JP2006108769A - 電話会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電話会議に好適なシステムを提供する。
【解決手段】会議接続を設定された電話機Tel1、Tel2、Tel3は、音声信号のパケットを会議トランク24に宛ててネットワーク10へ送出する。IPブリッジ22は、ネットワーク10からパケットを受けると、その音声信号をその下りハイウエイ18Bの電話機Tel1、Tel2、Tel3に対応するチャネルに多重化し、会議トランク24へ送る。会議トランク24は、電話機Tel1、Tel2、Tel3からの音声信号を受信すると、これを加減算して上りハイウエイ18Fに返送とともに、これを加算して上りハイウエイ18Fに返送する。こうして電話機Tel1、Tel2、Tel3の間で電話会議が行なわれ、電話機Tel4、Tel5は電話会議をモニタされる。
【選択図】 図1
【解決手段】会議接続を設定された電話機Tel1、Tel2、Tel3は、音声信号のパケットを会議トランク24に宛ててネットワーク10へ送出する。IPブリッジ22は、ネットワーク10からパケットを受けると、その音声信号をその下りハイウエイ18Bの電話機Tel1、Tel2、Tel3に対応するチャネルに多重化し、会議トランク24へ送る。会議トランク24は、電話機Tel1、Tel2、Tel3からの音声信号を受信すると、これを加減算して上りハイウエイ18Fに返送とともに、これを加算して上りハイウエイ18Fに返送する。こうして電話機Tel1、Tel2、Tel3の間で電話会議が行なわれ、電話機Tel4、Tel5は電話会議をモニタされる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、会議システム、特に電話会議システムに関するものである。
従来の電話会議システムにおいて、電話会議を実現する会議トランクはハイウエイに接続され、ハイウエイはインターネットブリッジ(以下、IPブリッジと記載)、インターネットプロトコルネットワーク(以下、IPネットワークと記載)を介して電話機(インターネットプロトコル電話機、以下IP電話機と記載)に接続され、さらにはIPブリッジ、IPネットワーク、IPブリッジ、加入者回路(以下、SLICと記載)を介して電話機(公衆電話交換回線網[PSTN:Public Switched Telephone Networks]に接続される電話機)に接続される。会議トランクでは、各電話機から当該電話機に対応するハイウエイのチャネルに多重化されて送られる音声信号を受信し、さらに、この会議に接続すべき電話機のうち特定の電話機に対応するチャネル以外の他の電話機のチャネルの信号をすべて加算してその特定電話機のチャネルの信号としてハイウエイへ返送することによって、電話会議を実現していた。
例えば、電話機Tel1、電話機Tel2、電話機Tel3が電話会議の設定がされているとすると、電話機Tel1のチャネルの信号としてハイウエイへ返送される信号は、電話機Tel2に係る信号と電話機Tel3に係る信号からなる。同様に、電話機Tel2のチャネルの信号としてハイウエイへ返送される信号は、電話機Tel1に係る信号と電話機Tel3に係る信号、電話機Tel3のチャネルの信号としてハイウエイへ返送される信号は、電話機Tel1に係る信号と電話機Tel2に係る信号からなる。
特開2000−349756号公報。
従来の電話会議システムでは、会議の参加者数も決まっている。そのため、従来の電話会議システムでは、最大の会議参加者数が越えた場合、会議未参加者には会議の内容がわからなかった。また、従来の電話会議システムでは、会議の参加者数も決まっている為、会議の内容を傍聴者としてモニタすることも出来なかった。
上記課題を解決するために、本発明による電話会議システムは、第1のチャネルに第1の電話端末から送信される第1の送信信号が多重され、第2のチャネルに第2の電話端末から送信される第2の送信信号が多重される第1の伝送信号を受信し、受信した第1の送信信号と第2の送信信号との和を処理して、処理した信号を第1の信号として出力する第1の信号処理部と、第1の信号と第2の送信信号との差を処理して、処理した信号を第2の信号として出力する第2の信号処理部と、第3のチャネルに第1の電話端末へ送信する第2の信号が多重され、第4のチャネルに第3の電話端末へ送信する第1の信号が多重される第2の伝送信号を送信する第3の信号処理部とを備えた会議トランクを有することを特徴とする。さらに、本発明による電話会議システムは、第2の信号を格納する信号格納部を備えたことを特徴とする。
発明の効果として、本発明では、上記のような構成を備えることにより電話会議の最大参加者数を超えた場合でも会議の内容をモニタすることが可能となり、会議未参加者でも電話会議の内容を把握できる機能を実現する。また、会議の内容をモニタする機能として、会議内容を格納する信号格納部を搭載することにより、電話会議の内容を録音できる機能を実現する。
(A)第1の実施形態
次に、添付図面を参照して本発明による電話会議システムの実施例を詳細に説明する。
次に、添付図面を参照して本発明による電話会議システムの実施例を詳細に説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1を参照すると、本発明による電話会議システムの実施例は、たとえば企業構内のイントラネットを実現する構内ネットワーク(LAN)としてインターネットプロトコルネットワーク(IPネットワーク)10を有し、これに多数のインターネットプロトコル電話機(IP電話機(IP−TEL))12が収容されている。IPネットワーク10は、本実施例では、構内のイントラネットを形成する構内情報通信網(LAN)であり、本実施例ではイーサネット(登録商標)のパケット転送網である。IPネットワーク10はまた、外部のインタネット網(図示せず)とも接続されている。
図1を参照すると、本発明による電話会議システムの実施例は、たとえば企業構内のイントラネットを実現する構内ネットワーク(LAN)としてインターネットプロトコルネットワーク(IPネットワーク)10を有し、これに多数のインターネットプロトコル電話機(IP電話機(IP−TEL))12が収容されている。IPネットワーク10は、本実施例では、構内のイントラネットを形成する構内情報通信網(LAN)であり、本実施例ではイーサネット(登録商標)のパケット転送網である。IPネットワーク10はまた、外部のインタネット網(図示せず)とも接続されている。
IP電話機12は、通常の電話端末機の機能を有し、音声信号をインターネットプロトコルパケット(IPパケット)に組み立ててIPネットワーク10へ送出し、またIPネットワーク10から受信したIPパケットを分解して音声信号にするパケット組立、分解機能を有する電話機端末装置である。IPネットワーク10には多数のIP電話機12が収容されているが、図の複雑化を避けるため、同図では4台のみが示されている。
このインターネットプロトコル−Private Branch Exchange(IP−PBX)システムにはまた、アナログ電話機、Integrated Services Digital Network電話機(ISDN電話機)に代表されるディジタル電話機などの在来の電話機14も収容され、これらは、加入者回路(Subscriber Line Interface Circuit(SLIC))16に収容されている。加入者回路16は、複数の電話機14が収容されるとともに、ハイウエイ(HW)18を介してインターネットプロトコルブリッジ(IPブリッジ(IPBRG))20に接続されている。ハイウエイ18は、本実施例では、30チャネルの音声チャネルならびに各1チャネルの信号および空きチャネルが伝送速度2Mbpsに多重化された2Mbps系の信号伝送路(2MHW)である。加入者回路16は、複数の電話機14からの音声信号を、本実施例ではパルス符号変調(Pulse Code Modulation(PCM))してフレーム100(図4)の音声チャネルに多重化し、これを上りハイウエイ(F2MHW)18Fへ送出し、また、下りハイウエイ(B2MHW)18Bから受信したフレーム100の各チャネルを多重分離して音声信号に復調し、対応するチャネルの電話機14に送る多重化、多重分離機能を有する。
IPブリッジ20は、IPネットワーク10に接続され、上りハイウエイ18Fから受信したフレーム100をIPパケットに組み立ててIPネットワーク10へ送出し、またIPネットワーク10から受信したIPパケットを分解してフレーム100を下りハイウエイ18Bへ送出するパケット組立、分解機能を有する機能部である。
IPネットワーク10にはまた、別のIPブリッジ22も収容されている。後者のIPブリッジ22は、IPブリッジ20と同様の構成でよく、これには、会議トランク(CFT)24が収容されたハイウエイ26が接続されている。IPブリッジ22はやはり、上りハイウエイ26Fから受信したフレーム100をIPパケットに組み立ててIPネットワーク10へ送出し、またIPネットワーク10から受信したIPパケットを分解してフレーム100を下りハイウエイ26Bへ送出するパケット組立、分解機能を有する機能部である。
会議トランク24は、ハイウエイ26の下りハイウエイ26Bに到来するチャネルのうち会議接続に参加しているすべてのチャネルの音声信号を加算するとともに、特定の1チャネルの音声信号を除去し、結果の信号を上りハイウエイ26Fへ送出することによって、会議接続を実現するトランク回路である。つまり、特定の1チャネルの音声信号を除去することとは、結果の信号が送信される電話機における送話信号に係るチャネルの音声信号を除去することを意味する。さらに、上記すべてのチャネルの音声信号を加算した信号を、上りハイウエイ26Fにおける空きチャネル(Don’t Careチャネル)へ送出することによって、会議未参加者のための会議内容のモニタを実現するトランク回路である。また、このトランク回路には、会議の当事者、会議の傍聴人、会議の欠席者などが後にこの会議の内容をモニタできるように、会議トランク24は、上記すべてのチャネルの音声信号を加算した信号を、録音する機能を備えている。
IPネットワーク10には、電話機12および電話機14などの端末装置からのパス接続要求などの呼処理要求に応動して、それらの間でIPネットワーク10を介したイントラネット構内の内線通話や、IPネットワーク10が接続される外部のインタネット網(図示せず)とこれらの端末装置12および14との間での外線通話などの呼接続を設定する中央制御機能部として、呼制御ユニット(Communication Control Unit(CCU))28が設けられている。呼制御ユニット28は、本実施例では呼処理プログラムによって呼接続を処理し、この呼処理プログラムは、このような内線通話および外線通話を設定する通常のPBX機能を実現する。本発明に関して呼処理プログラムはとくに、電話機12および電話機14の間で3者通話もしくはそれ以上の多数者通話による会議電話サービスを実行するプログラムを含んでいる。この会議電話機能はまた、IPネットワーク10を介して外部のインタネット網と電話機12および電話機14との間で外線接続にも、効果的に適用される。
図2を参照すると、IP電話機12は、IPネットワーク10に回線30によって接続される信号変換回路(PHY)32を有し、信号変換回路32は、IPネットワーク10から受信されるイーサネット(登録商標)の電気信号をイーサネットフレームに変換して接続線34へ出力し、またIP電話機12の内部で転送されるイーサネットフレームを接続線34から受けてイーサネット(登録商標)の電気信号に変換しIPネットワーク10へ送出する信号変換機能部である。接続線34は、メディアアクセス制御(Media Access Control(MAC))回路36に接続されている。
MAC回路36は、図示のようにバス38によって中央処理装置(Central Process Unit(CPU))40、符号化復号器(Coder Decoder(CODEC))42およびキー入出力(Programmed Input/Output(PIO))回路44に接続され、バス38上を転送されるUDP(User Datagram Protocol(ユーザ・データグラム・プロトコル))/IPパケット(インターネットプロトコルパケット)またはTCP(Transmission Control Protocol(転送制御プロトコル))/IPパケットをイーサネットフレームに組み込んで信号変換回路32に送り、また信号変換回路32から受けたイーサネットフレームをUDP/IPパケットまたはTCP/IPパケットに分解してバス38へ出力する機能部である。
CODEC42は、IP電話機12の送受器であるハンドセット46に接続され、ハンドセット46の受話器から受けたアナログ音声信号をPCMディジタル信号に変換する符号化機能と、MAC回路36から転送されるPCM信号を対応するアナログ音声信号に変換してハンドセット46の送話器へ出力する復号機能とを有し、少なくとも1つのIPパケットのデータを一時蓄積するバッファ容量を有する。
PIO回路46は、IP電話機12のキーパッド48に接続され、キーパッド48の状態、すなわちキー入力を表わす信号をCPU40に送る入力回路である。キーパッド48は、IP電話機12を操作するための各種キー、たとえばダイヤルキー、フックキー、ファンクションキーなどを有し、操作者は、これらを操作して呼接続要求を発したり、会議電話サービスを含むIP−PBXの様々な機能を利用することができる。
CPU40は、IP電話機12の制御プログラムを実行する処理システムを含み、この制御プログラムによって、IPネットワーク10を介して呼処理ユニット28との間で呼処理情報をやり取りし、これによってIP電話機12の全体の動作を統括、制御する中央制御部である。たとえば、IPネットワーク10とハンドセット46との間で音声信号は、CPU40の制御の下に授受される。より具体的には、CPU40は、CODEC42でPCM信号に変換された音声データをCODEC42から読み出して、これにUDP/IPヘッダ(図示せず)を付加してパケットに組み立て、MAC回路36を通してIPネットワーク10へ送信する。また、IPネットワーク10から受信したUDP/IPパケットは、CPU40がヘッダを除去してCODEC42に書き込む。このようにCPU40は、パケットの組立、分解機能も有している。
図3を参照すると、IPブリッジ20は、IPネットワーク10に回線50によって接続される信号変換回路(PHY)52を有し、他方のIPブリッジ22も同様の構成であるので、代表的にブリッジ20について説明する。信号変換回路52は、上述した信号変換回路52と同様の機能を有し、IPネットワーク10から受信されるイーサネット(登録商標)の電気信号をイーサネットフレームに変換して接続線54へ出力し、またIPブリッジ20の内部で転送されるイーサネットフレームを接続線54から受けてイーサネット(登録商標)の電気信号に変換しIPネットワーク10へ送出する信号変換機能部である。接続線54は、メディアアクセス制御(MAC)回路56に接続されている。
MAC回路56は、図示のようにバス58によって中央処理装置(CPU)60および2MHWインタフェース回路62に接続され、バス58上を転送されるUDP/IPパケットまたはTCP/IPパケットをイーサネットフレームに組み込んで信号変換回路52に送り、また信号変換回路52から受けたイーサネットフレームをUDP/IPパケットまたはTCP/IPパケットに分解してバス58へ出力する機能部である。
2MHWインタフェース回路62は、ハイウエイ(2MHW)18に接続され、ハイウエイ18とIPブリッジ20の内部とのインタフェースをとる回路である。インタフェース回路62は、上りハイウエイ18Fから受けたフレーム100の各チャネルのPCMディジタル音声信号をIPパケットに組み立てるパケット組立機能と、MAC回路56から転送されるIPパケットのPCM信号をフレーム100の各チャネルに多重化して下りハイウエイ18Bへ出力するパケット分解機能とを有する。インタフェース回路62は、少なくとも1IPパケットのデータを一時蓄積するバッファ容量を有し、ハイウエイ18に収容される様々な回線パッケージとCPU60との間で制御信号18Cを送受するためのデュアルポートメモリ(図示せず)を有している。
なお、他方のIPブリッジ22における2MHWインタフェース回路62は、ハイウエイ(2MHW)26に接続され、ハイウエイ26とIPブリッジ20の内部とのインタフェースをとる回路である。インタフェース回路62は、上りハイウエイ26Fから受けたフレーム100の各チャネルのPCMディジタル音声信号をIPパケットに組み立てるパケット組立機能と、MAC回路56から転送されるIPパケットのPCM信号をフレーム100の各チャネルに多重化して下りハイウエイ26Bへ出力するパケット分解機能とを有する。インタフェース回路62は、少なくとも1IPパケットのデータを一時蓄積するバッファ容量を有し、ハイウエイ18に収容される様々な回線パッケージとCPU60との間で制御信号26Cを送受するためのデュアルポートメモリ(図示せず)を有している。
CPU60は、IPブリッジ20の制御プログラムを実行する処理システムからなり、この制御プログラムによって、IPネットワーク10を介して呼処理ユニット28との間で呼処理情報をやり取りし、これによってIPブリッジ20の全体の動作を統括、制御する中央制御部である。たとえば、IPネットワーク10とインタフェース回路62との間で音声信号は、CPU60の制御の下に授受される。CPU60は、たとえば、インタフェース回路62に到来したPCM音声データをインタフェース回路62から読み出して、これにUDP/IPヘッダを付加してパケットに組み立て、MAC回路36を通してIPネットワーク10へ送信する。また、IPネットワーク10から受信したUDP/IPパケットは、CPU60がヘッダを除去してインタフェース回路62に書き込む。このようにCPU60は、パケットの組立、分解機能を実現している。
会議トランク24は、下りハイウエイ26Bから到来するPCM音声データを加減算して会議通話を実行する機能部である。より具体的には、たとえば、図1に示す電話機12および14のうち3台の電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で会議接続する場合、会議トランク24は、図4に概念的に示すように、たとえば下りハイウエイ26BすなわちB2MHW1から到来するフレーム100において、そのチャネル(Ch)#0には電話機Tel1のPCM音声データが、またチャネル#1には電話機Tel2のPCM音声データが、そしてチャネル#3には電話機Tel3のPCM音声データが多重化されているとする。会議トランク24はこのフレーム100を受信すると、総和記号102で概念的に示すように3つのチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2の音声信号を加算し、次に減算記号104、減算記号106および減算記号108で概念的に示すように、総和結果の音声信号110からそれぞれ対応する個々のチャネルの音声信号、たとえばチャネル#0なら電話機Tel1の音声信号を減算し、チャネル#1なら電話機Tel2の音声信号を減算し、そしてチャネル#2なら電話機Tel3の音声信号を減算する。結果の音声信号となる音声信号112、音声信号114および音声信号116は、図示のように、それぞれ電話機Tel2+電話機Tel3の音声信号、電話機Tel1+電話機Tel3の音声信号、および電話機Tel1+電話機Tel2の音声信号を含むものとなり、会議トランク24は、これらをそれぞれチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2に多重化し、上りハイウエイ26FすなわちF2MHW1へ送出する。これによって、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間の3者通話が実現される。もちろん、4者以上の会議接続も同様にして行なうことができる。
また、図1に示す電話機12および電話機14のうち2台の電話機Tel4および電話機Tel5が、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で接続された会議の内容をモニタする場合、会議トランク24は、図4に概念的に示すように、たとえば下りハイウエイ26BすなわちB2MHW1から到来するフレーム100において、そのチャネル(Ch)#0には電話機Tel1のPCM音声データが、またチャネル#1には電話機Tel2のPCM音声データが、そしてチャネル#3には電話機Tel3のPCM音声データが多重化されているとする。会議トランク24はこのフレーム100を受信すると、総和記号102で概念的に示すように3つのチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2の音声信号を加算する。結果の音声信号110は、図示のように、電話機Tel1+電話機Tel2+電話機Tel3の音声信号を含むものとなり、会議トランク24は、結果の音声信号110をチャネル#3(don’t careチャネル)に多重化し、上りハイウエイ26FすなわちF2MHW1へ送出する。これによって、電話機Tel4および電話機Tel5は、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間における3者通話をモニタすることが実現される。もちろん、4者以上の会議接続においても同様にしてモニタすることができる。
さらに、結果の音声信号110は、録音部120に入力され、録音部120にてすべてのチャネルの音声信号を加算した信号である音声信号110が録音される。これによって、会議の当事者、会議の傍聴人、会議の欠席者などが後にこの会議の内容を確認できるようになる。この録音された音声信号110を再生する場合は、再生を要求した電話機に対して使用されていないチャネル#4(don’t careチャネル)を割り当てて、割り当てられたチャネル#4に対して録音部120から読み出した音声信号122を割り当てる。なお、録音部120は録音用メモリからなり、音声信号110は録音用メモリに書き込まれることにより録音される。
(A−2)第1の実施形態の動作
動作状態において、上述と同様に電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で会議接続する場合、操作者は、これらの電話機、またはそのいずれかを操作して、会議接続の要求を呼制御ユニット28に送出する。たとえば、電話機Tel1と電話機Tel2の間で通常の2者間通話を行なっている。この呼接続は、通常の内線接続処理で設定され、電話機Tel1と電話機Tel2が通話状態にあることは、呼制御ユニット28に登録されている。この例では、図1に示すように、電話機Tel1および電話機Tel2にはIPアドレスとしてIP=AAAAおよびIP=BBBBがそれぞれ付与されている。またIPブリッジ20および22には、IPアドレスとしてIP=CCCCおよびIP=DDDDがそれぞれ付与されている。また電話機Tel3には、ハイウエイ2MHW0のチャネル(Ch)#0およびUDPポート=0が割り当てられている。さらに、会議の傍聴者となる電話機Tel4、電話機Tel5において、電話機Tel4にはIPアドレスとしてIP=EEEEが付与されており、電話機Tel5には、ハイウエイ2MHW0のチャネル(Ch)#1およびUDPポート=1が割り当てられている。
動作状態において、上述と同様に電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で会議接続する場合、操作者は、これらの電話機、またはそのいずれかを操作して、会議接続の要求を呼制御ユニット28に送出する。たとえば、電話機Tel1と電話機Tel2の間で通常の2者間通話を行なっている。この呼接続は、通常の内線接続処理で設定され、電話機Tel1と電話機Tel2が通話状態にあることは、呼制御ユニット28に登録されている。この例では、図1に示すように、電話機Tel1および電話機Tel2にはIPアドレスとしてIP=AAAAおよびIP=BBBBがそれぞれ付与されている。またIPブリッジ20および22には、IPアドレスとしてIP=CCCCおよびIP=DDDDがそれぞれ付与されている。また電話機Tel3には、ハイウエイ2MHW0のチャネル(Ch)#0およびUDPポート=0が割り当てられている。さらに、会議の傍聴者となる電話機Tel4、電話機Tel5において、電話機Tel4にはIPアドレスとしてIP=EEEEが付与されており、電話機Tel5には、ハイウエイ2MHW0のチャネル(Ch)#1およびUDPポート=1が割り当てられている。
このとき、たとえば電話機Tel1の操作者は、キー48を操作して電話機Tel1から同Tel3へ発呼し、これによって、電話機Tel3をこの2者間通話に参加させることができる。そのとき電話機Tel2は保留状態になる。電話機Tel3がこの発呼に応答して通話状態になると、電話機Tel1でキー48を操作して会議接続の要求を発生する。この会議接続要求は、呼制御ユニット28で受け付けられ、3者、すなわち電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間の会議接続として登録される。もちろん、この会議接続の設定は一例であって、たとえば電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3が同時に会議接続を要求してもよい。この会議登録により呼制御ユニット28は、会議トランク24について会議接続のための電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の会議通話チャネルとして、それぞれ、ハイウエイ2MHW1のチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2を、またUDPポート=0、UDPポート=1およびUDPポート=2を割り当てる。
また、会議の傍聴者となる電話機Tel4の操作者、電話機Tel5の操作者は、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間において会議接続が登録されたことを確認したとき、呼制御ユニット28に対して会議の傍聴者として登録するように要求する。呼制御ユニット28は、電話機Tel4と電話機Tel5を電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3間の会議の傍聴者として登録し、会議の傍聴者用となる会議通話チャネルとして、それぞれ、ハイウエイ2MHW1のチャネル#3を、またUDPポート=3を割り当てる。
さらに、録音された音声信号を再生した音声信号122を伝送するために、ハイウエイ2MHW1のチャネル#4を、またUDPポート=4を割り当てる。
電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声信号は、次のようにして転送される。たとえば、電話機Tel1のCPU40は、呼制御ユニット28からのパス接続要求をIPネットワーク10を介しそのMAC回路36を通して受けると、そのハンドセット46で受話した音声を会議トランク24の収容されているハイウエイ2MHW1における自己の電話機Tel1のチャネル#0に接続するために、パケット化に際してヘッダ(図示せず)の宛て先を、この例では、IPブリッジ22のIP=DDDDに、そして自己の電話機Tel1の会議通話用のUDPポート=0に設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。
同様にして、電話機Tel2は、呼制御ユニット28からのパス接続要求をIPネットワーク10を通して受けると、そのハンドセット46で受話した音声を会議トランク24のハイウエイ2MHW1における自己の電話機Tel2のチャネル#1に接続するために、ヘッダの宛て先を、IPブリッジ22のIP=DDDDに、そして自己の電話機Tel2の会議通話用のUDPポート=1に設定して音声信号をパケット化し、IPネットワーク10へ送出する。
在来型の電話機Tel3については、このような動作をIPブリッジ20が行なう。IPブリッジ20は、電話機Tel1などと同様にして、呼制御ユニット28からのパス接続要求をIPネットワーク10を通して受けると、電話機Tel3から加入者回路16を通して受信した音声を会議トランク24のハイウエイ2MHW1における対応のチャネル#2に接続するために、ヘッダの宛て先を、IPブリッジ22のIP=DDDDに、そして電話機Tel3の会議通話用のUDPポート=2に設定してパケットを組み立て、IPネットワーク10へ送出する。
これらのパケットは、IPネットワーク10を通して転送され、会議トランク24の収容されているIPブリッジ22では、IPネットワーク10からそのMAC回路56を通して受信される。IPブリッジ22のCPU60は、受信したパケットのヘッダを解析して、自己の会議トランク24宛ての音声データを識別し、これをハイウエイB2MHW1の対応するチャネル、この例では、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声信号をそれぞれチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2に書き込む。こうして電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声信号が書き込まれたフレーム100(図4)は、下りハイウエイB2MHW1から会議トランク24で受信される。
会議トランク24では、呼制御ユニット28からの指示に従って、前述のようにして、この例では、下りハイウエイB2MHW1のチャネル#0、チャネル#1およびチャネル#2で受信した音声信号を加算し、チャネル#1およびチャネル#2の加算結果を上りハイウエイF2MHW1のチャネル#0に、またチャネル#0およびチャネル#2の加算結果をそのチャネル#1に、そしてチャネル#0およびチャネル#1の加算結果をそのチャネル#2に書き込む。さらに、会議トランク24では、チャネル#1、チャネル#2およびチャネル#3の加算結果を上りハイウエイF2MHW1のチャネル#3(don’t careチャネル)に書き込み、録音部120では、チャネル#1、チャネル#2およびチャネル#3の加算結果を入力し録音する。
IPブリッジ22では、CPU60は、呼制御ユニット28からのパス接続要求をIPネットワーク10を介しそのMAC回路56を通して受けると、会議トランク24の収容されているハイウエイ2MHW1におけるチャネル#0およびチャネル#1の音声信号については、それぞれ電話機Tel1および電話機Tel2に接続するために、パケット化に際してヘッダの宛て先を、この例では、対応する電話機Tel1および電話機Tel2のIP=AAAAおよびIP=BBBBに設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。また、ハイウエイ2MHW1におけるチャネル#2の音声信号については、電話機Tel3の収容されているハイウエイ2MHW0のチャネル#0に接続するために、ヘッダの宛て先を、この例では、IPブリッジ22のIP=CCCCに、そしてその電話機Tel3のUDPポート=0に設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。
IPネットワーク10へ送出されたこれらのパケットは、電話機Tel1および電話機Tel2、ならびにIPブリッジ22で受信され、これらのCPU40およびCPU60は、受信した音声パケットのヘッダを解析して、自己宛てと判定したパケットから音声信号を取り込む。たとえば、電話機Tel1などのIP電話機12では、CPU40がヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これをCODEC42に転送する。CODEC42では、これを音声信号に復号し、ハンドセット46の受話器に送出する。この音声信号は、会議トランク24で加算された電話機Tel2および電話機Tel3からの音声を含んでいる。電話機Tel2の動作も、音声信号が電話機Tel1および電話機Tel3からの音声を含んでいる点を除いて、電話機Tel1の場合と同様である。
IPブリッジ20では、CPU60がIPネットワーク10から受信したパケットのヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これを2MHWインタフェース回路62に転送する。後者の回路62では、これを下りハイウエイB2MHW0のチャネル#0に書き込む。加入者回路16は、チャネル#0の音声信号に受信して復号し、電話機Tel3に送出する。この音声信号は、会議トランク24で加算された電話機Tel1および電話機Tel2からの音声を含むものである。
また、IPブリッジ22では、CPU60は、呼制御ユニット28からのモニタに関するパス接続要求をIPネットワーク10を介しそのMAC回路56を通して受けると、会議トランク24の収容されているハイウエイ2MHW1におけるチャネル#3の音声信号については、電話機Tel4に接続するために、パケット化に際してヘッダの宛て先を、この例では、対応する電話機Tel4のIP=EEEEに設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。さらに、ハイウエイ2MHW1におけるチャネル#3の音声信号については、電話機Tel5の収容されているハイウエイ2MHW0のチャネル#1に接続するために、ヘッダの宛て先を、この例では、IPブリッジ22のIP=CCCCに、そしてその電話機Tel5のUDPポート=1に設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。
IPネットワーク10へ送出されたこれらのパケットは、電話機Tel3、ならびにIPブリッジ20で受信され、これらのCPU40およびCPU60は、受信した音声パケットのヘッダを解析して、自己宛てと判定したパケットから音声信号を取り込む。たとえば、電話機Tel4などのIP電話機12では、CPU40がヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これをCODEC42に転送する。CODEC42では、これを音声信号に復号し、ハンドセット46の受話器に送出する。この音声信号は、会議トランク24で加算された電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声を含んでいる。
IPブリッジ20では、CPU60がIPネットワーク10から受信したパケットのヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これを2MHWインタフェース回路62に転送する。2MHWインタフェース回路62では、これを下りハイウエイB2MHW0のチャネル#1に書き込む。加入者回路16は、チャネル#3の音声信号に受信して復号し、電話機Tel5に送出する。この音声信号は、会議トランク24で加算された電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声を含むものである。
また、IPブリッジ22では、CPU60は、呼制御ユニット28からの録音された音声の再生に関するパス接続要求をIPネットワーク10を介しそのMAC回路56を通して受けると、会議トランク24の収容されているハイウエイ2MHW1におけるチャネル#4の音声信号については、再生要求された電話機に応じて次のように処理される。例えば、電話機Tel4が再生要求したとき、会議トランク24の収容されているハイウエイ2MHW1におけるチャネル#4の音声信号については、電話機Tel4に接続するために、パケット化に際してヘッダの宛て先を、この例では、対応する電話機Tel4のIP=EEEEに設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。IPネットワーク10へ送出されたこれらのパケットは、電話機Tel3で受信され、これらのCPU40は、受信した音声パケットのヘッダを解析して、自己宛てと判定したパケットから音声信号を取り込む。たとえば、電話機Tel4などのIP電話機12では、CPU40がヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これをCODEC42に転送する。CODEC42では、これを音声信号に復号し、ハンドセット46の受話器に送出する。この音声信号は、録音部120で録音された音声であり、会議トランク24で加算された電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声を含んでいる。
さらに、電話機Tel5が再生要求したとき、ハイウエイ2MHW1におけるチャネル#3の音声信号については、電話機Tel5の収容されているハイウエイ2MHW0のチャネル#1に接続するために、ヘッダの宛て先を、この例では、IPブリッジ22のIP=CCCCに、そしてその電話機Tel5のUDPポート=1に設定して、音声信号をパケットに組み立て、IPネットワーク10へ送出する。IPネットワーク10へ送出されたこれらのパケットは、IPブリッジ20で受信され、これらのCPU60は、受信した音声パケットのヘッダを解析して、自己宛てと判定したパケットから音声信号を取り込む。IPブリッジ20では、CPU60がIPネットワーク10から受信したパケットのヘッダから自己宛てのパケットを識別し、これを2MHWインタフェース回路62に転送する。2MHWインタフェース回路62では、これを下りハイウエイB2MHW0のチャネル#1に書き込む。加入者回路16は、チャネル#4の音声信号に受信して復号し、電話機Tel5に送出する。この音声信号は、録音部120で録音された音声であり、会議トランク24で加算された電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3からの音声を含むものである。
(A−3)第1の実施形態の効果
このようにして、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で3者会議接続が行なわれるとともに、電話機Tel4および電話機Tel5にて3者会議の傍聴および3者会議の録音/再生が行われる。もちろん、これは、発明の説明のための例であって、4者以上の会議接続も同様にして行なうことができる。もちろん、IP電話機12相互の会議通話、および在来の電話機14相互の会議通話も、同様にして実現される。
よって、電話会議の最大参加者を越えても会議を傍聴(モニタ)することが可能となる。また録普用メモリに電話会議の音声データを記録することによりリアルタイムで会議モニタが出来なくともあとから電話会議の内容を聞くことが可能となる。また、パソコンに代表されるコンピュータを接続し録音データを吸い上げファイル化することにより会議データのデ一タをファイル管理することも可能となる。
このようにして、電話機Tel1、電話機Tel2および電話機Tel3の間で3者会議接続が行なわれるとともに、電話機Tel4および電話機Tel5にて3者会議の傍聴および3者会議の録音/再生が行われる。もちろん、これは、発明の説明のための例であって、4者以上の会議接続も同様にして行なうことができる。もちろん、IP電話機12相互の会議通話、および在来の電話機14相互の会議通話も、同様にして実現される。
よって、電話会議の最大参加者を越えても会議を傍聴(モニタ)することが可能となる。また録普用メモリに電話会議の音声データを記録することによりリアルタイムで会議モニタが出来なくともあとから電話会議の内容を聞くことが可能となる。また、パソコンに代表されるコンピュータを接続し録音データを吸い上げファイル化することにより会議データのデ一タをファイル管理することも可能となる。
(B)変形例1
上記に記載した実施形態の図1において、IPネットワーク10、IPブリッジ20、IPブリッジ22、呼制御ユニット28が、図5に示されるように、従来の電子交換機101、従来の電子交換機101に組み込まれている呼制御ユニット128からなり、IP電話機14(Tel1、Tel2、Tel4)が電話機14(Tel3、Tel5)と同様な電話機14(Tel6、Tel7、Tel8)からなるPSTNに用いられる構成においても、本発明の電話会議システムを適用することが可能である。
上記に記載した実施形態の図1において、IPネットワーク10、IPブリッジ20、IPブリッジ22、呼制御ユニット28が、図5に示されるように、従来の電子交換機101、従来の電子交換機101に組み込まれている呼制御ユニット128からなり、IP電話機14(Tel1、Tel2、Tel4)が電話機14(Tel3、Tel5)と同様な電話機14(Tel6、Tel7、Tel8)からなるPSTNに用いられる構成においても、本発明の電話会議システムを適用することが可能である。
(C)変形例2
また、上記に記載した実施形態の図1において、IPブリッジ22、会議トランク24が、図6に示されるように、ゲートウェイに組み込まれている構成においても、本発明の電話会議システムを適用することが可能である。さらに、ハイウエイ26(上りハイウエイ26B、上りハイウエイ26F)は、単なる信号線(バスライン)からなり、時分割にて各電話機に関する伝送信号が伝送される構成でも良い。
また、上記に記載した実施形態の図1において、IPブリッジ22、会議トランク24が、図6に示されるように、ゲートウェイに組み込まれている構成においても、本発明の電話会議システムを適用することが可能である。さらに、ハイウエイ26(上りハイウエイ26B、上りハイウエイ26F)は、単なる信号線(バスライン)からなり、時分割にて各電話機に関する伝送信号が伝送される構成でも良い。
10…IPネットワーク、12…IP電話機、14…電話機、16…加入者回路、18…ハイウエイ、18F…上りハイウエイ、18B…下りハイウエイ、20…IPブリッジ、22…IPブリッジ、24…会議トランク、26…ハイウエイ、26F…上りハイウエイ、26B…下りハイウエイ、28…呼制御ユニット。
Claims (11)
- 第1のチャネルに第1の電話端末から送信される第1の送信信号が多重され、第2のチャネルに第2の電話端末から送信される第2の送信信号が多重される第1の伝送信号を受信し、受信した前記第1の送信信号と前記第2の送信信号との和を処理して、処理した信号を第1の信号として出力する第1の信号処理部と、
前記第1の信号と前記第2の送信信号との差を処理して、処理した信号を第2の信号として出力する第2の信号処理部と、
第3のチャネルに第1の電話端末へ送信する前記第2の信号が多重され、第4のチャネルに第3の電話端末へ送信する前記第1の信号が多重される第2の伝送信号を送信する第3の信号処理部と
を備えた会議トランクを有する電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第2の信号を格納する信号格納部を備えたこと
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記会議トランクは第1のハイウエイが接続され、前記第1のハイウエイの第1の伝送方向には前記第1の伝送信号が伝送され、前記第1のハイウエイの第1の伝送方向には、前記第2の伝送信号が伝送されること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1の送信信号を第1の音声信号に復号する第1の音声復号部と、
前記第2の送信信号を第2の音声信号に復号する第2の音声復号部とを有し、
前記第1の音声復号部は、前記第1の信号処理部の前段に接続され、前記第1の音声信号からなる前記第1の送信信号を前記第1の信号処理部に出力し、
第2の音声復号部は、前記第1の信号処理部の前段に接続され、前記第2の音声信号からなる前記第2の送信信号を前記第1の信号処理部に出力すること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
第3の音声信号からなる前記第2の信号を符号化する第1の音声符号化部と、
第4の音声信号からなる前記第1の信号を符号化する第2の音声符号化部とを有し、
前記第1の音声符号化部は、前記第3の信号処理部の前段に接続され、符号化した前記第2の信号を前記第3の信号処理部に出力し、
前記第2の音声符号化部は、前記第3の信号処理部の前段に接続され、符号化した前記第1の信号を前記第3の信号処理部に出力すること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1の電話端末、前記第2の電話端末、前記第3の電話端末のいずれかの電話端末はインタネットプロトコル網に接続される第1の電話機からなり、
前記第1の電話機は、インタネットプロトコルネットワークと第1のインタネットプロトコルブリッジと前記第1のハイウエイとを介して前記会議トランクに接続されること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項6に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1のインタネットプロトコルブリッジは、前記インタネットプロトコルネットワークおよび前記第1のハイウエイに接続され、前記インタネットプロトコルネットワークから受信した信号を前記第1の伝送信号に格納して前記第1のハイウエイに送信し、前記第1のハイウエイから受信した前記第2の伝送信号から前記第1の電話機に関する信号を前記インタネットプロトコルネットワークへ送信すること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1の電話端末、前記第2の電話端末、前記第3の電話端末のいずれかの電話端末はPSTN網に接続される第2の電話機からなり、
前記第2の電話機は、加入者回路、交換機、前記第1のハイウエイを介して前記会議トランクに接続されること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1の電話端末、前記第2の電話端末、前記第3の電話端末のいずれかの電話端末はPSTN網に接続される第2の電話機からなり、
前記第2の電話機は、加入者回路と第2のハイウエイと第2のインタネットプロトコルブリッジと前記インタネットプロトコルネットワークと前記第1のインタネットプロトコルブリッジと前記第1のハイウエイとを介して前記会議トランクに接続されること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項9に記載される電話会議システムにおいて、
前記第2のハイウエイは、前記第2のハイウエイおよび前記加入者回路に接続され、前記第2のハイウエイの第1の伝送方向には前記第2の電話機から送信される第5の伝送信号が伝送され、前記第2の伝送方向には、前記第2のインタネットプロトコルブリッジから送信される第6の伝送信号が伝送され、
前記第2のインタネットプロトコルブリッジは、前記インタネットプロトコルネットワークおよび前記第2のハイウエイに接続され、前記第2のハイウエイから受信した前記第5の伝送信号から前記第2の電話機に関する信号を前記インタネットプロトコルネットワークへ送信し、
前記インタネットプロトコルネットワークから受信した信号から前記第2の電話機に関する信号を前記第6の伝送信号に格納して前記第2のハイウエイに送信すること
を特徴とする電話会議システム。 - 請求項1に記載される電話会議システムにおいて、
前記第1の電話端末、前記第2の電話端末、前記第3の電話端末のいずれかからの電話会議の接続要求に応動して、前記第1の電話端末に関する伝送信号、前記第2の電話端末に関する伝送信号、前記第3の電話端末に関する伝送信号を会議トランクに介して伝送することを設定する制御手段を有すること
を特徴とする電話会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004288735A JP2006108769A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 電話会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004288735A JP2006108769A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 電話会議システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006108769A true JP2006108769A (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=36378023
Family Applications (1)
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JP2004288735A Pending JP2006108769A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 電話会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006108769A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068087A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Hitachi Kokusai Electric Inc | グループ通話制御サーバ |
JP2012049701A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | グループ通話システム |
CN103414836A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-11-27 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 接入基于ip的电话会议的处理方法及装置 |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004288735A patent/JP2006108769A/ja active Pending
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