JP2006104806A - 網戸付き窓装置 - Google Patents

網戸付き窓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006104806A
JP2006104806A JP2004294081A JP2004294081A JP2006104806A JP 2006104806 A JP2006104806 A JP 2006104806A JP 2004294081 A JP2004294081 A JP 2004294081A JP 2004294081 A JP2004294081 A JP 2004294081A JP 2006104806 A JP2006104806 A JP 2006104806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
screen door
screen
sash
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004294081A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ohata
健二 大畠
Kazunori Nishio
和典 西尾
Toshinori Tsuchimoto
俊典 槌本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Homes Co Ltd
Original Assignee
Panahome Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panahome Corp filed Critical Panahome Corp
Priority to JP2004294081A priority Critical patent/JP2006104806A/ja
Publication of JP2006104806A publication Critical patent/JP2006104806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】 部屋に射し込む直射日光を十分に和らげると共に熱を遮断し、これにより部屋の温度上昇を抑えること。サッシ障子のどちらを開いても従来のように網戸を動かして開口面を遮蔽する手間が省かれ、使い勝手を良好にすること。
【解決手段】 建物の開口1に嵌め込まれるサッシ枠2に、開口1を開閉する引き違い方式のサッシ障子3,4を設置すると共に、サッシ障子3,4の外側に網戸を移動可能に設置した網戸付き窓装置である。上記網戸は、開口1を引き違い方式で全閉状に遮蔽できる引き違い網戸5,6で構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、網戸付き窓装置に関し、詳しくは建物の開口を網戸にて全閉状に遮蔽できるようにするための技術に関するものである。
従来より、図3、図4に示すように、建物の開口1に嵌め込まれるサッシ枠2に、開口1を開閉する引き違い方式のサッシ障子3,4を設置すると共に、サッシ障子3,4の外側に1枚網戸5を移動可能に設置した窓装置が一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが従来では、1枚網戸5を障子3,4の外側に配した場合、1枚網戸5が存在しない方のサッシ障子4から直射日光が部屋に直接射し込むようになり、このため部屋の温度が上昇し、特に夏場において部屋の冷房効率が弱まり、不経済である。しかも、一方のサッシ障子4を図3の矢印C方向に開いて片側の開口面を開放したときには、1枚網戸5を手で図3の矢印B方向に動かして開口面を閉じるのに手間がかかり、使い勝手が悪いものであった。
特開平6−336885号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、部屋に射し込む直射日光を十分に和らげることができると共に熱を遮断でき、これにより部屋の温度上昇を抑えることができ、しかもサッシ障子のどちらを開いても従来のように網戸を動かす手間を省くことができ、使い勝手が良好となる網戸付き窓装置を提供することを課題とするものであり、さらに、防犯性能にも優れた網戸付き窓装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明に係る網戸付き窓装置は、建物の開口1に嵌め込まれるサッシ枠2に、開口1を開閉する引き違い方式のサッシ障子3,4を設置すると共に、サッシ障子3,4の外側に網戸を移動可能に設置した網戸付き窓装置において、上記網戸は、開口1を引き違い方式で全閉状に遮蔽できる引き違い網戸5,6で構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、引き違い網戸5,6によって開口1を全閉状に遮蔽できるので、部屋に射し込む直射日光を和らげることができると共に熱を遮断でき、部屋の温度上昇を抑えることができる。しかも、引き違い網戸5,6を全閉状にすれば、サッシ障子3,4のどちらを開いてもその開口面には引き違い網戸5,6の一方が必ず存在しているため、従来の1枚網戸5の場合のように開口面まで網戸5をわざわざ動かす手間を省ける。
また、上記引き違い網戸5,6を施錠するための網戸用施錠機構7を備えているのが好ましく、この場合、引き違い網戸5,6自体にサッシ障子3,4並みの防犯機能を持たせることができるため、サッシ障子3,4を開いたまま外出しても、引き違い網戸5,6を施錠することで空き巣に入られる心配がなくなり、またサッシ障子3,4を施錠すれば二重に施錠でき、防犯性能をより高めることができる。しかも引き違い網戸5,6を施錠すれば、引き違い網戸5,6による換気及び通気効果によってクーラを使わずに安眠できるようになり、サッシ障子3,4を閉めきってクーラを効かせて就寝する場合と比較して、健康的に良く、かつ経済的となる。
また、上記引き違い網戸5,6の網8を強化繊維で構成するのが好ましく、この場合、空き巣によって引き違い網戸5,6の網8が破られるのを防止でき、空き巣の侵入を確実に防いで防犯性能を高めることができる。
本発明に係る網戸付き窓装置は、引き違い網戸により開口を全閉状に遮蔽できるので、部屋の明るさを確保しながら部屋に侵入する直射日光を和らげて部屋の温度上昇を抑えることができ、従来の1枚網戸と比較して部屋の冷房効率を高めることができる。しかもサッシ障子のどちらを開いても従来のように1枚網戸を動かして開口面を遮蔽する手間が省けるようになり、使い勝手が良くなる。
さらに、引き違い網戸を施錠したり、或いは引き違い網戸の網を強化繊維で構成することによって、防犯性能を十分に高めることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は本発明の網戸付き窓装置を説明する平面断面図、図2は側面断面図である。本発明の網戸付き窓装置は、窓の開口1に嵌め込まれるサッシ枠2に、開口1を開閉する引き違い方式のサッシ障子3,4と、開口1を引き違い方式で全閉状に遮蔽することができる引き違い網戸5,6とを並設したものである。図1、図2に示す例では2枚のサッシ障子3,4と2枚の引き違い網戸5,6とを並設した場合を示しているが、サッシ障子3,4及び引き違い網戸5,6の枚数は各々2枚に限定されるものではなく、それぞれ、3枚以上であってもよい。また、各サッシ障子3,4は同じ巾寸法である必要はなく、同様に各引き違い網戸5,6も同じ巾寸法である必要はなく、適宜設計変更自在である。
上記サッシ障子3,4は、各々、上下左右の框11の内側にガラス部材10が嵌め込まれて構成されている。
上記引き違い網戸5,6は、各々、上下左右の四角状の框9の内側に網8を張って構成されている。
上記サッシ枠2は、上下左右の四辺に配置される本体枠部12と、本体枠部12よりも屋外側Aに延出した延出枠部13とが一体に構成されている。図2に示すように、上下の本体枠部12a,12bには、サッシ障子3,4の上下のレールガイド18,19を各々ガイドする2本の障子用レール14,15と、内側の網戸5の上下のレールガイド22,23を各々ガイドする1本の網戸用レール16とが設けられている。また、上下の延出枠部13a,13bには、外側の網戸5の上下のレールガイド22,23を各々ガイドする1本の網戸用レール17が設けられている。これにより、引き違い網戸5,6は網戸用レール16,17に沿って引き違い状に移動可能となり、開口1全体を引き違い網戸5,6にて全閉状に遮蔽できるようになっている。なお、図1中の26,27はサッシ障子用の戸当たり部、28,29は網戸用の戸当たり部である。
なお、上記サッシ枠2を開口1に嵌め込むにあたっては、従来と同様、サッシ枠2の内側からビス31を本体枠部12を貫通して外壁30のパネル枠30bに打設し且つ屋外側Aから別のビス32を本体枠部12からの突出片12eを貫通してパネル枠30bに打設することにより行なわれる。
また、サッシ枠2の外周部には、上記ビス31,32を隠すための断面略コ字状の見切り材33が配設される。本例の見切り材33は、例えば図1に示すように、前枠部33aと、本体枠部12にビス固定される内側部33bと、外装材30aの係止端部30cに引っ掛け係止される係止部33dを備えた外側部33cとが一体に形成されている。見切り材33は、上記サッシ枠2の延出枠部13と同寸法だけ屋外側Aに突出しており、これにより見切り材33の前枠部33aと延出枠部13の前端縁とが面一状に配置されている。見切り材33をサッシ枠2に取り付けるにあたっては、外側部33cの係止部33dを外装材30aの係止端部30cに引っ掛け係止した状態で、内側部33bの後端部33eを本体枠部12の凸部34に当てた状態で、本体枠部12と内側部33bとをビス35にて固着している。なお本例の見切り材33はサッシ枠2の左右両側及び下側のみに配設されているが、上側に配設されてもよい。
また本例の引き違い網戸5,6の召し合わせ側の框9dには、引き違い網戸5,6を施錠する網戸用施錠機構7が設けられている。網戸用施錠機構7として例えば図1に示すクレセント7Aが用いられる。クレセント7Aは、サッシ障子3,4を施錠するクレセント7Bと同じ構造を有しており、一方の網戸5の框9dに取り付けられる操作レバー7a付き係止爪7bと、他方の網戸6の框9dに設けられる係止部7cとで構成されており、引き違い網戸5,6を全閉状にして操作レバー7aを約180度回転させると係止爪7bが回転して係止部7cに係止され、引き違い網戸5,6を開かないようにロックできる仕組みとなっている。なお、網戸用施錠機構7はクレセント以外の差し込み式鍵或いは電気錠等であってもよい。
しかして、引き違い網戸5,6にて開口1を全閉状に遮蔽することにより、部屋の明るさを確保しながら、部屋に射し込む直射日光を和らげることができると共に熱を遮断できるようになる。つまり、従来の1枚網戸5のように片側の開口面から直射日光が部屋に直接射し込むことがなくなり、結果、室内の空調への負荷(空調機の寿命や電気代等)を軽減でき、部屋の冷房効率を高めて省エネを達成できるものである。
しかも、引き違い網戸5,6を全閉状にすれば、サッシ障子3,4のどちらを開いてもその開口面には引き違い網戸5,6の一方が必ず存在するため、従来の1枚網戸5の場合のように開口面までわざわざ動かす手間が省け、使い勝手がよくなる。
また、既存の本体枠部12を屋外側Aに延出させ、その延出枠部13に網戸用レール17を増設するようにしたので、サッシ枠2の外観が良好に保たれるようになる。また見切り材33を延出枠部13の寸法分だけ屋外側Aに突出させたことにより、サッシ枠2と見切り材33とが連続した外観を呈するようになり、見栄えが良好となる。
また、本例では引き違い網戸5,6を施錠できるので、引き違い網戸5,6自体にサッシ障子3,4並みの防犯機能を持たせることができ、従って、サッシ障子3,4を開いたまま外出しても、引き違い網戸5,6を開いて空き巣に入られる心配がなく、しかもサッシ障子3,4を施錠すれば二重に施錠でき、防犯性能をより高めることができる。また夏場においてサッシ障子3,4を開いて引き違い網戸5,6を閉じて施錠すれば、引き違い網戸5,6による換気及び通気効果によってクーラを使わずに安眠できるようになり、サッシ障子3,4を施錠して閉めきってクーラを効かせて就寝する場合と比較して、健康的に良く、かつ経済的となる。また網戸用施錠機構7としてクレセント7Aを使用することで、手軽に解錠可能となる。つまり、差し込み式鍵のように鍵を必要としないため、火事などの際の緊急脱出が容易となり、安全を確保できる。
ところで引き違い網戸5,6をクレセント7Aで施錠をしても、引き違い網戸5,6の網8を破って空き巣が侵入してくる恐れがある。そこで本例では引き違い網戸5,6の網8を破られにくい強化繊維で構成するのが望ましい。例えば、ガラス長繊維や炭素長繊維等のような強化繊維を網状に編成したもので構成する。これにより空き巣によって網8が破られることがなくなり、防犯性能を一層高めることができるものである。
また、引き違い網戸5,6の網8及び框9の各表面に、遮熱塗料を塗布するのが望ましい。遮熱塗料として、例えば赤外線の反射性能が高いセラミックが配合された塗料が選ばれる。もちろんこれは一例であり、太陽光線を反射して温度上昇を抑えるものであればよい。これにより、引き違い網戸5,6自体が室内の温度を抑える働きを持つこととなり、網戸5,6本来の効果(室内の換気及び防虫効果、及び遮熱効果)に加えて、開口1全体においてより遮熱効果が発揮されることとなる。
さらに引き違い網戸5,6の框9の対向面にモヘア40等のシール部材を取り付け、網戸5,6間の隙間及び網戸5とサッシ障子4間の隙間から虫が室内へ侵入するのを防ぐようにするのが望ましい。
本発明の一実施形態の平面断面図である。 同上の側面断面図である。 従来例の平面断面図である。 従来例の側面断面図である。
符号の説明
1 開口
2 サッシ枠
3,4 サッシ障子
5,6 引き違い網戸
7 網戸用施錠機構
8 網

Claims (3)

  1. 建物の開口に嵌め込まれるサッシ枠に、開口を開閉する引き違い方式のサッシ障子を設置すると共にサッシ障子の外側に網戸を移動可能に設置した網戸付き窓装置において、上記網戸は、開口を引き違い方式で全閉状に遮蔽できる引き違い網戸で構成されていることを特徴とする網戸付き窓装置。
  2. 上記引き違い網戸を施錠するための網戸用施錠機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の網戸付き窓装置。
  3. 上記引き違い網戸の網を強化繊維で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の網戸付き窓装置。

JP2004294081A 2004-10-06 2004-10-06 網戸付き窓装置 Pending JP2006104806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294081A JP2006104806A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 網戸付き窓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294081A JP2006104806A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 網戸付き窓装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006104806A true JP2006104806A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36374857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004294081A Pending JP2006104806A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 網戸付き窓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006104806A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241511A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Tycoon Llc 防犯に優れた玄関用網戸と窓用網戸
CN110067476A (zh) * 2019-05-25 2019-07-30 梁其胜 可安装大执手的紧凑型纱窗一体平开窗

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241511A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Tycoon Llc 防犯に優れた玄関用網戸と窓用網戸
CN110067476A (zh) * 2019-05-25 2019-07-30 梁其胜 可安装大执手的紧凑型纱窗一体平开窗

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101016203B1 (ko) 미닫이 창호의 슬라이딩 틈새 밀봉장치
KR20120040339A (ko) 커튼월형 창호
KR20120118774A (ko) 자연 순환식 환기창
KR102347829B1 (ko) 커튼월 프로젝트창 단열구조체
KR101257496B1 (ko) 창호시스템
KR102095390B1 (ko) 프로젝트 창호
JP2006104806A (ja) 網戸付き窓装置
JP6749833B2 (ja) 建具
KR200416653Y1 (ko) 방충망을 갖는 이중창
KR101310451B1 (ko) 블라인드 내장형 고정 유리창호
KR101220221B1 (ko) 창호시스템
KR20200082596A (ko) 친환경 녹색건축 창호시스템
JP5580039B2 (ja) 引き戸用換気装置
JP6710631B2 (ja) 建具
KR102308815B1 (ko) 다중 기밀구조를 가진 창호 어셈블리
JP7081954B2 (ja) 建具
KR101233968B1 (ko) 창호시스템
KR200368480Y1 (ko) 덧문양창을 가지고 본창의 내부가 분할된 다기능 창문
KR200206313Y1 (ko) 방충망 및 방범창이 설치된 개폐식 창문
KR970004453Y1 (ko) 방범창
KR20090007231U (ko) 슬라이딩 개폐식 방범창
JP6710632B2 (ja) 建具
JP3053176U (ja) ブラインドを内装した網戸
KR200325601Y1 (ko) 보조창문이 구비된 다기능 창호
JP3142561U (ja) 窓や玄関の防犯型網戸

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060811

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070130