JP2006107908A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車等の移動体に利用される燃料電池システムにおいて、燃料電池の停止時における劣化を防止する。
【解決手段】燃料電池システム1は、固体高分子電解質膜31を挟んで触媒層32、33を形成した膜電極接合体と、触媒層32、33に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給するガス拡散層34、35と、ガス拡散層34、35に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給するセパレータ37、39とを積層して形成された単位セル2を備えており、電動ジャッキ49が単位セル2の積層方向に圧力を印加して触媒層32、33及びガス拡散層34、35からの水分をセパレータ37、39のガス流路36、38に排出し、この水分をドライガスパージによって除去する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、特に燃料電池の停止時における劣化を防止する燃料電池システムに関する。
従来の燃料電池システムとしては、例えばプロトン伝導性を有する高分子電解質膜を燃料極及び酸化剤極とで挟持するように配置して単セルを構成し、この単セルを複数個積層することによって燃料電池本体(スタック)を構成していた。 このような燃料電池システムでは、例えば高圧の水素ボンベを水素供給源として利用し、燃料極を備えた燃料極側ガス流路に燃料としての水素を供給する一方で、酸化剤極を備えた酸化剤極側ガス流路には酸化剤としての空気を例えばコンプレッサもしくはブロアを利用することによって大気から供給している。燃料極と酸化剤極には反応を促進するために白金(Pt)等の貴金属を主とした触媒層が形成されており、燃料極においては
2 →2H+ +2e- ・・・・・・(1)
という反応を起こし、燃料としての水素が水素イオンと電子に分離される。水素イオンは高分子電解質膜の内部を拡散して酸化剤極に到達し、電子は外部回路を流れ燃料電池の出力として取り出される。
一方、酸化剤極においては、燃料極から高分子電解質膜中を拡散してきた水素イオンと、燃料極から外部回路を通じて移動してきた電子と、空気中の酸素とによって酸化剤極の触媒層中に形成されている三相界面上において
2H+ 1/2 2 +2e- →H2 O ・・・・・・(2)
の反応により水が生成される。
この種の燃料電池を移動体、例えば自動車用の動力源として活用するときにおいては、起動及び停止が頻繁に行われることになる。燃料電池停止中においては当然のことながら燃料極、酸化剤極ともに供給されるべき燃料(水素)及び空気の供給が停止した状態で放置されることになる。従来の停止操作手順としては燃料極中の残留水素を強制的に排気するために空気や窒素等の不活性ガスでパージする方法や、燃料極中の残留水素を酸素等と反応させて消費するなどの停止方法があるが、いずれの場合においても長時間の停止中には燃料極にも大気が侵入して燃料極中に酸素(空気)が存在する状態になるのが一般的である。
この状態、すなわち燃料極と酸化剤極の両方に空気が混入した状態からシステムを起動させる場合において、燃料極側ガス流路に水素を供給し始めた初期の段階では、燃料極側ガス流路及び酸化剤極側ガス流路は一時的に図13に示すような状態にさらされることになる。この場合に、燃料極に水素が供給されている領域においては通常の動作状態と同様の反応が起こり酸化剤極側には0.8V以上の電位が生じる。このとき燃料極側の水素と空気の界面(以後、水素/空気フロントと呼ぶ)を境に燃料極側の空気存在領域に対向する酸化剤極においては
C+2H2 O→CO2 +4H+ +4e- ・・・・・・(3)
という反応が起こることで、Pt等の触媒を担持しているカーボン担体の酸化が起こり、酸化剤極の電極触媒層性能が劣化し、その後の燃料電池の性能を低下させる要因となる。このことは米国特許PublicationNo.2002/0076582A1でも指摘されている(特許文献1)。このとき燃料極側の空気が存在する領域においては
2 +4H+ +4e- →2H2 O ・・・・・・(4)
の反応が起こり水を生成している。
PublicationNo.2002/0076582A1
上述したように、従来の燃料電池においては、停止時にアノード側に水素、カソード側に空気を残した状態で停止することになるため、カソードが高電位に保持され触媒層が劣化してしまうという課題があった。
また、アノード側とカソード側の両方に水素を保持することによって劣化を抑制することも可能ではあるが、保管時間が長い場合や安全性の面において自動車用等の小型分散型電源としては適さない。
さらに、このような課題を解決するために、燃料電池停止後にアノード側を空気でパージする方法も考えられるが、起動時には水素フロントが発生して酸化剤極の触媒層が劣化してしまうという課題があった。
上述した課題を解決するために、本発明の燃料電池システムは、高分子電解質膜を挟んで燃料極触媒層と酸化剤極触媒層とを形成した膜電極接合体と、前記燃料極触媒層に燃料ガスを供給する燃料極ガス拡散層と、前記酸化剤極触媒層に酸化剤ガスを供給する酸化剤極ガス拡散層と、前記燃料極ガス拡散層に燃料ガスを供給する燃料極セパレータと、前記酸化剤極ガス拡散層に酸化剤ガスを供給する酸化剤極セパレータとを積層して形成された燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の積層方向に圧力を印加して変化させる荷重可変手段と、前記酸化剤極セパレータ及び前記燃料極セパレータに酸化剤を供給してドライガスパージを行うガスパージ手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムでは、荷重可変手段が圧力を印加することによって触媒層及びガス拡散層から水を排出し、ガスパージ手段がドライガスパージを実施することによってセパレータから水を除去するので、燃料電池内を乾燥状態にすることができ、これによって燃料電池の停止時における劣化を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態となる実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例に係る燃料電池システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施例の燃料電池システム1は、燃料電池の単位セル2と、この単位セル2に酸化剤を供給し、ガスパージを実施する酸化剤コンプレッサ(ガスパージ手段)3と、供給される酸化剤に湿度を与える加湿装置4と、加湿装置4で与えられる酸化剤への湿度をコントロールする加湿装置切り替え弁5と、酸化剤コンプレッサ3から単位セル2に酸化剤を供給する酸化剤供給配管6と、単位セル2に燃料を供給する燃料供給装置7と、単位セル2への燃料の供給をコントロールする燃料供給弁8と、燃料供給装置7から単位セル2に燃料を供給する燃料供給配管9と、単位セル2の燃料極に供給される酸化剤をコントロールする燃料極用酸化剤供給弁10と、酸化剤供給配管6と燃料供給配管9とを接続する燃料極用酸化剤供給配管11と、単位セル2からの燃料の排気をコントロールする燃料排気弁12と、単位セル2から燃料を排気する燃料排気配管13と、単位セル2から排気された燃料を供給側に循環させる燃料循環ポンプ14と、燃料排気配管13から燃料供給配管9へと燃料を循環させる燃料循環配管15と、単位セル2からの酸化剤の排気をコントロールする酸化剤排気弁16と、単位セル2から酸化剤を排気する酸化剤排気配管17と、単位セル2に電力を供給する電源18とを備えており、単位セル2は発電した電力を可変負荷装置19に供給し、供給される電力の電圧は電圧センサ20で監視されている。
また、燃料電池システム1の制御はコントロールユニット(C/U)21によって処理されている。
このように構成された燃料電池システム1において、燃料電池の単位セル2は、燃料が供給される燃料極および酸化剤が供給される酸化剤極を備えており、燃料は燃料供給装置7から燃料供給弁8を通じて燃料供給配管9により燃料極に供給される。
一方、酸化剤は酸化剤コンプレッサ3から酸化剤供給配管6により酸化剤極に供給されている。なお、酸化剤の供給量を調節するための装置を酸化剤供給配管6に配置してもよい。また、酸化剤供給配管6には、加湿装置切り替え弁5が設置されており、加湿装置4による酸化剤への加湿と無加湿が切り替えられている。
こうして供給された燃料と酸化剤とは、単位セル2で反応して電力を発生し、この電力は可変負荷装置19に供給される。
そして、燃料電池の単位セル2の燃料極を通過した燃料は、燃料排気弁12が開いている場合には燃料排気配管13を通じて、燃料濃度を安全範囲に抑えた後に外気に排出され、燃料排気弁12が閉じている場合には燃料循環ポンプ14によって燃料循環配管15に供給され、燃料供給配管9を通じて再び単位セル2の燃料極に供給される。なお、燃料排気弁12の開度をコントロールすることによって、燃料ガスの排気量と再循環量を制御することが可能である。
一方、単位セル2の酸化剤極を通過した酸化剤は、酸化剤排気配管17を通じて外気に排出される。
また、酸化剤供給配管6と燃料供給配管9とをつなぐ燃料極用酸化剤供給配管11には、酸化剤ガスを遮断するための燃料極用酸化剤供給弁10が配置されている。
次に、図1で示した燃料電池の単位セル2の詳細な構成を図2に基づいて説明する。図2は本実施例に係る燃料電池の単位セル2の構成を示す断面図である。 図2に示すように、本実施例の燃料電池の単位セル2は、固体高分子電解質膜31の両面に、それぞれカソード触媒層32とアノード触媒層33とが形成されている。カソード触媒層32に接してカソードガス拡散層34、アノード触媒層33に接してアノードガス拡散層35がそれぞれ積層されている。さらに、その外側にはカソードガス流路36を有するカソードセパレータ37、アノードガス流路38を有するアノードセパレータ39がそれぞれ積層されている。
固体高分子電解質膜31、両極触媒層32、33、両極ガス拡散層34、35の外周はエッジシール40によって被覆され、このエッジシール40は絶縁されており、両極セパレータ37、39と接するように配置されて燃料電池の単位セル2を構成している。
この燃料電池の単位セル2の外側には、カソードセパレータ37の外面にカソード集電板41が配置され、アノードセパレータ39の外面にアノード集電板42が配置されている。
さらに、各集電板41、42の外側にはカソードエンドプレート43とアノードエンドプレート44がそれぞれ配置されている。
また、カソード側にはカソードガスを供給するカソード入口45と、カソードガスを排出するカソード出口46が配置され、アノード側にはアノードガスを供給するアノード入口47と、アノードガスを排出するアノード出口48が配置されている。
アノードガス拡散層35及びカソードガス拡散層34は、例えばカーボンペーパーやカーボンフェルト等の導電性かつ多孔質の耐酸性物質を薄板状に成形したものに撥水処理を施して用いられている。本発明においては少なくともカソードガス拡散層34は、その厚さ方向に印加される圧力(面圧)の増減に対して示す弾性が大きい方が好ましい。即ちカソードガス拡散層34は、面圧が増加すると、圧縮して気孔率が低下し、逆に面圧が低減すると、膨張して気孔率が増加するような特性を有するものとする。
さらに、燃料電池の単位セル2の上部には、少なくともカソードガス拡散層(酸化剤ガス拡散層)34に対して、積層方向に圧力を印加して変化させる圧力可変手段としての電動ジャッキ49が上部フレーム50に設置されている。この電動ジャッキ49は、燃料電池の単位セル2の上下に配置された各フレーム50、51とガイド52によって、積層方向に可動するように設置されている。
この電動ジャッキ49によって単位セル2に印加された積層方向への面圧は、アノードエンドプレート44の下部に設置された圧力センサ53によって検出されている。また、積層方向の変位量についてはカソードエンドプレート43の上部に設置された歪ゲージセンサ54によって検出されている。
また、可変負荷装置19は、単位セル2から可変負荷装置19に供給される電圧値及び電流値を検出するとともに、可変負荷装置19内部に設けられた交流電源及び交流インピーダンス測定器によって単位セル2の内部抵抗を交流信号によって検出する。そして、検出された電圧、電流、内部抵抗のデータは、コントロールユニット21によって収集されて単位セル2の保水量が推定され、この推定に基づいて圧力可変手段である電動ジャッキ49により単位セル2の積層方向に圧力を印加する。
さらに、圧力センサ53及び歪ゲージセンサ54により得られた面荷重と変位量とのデータを、予めデータベースに格納されているデータと比較して電動ジャッキ49を制御し、単位セル2に印加される圧力を変化させることによってアノードガス拡散層35及びカソードガス拡散層34の内部の水分を排出するように制御する。
次に、本実施例に係る燃料電池システム1による操作停止時における制御処理を図3のフローチャートに基づいて説明する。
図3に示すように、まず燃料電池の単位セル2を停止させて停止操作が開始されると、コントロールユニット21は予め設定された積層方向の変位(基準位置)に電動ジャッキ49が位置するように制御する。そして、可変負荷装置19で検出された基準位置における内部抵抗を収集し、予めデータベースに格納されている基準位置における内部抵抗と電極含水量との関係を示す図4のデータに基づいて電極含水量を算出する。図4に示すように、電極含水量は基準位置における内部抵抗が大きくなるのにしたがって上昇していき、ある一定値に無限に近づいていくような特性をもつ。
こうして基準位置における内部抵抗に基づいて電極含水量を算出すると、コントロールユニット21は、加湿装置切り替え弁5を、酸化剤コンプレッサ3から酸化剤供給配管6へと接続するように開弁操作を行い、さらに酸化剤排気弁16を開くことにより、酸化剤コンプレッサ3から無加湿の酸化剤を単位セル2の酸化剤極に導入してカソードドライガスパージを開始する(S101)。
次に、コントロールユニット21は、現在の含水量が目標含水量となるように、予めデータベースに格納されている基準位置からの変位と水除去率との関係を示す図5のデータに基づいて基準位置からの変位を決定する。図5に示すように、水除去率は基準位置からの変位が大きくなるのにしたがって上昇していき、ある一定値に無限に近づいていくような特性をもつ。
そして、基準位置からの変位が決定したら、次にコントロールユニット21は予めデータベースに格納されている基準位置からの変位と面荷重との関係を示す図6のデータに基づいて面荷重を決定する。図6に示すように、面荷重は変位が大きくなるにしたがって無限に大きくなるのに対して、変位はある一定値よりは大きくならない特性をもつ。
こうして基準位置からの変位と面荷重とが決定すると、コントロールユニット21は電動ジャッキ49による積層方向への圧縮を開始する(S102)。
そして、目標とする基準位置からの変位に達したところで、0.1秒から10秒以下の範囲で電動ジャッキ49を保持し、このときの内部抵抗を検出する。コントロールユニット21は、検出された内部抵抗によりデータベースに格納されている基準位置からの変位と理想乾燥状態における内部抵抗との関係を示す図7のデータに基づいて理想乾燥状態に達したか否かを判定する。図7に示すように、理想乾燥状態における内部抵抗は、基準位置からの変位が大きくなるにしたがって大きくなっていき、ある一定値に無限に近づいていくような特性をもつ。
ここで、理想乾燥状態に達していないと判定されたときには、ステップS102における圧縮操作を繰り返し行い、理想乾燥状態に達したと判定されたときには単位セルを圧縮した状態に保持したままで圧縮を終了する(S103)。
続いて、コントロールユニット21は酸化剤排気弁16を閉じてカソードドライガスパージを終了させ(S104)、次に燃料極用酸化剤供給弁10を開いて無加湿の酸化剤を0.1秒から60秒以下の間、単位セル2の燃料極に供給してアノードドライガスパージを開始する(S105)。
そして、所定時間が経過すると、コントロールユニット21は、酸化剤コンプレッサ3を停止し、電動ジャッキ49を運転時における変位に戻してアノードドライガスパージを終了して(S106)、本実施例の燃料電池システム1による操作停止時における制御処理を終了する。
次に、本実施例に係る燃料電池システム1による起動操作開始時における制御処理を図8のフローチャートに基づいて説明する。
図8に示すように、まず燃料電池の単位セル2を起動させて起動操作が開始されると、コントロールユニット21は予め設定された積層方向の変位(基準位置)に電動ジャッキ49が位置するように制御する。そして、可変負荷装置19で検出された基準位置における内部抵抗のデータを収集し、予めデータベースに格納されている基準位置における内部抵抗と電極含水量との関係を示す図4のデータに基づいて電極含水量を算出する。
そして、この電極含水量が算出されると、コントロールユニット21は、加湿装置切り替え弁5を、酸化剤コンプレッサ3から酸化剤供給配管6へと接続するように開弁操作を行い、さらに酸化剤排気弁16を開くことにより、酸化剤コンプレッサ3から無加湿の酸化剤を単位セル2の酸化剤極に導入してカソードドライガスパージを開始する(S201)。
次に、コントロールユニット21は、現在の含水量が目標含水量となるように、予めデータベースに格納されている基準位置からの変位と水除去率との関係を示す図5のデータに基づいて基準位置からの変位を決定する。
そして、基準位置からの変位が決定したら、次にコントロールユニット21は予めデータベースに格納されている基準位置からの変位と面荷重との関係を示す図6のデータに基づいて面荷重を決定する。
こうして基準位置からの変位と面荷重とが決定すると、コントロールユニット21は電動ジャッキ49による積層方向への圧縮を開始する(S202)。
そして、目標とする基準位置からの変位に達したところで、0.1秒から10秒以下の範囲で電動ジャッキ49を保持し、このときの内部抵抗を検出する。コントロールユニット21は、検出された内部抵抗によりデータベースに格納されている基準位置からの変位と理想乾燥状態における内部抵抗との関係を示す図7のデータに基づいて理想乾燥状態に達したか否かを判定する。ここで、理想乾燥状態に達していないと判定されたときには、ステップS202における圧縮操作を繰り返し行い、理想乾燥状態に達したと判定されたときには単位セルを圧縮した状態に保持したままで圧縮を終了する(S203)。
続いて、コントロールユニット21は酸化剤排気弁16を閉じてカソードドライガスパージを終了させ(S204)、次に燃料循環ポンプ14を稼動し、燃料供給弁8を開いて燃料供給装置7から単位セル2の燃料極に燃料を供給してアノードの水素置換を開始する(S205)。このとき、コントロールユニット21は、燃料極と酸化剤極との差圧が50kPa以下となるように、酸化剤コンプレッサ3と燃料供給弁8とをコントロールする。
そして、コントロールユニット21は、燃料極、酸化剤極ともに運転圧力に達した時点で燃料供給弁8を閉じ、同時に酸化剤コンプレッサ3を停止してアノードの水素置換を終了し(S206)、本実施例の燃料電池システム1による起動操作開始時における制御処理を終了する。
次に、本実施例の燃料電池システム1による効果について説明する。
まず、本発明者は実験によって水素/空気フロントによる劣化は低湿度にするほど抑制することができるという結果を得た。この実験結果を図9に示す。図9は、アノードガス置換直前のセル抵抗とガス置換後のカソード二酸化炭素排出量との関係を示したもので、アノード極及びカソード極ともに空気ガスにより置換されている状態からアノード極に水素ガスを導入し、ガス置換した際の二酸化炭素発生量を測定したものである。
図9に示すように、アノードガス置換直前のセル抵抗が高い、すなわちセルが乾燥した状態であるほど、カソードにおける二酸化炭素の発生量は少なくなり、すなわち劣化を抑制することができるという結果になっている。つまり、従来技術で説明した式(3)の反応側の水分圧が低圧であれば、劣化が抑制される結果となった。
そこで、本発明では単位セル2(特にカソード触媒層内)の含水量が低いほど停止時における触媒層の劣化が少なくなることを利用してカソード触媒層の劣化を抑制するようにしている。
本発明の効果を図10に基づいて説明する。図10(a)において、カソード触媒層32で反応により生成した生成水、または図外のアノードから水素イオンに伴って固体高分子電解質膜31中をカソード触媒層32へ移動してきた電気浸透水は、カソードガス拡散層34を介してカソードセパレータ37に設けられたカソードガス流路36に排出される。
しかしながら、燃料電池の停止時においては、生成水及び電気浸透水は、触媒層及びガス拡散層における材料の親和性や水の表面張力などさまざまな影響によって、カソード触媒層32及びカソードガス拡散層34の気孔内に留まることが多かった。
そこで、本発明においては、荷重可変手段である電動ジャッキ49を設置し、燃料電池の停止時において単位セル2を電動ジャッキ49で積層方向に加圧し、カソードガス拡散層34及びカソード触媒層32に加わる積層方向の圧力を変化させて、カソードガス拡散層34及びカソード触媒層32内に滞留している水分を図10(b)に示すように、カソードセパレータ37のカソードガス流路36に排出させる。
次に、カソードガス流路36に乾燥空気を供給してカソードガス流路36内の水分を単位セル2の外部に排出する。その後、アノード側に空気を供給することで停止時の劣化を極力抑制できるようにする。このときカソードガス流路36に排出された水分が再度カソードガス拡散層34及びカソード触媒層32に戻ってしまうことを防止するために、図10(c)に示すようにカソードセパレータ37のカソードガス流路36の表面、特にカソードガス拡散層34に接するセパレータリブ表面及びチャネル部は親水的な機能を有する表面処理を施すことにより、カソードガス流路36内に保水することが望ましく、さらにカソードガス拡散層34及びカソード触媒層32は撥水的な機能を有する処理を施すことにより、水分を滞流させないことが望ましい。
また、従来のガスの供給による乾燥方法では、供給するガスの加熱や気液平衡に達するまでの応答時間、蒸発速度(気液界面表面積)など応答性の問題が生じていたが、本発明によれば迅速な乾燥が可能であるため、アノード極及びカソード極を素早く空気に置換することが可能であり、これにより自動車等の移動体に適する素早い停止手段が得られるのと同時に、停止時の劣化を抑制することができる。
このように、本実施例に係る燃料電池システム1では、電動ジャッキ49が圧力を印加することによって触媒層及びガス拡散層から水を排出し、酸化剤コンプレッサ3がドライガスパージを実施することによってセパレータから水を除去するので、燃料電池内を乾燥状態にすることができ、これによって燃料電池の停止時における劣化を防ぐことができる(請求項1の効果)。
また、触媒層とガス拡散層に撥水処理を施すとともに、セパレータに親水処理を施しているので、触媒層及びガス拡散層からセパレータに排出された水分が、再び触媒層及びガス拡散層に戻ることを防ぐことができる(請求項2の効果)。
さらに、電動ジャッキ49は変動する圧力を繰り返し印加するので、1回の荷重操作で触媒層及びガス拡散層から除去できなかった水分を、2回目以降の荷重操作で確実に除去することができ、これによって乾燥状態の信頼性を向上させることができる(請求項3の効果)。
また、燃料電池の起動時には、燃料極に対して圧力の印加とドライガスパージとを実施した後に燃料ガスを供給するので、燃料電池の停止直後や保管中に電極が何らかの理由で含水して酸化剤電極が保水した状態になってしまった場合でも、水素/空気フロントによる劣化を抑制することができる(請求項4の効果)。
さらに、燃料電池の停止操作時には、圧力の印加とドライガスパージとを実施した後に、燃料極の燃料ガスを酸化剤ガスで置換するので、保管時において水素と空気が混合することによって生じる劣化を防ぐことができ、これによって停止時や保管時に劣化の少ない燃料電池を実現することができる(請求項5の効果)。
次に、本発明の実施例2を図11及び図12に基づいて説明する。図11は本実施例に係る燃料電池システム71の構成を示す断面図、図12は本実施例に係る燃料電池のスタック72における酸化剤の流れを説明するための図である。
本実施例の燃料電池システム71は、実施例1における単位セル2を多数積層することによってスタック72を構成し、このスタック72を実施例1の燃料電池システム1に適用したものである。したがって、実施例1と同一の構成については詳しい説明を省略する。
図11に示すように、本実施例の燃料電池システム71は、単位セル2を多数積層したスタック72を備えており、このスタック72の両端は2枚の集電板73、74によって挟持され、各集電板73、74は、正極または陰極として可変負荷装置75に接続されている。
スタック72は内部マニホールド構造によって形成されており、このマニホールド構造によって、スタック72の積層方向への圧力可変制御が可能となっている。
可変負荷装置75は、スタック72から供給される電圧値及び電流値を検出するとともに、可変負荷装置75の内部に設けられた交流電源及び交流インピーダンス測定器によりスタック72の内部抵抗を交流信号によって検出する。
また、燃料はアノード入口76から導入され、アノード出口77から排気される。一方、酸化剤はカソード入口78から導入され、カソード出口79から排気される。アノードとカソードの間は絶縁性の配管80で接合されている。このように、両極間は絶縁性の配管80によって接続されているため、異極間で短絡することはない。
また、上方の集電板73の外側にはエンドプレートを介して圧力可変手段としての電動ジャッキ81が配置され、下方の集電板74の外側にはエンドプレートを介してスタック72の積層方向への圧力を検出する圧力センサ82が設置されている。また、電動ジャッキ81のスタック72の積層方向への変位は、フレーム83に取り付けられた歪ゲージセンサ84によって検出される。
データログ装置85は、可変負荷装置75で得られた電圧、電流、内部抵抗のデータを収集して演算制御装置86に送信しており、演算制御装置86はこれらのデータに基づいて、内蔵するデータベースを参照して、スタック72の電極における含水量を推定する。
次いで、演算制御装置86は、この演算の結果に基づいて、目的とするスタック72の電極における含水量に到達させるための変位量及び圧力を算出し、バッテリー87を動力源として電動ジャッキ81を駆動制御して、スタック72に加える圧力を変化させる。スタック72にかかる圧力は圧力センサ82が検出し、また電動ジャッキ81によるスタック72の積層方向への変位は歪ゲージセンサ84が検出し、目的とする圧力、変位となっているかを判断する。
次に、スタック72における酸化剤の流れを図12に基づいて説明する。図12(a)はスタック72の平面図、図12(b)はスタック72の断面図である。
図12(b)に示すように、燃料はアノード入口76から導入され、アノード出口77から排気される。一方、酸化剤はカソード入口78から導入され、カソード出口79から排気される。ここで、酸化剤の流れについて説明すると、カソード入口78から導入された酸化剤ガスは、セパレータ88に形成されたガス流路89へと流入し、このガス流路89に流入した酸化剤ガスは図12(a)に示すようにしてガス流路89内を流れていき、カソード出口79から排気される。
また、図12では、酸化剤の流れについて説明しているが燃料についても同様に流通している。
上述したように構成された本実施例の燃料電池システム71は、実施例1の燃料電池システム1と同様に図3のフローチャートに基づいて操作停止時における制御処理を行い、図8のフローチャートに基づいて起動操作開始時における制御処理を行う。
このように、本実施例に係る燃料電池システム71では、単位セル2を積層して形成したスタック72においても、実施例1と同様に電動ジャッキ81が圧力を印加することによって触媒層及びガス拡散層から水を排出し、ドライガスパージを実施することによってセパレータから水を除去するので、燃料電池内を乾燥状態にすることができ、これによって燃料電池の停止時における劣化を防ぐことができる。
以上、本発明の燃料電池システムについて、図示した実施例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
本発明は、例えば、自動車等の移動体に利用される燃料電池システムに係るものであり、特に燃料電池の停止時における劣化を防止するための技術として極めて有用である。
実施例1に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 実施例1に係る燃料電池システムの単位セルの構成を示す断面図である。 実施例1に係る燃料電池システムによる操作停止時における制御処理を説明するためのフローチャートである。 基準位置における内部抵抗と電極含水量との関係を示す図である。 基準位置からの変位と水除去率との関係を示す図である。 基準位置からの変位と面荷重との関係を示す図である。 基準位置からの変位と理想乾燥状態における内部抵抗との関係を示す図である。 実施例1に係る燃料電池システムによる起動操作開始時における制御処理を説明するためのフローチャートである。 アノードガス置換直前のセル抵抗とガス置換後のカソード二酸化炭素排出量との関係の実験結果を示す図である。 本発明の効果を説明するための図である。 実施例2に係る燃料電池システムの構成を示す断面図である。 実施例2に係る燃料電池システムにおける酸化剤ガスの流れを説明するための図である。 従来の燃料電池における起動開始時の反応を説明するための図である。
符号の説明
1、71 燃料電池システム
2 単位セル
3 酸化剤コンプレッサ(ガスパージ手段)
4 加湿装置
5 加湿装置切り替え弁
6 酸化剤供給配管
7 燃料供給装置
8 燃料供給弁
9 燃料供給配管
10 燃料極用酸化剤供給弁
11 燃料極用酸化剤供給配管
12 燃料排気弁
13 燃料排気配管
14 燃料循環ポンプ
15 燃料循環配管
16 酸化剤排気弁
17 酸化剤排気配管
18 電源
19、75 可変負荷装置
20 電圧センサ
21 コントロールユニット
31 高分子電解質膜
32 カソード触媒層
32a 白金粒子
32b 炭素担体
33 アノード触媒層
34 カソードガス拡散層
35 アノードガス拡散層
36 カソードガス流路
37 カソードセパレータ
38 アノードガス流路
39 アノードセパレータ
40 エッジシール
41 カソード集電板
42 アノード集電板
43 カソードエンドプレート
44 アノードエンドプレート
45、78 カソード入口
46、79 カソード出口
47、76 アノード入口
48、77 アノード出口
49、81 電動ジャッキ
50 上部フレーム
51 下部フレーム
52 ガイド
53 圧力センサ
54、84 歪ゲージセンサ
72 スタック
73、74 集電板
80 配管
83 フレーム
85 データログ装置
86 演算制御装置
87 バッテリー

Claims (5)

  1. 高分子電解質膜を挟んで燃料極触媒層と酸化剤極触媒層とを形成した膜電極接合体と、前記燃料極触媒層に燃料ガスを供給する燃料極ガス拡散層と、前記酸化剤極触媒層に酸化剤ガスを供給する酸化剤極ガス拡散層と、前記燃料極ガス拡散層に燃料ガスを供給する燃料極セパレータと、前記酸化剤極ガス拡散層に酸化剤ガスを供給する酸化剤極セパレータとを積層して形成された燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池の積層方向に圧力を印加して変化させる荷重可変手段と、
    前記酸化剤極セパレータ及び前記燃料極セパレータに酸化剤を供給してドライガスパージを行うガスパージ手段と
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料極と前記酸化剤極の少なくとも一方は、触媒層とガス拡散層とが撥水処理を施されており、前記撥水処理の施されたガス拡散層に接するセパレータは親水処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記荷重可変手段は、変動する圧力を繰り返し印加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池の起動時において、前記燃料極に対して前記荷重可変手段による圧力印加と前記ドライガスパージとを実施した後に、前記燃料極に燃料ガスを供給することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の停止操作時において、前記荷重可変手段による圧力印加と前記ドライガスパージとを実施した後に、前記燃料極の燃料ガスを酸化剤ガスで置換することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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