JP2006112238A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、吸入配管の接続位置の自由度が高く、よって圧縮機自体の配置自由度の高い圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮機構を駆動する駆動軸を回転自在に支持する軸受部材、及び前記圧縮機構を構成する可動スクロールに、冷媒ガスを前記圧縮機構の吸気部に導く吸入通路を形成し、該吸入通路を介して圧縮機構の冷媒ガス吸入部に冷媒ガスを導入する構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用の空気調和装置に用いられる電動圧縮機に関する。
従来、この種の電動圧縮機として特開2003―239862号公報(特許文献1)に記載されたものが公知である。この公報に記載の電動圧縮機では、図3に示すように、電動モータ101と圧縮機構102を密封してハウジング内に収容している。
圧縮機構102は、いわゆるスクロール式の圧縮機構であり、圧縮機構の冷媒ガス吸入部には固定スクロール106に形成された吸入通路107を通じてハウジング外部から冷媒ガスが導入されるようになっている。
一方、車載用の圧縮機の場合、狭いスペースに効率よく収容する必要があるため、高い配置自由度を要求される。
特開2003−239862号公報(図1及び図5)
しかし、従来のスクロール式圧縮機の場合、冷媒ガスの吸入配管の接続位置は固定スクロールに形成される吸入通路の配置により拘束されるという問題を抱えており、これが為に圧縮機の配置自由度も制約されるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、冷媒ガスの吸入配管の接続位置の自由度の高い圧縮機を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明の最も主要な特徴点は、圧縮機構を駆動する駆動軸を回転自在に支持する軸受部材及び圧縮機構を構成する可動スクロールに冷媒ガスを圧縮機構の吸気部に導く吸入通路を設けた点にある。
本発明においては、圧縮機構の駆動軸を回転自在に支持する軸受部材及び圧縮機構を構成する可動スクロールに冷媒ガスを圧縮機構の吸気部に導く吸入通路を設けたので、従来のように固定スクロールに設けられる吸入通路の配置に拘束されることなく冷媒ガスを圧縮機構の吸入部に導入する吸入配管の接続位置を選定することが可能となる。このように、冷媒ガスの吸入配管の接続位置の自由度が向上する結果、圧縮機の配置自由度も向上する。
以下、本発明の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明による電動圧縮機を適用した実施の形態の全体構造を示した断面図である。図において、ハウジングは圧縮機構を収容するメカケース7と圧縮機構駆動用の電動モータを収容するモータケース6とをボルト9により締結して構成されている。メカケース及びモータケースは共にアルミ系材料で形成されている。
圧縮機構としては、いわゆるスクロール圧縮機構を採用しており、渦巻き状のハネを有する固定スクロール1と、固定スクロール1と対となる旋回スクロール2と、旋回スクロールを旋回運動させる駆動用シャフト3を片側で軸受け支持する軸受けブロック4等から構成される。
駆動用シャフト3には電動モータ5のロータ5aが配置され、ステータ5bはモータケース6に装着、固定されている。
軸受けブロック4はモータケース6の端面6aに接し、かつ内壁面6bで勘合位置決めされている。メカケース7は圧縮機構との隙間7aを保持しつつ圧縮機構を収納すると共に、モータケース6との合わせ面に配置されたシール用Oリング8を押圧可能に配置される。そして、圧縮機構の外周部とメカケース7の内壁には電動モータの回転軸方向に延在する複数の凹部7bがボルト通し孔として形成されている。そこには締結用のボルト9が配置され、モータケース6の端面に設けられたネジ穴10に挿入され、螺合する。ボルト9にはシールワッシャ11がそれぞれに設置されている。
上記構成においては、ボルト9の締め付けにより、圧縮機構は電動モータの回転軸方向に狭持固定され、シール材を使用しないで固定スクロール1と軸受けブロック4相互間などを面シールできる構成にすると共に、シールワッシャ11により、メカケース7とボルト9間のシールし、更にメカケース7とモータケース6間の隙間のシールをOリング8により同時に実現できる構成となっている。
隙間7aはオイル流出通路17及びガス流出通路18を介して吐出室16と連通し、モータケース側では破線で示した通路20を介してモータ5が収容される空間と連通している。
圧縮機構への冷媒ガスの導入は、次の構成により確保されている。すなわち、吸入配管接続口30をモータケース6の外周に設けると共に、軸受けブロック4とモータケース6の端面シール面31を通り、軸受けブロック4の内部空間33に連通する吸入通路32を設け、旋回スクロール2の外周部にも吸入通路34を設けている。このように、軸受ブロック4及び旋回スクロール2に吸入通路32及び34を設けることにより、吸入管接続口30をモータケース6に配置することが可能となる。
なお、旋回スクロール2には連通路34が、旋回スクロール2が旋回運動しても連通が維持できるように形成され、固定スクロールにもガス通路35が設置されている。
以上の構成により、吸入ガスは吸入配管接続口30から吸入通路32および34を介して圧縮機構の吸入部に流入し、旋回スクロール2の旋回運動により圧縮され、吐出穴14から吐出マフラ15に流出する。
その後、吐出ガス内に含まれるオイルは一部ガスと分離され、吐出室16の下部に溜まり、オイル流出通路17を通り、圧縮機構とメカケース内壁との隙間7aを通り、モータケース6に移動する。一方、吐出ガスは、ガス流出通路18を通り、同様に、隙間7aを介してモータケース6側に移動する。
そして、ガスは駆動用モータ5を冷却しながら移動し、モータケース6の後部に配置された吐出配管接続口19から排出される。
上述の実施例の説明の中で、圧縮機構をスクロール方式としたが、ベーンロータリ型やローリングピストン等でも同様に構成できることは言うまでもない。
軸受けブロック4の内部空間33には旋回スクロール2の自転を防止するオルダムリングが配置されているが、滑動する面にオイルを供給する給油通路41を高圧空間42に連通させて配置した。高圧空間42は環状の軸シール43により、軸受けブロック4の中央部が高圧になるように配置され、その空間にはシャフト3の回転によりオイルを圧送する給油ポンプ44からシャフト3の内部に設けられたオイル通路45を通り、オイルが供給される。
本発明による電動圧縮機は、主に車両用空気調和装置に用いることが出来る。
本発明の実施の形態の全体構成を概念的に示した縦断面図 本発明の実施の形態の横断面図 従来の電動圧縮機の全体構成を概念的に示した縦断面図
符号の説明
1 固定スクロール
2 旋回スクロール
3 シャフト
4 軸受けブロック
5 モータ
6 モータシェル
7 メカシェル
7a 隙間
7b 凹部
9 ボルト
19 オイル分離機構部
30 吸入配管接続口
32 連通路
34 連通路
41 給油通路
43 軸シール

Claims (1)

  1. 冷媒ガスを圧縮するスクロール式圧縮機構と、前記圧縮機構を密封して収容するハウジングとを備えた自動車用空気調和装置に用いられる電動圧縮機であって、
    前記圧縮機構を駆動する駆動軸を回転自在に支持する軸受部材、及び前記圧縮機構を構成する可動スクロールに、冷媒ガスを前記圧縮機構の吸気部に導く吸入通路を設けたことを特徴とする圧縮機。
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