JP2006112998A - 渦流量計 - Google Patents

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Hiroyuki Tomiyama
弘幸 富山
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Abstract

【課題】 メンテナンス性が向上された渦流量計を実現する。
【解決手段】 カルマン渦による交番圧力の変動を検出して流速流量を測定する渦流量計において、
流路が設けられた測定管路と、この測定管路に設けられ信号処理回路が挿入されるケースと、このケースに設けられ前記流路を避けて前記測定管路を貫通して設けられた排水孔とを具備したことを特徴とする渦流量計である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、渦流量計のケースの内部に発生する水分の排出に関する発明である。
更に詳述すれば、渦流量計のケースの内部のメンテナンス期間が伸長出来、メンテナンス性が向上された渦流量計に関するものである。
渦流量計に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平11−006748号公報
図4は、従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図、図5は図4のA−A断面図である。
図において、11は、測定流体FLが流れる流路12が設けられた測定管路である。
13は,測定管路11に挿入された柱状の渦発生体である。
この場合は、渦発生体13は管路11と、始めから一体に作られている。具体的には、インジェクションモールドにより作られている。
測定管路11の断面は、流路壁面抵抗の影響が少なくなるように、断面積が渦発生体13の軸方向より渦発生体13の軸に直角方向の寸法が長い横長断面形状を有し、横長断面形状の短辺の形状が測定流体が円滑に流れる様に曲面形状である。
この場合は、測定管路11の断面は、陸上競技場のトラックのような形状をなしている。
そして、図4に示す如く、測定流体FLが流れる方向における、測定管路11の形状はベンチュリ管形状とし、所定長さのスロート部111に渦発生体13と受力体14とが配置されている。
受力体14は、測定管路11にねじ止めされるフランジ部141と、フランジ部141に一端が接続された柱状の本体部142と、本体部142に一端が接続され測定管路11内に配置されて、測定流体12に接する板状体部143とよりなる。
そして、図4に示す如く、短冊型の圧電素子144が内封されている。
受力体14の本体部142は、測定管路11の管壁に設けられた座ぐり穴15に挿入され、Oリング16を介してシール固定される。
受力体14の板状体部143は、座ぐり穴15の底部に設けられ測定管路11内に貫通する貫通孔17に挿入される。
そして、測定管路11の内径部には、板状体部143のみ存在するように構成されている。
板状体部143は、板面が測定流体12の流れ方向に平行に配置され、測定流体12に直面する縁部分145が、二次的な渦を発生しない様な曲面形状を有する。
この場合は、半円形の曲面を有する。
18は、レイノルズ数が小さくストロハル数が一定とならない領域において、非直線誤差を補正するリニアライズ回路19を含む回路基板である。
21は、測定管路11に設けられ、信号処理回路18が挿入されるケースである。
22は、ケース21を覆って設けられたカバーである。
以上の構成において、測定管路11に測定流体FLが流されると、渦発生体13によりカルマン渦が発生し、このカルマン渦により受力体14に作用する交番力を検出して流量を測定する事ができる。
しかしながら、このような装置においては、ケース21内の結露によって発生した水分が構造上逃げることができず、長期間蓄積されると、信号処理回路18がショートを起こし、また、ケース21内の部品、例えば、ねじ等が錆び、腐食を起こし、不具合が生ずる。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、渦流量計のケースの内部に発生する水分を排出するようにして、渦流量計のケースの内部のメンテナンス期間が伸長出来、メンテナンス性が向上された渦流量計を提供することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明では、請求項1の渦流量計においては、
カルマン渦による交番圧力の変動を検出して流速流量を測定する渦流量計において、
流路が設けられた測定管路と、この測定管路に設けられ信号処理回路が挿入されるケースと、このケースに設けられ前記流路を避けて前記測定管路を貫通して設けられた排水孔とを具備したことを特徴とする。
本発明の請求項2においては、請求項1記載の渦流量計において、
前記測定管路と前記ケースとが樹脂により構成されたことを特徴とする。
本発明の請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の渦流量計において、
前記測定管路と前記ケースと前記排水孔とは、樹脂により最初から一体に成形されたことを特徴とする。
本発明の請求項4においては、請求項3記載の渦流量計において、
前記測定管路と前記ケースと前記排水孔とは、射出成形により成形されたことを特徴とする。
本発明の請求項5においては、請求項2乃至請求項4の何れかに記載の渦流量計において、
前記樹脂は弗素系樹脂が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項6においては、請求項5記載の渦流量計において、
前記弗素系樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項7においては、請求項2乃至請求項4の何れかに記載の渦流量計において、
前記樹脂はPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項8においては、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の渦流量計において、
前記排水孔は角孔が使用されていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
ケースに設けられ、流路を避けて測定管路を貫通して設けられた排水孔が設けられたので、渦流量計のケースの内部に発生する水分を排出することが出来、渦流量計のケースの内部のメンテナンス期間が伸長出来、メンテナンス性が向上された渦流量計が得られる。
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
測定管路とケースとが樹脂により構成されたので、耐食性が向上された渦流量計が得られる。
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
測定管路とケースと排水孔とは、樹脂により最初から一体に成形されたので、構成が簡潔になり、安価に製作出来る渦流量計が得られる。
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
測定管路とケースと排水孔とは、射出成形により成形されたので、量産が容易で安価な渦流量計が得られる。
本発明の請求項5によれば、次のような効果がある。
樹脂は弗素系樹脂が使用されたので、耐食性と耐熱性が向上された渦流量計が得られる。
本発明の請求項6によれば、次のような効果がある。
弗素系樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂が使用されたので、成形し易い渦流量計が得られる。
本発明の請求項7によれば、次のような効果がある。
樹脂はPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が使用されたので、弾力性に優れ、且つ機械的強度、耐薬品性が向上された渦流量計が得られる。
本発明の請求項8によれば、次のような効果がある。
排水孔は角孔であるので、有効に排水できる渦流量計が得られる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図でカバーをはずした状態を示す、図2は図1のB―B断面図、図3は図1のC―C断面図である。
図において、図4,図5と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図4,図5との相違部分のみ説明する。
測定管路31には、流路32が設けられている。
ケース33は、測定管路31に設けられ、信号処理回路18が挿入されている。
排水孔34は、ケース33に設けられ、流路32を避けて、測定管路31を貫通して設けられている。
この場合は、測定管路31とケース33と排水孔34とは、樹脂により最初から一体に成形されている。
この場合は、測定管路31とケース33と排水孔34とは、射出成形により成形されている。
また、この場合は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂が使用されている。
なお、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が使用されても良い。
また、この場合は、排水孔34は角孔が使用されている。
35は、ケース33を覆って設けられたカバーである。
以上の構成において、ケース33内部に発生した水分は排水孔34を通り外部へ排出される。
この結果。
ケース33に設けられ、流路32を避けて測定管路31を貫通して設けられた排水孔34が設けられたので、渦流量計のケース33の内部に発生する水分を排出することが出来、渦流量計のケース33の内部のメンテナンス期間が伸長出来、メンテナンス性が向上された渦流量計が得られる。
測定管路31とケース33とが樹脂により構成されたので、耐食性が向上された渦流量計が得られる。
測定管路31とケース33と排水孔34とは、樹脂により最初から一体に成形されたので、構成が簡潔になり、安価に製作出来る渦流量計が得られる。
測定管路31とケース33と排水孔34とは、射出成形により成形されたので、量産が容易で安価な渦流量計が得られる。
樹脂は弗素系樹脂が使用されたので、耐食性と耐熱性が向上された渦流量計が得られる。
弗素系樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂が使用されたので、成形し易い渦流量計が得られる。
また、樹脂はPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が使用されれば、弾力性に優れ、且つ機械的強度、耐薬品性が向上された渦流量計が得られる。
排水孔34は角孔であるので、有効に排水できる渦流量計が得られる。
なお、排水孔34は矩形に限らず、円形、多角形でも良い。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
本発明の一実施例の要部構成説明図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図である。 図4のA−A断面図である。
符号の説明
11 測定管路
111 スロート部
12 流路
13 渦発生体
14 受力体
141 フランジ部
142 本体部
143 板状体部
144 圧電素子
15 座ぐり穴
16 Oリング
17 貫通孔
18 回路基板
19 リニアライズ回路
21 ケース
22 カバー
31 測定管路
32 流路
33 ケース
34 排水孔
35 カバー
FL 測定流体

Claims (8)

  1. カルマン渦による交番圧力の変動を検出して流速流量を測定する渦流量計において、
    流路が設けられた測定管路と、
    この測定管路に設けられ信号処理回路が挿入されるケースと、
    このケースに設けられ前記流路を避けて前記測定管路を貫通して設けられた排水孔と
    を具備したことを特徴とする渦流量計。
  2. 前記測定管路と前記ケースとが樹脂により構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の渦流量計。
  3. 前記測定管路と前記ケースと前記排水孔とは、樹脂により最初から一体に成形されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の渦流量計。
  4. 前記測定管路と前記ケースと前記排水孔とは、射出成形により成形されたこと
    を特徴とする請求項3記載の渦流量計。
  5. 前記樹脂は弗素系樹脂が使用されたこと
    を具備したことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の渦流量計。
  6. 前記弗素系樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂が使用されたこと
    を特徴とする請求項5記載の渦流量計。
  7. 前記樹脂はPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が使用されたこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の渦流量計。
  8. 前記排水孔は角孔が使用されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の渦流量計。

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