JP2006112710A - 気流乾燥装置 - Google Patents
気流乾燥装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006112710A JP2006112710A JP2004300385A JP2004300385A JP2006112710A JP 2006112710 A JP2006112710 A JP 2006112710A JP 2004300385 A JP2004300385 A JP 2004300385A JP 2004300385 A JP2004300385 A JP 2004300385A JP 2006112710 A JP2006112710 A JP 2006112710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- cylinder
- drying
- air
- discharge duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は直径大な直立密閉円筒内で熱風を螺回させることにより上昇速度を小にして乾燥時間を稼ぎ多量乾燥可能の、しかも均等乾燥可能な連続気流乾燥装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 機台1に直立密閉円筒2を設け、該円筒2の下端部に材料供給ダクト3を接線位置に設け、上端部に材料排出ダクト4を接線位置に設け、上記供給ダクト3を燃焼炉排気部5に送風機6を介して接続し、上記排出ダクト4に流量調整弁7を介在させてなり、かつ上記供給ダクトに材料供給装置を設け、上記排出ダクトを材料捕集サイクロンの上端部に接続してなる気流乾燥装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 機台1に直立密閉円筒2を設け、該円筒2の下端部に材料供給ダクト3を接線位置に設け、上端部に材料排出ダクト4を接線位置に設け、上記供給ダクト3を燃焼炉排気部5に送風機6を介して接続し、上記排出ダクト4に流量調整弁7を介在させてなり、かつ上記供給ダクトに材料供給装置を設け、上記排出ダクトを材料捕集サイクロンの上端部に接続してなる気流乾燥装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は気流輸送可能な材料例えば粉粒体等(含カット野菜)を気流乾燥する分野に関するものである。
従来、粉粒体の気流乾燥装置は直立密閉筒内に下部から熱風及び粉粒体を吹上げ、上部から排出してサイクロンで回収するバッチ式気流乾燥装置(例えば特許文献1)或は連続式気流乾燥装置(例えば特許文献2)が開発されている。
上記気流乾燥装置は直立密閉筒(乾燥塔)内で単に上昇気流内で気流乾燥が行われたため、該密閉筒内の粉粒体滞溜時間を長くすれば粉粒体の下降沈積を生じ、流速を増加して滞溜時間を短くすると気流乾燥量を低下し、かつ乾燥塔が高く長くなり、循環させる必要があり、均等かつ連続多量乾燥には適用し難いという問題があった。
本発明は直径の大きな直立円筒(乾燥塔)の内周を被乾物が熱風と共に螺旋状に旋回しながら上昇することにより、多量乾燥可能で、乾燥塔の高さを低くし、しかも均等乾燥可能な連続気流乾燥装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1機台に直立密閉円筒を設け、該円筒の下端部に材料供給ダクトを接線位置に設け、上端部に材料排出ダクトを接線位置に設け、上記供給ダクトを燃焼炉排気部に送風機を介して接続してなる気流乾燥装置、
第2に上記排出ダクトに流量調整弁を介在させた上記第1発明記載の気流乾燥装置、
第3に上記供給ダクトに材料供給装置を設け、上記排出ダクトを材料捕集サイクロンの上端部に接続してなる上記第1又は第2発明記載の気流乾燥装置、
第4に複数の上記材料供給ダクトをそれぞれ上記燃焼炉排気部に接続した上記第1〜第3発明のいずれかに記載の気流乾燥装置、
第5に上記供給ダクトと平行な補助送風ダクトを燃焼炉排気部に接続し、該送風ダクトを上記円筒の外周を迂回して上記円筒の内部に開口した上記第1〜第4発明のいずれかに記載の気流乾燥装置、
によって構成される。
第1機台に直立密閉円筒を設け、該円筒の下端部に材料供給ダクトを接線位置に設け、上端部に材料排出ダクトを接線位置に設け、上記供給ダクトを燃焼炉排気部に送風機を介して接続してなる気流乾燥装置、
第2に上記排出ダクトに流量調整弁を介在させた上記第1発明記載の気流乾燥装置、
第3に上記供給ダクトに材料供給装置を設け、上記排出ダクトを材料捕集サイクロンの上端部に接続してなる上記第1又は第2発明記載の気流乾燥装置、
第4に複数の上記材料供給ダクトをそれぞれ上記燃焼炉排気部に接続した上記第1〜第3発明のいずれかに記載の気流乾燥装置、
第5に上記供給ダクトと平行な補助送風ダクトを燃焼炉排気部に接続し、該送風ダクトを上記円筒の外周を迂回して上記円筒の内部に開口した上記第1〜第4発明のいずれかに記載の気流乾燥装置、
によって構成される。
従って送風機によって上記直立密閉円筒内に上記供給ダクトから熱風と共に材料供給装置によって接線方向に供給された材料は該円筒の内周に沿って旋回上昇し、上記排出ダクトから接線方向に排出される。
上記熱風の送風量は流量調整弁によって調整され、上記材料の乾燥風量を調整することができる。
又乾燥材料は上記排出ダクトから材料捕集サイクロンに入り、回収される。
上記密閉円筒内に上記補助送風ダクトから熱風を送風して材料の下降沈積又は不等沈積を防止する。
本発明は上述のように構成したので、
比較的直径大な直立密閉円筒を短く、低くし、該円筒内において熱風及び材料を旋回上昇させて乾燥時間を稼ぎ、それによって比較的多量の材料を均等に連続気流乾燥し得る効果がある。又、排出ダクトに流量調整弁を設けるときは処理量及び乾燥程度を調整することができる。
比較的直径大な直立密閉円筒を短く、低くし、該円筒内において熱風及び材料を旋回上昇させて乾燥時間を稼ぎ、それによって比較的多量の材料を均等に連続気流乾燥し得る効果がある。又、排出ダクトに流量調整弁を設けるときは処理量及び乾燥程度を調整することができる。
地面11に配置した機台1に比較的大径の直立密閉円筒(乾燥塔)2を配設し、該円筒2の下端部に被乾燥材料供給ダクト3の先端を連通させる。該供給ダクト3は図4に示すように複数設けることができる。
上記供給ダクト3は機台1に水平に支持され、その位置は上記密閉円筒2の接線位置である(図2)。
上記円筒2の上端部には該円筒2の接線位置に乾燥材料排出ダクト4を機枠12に水平に支持し、該ダクト4を上記円筒2に連通させる。
上記供給ダクト3の中程上面には被乾燥材料の直立供給管13を連通支持し、該供給管13にはロータリーバルブ14を介して被乾燥材料供給ホッパ15を設けて材料供給装置8を形成する(図2)。
上記供給ダクト3の基端部を石油燃焼炉(熱風発生機)16の収容機函17の下部に連通し、該燃焼炉16の燃焼ダクト16”を上記機函17の上端面17’に設けたターボ送風機18の吸引口18’に向けて開口し、即ち、熱風発生機によって発生した熱風を上記吸引口18’に向けて開口し、該送風機18の下向送風口18”を上記機函17の上端面17’に開口し、上記機函17を上記燃焼炉16の熱交換排気部5とすることができる。そして該機函17の下部に上記供給ダクト3の基端部を連通接続する。
又上記排出ダクト4には流量調整弁7を介在させ、該ダクト4の終端部を機枠12に設けた乾燥材料捕集サイクロン9の上端部に接線位置に連通接続する(図2)。
さらに上記供給ダクト3の外側には補助送風ダクト10を並設し、基端部を上記機函17の下部に連通することにより上記燃焼炉16の排気部5に接続する。
そして上記補助送風ダクト10の先端部を上記直立密閉円筒2の外周を迂回させ、迂回部10’の先端部を上記円筒2の内部に接線方向(接線位置)に開口10”して連通接続させる(図2)。
上記サイクロン9は図1に示すように上端中央部に排気筒9’を有し、下端部にロータリバルブ19を配設した乾燥物排出口9”を備えてなるものである。
さらに上記密閉円筒2の内部には該円筒2と中心線cを共有する小径円柱2’を設けることができ、該小径円柱2’の外周(上記円筒2の内周)に沿って被乾燥材料(粉粒体、カット野菜等)と熱風との旋回上昇流wを発生させることができる。しかしこの小径円柱2’は必ずしも設ける必要はなく、上記旋回上昇流wを小径円柱2’なしに発生させることができる。しかし、小径円筒の高さを調整することによって乾燥程度、時間等を調整できる。
上記燃焼炉16の燃焼口16cは上記機函17に開口し、バーナー20が設けられ、上記機函17内に横形燃焼室16’が設けられ、該燃焼室16’の上部に2個の横形燃焼ダクト16”,16”(熱交換器)を平行に設け、連通室16aによって燃焼室16’と上記ダクト16”,16”とを接続し、
かつ上記燃焼ダクト16”,16”の終端部に設けた連函16bに、機函17の上端面17’に突出する熱風ダクト21を設け、該熱風ダクト21の横向排気口21’を上記ターボ送風機18の吸引口18’に間隙tを介して対抗させ、該排気口21’から排出される熱風と間隙tの外周の空気(大気)とを上記送風機18内に吸引し、送風機18の下向送風口18”から上記機函17内に温風を送風し、上記燃焼ダクト16”,16”及び燃焼室16’の外周を経て上記機函17即ち燃焼炉16の排気部5から上記供給ダクト3及び補助送風ダクト10に熱風を圧送することができる。
かつ上記燃焼ダクト16”,16”の終端部に設けた連函16bに、機函17の上端面17’に突出する熱風ダクト21を設け、該熱風ダクト21の横向排気口21’を上記ターボ送風機18の吸引口18’に間隙tを介して対抗させ、該排気口21’から排出される熱風と間隙tの外周の空気(大気)とを上記送風機18内に吸引し、送風機18の下向送風口18”から上記機函17内に温風を送風し、上記燃焼ダクト16”,16”及び燃焼室16’の外周を経て上記機函17即ち燃焼炉16の排気部5から上記供給ダクト3及び補助送風ダクト10に熱風を圧送することができる。
上記材料供給装置8には上記ロータリーバルブ14が用いられ逆流が防止される。そして該ロータリーバルブ14の一定回転によって上記供給ダクト3内に上記材料(粉粒体)を定量供給し、回転数(rpm)を変えることにより熱風送風量に対応した材料を供給することができる。
上記被乾燥材料は籾等の穀粒、海産物等の粉粒体であって、直立密閉円筒2内の旋回上昇流wに乗らない沈降物は底部に集積する。
上記沈降物の沈降は旋回上昇流wの量及び風速に左右されるが、上記排出ダクト4に設けた流量調整弁7によって調整される。
又上記補助送風ダクト10には上記排気部5から熱風が入り、該ダクト10の先端連通開口部10”から直立密閉円筒2の底部(下部)にほぼ接線方向に熱風を送風して上記円筒2内の旋回上昇流wに熱風を補足して、底部に沈積する被乾燥材(粉粒体)を上記旋回上昇流wに飛散させ旋回上昇流wに合流させて上記沈積を防止することができる。
上記円筒2内では上述のように被乾燥材(粉粒体やカット野菜等)と熱風(圧風)とが旋回上昇流wとなり、上端部の排出ダクト4から上記捕集サイクロン9に向う旋回上昇中に上記円筒2内で気流乾燥される。
上記旋回上昇によって上記円筒2の下端部から上端部に至る時間及び風量は上記排気ダクト4に設けた流量調整弁7によって調整され、上記供給ダクト3に設けた、材料供給装置8を調整して上記円筒2内における被乾燥材の旋回上昇流wの風量を加減することができ、被乾燥材の量及び乾燥状態を調整することができる。
1 機台
2 直立密閉円筒
3 材料供給ダクト
4 材料排出ダクト
5 燃焼炉排気部
6 送風機
7 流量調整弁
8 材料供給装置
9 材料捕集サイクロン
10 補助送風ダクト
10’ 迂回部
10” 開口部
2 直立密閉円筒
3 材料供給ダクト
4 材料排出ダクト
5 燃焼炉排気部
6 送風機
7 流量調整弁
8 材料供給装置
9 材料捕集サイクロン
10 補助送風ダクト
10’ 迂回部
10” 開口部
Claims (5)
- 機台に直立密閉円筒を設け、該円筒の下端部に材料供給ダクトを接線位置に設け、
上端部に材料排出ダクトを接線位置に設け、
上記供給ダクトを燃焼炉排気部に送風機を介して接続してなる気流乾燥装置。 - 上記排出ダクトに流量調整弁を介在させた請求項1記載の気流乾燥装置。
- 上記供給ダクトに材料供給装置を設け、
上記排出ダクトを材料捕集サイクロンの上端部に接続してなる請求項1又は2記載の気流乾燥装置。 - 複数の上記材料供給ダクトをそれぞれ上記燃焼炉排気部に接続した請求項1〜3のいずれかに記載の気流乾燥装置。
- 上記供給ダクトと平行な補助送風ダクトを燃焼炉排気部に接続し、
該送風ダクトを上記円筒の外周を迂回して上記円筒の内部に開口した請求項1〜4のいずれかに記載の気流乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004300385A JP2006112710A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 気流乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004300385A JP2006112710A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 気流乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006112710A true JP2006112710A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36381368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004300385A Pending JP2006112710A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 気流乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006112710A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100887175B1 (ko) | 2007-10-31 | 2009-03-09 | 한국에너지기술연구원 | 맥동기류를 이용한 건조장치 |
CN102183134A (zh) * | 2011-03-08 | 2011-09-14 | 常州先锋干燥设备有限公司 | 旋转闪蒸干燥系统 |
KR101419901B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-07-15 | 한국에너지기술연구원 | 선회기류 건조장치 |
US10393436B2 (en) | 2014-11-19 | 2019-08-27 | Minex Crc Ltd | Drying apparatus and related method |
CN110530110A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-03 | 徐飞 | 一种高效沸腾干燥机 |
-
2004
- 2004-10-14 JP JP2004300385A patent/JP2006112710A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100887175B1 (ko) | 2007-10-31 | 2009-03-09 | 한국에너지기술연구원 | 맥동기류를 이용한 건조장치 |
CN102183134A (zh) * | 2011-03-08 | 2011-09-14 | 常州先锋干燥设备有限公司 | 旋转闪蒸干燥系统 |
KR101419901B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-07-15 | 한국에너지기술연구원 | 선회기류 건조장치 |
WO2014196695A1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-12-11 | 한국에너지기술연구원 | 선회기류 건조장치 |
US10393436B2 (en) | 2014-11-19 | 2019-08-27 | Minex Crc Ltd | Drying apparatus and related method |
CN110530110A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-03 | 徐飞 | 一种高效沸腾干燥机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106969621B (zh) | 一种防堵塞粉料循环式短管气流干燥器 | |
CN207214663U (zh) | 一种钛白粉的干燥除尘装置 | |
CN203964589U (zh) | 颗粒物料干燥机 | |
ES2496716T3 (es) | Dispositivo de separación granulométrica selectiva de materiales pulverulentos sólidos, de acción centrífuga, y procedimiento de utilización de un dispositivo de este tipo | |
US20100102150A1 (en) | Pulverized material producing system | |
CN106969620B (zh) | 一种粉料循环式短管气流干燥器 | |
CN201081521Y (zh) | 一种物料的气流干燥装置 | |
ES2809499T3 (es) | Refrigerador de arena de moldeo | |
CN108224903A (zh) | 颗粒物料连续分级筛选气流干燥器 | |
CN109737725A (zh) | 一种大米加工用烘干设备 | |
CN2788905Y (zh) | K型内循环选粉机 | |
CN207461346U (zh) | 一种具有烘干功能的筛分装置 | |
JP2006112710A (ja) | 気流乾燥装置 | |
CN207507822U (zh) | 一种卧式气流筛分机 | |
CN205851125U (zh) | 硬脂酸镁风选系统 | |
CN203407429U (zh) | 小颗粒作物籽粒烘干机 | |
KR101620054B1 (ko) | 균일한 입자건조를 위한 고효율 건조장치 | |
US11221180B2 (en) | Systems and methods related to staged drying of temperature sensitive materials | |
CN206019194U (zh) | 一种干燥筛分一体化旋窑设备 | |
CN205747685U (zh) | 一种滇重楼高效烘干机 | |
CN107300316A (zh) | 一种稻谷热风循环利用干燥除糠一体装置的使用方法 | |
JP6993795B2 (ja) | 粉砕システム | |
JP2008039334A (ja) | 解砕機付気流式旋回乾燥機 | |
CN207894121U (zh) | 颗粒物料连续分级筛选气流干燥器 | |
CN207053368U (zh) | 一种散热除湿的变频器外壳 |