JP2006108635A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体発光素子の光取り出し面に複数の凸構造が形成された半導体発光装置であって、凸構造20は、光取り出し面から順に、屈折率勾配構造を成す円錐状のメサ部21、回折格子構造を成す円柱部22、屈折率勾配構造を成す円錐部23の3つの構造を有し、凸構造20の間隔が、発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍以下の範囲であり、円柱部22の円相当平均直径はメサ部21の下底部の円相当平均直径の1/3から9/10倍の範囲である。
【選択図】図1
Description
円柱部22の平均高さEは、発光波長の3/10から1倍の範囲である。
メサ部21の下底部の円相当平均直径Aは、発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍の範囲である。メサ部21の上頂部の円相当平均直径Cは、円柱部の円相当平均直径Cと同等である。メサ部21の平均高さDは、発光波長の1/10から1/5の範囲である。
円錐部23の底辺部の円相当平均直径Fは円柱部22の上頂部と同等である。円錐部23の平均高さGは、発光波長の1/10から1倍の範囲である。
円柱部22の円相当平均直径は、メサ部21の下底部の円相当平均直径の1/3から4/5倍の範囲であり、メサ部21の上頂部の円相当平均直径Cと一致する。そうすることにより、メサ部21と円柱部22の界面での反射は起こらない。
光の散乱を生じる表面構造において、表面構造体の大きさが大きい物ほど光に対して影響が大きく、その効果は大きさの2乗に比例する。そのため、メサ部21の下底部の円相当平均直径Aは、発光素子の発光光の波長の1/20以上であることが好ましい。円相当平均直径Aが、これより小さいとレイリー散乱領域を外れてしまい、凹凸の効果が急速に失われてしまう。より好ましい範囲は、光の波長の1/10程度以上である。メサ部は1/(外部屈折率+基板屈折率)より大きいとしているが、外部屈折率1.5、基板屈折率3.5の場合では、1/(1.5+3.5)=1/5となり、散乱が起こる領域に入っている。また、円相当平均直径Aが大きく光の波長以上になると、光が凹凸そのものの形を認識するようになるため、屈折率勾配の効果が失われてしまい好ましくない。さらに、円相当平均直径Aは、光が凹凸の形を認識しない大きさである光の波長と同程度以下が望ましい。
円錐部23の底面の円相当平均直径Fは円柱部22の円相当平均直径と一致する。そうすることにより、円柱部22と円錐部23の界面での反射は起こらない。
まず、上記の必要なパターンの大きさを作製する方法として、通常の光リソグラフィ露光装置や電子線描画装置を利用できる。また、本発明者らが開発したブロックコポリマーを用いたミクロ相分離構造を利用する方法がある(特開2001−151834号公報:以下特許文献3と記す)。その他に、ポリマービーズやシリカビーズ等をマスクとして作製する方法もある(Applied Physics Letters,2174,vol63,1993)。
本発明の発光素子は、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)などの半導体発光素子である。
次に、このような発光素子の製造方法について説明する。
ブロックコポリマー又はグラフトコポリマーの薄膜を形成してミクロ相分離(ブロックコポリマーの分子内での相分離)させた後、1つのポリマー相を選択的に除去し、これによりナノメートルサイズのパターンを有する多孔質膜を形成する。得られた多孔質膜は下地をエッチングしてパターンを転写するためのマスクとして用いることができる。ミクロ相分離構造から1つのポリマー相を選択的に除去するには、2つのポリマー相の間での、ドライエッチング速度の差、エネルギー線に対する分解性の差、又は熱分解性の差を利用する。いずれの方法でも、リソグラフィ技術を用いる必要がないので、スループットが高く、コストを低減することができる。
ミクロ相構造形成性樹脂組成物からなる薄膜を形成するには、発光素子表面に上記樹脂組成物の均一溶液を塗布することが好ましい。均一溶液を用いれば、製膜時の履歴が残ることを防ぐことができる。溶液中に比較的大きな粒子径のミセルなどが生成して塗布液が不均一であると、不規則な相分離構造が混入して規則的なパターン形成が困難であり、規則的なパターンを形成するのに時間がかかるため好ましくない。
ブロックコポリマー又はグラフトコポリマーのミクロ相分離構造は、以下のような方法により作製できる。例えば、ブロックコポリマー又はグラフトコポリマーを適当な溶媒に溶解して塗布溶液を調製し、この塗布溶液を基板上に塗布し乾燥して膜を形成する。この膜をポリマーのガラス転移温度以上の温度でアニールすることによって、良好な相分離構造を形成することができる。コポリマーを溶融状態にし、ガラス転移温度以上相転移温度以下の温度でアニールしてミクロ相分離させた後、室温でミクロ相分離構造を固定してもよい。コポリマーの溶液をゆっくりとキャストさせることでミクロ相分離構造を形成することもできる。コポリマーを溶融し、ホットプレス法、射出成形法、トランスファー成形法などの方法によって、所望の形状に成形した後、アニールしてミクロ相分離構造を形成することもできる。
次に、本発明を以下の実施例によってさらに具体的に説明する。実施例1から17まではブロックコポリマーのミクロ相分離構造を用いた凹凸の作製方法を、実施例18から21はPS又はシリカ粒子を用いた応答の作製方法を、実施例22は電子ビーム描画による凹凸の作製方法について述べてある。
図3は、本発明の第1の実施例に係わる発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。
また、実施例1と同様の方法で作製し相分離したブロックコポリマー付き基板を、O2 流量30sccm、圧力13.3Pa(100mTorr)、パワー100WでRIEすることにより、相分離したPSとPMMAをエッチングする。O2 エッチングしたものはCF4 と比較して基板を削ることはできないが、その代わりPMMAを選択的にエッチングすることができる。その後、実施例1と同様のプロセスを行うと、円錐+円柱+メサ部を有する微小な凹凸が形成された。
実施例1で用いた発光素子形成基板10の最上層である電流拡散層15上にPS:315000、PMMA:785000の分子量を持つブロックコポリマーを溶剤に溶かした液をスピンコート法で3000rpmで塗布した後、110℃,90秒でプリベークして溶剤を気化し150nmの膜厚を得た。次いで、窒素雰囲気中で210℃,4時間のアニールを行い、PSとPMMAの相分離を行い、直径110nm程度のPSのドットパターンを形成した。
また、実施例3と同様の方法で作製し相分離したブロックコポリマー付き基板を、BCl3 /Cl2 =5/20sccm、0.266Pa(2mTorr)、入射電力/バイアス電力=100/100WでRIEすることにより、相分離したPSとPMMAをエッチングした。PSとPMMAのエッチング速度比は1:4であることから、PMMAが選択的にエッチングされ、PSのパターンが残ることになる。その後、実施例3と同様のプロセスを行った。その後、実施例1と同様にArスパッタリングすると、円錐+円柱+メサ部を有する微小な凹凸が形成された。
また、ブロックコポリマーとして、ポリスチレン(PS)−ポリイソプレン(PI)を用いた。PSの分子量は450000、PIの分子量は1230000、Mw/Mnは1.07であった。実施例3と同様の方法で相分離したブロックコポリマー付き基板を作製した。オゾンで相分離したPS−PIブロックコポリマーのうち、PIを選択的にオゾン酸化除去した。
図8は、本発明の第6の実施例に係わる発光ダイオードの製造工程を示す断面図である。なお、前記図5と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図9は、本発明の第7の実施例に係わる発光ダイオードの製造工程を示す断面図である。なお、前記図5と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
実施例6と同様の構造のInGaAlPが光取り出し面に成膜されている発光素子基板10に、スピンオングラス(SOG)(東京応化OCD T−7)を110nmスピンコートし、ホットプレート上で200℃,60秒、さらに300℃,60秒間ベークした。さらに、実施例3と同じブロックコポリマーを溶剤に溶解した溶液をスピンコートで基板に回転数2500rpmで塗布した後、110℃,90秒でプリベークして溶剤を気化した。次いで、窒素雰囲気中で、210℃,4時間のアニ−ルを行い、ブロックコポリマーのPSとPMMAの相分離を行った。
実施例1で用いた発光ダイオードであるGaP電流拡散層15の表面に、実施例7と同様にしてSOGを100nm形成した。さらに、実施例3と同じブロックコポリマーを溶剤に溶解した溶液をスピンコートにより回転数2500rpmで塗布した後、110℃、90秒でプリベークして溶剤を気化した。次に窒素雰囲気中で、210℃、4時間のアニ−ルを行い、ブロックコポリマーのPSとPMMAの相分離を行った。
このサンプルとパターンを付けなかったサンプルの発光効率を比較したところ、輝度が150%向上していることが確認された。
PS:300000、PMMA:420000の分子量を持ち、Mw/Mn=1.07のブロックコポリマーと分子量15000のPMMAホモポリマーを重量比で、6:4の割合で混合し、それぞれが3重量%のPGMEA溶液になるように調整した。この溶液をスピンコートで、実施例1で用いた発光ダイオードであるGaPの発光層15の表面に回転数2500rpmで塗布した後、110℃,90秒でプリベークして溶剤を気化した。次いで、窒素雰囲気中で210℃,4時間のアニールを行い、ブロックコポリマーのPSとPMMAの相分離を行った。
相分離ポリマーとして、PS(ポリスチレン)−PI(ポリイソプレン)ジブロックコポリマー(分子量(Mw)PS:23万、PI:40万 Mw/Mn=1.06)を用い、低分子量ホモポリマー(分子量Mw:2000、Mw/Mn:1.45)としてPIポリマーを用いた例を示す。即ち、実施例9と同様にしてPS−PIジブロックポリマーにPIの低分子量ホモポリマーを添加し、PGEMEAに溶解させ溶液化した。
PSが24万、PMMAが73万、Mw/Mnは1.08のブロックコポリマーに、Mw=15000のPMMAと、分子量9000のPSのホモポリマーを添加したサンプルを発光素子基板の電流拡散層上に薄膜化した。PS−PMMAブロックコポリマーとPMMAホモポリマーとPSホモポリマーの混合率と、その結果得られたミクロ相分離パターンのPSの直径は、以下の(表2)の通りである。
図10は、本発明の第13の実施例に係わる発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。本実施例の発光ダイオードは、紫外光(UV光)を発光するものである。
実施例13で単結晶Al2 O3 基板51の表面に凸構造60を作製した紫外光を発光する発光ダイオード(UV−LED)に対し、基板51の裏面に蛍光体を載せることで、白色光を出すようにした。用いた蛍光体は、以下の(表4)の通りである。
図11は、本発明の第15の実施例に係わる発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。なお、図10と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。本実施例の発光ダイオードも実施例13と同様に、紫外光(UV光)を発光するものである。
実施例15で単結晶Al2 O3 基板51の裏面に凸構造60を作製したUV−LEDに対し、基板51の裏面に蛍光体を載せることで、白色光を出すようにした。用いた蛍光体は、先の(表4)の通りである。
図12は、本発明の第17の実施例に係わる発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。
直径が200nmのPS粒子(密度1.05)を単分散させた水溶液中に、実施例1で用いた発光ダイオードであるGaPの発光層表面を備えた発光素子基板10を浸漬する。その後、基板を温度25℃,湿度40%の条件下で10μm/secの速度で引き上げる。引き上げの際に、基板表面と水溶液の表面と空気中の界面が存在、いわゆるメニスカスラインに沿ってPS粒子は基板表面に吸い寄せられ、基板表面にPS粒子が単分子層で配列された(図6(b))。
直径が500nmのPS粒子(密度1.05)を単分散させた水溶液中に、実施例1で用いた発光ダイオードであるGaPの光取り出し面を備えた発光素子基板を浸漬する。その後、実施例18と同様に引き上げることにより基板表面にPS粒子が単分子層で配列された。
直径が200nmのシリカ粒子(密度2.0)を単分散させた水溶液中に、実施例1で用いた発光ダイオードであるGaPの光取り出し面を備えた発光素子基板を浸漬する。その後、実施例18と同様に引き上げることにより基板表面にシリカ粒子が単分子層で配列された(図6(b))。
図14は、本発明の第21の実施例に係わる発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。なお、図13と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
実施例1で用いた発光ダイオードであるGaPの発光層表面を備えた発光素子基板10上に、電子線用レジスト(フジフィルム製:FEP−301)を形成した。そして、パターンジェネレーターを装備した50kVの加速電圧を持つ電子線露光装置で150nmの円形状パターンを発生させた(図7(b))。
12…n−InAlPクラッド層
13…InGaAlP活性層
14…p−InAlPクラッド層
15…p−GaP電流拡散層
16,57,67…p側電極
17,58,68…n側電極
20,60,70…凸構造
21…メサ部
22…円柱部
23…円錐部
31…マスク材料層
32…ポリマーフラグメントパターン
33…PS粒子パターン
35…レジストパターン
36…3層用レジスト
37,71…SOG膜
38,72…ブロックコポリマー溶液
41…ブロックコポリマー
42…ドットパターン
51…Al2 O3 基板
52…n−AlGaNコンタクト層
63…n−AlGaNクラッド層
54…n−AlGaN/n−AlGaN活性層
55…p−AlGaN/p−AlGaNクラッド層
56…p−GaNコンタクト層
61…n−GaN基板
62…n−GaNバッファ層
63…n−GaNクラッド層
64…MQW活性層
65…p−AlGaNキャップ層
66…p−GaNコンタクト層
73…PSパターン
75…シリカ粒子パターン
Claims (12)
- 半導体発光素子の光取り出し面に複数の凸構造が形成された半導体発光装置であって、
前記凸構造は、前記光取り出し面から順に、屈折率勾配構造を成す円錐状のメサ部、回折格子構造を成す円柱部、屈折率勾配構造を成す円錐部の3つの構造を有し、
前記凸構造の間隔が、発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍以下の範囲であり、前記円柱部の円相当平均直径は前記メサ部の下底部の円相当平均直径の1/3から9/10倍の範囲であることを特徴とする半導体発光装置。 - 前記メサ部の上頂部の円相当平均直径は前記円柱部の円相当平均直径と同等であり、該メサ部の下底部の円相当平均直径は発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍の範囲であり、前記メサ部の平均高さは発光波長の1/10から1/5の範囲であることを特徴とする請求項1記載の半導体発光装置。
- 前記円錐部の下底部の円相当平均直径は前記円柱部の円相当平均直径と同等であり、前記円錐部の平均高さは発光波長の1/10から1倍の範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体発光装置。
- 前記凸構造の平均高さは発光波長の0.6から1.5倍の範囲であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の半導体発光装置。
- 前記円柱部の平均高さは発光波長の3/10から1倍の範囲であることを特徴とする請求項1から1〜4の何れかに記載の半導体発光装置。
- 半導体発光素子の光取り出し面に複数の凸構造が形成された半導体発光装置であって、
前記凸構造は、前記光取り出し面から順に、屈折率勾配構造を成す円錐状のメサ部、回折格子構造を成す円柱部、屈折率勾配構造を成す円錐部の3つの構造を有し、
前記凸構造の間隔は、発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍以下の範囲であり、該凸構造の平均高さは発光波長の0.6から1.5倍の範囲であり、
前記円柱部の円相当平均直径は前記メサ部の下底部の円相当平均直径の1/3から9/10倍の範囲であり、該円柱部の平均高さは発光波長の3/10から1倍の範囲であり、
前記メサ部の上頂部の円相当平均直径は前記円柱部の円相当平均直径と同等であり、該メサ部の下底部の円相当平均直径は発光波長の1/(外部媒質の屈折率+基板の屈折率)より大きく1倍の範囲であり、前記メサ部の平均高さは発光波長の1/10から1/5の範囲であり、
前記円錐部の下底部の円相当平均直径は前記円柱部の円相当平均直径と同等であり、該円錐部の平均高さは発光波長の1/10から1倍の範囲であることを特徴とする半導体発光装置。 - 前記発光素子は発光ダイオードであり、前記光取り出し面の一部に電極が形成され、前記光取り出し面の前記電極が形成されていない部分に前記凸構造が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体発光装置。
- 請求項1〜7の何れかに記載の半導体発光装置の製造方法であって、
前記光取り出し面上に円形パターンを周期的に配列したマスクを形成する工程と、
前記マスクを用いて反応性イオンエッチング法により、前記光取り出し面を成す光放射側最外層又は無機光透過性層を選択的にエッチングすることによって、前記凸構造の円柱部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1〜7の何れかに記載の半導体発光装置の製造方法であって、
前記光取り出し面上に円形パターンを周期的に配列したマスクを形成する工程と、
前記マスクを用いて反応性イオンエッチング法により、前記光取り出し面を成す光放射側最外層又は無機光透過性層を選択的にエッチングすることによって、前記凸構造の円柱部を形成する工程と、
不活性ガスを用いた物理エッチング法により前記光放射側最外層又は無機光透過性層をエッチングすることによって、前記円柱部の底部に前記メサ部を形成すると共に該円柱部の頂部に前記円錐部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体発光装置の製造方法。 - 前記マスクを形成する工程として、前記光取り出し面上にレジストを形成した後、前記レジストに電子ビームや光を用いたリソグラフィ法により前記円形パターンを描画することを特徴とする請求項8又は9記載の半導体発光装置の製造方法。
- 前記マスクを形成する工程として、前記光取り出し面上に、ブロックコポリマー又はグラフトコポリマーを含有し、ミクロ相分離構造を自己組織的に形成する樹脂組成物からなる薄膜を形成した後、前記薄膜のミクロ相分離構造の少なくとも一方の相を選択的に除去することを特徴とする請求項8又は9記載の半導体発光装置の製造方法。
- 前記マスクを形成する工程として、前記光取り出し面上にポリマービーズ又はシリカビーズを単一粒子層に並べたものを形成することを特徴とする請求項8又は9記載の半導体発光装置の製造方法。
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