JP2003196415A - 著作物権利料分配システム、著作物権利料分配方法および著作物権利料分配プログラム - Google Patents

著作物権利料分配システム、著作物権利料分配方法および著作物権利料分配プログラム

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JP2003196415A
JP2003196415A JP2001401605A JP2001401605A JP2003196415A JP 2003196415 A JP2003196415 A JP 2003196415A JP 2001401605 A JP2001401605 A JP 2001401605A JP 2001401605 A JP2001401605 A JP 2001401605A JP 2003196415 A JP2003196415 A JP 2003196415A
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JP2001401605A
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Koji Shibata
宏二 柴田
Kazuhiko Tezuka
一彦 手塚
Masahiro Kimura
誠宏 木村
仁一郎 ▲高▼田
Jinichiro Takada
Takuya Masuda
拓也 増田
Tokuhiro Ueda
徳浩 上田
貴樹 ▲桑▼原
Takaki Kuwabara
Toru Hirasawa
透 平沢
Yuki Sagano
往 佐賀野
Sadakatsu Shudo
定勝 首藤
Hirotaro Sato
大太郎 佐藤
Kiyoto Fukamatsu
清人 深松
Takeshi Hattori
剛 服部
幸雄 ▲高▼橋
Yukio Takahashi
Akihiro Hori
明宏 堀
Kiyoyuki Doi
清之 土居
Tatsuo Matsuoka
達雄 松岡
Muneyuki Horii
統之 堀井
Hideyuki Aoi
英幸 青井
Sachiyo Yuasa
祥代 湯淺
Atsuhiko Ishimaru
敦彦 石丸
Atsushi Yano
厚 矢野
Miki Shindo
美希 進藤
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B BAT Inc
B-BAT Inc
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NTT ME Corp
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B-BAT Inc
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Nippon Television Network Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者によるコンテンツの利用・購入額の合
計を、コンテンツに関わる権利者、権利仲介団体および
コンテンツホルダなどに正当に分配して、その正当性を
明示する。 【解決手段】 コンテンツ管理権利分配システム13
は、コンテンツを販売することにより得られる利益であ
る利用料を、該利用料の一部を享受する権利を有するも
の(コンテンツホルダ4、著作権等管理事業者5、権利
者6)に分配するシステムである。そして、コンテンツ
管理権利分配システム13は、利用料を享受する権利を
有するもの全ての分配先及び該分配先に対する分配額な
どを記憶する記憶手段となる各種データベース13h〜
13qを有している。また、コンテンツ管理権利分配シ
ステム13は、利用料についての全ての分配先と該全て
の分配先に対する分配額とを出力する権利分配サーバ1
3aなどを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物権利料分配
システム、著作物権利料分配方法および著作物権利料分
配プログラムに関する。特に、インターネットなどのネ
ットワークを介して行われるコンテンツ販売において、
著作権などの権利料を高い信頼性を持って正確に各関係
者に分配するのに好適な著作物権利料分配システム、著
作物権利料分配方法および著作物権利料分配プログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットにおける高速通信
技術、映像データの高圧縮技術の発展に伴い、映像デー
タなどのコンテンツを、インターネットを介してエンド
ユーザに配信するサービスが実用化されつつある。この
ようなサービスでは、映像データなどのコンテンツをイ
ンターネット上に蓄積しておき、エンドユーザの要求に
応じて、所定のコンテンツをエンドユーザの端末に配信
する。このようにして行われるコンテンツ販売におい
て、原著作権者又は映像製作者などコンテンツの権利者
(以下、単に「権利者」という。)は、契約に基づき、
販売数に応じた適切な権利料を受け取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
クを介したコンテンツ販売において、利用者の利用料又
は購入料は、権利者、著作権等管理事業者、コンテンツ
ホルダ及びコンテンツ配信業者の四者の各々の契約に基
づき、コンテンツ配信業者からのコンテンツ販売量(配
信回数など)の申告により、各権利者、著作権等管理事
業者、コンテンツホルダ等に分配されていた。
【0004】しかしながら、従来においては、権利者か
ら発せられる分配料(権利料)又は分配先などに関する
問い合わせに回答する仕組みが存在していなかった。し
たがって、各権利者は、コンテンツ配信業者から出され
るコンテンツ販売量の申告を信用する他なく、実際のコ
ンテンツ販売量などの権利料に関する情報を確認する手
段がなかった。すなわち、例えば、コンテンツ配信業者
が誤ったコンテンツ販売量又は分配額を申告して、権利
者が本来得られる権利料よりも少ない額の権利料が分配
されたとしても、権利者はその本来得られる権利料を自
ら確認することが事実上困難であり、また、配分が適切
かつ現実に行われたことを判断する手段がなかった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、利用者によるコンテンツの利用・購入額の合計
を、コンテンツに関わる権利者、著作権等管理事業者お
よびコンテンツホルダなどに正当に分配して、その正当
性を明示することを可能とする著作物権利料分配システ
ム、著作物権利料分配方法および著作物権利料分配プロ
グラムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、コンテンツを販売す
ることにより得られる利益である利用料を、該利用料の
一部を享受する権利を有するものに分配する著作物権利
料分配システムであって、前記利用料の一部を享受する
権利を有するもの全てを分配先として記憶するととも
に、該分配先に対する分配額を該分配先に対応付けて記
憶する記憶手段と、該分配先が享受する権利を有する前
記利用料についての全ての分配先と、該全ての分配先に
対する分配額と、を前記記憶手段から取り出して出力す
る出力手段と、を有することを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
に記載の著作物権利料分配システムが前記コンテンツの
販売についての履歴と前記分配先毎に予め定められた分
配率とに基づいて該分配先の前記分配額を算出する算出
手段を有することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項1
又は2記載の著作物権利料分配システムにおいて、前記
分配先は、コンテンツ配信サーバ、コンテンツホルダ・
サーバ、著作権等管理事業者サーバ、コンテンツ権利者
サーバのうちの少なくとも一つを有してなり、前記出力
手段は、前記分配先からの問い合わせを受けたときに、
前記全ての分配先と該全ての分配先についての前記配分
額とを、該問い合わせてきた分配先にネットワークを介
して出力することを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれか一項記載の著作物権利料分配システム
において、前記出力手段が前記全ての分配先および前記
分配額のうちの少なくとも一方について、暗号化および
データのカプセル化のうちの少なくとも一方を施して出
力することを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明では、請求項2
乃至4のいずれか一項記載の著作物権利料分配システム
が前記コンテンツを販売することにより得られる利益に
つき、前記算出手段によって算出された前記分配額だけ
前記分配先に分配する権利分配手段を有することを特徴
とする。
【0011】また、請求項6記載の発明では、請求項1
乃至5のいずれか一項記載の著作物権利料分配システム
が流通事業者、コンテンツ配信業者及び金融機関の三者
それぞれが、前記コンテンツの販売についての売上デー
タを作成し、該三者の売上データを照合して、不一致情
報を排除することで合意データを作成する合意データ作
成手段を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項7記載の発明では、請求項6
記載の著作物権利料分配システムにおいて、前記出力手
段が前記合意データに対して、前記流通事業者、前記コ
ンテンツ配信業者及び前記金融機関の三者が第三者機関
の認証機関から各々電子認証を行い、該合意データを前
記分配先に出力する機能を有することを特徴とする。
【0013】また、上記した目的を達成するために、コ
ンテンツを販売することにより得られる利益である利用
料を、該利用料の一部を享受する権利を有するものに分
配する著作物権利料分配方法であって、前記利用料の一
部を享受する権利を有するもの全てを分配先として記憶
するとともに、該分配先に対する分配額を該分配先に対
応付けて記憶し、前記分配先に対して、該分配先が享受
する権利を有する前記利用料についての全ての分配先
と、該全ての分配先に対する分配額と、を前記記憶した
内容から取り出して出力することを特徴とする。
【0014】また、上記した目的を達成するために、コ
ンテンツを販売することにより得られる利益である利用
料を、該利用料の一部を享受する権利を有するものに分
配する著作物権利料分配プログラムであって、前記利用
料の一部を享受する権利を有するもの全てを分配先とし
て記憶するとともに、該分配先に対する分配額を該分配
先に対応付けて記憶するステップと、前記分配先に対し
て、該分配先が享受する権利を有する前記利用料につい
ての全ての分配先と、該全ての分配先に対する分配額
と、を前記記憶した内容から取り出して出力するステッ
プと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。なお、以下の説明において、配信す
るコンテンツとしては、例えば映像データが該当する
が、これに限定されることなく、文字データ、静止画像
データ、音楽データ、ゲーム、CGなど、インターネッ
トなどのネットワークを介して配信可能な、著作権など
の権利保護の対象となる著作物であればよい。
【0016】A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による著作物権利料分配シス
テムによる利用料分配状況を示す説明図である。図1に
おいて、ユーザ1は、ネットワークを介してコンテンツ
を購入する利用者である。ここで、コンテンツの購入と
は、例えば、映像データのダウンロード、ストリーム視
聴やダウンロードなどが該当する。コンテンツ配信業者
2は、映像データなどを複数のユーザ1に配信する者で
ある。コンテンツ管理業者3は、本実施形態の著作物権
利料分配システムを管理する者である。コンテンツホル
ダ4は、複数のコンテンツをデータベースに蓄積してそ
のコンテンツをコンテンツ配信業者に送信する者であ
り、例えばテレビ局などが該当する。著作権等管理事業
者5は、コンテンツを作成した著作権者(権利者)とコ
ンテンツホルダ4の間における著作権についての利用許
諾を仲介などする者であり、例えば、日本音楽著作権協
会(JASRAC)、日本脚本家連盟、日本シナリオ作
家協会、日本文芸著作権保護同盟などが該当する。権利
者6は、コンテンツを構成する原著作物の著作権者など
である。
【0017】次に、コンテンツがユーザ1に販売され、
その代金が利用料として支払われたときのその利用料の
分配状況について説明する。図1において、金額A1、
金額A2、金額A3、金額A4及び金額A31は、従来
より行われている利用料分配の流れを示している。な
お、実際にはある1つのコンテンツに関して、図1のユ
ーザ1、コンテンツ配信事業者2、著作権等管理事業者
5、権利者6が複数重畳し利用料を予め定められた料率
に従い分配されるが、図1においては、複数主体を1つ
にまとめて説明を略式化している。金額A1は、ユーザ
1が支払う代金a0のことであり、全額コンテンツ配信
業者2へ送られる。金額A2は、コンテンツ配信業者2
からコンテンツホルダ4へ送られる金額であり、金額A
1からコンテンツ配信業者2の配信手数料a1を引いた
金額となる。この金額A2は、コンテンツ配信業者2が
自ら申告した金額となる。金額A3は、コンテンツホル
ダ4から著作権等管理事業者5や権利者6へ送られる金
額であり、金額A3の総額は金額A2からコンテンツホ
ルダ4の手数料a2を引いた金額となる。金額A4は、
著作権等管理事業者5から権利者6へ送られる金額であ
り、金額A3から著作権等管理事業者5の取り分a3を
引いた金額となる。結局、権利者6に分配される金額
は、金額A4と同じ権利料a4となる。なお、権利料a
4は、予め権利者6と著作権等管理事業者5の間で取り
決められている料率に基づいて算出される。また、コン
テンツホルダ4からは、金額A3のルートの他に、権利
者6へ直接送られる金額A31のルートがある。即ち、
金額A31は、権利者6に分配される権利料a4と同じ
額となる。したがって、金額A2は、コンテンツホルダ
4の手数料a2に、コンテンツホルダ4から権利者6へ
直接送られる金額A31を加えた額となる。
【0018】このような従来からある利用料分配状況に
おいて、金額A2はコンテンツ配信業者2が自ら申告し
た金額であり、金額A3もコンテンツホルダ4が自ら申
告した金額であって、その申告額に間違いがあっても、
著作権等管理事業者5及び権利者6がその間違いを自ら
検出することが事実上不可能であった。
【0019】図1において、金額A1、金額A21、金
額A211、金額A212、金額A22、金額A30及
び金額A40は、本発明に係る著作物権利料分配システ
ムによる利用料分配の流れを示している。ユーザ1から
コンテンツ配信業者2へ送られる金額A1は、従来と同
様である。
【0020】金額A21は、コンテンツ配信業者2から
コンテンツ管理業者3へ送られる金額であり、金額A1
からコンテンツ配信業者2の配信手数料a1を引いた金
額となる。金額A22は、コンテンツ管理業者3からコ
ンテンツホルダ4へ送られる金額であり、予め定められ
た料率に従ってコンテンツ管理業者3で算出されたコン
テンツホルダ4への手数料a22と、コンテンツの権利
者ごとに分配される権利料A30との和となる。金額A
40は、上記の金額A4と同一である。ここで、金額A
30は、著作権等管理事業者5が予め指定しなかった場
合に送られるものである。著作権等管理事業者5が指定
した場合は、金額A30の代わりに後述の金額A211
が著作権等管理事業者5に送られる。また、金額A40
は、著作権等管理事業者5が予め指定しなかった場合
に、権利者6に送られるものである。著作権等管理事業
者5が指定した場合は、金額A40の代わりに後述の金
額A212が権利者6に送られる。
【0021】金額A211は、コンテンツ管理業者3か
ら著作権等管理事業者5へ送られる金額であり、予め定
められた料率に従ってコンテンツ管理業者3で算出され
た著作権等管理事業者3の取り分a30となる金額であ
る。金額A212は、コンテンツ管理業者3から権利者
6へ送られる金額であり、予め定められた料率に従って
コンテンツ管理業者3で算出された権利者6ごとに分配
される権利料a40となる。
【0022】これらの本発明に係る利用料の分配状況を
数式で表すと下記のようになる。 a0=A1 A1=a1+A2 A2=a2+A31 A31=a4 A1=a1+A21 A21=a21+A22+A211+A212 A22=a22+A30 A30=a3+A40 A211=a0×料率 A212=a0×料率’=a40 a0=a1+a21+a22+a30+a40
【0023】図2は、本発明の実施形態による著作物配
信システムの構成を示すブロック図である。本著作物配
信システムは、コンテンツ配信サーバ12、コンテンツ
管理権利分配システム13、コンテンツホルダサーバ1
4、著作権等管理事業者サーバ15、権利者サーバ16
及び金融機関サーバ17から構成されている。ここで、
各サーバ及びシステムは、ネットワーク10を介して接
続されている。
【0024】コンテンツ配信サーバ12は、コンテンツ
配信業者2をクライアントとしている。コンテンツ管理
権利分配システム13は、コンテンツ管理業者3をクラ
イアントとしている。コンテンツホルダサーバ14は、
コンテンツホルダ4をクライアントとしている。著作権
等管理事業者サーバ15は、著作権等管理事業者5をク
ライアントとしている。権利者サーバ16は、権利者6
をクライアントとしている。金融機関サーバ17は、後
述の金融機関8をクライアントとしている。
【0025】権利者サーバ16は、権利者基本情報をコ
ンテンツ管理権利分配システム13に送信する。著作権
等管理事業者サーバ15は、著作権等管理事業者情報を
コンテンツ管理権利分配システム13に送信する。コン
テンツ配信サーバ12は、コンテンツ配信業者情報をコ
ンテンツ管理権利分配システム13に送信する。コンテ
ンツホルダサーバ14は、コンテンツホルダ情報をコン
テンツ管理権利分配システム13に送信する。また、コ
ンテンツホルダサーバ14は、コンテンツ及びそのコン
テンツの許諾条件をコンテンツ管理権利分配システム1
3に送信する。
【0026】コンテンツ管理権利分配システム13は、
契約毎及びコンテンツ毎に、料率及び許諾条件をマッピ
ングする機能を有する。コンテンツ配信サーバ12は、
コンテンツがユーザ1に利用された履歴、すなわちユー
ザ端末11にネットワーク10を介して配信したことの
履歴である利用する毎に出力されるデータ(以下、「利
用ログ情報等」という)を、蓄積する。そして、コンテ
ンツ配信サーバ12は、蓄積した利用ログ情報等をコン
テンツ管理権利分配システム13に送信する。
【0027】コンテンツ管理権利分配システム13は、
送信されてきた利用ログ情報等と予め登録されている料
率に基づき、コンテンツホルダサーバ14、著作権等管
理事業者サーバ15及び権利者サーバ16ごとに権利料
(分配金額)を算出し、その権利料を分配する。また、
コンテンツ管理権利分配システム13は、算出した権利
料を示すデータ(料率データ)を、コンテンツホルダサ
ーバ14、著作権等管理事業者サーバ15及び権利者サ
ーバ16のそれぞれに送信する。
【0028】さらに、コンテンツ管理権利分配システム
13は、コンテンツホルダサーバ14、著作権等管理事
業者サーバ15又は権利者サーバ16からのコンテンツ
利用料の分配についての問い合わせに対し、認証をした
後、コンテンツの許諾条件、料率、ユーザがコンテンツ
を利用した回数及びそれにともない出力されるデータに
基づいて、コンテンツ利用料の分配状況をオンラインで
返答する。
【0029】この分配状況の返答では、ユーザ端末11
に配信されたコンテンツの利用料について分配され得る
全ての分配先とその全ての分配先についての分配額とを
含んだ情報が送信される。
【0030】図3は、コンテンツ管理権利分配システム
13の具体的な構成を示すブロック図である。コンテン
ツ配信業者2で管理されるコンテンツ管理権利分配シス
テム13は、権利分配サーバ13a、許諾処理サーバ1
3b、権利管理サーバ13c、暗号化管理サーバ13
d、コンテンツ管理サーバ13e、デジタル化サーバ1
3f及び電子透かしサーバ13gを具備している。図4
は、デジタル化サーバ13fの構成を示すブロック図で
ある。図5は、電子透かしサーバ13gの構成を示すブ
ロック図である。図6は、暗号化管理サーバ13dの構
成を示すブロック図である。図7は、コンテンツ管理サ
ーバ13eの構成を示すブロック図である。図8は、権
利分配サーバ13aの構成を示すブロック図である。図
9は、許諾処理サーバ13bの構成を示すブロック図で
ある。図10は、権利管理サーバ13cの構成を示すブ
ロック図である。図11は、コンテンツ配信サーバ12
の構成を示すブロック図である。また、コンテンツ管理
権利分配システム13は、権利者情報データベース13
h、許諾条件情報データベース13i、著作権等管理事
業者情報データベース13k、コンテンツ配信業者情報
データベース13l、コンテンツホルダ情報データベー
ス13m、コンテンツデータベース13n、サンプルデ
ータベース13p及び鍵データデータベース13qを具
備している。
【0031】これらのデータベース13h〜13qは、
利用料を享受する権利を有するもの(コンテンツホルダ
4、著作権等管理事業者5、権利者6)全ての分配先及
び該分配先に対する分配額などを記憶する記憶手段とな
るものである。また、各種サーバ13a〜13gは、利
用料についての全ての分配先と該全ての分配先に対する
分配額とを出力する出力手段となるものである。
【0032】コンテンツ配信業者(流通業者)2は、コ
ンテンツ配信サーバ12、コンテンツ配信業者サーバ1
2a、ストリーミングサーバ12b及び暗号化済コンテ
ンツデータベース12cを管理している。コンテンツホ
ルダ4は、コンテンツホルダサーバ14及びコンテンツ
データベース14aを管理している。
【0033】次に、コンテンツの流れに沿って説明す
る。コンテンツホルダサーバ14から送られてきたコン
テンツ情報は、コンテンツ管理権利分配システム13の
デジタル化サーバ13fに送られて、デジタル化され
る。デジタル化されたコンテンツ情報は、コンテンツ管
理サーバ13eに送られて資料としてまとめられアーカ
イブ化される。アーカイブ化されたコンテンツ情報は、
コンテンツデータベース13nに蓄積される。
【0034】また、アーカイブ化されたコンテンツ情報
には、電子透かしサーバ13gにおいて電子透かしが埋
め込まれる。電子透かしが埋め込まれたコンテンツ情報
は、暗号化管理サーバ13dにおいて暗号化され、ユー
ザ等がコンテンツを利用する際にライセンスサーバにア
クセスし、ライセンスキーを取得する方法に代表される
DRM(Digital Rights Management)が施される。暗
号化及びDRMが施されたコンテンツ情報は、コンテン
ツ配信業者2に送られ、コンテンツ配信業者2によって
ユーザ1に配信される。ここで、ユーザ1がコンテンツ
配信業者2からコンテンツ情報の配信を受けるために、
ユーザ1からコンテンツ配信業者2へ認証情報及び視聴
情報が送られる。
【0035】次に、情報の流れに沿って説明する。視聴
ログ情報及び支払い情報がコンテンツ配信業者2からコ
ンテンツ管理権利分配システム13の権利管理サーバ1
3cへ送られる。権利管理サーバ13cは、ユーザ1に
よるコンテンツ情報の利用時間、利用回数及び代金支払
い状況などのログを管理するとともに、コンテンツ利用
料の分配額などについて計算して、これらのログ及び計
算結果を視聴ログ情報として権利分配サーバ13aに送
る。
【0036】権利分配サーバ13aは、視聴ログ情報に
基づいてコンテンツ利用料をコンテンツホルダ4、著作
権等管理事業者5及び権利者6に分配する。また、権利
分配サーバ13aは、コンテンツ利用料を享受する権利
を有する全ての分配先とその全ての分配先に対する分配
額とを示す権利料支払い情報と、コンテンツの利用状況
を示す利用報告とを、コンテンツホルダ4、著作権等管
理事業者5及び権利者6に送信する。
【0037】コンテンツホルダ4は、認証情報及び許諾
情報をコンテンツ管理権利分配システム13の許諾処理
サーバ13bへ送る。また、コンテンツホルダ4は、コ
ンテンツホルダ情報をコンテンツホルダ情報データベー
ス13mへ送って蓄積させる。許諾処理サーバ13b
は、認証情報及び許諾情報を管理すべく、認証情報及び
許諾情報を許諾条件情報データベース13iに蓄積させ
る。また、許諾情報は、暗号化管理サーバ13dに送ら
れて、コンテンツ情報と共に暗号化及びDRMを実現す
るために必要なコンテンツへの加工を施され、コンテン
ツ配信業者2へ送られる。許諾条件情報データベース1
3iに蓄積された認証情報は、権利分配サーバ13aに
送られ、コンテンツ利用料の分配処理及び利用報告の作
成に用いられる。
【0038】コンテンツホルダ4が自らコンテンツの利
用許諾料を支払う場合は、上記の権利分配サーバ13a
から著作権等管理事業者5及び権利者6へのコンテンツ
利用料の分配は行われない。その代わりに、コンテンツ
ホルダ4は下記の処理を行う。コンテンツホルダ4は、
利用報告及び支払情報を著作権等管理事業者5及び権利
者6に送る。ここで、利用報告とは、ユーザ1によるコ
ンテンツ情報の利用状況(ログ)を示すものである。支
払情報とは、ユーザ1によるコンテンツ情報の利用に対
する代金の支払状況を示すものである。その利用情報及
び支払情報は、著作権等管理事業者5からも権利者6へ
送られる。
【0039】なお、暗号化管理サーバ13dから鍵を利
用する毎に出力されるデータ等(以下「鍵利用ログ情報
という」)が鍵データデータベース13qへ送られ蓄積
される。この鍵利用ログ情報は、権利管理サーバ13c
での視聴ログ情報の計算に用いられる。コンテンツ配信
業者2から送信された配信業者情報は、コンテンツ配信
業者情報データベース13lに蓄積される。権利者6か
ら送信された認証情報及び権利者情報は、権利者情報デ
ータベース13hに蓄積される。著作権等管理事業者5
から送信された認証情報及び著作権等管理事業者情報
は、著作権等管理事業者情報データベース13kに蓄積
される。
【0040】B.実施形態の動作 次に、図1から図11を参照して、本実施形態の著作物
権利料分配システムの動作について説明する。
【0041】先ず、コンテンツ配信要求(1)がコンテ
ンツ配信業者2からコンテンツ管理権利分配システム1
3にされる。このコンテンツ配信要求は、コンテンツ管
理サーバ13eのコンテンツ配信要求受付処理部で受け
付けられる。そして、コンテンツ配信要求(情報)は、
電子透かしサーバ13gのコンテンツ権利保護処理部に
送られて、電子透かしが加えられる(図5の符号)。
電子透かしが加えられたコンテンツ配信要求(情報)
は、暗号化管理サーバ13dのコンテンツ権利保護処理
部、コンテンツデータ加工処理部及びコンテンツデータ
配信処理部で暗号化される(図6の符号)。この暗号
化においては、コンテンツ配信業者情報データベース1
3lに蓄積されているデータも用いられる。
【0042】暗号化管理サーバ13dで暗号化されたコ
ンテンツ配信要求(情報)は、電子透かしサーバ13g
で蓄積されるとともに、コンテンツ配信サーバ12のコ
ンテンツ配信処理部に送られる。そして、コンテンツ配
信要求(情報)は、コンテンツ配信サーバ12のコンテ
ンツ配信処理部からストリーミングサーバ12bに送ら
れる。ユーザが購入処理等を経て、ストリーミングサー
バ12bにアクセスし、ストリーミングサーバ12bか
らユーザ端末11へコンテンツ情報が配信されることと
なる。
【0043】コンテンツ権利分配要求(2)がコンテン
ツ管理業者2からコンテンツ管理権利分配システム13
にされると、このコンテンツ権利分配要求はコンテンツ
管理サーバ13eのコンテンツ配信ログ処理部に送られ
る(図7の符号)。すると、コンテンツ配信ログ処理
部は、鍵データデータベース13qから鍵利用ログを取
り出して、権利分配要求にかかるコンテンツについての
配信ログについて分析する。その分析結果に基づいて、
コンテンツ管理サーバ13eのコンテンツ課金処理部が
コンテンツ利用料を算出する。
【0044】上記配信ログ及びコンテンツ利用料は、電
子透かしサーバ13gのコンテンツ権利分配処理部に送
られ、その後、権利分配サーバ13aのコンテンツ権利
分配処理部に送られてコンテンツ利用料の分配処理(図
8の符号)及び利用報告(図8の符号)が行われ
る。これらのコンテンツ権利分配処理部での処理は、権
利者情報データベース13h、許諾条件情報データベー
ス13i、著作権等管理事業者情報データベース13k
及びコンテンツホルダ情報データベース13mに蓄積さ
れているデータを用いて行われる。
【0045】コンテンツ許諾要求(3)がコンテンツホ
ルダ4からコンテンツ管理権利分配システム13にされ
ると、このコンテンツ許諾要求は、コンテンツ管理サー
バ13eのコンテンツ許諾要求受付処理部で受け付けら
れる。そして、コンテンツ許諾要求は、許諾処理サーバ
13bのコンテンツ許諾条件処理部に送られ、許諾情報
として管理される(図9の符号)。
【0046】コンテンツ登録要求がコンテンツ管理業者
3からコンテンツ管理権利分配システム13にされる
と、このコンテンツ登録要求はデジタル化サーバ13f
のコンテンツエンコード処理部及びコンテンツアーカイ
ブ化処理部に送られる。これにより、コンテンツ情報の
デジタル化及びアーカイブ化が行われる(図4の符号
、)。その後、コンテンツ登録要求は、コンテンツ
管理サーバ13eのコンテンツ登録処理部に送られる。
これにより、デジタル化及びアーカイブ化されたコンテ
ンツがコンテンツデータベース13n及びサンプルデー
タベース13pに蓄積される。また、コンテンツ登録要
求は、コンテンツ登録処理部から権利管理サーバ13c
のコンテンツ権利管理処理部に送られる。これにより、
コンテンツ登録要求についての許諾条件が許諾条件情報
データベース13iに蓄積させるとともに、許諾処理サ
ーバ13bのコンテンツ許諾条件処理部に送られる。。
【0047】コンテンツ管理サーバ13eは、コンテン
ツデータベース13nから映像データを取り出し、サン
プルデータベース13pからサンプルを取り出し、許諾
条件情報データベース13iから許諾条件を取り出す。
さらに、コンテンツ管理サーバ13eは、権利管理サー
バから各コンテンツに一意な情報であるIDの発行を受
ける。
【0048】その後、コンテンツ管理サーバ13eは、
コンテンツ配信サーバ12からコンテンツ取得要求を受
ける。すると、コンテンツ管理サーバ13eは、電子透
かしサーバ13gにおいてコンテンツ情報に電子透かし
を加えさせ、さらに暗号化管理サーバ13dにおいて暗
号化させる。暗号化が終了すると、コンテンツ管理サー
バ13eは、コンテンツ配信サーバ12に暗号化完了通
知を送る。すると、コンテンツ配信サーバ12は、映像
情報の閲覧化を行い、コンテンツ管理サーバ13eに配
送要求を出す。
【0049】この配送要求を受けたコンテンツ管理サー
バ13eは、暗号化管理サーバ13dに転送依頼をす
る。転送依頼を受けた暗号化管理サーバ13dは、暗号
化したコンテンツ情報(データ)をコンテンツ配信業者
2の暗号化済コンテンツデータベース12cへ転送す
る。その後、暗号化管理サーバ13dは、コンテンツ管
理サーバ13e及びコンテンツ配信サーバ12へ転送完
了通知を出す。すると、コンテンツ配信サーバ12は、
ユーザ端末11へ映像閲覧が可能となったことを通知す
る。
【0050】その後、ユーザ端末11からのコンテンツ
利用要求がコンテンツ配信サーバ12へ出される。する
と、コンテンツ配信サーバ12は、暗号化管理サーバ1
3dに対して復号化鍵の要求をして、暗号化管理サーバ
13dから復号化鍵の配送を受ける。その後、コンテン
ツ配信サーバ12は、暗号化済コンテンツデータベース
12cに対して該当するコンテンツについてのデータを
要求する。
【0051】その後、コンテンツ配信サーバ12は、該
当するコンテンツについての暗号化されたデータを暗号
化済コンテンツデータベース12cから受け取り、その
データを復号化する。そして、コンテンツ配信サーバ1
2は、復号化したデータ(コンテンツデータ)をストリ
ーミングサーバ12bに転送する。ユーザが購入処理を
経て、ストリーミングサーバ12bにアクセスし、スト
リーミングサーバ12bは、転送されてきたコンテンツ
データをユーザ端末11に配信する。
【0052】また、コンテンツ管理サーバ13eは、ス
トリーミングサーバ12bから配送ログを取得し、コン
テンツ配信サーバ12から利用ログ情報等を取得し、暗
号化管理サーバ13dから暗号化ログを取得する。そし
て、コンテンツ管理サーバ13eは、配送ログ、利用ロ
グ情報等及び暗号化ログのそれぞれのデータにつき検討
して、データの整合性をチェックする。そして、コンテ
ンツ管理サーバ13eは、データの整合性がとれたとき
に、コンテンツの配送数(利用回数)を確定する。
【0053】これらにより、コンテンツの配送数(利用
回数)が正確に確定するので、コンテンツ管理権利分配
システム13はコンテンツ利用料を正確に算出すること
が可能となる。
【0054】先ず、ユーザ端末11からストリーミング
サーバ12bへ配信ログが配送される。また、ユーザ端
末11からコンテンツ配信サーバ12へ利用ログ情報等
が配送される。この利用ログ情報等はコンテンツ管理サ
ーバ12へも配送される。コンテンツ配信サーバ12
は、利用ログ情報等に基づいて課金計算を行い、その計
算結果である利用料をユーザ端末11に請求する。請求
を受けたユーザ端末11は、利用料をコンテンツ配信業
者サーバ12aを介して支払う。
【0055】コンテンツ管理サーバ12は、鍵データデ
ータベース13qから復号化鍵についてのログの配送を
受け、ストリーミングサーバ12bから配信ログの配送
を受ける。そして、コンテンツ管理サーバ12は、利用
ログ情報等、復号化鍵についてのログ及び配信ログの整
合性をチェックする。整合性がとれた場合、コンテンツ
管理サーバ12は、コンテンツ配信業者サーバ12aに
対して利用料の請求をする。コンテンツ配信業者サーバ
12aは、ユーザ端末11から受け取った利用料からコ
ンテンツ配信業者2の配信手数料を除いた金額を課金デ
ータとして、コンテンツ管理サーバ12に送る。
【0056】コンテンツ管理サーバ12は、受け取った
課金データを権利分配サーバ13aへ送る。権利分配サ
ーバ13aは、課金データと許諾条件情報データベース
13iから取り出した分配率とに基づいて、各権利者の
手数料及び分配額を計算する。また、権利分配サーバ1
3aは、コンテンツホルダデータベース13m、著作権
等管理事業者情報データベース13k及び権利者情報デ
ータベース13hから基本情報を取得する。ここで、基
本情報とは、権利者の口座番号、権利代表者、所属団体
及びコンテンツ毎の権利者名などからなる情報である。
そして、権利分配サーバ13aは、これらの情報に基づ
いて利用報告書を作成し、分配した権利料についてのデ
ータ(分配データ)も作成して許諾条件情報データベー
ス13iに書き込む。
【0057】次に、権利分配サーバ13aにおけるコン
テンツ利用料の具体的な分配方法について説明する。 (分配のみの場合)権利分配サーバ13aが分配のみ行
う場合、権利分配サーバ13aは、コンテンツホルダサ
ーバ14に対し、コンテンツに関する全権利者毎の分配
料、利用報告などを配送する。加えて、著作権等管理事
業者サーバ15へ分配料についてのデータを配送するこ
とも可能である。
【0058】(分配及び支払代行をする場合−1)権利
分配サーバ13aが分配及び支払代行をする場合、権利
分配サーバ13aは、コンテンツホルダサーバ14に対
して、支払代行報告、コンテンツ利用報告、手数料デー
タを配送し、著作権等管理事業者サーバ15及び権利者
サーバ16に対しては、分配率に応じた分配料並びに利
用報告データを配送する。
【0059】(分配及び支払代行をする場合−2)権利
分配サーバ13aが分配及び支払代行をする場合、権利
分配サーバ13aは、コンテンツホルダサーバ14に対
して、支払代行報告、コンテンツ利用報告、手数料デー
タを配送し、コンテンツに寄与する全権利者に対して
は、権利分配料並びに利用報告データを配送する。
【0060】C.具体例 図12は、コンテンツ管理権利分配システム13を用い
てコンテンツ利用料を分配(支払依頼)するときの具体
例を示すブロック図である。コンテンツ管理業者3は、
コンテンツ管理権利分配システム13を使ってコンテン
ツ利用料を分配(支払依頼)している。また、本図で
は、経済実態を反映したものではないが説明の便宜上の
一例(以下、図13、図14、図15、図16における
具体例の数値も同じ)として、ユーザ1によるコンテン
ツの利用料を「100」として、金融機関8の手数料を
「5」、コンテンツ配信業者2の手数料を「15」、コ
ンテンツ管理業者3の手数料を「20」、コンテンツホ
ルダ4の手数料を「20」としている。そして、各権利
者間での分配率を下記の数式に示すようにした。権利者
6a:権利者6b:権利者6c=4:3:1
【0061】図13は、コンテンツ管理権利分配システ
ム13を用いてコンテンツ利用料を分配(支払依頼)す
るときの他の具体例を示すブロック図である。本図で
は、コンテンツホルダ4ではなく、著作権等管理事業者
5から権利者6a、権利者6b及び権利者6cに分配し
ている。そして、各権利者間での分配率を下記の数式に
示すようにした。 権利者6a:権利者6b:権利者6c=4:2:1
【0062】図14は、コンテンツ管理権利分配システ
ム13を用いてコンテンツ管理業者3がコンテンツ利用
料を直接分配するときの一例を示すブロック図である。
本図でも、ユーザ1によるコンテンツの利用料を「10
0」として、金融機関8の手数料を「5」、コンテンツ
配信業者2の手数料を「15」、コンテンツ管理業者3
の手数料を「20」、コンテンツホルダ4の手数料を
「20」としている。そして、各権利者間での分配率を
下記の数式に示すようにした。 権利者6a:権利者6b:権利者6c=4:3:1
【0063】図15は、手数料などのデータに過誤が生
じた場合の一例を示すブロック図である。本来は、図1
2と同様に、ユーザ1によるコンテンツの利用料を「1
00」として、金融機関8の手数料を「5」、コンテン
ツ配信業者2の手数料を「15」、コンテンツ管理業者
3の手数料を「20」、コンテンツホルダ4の手数料を
「20」としている場合の例である。しかしながら、コ
ンテンツ配信業者2においてデータ処理に過誤が発生
し、過誤手数料「5」が生じている。そして、コンテン
ツ配信業者2は、本来の手数料を「15」と過誤手数料
「5」の合わせて「20」の手数料を取得している。こ
れにより、コンテンツホルダ4、権利者6a〜6cに本
来の権利料を分配するためには、コンテンツ管理業者3
が本来取得できる手数料「20」よりも「5」だけ少な
い手数料を受け取ることとなる。なお、過誤により手数
料を多く取得したことが発見された場合には、その分が
コンテンツ管理業者3に返納される。また、過誤により
手数料を少なく取得する場合もある。この場合は、逆に
コンテンツ管理業者3からコンテンツ配信業者2に対し
て過誤手数料が返納されることとなる。
【0064】1)本図のように、コンテンツ配信事業者
2における過誤を防止するためには、金融機関8、コン
テンツ配信事業者2及びコンテンツ管理事業者3間での
データの整合性を確認すればよい。 2)また、コンテンツ管理事業者3における過誤を防止
するためには、利用者ログ、コンテンツ配信業者2及び
権利者6a〜6c間でのデータの整合性を確認すればよ
い。 3)また、コンテンツホルダ4における過誤を防止する
ためには、コンテンツ管理事業者3及び各権利者6a〜
6c間でのデータの整合性を確認すればよい。上記3点
の過誤に対処するために、ログ、履歴をユーザ−権利者
間において明確にする方法等について、さらに以下に述
べる。
【0065】図16は、ユーザ1がコンテンツ利用料の
一部を支払わなかった場合の一例を示すブロック図であ
る。ユーザ1によるコンテンツの利用料は「100」で
あるが、貸倒が生じ、その利用料についての金融機関8
への入金は「90」となっている。そして、金融機関8
の手数料を「5」、本来のコンテンツ配信業者2の手数
料を「20」、コンテンツ管理業者3の手数料を「2
0」としているものの、現実には、この手数料での配分
が不可能である。そこで、予め定められた規範に従い、
例えば、貸倒の場合には、規範による判断としてコンテ
ンツ利用料の配分の基礎額を電子的に「90」であると
修正し、その修正情報を基として、貸倒金額をコンテン
ツ配信業者2、コンテンツ管理業者3、コンテンツホル
ダ4、著作権等管理事業者5、権利者6の配分比率に応
じて控除し、上述の配分を行うこととする。このよう
に、ユーザ1において貸倒が生じた場合に対処する方法
等についても、以下に述べる。
【0066】図17乃至図20は、コンテンツ配信業者
2、コンテンツ管理業者3及びコンテンツホルダ4にお
ける手数料取得についての過誤を、各権利者6a〜6d
などから発見可能にするとともに、その取得した手数料
額についての正当性を証明する方法を示す説明図であ
る。ここで、図17乃至図20は、一連の処理を示して
いる。
【0067】先ず、図17に示すように、コンテンツ管
理業者3のコンテンツ管理権利分配システム13は、あ
るコンテンツについて、全権利者6a〜6dに対して認
証鍵データを生成する。コンテンツ管理権利分配システ
ム13は、生成した認証鍵データを電子認証機関によっ
て認証してもらうとともに、各権利者6a〜6d毎に認
証鍵a〜dの発行してもらう。そして、各権利者6a〜
6dは、それぞれ自己についての認証鍵a〜dの送付を
電子認証機関から受け保持する。その後、コンテンツ管
理権利分配システム13は、全権利者6a〜6dからそ
れぞれ認証鍵a〜dを送付してもらい、認証鍵(認証デ
ータ)a〜dを結合させて復号鍵データを生成する。
【0068】この復号鍵データは、図18に示すよう
に、「権利者向け復号鍵データ」であると同時に、各ユ
ーザ1に発行される復号鍵の元データとなるものであ
る。すなわち、コンテンツ管理業者3のコンテンツ管理
権利分配システム13は、復号鍵データ(権利者向け復
号鍵データ)を、コンテンツのユーザ1が8人いる場
合、復号鍵データからユーザ1に対し、ユーザ1の復号
鍵を生成し、同様に復号鍵データからユーザごとに復号
鍵を生成する。ここでは、8つの復号鍵が生成される。
コンテンツのユーザ1が100人いる場合は、復号鍵デ
ータから100個の復号鍵が生成される。また、この分
割は、等分に分けるのではなく、所定の処理によって、
それぞれ別個のデータとなるように生成される。
【0069】そして、ユーザ1がコンテンツを利用する
毎に、コンテンツ管理権利分配システム13は、金融機
関8及びコンテンツ配信事業者2へ「エンドユーザが利
用する際に発行される復号鍵データ」における分割され
た一片を「復号鍵データ」(図中の三角)として送付す
る。これにより、コンテンツ配信事業者2には、コンテ
ンツがユーザ1によって利用される毎に復号鍵データが
蓄積されるので、コンテンツのユーザ1が8人いる場
合、その8人分の「復号鍵データ」が集積される。例え
ば、コンテンツのユーザ1が8人いて、そのうちの7人
がコンテンツ利用料を金融機関8へ振り込んだとした場
合、金融機関8には、7人分の「復号鍵データ」が蓄積
される。
【0070】コンテンツ配信事業者2及び金融機関8に
各々蓄積された「復号鍵データ」は、コンテンツ管理業
者3のコンテンツ管理権利分配システム13に送付され
る。コンテンツ管理権利分配システム13は、コンテン
ツ配信事業者2から送付されてきた「復号鍵データ」
と、金融機関8から送付されてきた「復号鍵データ」
と、コンテンツ管理権利分配システム13自身で保持し
ている「エンドユーザが利用する際に発行される復号鍵
データ」とを、比較して検証することにより、コンテン
ツを利用したユーザ1の人数とコンテンツ利用料を支払
ったユーザ1の人数とを確定する。
【0071】更に、コンテンツ管理業者3のコンテンツ
管理権利分配システム13からは、図19に示すように
全権利者6a〜6dへ、課金情報及び認証情報を送付す
る。また、金融機関8からは、各ユーザ1から振り込ま
れたコンテンツ利用料についてのデータ(通常、課金情
報と一致する)が全権利者6a〜6dへ送られる。この
送付の際に、各権利者6a〜6dは、自分に送られてき
たデータに関しての承認を行い、この承認情報を電子認
証データとしてコンテンツ管理権利分配システム13へ
送付する。
【0072】この各権利者6a〜6dが承認をするとき
に、例えば、図20に示すように、権利者6b〜6d
は、自分に送られてきたデータについて確認してその承
認情報をコンテンツ管理業者3のコンテンツ管理権利分
配システム13へ送付したが、権利者6aは、自分に送
られてきたデータ(課金情報等)について過誤があるの
ではないかと判断して、承認情報をコンテンツ管理権利
分配システム13へ送付しない場合(否認)がある。
【0073】この場合、権利者6aは、コンテンツ管理
権利分配システム13へ課金情報等について問い合わせ
を行う。この問い合わせの際に権利者6aは、自分の認
証情報を用いて、あるコンテンツについての権利者であ
ることを認証する。コンテンツ管理権利分配システム1
3は、権利者6a〜6dから送られてきた上記及び図1
8に示す、「全エンドユーザがコンテンツを利用する際
に発行される鍵データの結合したデータと実際に支払が
完了したエンドユーザが利用した復号鍵データの結合し
たデータの照合結果」とを、比較して検証して、その検
証結果を権利者6aの端末に表示させることで、権利料
の分配についての正当性及びコンテンツ配信業者2、コ
ンテンツ管理業者3及びコンテンツホルダ4における手
数料取得についての正当性を証明する。ここで、検証結
果は、コンテンツを利用状況を示すデータと各権利者6
a〜6dそれぞれの認証可否データとが権利者6aの端
末に表示される。
【0074】これらにより、権利料(利用料)が正確か
つ高い信頼性をもって分配されていることを、各権利者
6a〜6dが確認することが可能となり、権利料(利用
料)分配の正確性及び信頼性が担保される。
【0075】なお、上記実施形態における著作物権利料
分配システム13の機能を実現するためのプログラムを
コンピュータシステムに読み込ませ、実行することによ
り各種の処理を実行してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、コンテンツを販売することにより得られる利用
料の一部を享受する権利を有するもの全てを分配先とし
て記憶するとともに、該分配先に対する分配額を該分配
先に対応付けて記憶し、利用料についての全ての分配先
と該全ての分配先に対する分配額とを出力するので、利
用者によるコンテンツの利用・購入額の合計(利用料)
を、コンテンツに関わる権利者、権利仲介団体およびコ
ンテンツホルダなどに正当に分配して、その正当性を明
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による著作物権利料分配シ
ステムによる利用料分配状況を示す説明図である。
【図2】 本発明の実施形態による著作物配信システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】 コンテンツ管理権利分配システム13の構成
を示すブロック図である。
【図4】 デジタル化サーバ13fの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 電子透かしサーバ13gの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 暗号化管理サーバ13dの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 コンテンツ管理サーバ13eの構成を示すブ
ロック図である。
【図8】 権利分配サーバ13aの構成を示すブロック
図である。
【図9】 許諾処理サーバ13bの構成を示すブロック
図である。
【図10】 権利管理サーバ13cの構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】 コンテンツ配信サーバ12の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】 コンテンツ利用料を分配(支払依頼)する
ときの一例を示すブロック図である。
【図13】 コンテンツ利用料を分配(支払依頼)する
ときの他の例を示すブロック図である。
【図14】 コンテンツ利用料を直接分配するときの一
例を示すブロック図である。
【図15】 手数料等のデータ処理に過誤が生じた場合
のコンテンツ利用料分配の一例を示すブロック図であ
る。
【図16】 ユーザが利用料を一部支払わなかった場合
のコンテンツ利用料分配の一例を示すブロック図であ
る。
【図17】 コンテンツ利用料分配の正当性を証明する
方法の第1段階を示す説明図である。
【図18】 同上の方法の第2段階を示す説明図であ
る。
【図19】 同上の方法の第3段階を示す説明図であ
る。
【図20】 同上の方法の第4段階を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 ユーザ 2 コンテンツ配信業者 3 コンテンツ管理業者 4 コンテンツホルダ 5 著作権等管理事業者 6 権利者 8 金融機関 10 ネットワーク 11 ユーザ端末 12 コンテンツ配信サーバ 12a コンテンツ配信業者サーバ 12b ストリーミングサーバ 12c 暗号化済コンテンツデータベース 13 コンテンツ管理権利分配システム 13a 権利分配サーバ 13b 許諾処理サーバ 13c 権利管理サーバ 13d 暗号化管理サーバ 13e コンテンツ管理サーバ 13d 暗号化管理サーバ 13f デジタル化サーバ 13g 電子透かしサーバ 13h 権利者情報データベース 13i 許諾条件情報データベース 13k 著作権等管理事業者情報データベース 13l コンテンツ配信業者情報データベース 13m コンテンツホルダ情報データベース 13n コンテンツデータベース 13p サンプルデータベース 13q 鍵データデータベース 14 コンテンツホルダサーバ 14a コンテンツデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 C (71)出願人 596094692 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー 東京都千代田区神田神保町1丁目105番地 (72)発明者 柴田 宏二 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 手塚 一彦 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 木村 誠宏 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 ▲高▼田 仁一郎 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 増田 拓也 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 上田 徳浩 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 ▲桑▼原 貴樹 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 平沢 透 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 佐賀野 往 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 首藤 定勝 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 佐藤 大太郎 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 深松 清人 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 服部 剛 東京都千代田区三番町5番地42 株式会社 ビーバット内 (72)発明者 ▲高▼橋 幸雄 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 堀 明宏 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 土居 清之 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 松岡 達雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堀井 統之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 青井 英幸 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 湯淺 祥代 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 石丸 敦彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 矢野 厚 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 進藤 美希 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 Fターム(参考) 5B085 AC04 AE00 BA06 BG03 BG07 5C064 BB01 BC04 BC16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを販売することにより得られ
    る利益である利用料を、該利用料の一部を享受する権利
    を有するものに分配する著作物権利料分配システムであ
    って、 前記利用料の一部を享受する権利を有するもの全てを分
    配先として記憶するとともに、該分配先に対する分配額
    を該分配先に対応付けて記憶する記憶手段と、 該分配先が享受する権利を有する前記利用料についての
    全ての分配先と、該全ての分配先に対する分配額と、を
    前記記憶手段から取り出して出力する出力手段と、を有
    する、 ことを特徴とする著作物権利料分配システム。
  2. 【請求項2】 前記著作物権利料分配システムは、 前記コンテンツの販売についての履歴と前記分配先毎に
    予め定められた分配率とに基づいて、該分配先の前記分
    配額を算出する算出手段を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の著作物権利料分配シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記分配先は、コンテンツ配信サーバ、
    コンテンツホルダ・サーバ、著作権等管理事業者サー
    バ、コンテンツ権利者サーバのうちの少なくとも一つを
    有してなり、 前記出力手段は、前記分配先からの問い合わせを受けた
    ときに、前記全ての分配先と該全ての分配先についての
    前記配分額とを、該問い合わせてきた分配先にネットワ
    ークを介して出力する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の著作物権利料
    分配システム。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、前記全ての分配先およ
    び前記分配額のうちの少なくとも一方について、暗号化
    およびデータのカプセル化のうちの少なくとも一方を施
    して出力する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の
    著作物権利料分配システム。
  5. 【請求項5】 前記著作物権利料分配システムは、 前記コンテンツを販売することにより得られる利益につ
    き、前記算出手段によって算出された前記分配額だけ前
    記分配先に分配する権利分配手段を有する、 ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項記載の
    著作物権利料分配システム。
  6. 【請求項6】 前記著作物権利料分配システムは、 流通事業者、コンテンツ配信業者及び金融機関の三者そ
    れぞれが、前記コンテンツの販売についての売上データ
    を作成し、該三者の売上データを照合して、不一致情報
    を排除することで合意データを作成する合意データ作成
    手段を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の
    著作物権利料分配システム。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、前記合意データに対し
    て、前記流通事業者、前記コンテンツ配信業者及び前記
    金融機関の三者による電子認証を施し、該合意データを
    前記分配先に出力する機能を有する、 ことを特徴とする請求項6記載の著作物権利料分配シス
    テム。
  8. 【請求項8】 コンテンツを販売することにより得られ
    る利益である利用料を、該利用料の一部を享受する権利
    を有するものに分配する著作物権利料分配方法であっ
    て、 前記利用料の一部を享受する権利を有するもの全てを分
    配先として記憶するとともに、該分配先に対する分配額
    を該分配先に対応付けて記憶し、 前記分配先に対して、該分配先が享受する権利を有する
    前記利用料についての全ての分配先と、該全ての分配先
    に対する分配額と、を前記記憶した内容から取り出して
    出力する、 ことを特徴とする著作物権利料分配方法。
  9. 【請求項9】 コンテンツを販売することにより得られ
    る利益である利用料を、該利用料の一部を享受する権利
    を有するものに分配する著作物権利料分配プログラムで
    あって、 前記利用料の一部を享受する権利を有するもの全てを分
    配先として記憶するとともに、該分配先に対する分配額
    を該分配先に対応付けて記憶するステップと、 前記分配先に対して、該分配先が享受する権利を有する
    前記利用料についての全ての分配先と、該全ての分配先
    に対する分配額と、を前記記憶した内容から取り出して
    出力するステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする著作物権
    利料分配プログラム。
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