JP2006111177A - 横断路の移動物体検知装置、横断路の情報連絡装置およびプログラム - Google Patents
横断路の移動物体検知装置、横断路の情報連絡装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006111177A JP2006111177A JP2004302055A JP2004302055A JP2006111177A JP 2006111177 A JP2006111177 A JP 2006111177A JP 2004302055 A JP2004302055 A JP 2004302055A JP 2004302055 A JP2004302055 A JP 2004302055A JP 2006111177 A JP2006111177 A JP 2006111177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving object
- crossing
- moving
- object detection
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
【解決手段】監視領域に存在する移動物体が、踏切に接近中の列車の走行を妨げるおそれがあり、その移動物体が小型であると判断された場合には(S160:Y,S165:Y)、停滞・脱出予測部が、次のようにその小型の移動物体の位置変化を予測する。すなわち、小型の移動物体の移動速度が所定値よりも小さい場合には、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。また、小型の移動物体が監視領域の任意点から踏切道の中央部へ向けて移動している場合には、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。一方、小型の移動物体が踏切道の中央部から監視領域の外部へ向けて移動している場合には、その小型の移動物体が監視領域から脱出しようとしていると予測する(S170〜S190)。
【選択図】図7
Description
なお、請求項13に示すように、請求項1〜請求項6の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置における移動物体判断手段、位置変化予測手段および妨害予測手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。また、請求項8に記載の横断路の移動物体検知装置における移動物体判断手段、位置変化予測手段、妨害予測手段および自己診断手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。したがって、本発明は、プログラムの発明として実現できる。また、このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
[第一実施形態]
図1は、警報発生装置1の概略構成図である。また、図2は、警報発生装置1が設置された踏切を示す説明図であり、図3(a)は、センサー10の構造を示す説明図であり、図2(b)は、センサー10が設置される高さを示す説明図であり、図4(a)は、センサー10による監視領域を示す説明図であり、図5(a)は、踏切に存在する大型障害物の検知状態を示す説明図であり、図5(b)は、踏切に存在する小型障害物の検知状態を示す説明図であり、図6(a)は、踏切に存在する障害物を1つのセンサー10によって検出した結果を示す説明図であり、図6(b)は、踏切に存在する歩行者を1つのセンサー10によって検出し、カルマン・フィルタによって分析した結果を示す説明図である。
図1に示す警報発生装置1は、N個のセンサー10と、N個の物体検出部20と、情報統合部30と、識別部40と、小型障害物用処理部50と、発光制御部54と、音声制御部55と、特殊信号発光器60と、音声発生部70と、健全性自己診断部80と、から構成されており、踏切内に設置される(図2参照)。なお、上述の情報統合部30には、N個の物体検出部20が接続可能であり、各物体検出部20には、センサー10がそれぞれ接続可能である。なお、本実施形態では、上述の情報統合部30に1個の物体検出部20が接続されており、その物体検出部20には、1個のセンサー10が接続されている。また、上述の識別部40、小型障害物用処理部50、発光制御部54、音声制御部55および健全性自己診断部80は、それぞれCPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。
センサー10は、図3(a)に例示するように、レーザ照射式のセンサーである。具体的には、センサー10は、踏切道を含む監視領域へ向けてレーザを照射する照射部10aと、照射部10aを水平方向に回転させる駆動部10bと、照射部10aから照射されたレーザの進行方向を変更するための反射ミラー10c,10d、照射部10aによって照射された後に物体によって反射されたレーザを受信するための受信部10eと、を備えている。なお、反射ミラー10cは、物体によって反射されたレーザを透過させて受信部10eに導く機能も有している。
物体検出部20は、センサー10からの出力信号に基づき、踏切の踏切道に存在する移動物体の位置を検出する機能を有する。具体的には、物体検出部20は、センサー10からの出力信号のうちレーザを受信するまでの所要時間を示す信号に基づき、センサー10からレーザを反射した物体までの距離を算出するとともに、その算出した物体までの距離、およびセンサー10からの出力信号のうちレーザの照射角度を示す信号に基づき、監視領域における物体の位置を算出する。そして、物体検出部20は、監視領域に存在する物体の位置を2次元直交座標系に変換する(図6(a)および図6(b)参照)。なお、図6(a)および図6(b)における2次元直交座標系の座標軸は、監視領域を上方から鳥瞰した様子を表すよう設定されており、具体的には、X軸が軌道の延長方向に対して所定角度をなすよう設定され、Y軸が踏切道の延長方向に対して所定角度をなすよう設定されている。そして、物体検出部20は、監視領域に存在する物体が固定物体または移動物体の何れであるのかを、次のように識別する。すなわち、物体検出部20は、変換後の物体の位置を示す情報に基づき、例えば数秒間などの所定時間の間その位置が変化しない物体を「固定物体」と識別するとともに、物体の位置を示す情報を更新して上述の固定物体との差分を算出することにより「移動物体」を識別する。さらに、物体検出部20は、識別した移動物体の位置を示す情報を情報統合部30へ出力する。なお、物体検出部20は、センサー10ともに物体検出部に該当する。また、物体検出部20は移動物体判断手段に該当する。
情報統合部30は、N個の物体検出部20からの出力信号を統合し、その統合された物体の位置を示す情報を識別部40へ出力する機能を有する。なお、本実施形態のように警報発生装置1が1個のセンサー10および1個の物体検出部20を備える場合には、情報統合部30は、1個の物体検出部20からの出力信号をそのまま識別部40へ出力する。
識別部40は、遮断棹を上げ下ろしさせるなどの踏切制御を実行する外部の踏切制御装置100に接続されており、この踏切制御装置100から踏切が鳴動中であることを示す情報を取得可能である。そして、識別部40は、踏切制御装置100から踏切が鳴動中であることを示す情報を取得した場合には、監視領域に移動物体が存在するか否かを判断するとともに、その移動物体が小型の移動物体であるのか大型の移動物体であるのかを識別する機能を有する。具体的には、識別部40は、後述する「歩行者の識別手法」に示すようにセンサー10から移動物体までの距離とレーザの照射角度に基づいて、上述の移動物体が小型の障害物であるか否かを識別する(図5(b)および図5(c)参照)。なお、その移動物体が小型の障害物ではない場合にはその移動物体が大型の移動物体であるとする(図5(a)参照)。ここで、「小型の移動物体」とは、踏切道を通行する移動物体のうち比較的小さいものを云い、具体的には、歩行者が挙げられる。また、「大型の移動物体」とは、踏切道を通行する移動物体のうち比較的大きいものを云い、具体的には、自動車などが挙げられる。さらに、識別部40は、移動物体が小型の移動物体である場合にはその旨を小型障害物用処理部50へ出力し、一方、移動物体が大型の移動物体である場合にはその旨を発光制御部54へ出力する機能を有する。
[歩行者の識別手法の説明]
次に、移動物体が歩行者であるか否かを識別する手法を説明する。
また、本手法で用いる歩行者モデルは、歩行者の左右足の位置(PLとPR)、速度(VLとVR)、加速度(aLとaR)という3種類のパラメータで記述されている。個々の歩行者の位置ベクトルと速度ベクトルが連続的に変化するのに対し、加速度ベクトルは歩行者が足を振り出す運動を行う過程で不連続に変化する。
なお、上述のベクトルSk,nおよびベクトルuk,nについては、それぞれ式(2)および式(3)のように定義されている。
(ロ)探索範囲内で観測した足を当該歩行者の足の候補に設定する。
(ハ)上記手順(ロ)で設定した足の候補の中で、予測した足の位置ベクトルに最も近いものを用いて状態ベクトルを更新する。なお、上述の探索範囲内に歩行者の足を発見できない場合には、観測値の代わりに予測値を用いて状態ベクトルを更新する。また、歩行者の足の候補を発見できないケースが予め設定した回数を超えた場合には、歩行者の追跡を中断する。
小型障害物用処理部50は、位置・速度算出部51と、小型障害物追跡部52と、停滞・脱出予測部53と、を備えている。なお、位置・速度算出部51、小型障害物追跡部52および停滞・脱出予測部53は、それぞれCPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。なお、位置・速度算出部51および小型障害物追跡部52は、位置変化予測手段に該当する。
位置・速度算出部51は、識別部40から出力された監視領域に存在する小型の移動物体に関する情報に基づき、その小型の移動物体の位置および移動速度を算出する機能を有する。また、位置・速度算出部51は、算出した小型の移動物体の位置および移動速度を示す情報を小型障害物追跡部52へ出力する機能を有する。
また、小型障害物追跡部52は、位置・速度算出部51から出力された小型の移動物体の位置および移動速度に基づき、各小型の移動物体を追跡する機能を有する。具体的には、小型障害物追跡部52は、小型の移動物体が移動中である場合には、各小型の移動物体を追跡する必要があると判断して以後その小型の移動物体を追跡する。また、小型障害物追跡部52は、小型の移動物体についての追跡結果を停滞・脱出予測部53へ出力する機能を有する。また、小型障害物追跡部52は、小型の移動物体が監視領域内で突然消失してから一定時間以上追跡できなくなった場合には、この小型の移動物体についての追跡を中断するとともに、この小型の移動物体についての追跡を中断した旨を発光制御部54へ出力する機能を有する。
また、停滞・脱出予測部53は、小型障害物追跡部52から出力された小型の移動物体についての追跡結果に基づき、その小型の移動物体が監視領域に停滞しているのか、または小型の移動物体が監視領域から脱出しようとしているのかを判断する機能を有する。具体的には、停滞・脱出予測部53は、小型の移動物体の移動速度が所定値よりも小さい場合には、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。また、停滞・脱出予測部53は、小型の移動物体が監視領域の任意点から踏切道の中央部へ向けて移動している場合にも、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。一方、停滞・脱出予測部53は、小型の移動物体が踏切道の中央部から監視領域の外部へ向けて移動中である場合には、その小型の移動物体が監視領域から脱出しようとしていると予測する。また、停滞・脱出予測部53は、小型の移動物体が監視領域から脱出しようとしていると予測する場合には、その旨を発光制御部54および音声制御部55へ出力する機能を有する。
[特殊信号発光器60および音声発生部70の構成の説明]
特殊信号発光器60は、踏切道に接近中の列車の運転者に対して特殊信号を発光する機能を有する。また、音声発生部70は、踏切の踏切道に存在する通行人などに対して警報音を発生させる機能を有する。なお、特殊信号発光器60および音声発生部70は、情報連絡手段に該当する。
発光制御部54は、小型障害物追跡部52や停滞・脱出予測部53からの出力信号を受信した場合には、特殊信号発光器60を制御して特殊信号を発光させることにより、踏切に接近中の列車の運転者に対して、踏切の踏切道に通行人などが存在する旨を知らせて注意喚起する機能を有する。
[健全性自己診断部80の構成の説明]
健全性自己診断部80は、警報発生装置1が正常に作動中であるか否かを判断する機能を有する。具体的には、健全性自己診断部80は、上述の固定物体の一つを常時監視し、その監視結果に基づいてその特定の固定物体が同一位置に検出される場合には警報発生装置1の各構成部位が正常に作動中であると判断する。なお、健全性自己診断部80は、自己診断手段に該当する。
次に、警報発生装置1の物体検出部20、情報統合部30、識別部40、小型障害物用処理部50、発光制御部54および音声制御部55が実行する警報発生処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、警報発生装置1が踏切に設置されてその電源が投入された際に実行される。なお、電源投入後の警報発生装置1については、メンテナンス時以外は停止させずに継続して作動させる。
続くS140では、先のS130にて更新された監視領域の様子を示す情報と、先のS110にて認識した固定物体との差分を算出することにより「移動物体」を識別する。
続くS160では、識別部40が、先のS140の処理によって監視領域に移動物体が存在するか否かを判断する。監視領域に移動物体が存在しないと判断された場合には(S160:N)、S120に移行してS120以下の処理を繰り返し実行する。一方、監視領域に移動物体が存在すると判断された場合には(S160:Y)S165に移行する。
続くS180では、小型障害物用処理部50の小型障害物追跡部52が、先のS170にて算出された小型の移動物体の位置および移動速度に基づき、その小型の移動物の追跡を行うか否かを判断する。具体的には、小型障害物追跡部52が、小型の移動物体が監視領域内で突然消失してから一定時間以上追跡できなくなった場合には、この小型の移動物体についての追跡を中断すると判断する。小型の移動物体の追跡を中断すると判断された場合には(S180:N)、踏切に接近中の列車に対して踏切の踏切道に通行人などが存在する旨を知らせて注意喚起するため、後述するS200に移行する。一方、小型の移動物体の追跡を行うと判断された場合には(S180:Y)、S190に移行する。
このように第一実施形態の警報発生装置1によれば、監視領域に存在する移動物体が、踏切に接近中の列車の走行を妨げるおそれがある障害物であり、その障害物が小型の移動物体であると判断された場合には、停滞・脱出予測部53が、次のようにその小型の移動物体の位置変化を予測する。すなわち、小型の移動物体の移動速度が所定値よりも小さい場合には、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。また、小型の移動物体が監視領域の任意点から踏切道の中央部へ向けて移動している場合には、小型の移動物体が監視領域に停滞していると予測する。一方、小型の移動物体が踏切道の中央部から監視領域の外部へ向けて移動している場合には、その小型の移動物体が監視領域から脱出しようとしていると予測する。このことにより、軌道に設置された踏切道を横断する通行人などの動きを予測することにより、その通行人などが接近中の車両の走行を妨げるおそれがあるか否かを正確に予測することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (13)
- 走行路を走行する車両が前記走行路に設置された横断路に接近しているか否かを判断する車両接近判断手段と、
前記横断路を含むよう設定された監視領域内に存在する物体の少なくとも位置を検出する物体検出手段と、
前記車両接近判断手段によって前記横断路へ前記車両が接近していると判断された場合には、前記物体検出手段によって検出された物体が移動中である移動物体であるか否かを判断する移動物体判断手段と、
前記移動物体判断手段によって前記物体が移動物体であると判断された場合には、その移動物体の位置変化を予測する位置変化予測手段と、
前記位置変化予測手段によって予測された移動物体の位置変化に基づき、前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあるか否かを予測する妨害予測手段と、
を備えることを特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1に記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記位置変化予測手段は、前記物体検出手段による移動物体の位置変化を追跡することによって前記移動物体が前記監視領域の任意点から前記横断路の中央部へ向けて移動中であるか否かを判断可能であり、
前記妨害予測手段は、前記位置変化予測手段によって前記移動物体が前記監視領域の任意点から前記横断路の中央へ向けて移動中であると判断された場合には、前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測すること
を備えることを特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1または請求項2に記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記位置変化予測手段は、前記物体検出手段による移動物体の位置変化を追跡することによって前記移動物体が前記横断路の中央部から前記監視領域の外部へ向けて移動中であるか否かを判断可能であり、
前記妨害予測手段は、前記位置変化予測手段によって前記移動物体が前記横断路の中央部から前記監視領域の外部へ向けて移動中であると判断された場合において前記移動物体の移動速度が所定値よりも小さいときには、前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測すること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記位置変化予測手段は、前記物体検出手段によって検出された物体のうち特定の規則に従って同一方向に移動する2つの移動物体を抽出した場合には、その抽出した2つの移動物体が一人の歩行者を構成していると判断すること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記物体検出手段は複数存在し、
前記移動物体判断手段は、前記複数の物体検出手段それぞれによる物体の検出結果を統合することにより、その検出された物体が移動物体であるか否かを判断すること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項5に記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記複数の物体検出手段のうちの少なくとも2つは、前記横断路の中央部を挟んで互いに対向するよう設置されていること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項5または6に記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記複数の物体検出手段のうちの少なくとも2つは、前記横断路の側方のうちの何れか一方に設置されていること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置において、
前記物体検出手段によって検出された物体のうち前記移動物体以外の物体である固定物体の一つの位置を常時監視し、その監視結果に基づいてその特定の固定物体が同一位置に検出される場合には当該横断路の移動物体検知装置の各構成部位が正常に作動中であると判断する自己診断手段を備えること
を特徴とする横断路の移動物体検知装置。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置と、
前記車両の走行を妨げるおそれがある移動物体が前記横断路上に存在する旨の情報を連絡可能な情報連絡手段と、
前記妨害予測手段によって前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測された場合には、前記情報連絡手段を制御して前記情報を連絡させる連絡制御手段と、
を備えることを特徴とする横断路の情報連絡装置。 - 請求項9に記載の横断路の情報連絡装置において、
前記情報連絡手段は、前記移動物体に対して前記横断路から退避するよう促す旨の情報を報知可能であり、
前記連絡制御手段は、前記妨害予測手段によって前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測された場合には、前記情報連絡手段を制御して前記情報を前記移動物体に対して報知させること
を特徴とする横断路の情報連絡装置。 - 請求項9または請求項10に記載の横断路の情報連絡装置において、
前記情報連絡手段は、前記車両の運転者に対して前記移動物体が前記横断路上に存在する旨の情報を報知可能であり、
前記連絡制御手段は、前記妨害予測手段によって前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測された場合には、前記情報連絡手段を制御して前記情報を前記車両の運転者に報知させること
を特徴とする横断路の情報連絡装置。 - 請求項9〜請求項11に記載の横断路の情報連絡装置において、
前記情報連絡手段は、前記車両に対して前記移動物体が前記横断路上に存在する旨の情報を通知可能であり、
前記連絡制御手段は、前記妨害予測手段によって前記移動物体が前記車両の走行を妨げるおそれがあると予測された場合には、前記情報連絡手段を制御して前記情報を前記車両に通知させること
を特徴とする横断路の情報連絡装置。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の横断路の移動物体検知装置における移動物体判断手段、位置変化予測手段および妨害予測手段として、または、請求項8に記載の横断路の移動物体検知装置における移動物体判断手段、位置変化予測手段、妨害予測手段および自己診断手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302055A JP3914944B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 横断路の情報連絡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302055A JP3914944B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 横断路の情報連絡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006111177A true JP2006111177A (ja) | 2006-04-27 |
JP3914944B2 JP3914944B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=36380051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004302055A Expired - Fee Related JP3914944B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 横断路の情報連絡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3914944B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011185764A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Ihi Corp | 遠隔監視システム |
JP2016147521A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 踏切内滞留者の誘導方法 |
JP2016155405A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 踏切通過可否判断支援システム及び装置 |
JP2016168872A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 通行人の踏切内滞留回避方法および踏切遮断装置 |
WO2023171068A1 (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム |
-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004302055A patent/JP3914944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011185764A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Ihi Corp | 遠隔監視システム |
JP2016147521A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 踏切内滞留者の誘導方法 |
JP2016155405A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 踏切通過可否判断支援システム及び装置 |
JP2016168872A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 通行人の踏切内滞留回避方法および踏切遮断装置 |
WO2023171068A1 (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3914944B2 (ja) | 2007-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4791147B2 (ja) | 物体検出ユニット、物体検出装置、横断路の移動物体検知装置及びプログラム | |
KR101382656B1 (ko) | V2x 통신을 이용한 교차로 접근차량 경보 장치 및 방법 | |
JP3779280B2 (ja) | 衝突予測装置 | |
JP6318864B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP5267570B2 (ja) | 運転支援装置 | |
CN102470876B (zh) | 汽车的碰撞监控 | |
US20120101711A1 (en) | Collision Warning Apparatus | |
KR101581188B1 (ko) | 차선변경 경보 장치 | |
KR20180060860A (ko) | 객체들 간의 충돌을 방지하는 충돌 방지 장치 및 방법 | |
KR20090125795A (ko) | 안전운전 지원장치 | |
JP6292175B2 (ja) | 衝突検出装置 | |
JPH0765294A (ja) | 車両用予防安全装置 | |
JP2881683B2 (ja) | 自動走行車の障害物検知方法及び装置 | |
CA2721426A1 (en) | Method for monitoring a traffic route for a means of transport of a predetermined kind | |
EP1657568B1 (en) | System and method for monitoring the external environment of a motor vehicle | |
JP2023513300A (ja) | 衝突事故防止方法、その装置、そのサーバ及びそのコンピュータプログラム | |
JP2021046182A (ja) | 自動運転車 | |
JP3914944B2 (ja) | 横断路の情報連絡装置 | |
KR20180126224A (ko) | 차량 주행 중 장애물 정보 제공 장치 및 방법 | |
JP7213265B2 (ja) | 車両制御システム | |
CN112389392B (zh) | 车辆主动制动方法、装置、设备及存储介质 | |
CN107458337A (zh) | 机动车保护装置的控制 | |
JPH1153697A (ja) | 対向車両警報装置 | |
KR20150040584A (ko) | 사각지대 감지 장치 및 방법 | |
KR20170067562A (ko) | Bsd 시스템의 오경보 방지 장치 및 그 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |