JP2006107352A - メモリコントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】DDRSDRAM仕様において、データストローブ信号の信号不定状態に影響されることのないメモリコントローラを提供することを目的とする。
【解決手段】メモリコントローラは、データストローブ信号の受信端に結合されデータストローブ信号を遅延した第1のタイミング信号を出力する遅延回路と、遅延回路の出力とデータ信号の受信端とに結合されデータ信号を第1のタイミング信号に応答して取り込む第1のフリップフロップと、遅延回路の出力に結合され第1のタイミング信号を処理した第2のタイミング信号を出力する信号確定状態維持回路と、信号確定状態維持回路の出力とデータ信号の受信端とに結合されデータ信号を第2のタイミング信号に応答して取り込む第2のフリップフロップを含み、信号確定状態維持回路は第1のタイミング信号が不定状態となってから所定の時間の間は第2のタイミング信号の確定状態を維持する。
【選択図】図5

Description

本発明は一般にメモリコントローラに関し、詳しくはDDRSDRAM仕様のメモリを制御するメモリコントローラに関する。
DDRSDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)は、クロックに同期して信号を入出力するシンクロナスDRAMのうちで、クロック信号の倍のレートでデータ転送するメモリのことである。具体的には、クロック信号のポジティブエッジとネガティブエッジとの両方においてデータ入出力することにより、クロック周波数の倍のデータ転送レートを実現している。
メモリコントローラからDDRSDRAMには、クロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKからなる差動クロックを供給する。コマンド(アドレス及び制御信号)は、クロック信号CLKのポジティブエッジでメモリコントローラからメモリに供給される。メモリコントローラとメモリと間のデータ転送は、双方向データストローブ信号DQSに同期して実行される。データストローブ信号DQSはデータ送出側のデバイスがデータと同時に出力するものであり、書き込み動作中はメモリコントローラがデータストローブ信号DQSを供給し、読み出し動作中はメモリがデータストローブ信号DQSを送出する。メモリのアクセスはバースト形式で行われ、選択した位置からデータ読み出しが始まり、プログラムされた順序でプログラムされた数のデータが連続して読み出される。
従来技術には例えば、第1遅延したDSでDDR信号を並列信号に分けてラッチし、更に第2遅延した信号でラッチして、CLKに同期して内部回路に供給している技術がある(特許文献1)。
図1は、DDRSDRAMのリード仕様を示すタイミングチャートである。図1に示すように、まずメモリに供給するクロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して、読み出しコマンドReadをメモリコントローラからメモリ装置に入力する。また図示を省略してあるが、アドレス信号が読み出しコマンドReadと同時にメモリに入力される。
読み出しコマンドReadに応答して、メモリ装置からデータストローブ信号DQSが出力され、このデータストローブ信号DQSに同期してデータd0乃至d3が連続して出力される。ダブルデータレート仕様であるので、データd0乃至d3は、データストローブ信号DQSの半サイクルに1つのデータの速度で出力される。図1に示されるのは、バースト長が4の場合であり、またCASレイテンシ(読み出しコマンドRead入力から最初のデータ読み出しまでのレイテンシ)は2サイクルとなっている。
図2は、メモリコントローラ側の読み出しデータ取り込み回路の従来の構成の一例を示す回路図である。メモリコントローラ(MCU)10とメモリ(DDRDRAM)11との間は、プリント基板上の信号線で接続され、データ信号Data、データストローブ信号DQS、クロック信号CLK及び/CLK等がやり取りされる。
メモリコントローラ10のクロック信号出力回路部及び読み出しデータ取り込み回路部は、フリップフロップ21乃至27、出力バッファ28、入力バッファ29及び30、インバータ31及び32、遅延回路33、及びセレクタ34を含む。このうちフリップフロップ21、インバータ31、及び出力バッファ28が、クロック信号出力回路部を構成する。
図3は、図2に示す回路の動作を説明するためのタイミング図である。以下、図2及び図3を用いて読み出しデータ取り込み動作について説明する。
図2において、フリップフロップ21がシステムクロックsclkの立ち上がりをトリガとして、自らの出力の反転信号を取り込むことで、システムクロックsclkの2倍の周期を有するクロック信号を生成する。このクロック信号に基づいて、出力バッファ28が、クロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKをメモリ11に供給する。メモリ11は、クロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKに同期してメモリコア回路からデータを読み出し、データストローブ信号DQSと共にデータ信号Dataを出力する。この様子が、図3の(a)から(d)に示される。データ信号Dataはデータストローブ信号DQSに同期しており、d0乃至d3の4つのデータがバースト出力される。
図2において、メモリ11から出力されたデータストローブ信号DQSが、メモリコントローラ10の入力バッファ29で受信される。受信されたデータストローブ信号DQSは、入力バッファ29から遅延回路33を介してフリップフロップ23に信号Aとして供給されると共に、入力バッファ29から遅延回路33及びインバータ32を介してフリップフロップ22に信号Bとして供給される。信号A及び信号Bは、図3の(e)及び(f)に示される。
またメモリ11から送出されたデータ信号Dataは、メモリコントローラ10の入力バッファ30で受信される。受信データ信号Dataは、フリップフロップ23に信号Aの立ち上がりで取り込まれると共に、フリップフロップ22に信号Bの立ち上がりで取り込まれる。フリップフロップ23に取り込まれた信号Cが図3の(g)に、フリップフロップ22に取り込まれた信号Dが図3の(h)に示される。
このようにして、ダブルレート(クロック信号CLKの倍の速度)でのデータ取り込みが実現される。なお遅延回路33は、データストローブ信号DQSとデータ信号Dataとが互いにエッジが揃った状態で同期しているので、受信データストローブ信号DQSを遅延させて受信データ信号を取り込むための適切なタイミングを生成するためのものである。遅延回路33は遅延量delay1を有する。
図2のフリップフロップ25及び24は、それぞれ信号C及び信号Dをシステムクロックsclkの立ち上がりに同期して取り込み、信号E及び信号Fとして出力する。これにより、取り込んだデータを制御回路11内部のシステムクロックsclkに同期させることができる。システムクロックsclkに同期した信号E及び信号Fが、図3の(j)及び(k)に示される。
図2のセレクタ34は、システムクロックsclkをフリップフロップ26で2分周したクロック信号Gを受け取り、このクロック信号Gに同期して信号E及び信号Fを交互に選択し、信号Iとして出力する。具体的には、信号GがLOWのときに信号Eを選択して出力し、信号GがHIGHのときに信号Fを選択して出力する。フリップフロップ27は、システムクロックsclkに同期して信号Iを取り込むことで、システムクロックsclkに同期したデータ信号Hを出力する。セレクタの制御信号Gが図3の(l)に示され、データ信号Hが図3の(m)に示される。
特開2003−151271号公報
図3の(m)において、システムクロックsclkに同期したデータ信号Hには、最後の読み出しデータd3が存在しない。これは以下に説明するような誤動作に起因するものである。
図3の(c)に示すように、データストローブ信号DQSは、データ信号d0乃至d3に同期してHIGH及びLOWを繰り返した後、データ信号d3が終了すると同時にHIGHインピーダンス状態(“HiZ”:浮遊状態)に設定される。これはDDRSDRAMの仕様に従った信号変化である。このようにデータストローブ信号DQSが浮遊状態になると、入力バッファ29の出力がHIGHとLOWとを不規則に繰り返す不定状態となり、フリップフロップ22及び23がそれまで格納していたデータが失われる。即ち、図3の(h)に示すように、フリップフロップ22の出力信号Dは、データストローブ信号DQSがHIGHインピーダンス状態になるタイミングに応答して不定状態に変化し、それまで格納していた2番目のデータ信号d3が破壊される。
このデータ信号d3が失われるタイミングは、図3の(g)に示すフリップフロップ23の格納データd2が失われるタイミングと同一である。この結果、データ信号d2についてはクロック信号CLKの1サイクル分維持されるが、データ信号d3についてはクロック信号CLKの半サイクル分しか維持されないことになる。
このために、データ信号をセレクタ34で信号選択した後にフリップフロップ27でシステムクロックsclkに同期して取り込むと、データ信号d3については信号選択及び取り込み動作に失敗してしまう。この結果、図3の(m)に示すシステムクロックsclkに同期したデータ信号Hにおいては、データ信号d3が消失してしまう。
図3に示す動作は、データ信号d3の取り込みに失敗するタイミングを故意に設定して示したものであり、データ信号d3の取り込みが絶対に不可能な分けではない。遅延回路33の遅延時間を適切に設定してやれば、データ信号d3を問題なく取り込めるようなタイミング設定が可能である。しかしながらこの場合、遅延回路33の遅延時間やその他の動作マージンに余裕がないために、動作条件の設定において自由度が少なく不便であると共に、動作条件が変化すると誤動作する可能性がある等の問題がある。
以上を鑑みて本発明は、DDRSDRAM仕様において、データストローブ信号のHIGHインピーダンス状態に起因して発生する信号不定状態に影響されることなく、動作マージンに余裕のあるメモリコントローラを提供することを目的とする。
本発明によるメモリコントローラは、データストローブ信号の受信端に結合され該データストローブ信号を遅延した第1のタイミング信号を出力する遅延回路と、該遅延回路の出力とデータ信号の受信端とに結合され該データ信号を該第1のタイミング信号に応答して取り込む第1のフリップフロップと、該遅延回路の該出力に結合され該第1のタイミング信号を処理した第2のタイミング信号を出力する信号確定状態維持回路と、該信号確定状態維持回路の出力と該データ信号の該受信端とに結合され該データ信号を該第2のタイミング信号に応答して取り込む第2のフリップフロップを含み、該信号確定状態維持回路は該第1のタイミング信号が不定状態となってから所定の時間の間は該第2のタイミング信号の確定状態を維持することを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、信号確定状態維持回路は、第2のフリップフロップの取り込みタイミング信号である第2のタイミング信号の信号確定状態を所望の長さ維持することができる。これにより第2のフリップフロップにデータ信号を取り込んでから所望の時間の間、格納データを保持することが可能になる。信号確定状態維持回路が信号確定状態を維持する時間長により、取り込みタイミング信号の信号確定状態の長さ、ひいてはデータ信号が保持される長さが決定されるので、遅延回路の遅延量やその他の動作条件にそれ程影響されることなく、安定した読み出しデータ取り込み動作を実現することができる。また遅延回路の遅延量やその他の動作条件に十分なマージンが存在するために、動作条件設定の自由度が大きく設計が簡便である。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図4は、本発明を適用するメモリコントローラの構成を示す構成図である。メモリコントローラ40は、メモリ制御回路41、クロック出力回路部42、コマンド/アドレス出力回路部43、読み出しデータ取り込み回路部44、及び書き込みデータ出力回路部45を含む。メモリコントローラ40とメモリ(DDRSDRAM)11との間は、プリント基板上の信号線で接続され、データ信号Data、データストローブ信号DQS、コマンド/アドレス信号CMD/Add、クロック信号CLK及び/CLK等がやり取りされる。
メモリ11は、DDRSDRAM仕様に従うものであり、コマンド信号及びアドレス信号は、クロック信号CLKのポジティブエッジでメモリコントローラ40からメモリ11に供給される。メモリコントローラ40とメモリ11と間のデータ転送は、双方向データストローブ信号DQSに同期して実行される。
データストローブ信号DQSはデータ送出側のデバイスがデータと同時に出力するものであり、書き込み動作中はメモリコントローラ40がデータストローブ信号DQSを供給し、読み出し動作中はメモリ11がデータストローブ信号DQSを送出する。メモリ11のアクセスはバースト形式で行われ、選択した位置からデータ読み出しが始まり、プログラムされた順序でプログラムされた数のデータが連続して読み出される。具体的には、図1に示すDDRSDRAMの読み出し動作仕様に従って読み出し動作が実行される。
メモリ制御回路41が、クロック出力回路部42、コマンド/アドレス出力回路部43、読み出しデータ取り込み回路部44、及び書き込みデータ出力回路部45を制御して、メモリ11との信号のやり取りが行われる。具体的には、コマンド/アドレス出力回路部43がコマンド信号CMD及びアドレス信号Addをメモリ11に供給する。コマンド信号CMDにより読み出し動作及び書き込み動作等を指定すると共に、アドレス信号Addで読み出しアドレス及び書き込みアドレスを指定する。
クロック出力回路部42は、システムクロックsclkに基づいてクロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKを生成し、メモリ11に供給する。メモリ11はこれらのクロック信号CLK及び/CLKに同期して内部動作を実行する。書き込み動作の場合、書き込みデータ出力回路部45がデータストローブ信号DQSと共に書き込みデータ信号Dataを出力し、メモリ11が書き込みデータを指定されたアドレスに書き込む。読み出し動作の場合、メモリ11がデータストローブ信号DQSと共に読み出しデータ信号Dataを出力し、読み出しデータ取り込み回路部44がデータストローブ信号DQSに同期して読み出しデータを取り込む。メモリコントローラ40の各回路部分は、外部から供給されるシステムクロックsclkに同期して動作する。
図5は、メモリコントローラ40のクロック出力回路部42及び読み出しデータ取り込み回路部44の一実施例を示す回路図である。図5において、図2と同一の要素は同一の番号で参照する。
クロック出力回路部42は、フリップフロップ21、インバータ31、及び出力バッファ28を含む。読み出しデータ取り込み回路部44は、フリップフロップ22乃至27、入力バッファ29及び30、インバータ32、遅延回路33、セレクタ34、及び信号確定状態維持回路50を含む。信号確定状態維持回路50は、遅延回路51、インバータ52、及びORゲート53を含む。信号確定状態維持回路50は、後で説明するように、フリップフロップ22の取り込みタイミング信号Bの信号確定状態が所望の時間維持するように信号を制御する。
なお遅延回路33及び遅延回路51は、単純なディレイバッファで構成してよい。或いは後の実施例で説明するように、遅延回路33及び遅延回路51はプログラマブルな遅延回路、或いはDLL(Delay Locked Loop)回路により構成してもよい。
図6は、図5に示す回路の動作を説明するためのタイミング図である。以下、図5及び図6を用いて本発明による読み出しデータ取り込み動作について説明する。
図5において、フリップフロップ21がシステムクロックsclkの立ち上がりをトリガとして、自らの出力の反転信号を取り込むことで、システムクロックsclkの2倍の周期を有するクロック信号を生成する。このクロック信号に基づいて、出力バッファ28が、クロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKをメモリ11に供給する。メモリ11は、クロック信号CLK及び反転クロック信号/CLKに同期してメモリコア回路からデータを読み出し、データストローブ信号DQSと共にデータ信号Dataを出力する。この様子が、図6の(a)から(d)に示される。データ信号Dataはデータストローブ信号DQSに同期しており、d0乃至d3の4つのデータがバースト出力される。
図5において、メモリ11から出力されたデータストローブ信号DQSが、メモリコントローラ10の入力バッファ29で受信される。受信されたデータストローブ信号DQSは、入力バッファ29から遅延回路33を介してフリップフロップ23に取り込みタイミング信号Aとして供給されると共に、入力バッファ29から遅延回路33、信号確定状態維持回路50、及びインバータ32を介してフリップフロップ22に取り込みタイミング信号Bとして供給される。取り込みタイミング信号A及び取り込みタイミング信号Bは、図6の(e)及び(h)に示される。
信号確定状態維持回路50は、遅延回路33の出力(取り込みタイミング信号A)をまず遅延回路51で所定の遅延時間(delay2)だけ遅延させる。この遅延後の信号A’が図6の(f)に示される。この信号A’をインバータ52で反転させて、図6の(g)に示す信号B’を生成する。これらの信号A’及び信号B’においては、図6の(f)及び(g)に示されるように、遅延時間delay2に等しい長さだけ信号確定状態が信号Aと比較して延長されている。
この結果、図6の(h)に示される取り込みタイミング信号Bにおいても、遅延時間delay2に等しい長さだけ信号確定状態が信号Aと比較して延長されることになる。言い方を変えれば、遅延時間delay2に等しい長さだけ信号不確定状態をマスクしていることになる。このようにして本発明では、取り込みタイミング信号Bの信号確定状態を所望の長さ維持することができる。この結果、以下に説明するように、フリップフロップ22に受信データ信号d3を取り込んでから所望の時間の間、格納データを保持することが可能になる。
メモリ11から送出されたデータ信号Dataは、メモリコントローラ10の入力バッファ30で受信される。受信データ信号Dataは、フリップフロップ23に信号Aの立ち上がりで取り込まれると共に、フリップフロップ22に信号Bの立ち上がりで取り込まれる。フリップフロップ23に取り込まれた信号Cが図6の(i)に、フリップフロップ22に取り込まれた信号Dが図6の(j)に示される。
このようにして、ダブルレート(クロック信号CLKの倍の速度)でのデータ取り込みが実現される。図6の(j)に示される信号Dにおいては、取り込みタイミング信号Bの信号確定状態が継続する間、読み出しデータd3が維持されている。従って、図3に示す従来技術の場合の動作波形と異なり、読み出しデータd3が読み出しデータd2と同時に失われることはない。
図5のフリップフロップ25及び24は、それぞれ信号C及び信号Dをシステムクロックsclkの立ち上がりに同期して取り込み、信号E及び信号Fとして出力する。これにより、取り込んだデータを制御回路11内部のシステムクロックsclkに同期させることができる。システムクロックsclkに同期した信号E及び信号Fが、図6の(l)及び(m)に示される。図6の(m)に示される信号Fにおいては、図3の(k)に示す従来技術の場合の動作波形と異なり、読み出しデータd3が読み出しデータd2と同時に失われることなく、所望の時間だけデータが維持されている。
図5のセレクタ34は、システムクロックsclkをフリップフロップ26で2分周したクロック信号Gを受け取り、このクロック信号Gに同期して信号E及び信号Fを交互に選択し、信号Iとして出力する。具体的には、信号GがLOWのときに信号Eを選択して出力し、信号GがHIGHのときに信号Fを選択して出力する。フリップフロップ27は、システムクロックsclkに同期して信号Iを取り込むことで、システムクロックsclkに同期したデータ信号Hを出力する。セレクタの制御信号Gが図6の(n)に示され、データ信号Hが図6の(o)に示される。
詳しくは、図3の(l)に示す信号Eが、タイミングT1及びT3においてシステムクロックsclkの立ち上がりエッジにより取り込まれ、図6の(o)に示すデータ信号Hのd0及びd2となる。また図3の(m)に示す信号Fが、タイミングT2及びT4においてシステムクロックsclkの立ち上がりエッジにより取り込まれ、図6の(o)に示すデータ信号Hのd1及びd3となる。この際、信号Fにおいて読み出しデータd3が適切な時間だけ維持されているので、タイミングT4において読み出しデータd3をフリップフロップ27に取り込むことができる。
以上のようにして、システムクロックsclkに同期された後のデータ信号Hにおいて、全ての読み出しデータd0乃至d3が存在することになる。また信号確定状態維持回路50の遅延回路51の遅延量delay2により、取り込みタイミング信号Bの信号確定状態の長さ、ひいては信号Fの読み出しデータd3が維持される長さが決定されるので、遅延回路33の遅延量delay1やその他の動作条件にそれ程影響されることなく、安定した動作を実現することができる。また遅延回路33の遅延量やその他の動作条件に十分なマージンが存在するために、動作条件設定の自由度が大きく設計が簡便である。
図7は、遅延回路51の回路構成の一例を示す回路図である。遅延回路33についても同様の回路構成を用いてよい。上記説明からも分かるように、遅延回路51の遅延量は、メモリコントローラ40の読み出しデータ取り込み動作の成否及び安定性を決定する重要なパラメータであり、自由に所望の値に設定できることが好ましい。
図7の遅延回路51は、遅延バッファ61乃至64及びセレクタ65乃至68を含む。セレクタ65乃至68は、制御信号c1乃至c3により選択動作が制御され、例えば制御信号が0のときに上側の入力端子の入力を選択し、制御信号が1のときに下側の入力端子の入力を選択する。従って、例えば制御信号c1乃至c3が全て0のときには、入力信号inは遅延バッファ61乃至64を通過することなくセレクタ65乃至68を通過して出力信号outとなる。この場合、セレクタの遅延を無視すれば遅延量はゼロである。また制御信号c1乃至c3が全て1のときには、入力信号inは遅延バッファ61乃至64を通過して出力信号outとなる。この場合、遅延量は遅延回路51で設定できる最大の遅延量となる。
図7に示されるように、遅延バッファ61乃至64はそれぞれ、単位長さの遅延量、単位長さの2倍の遅延量、単位長さの4倍の遅延量、単位長さの8倍の遅延量を有する。従って、例えば4ビットのレジスタに制御信号c1乃至c3の値を格納するようにすれば、このレジスタに格納した2進数の値(0〜15)に応じて、その値に比例する遅延量を遅延回路51で実現することができる。例えば、メモリコントローラ40において、プログラムでサイクルタイムを計算して、適切な遅延量を設定するようにしてよい。このようにして、プログラマブルな遅延回路を提供することができる。
図8は、遅延回路51の回路構成の別の一例を示す回路図である。遅延回路33についても同様の回路構成を用いてよい。図7の遅延回路51の遅延量は、レジスタ設定値等により設定される所定の値であり、メモリコントローラ40の動作周波数が変化したとしても、レジスタ設定値を変更しない限りは固定の遅延値のままである。それに対して図8に示す構成では、動作周波数に応じて動的に遅延量を設定することができる。
図8の遅延回路51は、電圧制御遅延素子71乃至78、電圧制御信号生成器81、及び位相検出器82を含む。電圧制御遅延素子71乃至78は、電圧制御信号生成器81から供給される電圧制御信号VCの電位レベルに応じて信号遅延量が変化する。電圧制御遅延素子71乃至74が直列接続されて一列の遅延素子列を形成し、電圧制御遅延素子75乃至78が直列接続されてもう一列の遅延素子列を形成する。
電圧制御遅延素子75乃至78が形成する遅延素子列は、システムクロックsclkを入力として受け取り、これを遅延して遅延クロックsclk_dを出力する。位相検出器82は、システムクロックsclkと遅延クロックsclk_dとの位相差を検出して、検出した位相差に応じた信号を電圧制御信号生成器81に供給する。
電圧制御信号生成器81は、位相検出器82からの信号に応じて電圧制御信号VCの電位レベルを調整して、電圧制御遅延素子75乃至78の遅延量を制御する。この際、電圧制御信号生成器81は、位相検出器82が検出する位相差がゼロになるように、電圧制御信号VCの電位レベルを調整する。具体的には、遅延クロックsclk_dの位相がシステムクロックsclkの位相よりも早い場合には、電圧制御遅延素子75乃至78の遅延量が大きくなるように電圧制御信号VCを変化させる。また遅延クロックsclk_dの位相がシステムクロックsclkの位相よりも遅い場合には、電圧制御遅延素子75乃至78の遅延量が小さくなるように電圧制御信号VCを変化させる。これによりDLL(delay locked loop)回路を形成する。
以上の制御動作により、遅延クロックsclk_dの位相がシステムクロックsclkの位相と一致するように電圧制御遅延素子75乃至78の遅延量が調整される。即ち、電圧制御遅延素子75乃至78の遅延は、システムクロックsclkの1サイクル分の長さとなる。ここで電圧制御遅延素子75乃至78は同一の構成であり、各素子の遅延量は同一である。システムクロックsclk、電圧制御遅延素子75乃至77の出力ck1乃至ck3、電圧制御遅延素子78の出力sclk_dが図9の(a)乃至(e)に示される。
電圧制御遅延素子71乃至74は電圧制御遅延素子75乃至78と同一の構成であり、同一の電圧制御信号VCにより制御される。従って、電圧制御遅延素子71乃至74の遅延量と電圧制御遅延素子75乃至78の遅延量とは同一である。この結果、出力信号out1は入力信号inからシステムクロックsclkの1/4サイクル分遅れ、出力信号out2は入力信号inからシステムクロックsclkの1/2サイクル分遅れ、出力信号out3は入力信号inからシステムクロックsclkの3/4サイクル分遅れ、出力信号out4は入力信号inからシステムクロックsclkの1サイクル分遅れることになる。入力信号in及び出力信号out1乃至out3が図9の(f)乃至(i)に示される。これらの出力信号のうちで、適切な遅延量の信号を選択して、遅延回路51の出力信号とすればよい。
図10は、メモリコントローラ40のクロック出力回路部42及び読み出しデータ取り込み回路部44の別の実施例を示す回路図である。図10において図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図5の実施例と比較して、図10に示す実施例においては、遅延回路33の代わりにDLL回路33Aを用い、遅延回路51の代わりにDLL回路51Aを用いている。
DLL回路51Aの出力信号としては、システムクロックsclkの3/4サイクルから4/4サイクル程度遅れた信号を用いることが好ましい。例えば4/4サイクル(1サイクル)遅れた信号を用いた場合、図6の(j)に示すフリップフロップ22に取り込んだ後の信号Dにおいて、読み出しデータd3の継続時間が、他の読み出しデータd0乃至d2の継続時間と同じくデータストローブ信号DQSの1サイクル分となる。図10に示す構成例では、out3即ち3/4サイクル遅れた信号を出力信号として出力している。
DLL回路33Aの出力信号としては、システムクロックsclkの1/2サイクル遅れた信号を用いることが好ましい。これにより、図6(d)に示されるデータ信号Dataの各データ有効期間の丁度真中のタイミングにおいて、データ取り込み動作を実行することができる。
図8の動作説明において述べたように、DLL回路の遅延量はシステムクロックsclkのサイクル長に応じて動的に調整される。従って図10に示す実施例においては、システムクロックsclkが変化した場合であっても、自動的に遅延量も調整されて、常に最適な遅延時間が提供される。
図11は、メモリコントローラのクロック出力回路部及び読み出しデータ取り込み回路部の更に別の実施例を示す回路図である。図11において図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図11の実施例において、メモリコントローラ40Aは、図10の信号確定状態維持回路50の代わりに信号確定状態維持回路50Aを含む。また図10に示されるインバータ32が図11においては削除されている。信号確定状態維持回路50Aは、DLL回路51A、インバータ91、及びANDゲート92を含む。この信号確定状態維持回路50Aは、図10の信号確定状態維持回路50及びインバータ32からなる回路部分と同一の論理を構成するものである。即ち、図10においてフリップフロップ22に入力される取り込みタイミング信号Bと、図11においてフリップフロップ22に入力される取り込みタイミング信号Bとは、論理的に全く同一のものである。
図11の実施例において、信号確定状態維持回路50Aは、図10の実施例と同一の論理構成を実現する回路であるとしたが、別の論理構成を実現する回路を用いてもよい。要は、HIGHインピーダンス状態となったデータストローブ信号DQSを入力バッファ29で受信して得られる信号の不定状態が、フリップフロップ22の格納データを所定の時間の間は破壊しないような構成であればよい。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
DDRSDRAMのリード仕様を示すタイミングチャートである。 メモリコントローラ側の読み出しデータ取り込み回路の従来の構成の一例を示す回路図である。 図2に示す回路の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明を適用するメモリコントローラの構成を示す構成図である。 メモリコントローラのクロック出力回路部及び読み出しデータ取り込み回路部の一実施例を示す回路図である。 図5に示す回路の動作を説明するためのタイミング図である。 遅延回路の回路構成の一例を示す回路図である。 遅延回路の回路構成の別の一例を示す回路図である。 図8の回路の動作を説明するためのタイミング図である。 メモリコントローラのクロック出力回路部及び読み出しデータ取り込み回路部の別の実施例を示す回路図である。 メモリコントローラのクロック出力回路部及び読み出しデータ取り込み回路部の更に別の実施例を示す回路図である。
符号の説明
11 メモリ
40 メモリコントローラ
41 メモリ制御回路
42 クロック出力回路部
43 コマンド/アドレス出力回路部
44 読み出しデータ取り込み回路部
45 書き込みデータ出力回路部
50 信号確定状態維持回路
51 遅延回路
52 インバータ
53 ORゲート
61〜64 遅延バッファ
65〜68 セレクタ
71〜78 電圧制御遅延素子
81 電圧制御信号生成器
82 位相検出器

Claims (10)

  1. データストローブ信号の受信端に結合され該データストローブ信号を遅延した第1のタイミング信号を出力する遅延回路と、
    該遅延回路の出力とデータ信号の受信端とに結合され該データ信号を該第1のタイミング信号に応答して取り込む第1のフリップフロップと、
    該遅延回路の該出力に結合され該第1のタイミング信号を処理した第2のタイミング信号を出力する信号確定状態維持回路と、
    該信号確定状態維持回路の出力と該データ信号の該受信端とに結合され該データ信号を該第2のタイミング信号に応答して取り込む第2のフリップフロップ
    を含み、該信号確定状態維持回路は該第1のタイミング信号が不定状態となってから所定の時間の間は該第2のタイミング信号の確定状態を維持することを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 該第1のタイミング信号の該不定状態は、該データストローブ信号のHIGHインピーダンス状態に対応することを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  3. 該第1及び第2のフリップフロップの出力に結合され該第1及び第2のフリップフロップが格納する該データ信号を交互に取り込む第3のフリップフロップ
    を更に含み、該所定の時間は、該第3のフリップフロップにおいて該第2のフリップフロップが格納する該データ信号を取り込むに十分な長さであることを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  4. 該信号確定状態維持回路は固定の遅延量を有する遅延バッファを含み、該遅延バッファの遅延により該所定の時間を設定することを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  5. 該信号確定状態維持回路はプログラマブルな遅延回路を含み、該プログラマブルな遅延回路の遅延により該所定の時間を設定することを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  6. 該プログラマブルな遅延回路は、
    複数の遅延素子と、
    複数のセレクタ
    を含み、該複数の遅延素子と該複数のセレクタは交互に直列に接続され、該複数のセレクタの各々は前段の遅延素子の出力と該前段の遅延素子への入力との何れかを選択して出力可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載のメモリコントローラ。
  7. 該信号確定状態維持回路はDLL回路を含み、該DLL回路の遅延により該所定の時間を設定することを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  8. 該DLL回路は、
    第1のクロック信号を遅延して第2のクロック信号を出力する第1の遅延素子列と、
    該第1のクロック信号の位相と該第2のクロック信号の位相とを比較する位相検出器と、
    該位相比較器の位相比較結果に応じて該第1の遅延素子列の遅延量を制御する制御信号を生成する制御信号生成器と、
    該遅延回路の該出力に結合され該制御信号により遅延量が制御される第2の遅延素子列
    を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  9. データストローブ信号の受信端に結合され該データストローブ信号を遅延した第1のタイミング信号を出力する第1の遅延回路と、
    該第1の遅延回路の出力とデータ信号の受信端とに結合され該データ信号を該第1のタイミング信号に応答して取り込む第1のフリップフロップと、
    該第1の遅延回路の該出力に結合され該第1のタイミング信号を処理して第2のタイミング信号を出力する信号処理回路と、
    該信号処理回路の出力と該データ信号の該受信端とに結合され該データ信号を該第2のタイミング信号に応答して取り込む第2のフリップフロップ
    を含み、該信号処理回路は該第1のタイミング信号を所定の時間分遅延する第2の遅延回路を含むことを特徴とするメモリコントローラ。
  10. 該第1及び第2のフリップフロップの出力に結合され該第1及び第2のフリップフロップが格納する該データ信号を交互に取り込む第3のフリップフロップ
    を更に含み、該所定の時間は、該第3のフリップフロップにおいて該第2のフリップフロップが格納する該データ信号を取り込むに十分な長さであることを特徴とする請求項9記載のメモリコントローラ。
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