す。図4は、送受信されるサブフレームデータの一例を示すサンプル図である。この例では、ヘッダ部の一部にフレーム番号が埋め込まれている。このフレーム番号は、フレーム整列部13により付加されたものであり、分割前のフレームにおけるこのサブフレームの位置を示している。サブフレームを合成する際は、このフレーム番号を手掛かりにして各サブフレームが配置される。
フレーム圧縮部14は、ネットワーク上を流れるデータ量を小さくするために、各サブフレームを圧縮する処理部である。ここで用いられる圧縮は、フレーム内圧縮であり、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの圧縮方式を利用することができる。
映像送信部15は、映像送信装置10とネットワークを介して接続された映像受信装置20へサブフレームデータを送信する装置である。映像送信部15は、送信エラーデータの再送信等の通信制御もおこなう。また、映像送信部15は、同時に複数の映像受信装置20に対してサブフレームデータを送信することもできる。
図3は、本実施例に係る映像受信装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、映像受信装置20は、映像受信部21と、フレーム伸長部22と、フレーム整列部23と、フレーム合成部24と、映像出力部25とを有する。
映像受信部21は、映像受信装置20とネットワークを介して接続された映像送信装置10からサブフレームデータを受信する装置である。フレーム伸長部22は、圧縮されているサブフレームデータを伸長して、圧縮前の状態に復元する処理部である。フレーム整列部23は、各サブフレームに埋め込まれたフレーム番号等の情報を手掛かりにして、サブフレームの配置をおこなう処理部である。
フレーム合成部24は、フレーム整列部23により配置されたサブフレームを合成して、送信元のフレームを再生成する処理部である。合成により生成されたフレームは、映像送信装置10に入力された映像のフレームと同じ解像度を持つことになる。映像出力部25は、フレーム合成部24により合成されたフレームからなる映像を、映像受信装置20に接続された表示装置等に出力する装置である。
このように、映像送信装置10は、入力された高解像度映像の各フレームを映像送信部15が送信可能な解像度のサブフレームに分割して送信する。そして、映像受信装置20は、受信したサブフレームを合成して高解像度映像を再現して出力する。このような構成をとることにより、映像送信部15および映像受信部21の仕様を従来と大きく変更することなく、高解像度の映像を送信することが可能になる。
なお、本実施例では、映像送信装置10および映像受信装置20を別個の装置としているが、映像の伝送を双方向でおこなうことができるように、両者を一つの筐体に収めて、一体の装置として構成することもできる。あるいは、各機能ブロックごとに独立した筐体を用意し、これらの筐体を接続して利用する構成とすることもできる。
次に、映像送信装置10と映像受信装置20の処理手順について説明する。図5は、図2に示した映像送信装置10の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、映像送信装置10に接続された機器から映像が入力されたならば(ステップS201)、この映像を構成するフレームを映像送信部15が送信可能な解像度のサブフレームに分解する(ステップS202)。
分割によりできたサブフレームを1本の回線で送信するために直列に並べ替え(ステップS203)、各サブフレームを圧縮してデータサイズを縮小させた後に(ステップS204)、対向の映像受信装置20へ送信する(ステップS205)。
図6は、図3に示した映像受信装置20の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、映像送信装置10から送信されたサブフレームデータを受信したならば(ステップS301)、各フレームデータを伸長して圧縮を解除する(ステップS302)。
そして、圧縮を解除された各サブフレームを分割前の位置を考慮して再配置し(ステップS303)、一つのフレームに合成する(ステップS304)。こうして再現した送信元の映像を、映像受信装置20に接続された機器に出力する(ステップS305)。
上述してきたように、本実施例1では、高解像度の映像を送信側でサブフレームに分割し、分割されたサブフレームをネットワークを通じて送信し、受信側でサブフレームを合成して高解像度の映像を再現するように構成したので、ネットワークの伝送部分の仕組みを従来の仕組みから大きく変更することなく、高解像度の映像を伝送することができる。
実施例1においては、1本の高解像度の映像を送信する方式について説明したが、この方式を応用することにより、低解像度の映像を複数同時に伝送することができる。実施例2では、複数の映像を同時に伝送する方式について説明することとする。
まず、本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式について、簡単に説明する。図7は、本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。
同図に示すように、送信元には4台のカメラが配置されている。これらのカメラは従来のテレビ受像機相当の解像度の映像を出力するものとする。これら4台のカメラの映像を同時に伝送するため、各カメラのフレームを直列に並べ替え(ステップS401)、並べ替えた各フレームを圧縮してデータサイズを縮小させる(ステップS402)。ここでは、別のカメラで撮影されたフレームが前後に並んでいることになるためにフレーム間圧縮は有効に利用できず、フレーム内圧縮をおこなうことになる。
圧縮されたフレームデータは、ネットワークを通じて送信される(ステップS403)。このネットワークは、実施例1の方式の場合と同様に、光ファイバー等を利用したインターネット回線や、専用回線、あるいは、衛星通信回線など様々なものが利用できる。
受信側では、ネットワークを通じてフレームデータを受信したならば(ステップS404)、このデータを伸長し(ステップS405)、送信元のカメラ毎のチャネルに振り分けて出力する(ステップS406)。このように、実施例1で用いたサブフレームの直列化と復元の技術を応用することで、複数の映像を1本の回線で同時に伝送することができる。
次に、本実施例に係る映像送信装置と映像受信装置の構成について説明する。図8は、本実施例に係る映像送信装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、映像送信装置30は、映像入力部31と、フレーム整列部32、フレーム圧縮部33と、映像送信部34とを有する。
映像入力部31は、映像送信装置10に接続された複数の映像出力機器から映像の入力を受け付ける装置である。フレーム整列部32は、映像入力部31から入力された各映像のフレームを1本の回線で送信できるように直列に並び替える処理部である。フレーム圧縮部33および映像送信部34は、すでに説明したフレーム圧縮部14および映像送信部15にそれぞれ相当する。
図9は、本実施例に係る映像受信装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、映像受信装置40は、映像受信部41と、フレーム伸長部42と、フレーム整列部43と、映像出力部44とを有する。
映像受信部41およびフレーム伸長部42は、すでに説明した映像受信部21および映像受信部21にそれぞれ相当する。フレーム整列部43は、各フレームに埋め込まれたフレーム番号等の情報を手掛かりにして、フレームを送信元の機器に対応するチャネルに振り分ける処理部である。映像出力部44は、フレーム整列部43により振り分けられたフレームからなる映像を映像受信装置40に接続された表示装置等に出力する装置である。
上述してきたように、本実施例2では、複数の映像ソースからなる映像をフレーム単位で直列化し、直列化したフレームをネットワークを通じて送信し、受信側で映像ソース毎にフレームを振り分けて映像を出力するように構成したので、ネットワークの伝送部分の仕組みを従来の仕組みから大きく変更することなく、複数の映像を同時に伝送することができる。
(付記1)映像機器から入力された映像をネットワークで接続された対向機器へフレーム毎に送信する映像送信装置であって、
映像機器から入力された映像を構成する各フレームを2以上のフレームに分割するフレーム分割手段と、
前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームを直列化するフレーム整列手段と、
前記フレーム整列手段により直列化された分割後フレームを対向機器へ送信する映像送信手段と、
を備えたことを特徴とする映像送信装置。
(付記2)前記フレーム分割手段は、映像機器から入力された映像を構成する各フレームを前記映像送信手段が送信可能な解像度からなる任意の数のフレームに分割することを特徴とする付記1に記載の映像送信装置。
(付記3)前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームをフレーム内圧縮するフレーム圧縮手段をさらに備えたことを特徴とする付記1または2に記載の映像送信装置。
(付記4)前記フレーム整列手段は、分割後フレームを直列化するときに、分割前フレームにおける当該サブフレームの位置を識別する識別情報を分割後フレームに付加することを特徴とする付記1、2または3に記載の映像送信装置。
(付記5)ネットワークで接続された対向機器により分割されたフレームを受信し、映像機器へ映像を出力する映像受信装置であって、
前記対向機器から送信されたフレームを受信する映像受信手段と、
前記映像受信手段が受信した分裂後フレームの配置を直列化した状態から合成が可能な状態に整列するフレーム整列手段と、
前記フレーム整列手段により整列された各分割後フレームを合成し、分割前のフレームを再現するフレーム合成手段と
を備えたことを特徴とする映像受信装置。
(付記6)映像機器から入力された映像をネットワークで接続された対向機器へフレーム毎に送信する映像送信方法であって、
映像機器から入力された映像を構成する各フレームを2以上のフレームに分割するフレーム分割工程と、
前記フレーム分割工程により分割された各分割後フレームを直列化するフレーム整列工程と、
前記フレーム整列工程により直列化された分割後フレームを対向機器へ送信する映像送信工程と、
を含んだことを特徴とする映像送信方法。
(付記7)前記フレーム分割工程は、映像機器から入力された映像を構成する各フレームを前記映像送信工程が送信可能な解像度からなる任意の数のフレームに分割することを特徴とする付記6に記載の映像送信方法。
(付記8)前記フレーム分割工程により分割された各分割後フレームをフレーム内圧縮するフレーム圧縮工程をさらに含んだことを特徴とする付記6または7に記載の映像送信方法。
(付記9)前記フレーム整列工程は、分割後フレームを直列化するときに、分割前フレームにおける当該サブフレームの位置を識別する識別情報を分割後フレームに付加することを特徴とする付記6、7または8に記載の映像送信方法。
(付記10)ネットワークで接続された対向機器により分割されたフレームを受信し、映像機器へ映像を出力する映像受信方法であって、
前記対向機器から送信されたフレームを受信する映像受信工程と、
前記映像受信工程が受信した分裂後フレームの配置を直列化した状態から合成が可能な状態に整列するフレーム整列工程と、
前記フレーム整列工程により整列された各分割後フレームを合成し、分割前のフレームを再現するフレーム合成工程と
を含んだことを特徴とする映像受信方法。
以上のように、本発明にかかる映像送信装置および映像受信装置は、高解像度の映像のネットワーク伝送に有用であり、特に、伝送部分の仕組みを従来のまま変更しないことが必要な場合に適している。
本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。 本実施例に係る映像送信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例に係る映像受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 送受信されるサブフレームデータの一例を示すサンプル図である。 図2に示した映像送信装置の処理手順を示すフローチャートである。 図3に示した映像受信装置の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係る映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。 本実施例に係る映像送信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例に係る映像受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 従来の映像送信方式および映像受信方式を説明するための説明図である。
符号の説明
10 映像送信装置
11 映像入力部
12 フレーム分割部
13 フレーム整列部
14 フレーム圧縮部
15 映像送信部
20 映像受信装置
21 映像受信部
22 フレーム伸長部
23 フレーム整列部
24 フレーム合成部
25 映像出力部
30 映像送信装置
31 映像入力部
32 フレーム整列部
33 フレーム圧縮部
34 映像送信部
40 映像受信装置
41 映像受信部
42 フレーム伸長部
43 フレーム整列部
44 映像出力部

Claims (5)

  1. 映像機器から入力された映像をネットワークで接続された対向機器へフレーム毎に送信する映像送信装置であって、
    映像機器から入力された映像を構成する各フレームを2以上のフレームに分割するフレーム分割手段と、
    前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームを直列化するフレーム整列手段と、
    前記フレーム整列手段により直列化された分割後フレームを対向機器へ送信する映像送信手段と
    を備えたことを特徴とする映像送信装置。
  2. 前記フレーム分割手段は、映像機器から入力された映像を構成する各フレームを前記映像送信手段が送信可能な解像度からなる任意の数のフレームに分割することを特徴とする請求項1に記載の映像送信装置。
  3. 前記フレーム分割手段により分割された各分割後フレームをフレーム内圧縮するフレーム圧縮手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の映像送信装置。
  4. 前記フレーム整列手段は、分割後フレームを直列化するときに、分割前フレームにおける当該サブフレームの位置を識別する識別情報を分割後フレームに付加することを特徴とする請求項1、2または3に記載の映像送信装置。
  5. ネットワークで接続された対向機器により分割されたフレームを受信し、映像機器へ映像を出力する映像受信装置であって、
    前記対向機器から送信されたフレームを受信する映像受信手段と、
    前記映像受信手段が受信した分裂後フレームの配置を直列化した状態から合成が可能な状態に整列するフレーム整列手段と、
    前記フレーム整列手段により整列された各分割後フレームを合成し、分割前のフレームを再現するフレーム合成手段と
    を備えたことを特徴とする映像受信装置。
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