JP2006102165A - 光照射装置 - Google Patents

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剛 荒井
Toshimoto Aoki
利元 青木
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Abstract

【目的】 顔全体に光照射可能な装置であって、光源を差し替えることなく、必要な部分にのみ、特定の光を照射できる装置を提供することにあるを提供することにある。
【解決手段】 発光色の異なる複数の光源R,Bを有する発光ユニット2と、該発光ユニット2における所定部位毎に発光色を選択する光選択部7とを備えた。光源R,Bの光量を可変する光量可変部8を備えた。光選択部7では、隣接する光源R,Bを所定数毎に区分けしたブロック単位もしくは素子単位で発光色もしくは点灯/消灯の選択を行い、光量可変部8では、ブロック単位もしくは素子単位で光量を可変する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、顔などの特定範囲に対して光を照射して、皮膚組織の活性化やニキビ治癒を促す光照射装置に関するものである。
紫外線や赤外線を含まない光を皮膚に照射することで、皮膚の活性化や改善が図られることが確認され、医療・美容分野で応用され始めている。例えば、赤色波長(約660nm)を照射することで、肌の張りと潤いの元となるコラーゲンの増殖が図られ、青色波長(約415nm)を照射することで、ニキビの原因となるアクネ菌の死滅が図られることが知られている。
こうした光照射による皮膚への効能に着目して、患者の顔全体もしくは一部分に所定波長の光を照射させる装置が提案されている。これらの装置には、光源として高寿命で発熱量の少ない発光ダイオード(LED)が用いられ、このLEDを複数配列して構成される発光ユニットを患者の患部に指向させるものである。発光ユニットは、使用用途に応じて交換され、コラーゲン活性の場合には赤色光源の、ニキビ治療の場合には青色光源の発光ユニットが使用されることになる。
この装置の欠点は、異なる発光色の光源を同時に使用することができない点にある。すなわち、コラーゲン活性の場合とニキビ治療の場合とで発光ユニットを差し替える必要があり面倒である。特に、ニキビ治療の場合、まず患部に青色波長(約415nm)を照射してアクネ菌を自滅させ、次に赤色波長(約660nm)を照射してニキビ後の皮膚を改善するといったように、波長の異なる光照射を連続的に行うのが理想であり、この照射光源の切替を発光ユニットを交換することで行うのは効率的ではない。
また、青色波長は、ニキビ菌を死滅させる作用を持つ一方、メラニン色素に吸収されて熱を発生し、周辺の細胞に悪影響を及ぼす危険性があるので、ニキビの患部以外に照射することは好ましくない。更に、発光ユニットから顔全体に光を照射するようにした場合、光源を直視しないよう、アイマスク等で目を隠されてしまうため、治療中の周囲状況が確認できず不安な気持ちになる患者も多かった。
登録実用新案第3099140号 特表2004−511315号 特開平11−267178号
そこで、本発明が解決しようとする課題は、顔全体に光照射可能な装置であって、光源を差し替えることなく、必要な部分にのみ、特定の光を照射できる装置を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するため、発光色の異なる複数の光源を有する発光ユニットと、該発光ユニットにおける所定部位毎に発光色を選択する光選択手段とを備えた。また、光源の光量を可変する光量可変手段を備えた。光源は、発光色の異なる2種類以上の発光ダイオードから構成し、光選択手段では、隣接する光源を所定数毎に区分けしたブロック単位で発光色の選択を行い、光量可変手段では、ブロック単位で光量を可変する。この光選択手段及び光量可変手段は、発光素子単位で発光色の選択と光量の可変を行っても良い。発光ユニットは、顔全体に光照射できる大きさとし、使用状態において目に対向する部位の発光を光量可変手段により消灯もしくは低光量とする。
本発明の光照射装置によれば、部分的に異なる波長の光を照射することが可能になる。よって、特にニキビ治療を行う場合には疾患のある部分に青色波長を照射し、その他の部分には赤色波長を照射するといったことができる。また、2種類以上の光源を混在させたので、同じ部分に異なる波長の光を同時に照射することや所定時間毎に切替えて照射することが可能になる。よって、異なる効能を同時に受けることができ、効率的なスキンケア・フェイスケアができる。更に、患者の目に対向する発光量を低減もしくは消灯するようにしたので、アイマスク等を装着することなく、リラックスして施術を受けることができる。
光源として発光ダイオードを使用し、この光源を適宜配列した発光ユニットにより、顔全体に複数種の光を照射できる光照射装置である。
以下、図面を用いて本発明の実施例1について説明する。図1は本発明の光照射装置を示している。1は本体ユニット、2は発光ユニット、3は発光ユニット2を本体ユニット1に対して揺動自在に支持するアームである。この装置は、本体ユニット1を机上など安定した場所に載置し、アーム3を介して発光ユニット2を患者の顔に向けて配置させて使用される。本体ユニット1には、フェイスケアメニューの選択や光量調整、光源の種別を選択するための操作パネル4が設けられ、この操作パネル4からの設定によって発光ユニット2を駆動する駆動回路5が内蔵されている。
図2は発光ユニット2を示している。発光ユニット2は、コラーゲンの増殖に効果がある660nm付近の波長を出力する赤色発光ダイオードRと、ニキビ菌(アクネ菌)を死滅する効果がある415nm付近の波長を出力する青色発光ダイオードBとをジグザグ状に配置して構成される。すなわち、図2に示されるように、行単位で赤色発光ダイオードRと青色発光ダイオードBが配列されることなる。尚、この配置は特に限定されるものではなく、素子を行方向に交互に配置したり、マトリクス状に配列したりしても良い。
また、発光ユニット2は、患者の顔から所定距離の位置に配置したときに、発光素子からの光照射が顔全体に均一に作用するような形状及び大きさに形成されており、この表面には発光素子が縦M×横N個設けられている。このうち、光量調整や光源選択などの設定操作を簡便にするため、縦m×横n個を1単位としてブロック化し、このブロック毎に設定操作を行うように構成されている。つまり、発光ユニット2の表面には、縦m×横n個からなる複数の発光ブロックが形成されている。
図3はこの装置の制御系を示すブロック図である。操作パネル4は、光照射時間を設定する時間設定部6と、ブロック毎に発光させる光源を選択する光選択部7と、発光させる光量を設定する光量設定部8と、パルス発光させるか否かを設定するパルス設定部9と簡易的なフェイスケアメニューを選択するメニュー選択部10とを備えている。駆動回路5は、この操作パネル4が接続され、操作パネル4で入力される各設定に基づいて発光ユニット2を駆動する。
時間設定部6では、施術する時間を所定範囲内(例えば5〜20分)で任意に光の照射時間が選択できる。光選択部7では、1ブロック単位で赤色発光ダイオードRを発光させるか、青色発光ダイオードBを発光させるか、両方とも点灯させるか、両方とも点灯させないかが選択できる。光量設定部8では、所定範囲内(例えば10〜40mW/cm)で任意に発光の強度が選択できる。パルス設定部9では、連続発光かパルス発光かが選択できる。メニュー選択部10では、赤色発光ダイオードRのみを発光するコラーゲン生成メニューと、青色発光ダイオードBのみを発光するニキビ治癒メニューが選択できる。
このように構成する光照射装置の動作について、部分的なニキビ治癒を行う場合を例に説明する。図4に示すように、頬部分にニキビの症状が現れている患者に対して施術する場合、疾患のある部位に相当する発光ユニット2でニキビ治療に適した青色発光させ、その他の部位は赤色発光させるように、操作パネル4にて設定する。駆動回路5では、この設定を受けてブロックAm3-n2とブロックAm3-n4で青色発光ダイオードBのみを点灯させ、その他のブロックで赤色発光ダイオードRのみを点灯させる。これにより、ニキビの疾患部にはニキビ治療に適した青色波長が確実に光照射され、疾患部以外の部位には青色波長を照射することなく、コラーゲン生成に適した赤色波長で光照射されるため、効率よく顔全体のケアが行われる。
青色波長の照射は、ニキビ菌を自滅させる作用を持つ一方、メラニン色素に吸収されて熱を発生し、周辺細胞に炎症を起こさせる作用を持つので、皮膚への負担が大きい。赤色波長は、細胞の活動を活性化し、ニキビの赤みを改善する効果があるので、ブロックAm3-n2とブロックAm3-n4については青色発光と赤色発光を同時行ったり、一定時間青色発光させた後、赤色発光させると更に効果的にニキビ治療を行うことができる。
また、施術中に、患者の目で直視される部位の発光ユニット2の発光を消灯もしくは低光量とする。すなわち、図中のブロックAm2-n2とブロックAm2-n4については消灯もしくは低光量とし、患者の目の保護を図る。これにより、これまで必要であったアイマスクの装着が不要となり、患者はリラックスした状態で施術を受けることができるようになる。
上記実施例1と同様の装置において、光選択、光量選択、パルス選択をブロック単位でなく、素子毎に行えるようにする。これにより、青色発光の箇所を更に疾患部分に絞り込むことができる。尚、設定手段として、操作パネルを用いて装置側で各設定を行うようにしているが、素子単位での設定は手間が掛かる。そこで、患者の顔の形状を画像として取り込み、パソコン等で照射形態データを作成して、転送ケーブルや可搬式の記憶媒体を介して装置側に送信するようにすると良い。
専門機関での本格的な治療から、エステティックサロンや美容室でのフェイスケア、家庭での日常的な使用で幅広く活用できる。
本発明の光照射装置を示す説明図である。 同装置に用いられる発光ユニット2を示す説明図である。 同装置の制御系を示すブロック図である。 同装置の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1 本体
2 発光ユニット
4 操作パネル
5 制御回路
6 光選択部
7 光量可変部


Claims (7)

  1. 顔などの皮膚組織に光を照射する装置であって、発光色の異なる複数の光源を有する発光ユニットと、該発光ユニットにおける所定部位毎に発光色を選択する光選択手段とを備えたことを特徴とする光照射装置。
  2. 前記光源の光量を可変する光量可変手段を備えたことを特徴とする上記請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記光源を発光色の異なる2種類以上の発光ダイオードから構成し、前記光選択手段は、隣接する光源を所定数毎にブロック化し、このブロック単位で発光させる光源を選択することを特徴とする上記請求項1記載の光照射装置。
  4. 前記光源を発光色の異なる2種類以上の発光ダイオードから構成し、前記光量可変手段は、隣接する光源を所定数毎にブロック化し、このブロック単位で光量の可変することを特徴とする上記請求項2記載の光照射装置。
  5. 前記光源を発光色の異なる2種類以上の発光ダイオードから構成し、前記光選択手段は、各発光素子単位で点灯/非点灯を選択することを特徴とする上記請求項1記載の光照射装置。
  6. 前記光源を発光色の異なる2種類以上の発光ダイオードから構成し、前記光量可変手段は、各発光素子単位で光量の選択をすることを特徴とする上記請求項2記載の光照射装置。
  7. 前記発光ユニットを顔全体に光照射できる大きさとし、使用状態において目に対向する部位の発光を光量可変手段により消灯もしくは低光量としたことを特徴とする上記請求項2記載の光照射装置。



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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8796949B2 (en) 2010-03-17 2014-08-05 Shinoda Plasma Co., Ltd. Ultraviolet light irradiation device
WO2016125562A1 (ja) * 2015-02-02 2016-08-11 オリオン電機株式会社 医療用紫外光照射装置
CN108992786A (zh) * 2018-08-08 2018-12-14 刘远来 一种烤灯

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