JP2006099454A - 課金情報生成装置及び課金情報生成処理プログラム、並びに、対価情報生成装置及び対価情報生成処理プログラム等 - Google Patents

課金情報生成装置及び課金情報生成処理プログラム、並びに、対価情報生成装置及び対価情報生成処理プログラム等 Download PDF

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Abstract

【課題】 より効率良く、信頼性、確実性のある課金情報若しくは対価情報を生成することが可能な課金情報生成装置を提供する。
【解決手段】 ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成装置であって、ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段と、ログの整合性を判別するログ整合性判別手段と、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する課金情報生成手段と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備えたピアツーピア(Peer to Peer(P2P))型のコンテンツ配信システムに関し、特に、複数のコンテンツデータが複数のノード装置に分散して保存されたコンテンツ配信システムにおけるコンテンツデータの利用に対する課金方法等の技術分野に関する。
従来のコンピュータネットワークを利用したコンテンツ配信システムでは、コンテンツデータを端末装置(クライアント)にてダウンロードしたユーザからコンテンツ利用料を徴収するために用いられるログ(利用履歴情報)は、例えば、1つの課金サーバにより集中的に管理されており、当該課金サーバが、当該ログに基づいて、上記ユーザに課すべきコンテンツ利用料を算出する課金処理を行っていた。
このような課金処理に関する方法については、種々提案されており、例えば、特許文献1には、コンテンツを利用するユーザの生成するログ中に記録される利用金額に基づいてコンテンツ利用料の管理を行う技術が開示されている。
特開2001−256403号公報
しかしながら、従来のように、課金サーバがログを管理し、課金処理を行う方法では、課金サーバに対して大きな負荷がかかるという問題があった。
一方、ピアツーピア型のコンテンツ配信システムにおいては、ノード装置の脱退(ノード装置の電源断や故障、或いはネットワークの部分的な切断等による)及び参加が行なわれる頻度が高く、ノード装置全体の状況を把握することが困難であるために、例えば上記課金サーバのような集中管理を行うサーバを設けない限り、ログを効率よく収集して課金処理を行うことは、困難であった。
また、従来、課金サーバのような集中管理を行うサーバが設けられたコンテンツ配信システムであっても、コンテンツデータの例えば著作権者等に支払うべき対価料金(例えば、著作権料)の算出は困難であり、当該対価料金は、いわゆるドンブリ勘定的に算出されていたため、ピアツーピア型のコンテンツ配信システムにおいて、当該対価料金の算出はより一層困難である。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、より効率良く、信頼性、確実性のある課金情報若しくは対価情報を生成することが可能な課金情報生成装置及び課金情報生成処理プログラム、並びに、対価情報生成装置及び対価情報生成処理プログラム等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成装置であって、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段と、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段と、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する課金情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログの整合性を判別し、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成するように構成したので、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであっても、信頼性、確実性のある課金情報をより効率良く生成して利用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の課金情報生成装置において、前記ログ整合性判別手段は、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第2のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、かつ、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第3のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、前記課金情報生成手段は、何れの前記判別においても前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、より一層、信頼性、確実性のある課金情報をより効率良く生成して利用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の課金情報生成装置において、前記課金情報には、前記第1のノード装置の使用者側に課すべき料金に関する情報が含まれることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の課金情報生成装置は、何れか1の前記ノード装置であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置であって、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段と、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段と、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログの整合性を判別し、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成するように構成したので、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであっても、信頼性、確実性のある対価情報をより効率良く生成して利用することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の対価情報生成装置において、前記ログ整合性判別手段は、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第2のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、かつ、前記第2のノード装置に記録されたログと前記第3のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、前記対価情報生成手段は、何れの前記判別においても前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、より一層、信頼性、確実性のある対価情報をより効率良く生成して利用することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の対価情報生成装置において、前記対価情報には、前記配信情報の提供者側に支払うべき料金に関する情報が含まれることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置であって、前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得するログ取得手段と、前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、従来、ドンブリ勘定でなされていた著作権に支払うべき著作権料(対価料金)を、より正確、かつ、簡単に算出することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項5乃至8の何れか一項に記載の対価情報生成装置は、何れか1の前記ノード装置であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成方法であって、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得する工程と、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別する工程と、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成方法であって、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得する工程と、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別する工程と、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成方法であって、前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得する工程と、前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成装置に含まれるコンピュータを、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段、及び、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する課金情報生成手段として機能させることを特徴する。
請求項14に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置に含まれるコンピュータを、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段、前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段、及び、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段として機能させることを特徴する。
請求項15に記載の発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置に含まれるコンピュータを、前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得するログ取得手段、及び、前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段として機能させることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項13に記載の課金情報生成処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項14又は15に記載の対価情報生成処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
請求項1〜4、10、13、16の発明によれば、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログの整合性を判別し、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成するように構成したので、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであっても、信頼性、確実性のある課金情報をより効率良く生成して利用することができる。
また、請求項5〜9、11、12、14、15、17の発明によれば、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログの整合性を判別し、前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成するように構成したので、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであっても、信頼性、確実性のある対価情報をより効率良く生成して利用することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、配信情報としてのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.コンテンツ配信システムの構成等]
始めに、図1を参照して、情報配信システムとしてのコンテンツ配信システムの概要構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1の下部枠101内に示すように、IX(Internet eXchange)3、ISP(InternetService Provider)4、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者(の装置)5、FTTH(Fiber To TheHome)回線事業者(の装置)6、及び通信回線(例えば、電話回線や光ケーブル等)7等によって、インターネット等のネットワーク(現実世界のネットワーク)8が構築されている。
コンテンツ配信システムSは、このようなネットワーク8を介して相互に接続された複数のノード装置1a,1b,1c・・・を備えて構成されることになり、ピアツーピア方式のネットワークシステムとなっている。各ノード装置1a,1b,1c・・・には、固有の製造番号及びIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。なお、製造番号及びIPアドレスは、複数のノード装置1間で重複しないものである。なお、以下の説明において、ノード装置1a,1b,1c・・・のうち何れかのノード装置を示す場合には、便宜上、ノード装置1という場合がある。
そして、このコンテンツ配信システムSにおいては、特定のアルゴリズム、例えば、後述する分散ハッシュテーブル(以下、DHT(DistributeHash Table)という)を利用したアルゴリズムによって、図1の上部枠100内に示すような、オーバーレイネットワーク9が構築されることになる。つまり、このオーバーレイネットワーク9は、既存のネットワーク8を用いて形成された仮想的なリンクを構成するネットワークを意味する。
本実施形態においては、DHTを利用したアルゴリズムによって構築されたオーバーレイネットワーク9を前提としており、このオーバーレイネットワーク9上に配置されたノード装置1を、コンテンツ配信システムSに参加(言い換えれば、オーバーレイネットワーク9に参加)しているノード装置1という。コンテンツ配信システムSへの参加は、未だ参加していないノード装置が、既に参加している任意のノード装置1に対して参加要求を送ることによって行われる。
コンテンツ配信システムSに参加している各ノード装置1のノードIDは、IPアドレスあるいは製造番号を共通のハッシュ関数によりハッシュ化した値であり、一つのID空間に偏りなく分散して配置されることになる。このように共通のハッシュ関数により求められた(ハッシュ化された)ノードIDは、当該IPアドレスあるいは製造番号が異なれば、同じ値になる確率が極めて低いものである。なお、ハッシュ関数については公知であるので詳しい説明を省略する。本実施形態では、IPアドレス(グローバルIPアドレス)を共通のハッシュ関数によりハッシュ化した値をノードIDとする。
また、コンテンツ配信システムSに参加している各ノード装置1は、夫々、DHTを保持している。このDHTには、他のノード装置への経路情報、すなわち、ノードID空間内で適度に離れた他のノード装置のノードIDとそのIPアドレスが、複数登録されている。このようなDHTは、ノード装置1がコンテンツ配信システムSに参加した際に与えられることになる。また、コンテンツ配信システムSにおいては、ノード装置1の参加若しくは脱退が頻繁に行われるため、定期的に(例えば数十分から数時間間隔で)DHTの更新が必要かどうかが確認されると共に、その更新情報が他のノード装置1にDHTに登録されている経路を介して伝達されるようになっている。これにより、DHTを最新の状態に保つことが可能となる。なお、DHTの生成方法については公知であるので詳しい説明を省略する。
更に、コンテンツ配信システムSに参加している複数のノード装置1には、1のノード装置1から他のノード装置1に配信されるべきコンテンツ(例えば、映画や音楽等)データが分散して保存(格納)されている。例えば、ノード装置1aには、タイトルがXXXの映画のコンテンツデータが保存されており、一方、ノード装置1bには、タイトルがYYYの映画のコンテンツデータが保存されるというように、互いに異なるコンテンツデータが、複数のノード装置1に分散されて保存される。また、あるコンテンツデータは、1つのノード装置1に保存されているとは限らず、複数のノード装置1に同じコンテンツデータが保存されうる。これらのコンテンツデータには、夫々、固有のコンテンツ名が割り当てられている。
そして、このように分散保存されているコンテンツデータの所在を示す所在情報(例えば、コンテンツデータが保存されているノード装置1のIPアドレス及び製造番号)もまた、コンテンツ配信システムSに参加している複数のノード装置1に分散して保存されている。例えば、あるコンテンツデータのコンテンツ名が、上記ノードIDを得るときと共通のハッシュ関数によりハッシュ化され(つまり、ノード装置1のIPアドレスのハッシュ値と同一のID空間に配置)、そのハッシュ値(コンテンツID)と最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有するノード装置1(以下、これを「ルートノード装置1x」という)に、当該コンテンツデータの所在情報が保存されることになる。つまり、同一のコンテンツデータ(コンテンツIDが同一)が、夫々、複数のノード装置1に保存されている場合であっても、かかるコンテンツデータの所在を示す所在情報(複数のノード装置1のIPアドレス等)は、1つのルートノード装置1xで管理することができる。なお、本実施形態においては、1のルートノード装置では、1のコンテンツIDに対応するコンテンツデータの所在情報が保存される(つまり、ルートノード装置と上記所在情報とは1対1の関係にある)が、これに限定されるものではない。
これにより、あるコンテンツデータを取得(ダウンロード)したいノード装置(第1のノード装置)1aは、当該コンテンツデータのコンテンツIDを他のノード装置1に送出することにより、当該コンテンツIDはいくつかのノード装置1を経由(転送)されてそのコンテンツデータの所在を示す所在情報を保存しているルートノード装置(第2のノード装置)1x(つまり、コンテンツIDに最も近いノードIDを有するノード装置1)まで辿り着き、当該ルートノード装置(第2のノード装置)1xから当該所在情報を取得(受信)することが可能となり、取得した所在情報に基づいて上記コンテンツデータを保存している例えばノード装置(第3のノード装置)1bに接続し、そこから当該コンテンツデータを取得(受信)することが可能になる。
なお、コンテンツIDがルートノード装置1xに辿り着くまでの間に当該ルートノード装置1xと同じ所在情報をキャッシュしているノード装置1から当該所在情報を取得(受信)されるようにしてもよい。
このように、ノード装置1aが、ルートノード装置1xから所在情報を取得して、当該所在情報に基づいてノード装置1bからコンテンツデータを取得する動作が行なわれる場合に、ノード装置1a、所在情報を取得したノード装置1(例えば、ルートノード装置1x)、及びノード装置1bのうち、少なくとも何れか2つのノード装置1において当該コンテンツデータ又はこれに対応する所在情報の授受に関するログ(利用履歴情報)が記録される。そして、このように記録されたログが何れかのノード装置1により収集され、当該ノード装置1において、上記コンテンツデータを取得したノード装置1aの使用者(以下、「ユーザ」という)側に対する課金情報が生成されたり、或いは、上記コンテンツデータの提供者側(例えば、著作権者、著作隣接権者、製作者等)に対する対価情報が生成されることになる。このような動作の詳細については後述する。
[2.ノード装置の構成等]
次に、図2を参照して、ノード装置1の構成及び機能について説明する。
図2は、ノード装置1の概要構成例を示す図である。
各ノード装置1は、図2に示すように、演算機能を有するCPU,作業用RAM,各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部11と、上記コンテンツデータ、上記所在情報、DHT及びプログラム等を記憶保存(格納)するためのHDD等から構成された記憶部12(上記コンテンツデータ及び上記所在情報は、保存されていないノード装置1もある)と、受信されたコンテンツデータを一時蓄積するバッファメモリ13と、コンテンツデータに含まれるエンコードされたビデオデータ(映像情報)及びオーディオデータ(音声情報)等をデコード(データ伸張や復号化等)するデコーダ部14と、当該デコードされたビデオデータ等に対して所定の描画処理を施しビデオ信号として出力する映像処理部15と、当該映像処理部15から出力されたビデオ信号に基づき映像表示するCRT,液晶ディスプレイ等の表示部16と、上記デコードされたオーディオデータをアナログオーディオ信号にD(Digital)/A(Analog)変換した後これをアンプにより増幅して出力する音声処理部17と、当該音声処理部17から出力されたオーディオ信号を音波として出力するスピーカ18と、コンテンツデータに含まれるビデオデータ及びオーディオデータ等をエンコード(データ圧縮や暗号化等)するエンコーダ部19と、ネットワーク8を通じて他のノード装置1との間の情報の通信制御を行うための通信部20と、ユーザからの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、或いは、操作パネル等)21と、を備えて構成され、制御部11、記憶部12、バッファメモリ13、デコーダ部14、エンコーダ部19、及び通信部20はバス22を介して相互に接続されている。
そして、制御部11は、CPUが記憶部12等に記憶された各種プログラムを実行することにより、ノード装置1全体を統括制御するようになっており、また、入力部21からの指示信号に応じて、所在情報・コンテンツデータ要求処理、所在情報探索処理、コンテンツデータ配信処理、課金情報生成処理、及び対価情報生成処理の何れか1又は複数の処理を実行するようになっている。これらの処理については後述する。
[3.コンテンツ配信システムの動作]
次に、コンテンツ配信システムSの動作について説明する。
(所在情報・コンテンツデータ要求処理、所在情報探索処理、コンテンツデータ配信処理)
先ず、図3及び図4等を参照して、所在情報・コンテンツデータ要求処理、所在情報探索処理、及びコンテンツデータ配信処理について説明する。
図3は、所在情報及びコンテンツデータを要求するノード装置1の制御部11における所在情報・コンテンツデータ要求処理を示すフローチャートであり、図4(A)は、所在情報を探索する制御部11における所在情報探索処理を示すフローチャートであり、図4(B)は、コンテンツデータを配信するノード装置1の制御部11におけるコンテンツデータ配信処理を示すフローチャートである。
なお、図3に示す所在情報・コンテンツデータ要求処理は、記憶部12等に記憶保存された所在情報・コンテンツデータ要求処理プログラムが制御部11により実行されることにより行われ、図4(A)に示す所在情報探索処理は、記憶部12等に記憶保存された所在情報探索処理が制御部11により実行されることにより行われ、図4(B)に示すコンテンツデータ配信処理は、記憶部12等に記憶保存されたコンテンツデータ配信処理が制御部11により実行されることにより行われる。
先ず、例えばノード装置1a(以下、適宜、要求元ノード装置という)のユーザが、入力部21を操作してコンテンツデータ要求開始指示を入力すると、例えば表示部16にコンテンツリスト(図示せず)が表示される。かかるコンテンツリストには、例えば、複数のノード装置1に保存されている全部又は一部のコンテンツデータの名称(例えば、映画のタイトルなど)等が記述されている。なお、かかるコンテンツリストは、コンテンツ配信システムSに参加する際、或いは、定期的に、他のノード装置1(例えば、DHTに登録されているノード装置)から取得される。
このようなコンテンツリストの表示状態において、ユーザが入力部21を操作して、例えば所望の(つまり要求すべき)コンテンツデータのコンテンツ名を選択すると、制御部11は、当該コンテンツ名の選択を受け付け(ステップS1)、上述した共通のハッシュ関数(IPアドレスをハッシュ化したハッシュ関数)により、上記受け付けたコンテンツ名をハッシュ化してコンテンツIDを生成する(ステップS2)。
次いで、制御部11は、記憶部12に記憶保存されているDHTを参照し(ステップS3)、自己が当該コンテンツデータのルートノード装置1xであるか否かを判別する(ステップS4)。例えば、自己のノードIDが、上記コンテンツIDと最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)か否かが判別され、最も近い場合、即ち、自己が当該コンテンツデータのルートノード装置であると判別した場合には(ステップS4:Y)、自己の記憶部12から上記コンテンツIDに対応するコンテンツデータの所在情報(IPアドレス及び製造番号)を取得し(ステップS5)、ステップS8に移行し、ログを記録することになる。
一方、自己が当該コンテンツデータのルートノード装置1xでないと判別した場合には(ステップS4:N)、制御部11は、自己のIPアドレス、コンテンツIDが付加されたクエリー要求(所在情報の要求)を発行し、当該クエリー要求を他のノード装置1に通信部20等を介して送信する(ステップS6)。例えば、DHTに登録されているノードIDのうちで、上記コンテンツIDと最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有するノード装置1に対して、上記クエリー要求が送信されることになる。
次に、クエリー要求を受信したノード装置1において、図4(A)に示す所在情報探索処理が開始され、制御部11は、記憶部12に記憶保存されているDHTを参照し(ステップS21)、上記クエリー要求に付加されているコンテンツIDに基づき、自己が上記コンテンツデータのルートノード装置1xであるか否かを判別する(ステップS22)。例えば、自己のノードIDが、上記コンテンツIDと最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)か否かが判別され、最も近い場合、即ち、自己が上記コンテンツデータのルートノード装置1xであると判別した場合には(ステップ22:Y)、制御部11は、記憶部12から上記コンテンツID(クエリー要求に付加されている)に対応するコンテンツデータの所在情報を取得して(ステップS23)、当該所在情報及び自己(ルートノード装置1x)の製造番号、IPアドレス、ノードID等を探索結果情報として、クエリー要求したノード装置1aに通信部20等を介して送信(返信)する(ステップS24)。そして、制御部11は、その時の日時(タイムスタンプ)、上記クエリー要求に付加されたコンテンツID及びノード装置1aの製造番号(IPアドレスでもよい)、更には、ノード装置1aに返信したコンテンツデータの所在情報に含まれる当該コンテンツデータを保存しているノード装置1bの製造番号等をログ(所在情報の提供に関するログ)として記憶部12におけるログファイルに記録する(ステップS25)。
一方、上記ステップS22において、自己が上記コンテンツデータのルートノード装置1xでないと判別された場合には(ステップS22:N)、上記クエリー要求は、さらに他のノード装置1に対して送信(転送)される(ステップS26)。なお、この場合も、例えば、DHTに登録されているノードIDのうちで、コンテンツIDと最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有するノード装置1に対して上記クエリー要求が送信(転送)されることになり、上記コンテンツIDに対応するコンテンツデータの所在情報が保存するルートノード装置1xが発見されるまで、上記クエリー要求が他のノード装置1に送信(転送)され、当該クエリー要求を受信したノード装置1において上記図4(A)に示す処理が行われることになる。
次に、図3の処理において、ノード装置1aがルートノード装置1xから送信(返信)されてきた探索結果情報(コンテンツデータの所在情報及びルートノード装置1xの製造番号、ノードID、IPアドレス等を含む)を受信(取得)すると(ステップS7)、ノード装置1aの制御部11は、その時の日時(タイムスタンプ)、上記コンテンツID、自己(ノード装置1a)の製造番号、ルートノード装置1xの製造番号、及び上記コンテンツデータの所在情報に含まれる当該コンテンツデータを保存しているノード装置1bの製造番号等をログ(所在情報の取得に関するログ)として記憶部12におけるログファイルに記録する(ステップS8)。
次いで、ノード装置1aの制御部11は、上記探索結果情報に含まれるコンテンツデータの所在情報に基づき(つまり、IPアドレスに従って)上記コンテンツデータを保存している例えばノード装置1bに接続し、当該コンテンツデータのコンテンツID、自己の製造番号及びルートノード装置1xの製造番号等が付加されたダウンロード要求を通信部20等を介して送信する(ステップS9)。
なお、コンテンツIDがルートノード装置1xに辿り着くまでの間に当該ルートノード装置1xと同じ所在情報をキャッシュしている場合には、そのノード装置1から当該所在情報を取得(受信)されるように、上記ステップS22において、自己が上記コンテンツデータのルートノード装置1xでないと判別された場合には(ステップS22:N)、所在情報をキャッシュしているか否かを判断し、キャッシュしている場合にはステップS5に移行し、キャッシュしていない場合にはステップS6に移行するようにしてもよい。
また、上記コンテンツIDに対応するコンテンツデータを保存しているノード装置1が複数ある場合、上記取得された探索結果情報には、当該複数のノード装置1の所在情報(IPアドレス等)が含まれることになる。そして、この場合、これらの複数の所在情報は、表示部16に選択可能にされることになり、ユーザが入力部21を操作して、複数の所在情報のうち所望の所在情報を選択すると、選択された所在情報に基づき上記コンテンツデータを保存しているノード装置1に対してダウンロード要求を送信することになる。
次に、ダウンロード要求を受信したノード装置1b(以下、適宜、配信元ノード装置という)において、図4(B)に示すコンテンツデータ配信処理が開始され、制御部11は、記憶部12に記憶保存されているコンテンツデータを読み出し例えばエンコードして、上記ダウンロード要求したノード装置1aに通信部20等を介して送信(配信)する(ステップS31)。続いて、ノード装置1bの制御部11は、その時の日時(タイムスタンプ)、当該コンテンツデータのコンテンツID、ダウンロード要求したノード装置1aの製造番号及びルートノード装置1xの製造番号をログ(コンテンツデータの提供に関するログ)として記憶部12におけるログファイルに記録する(ステップS32)。
次に、図3の処理において、ノード装置1aがノード装置1bから送信(配信)されてきたコンテンツデータを受信(取得)、つまり、ダウンロードすると(ステップS10)、ノード装置1aの制御部11は、その時の日時(タイムスタンプ)、当該コンテンツデータのコンテンツID、自己(ノード装置1a)の製造番号、ルートノード装置1xの製造番号、及び当該コンテンツデータの所在情報に含まれる当該コンテンツデータを配信したノード装置1bの製造番号をログ(コンテンツデータの取得に関するログ)として記憶部12におけるログファイルに記録する(ステップS11)。このようにしてダウンロードされたコンテンツデータは、記憶部12に記憶保存される。そして、当該コンテンツデータが再生される場合には、バッファメモリ13に一旦蓄積され、例えばデコーダ部14によりデコーダにデコードされた後、映像処理部15、表示部16、音声処理部17、及びスピーカ18を介して再生出力されることになる。
以上のように、所在情報・コンテンツデータ要求処理を行うノード装置1a、所在情報探索処理を行うルートノード装置1x、及びコンテンツデータ配信処理を行うノード装置1bにおいて、上記図3乃至図4の各処理が行われる度にログがログファイルに記録されていくことになる。
図5は、各ノード装置1においてログファイルに記録されたログの内容の一例を示す図であり、図6は、要求元ノード装置と、ルートノード装置と、配信元ノード装置との関係を示す概念図である。
図5(A)は、所在情報・コンテンツデータ要求処理を行う要求元ノード装置において所在情報が取得された際のログの内容の一例を示しており、同図(B)は、要求元ノード装置においてコンテンツデータが取得(ダウンロード)された際のログの内容の一例を示している。また、同図(C)は、所在情報探索処理を行うルートノード装置において所在情報が提供された際のログの内容の一例を示している。また、同図(D)は、コンテンツデータ配信処理を行う配信元ノード装置においてコンテンツデータが配信された際のログの内容の一例を示している。図5(A)〜(D)には、何れも、3つのログが示されており、1つのログは、1つのタイムスタンプにより管理されるようになっている。そして、このように記録されたログが、後述する課金情報生成処理及び対価情報生成処理において取得(収集)されることになる。
(課金情報生成処理)
次に、図7及び図8等を参照して、コンテンツデータの提供を受けるノード装置1のユーザ側に課すべき料金に関する情報が含まれる課金情報を生成する課金情報生成処理について説明する。
図7及び図8は、ノード装置1の制御部11における課金情報生成処理を示すフローチャートである。なお、図7及び図8に示す課金情報生成処理は、記憶部12等に記憶保存された課金情報生成処理プログラムが制御部11により実行されることにより行われ、これにより、制御部11は、本発明のログ取得手段、ログ整合性判別手段、及び課金情報生成手段として機能するようになっている。この課金情報生成処理プログラムは、例えば、ネットワーク8上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
図7及び図8に示す課金情報生成処理は、コンテンツ配信システムSに参加している全てのノード装置1において実行可能であるが、現実的には、例えば一定の権限を与えられた代表となる複数のノード装置1において定期的に(例えば、DHTが更新される際に)実行されることになる。また、各ノード装置1のユーザは、課金情報生成処理を行うか否かの設定を任意に行うことができ、各ノード装置1は、当該設定に従って課金情報生成処理を実行することも可能である。
例えばノード装置1cにおいて図7に示す課金情報生成処理が開始されると、そのノード装置1cの制御部11は、例えばDHTを参照し、そこに登録されている例えばノード装置1a(要求元ノード装置)のノードIDに対応するIPアドレスを取得して、当該IPアドレスに従ってノード装置1aに通信部20等を介して接続する(ステップS41)。
次いで、制御部11は、課金情報生成対象となるログが記録されているか否かを、例えばノード装置1aに問い合わせることによって判別する(ステップS42)。かかる問い合わせには、例えば、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。つまり、○月○日○時○分○秒以前のログについての課金情報は既に生成されているので、これを排除する趣旨である。
課金情報生成対象となるログが記録されている場合には(ステップS42:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ノード装置1aから、これに記録されたログ(以下、「要求元ノードのログ」という)を例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS43)。これにより、例えば、図5(B)に示すような、コンテンツデータが取得(ダウンロード)された際の要求元ノードのログと、図5(A)に示すような、所在情報が取得された際の要求元ノードのログとが取得されることになる。一方。課金情報生成対象となる要求元ノードのログが記録されていない場合には(ステップS42:N)、当該処理が終了する。
次いで、制御部11は、取得した要求元ノードのログから1つログを選定する(ステップS44)。例えば要求元ノードのログが複数ある場合には、例えば日時が最も古いログ、或いは日時が最も新しいログが選定される。
次いで、制御部11は、上記選定した要求元ノードのログを参照し、当該ログに含まれるコンテンツデータを配信したノード装置1b(配信元ノード装置)の製造番号に対応するIPアドレスを取得して(例えば、IPアドレスを管理するノード装置1に問い合わせる)、当該IPアドレスに従ってノード装置1bに通信部20等を介して接続する(ステップS45)。
次いで、制御部11は、課金情報生成対象となるログが記録されているか否かを、例えばノード装置1bに問い合わせることによって判別する(ステップS46)。かかる問い合わせには、例えば、上記ステップS42と同様、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。
課金情報生成対象となるログが記録されている場合には(ステップS46:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ノード装置1bから、これに記録されたログ(以下、「配信元ノードのログ」という)を例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS47)。これにより、例えば、図5(D)に示すような、コンテンツデータが配信された際の配信元ノードのログが取得されることになる。一方。課金情報生成対象となる配信元ノードのログが記録されていない場合には(ステップS46:N)、ステップS50に移行する。
次いで、制御部11は、上記ステップS44で選定した要求元ノードのログ(この場合、図5(B)に示すような、コンテンツデータが取得(ダウンロード)された際の要求元ノードのログ)と、上記ステップS47で取得した配信元ノードのログ(図5(D)に示すような、コンテンツデータが配信された際の配信元ノードのログ)とを照合し、ログ整合性判別手段として、かかる2つのログの整合性を判別する(ステップS48)。かかる整合性の判別は、例えば、互いのログに含まれるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1a(要求元ノード装置)の製造番号が、夫々一致するか否かによって判別される。なお、配信元ノードのログが複数ある場合には、そのうちの1つのログと要求元ノードのログにおけるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1aの製造番号が、夫々一致すれば整合性が有るとされることになる。また、ノード装置1a(要求元ノード装置)とノード装置1b(配信元ノード装置)におけるタイムスタンプは、時刻のずれや誤差等により必ずしも一致しないので、2つのタイムスタンプが当該ずれや誤差等を考慮した所定の範囲内にあれば、互いのタンムスタンプが一致するものとされる。
そして、整合性が有りと判別された場合には(ステップS48:Y)、2重ログ整合性チェック設定がなされているか(ONであるか)否かが判別される(ステップS49)(つまり、ステップS49では、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログとの3つのログの整合性が必要か否かを判別する)。ここで、2重ログ整合性チェック設定は、上記要求元ノードのログと配信元ノードのログとの整合性の判別に加えて、上記要求元ノードのログとルートノード装置1に記録されたログ(以下、「ルートノードのログ」という)との整合性の判別を行う設定であり、かかる設定により、より信頼性、確実性のある課金情報を生成することができる。また、かかる設定は、課金業者がリモート制御で行うことが可能である。
上記2重ログ整合性チェック設定がなされていない場合には(ステップS49:N)(つまり、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログのうち、少なくとも何れか2つのノードに記録されたログが整合性が有れば良い場合)、ステップS55に移行される。つまり、上記要求元ノードのログとルートノードのログとの整合性が判別されることなく、課金情報が生成されることになる。一方、上記2重ログ整合性チェック設定がなされている(ONである)場合には(ステップS49:Y)、ステップS51に移行される。
一方、上記ステップS48において、要求元ノードのログと配信元ノードのログとの整合性が無しと判別された(ログが夫々一致しない)場合には(ステップS48:N)、上記2重ログ整合性チェック設定がなされているか(ONであるか)否かが判別され(ステップS50)(つまり、ステップS50では、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログとの3つのログの整合性が必要か否かを判別する)、2重ログ整合性チェック設定がなされていない場合には(ステップS50:N)(つまり、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログのうち、少なくとも何れか2つのノードに記録されたログが整合性が有れば良い場合)、ステップS51に移行される(つまり、要求元ノードのログとルートノードのログのみの整合性があれば、課金情報を生成する趣旨である)。一方、上記2重ログ整合性チェック設定がなされている(ONである)場合には(ステップS50:Y)、ステップS56に移行される(つまり、当該ログについての課金情報の生成は行われない)。
ステップS51では、制御部11は、上記ステップS44で選定した要求元ノードのログを参照し、当該ログに含まれるルートノード装置1xの製造番号に対応するIPアドレスを取得して(例えば、IPアドレスを管理するノード装置1に問い合わせる)、当該IPアドレスに従ってルートノード装置1xに通信部20等を介して接続する。
次いで、制御部11は、課金情報生成対象となるルートノードのログが記録されているか否かを、例えばルートノード装置1xに問い合わせることによって判別する(ステップS52)。かかる問い合わせには、例えば、上記ステップS42と同様、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。
課金情報生成対象となるルートノードのログが記録されている場合には(ステップS52:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ルートノード装置1xから、これに記録されたルートノードのログを例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS53)。これにより、例えば、図5(C)に示すような、所在情報が提供された際のログが取得されることになる。一方。課金情報生成対象となるルートノードのログが記録されていない場合には(ステップS52:N)、ステップS56に移行される(つまり、当該ログについての課金情報の生成は行われない)。
次いで、制御部11は、上記ステップS44で選定した要求元ノードのログ(図5(A)に示すような、所在情報が取得された際の要求元ノードのログ)と、上記ステップS53で取得したルートノードのログ(図5(C)に示すような、所在情報が提供された際のログ)とを照合し、ログ整合性判別手段として、かかる2つのログの整合性を判別する(ステップS54)。かかる整合性の判別は、上記ステップS48と同様、例えば、互いのログに含まれるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1a(要求元ノード装置)の製造番号が、夫々一致するか否かによって判別される。なお、ルートノードのログが複数ある場合には、そのうちの1つのログと要求元ノードのログにおけるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1aの製造番号が、夫々一致すれば整合性が有るとされることになる。また、ノード装置1a(要求元ノード装置)とルートノード装置1xにおけるタイムスタンプは、時刻のずれや誤差等により必ずしも一致しないので、2つのタイムスタンプが当該ずれや誤差等を考慮した所定の範囲内にあれば、互いのタンムスタンプが一致するものとされる。
そして、整合性が有りと判別された場合には(ステップS54:Y)、制御部11は、課金情報生成手段として、ノード装置1a(要求元ノード装置)のユーザ側(当該ノード装置1aのユーザ、若しくは当該ノード装置1aの所有者等)に課すべき料金(コンテンツ利用料)に関する情報を含む課金情報を生成する(ステップS55)。例えば、ノード装置1cは、各コンテンツデータの料金が設定された料金表(例えば、コンテンツデータに応じて料金が異なる)を記憶保存しており、上記ログに含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツデータの料金を示す情報を取得してこれを課金情報に含めるようにする。
次いで、制御部11は、上記ステップS43にて取得した要求元ノードのログに、他のコンテンツデータについてのログ(上記処理にて整合性が判別されたログ以外のログ)があるか否かを判別し(ステップS56)、ある場合には(ステップS56:Y)、ステップS44に戻り、上記要求元ノードのログから1つログを選定し、上記と同様の処理を繰り返し、かかるログについてもステップS55にて課金情報が生成される場合には、既に生成された課金情報に含まれる料金と、今回取得されたコンテンツデータの料金とが積算され、その積算された料金を示す情報が当該課金情報に含まれることになる。
一方、他のコンテンツデータについてのログがない場合には(ステップS56:N)、制御部11は、上記生成された課金情報、当該課金情報を生成した日時、及び上記ノード装置1aの製造番号或いはノードIDを対応付けて記憶部12に記憶保存し(ステップS57)、当該処理を終了する。このように生成された課金情報は、ノード装置1aのユーザ側がコンテンツデータの販売者等に当該コンテンツデータの料金を支払うために使用される。例えば、当該課金情報が含まれる料金請求情報が、例えばノード装置1cからノード装置1aに対して送信されるか、或いは、当該課金情報が含まれる決済要求情報が、ノード装置1cからクレジットカード決済会社のサーバ等や金融機関のサーバ等に対して送信され自動決済が行われる。また、例えば、複数のノード装置1において生成された課金情報が、特定のノード装置1に収集されるようにしてもよい。なお、ノード装置1aのユーザ側による当該課金情報に含まれる料金の支払い手法については、公知の如何なる方法をとってもよい。
以上説明したように、上記課金情報生成処理によれば、代表となる複数のノード装置1において、定期的に、少なくとも2つのログ、即ち、要求元ノードのログと配信元ノードのログ(又は、要求元ノードのログとルートノードのログ)との整合性を判別し、整合性がある場合にコンテンツデータの利用するユーザ側に課すべき料金に関する情報が含まれる課金情報を生成するので、複数のコンテンツデータが複数のノード装置1に分散保存されているピアツーピア方式のコンテンツ配信システムSであっても、コンテンツデータの利用者に対する、信頼性、確実性のある課金情報をより効率良く生成して利用することができる。
更に、要求元ノードのログと配信元ノードのログとの整合性があり、かつ、要求元ノードのログとルートノードのログとの整合性がある場合に、上記課金情報を生成することにより、ログの冗長化を実現して、より一層、信頼性、確実性のある課金情報をより効率良く生成して利用することができる。
要求元ノードのログとルートノードのログとの整合性を判別することにより、要求元ノード装置が不正にコンテンツデータの所在情報を取得(ルートノード装置を介さず取得)したか否かを判断することができる。
更にまた、代表となる複数のノード装置1が、上記課金情報生成処理を、コンテンツ配信システムSを構成するオーバーレイネットワーク9を維持管理するための通信(例えば、DHTの照合・更新、DHTに記述されたノードIDに対応するノード装置1の存在確認等)と同時に行うように構成することにより、通信トラフィックを著しく増加させることなく、上記各ログの収集を行うことが可能となる。
なお、上記課金情報生成処理において、要求元ノードのログと配信元ノードのログとの整合性があり、かつ、要求元ノードのログとルートノードのログとの整合性がある場合に、更に、配信元ノードのログとルートノードのログとを照合して整合性があるか否かを判別し、整合性がある場合に上記課金情報を生成するように構成してもよい。このように構成すれば、より一層、信頼性、確実性を向上させることができる。
また、上記課金情報生成処理とは別の例として、要求元ノードのログと配信元ノードのログとの整合性、及び、要求元ノードのログとルートノードのログの整合性を判別することなく、配信元ノードのログとルートノードのログとを照合して整合性があるか否かを判別し、ある場合に課金情報を生成するように構成してもよい。このように構成すれば、ノード装置1のユーザが、不正により(例えば、ログを消去)コンテンデータを取得しても、課金情報を生成することが可能となる。
(対価情報生成処理)
次に、図8等を参照して、コンテンツデータの提供者側(例えば、著作権者、著作隣接権者、製作者等)に支払うべき料金に関する情報が含まれる対価情報を生成する対価情報生成処理について説明する。
図8は、ノード装置1の制御部11における対価情報生成処理を示すフローチャートである。なお、図8に示す対価情報生成処理は、記憶部12等に記憶保存された対価情報生成処理プログラムが制御部11により実行されることにより行われ、これにより、制御部11は、本発明のログ取得手段、ログ整合性判別手段、及び対価情報生成手段として機能するようになっている。この対価情報生成処理プログラムは、例えば、ネットワーク8上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
図8に示す対価情報生成処理は、コンテンツ配信システムSに参加している全てのノード装置1において実行可能であるが、現実的には、例えば一定の権限を与えられた代表となる複数のノード装置1において定期的に(例えば、DHTが更新される際に)実行されることになる。また、各ノード装置1のユーザは、対価情報生成処理を行うか否かの設定を任意に行うことができ、各ノード装置1は、当該設定に従って対価情報生成処理を実行することも可能である。
例えばノード装置1cにおいて図8に示す対価情報生成処理が開始されると、そのノード装置1cの制御部11は、例えばDHTを参照し、そこに登録されている例えばルートノード装置1xのノードIDに対応するIPアドレスを取得して(例えば、IPアドレスを管理するノード装置1に問い合わせる)、当該IPアドレスに従ってルートノード装置1xに通信部20等を介して接続する(ステップS61)。
次いで、制御部11は、対価情報生成対象となるログが記録されているか否かを、例えばルートノード装置1xに問い合わせることによって判別する(ステップS62)。かかる問い合わせには、例えば、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。
対価情報生成対象となるログが記録されている場合には(ステップS62:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ルートノード装置1xから、これに記録されたルートノードのログを例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS63)。これにより、例えば、図5(C)に示すような、所在情報が提供された際のログが取得されることになる。一方。対価情報生成対象となる要求元ノードのログが記録されていない場合には(ステップS62:N)、当該処理が終了する。
次いで、制御部11は、取得したルートノードのログから1つログを選定する(ステップS64)。例えばルートノードのログが複数ある場合には、例えば日時が最も古いログ、或いは日時が最も新しいログが選定される。
次いで、制御部11は、上記選定したルートノードのログを参照し、当該ログに含まれるコンテンツデータ(当該ルートノード装置1xにより所在情報が管理されるコンテンツデータ)を保存している例えばノード装置1b(配信元ノード装置)の製造番号に対応するIPアドレスを取得して(例えば、IPアドレスを管理するノード装置1に問い合わせる)、当該IPアドレスに従ってノード装置1bに通信部20等を介して接続する(ステップS65)。
次いで、制御部11は、対価情報生成対象となるログが記録されているか否かを、例えばノード装置1bに問い合わせることによって判別する(ステップS66)。かかる問い合わせには、例えば、上記ステップS62と同様、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。
対価情報生成対象となるログが記録されている場合には(ステップS66:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ノード装置1bから、これに記録された配信元ノードのログを例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS67)。これにより、例えば、図5(D)に示すような、コンテンツデータが配信された際の配信元ノードのログが取得されることになる。一方、対価情報生成対象となる配信元ノードのログが記録されていない場合には(ステップS66:N)、ステップS70に移行する。
次いで、制御部11は、上記ステップS64で選定したルートノードのログ(図5(C)に示すような、所在情報が提供された際のログ)と、上記ステップS67で取得した配信元ノードのログ(図5(D)に示すような、コンテンツデータが配信された際の配信元ノードのログ)とを照合し、ログ整合性判別手段として、かかる2つのログの整合性を判別する(ステップS68)。かかる整合性の判別は、例えば、互いのログに含まれるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1a(要求元ノード装置)の製造番号が、夫々一致するか否かによって判別される。なお、配信元ノードのログが複数ある場合には、そのうちの1つのログとルートノードのログにおけるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1aの製造番号が、夫々一致すれば整合性が有るとされることになる。また、ルートノード装置1xとノード装置1b(配信元ノード装置)におけるタイムスタンプは、時刻のずれ(特に、コンテンツデータの提供時刻は、所在情報の提供時刻よりも遅くなる)や誤差等により必ずしも一致しないので、2つのタイムスタンプが当該ずれや誤差等を考慮した所定の範囲内にあれば、互いのタンムスタンプが一致するものとされる。
そして、整合性が有りと判別された場合には(ステップS68:Y)、2重ログ整合性チェック設定がなされているか(ONであるか)否かが判別される(ステップS69)。
この2重ログ整合性チェック設定は、上記ルートノードのログと配信元ノードのログとの整合性の判別に加えて、上記ルートノードのログと要求元ノードのログとの整合性の判別を行う設定であり、かかる設定により、より信頼性、確実性のある対価情報を生成することができる。また、かかる設定は、当該ノード装置1cのユーザが入力部21を操作して行うことが可能である。
上記2重ログ整合性チェック設定がなされていない場合には(ステップS69:N)(つまり、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログのうち、少なくとも何れか2つのノードに記録されたログが整合性が有れば良い場合)、ステップS75に移行される。つまり、上記ルートノードのログと要求元ノードのログとの整合性が判別されることなく、対価情報が生成されることになる。一方、上記2重ログ整合性チェック設定がなされている(ONである)場合には(ステップS69:Y)、ステップS71に移行される。
一方、上記ステップS68において、ルートノードのログと配信元ノードのログとの整合性が無しと判別された(ログが夫々一致しない)場合には(ステップS68:N)、上記2重ログ整合性チェック設定がなされているか(ONであるか)否かが判別され(ステップS70)(つまり、ステップS70では、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログとの3つのログの整合性が必要か否かを判別する)、2重ログ整合性チェック設定がなされていない場合には(ステップS70:N)(つまり、要求元ノードのログと配信元ノードのログとルートノードのログのうち、少なくとも何れか2つのノードに記録されたログが整合性が有れば良い場合)、ステップS71に移行される(つまり、ルートノードのログと要求元ノードのログのみの整合性があれば、対価情報を生成する趣旨である)。一方、上記2重ログ整合性チェック設定がなされている(ONである)場合には(ステップS70:Y)、ステップS76に移行される(つまり、当該ログについての対価情報の生成は行われない)。
ステップS71では、制御部11は、上記ステップS64で選定したルートノードのログを参照し、当該ログに含まれる例えばノード装置1a(要求元ノード装置)の製造番号に対応するIPアドレスを取得して(例えば、IPアドレスを管理するノード装置1に問い合わせる)、当該IPアドレスに従ってノード装置1aに通信部20等を介して接続する。
次いで、制御部11は、対価情報生成対象となる要求元ノードのログが記録されているか否かを、例えばノード装置1aに問い合わせることによって判別する(ステップS72)。かかる問い合わせには、例えば、上記ステップS62と同様、○月○日○時○分○秒以降に記録されたログが記録されているか否かの問い合わせが含まれている。
対価情報生成対象となる要求元ノードのログが記録されている場合には(ステップS72:Y)、制御部11は、ログ取得手段として、当該ノード装置1aから、これに記録された要求元ノードのログを例えばログファイルで取得(収集)する(ステップS73)。これにより、例えば、図5(B)に示すような、コンテンツデータが取得(ダウンロード)された際の要求元ノードのログと、図5(A)に示すような、所在情報が取得された際の要求元ノードのログとが取得されることになる。一方。対価情報生成対象となる要求元ノードのログが記録されていない場合には(ステップS72:N)、ステップS76に移行される(つまり、当該ログについての対価情報の生成は行われない)。
次いで、制御部11は、上記ステップS64で選定したルートノードのログと、上記ステップS73で取得した要求元ノードのログ(図5(B)に示すような、コンテンツデータが取得(ダウンロード)された際の要求元ノードのログ、或いは、図5(A)に示すような、所在情報が取得された際の要求元ノードのログ)とを照合し、ログ整合性判別手段として、かかる2つのログの整合性を判別する(ステップS74)。かかる整合性の判別は、上記ステップS68と同様、例えば、互いのログに含まれるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1a(要求元ノード装置)の製造番号が、夫々一致するか否かによって判別される。なお、要求元ノードのログが複数ある場合には、そのうちの1つのログとルートノードのログにおけるタイムスタンプ、コンテンツID、及びノード装置1aの製造番号が、夫々一致すれば整合性が有るとされることになる。また、ノード装置1a(要求元ノード装置)とルートノード装置1xにおけるタイムスタンプは、時刻のずれや誤差等により必ずしも一致しないので、2つのタイムスタンプが当該ずれや誤差等を考慮した所定の範囲内にあれば、互いのタンムスタンプが一致するものとされる。
そして、整合性が有りと判別された場合には(ステップS74:Y)、制御部11は、対価情報生成手段として、当該ルートノード装置1xにおいて所在情報が管理されるコンテンツデータの提供者側(例えば、コンテンツデータの著作権者)に支払うべき料金に関する情報を含む対価情報を生成する(ステップS75)。例えば、ノード装置1cは、各コンテンツデータの提供者側に支払うべき対価料金が設定された料金表を記憶保存しており、上記ルートノードのログに含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツデータの対価料金を示す情報を取得してこれを対価情報に含めるようにする。
次いで、制御部11は、上記ステップS63にて取得したルートノードのログに、他のログ(上記処理にて整合性が判別されたログ以外のログ)があるか否かを判別し(ステップS76)、ある場合には(ステップS76:Y)、ステップS64に戻り、上記ルートノードのログから1つログを選定し、上記と同様の処理を繰り返し、かかるログについてもステップS75にて対価情報が生成される場合には、既に生成された対価情報に含まれる対価料金と、今回取得されたコンテンツデータの対価料金とが積算され、その積算された対価料金を示す情報が当該対価情報に含まれることになる。つまり、利用されたコンテンツデータの数に応じた対価料金を提供者側に支払う趣旨である。
一方、他のログがない場合には(ステップS76:N)、制御部11は、上記生成された対価情報、当該対価情報を生成した日時、及び上記コンテンツIDを対応付けて記憶部12に記憶保存し(ステップS77)、当該処理を終了する。このように生成された対価情報は、当該コンテンツIDに対応するコンテンツデータの提供者側に対価料金を支払うために使用される。例えば、当該対価情報が含まれる決済要求情報が、ノード装置1cから金融機関のサーバ等に対して送信され自動決済が行われる。また、例えば、複数のノード装置1において生成された対価情報が、特定のノード装置1に収集されるようにしてもよい。コンテンツデータの提供者側への対価料金の支払い手法については、公知の如何なる方法をとってもよい。
以上説明したように、上記対価情報生成処理によれば、代表となる複数のノード装置1において、定期的に、少なくとも2つのログ、即ち、ルートノードのログと配信元ノードのログ(又は、ルートノードのログと要求元ノードのログ)との整合性を判別し、整合性がある場合にコンテンツデータの提供者側(例えば、著作権者等)に支払うべき料金(対価料金)に関する情報が含まれる対価情報を生成するので、複数のコンテンツデータが複数のノード装置1に分散保存されているピアツーピア方式のコンテンツ配信システムSであっても、コンテンツデータの提供者に対する、信頼性、確実性のある対価情報をより効率良く生成して利用することができる。
しかも、ルートノード装置1xにおいては、複数のノード装置1に保存されているコンテンツデータ(当該ルートノード1xにおいて所在情報が管理されるコンテンツデータ)の提供状況(言い換えれば、ダウンロード回数)が既にルートノードのログにより集計された状態であるので、従来、ドンブリ勘定でなされていた著作権に支払うべき著作権料(対価料金)を、より正確、かつ、効率よく算出することが可能となる。
更に、ルートノードのログと配信元ノードのログとの整合性があり、かつ、ルートノードのログと要求元ノードのログとの整合性がある場合に、上記対価情報を生成することにより、ログの冗長化を実現して、より一層、信頼性、確実性のある対価情報をより効率良く生成して利用することができる。
更にまた、代表となる複数のノード装置1が、上記対価情報生成処理を、コンテンツ配信システムSを構成するオーバーレイネットワーク9を維持管理するための通信(例えば、DHTの照合・更新、DHTに記述されたノードIDに対応するノード装置1の存在確認等)と同時に行うように構成することにより、通信トラフィックを著しく増加させることなく、上記各ログの収集を行うことが可能となる。
なお、上記対価情報生成処理において、ルートノードのログと配信元ノードのログとの整合性があり、かつ、ルートノードのログと要求元ノードのログとの整合性がある場合に、更に、要求元ノードのログと配信元ノードのログとを照合して整合性があるか否かを判別し、整合性がある場合に上記対価情報を生成するように構成してもよい。このように構成すれば、より一層、信頼性、確実性を向上させることができる。
また、上記対価情報生成処理とは別の例として、代表となる複数のノード装置1が、あるコンテンツデータの所在情報を保存するルートノード装置1xから複数のルートノードのログのみを取得し、取得された複数の当該ログを集計して、当該所在情報に対応するコンテンツデータの提供者側に対する対価情報を生成する(例えば、当該ログの個数と、予め設定されたコンテンツデータの対価料金を乗算して合計対価料金を算出しこれを当該対価情報に含める)ように構成してもよい。このように構成すれば、従来、ドンブリ勘定でなされていた著作権に支払うべき著作権料(対価料金)を、より正確、かつ、簡単に算出することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、DHTを利用したアルゴリズムによって構築されたオーバーレイネットワーク9を前提としたが、これに限定されるものではなく、ハッシュ関数を用いず、ノード装置を識別することが可能な情報(例えば、製造番号)と同一の空間上に、コンテンツデータを識別することが可能な情報(例えば、コンテンツ名やコンテンツ番号)を配置することが可能な他のアルゴリズムによって構築されたオーバーレイネットワークに対しても、本発明は適用可能である。
本実施形態に係るコンテンツ配信システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。 ノード装置1の概要構成例を示す図である。 所在情報及びコンテンツデータを要求するノード装置1の制御部11における所在情報・コンテンツデータ要求処理を示すフローチャートである。 (A)は、所在情報を探索する制御部11における所在情報探索処理を示すフローチャートであり、(B)は、コンテンツデータを配信するノード装置1の制御部11におけるコンテンツデータ配信処理を示すフローチャートである。 各ノード装置1においてログファイルに記録されたログの内容の一例を示す図である。 要求元ノード装置と、ルートノード装置と、配信元ノード装置との関係を示す概念図である。 ノード装置1の制御部11における課金情報生成処理を示すフローチャートである。 ノード装置1の制御部11における対価情報生成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ノード装置
11 制御部
12 記憶部
13 バッファメモリ
14 デコーダ部
15 映像処理部
16 表示部
17 音声処理部
18 スピーカ
19 エンコーダ部
20 通信部
21 入力部
22 バス
S コンテンツ配信システム

Claims (17)

  1. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成装置であって、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段と、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段と、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する課金情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする課金情報生成装置。
  2. 請求項1に記載の課金情報生成装置において、
    前記ログ整合性判別手段は、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第2のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、かつ、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第3のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、
    前記課金情報生成手段は、何れの前記判別においても前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成することを特徴とする課金情報生成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の課金情報生成装置において、
    前記課金情報には、前記第1のノード装置の使用者側に課すべき料金に関する情報が含まれることを特徴とする課金情報生成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の課金情報生成装置は、何れか1の前記ノード装置であることを特徴とする課金情報生成装置。
  5. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置であって、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段と、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段と、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする対価情報生成装置。
  6. 請求項5に記載の対価情報生成装置において、
    前記ログ整合性判別手段は、前記第1のノード装置に記録されたログと前記第2のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、かつ、前記第2のノード装置に記録されたログと前記第3のノード装置に記録されたログの整合性を判別し、
    前記対価情報生成手段は、何れの前記判別においても前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成することを特徴とする対価情報生成装置。
  7. 請求項5又は6に記載の対価情報生成装置において、
    前記対価情報には、前記配信情報の提供者側に支払うべき料金に関する情報が含まれることを特徴とする対価情報生成装置。
  8. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置であって、
    前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得するログ取得手段と、
    前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする対価情報生成装置。
  9. 請求項5乃至8の何れか一項に記載の対価情報生成装置は、何れか1の前記ノード装置であることを特徴とする対価情報生成装置。
  10. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成方法であって、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得する工程と、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別する工程と、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する工程と、
    を備えることを特徴とする課金情報生成方法。
  11. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成方法であって、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得する工程と、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別する工程と、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する工程と、
    を備えることを特徴とする対価情報生成方法。
  12. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成方法であって、
    前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得する工程と、
    前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する工程と、
    を備えることを特徴とする対価情報生成方法。
  13. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける課金情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段、及び、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記第1のノード装置の使用者側に対する課金情報を生成する課金情報生成手段として機能させることを特徴する課金情報生成処理プログラム。
  14. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する複数の前記所在情報が複数のノード装置に分散して保存されている情報配信システムであって、第1の前記ノード装置が、1の前記配信情報の所在を示す前記所在情報を第2の前記ノード装置から受信して、当該所在情報に基づいて前記1の配信情報を第3の前記ノード装置から受信する場合に、前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置において前記1の配信情報又はこれに対応する前記所在情報の授受に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    前記第1のノード装置、前記第2のノード装置、及び前記第3のノード装置のうち、少なくとも何れか2つの前記ノード装置に記録された前記ログを取得するログ取得手段、
    前記取得された少なくとも2つのログの整合性を判別するログ整合性判別手段、及び、
    前記ログの整合性があると判別された場合に、前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段として機能させることを特徴する対価情報生成処理プログラム。
  15. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置を備え、複数の配信情報が複数のノード装置に分散して保存され、かつ、各前記配信情報の所在を示す所在情報であって前記配信情報毎に存在する互いに異なる複数の前記所在情報が複数のノード装置に1対1に分散して保存された情報配信システムであって、前記所在情報を保存している前記ノード装置が他の前記ノード装置からの要求に対して前記所在情報を当該他のノード装置に送信する場合に、前記所在情報を保存している前記ノード装置において前記所在情報の前記他のノード装置への送信に関するログが記録される情報配信システムにおける対価情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    前記所在情報を保存している前記ノード装置に記録された前記複数のログを取得するログ取得手段、及び、
    前記取得された複数のログを集計して、当該所在情報に対応する前記配信情報の提供者側に対する対価情報を生成する対価情報生成手段として機能させることを特徴とする対価情報生成処理プログラム。
  16. 請求項13に記載の課金情報生成処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  17. 請求項14又は15に記載の対価情報生成処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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