JP2006109485A - ハード・ディスク・ドライブ前置増幅器の複合出力ステージ - Google Patents

ハード・ディスク・ドライブ前置増幅器の複合出力ステージ Download PDF

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Abstract

【課題】負荷電流を供給する装置を提供すること。
【解決手段】該装置は、差分出力信号を生成する第1差分増幅器と、差分出力信号に応答して電流をそれぞれが生成する第1および第2の平行エミッタ・フォロワを備える出力バッファとを備える。差分出力信号に応答して第2差分増幅器が、電流ミラー・マスタを制御し、電流ミラー・マスタは、電流源ミラーを制御する。電流源ミラーのそれぞれによって供給される電流は、第1トランジスタおよび第2トランジスタのそれぞれによって生成される電流と共動して、負荷電流を生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般的には、ハード・ディスク・ドライブ・データ記憶システムに関し、より具体的には、ハード・ディスク・ドライブ記憶システムと共に動作するハード・ディスク・ドライブ前置増幅器の出力ステージに関する。
本出願は、2004年10月6日に出願された米国仮特許出願60/616790の利益を主張する。
ディスク・ドライブは、コンピュータまたは他のデータ処理装置と共に使用される費用効果の高いデータ記憶システムである。図1に示されるように、ディスク・ドライブ10が、磁気記憶媒体を備え、これは、ハブ13と、読取り/書込みヘッドと通常呼ばれる磁気読取り/書込み変換器14とを有するディスクまたはプラッタ12の形態にある。読取り/書込みヘッド14は、ディスク12の上に吊るされ、かつ回転アクチュエータ・アーム16に添付された懸垂アーム15に取り付けられる、またはそれと一体式に形成される。ディスク・ドライブ10のプラットフォーム20に固定された構造アーム18が、旋回接合部22においてアクチュエータ・アーム16に旋回式に接続される。ボイス・コイル・モータ24が、ヘッド14をディスク12上の選択位置の上に配置するように、アクチュエータ・アーム16を駆動する。
ディスク12が動作速度でスピンドル・モータ(図示せずによって)回転される際に、回転ディスクによって生成される移動空気は、懸垂アーム15の物理的特徴と組み合わされて、読取り/書込みヘッド14をプラッタ12から離して上昇させ、それにより、ヘッドが、ディスク12の表面よりわずかに上において空気のクッション上を滑走する、または飛来することが可能になる。ディスク表面上の読取り/書込みヘッドの飛行高さは、通常1ミクロン未満である。
アーム・エレクトロニクス・モジュール30が、読取り動作と書込み動作との間でヘッド機能を切り替え、かつ書込み動作中に書込み電流をヘッド14に供給するドライバを書き込む回路を含むことが可能である。書込み電流は、データを記憶するディスク12内の磁区を変化させる。アーム・エレクトロニクス・モジュール30は、柔軟導電性リード32によってヘッド14に電気的に接続される前置増幅器を含むことも可能である。読取り動作中、前置増幅器は、読取り信号によって表されるデータ・ビットを回復する前に読取り信号の振幅を増大させるために、ヘッド14によって生成される読取り信号を増幅する。書込みモードにおいて、前置増幅器は、ディスクに書き込まれるデータ・ビットを表す比較的低い電圧レベルを約+/−6Vと+/−10Vとの間の電圧範囲にスケール・アップする。前置増幅器は、また、データ書込みプロセスを最適化するために、書込み信号の波形を成形する。
エレクトロニクス・モジュール30の構成および構成要素は、そのような技術に習熟している者なら理解するように、ディスク・ドライブの設計に従って変更されることが可能である。モジュール30は、ディスク・ドライブ10の任意の場所に取り付けられることが可能であるが、ヘッド14に近接する位置が、読取り動作中のヘッド信号の信号損失および誘起雑音を最小限に抑える。モジュール30の好ましい取付け位置が、図1に示されるように、構造アーム18の側面を備える。
図2に示されるように、ディスク12は、その上に配置される基板50および薄膜52を備える。書込み動作中、書込みヘッド14Aを流れる電流が、磁気転移としてデータ・ビットを記憶する薄膜52の強磁性材料の磁区を変化させる。読取り動作中、読取りヘッド14Bが、ディスク12に記憶されているデータ・ビットを決定するために、磁気転移を感知する。
代替データ記憶システムのデータ記憶媒体が、ヘッド14と共動してデータを読み取り、データを記憶媒体に書き込むフロッピ磁気ディスク、磁気テープ、および磁気光学ディスク(図には示されていない)を備える。
ディスク・ドライブ読取りヘッド14Bは、磁気抵抗(MR)センサまたは誘導センサを備える。前者は、磁気転移に応答してより高い振幅の出力信号を生成し、したがって、出力信号は、誘導センサによって生成される出力信号より優れた信号対雑音比を呈示する。したがって、特にディスク・ドライブ10においてより高い領域データ記憶密度が望ましいとき、MRセンサが好ましい。
約0.04Vから0.2VのDC(直流)バイアス電圧が、前置増幅器によって、読取りヘッド14Bにバイアスをかけるために導電性リード32を介して読取りヘッド端子54Aおよび54Bに供給される。読取りヘッド14Bの下を通る薄膜52の磁区が、磁気抵抗材料の抵抗を変化させ、AC(交流)成分をDCバイアス電圧に課し、AC成分は、読取りデータ・ビットを表す。AC成分は、前置増幅器において検出されるが、DCバイアス電圧に関して比較的小さい振幅(例えば、数ミリボルト)を有する。
読取りヘッド14Bからの出力信号は、ディスク・ドライブ10から読み取られたデータ・ビットを表し、かつ数ミリボルトの範囲の振幅を有し、出力ステージまたは変換器ステージ104が続く信号処理ステージ102に入力される。通常、信号処理ステージ102および出力ステージ104の両方とも、前置増幅器の要素である。信号処理ステージは、信号を増幅し、読取りヘッド・バイアス電流を供給する。出力ステージ104は、ヘッド信号電圧を数百ミリボルトの範囲のピーク電圧値にスケール・アップし、スケール・アップされた信号を経てチャネル・チップ106のチャネル回路に相互接続108を供給する。チャネル・チップ106は、電圧パルスから読取りデータ・ビットを検出し、一方、エラー検出および訂正プロセスを読取りデータ・ビットに適用する。
デスクトップ・コンピュータは、通常、電力格子など、AC電力源から動作電力を導出し、したがって、コンピュータ電源の電流容量までの高い電流レベルを連続的に供給することができる。コンピュータ内に構築される熱を制限するために、デスクトップ・コンピュータによって引き出される電流(散逸される電流)を限定することが有利であるが、一般に、コンピュータ構成要素に供給される電流は、要求された電流を供給するために、電源の能力によって制約されない。
デスクトップ・コンピュータとは対照的に、電力散逸を最小限に抑えることは、可動式および携帯式の計算装置ならびにデータ処理システム、記憶されている音楽プレーヤ、さらに前置増幅器と共に動作する大量データ記憶システムを含む他の電池給電装置について、重要な設計目標である。可動計算装置の初期設計は、電力消費と動作速度との兼合いによって、電力散逸を最小限に抑えた。すなわち、電流消費を低減し、したがって電池の寿命を延長するように、動作速度は、限定された。より高い動作速度およびデータ率が依然として要求されていることを考えると、そのような兼合いは望ましくない。
図3は、相互接続108をチャネル・チップ106に駆動するために差分入力信号をスケール・アップおよびバッファリングする慣例的な従来の技術の変換器または出力ステージ104を示す。出力ステージ104は、差分増幅器110(双極性(バイポーラ)接合トランジスタQ7およびQ6をさらに備える)、ならびに出力バッファ112(エミッタ・フォロワとしてそれぞれが接続される双極性(バイポーラ)接合トランジスタQ12およびQ9をさらに備える)を備える。
バイポーラ接合トランジスタQ6およびQ7は、バイポーラ接合トランジスタQ6のエミッタEと極性接合トランジスタQ7のエミッタEとの間に接続された負帰還抵抗R20を有して差分増幅器を形成する。負帰還抵抗は、増幅を線形にし、差分増幅器110の利得を安定させる。Q7およびQ6のそれぞれのコレクタ負荷抵抗R17およびR19が、供給電圧VCCに接続される。電流源115および116が、それぞれのトランジスタQ7およびQ6に電流を供給する。
出力バッファ112のエミッタ・フォロワQ12およびQ19は、それぞれの電流源117および118によって供給される固定バイアスで動作する(一実施形態ではそれぞれ6mA)。エミッタ・フォロワQ12およびQ9は、ほぼ一様の利得クラスA増幅器として動作する。すなわち、電流は、常時、各トランジスタQ12およびQ9の出力回路において流れる。バイポーラ接合トランジスタQ9およびQ12は、低インピーダンス源から相互接続108を駆動するために、Q7およびQ6のコレクタ負荷抵抗R17およびR19をそれぞれバッファリングし、それにより、通常は約700MHzまでの広範な動作帯域幅を維持する。
当技術分野において既知であるように、一実施形態では、電流源115、116、117、および118は、整合領域比バイポーラ接合トランジスタおよびスケーリング・エミッタ抵抗として実施されるスケーリング電流ミラーを備える。例示的な電流源については、2005年5月27日に出願され、出願番号11/140269を割り当てられた、Current Mirrors Having Past Turn−on Timeという名称の一般に所有されている特許出願を参照されたい。
高いデータ率、および出力ステージ104とチャネル・チップ106との間の相互接続108の長さ(通常、約2インチ)の組合せは、相互接続108に対する伝送線効果を考慮することを必要とする。変換器ステージ104(通常、前置増幅器の内部に配置される)と別々のチャネル・チップ106との間の反射を低減するために、インピーダンス整合要素Routp130およびRoutn132は、増幅器の出力インピーダンスを相互接続108の特性インピーダンスに整合させる。一実施形態では、インピーダンス整合要素Routp130およびRoutn132は、前置増幅器の内部に配置され、したがって、出力ステージ104の要素の内部に配置され、出力端子RDPおよびRDNは、相互接続108に接続される。
インピーダンス整合要素(負荷要素とも呼ばれる)Rterm134(相互接続108の特徴的なインピーダンスにほぼ等しいインピーダンスを有する)が、相互接続108を経て再び入力されたチャネル・チップからの信号反射を低減するために、チャネル・チップ106の入力側に配置される。ある応用例では、相互接続108の特性インピーダンスは、約110オームであり、要素Rterm134の値は、約110オームである。
出力ステージ104は、以下のように動作する。動作記述におけるある程度の電流に対する基準は、VinP−VinN=0であるアイドル入力条件の基準とする。信号処理ステージ102から入力端子VinPおよびVinNの上において提供される差分入力信号が、各バイポーラ接合トランジスタQ6およびQ7のベースにバイアスをかける。正の入力条件VinP−VinN>0が差分増幅器110に加えられる場合、バイポーラ接合トランジスタQ6は、アイドル条件の場合より多くの電流を搬送する(トランジスタはプル・アップされる、または、その動作条件が飽和条件の方向に移動する)。Q6のコレクタCにおける電圧が、接地に向かって移動し、Q12のベースBを接地に向けて駆動する。この条件により、Q12は、より少ない電流を搬送する。バイポーラ接合トランジスタQ7のベースBに供給された入力信号により、トランジスタQ7は、アイドル条件の場合より少ない電流を搬送する。Q7のコレクタCにおける電圧が、供給電圧VCCに向かって移動し、Q9のベースをVCCに向けて駆動する。したがって、Q9は、アイドル条件の場合より多くの電流を搬送する。電流源117および118のそれぞれによって供給される電流は固定されているので、Q12を流れる電流が減少し、かつQ9を流れる電流が増大することにより、Rterm134を流れる負荷電流ILoadは増大する。これらの電流条件に応答して、端子RDPの電圧は、アイドル条件に関して正の方向に移動し、端子RDNの電圧は、負の方向に移動し、Rterm134の両端により大きな正の電圧を生成する。
負の入力条件VinP−VinN<0では、トランジスタQ6およびQ7の状態は、正入力条件とは反対になる。したがって、バイポーラ接合トランジスタQ12は、アイドル条件のときより多くの電流を搬送し、Q9は、より少ない電流を搬送する。端子RDPの電圧は、負の方向に移動し(すなわち、正の入力条件のRDP電圧より小さい)、端子RDNの電圧は、正の方向に移動して(正の入力条件のRDN電圧より大きい)、正の入力条件についてより小さい正の、または小さい電圧降下をRterm134の両端に生成する。
電流源117および118によって生成されるバイアス電流は、固定され(すなわち、出力ステージ104におけるあらゆる信号振幅変化に無関係である)、したがって、バイポーラ接合トランジスタQ9およびQ12において流れる正味の電流は、固定される。
図3から、以下がわかる。
Q9=I118+ILoad
Q12=I117−ILoad
上式で、iQ9はバイポーラ接合トランジスタQ9を流れる電流、I118は電流源118によって供給される電流、iQ12はバイポーラ接合トランジスタQ12を流れる電流、I117は電流源117によって供給される電流、Iloadは負荷抵抗Rterm134を流れる電流である。
線形(低ひずみ)領域において出力ステージ104の動作を維持し、かつ望ましい信号帯域幅を維持するために、Q9およびQ12の両方とも、Iovrhdの最小電流またはオーバーヘッド電流を必要とする。したがって、以下が必要である。
I117≧Iovrhd+ILoad max (1)
I118≧Iovrhd+ILoad max (2)
上式で、ILoad maxは、VinPおよびVinNについて最大ピーク間入力信号に応答して生成される最大負荷電流である。従来の技術において開示されているように、式(1)および(2)を満たすように一定電流源117および118をサイズ決めすることにより、Q9およびQ12が、出力ステージ104の一応用例によれば400mVp−pである差分入力信号範囲全体にわたって、線形領域において動作するのに十分な電流フローを有することが保証される。しかし、すべての入力条件に必要とされる最大電流を常に供給するように、電流源117および118の両方をサイズ決めすることにより、必要とされる可能性がある電流より多くの電流を供給することになる。
業界の慣習によれば、出力ステージ104によって導入される全高調波ひずみ(THD)が、出力端子RDNおよびRDPにおける400mVp−p出力揺動について約0.5%より小さいことが望ましい。
限定されない電流容量を有するデスクトップ・コンピュータのディスク・ドライブ記憶システムにおいて動作するとき、電流源117および118は、約6mAの一定電流を供給するように設計され、これは、最大入力信号条件、ならびに上記で議論された電流オーバーヘッド要件およびTHD要件を満たすのに十分な量である。
搭載電池から電流を通常導出する可動式または携帯式の計算装置と共に動作するディスク・ドライブ・データ記憶システムでは、電池の寿命を維持するために、出力ステージ104の電力効率を向上させることが望ましい。しかし、THD要件が満たされ、かつ適切な出力ステージ性能が維持されなければならない。
米国仮特許出願60/616790 出願番号11/140269
一実施形態によれば、本発明は、第1入力信号および第2入力信号を備える差分入力信号に応答して負荷電流を負荷に供給する装置を備える。該装置は、第1負荷端子における第1電流および第2負荷端子における第2電流を生成するための出力バッファを備え、第1電流および第2電流は、第1入力信号および第2入力信号に関数的に関係付けられ、負荷は、第1負荷端子と第2負荷端子との間に接続され、第1電流源が、差分入力信号の関数として可変第3電流を供給するために第1負荷端子に接続され、第2電流源が、差分入力信号の関数として可変第4電流を供給するために第2負荷端子に接続され、第1電流、第2電流、第3電流および第4電流は、負荷電流を決定するために共動する。
他の実施形態によれば、本発明は、第1差分入力信号および第2差分入力信号に応答して負荷電流を供給する方法を備える。該方法は、第1差分入力信号および第2差分入力信号を受信することと、第1差分入力信号および第2差分入力信号に関数的に関係付けられる第1可変電流および第2可変電流を生成することと、第1差分入力信号および第2差分入力信号に関数的に関連付けられた第3電流および第4電流を生成することとを備え、第1端子と第2端子との間において負荷電流を生成するために、第1可変電流および第3可変電流は、第1端子において共動し、第2可変電流および第4可変電流は、第2端子において共動する。
本発明は、本発明の以下の詳細な記述を図と関連して読むとき、より容易に理解し、かつ、その利点および使用法をより明らかにすることができる。
一般的な慣習に従って、様々な記述される装置特徴は、縮尺調整して描かれておらず、本発明に関係する特有の特徴を強調するように描かれている。同じ参照符号は、図およびテキスト全体にわたって同じ要素を表す。
ディスク・ドライブ・システムの前置増幅器の出力ステージに関する具体的な方法およびシステムを詳細に記述する前に、本発明は、要素およびプロセス工程の新規かつ非自明の組合せに主にあることに注目されたい。当業者には容易に明らかになるであろう開示を詳細であいまいにしないようにするために、ある従来の要素および工程は、より詳細ではなく呈示されており、一方、図面および明細書は、本発明の理解に関係する他の要素および工程をより詳細に記述する。
以下の実施形態は、本発明の構造または方法に関する限定を確定することを意図せず、例示的な構築を提供するのみを意図する。実施形態は、強制的ではなく許容的であり、かつ排他的ではなく例示的である。本発明の使用は、ディスク・ドライブ・システムの前置増幅器の出力ステージに限定されず、本明細書において記述される以外の応用例において使用することができる。
固定一定電流を供給する従来の技術の一定電流源117および118とは異なり、本発明のエミッタ・フォロワ電流源は、端子VinPおよびVinNにおける瞬間的な差分入力信号レベルに応答して制御される。電流源を制御することにより、入力差分信号に応答してエミッタ・フォロワバイポーラ接合トランジスタQ12およびQ9に供給される電流を低減することが可能になり、これにより、電力消費が減少し、一方、0.5%THD要件の準拠が維持される。本発明の出力ステージは、図3の出力ステージ104と比較して改善された電力効率を提供し、したがって、電池電源から動作する携帯式または可動式のコンピュータまたはデータ処理装置と共に使用するのに有益である。
図4に示される本発明の出力ステージ150が、差分増幅器110、増幅器154(出力ステージ150内における電流源の制御を提供する電流制御増幅器)、および出力バッファ156を含む。出力ステージ150は、電源レール電圧VCCおよび接地と共に動作するように示されている。代替として、出力ステージは、高(例えば正)および低(例えば負)の電源レール電圧と共に動作し、低電源レール電圧は、負の電圧、高電源レール電圧より低い正の電圧、および接地を含む。
増幅器154は、PMOSFETS M5およびM7、ならびに源S間に接続された負帰還抵抗177を備え、各源Sは、それぞれの電流源172および170にさらに応答する。ノードV(バイポーラ接合トランジスタQ6のコレクタC)が、PMOSFET M5のゲートGおよびバイポーラ接合トトランジスタQ12のベースBに接続される。ノードV(バイポーラ接合トランジスタQ7のコレクタC)が、PMOSFET M7のゲートGおよびバイポーラ接合トランジスタQ9のベースBに接続される。
出力バッファ156は、出力端子RDPおよびRDNに対して平行な構成に配置されたバイポーラ接合トランジスタQ12およびQ9を備える。バイポーラ接合トランジスタQ12およびQ9は、バイポーラ接合トランジスタQ6およびQ7のコレクタ電圧(VおよびV)をそれぞれ追跡し、出力端子RDPおよびRDNを駆動する。増幅器154と出力バッファ156との組合せは、本明細書では複合増幅器と呼ばれる。
増幅器154のPMOSFETS M5およびM7は、それぞれの電流源ミラーNMOSFETS M10およびM11を制御するために、それぞれの電流ミラー・マスタNMOSFETS M9およびM8を流れる電流を制御する。ミラーNMOSFETS M10およびM11のそれぞれは、変換器ステージ150の負荷電流を決定するための制御可能電流を供給する。
インピーダンス整合終端要素Roup158(バイポーラ接合トランジスタQ9のエミッタ端子EとRDP出力端子との間に接続される)およびRoutn160(バイポーラ接合トランジスタQ12のエミッタ端子EとRDN出力端子との間に接続される)は、(前置増幅器の)出力ステージの出力インピーダンスを相互接続108の特性インピーダンスに整合させる。インピーダンス整合要素Rterm176(相互接続108の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗を有する)は、相互接続108のチャネル・チップ端部における反射を低減する。
VinP入力端子およびVinN入力端子(バイポーラ接合トランジスタQ7およびQ6のベースBにそれぞれ接続される)に加えられる正の差分入力信号(Vinp−VinN>0)により、バイポーラ接合トランジスタQ6は、Vinp−VinN=0であるアイドル入力条件と比較して、より多くの電流を搬送し、バイポーラ接合トランジスタQ7は、より少ない電流を搬送する。正の差分入力信号により、ノードVにおける電圧は、接地に向かって移動し、ノードVにおける電圧は、正の供給電圧VCCに向かって移動する(一実施形態では、VCCは約3.3Vである)。これらの電圧シフトは、双極子絵接合トランジスタQ12およびQ9によって追跡され、それにより、出力端子RDNおよびRDPは、以下で記述されるように入力信号の変化に従う。
正の差分入力信号によるノードVにおける上方電圧シフト(正の供給電圧に向かう)によりPMOSFET M7のゲートGの電圧は、供給電圧VCCに向かって増大する。ノードVにおける下方電圧シフト(接地に向かう)は、PMOSFET M5のゲートGの電圧を接地に向けて減少させる。したがって、正の差分入力信号に応答して、電流源170および172によって供給される電流のより大きな割合が、PMOSFET M5によって搬送され、より小さい割合が、PMOSFET M7によって搬送される(Vinp=VinNのアイドル条件と比較して)。
電流源170および172によって供給される電流は、それぞれのゲート電圧(ゲート電圧はノード電圧VおよびVに応答する)、PMOSFETS M5およびM7の各チャネルのそれぞれのサイズまたは領域、ならびに負帰還抵抗177の値に応答して、PMOSFETS M7とM5との間において分割される。
PMOSFET M5が電流のより大きい割合(iM5)を搬送するので、電流ミラー・マスタNMOSFET M9を流れる電流および電流源ミラーNMOSFET M10を流れる電流iM10は、アイドル電流(入力条件VinP=VinNに関連付けられる電流)より大きい。PMOSFET M7が電流のより小さい割合(iM7)を搬送するので、電流ミラー・マスタNMOSFET M8を流れる電流および電流源ミラーNMOSFET M11を流れる電流iM11は、アイドル入力条件に関連付けられる電流より小さい。
増幅器154の制御に加えて、正の差分入力信号に応答したノードVにおける上方電圧シフトは、トランジスタQ9のベースBにおける電圧を電源電圧に向けて増大させる。トランジスタの行為により、Q9のエミッタEの電圧も増大する。その結果、トランジスタQ9はプル・アップされ、コレクタ電流iQ9は増大する。
正の差分入力信号に応答したノードVにおける下方電圧シフトは、トランジスタQ12のベースBの電圧を接地電位に向けて減少させ、エミッタEの電圧も降下する。その結果、トランジスタのコレクタ電流iQ12は減少する(トランジスタはプル・ダウンされる)。
ノード180および182において、増大電流iQ9、減少電流iM11、減少電流iQ12、および増大電流iM10の組合せ効果により、負荷要素Rterm176を流れる電流ILoadが増大し、Rterm176の両端の電圧降下が増大する。すなわち、接地電位と比較して、RDPにおける電圧は増大し、RDNの電圧は減少し、または、Rterm176の両端の電圧降下は増大する。したがって、正の差分入力信号は、出力端子RDPおよびRDNに反映される。しかし、以下で議論されるように、負帰還抵抗(Rdegen)177のある動作条件下において、そのある値について、iQ9およびiQ12は、入力条件(VinP−VinN>0およびVinP−VinN<0)に応答して大きく変化し、したがって、負荷電流の大部分、すなわちiM11およびiM10が、電流源M11およびM10によって供給される。
同様に、負の差分入力信号VinP−VinN<0について、ノードVにおける電圧は、接地に向かって駆動され、ノードVにおける電圧は、供給電圧VCCに向かって駆動される。応答して、増幅器154は、PMOSFET M5を流れる電流iM5を減少させ、その結果、NMOSFETS M9およびM10(iM10)を流れる電流を減少させる。増幅器154は、PMOSFET M7を流れる電流iM7をも増大させ、それにより、MNOSFETS M8およびM11(iM11)を流れる電流を増大させる。
ノードVおよびVにおける電圧にさらに応答して、トランジスタQ12のベースBおよびエミッタEの電圧は増大し、トランジスタQ9のベースBおよびエミッタEの電圧は減少する。トランジスタQ12はプル・アップされ(iQ12は増大する)、トランジスタQ9はプル・ダウンされる(iQ9は減少する)。
ノード180および182において、減少電流iQ9、増大電流iM11、増大電流iQ12、および減少電流iM10の組合せ効果により、負荷要素Rterm176を流れる電流ILoadは、正の差分入力信号と比較して方向を反転する。負荷Rterm176の流れる電流の反転により、Rterm176の両端の電圧降下は反転される。
出力バッファ156は、図3の従来の技術の出力バッファ112より少ない電流を電源から引き出すが、その理由は、電流源ミラーNMOSFETS M10およびM11を流れる電流が、入力信号に応答して変化するからである。すなわち、電流iM11が増大するとき、電流iM10は減少し、またその反対である。一方、従来の技術の電流源117および118は、入力信号電圧の最大揺動によって要求される電流を供給するように、固定電流を提供する。
複合増幅器(すなわち、増幅器154および出力バッファ156)の動作をより詳細にさらに示すために、増幅器154および出力バッファ156の組合せ動作の小信号電流が、以下において呈示される。
M5(iM5)、M7(iM7)、およびRdegen177を流れる小信号電流は、以下によって与えられる。
Figure 2006109485
および
M7=−iM5 (4)
電流ミラー・マスタM9、電流源ミラーM10ミラー、および1/KによるスケールiM5(すなわち、M9=K×M10W/L)、ならびに電流ミラー・マスタM8、電流源ミラーM11ミラー、および1/KによるスケールiM7(すなわち、M8=K×M11W/L)。
ここで、出力ステージ156を分析すると、バイポーラ接合トランジスタQ9を流れる電流は、以下のようになる。
Figure 2006109485
Q12を流れる電流は、以下のようになる。
Figure 2006109485
上式で、V180およびV182は、ノード180および182の電圧をそれぞれ表す。
1/Kによるスケーリングの後、式(3)および(4)のiM10およびiM11を式(5)および(6)に代入すると、下式を得る。
Figure 2006109485
および
Figure 2006109485
出力ステージの意図は、ノードVおよびVにおける変化に密接に従うように、ノード180および182を駆動することである。したがって、上記の式は、(V180−V182)を(V−V)で置き換えることによって、以下のように簡略化される。
Figure 2006109485
および
Figure 2006109485
増幅器154は、iQ9およびiQ12がゼロである場合、ほぼすべての小信号電流を負荷Rterm176(電流ミラー・マスタM8およびM9ならびに電流源ミラーM11およびM10を介して)に提供する。この条件は、式(7)および(8)から、
K(1/gm5+Rdegen+1/gm7)=Routp+Rterm+Routn (9)
であるとき、満たされる。
式(9)の条件が満たされるとき、バイポーラ接合トランジスタQ9およびQ12は、dcバイアス電流を電流源ミラーM10およびM11に提供し、また、V−VとV180−V182との間のあらゆる誤り追跡を訂正するように電流を提供する。
ハード・ディスク・ドライブ・データ記憶システムにおける変換器ステージ150の特定の実施態様について、相互接続108は、変換器ステージ出力とチャネル・チップ入力とを整合させるために、特定の特性インピーダンスを呈示するように設計される。前置増幅器出力インピーダンス(すなわち、従来は前置増幅器の出力ステージである変換器ステージ150の出力インピーダンス)および負荷終端抵抗Rterm176は、特性インピーダンス値にほぼ等しいように設定される。すなわち、以下の通りである。
Routp+Routn≒相互接続108の特性インピーダンス≒Rterm (10)
上記の式のスケール・ファクタKは、出力ステージ150の電力保存のために信号帯域幅を追跡する。シミュレーションを使用して、本発明者は、一実施形態において、Kの値≒1/4は、電力消費と帯域幅とをほぼ均衡させる、すなわち、従来の700MHzの帯域幅使用が満たされると判定した。
したがって、K≒1/4について、PMOSFETS M5およびM7(MOSFETサイズは、相互コンダクタンスgm5およびgm7を決定する)のそれぞれのサイズを認識することにより、Rdegenの特定の値を決定することができる。K≒1/4では、式(9)の結果を式(10)に代入することにより、式(10)は以下のようになる。
(1/gm5)+(1/gm7)+Rdegen=4×2(Rterm)=8×Rterm (11)
gm5およびgm7の値は、増幅器154を実施するために使用される製造技術から決定することができる。Rtermは、相互接続108の特性インピーダンスおよび対象応用例の信号帯域幅要件に依存する。一実施態様では、Rterm=110オーム、1/gm5、および1/gm7は、それぞれ約230オームである。しかし、この実施態様では、合計(1/gm5)+(1/gm7)+Rdegenは、製造プロセス・コーナ上における出力ステージの線形性を改善するために、約990オーム(8×110オーム=880オームの最適値より大きい)に設定された。したがって、この実施態様の場合、Rdegen=530オームである。
Rdegenを上記の値より増大させることにより、入力信号によって制御されるNMOSFET M10およびM11を流れる電流の割当てが低減される。Rdegenをこの値より低減することにより、電流源ミラーNMOSFETS M10およびM11によって供給される電流が過度に変化し、これは、バイポーラ接合トランジスタQ9およびQ12によって供給される電流を増大させることによって補償されなければならない。
Kが1に近い値に増大される場合、増幅器154の帯域幅は、より多くの供給電流を必要とすることを代償として、すなわち出力または変換器ステージ150の電力消費を増大させることを代償として、増大される。Kを1/4より小さく設定することにより、一実施態様において使用される製造技術のNMOSFETS M10およびM11のゲート・キャパシタンスのために、増幅器154の帯域幅は著しく低減される。
本発明の出力ステージと従来の技術出力ステージの電力消費を比較するために、増幅器154および出力バッファ156の全供給電流は、
Itotal154+156=2(1+K)×Iidle (12)
であり、上式で、Iidleは、VinP−VinN=0であるとき、NMOSFETS M10またはM11を流れる電流である。図3従来の技術の出力バッファ112の全供給電流は、
Itotal112=2×I117 (6)
であり、上式で、I117は、図3の電流源117によって供給される電流である。
シミュレーションにより、本発明者は、差分入力信号について400mVp−p揺動でRterm=110オームを駆動するとき、I117=6mAが0.5%THD仕様を満たすと判定した。本発明の変換器ステージ150は、Iidle=3mAのとき、Rterm=110オームおよび400mVp−p入力信号揺動についてTHD仕様を満たす。したがって、式(5)および(6)から、変換器ステージ150は、従来の技術の出力バッファ112に必要とされる12mAと比較して、7.5mAの全供給電流を必要とする。
本発明の出力ステージ150は、バイポーラ接合トランジスタQ12およびQ9のそれぞれについてエミッタ電流をそれぞれ約3mAに低減し、一方、0.5%THDの目標を満たす。図5は、図3の従来の技術の出力ステージ104の出力スペクトルを図4の複合増幅器出力ステージ150と比較し、これは、両方が、バイポーラ接合トランジスタQ12およびQ9のそれぞれを流れる3mAのdcで、30MHzにおいて400mVのピーク間の入力信号について、バイアスをかけられるときである。出力ステージ104は、0.5%THDの目標を満たさない。出力ステージ150は、約10dBより大きいことによって目標を満たす。
他の実施形態では、本明細書において記述されるMOSFETSおよびバイポーラ接合トランジスタの1つまたは複数は、反対極性のMOSFETまたはバイポーラ接合トランジスタによって置き換えられ、MOSFETは、バイポーラ接合トランジスタによって置き換えることができ、およびその反対である。関連するゲート駆動信号および電源電圧は、反対極性のMOSFETまたはバイポーラ接合トランジスタのドーピング特性に対応し、一方、本発明の機能を提供するように修正される。さらに、本発明の記述を通して、「高い」信号値という句は、「真の」または「アサート」状態を意味する。当業者なら、他の信号値を「真の」または「アサート」論理状態に関連付けることもできることを認識するであろう。
本発明について、好ましい実施形態を参照して記述してきたが、当業者なら、本発明の範囲から逸脱せずに、様々な変更を実施することが可能であり、等価な要素を要素の代用とすることが可能であることを理解するであろう。本発明の範囲は、本明細書において述べられた様々な実施形態の要素の任意の組合せを含む。さらに、本質的な範囲から逸脱せずに、特定の状況を本発明の教示に適合させるように、修正を実施することが可能である。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明は、添付の請求項の範囲内にあるすべての実施形態を含むことを意図する。
本発明の教示を適用することができる従来の技術のディスク・ドライブを示す図である。 図1のディスク・ドライブの従来の技術の熱構成要素および関係構成要素の概略図である。 図2のディスク・ドライブと共に使用される従来の技術の出力ステージの概略図である。 本発明の出力ステージの概略図である。 図3の出力変換器と比較された図4の出力変換器のある性能特性を示すグラフである。

Claims (39)

  1. 第1入力信号および第2入力信号を備える差分入力信号に応答して負荷電流を負荷に供給する装置であって、
    第1負荷端子における第1電流および第2負荷端子における第2電流を生成するための出力バッファであって、前記第1電流および前記第2電流が、前記第1入力信号および前記第2入力信号に関数的に関係付けられ、前記負荷が、前記第1負荷端子と前記第2負荷端子との間に接続される、出力バッファと、
    前記差分入力信号の関数として可変第3電流を供給するために、前記第1負荷端子に接続された第1電流源と、
    前記差分入力信号の関数として可変第4電流を供給するために、前記第2負荷端子に接続された第2電流源とを備え、前記第1、第2、第3、および第4電流が、前記負荷電流を決定するために共動する、装置。
  2. 前記可変第3電流および前記可変第4電流を生成するために、前記第1電流源および前記第2電流源を制御するように前記差分入力信号に応答する増幅器をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記増幅器が、前記可変第3電流を決定するために、前記第1入力信号に従って制御可能である第1電流源マスタを備え、かつ、前記可変第4電流を決定するために、前記第2入力信号に従って制御可能である第2電流源マスタを備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記増幅器が、前記第1入力信号に応答する第1制御端子を有する第1トランジスタ、および前記第2入力信号に応答する第2制御端子を有する第2トランジスタをさらに備え、前記増幅器が、電流を前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタに供給する第3電流源をさらに備え、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタを流れる前記電流が、前記第1制御端子および前記第2制御端子によって制御され、前記第1電流源マスタおよび前記第2電流源マスタが、前記可変第3電流および前記可変第4電流を決定するために、それぞれの前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタを流れる電流に応答する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1入力信号が前記第2入力信号より大きい条件では、前記第3電流の振幅が、前記第4電流の振幅より大きく、前記第1入力信号が前記第2入力信号より小さい条件では、前記第3電流の前記振幅が、前記第4電流の振幅より小さい、請求項1に記載の装置。
  6. 前記出力バッファに供給される第1差分出力信号および第2差分出力信号を生成するために、前記第1入力信号および前記第2入力信号に応答する差分増幅器をさらに備え、前記第1電流源および前記第2電流源が、前記第1差分出力信号および前記第2差分出力信号に従って制御可能である、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1電流源および前記第2電流源の各1つが、MOSFETまたはJFETを備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記負荷が、装置の出力インピーダンスを第1導体および第2導体を備える相互接続要素の特性インピーダンスに整合させるインピーダンス整合要素を備え、前記負荷が、前記第1導体および前記第2導体を横断して接続される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記装置が、ディスク・ドライブ記憶システムの前置増幅器を備え、前記相互接続が、前記第1負荷端子および前記第2負荷端子を回路要素チャネル・チップに接続する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記出力バッファが、
    第1エミッタ端子および第1ベース端子を有し、前記第1負荷端子が前記第1エミッタ端子を備える、第1トランジスタと、
    第2エミッタ端子および第2ベース端子を有し、前記第2負荷端子が前記第2エミッタ端子を備える、第2トランジスタとを備え、
    前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタが、平行エミッタ・フォロワとして構成される、請求項1に記載の装置。
  11. 第1差分出力信号および第2差分出力信号を生成するために、前記第1入力信号および前記第2入力信号に応答する差分増幅器をさらに備え、前記第1ベース端子が、前記第1差分出力信号に応答し、前記第2ベース端子が、前記第2差分出力信号に応答し、前記可変第3電流および前記可変第4電流を生成するために、前記第1電流源および前記第2電流源を制御するように、前記第1差分出力信号および前記第2差分出力信号に応答する増幅器をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの各1つが、双極性接合トランジスタを備える、請求項10に記載の装置。
  13. 前記可変第3電流の振幅が、前記可変第4電流の振幅より大きく、それにより、前記第1入力信号と前記第2入力信号との第1関係に応答して、負荷電流が第1方向において前記負荷を通って流れ、前記第2電流の前記振幅が、前記第1電流の前記振幅より大きく、それにより、負荷電流が、前記第1入力信号と前記第2入力信号との第2関係に応答して、第2方向において前記負荷を通って流れる、請求項1に記載の装置。
  14. 差分入力信号を受信し、それに応答して負荷電流を生成する装置であって、
    前記差分入力信号に応答して、差分出力信号を生成する第1差分増幅器と、
    前記差分出力信号に応答して、第1電流源および第2電流源を制御する電流制御増幅器と、
    第3電流および第4電流を生成するための、前記差分出力信号に応答する出力バッファとを備え、前記第1電流源および前記第2電流源が、可変レベル第1電流および可変レベル第2電流を前記出力バッファに供給し、前記負荷電流が、前記第3電流および前記第4電流、ならびに前記可変レベル第1電流および前記可変レベル第2電流の関数である、装置。
  15. 前記出力バッファが、それぞれの第1ベース端子および第2ベース端子を各々が有し、かつ各々がそれぞれの第1トランジスタ電流および第2トランジスタ電流を生成するための平行エミッタ・フォロワとして構成される第1トランジスタおよび第2トランジスタを備え、前記第1ベース端子および前記第2ベース端子が、前記差分出力信号に応答し、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタのそれぞれが、それぞれの前記第1電流源および前記第2電流源に接続されたそれぞれの第1エミッタ端子および第2エミッタ端子をさらに有し、前記負荷電流が、前記第1トランジスタ電流および前記第2トランジスタ電流ならびに前記可変レベル第1電流および前記可変レベル第2電流に応答して、前記第1エミッタ端子および前記第2エミッタ端子において生成される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記電流制御増幅器が、第1電流ミラー・マスタおよび第2電流ミラー・マスタを制御するための電流制御差分出力信号を生成する第2差分増幅器を備え、前記第1電流ミラー・マスタおよび前記第2電流ミラー・マスタが、前記第1電流源および前記第2電流源を制御する、請求項14に記載の装置。
  17. 第1差分入力信号および第2差分入力信号を受信して、差分出力信号を生成する装置であって、
    前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号を受信し、それに応答して第1差分出力信号および第2差分出力信号を生成する第1差分増幅器と、
    前記第1差分出力信号に応答する制御端子を有する第1トランジスタ、および前記第2差分出力信号に応答する制御端子を有する第2トランジスタを備える第2差分増幅器と、
    電流を前記第2差分増幅器に供給する電流源と、
    前記第1トランジスタを流れる電流に応答する第1電流源と、
    前記第2トランジスタを流れる電流に応答する第2電流源と、
    第1電流を生成するための、前記第1電流源マスタに応答する第1電流源ミラーと、
    第2電流を生成するための、前記第2電流源マスタに応答する第2電流源ミラーと、
    出力バッファであって、
    前記第1差分出力信号に応答する制御端子を有し、第1出力端子において第3電流を生成する第3トランジスタと、
    前記第2差分出力信号に応答する制御端子を有し、第2出力端子において第4電流を生成する第4トランジスタとを備える、出力バッファとを備え、
    前記差分出力電流が、前記第1、第2、第3、および第4電流に応答して、前記第1出力端子および前記第2出力端子において生成される、装置。
  18. 前記第1差分増幅器が、
    前記第1差分入力信号に応答するトランジスタ制御端子、およびトランジスタ出力端子を有し、前記第1差分出力信号が、前記トランジスタ出力端子において提供される、第5トランジスタと、
    前記第2差分入力信号に応答するトランジスタ制御端子、およびトランジスタ出力端子を有し、前記第2差分入力信号が、前記トランジスタ出力端子において提供される、第6トランジスタとを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1トランジスタが、第1ベース端子および第1コレクタ端子を有する双極性接合トランジスタを備え、前記第5トランジスタの前記トランジスタ制御端子および前記トランジスタ制御端子が、それぞれ、前記第1ベース端子および前記第1コレクタ端子を備え、前記第6トランジスタが、第2ベース端子および第2コレクタ端子を有する双極性接合トランジスタを備え、前記第6トランジスタの前記トランジスタ制御端子および前記トランジスタ出力端子が、それぞれ、前記第2ベース端子および前記第2コレクタ端子を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタが、それぞれ、第1電界効果トランジスタおよび第2電界効果トランジスタを備え、前記第1トランジスタの前記制御端子が、前記第1電界効果トランジスタのゲート端子を備え、前記第2トランジスタの前記制御端子が、前記第2電界効果トランジスタのゲート端子を備える、請求項17に記載の装置。
  21. 前記第1電流源マスタが、前記第1トランジスタを通る電流経路と直接のチャネル経路を有する第1電界効果トランジスタを備え、前記第2電流源マスタが、前記第2トランジスタを通る電流経路と直接のチャネル経路を有する第2電界効果トランジスタを備え、前記第1電界効果トランジスタが、そのゲート端子に接続された源/ドレイン端子をさらに備え、前記第2電界効果トランジスタが、そのゲート端子に接続された源/ドレイン端子をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  22. 前記第1電流源ミラーが、前記第1電界効果トランジスタの前記ゲート端子に接続されたゲート端子を有する第3電界効果トランジスタを備え、前記第2電流源ミラーが、前記第2電界効果トランジスタの前記ゲート端子に接続されたゲート端子を有する第4電界効果トランジスタを備え、前記第3電界効果トランジスタが、前記第3トランジスタを通る電流経路と直列のチャネル経路を有し、前記第4電界効果トランジスタが、前記第4トランジスタを通る電流経路と直列のチャネル経路を有する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1電流の振幅が、前記第2電流の振幅より大きく、それにより、前記差分出力電流が、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第1関係に応答して第1方向において負荷を通って流れ、前記第2電流の前記振幅が、前記第1電流の前記振幅より大きく、それにより、前記差分出力電流が、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第2関係に応答して、第2方向において前記負荷を通って流れる、請求項17に記載の装置。
  24. 第1差を有する第1差分入力信号および第2差分入力信号を受信して、第2差を有する第1差分出力信号および第2差分出力信号を生成する変換器であって、前記第1差が前記第2差より小さく、
    前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号に応答し、前記第1出力端子および前記第2出力端子を有する第1差分増幅器と、
    それぞれの前記第1出力端子および第2出力端子に応答する第1入力端子および第2入力端子を有し、それぞれの前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号に従って第1電流および第2電流を生成するための第2差分増幅器と、
    第3電流および第4電流を生成するための、前記第1出力端子および前記第2出力端子に応答する出力バッファとを備え、
    前記差分出力信号が、前記第1、第2、第3、および第4電流に応答して生成される、変換器。
  25. 前記出力バッファが、
    前記第3電流を生成するための、前記第1出力端子に接続された制御端子を有する第1トランジスタと、
    前記第4電流を生成するための、前記第2出力端子に接続された制御端子を有する第2トランジスタとをさらに備える、請求項24に記載の変換器。
  26. 前記第1電流の振幅が、前記第2電流の振幅より大きく、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第1関係に応答して、前記第1差分出力信号を生成し、前記第2電流の前記振幅が、前記第1電流の前記振幅より大きく、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第2関係に応答して、前記第2差分出力信号を生成する、請求項24に記載の変換器。
  27. 時間変動差分入力を処理するための増幅器であって、
    前記差分入力を受信するための第1入力端子および第2入力端子と、
    高電圧レールと低電圧レールとの間において構成され、高ピーク電圧を受信する前記第1入力端子に応答して低電圧であり、かつ低ピーク電圧を受信する前記入力端子に応答して高電圧である第1中間出力を提供する第1トランジスタと、
    前記高電圧レールと前記低電圧レールとの間においてやはり構成され、高ピーク電圧を受信する前記第2端子に応答して低電圧であり、かつ低ピーク電圧を受信する前記入力端子に応答して高電圧である第2中間出力を提供する第2トランジスタと、
    前記差分入力の増幅バージョンを伝達するための第1出力端子および第2出力端子を有する第1増幅器と、前記高電圧レールと前記低電圧レールとの間に接続され、かつ前記第1中間出力に応答して出力電圧を前記第1出力端子に提供するように構成される第3トランジスタと、前記高電圧レールと前記低電圧レールとの間に接続され、かつ前記第2中間出力に応答して出力電圧を前記第2出力端子に提供するように構成される第4トランジスタと、
    少なくとも1つの電流源と、前記出力端子のいずれかを1つの電圧レールの電位に向けて駆動し、一方、前記出力端子の他方が、他方の電圧レールの電位に向けて駆動されるように、可変電流レベルを前記第1増幅器に選択的に注入するように構成される切替え回路とを含む第2増幅器とを備える、増幅器。
  28. 第1入力信号および第2入力信号を備える差分入力信号に応答して、負荷電流を負荷に供給するためのディスク・ドライブ・データ記憶システムの前置増幅器であって、前記装置が、
    第1負荷端子における第1電流および第2負荷端子における第2電流を生成し、前記第1電流および前記第2電流が、前記第1入力信号および前記第2入力信号に関数的に関係付けられ、前記負荷が、前記第1負荷端子と前記第2負荷端子との間に接続される、出力バッファと、
    可変第3電流を前記差分入力信号の関数として供給するための、前記第1負荷端子に接続された第1電流源と、
    可変第4電流を前記差分入力信号の関数として供給するための、前記第2負荷端子に接続された第2電流源とを備え、前記第1、第2、第3、および第4電流が、前記負荷電流を決定するために共動する、前置増幅器。
  29. 前記差分入力信号が、記憶されているデータ・ビットを表す、請求項28に記載の前置増幅器。
  30. 前記負荷が、前置増幅器の出力インピーダンスを相互接続要素の特性インピーダンスに整合させるためのインピーダンス整合要素を備える、請求項28に記載の前置増幅器。
  31. 前記インピーダンス整合要素が、抵抗を備える、請求項30に記載の前置増幅器。
  32. 前記負荷を流れる前記負荷電流が、前記負荷の両端に電圧を創出し、前記電圧が、前記第1入力信号と前記第2入力信号との差を表し、前記電圧が、前記第1入力信号と前記第2入力信号との第1関係に応答して第1値を有し、前記電圧が、前記第1入力信号と前記第2入力信号との第2関係に応答して第2値を有する、請求項28に記載の前置増幅器。
  33. 前記電圧が、前記第1入力信号と前記第2入力信号との前記差より大きい、請求項32に記載の前置増幅器。
  34. 前記電圧の前記第1値が、第1極性を有し、前記電圧の前記第2値が、前記第1極性とは反対の第2極性を有する、請求項32に記載の前置増幅器。
  35. 第1差分入力信号および第2差分入力信号に応答して負荷電流を供給する方法であって、
    前記第1差分入力信号および第2差分入力信号を受信することと、
    前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号に関数的に関係付けられる第1可変電流および第2可変電流を生成することと、
    前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号に関数的に関係付けられる第3電流および第4電流を生成することとを備え、
    第1端子と第2端子との間において前記負荷電流を生成するために、前記第1可変電流および前記第2電流が、第1端子において共動し、前記第2可変電流および前記第4電流が、第2端子において共動する、方法。
  36. 前記第1可変電流および前記第2可変電流を生成する工程が、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との関数関係に従って、第1電流源および第2電流源を制御することを備える、請求項35に記載の方法。
  37. 前記第1可変電流および第2可変電流を生成する工程が、前記第1差分入力信号および前記第2差分入力信号に関数的に関係付けられる第1中間電流および第2中間電流を生成することと、前記第1中間電流および前記第2中間電流をそれぞれの第1電流源ミラーに供給して、前記第1可変電流源ミラーおよび前記第2電流源ミラーを生成し、それにより前記第2可変電流を生成することとを備える、請求項35に記載の方法。
  38. 前記第1可変電流の振幅が、前記第2可変電流の振幅より大きく、それにより、前記負荷電流が、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第1関係に応答して第1方向に流れ、前記第2可変電流の前記振幅が、前記第1可変電流の前記振幅より大きく、それにより、前記負荷電流が、前記第1差分入力信号と前記第2差分入力信号との第2関係に応答して第2方向に流れる、請求項35に記載の方法。
  39. 第1入力端子および第2入力端子において受信される差分入力信号を処理する方法であって、
    第1電圧レベルを受信する第1レール、および第2電圧レベルを受信する第2レールを提供する工程と、
    前記第1レールおよび前記第2レールに接続された差分増幅器ステージを提供し、前記増幅器ステージが、前記第1入力端子に提供される信号を表す出力信号を生成するように構成された少なくとも1つの第1トランジスタを含む工程と、
    前記出力信号の特性を制御するために、前記第1トランジスタと前記レールの1つとの間において可変電流を注入し、前記電流が、前記入力信号の関数として変化する工程とを含む、方法。
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