JP2006109520A - 信号入出力装置 - Google Patents

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Takeshi Ueda
毅 上田
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Yoshihisa Honma
義久 本間
Yasushi Shinyashiki
泰史 新屋敷
Toshiaki Tanaka
敏明 田中
Nobuo Hisamatsu
伸夫 久松
Kazuhiko Mori
和彦 森
Tomoo Kanayama
朋生 金山
Norio Isozaki
典夫 磯崎
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Abstract

【課題】ネットワーク経由で汎用の電気機器の動作を制御したり、監視することができる信号入出力装置を提供する。
【解決手段】ゲートウェイ30はTCP/IPのプロトコルを構内の伝送系のプロトコルに変換する機能を有し、プロトコル変換された信号は伝送ユニット36に出力される。伝送ユニット36には信号線を介して複数の信号入出力装置1が接続され、伝送ユニット36からアドレスを含む伝送信号を送信することで、各信号入出力装置1との間で信号の授受が行われる。信号入出力装置1は、伝送ユニット36からの信号のプロトコルを変換するネットワークインターフェイス12を有し、CPU10は、伝送ユニット36から送信された制御信号に基づいて各インターフェイス11a〜11dに接続された電気機器の動作状態を制御すると共に、その動作状態を示す監視信号を伝送ユニット36に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部との間で宅内の電気機器の動作を監視、制御するための信号を入出力する信号入出力装置に関するものである。
この種の信号入出力装置としては、外出先から公衆回線を介してアクセスされ、入力されたPB信号に基づいてHA端子(JEM−A端子)に接続された特定の電気機器(例えばエアコンや照明など)の動作状態を監視したり、オン/オフを制御したりするテレコントロール機器が従来より提供されている。
特開2001−256156号公報
上述の信号入出力装置では、HA端子に接続可能な特定の電気機器しか制御することができないという問題があり、また公衆回線を介してアクセスするため通信費用がかかるという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ネットワーク経由で汎用の電気機器の動作を制御したり、監視することができる信号入出力装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、外部から入力された制御信号に基づいて宅内に設置された電気機器の動作状態を制御するとともに、電気機器の動作状態を示す監視信号を発生する監視制御部と、監視信号をネットワークに適合したプロトコルに変換して送信するとともに、ネットワークを介して入力された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するネットワーク接続部とを備え、多重伝送系のアドレスが割り当てられたことを特徴とする。
請求項2の発明では、外部から入力された制御信号に基づいて宅内に設置された電気機器の動作状態を制御するとともに、電気機器の動作状態を示す監視信号を発生する監視制御部と、インターネットプロトコルを構内の伝送系に適合したプロトコルに変換するゲートウェイに構内の伝送系を介して接続され、監視信号を構内の伝送系に適合したプロトコルに変換してゲートウェイに送信するとともに、ゲートウェイから送信された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するネットワーク接続部とを備え、多重伝送系のアドレスが割り当てられたことを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、構内の伝送系に適合したプロトコルとはEthernet(登録商標)のプロトコルであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ネットワーク接続部では、ネットワークを介して入力された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するとともに、監視制御部から入力された監視信号のプロトコルを変換してネットワークに出力しているので、ネットワーク経由で信号入出力装置に接続された汎用の電気機器の動作状態を監視したり、制御することができるという効果がある。また、信号入出力装置はネットワークに接続されているので、ネットワークに接続された他のネットワーク機器と信号入出力装置に接続された電気機器との間で連係動作が可能になるという効果もある。
請求項2の発明によれば、ネットワーク接続部では、ゲートウェイから入力された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するとともに、監視制御部から入力された監視信号のプロトコルを変換してゲートウェイに出力しているので、ゲートウェイを介してネットワーク経由で信号入出力装置に接続された汎用の電気機器の動作状態を監視したり、制御することができるという効果がある。また、信号入出力装置はゲートウェイに接続されているので、構内の伝送系に接続された他の機器と信号入出力装置に接続された電気機器との間で連係動作が可能になるという効果もある。
請求項3の発明によれば、Ethernet(登録商標)を経由して宅内の電気機器の監視および制御を行えるという効果がある。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図4に基づいて説明する。図1は信号入出力装置1のブロック図であり、この信号入出力装置1は、監視制御部としてのCPU10と、内部接点の両端間に商用電源を介して電気機器が接続される接点入出力インターフェイス11aと、所謂ホームオートメーションシステム(HAシステム)の端末機器が接続されるJEMAインターフェイス11bと、RS232Cの通信ポートを有する電気機器を接続してこの電気機器との間でシリアル通信を行うRS232Cインターフェイス11cと、RS485の通信ポートを有する電気機器を接続してこの電気機器との間でシリアル通信を行うRS485インターフェイス11dと、一対の信号線を介して伝送ユニット36に接続され、伝送ユニット36との間で時分割多重伝送により信号伝送を行うネットワーク接続部としてのネットワークインターフェイス12と、CPU10の動作プログラムを記憶したROM13と、各インターフェイス11a〜11dに接続された電気機器の動作状態を示す監視信号などのデータを記憶するRAM14とで構成される。
この信号入出力装置1は、例えば集合住宅の各住戸に設置して、各住戸内のエアコンや照明器具などの電気機器の動作状態を遠隔から監視、制御するといった用途に用いられるものであり、図2に全体のシステム構成図を示す。
図2のA1は集合住宅の共用部分、A2は個々の住戸を示している。集合住宅の共用部分には、ルータHUB35を介してインターネット3に接続され、インターネットプロトコル(すなわちTCP/IPプロトコル)を構内の伝送系に適合したプロトコルに変換するゲートウェイ30と、例えば各住戸の鍵の預入や貸出を管理するキーボックス31と、非常ボタンの操作により警報を発する防犯灯32と、防犯カメラ33の撮像した動画を管理サーバ4に送信する動画サーバ34とが設置されており、キーボックス31、防犯灯32及び動画サーバ34はルータHUB35を介してゲートウェイ30に接続されている。ここで、ゲートウェイ30にはグローバルIPアドレスが割り当てられており、ゲートウェイ30では、インターネット経由で入力された信号のプロトコルを構内LANのプロトコルにプロトコル変換して、キーボックス31、防犯灯32及び動画サーバ34に送信するとともに、インターネット経由で入力された信号のプロトコルを変換して伝送ユニット36に出力している。
集合住宅の各住戸には信号入出力装置1が設置してあり、各住戸の信号入出力装置1は一対の信号線を介して伝送ユニット36に接続されている。各信号入出力装置1には固有のアドレスが割り当てられており、伝送ユニット36からアドレスを含む伝送信号を時分割多重伝送により送信することで、伝送ユニット36と各信号入出力装置1との間で伝送信号の授受が行われるようになっている。また、信号入出力装置1には、エアコン20や、照明器具22や、人体検知センサ23が接続されており、エアコン20、照明器具22、人体検知センサ23の動作を監視および制御している。尚、図中21は各住戸内に設置された分電盤であり、信号入出力装置1の接点入出力インターフェイス11aに分電盤21を介して照明器具22が接続されている。
また、各住戸には、住戸内の各部屋へのマルチメディア配線を1箇所から引き出すためのマルチメディアポート50が設置されており、このマルチメディアポート50は信号線を介してルータHUB35に接続されている。マルチメディアポート50には各部屋に設置されたマルチメディアコンセント51が接続されており、マルチメディアコンセント51およびマルチメディアポート50を介してネットワーク機能を有するネットワークカメラ52や携帯情報端末53がルータHUB35に接続される。また、マルチメディアポート50には人体検知センサ23が接続されている。ところで、図3は構内LANに適合したEthernet(登録商標)のフレーム構造を示しており、Ethernet(登録商標)ボードに割り当てられたIDデータD1と、送信元のMACアドレスD2と、送信先のMACアドレスD3と、制御信号または監視信号を示すデータ部D4と、チェックサムD5とで構成される。ゲートウェイ30、キーボックス31、防犯灯32、動画サーバ34、ネットワークカメラ52、携帯情報端末53及び人体検知センサ23には固有のMACアドレスが割り当てられており、MACアドレスを指定して相互に信号の授受が行えるようになっている。このように、本実施形態ではゲートウェイ30のみにグローバルIPアドレスを割り当て、信号入出力装置1には多重伝送系のアドレスを持たせているので、全ての機器にグローバルIPアドレスを割り当てる必要がないという利点がある。
また、集合住宅の各住戸には、ガス漏れ警報器42、煙感知器43、ワイヤレス非常押釦44からワイヤレス信号で送信された警報信号を受信するワイヤレス受信器45などの防犯・防災センサからの警報信号を受信するとともに、各住戸の玄関に設置されたインターホン46又はロビーインターホン47との間で通話を行う住宅情報盤41が設置されている。各住戸の住宅情報盤41は信号線を介して共用部分に設置された警報監視盤40に接続され、警報監視盤40で各住戸からの警報信号を集中的に監視している。警報監視盤40はゲートウェイ30に接続されており、インターネット3或いは構内LANを介して接続された他の機器からの信号はゲートウェイ30を介して警報監視盤40に入力される。
ここで、信号入出力装置1の動作について説明する。CPU10は、各インターフェイス11a〜11dに接続されている照明器具やエアコンなどの電気機器の動作状態を常時監視しており、電気機器の動作状態が変化すると、電気機器の動作状態を示す監視信号を発生する。この監視信号はネットワーク接続部12によりプロトコル変換され、多重伝送系を介して伝送ユニット36に出力され、さらに伝送ユニット36からゲートウェイ30に出力される。尚、電気機器がHAシステムに対応した機器の場合は、電気機器のオン/オフのみの監視、制御となるが、例えば調光制御が可能な照明器具であれば、調光レベルのデータを送受信することで、調光レベルを制御したり、監視することもできる。また、エアコンなどの機器では運転モードや設定温度のデータを送受信することで、運転モードや設定温度などを制御したり、監視することができる。
ゲートウェイ30は、伝送ユニット36から入力された監視信号のプロトコルをTCP/IPのプロトコルに変換し、インターネット3を経由して管理サーバ4に送信する。管理サーバ4ではゲートウェイ3から送信された監視信号を蓄積しており、信号入出力装置1に接続されている電気機器の動作状態の一覧を示すウェブ画面のHTMLファイルを作成する。図4は管理サーバ4により作成されたウェブ画面(機器制御管理画面)の一例を示し、信号入出力装置1に接続された電気機器の名称と、その動作状態とが並べて表示されている。例えば、HAシステムに対応した機器の場合はそのオン、オフが表示される。また調光制御が可能な照明器具であればその点灯状態(全点灯状態、消灯状態又は調光状態)が表示される。さらに、エアコンのように運転モードや設定温度が設定可能な機器であれば、その運転モード(冷房、除湿、暖房、停止など)や設定温度などが合わせて表示される。
そして、利用者が、携帯電話5やパーソナルコンピュータ6のようなインターネット3に接続可能な端末を用い、インターネット3を経由して管理サーバ4にアクセスし、汎用のブラウザを用いて上述したウェブ画面を閲覧することにより、遠隔から住宅内に設置されている複数の電気機器の動作状態を一度に確認することができる。
また、管理サーバ4の作成したウェブ画面のHTMLファイルには、ブラウザから管理サーバ4へ各電気機器の動作状態を制御する制御信号の受け渡しを行うためのCGIプログラムの起動コードが記述されており、例えばHAシステムに対応した機器の場合はウェブ画面中に表示された「オン」又は「オフ」の文字をマウス或いはキーボードなどの入力装置により選択することで、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して制御信号が出力される。また、オン/オフ以外のアナログ的な操作が可能な機器、例えば調光可能な照明器具の場合にはオン/オフ操作に加えて調光レベルを入力装置で入力することにより、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して調光制御を行うための調光信号が出力される。また、運転モードや設定温度が操作可能なエアコンの場合にはウェブ画面中に表示された運転モードを示す文字(例えば「冷房」「除湿」「暖房」「停止」など)を入力装置で選択したり、設定温度を入力したりすることで、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して運転モードや設定温度を切り替える制御信号が出力される。管理サーバ4ではこの制御信号をインターネット3を介してゲートウェイ30に送信する。ゲートウェイ30では、管理サーバ4から入力された制御信号のプロトコルを構内の伝送系に適合したプロトコルにプロトコル変換して、伝送ユニット36に出力し、伝送ユニット36から対応する信号入出力装置1に制御信号が送信される。そして、信号入出力装置1では、ネットワークインターフェイス12が伝送ユニット36から送信された制御信号のプロトコルを変換してCPU10に出力し、この制御信号に基づいてCPU10が対応する電気機器の接続されたインターフェイス11a〜11dを制御し、この電気機器の動作状態を制御する。
このように、利用者は、インターネット3に接続可能な端末を用いて、自宅に設置された汎用の電気機器の動作状態を遠隔から監視および制御することができ、端末と管理サーバ4との間の常時接続環境を構築していれば、新たに通信費用をかけることなく、ネットワークに接続する機能を持たない汎用の電気機器の監視および制御が行え、インターネット3に接続された他のネットワーク機器を連系して動作させることもできる。
なお、ゲートウェイ30には警報監視盤40を介してロビーインターホン47が接続されており、例えばロビーインターホン47で指紋や網膜などの本人認証を行うことによって、ロビーインターホン47から警報監視盤40を介してゲートウェイ30に制御信号を出力させ、この制御信号をゲートウェイ30が伝送ユニット36に出力することで、その居住者の宅内に設置された電気機器の動作状態を監視したり、制御することもできる。
また、信号入出力装置1に接続された電気機器と構内LANに接続された他の機器とを連系して動作させることもできる。例えば、信号入出力装置1に組み込まれた制御プログラムにより、人体検知センサ23と照明器具22およびネットワークカメラ52の動作を連係させることも可能であり、宅内に設置された人体検知センサ23からの検知信号がゲートウェイ30および伝送ユニット36を介して信号入出力装置1に入力されると、CPU10が、対応するインターフェイス11a…を制御して照明器具22を点灯させるとともに、ネットワーク接続部12から制御信号を出力させて、伝送ユニット36およびゲートウェイ30を介してネットワークカメラ52の動作を制御することにより、本来は連系機能を持たない機器同士を連系して動作させることもできる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図5および図6に基づいて説明する。尚、基本的な構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符合を付して、その説明は省略する。
図5は信号入出力装置1のブロック図であり、この信号入出力装置1は、監視制御部としてのCPU10と、接点入出力インターフェイス11aと、JEMAインターフェイス11bと、RS232Cインターフェイス11cと、RS485インターフェイス11dと、ルータHUB35を介してゲートウェイ30に接続され、後述の監視信号を構内LANに適合したEthernet(登録商標)のプロトコルに変換してゲートウェイ30に送信するとともに、ゲートウェイ30から送信された制御信号のプロトコルを変換してCPU10に出力するネットワーク接続部としてのネットワークインターフェイス12と、ROM13と、RAM14とで構成される。
この信号入出力装置1は、例えば集合住宅の各住戸に設置して、各住戸内のエアコンや照明器具などの電気機器の動作状態を遠隔から監視、制御するといった用途に用いられるものであり、図6に全体のシステム構成図を示す。
図6のA1は集合住宅の共用部分、A2は個々の住戸を示している。集合住宅の共用部分には、ルータHUB35を介してインターネット3に接続され、インターネット3のTCP/IPプロトコルを構内LANに適合したEthernet(登録商標)のプロトコルに変換するゲートウェイ30と、キーボックス31と、防犯灯32と、防犯カメラ33の撮像した動画を管理サーバ4に送信する動画サーバ34とが設置されており、キーボックス31、防犯灯32及び動画サーバ34はルータHUB35を介してゲートウェイ30に接続されている。
集合住宅の各住戸には、住戸内の各部屋へのマルチメディア配線を1箇所から引き出すためのマルチメディアポート50が設置されており、このマルチメディアポート50は信号線を介してルータHUB35に接続されている。マルチメディアポート50内には信号入出力装置1が設置してあり、この信号入出力装置1は信号線を介してルータHUB35に接続されている。ここで、信号入出力装置1には、エアコン20や、照明器具22や、人体検知センサ23が接続されており、エアコン20、照明器具22、人体検知センサ23の動作を監視および制御している。尚、図中21は各住戸内に設置された分電盤であり、信号入出力装置1の接点入出力インターフェイス11aに分電盤21を介して照明器具22が接続されている。
また、マルチメディアポート50には各部屋に設置されたマルチメディアコンセント51が接続されており、マルチメディアコンセント51およびマルチメディアポート50を介してネットワーク機能を有するネットワークカメラ52や携帯情報端末53がルータHUB35に接続される。
ここで、ゲートウェイ30にはグローバルIPアドレスが割り当てられており、ゲートウェイ30では、インターネット経由で入力された信号を構内LANに適合したEthernet(登録商標)のプロトコルに変換して、信号入出力装置1、キーボックス31、防犯灯32、動画サーバ34、ネットワークカメラ52、携帯情報端末53などに送信するようになっている。尚、ゲートウェイ30、信号入出力装置1、キーボックス31、防犯灯32及び動画サーバ34には固有のMACアドレスが割り当てられており、MACアドレスを指定して相互に信号の授受が行えるようになっている。本実施形態ではゲートウェイ30のみにグローバルIPアドレスを割り当て、ゲートウェイ30と信号入出力装置1、キーボックス31、防犯灯32、動画サーバ34、ネットワークカメラ52、携帯情報端末53との間ではMACアドレスを用いて信号の授受を行っているので、全ての機器にグローバルIPアドレスを割り当てる必要がないという利点がある。
また、集合住宅の各住戸には、ガス漏れ警報器42、煙感知器43、ワイヤレス非常押釦44からワイヤレス信号で送信された警報信号を受信するワイヤレス受信器45などの防犯・防災センサからの警報信号を受信するとともに、各住戸の玄関に設置されたインターホン46又はロビーインターホン47との間で通話を行う住宅情報盤41が設置されている。各住戸の住宅情報盤41は信号線を介して共用部分に設置された警報監視盤40に接続され、警報監視盤40で各住戸からの警報信号を集中的に監視している。警報監視盤40はゲートウェイ30に接続されており、インターネット3或いは構内LANを介して接続された他の機器からの信号はゲートウェイ30を介して警報監視盤40に入力される。
ここで、信号入出力装置1の動作について説明する。CPU10は、各インターフェイス11a〜11dに接続されている照明器具やエアコンなどの電気機器の動作状態を常時監視しており、電気機器の動作状態が変化すると、電気機器の動作状態を示す監視信号を構内LANを介してゲートウェイ30に出力する。ゲートウェイ30は、信号入出力装置1から入力された監視信号のプロトコルをTCP/IPのプロトコルに変換し、インターネット3を経由して管理サーバ4に送信する。管理サーバ4ではゲートウェイ3から送信された監視信号を蓄積しており、信号入出力装置1に接続されている電気機器の動作状態の一覧を示すウェブ画面のHTMLファイルを作成する。図4は管理サーバ4により作成されたウェブ画面(機器制御管理画面)の一例を示し、信号入出力装置1に接続された電気機器の名称と、その動作状態とが並べて表示される。例えば、HAシステムに対応した機器の場合はそのオン、オフが表示される。また調光制御が可能な照明器具であればその点灯状態(全点灯状態、消灯状態又は調光状態)が表示される。さらに、エアコンのように運転モードや設定温度が設定可能な機器であれば、その運転モード(冷房、除湿、暖房、停止など)や設定温度などが合わせて表示される。
そして、利用者が、携帯電話5やパーソナルコンピュータ6のようなインターネット3に接続可能な端末を用い、インターネット3を経由して管理サーバ4にアクセスし、汎用のブラウザを用いて上述したウェブ画面を閲覧することにより、遠隔から住宅内に設置されている複数の電気機器の動作状態を一度に確認することができる。
また、管理サーバ4の作成したウェブ画面のHTMLファイルには、ブラウザから管理サーバ4へ各電気機器の動作状態を制御する制御信号の受け渡しを行うためのCGIプログラムの起動コードが記述されており、例えばHAシステムに対応した機器の場合はウェブ画面中に表示された「オン」又は「オフ」の文字をマウス或いはキーボードなどの入力装置により選択することで、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して制御信号が出力される。また、オン/オフ以外のアナログ的な操作が可能な機器、例えば調光可能な照明器具の場合にはオン/オフ操作に加えて調光レベルを入力装置で入力することにより、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して調光制御を行うための調光信号が出力される。また、運転モードや設定温度が操作可能なエアコンの場合にはウェブ画面中に表示された運転モードを示す文字(例えば「冷房」「除湿」「暖房」「停止」など)を入力装置で選択したり、設定温度を入力したりすることで、CGIプログラムが起動され、管理サーバ4に対して運転モードや設定温度を切り替える制御信号が出力される。管理サーバ4ではこの制御信号をインターネット3を介してゲートウェイ30に送信する。ゲートウェイ30では、管理サーバ4から入力された制御信号のプロトコルを構内の伝送系に適合したプロトコルにプロトコル変換して、伝送ユニット36に出力し、伝送ユニット36から対応する信号入出力装置1に制御信号が送信される。そして、信号入出力装置1では、ネットワークインターフェイス12が伝送ユニット36から送信された制御信号のプロトコルを変換してCPU10に出力し、この制御信号に基づいてCPU10が対応する電気機器の接続されたインターフェイス11a〜11dを制御し、この電気機器の動作状態を制御する。
このように、利用者は、インターネット3に接続可能な端末を用いて、自宅に設置された汎用の電気機器の動作状態を遠隔から監視および制御することができ、端末と管理サーバ4との間の常時接続環境を構築していれば、新たに通信費用をかけることなく、ネットワークに接続する機能を持たない電気機器の監視および制御が行え、インターネット3に接続された他のネットワーク機器を連系して動作させることもできる。
なお、ゲートウェイ30には警報監視盤40を介してロビーインターホン47が接続されており、例えばロビーインターホン47で指紋や網膜などの本人認証を行うことによって、ロビーインターホン47から警報監視盤40を介してゲートウェイ30に制御信号を出力させ、この制御信号をゲートウェイ30が構内LANを経由して信号入出力装置1に出力することで、その居住者の宅内に設置された電気機器の動作状態を監視したり、制御することもできる。
また、信号入出力装置1に接続された電気機器と構内LANに接続された他の機器とを連系して動作させることもできる。例えば、信号入出力装置1に組み込まれた制御プログラムにより、人体検知センサ23とネットワークカメラ52及び照明器具22の動作を連係させることも可能である。人体検知センサ23からの検知信号がCPU10に入力されると、CPU10が対応するインターフェイス11a…を制御して、照明器具22を点灯させるとともに、ネットワークインターフェイス12からネットワークカメラ52に対してそのMACアドレスを指定して制御信号を送信することにより、照明器具22およびネットワークカメラ52を人体検知センサ23の検知信号に応じて連系動作させることができ、本来は連系機能を持たない機器同士を連系して動作させることができる。
尚、本実施形態ではゲートウェイ30を介して信号入出力装置1をインターネット3に接続しているが、信号入出力装置1にグローバルIPアドレスを割り当てて、この信号入出力装置1をインターネット3に直接接続し、信号入出力装置1のネットワーク接続部12で、CPU10の発生した監視信号をTCP/IPのプロトコルに変換して送信するとともに、インターネット3を介して入力された制御信号のプロトコルを変換してCPU10に出力するようにしても良い。
実施形態1の信号入出力装置のブロック図である。 同上を用いるシステムの概略構成図である。 同上の通信プロトコルの説明図である。 同上の管理サーバの機器制御管理画面を説明する説明図である。 実施形態2の信号入出力装置のブロック図である。 同上を用いるシステムの概略構成図である。
符号の説明
1 信号入出力装置
10 CPU
11a 接点入出力インターフェイス
11b JEMAインターフェイス
11c RS232Cインターフェイス
11d RS485インターフェイス
12 ネットワークインターフェイス
30 ゲートウェイ
36 伝送ユニット

Claims (3)

  1. 外部から入力された制御信号に基づいて宅内に設置された電気機器の動作状態を制御するとともに、前記電気機器の動作状態を示す監視信号を発生する監視制御部と、監視信号をネットワークに適合したプロトコルに変換して送信するとともに、ネットワークを介して入力された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するネットワーク接続部とを備え、多重伝送系のアドレスが割り当てられたことを特徴とする信号入出力装置。
  2. 外部から入力された制御信号に基づいて宅内に設置された電気機器の動作状態を制御するとともに、前記電気機器の動作状態を示す監視信号を発生する監視制御部と、インターネットプロトコルを構内の伝送系に適合したプロトコルに変換するゲートウェイに構内の伝送系を介して接続され、前記監視信号を構内の伝送系に適合したプロトコルに変換してゲートウェイに送信するとともに、ゲートウェイから送信された制御信号のプロトコルを変換して監視制御部に出力するネットワーク接続部とを備え、多重伝送系のアドレスが割り当てられたことを特徴とする信号入出力装置。
  3. 前記構内の伝送系に適合したプロトコルとはEthernet(登録商標)のプロトコルであることを特徴とする請求項2記載の信号入出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012015943A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム

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