JP2006099321A - 視覚的計算式処理装置および視覚的計算式処理方法 - Google Patents

視覚的計算式処理装置および視覚的計算式処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータ画面上で計算式を視覚的に自在に編集して計算結果を得る。
【解決手段】計算式処理装置1の計算式表示部2において、ユーザーの入力に基づき、計算式生成手段4(数値オブジェクト配置手段4aおよび数値オブジェクト連結手段4b)を介して計算式が生成される。計算式基礎データ記録部6は、計算式生成手段によって計算式表示部に生成される計算式の基礎データを常時蓄積している。計算処理手段8は、計算式表示部2に生成された計算式に基づいて計算処理を実行しその計算結果を出力するための手段である。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンピュータ画面上で視覚的に計算式を取扱う技術に関するものである。
コンピュータ画面上において計算式を取り扱うことは、従来から行われている(特許文献1、特許文献2)。例えば、特許文献1には「モデル式内の変数間の因果関係をあらわす関係図をコンピュータ画面上に表示し、そのメーターを操作することで、変数への数値入力を簡単に入力すること」が開示されている。また、特許文献2には、「セル内に数値が格納された表の任意の数値項目に対して行う計算を、計算したい数字の入力されているセルと計算ボタンを組み合わせて行うこと」が開示されている。
特開平06−290163号公報
特開平09−106430号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、予め定められたモデル式の変数とその計算結果を線で結んだだけに過ぎず、計算式を自在に編集して計算結果を得ることはできなかった。また、特許文献2の技術も同様に、数値を入力したセルが固定された位置にあるために計算式を自在に編集することはできなかった。
以上のように、従来はコンピュータ画面上で計算式を視覚的に自在に編集して計算結果を得ることができるものは存在しなかった。
(1)この発明の計算式処理プログラムは、
コンピュータを、
数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
前記計算式表示部に表示された前記複数の数値オブジェクトのうち、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを演算種別を表す関係オブジェクトで連結する数値オブジェクト連結手段と、
を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
として機能させることを特徴とする。
これにより、コンピュータ画面上で計算式を視覚的に生成・編集して、容易に計算結果を得ることが可能となる。
(2)この発明の計算式処理プログラムは、
前記関係オブジェクトの演算種別は、足算、引算、掛算または割算の何れかであり、
前記関係オブジェクトの演算種別が足算または掛算である場合、前記関係オブジェクトは第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存しないことを示すように前記計算式表示部に表示され、
前記関係オブジェクトの種別が引算または割算の場合である場合、前記関係オブジェクトは第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存することを示すように前記計算式表示部に表示される、
ことを特徴とする。
これにより、足算または掛算と引算または割算とを区別して表示することが可能となり、ユーザーがコンピュータ画面上に表示された計算式を適切に把握することができる。
(3)この発明の計算式処理プログラムは、
第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存することを示す前記関係オブジェクトが、矢印で表示されることを特徴とする。
これにより、関係オブジェクトが引算または割算を示すことをユーザーが容易に把握することができる。
(4)この発明の計算式処理プログラムは、
前記数値オブジェクト連結手段が、前記関係オブジェクトを連結した後に、前記矢印の方向を反転することができるように構成したことを特徴とする。
これにより、一旦関係オブジェクトを生成した後であっても、計算式を容易に編集することができる。
(5)この発明の計算式処理プログラムは、
前記計算処理手段が、計算処理により得られた計算結果を前記計算式表示部に出力する、ことを特徴とする。
これにより、計算式を視覚的に生成したユーザーが、その計算結果をコンピュータ画面上で把握することができる。
(6)この発明の計算式処理プログラムは、
前記計算結果は、前記関係オブジェクトに関連づけた数値オブジェクトとして計算式表示部に表示され、
前記数値オブジェクト連結手段は、前記計算結果を数値オブジェクトとして関係オブジェクトで連結する、
ことを特徴とする。
これにより、コンピュータ画面上で計算式を視覚的、かつ、柔軟に生成・編集することが可能となる。
(7)この発明の計算式処理プログラムは、
前記数値オブジェクトとして連結された計算結果に属する数値オブジェクトおよび関係オブジェクトを、前記計算式表示部に表示するか、または非表示にするか否かを切り換えられるよう構成した、ことを特徴とする。
これにより、計算式を構成する要素が増大した場合でも、表示の複雑化を解消することが可能となる。
(8)この発明の計算式処理プログラムは、
コンピュータを、
数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
前記計算式表示部に配置された複数の数値オブジェクトのうち、特定の領域に含まれる数値オブジェクトを加算処理の対象として連結する数値オブジェクト連結手段と、
を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
として機能させることを特徴とする。
これにより、コンピュータ画面上で加算の計算式を視覚的に生成・編集することが可能となる。
(9)この発明の計算式処理プログラムは、
前記数値オブジェクト連結手段は、指定された計算式表示部の領域に含まれる複数のオブジェクトの中から特定のオブジェクトだけを数値オブジェクトとして抽出して連結する、ことを特徴とする。
これにより、簡単な操作により、計算対象となる数値オブジェクトを特定することが可能となる。
以下の実施形態において、「数値オブジェクト」とは、数値データを含んだ計算式の構成要素であって、関係オブジェクトに連結されることにより計算式を構成する要素をいう。具体的には、図8などに示す数値オブジェクトα、β、γが該当する。
「関係オブジェクト」とは、演算種別データを含んだ計算式の構成要素であって、数値オブジェクトを連結して計算式を構成するための要素をいう。具体的には、図9、図14等において、直線や矢印で表示された関係オブジェクトR1、R2が該当する。また、関係オブジェクトの演算種別が引算または割算の場合には、第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向性を表すことができるような表示(例えば、矢印)により関係オブジェクトが表示される。
1.計算式処理装置1の機能ブロック図(図1)
図1は、この発明の計算式処理装置1の全体構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、この発明の計算式処理装置1は、計算式表示部2、計算式生成手段4である数値オブジェクト配置手段4aおよび数値オブジェクト連結手段4b、計算式基礎データ記録部6、計算処理手段8を備えている。
図1に示す計算式処理装置1の計算式表示部2において、まず、ユーザーの入力に基づき、計算式生成手段4(数値オブジェクト配置手段4aおよび数値オブジェクト連結手段4b)を介して計算式が生成される。数値オブジェクト配置手段4aは、計算式表示部2に数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを配置するための手段である。数値オブジェクト連結手段4bは、計算式表示部2に配置された複数の数値オブジェクトのうち、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを、演算種別を表す関係オブジェクトで連結するための手段である。計算式基礎データ記録部6は、計算式生成手段である数値オブジェクト配置手段および数値オブジェクト連結手段によって計算式表示部に生成される計算式の基礎データを常時蓄積している。計算処理手段8は、計算式生成手段によって計算式表示部2に生成された計算式に基づいて計算処理を実行しその計算結果を計算式表示部2に出力するための手段である。
2.計算式処理装置1のハードウェア構成(図2〜図4)
図2に、この発明の計算式処理装置1のハードウェア構成を示す。図2に示すように、計算式処理装置1は、CPU10、計算式表示部2であるディスプレイ12、ハードディスク14、メモリ16、キーボード/マウス18、CD−ROMドライブ20を備えている。
図2のハードディスク14には、ディスプレイ12上でユーザーが計算式を視覚的に作成し、計算処理を行うための計算式処理プログラム30が記録されている。また、図2に示す計算式処理プログラム30は、計算式基礎データ記憶部6である計算式要素DB32および関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34を備えている。計算式処理プログラム30は、これらを用いて、CPU10、ハードディスク14、メモリ16、キーボード/マウス18などを有するコンピュータを計算式生成手段4(数値オブジェクト配置手段4a、数値オブジェクト連結手段4b)、計算式基礎データ記憶部6、計算処理手段8として機能させるためのプログラムである。なお、計算式処理プログラム30のハードディスク14へのインストールは、CD−ROMドライブ20を介してCD−ROM22に記録されたデータを読み出して行われる。
つぎに、計算式作成処理を行う計算式処理プログラム30がディスプレイ12上に表示する計算式作成フィールドXのインターフェイス等について説明する。この計算式処理プログラム30は、図8に示すような計算式作成フィールドX、数値オブジェクトパレットP等をディスプレイ12上に表示する。これにより、ユーザーは計算式作成フィールドX上で計算式の作成・編集を行うことができる。
ここで、計算式作成フィールドXとは、数値オブジェクトの配置および連結を行って計算式を視覚的に生成・編集するためのウィンドウである。例えば、図8に示す計算式作成フィールドX上には、数値オブジェクトパレットPからキーボード/マウス18を介してドラッグ&ドロップされた数値オブジェクトα、β、γが配置されており、これらの各数値オブジェクトにはユーザーによって数値データが入力されている。また、計算式作成フィールドXの下部に設けらている関係オブジェクトボタンBrは、数値オブジェクト間を連結するときに押下されるボタンであり、+ボタンB、−ボタンB、×ボタンB×、÷ボタンB÷はそれぞれ各関係オブジェクトの演算種別を指定するときに押下されるボタンである。また、計算開始ボタンBsは、計算式作成フィールドX上に生成した計算式に基づいて、計算を開始するときに押下されるボタンである。
図3に、図2に示すハードディスク14に記憶された計算式要素DB32のデータ例を示す。図3に示すように、計算式要素DB32には、計算式作成フィールドXに配置されて既に計算式の構成要素となっている数値オブジェクトや関係オブジェクトの計算式要素について、それぞれID、種別、値のデータが記憶される。
例えば、図3のID=「01」の計算式要素は値「58,000」を持つ数値オブジェクト(種別が「数値」のもの)であり、図3のID=「03」の計算式要素は「引算」を表す関係オブジェクト(種別が「数値」以外のもの)であり、これらが計算式作成フィールドX上に配置又は生成されて計算式の構成要素となっていることを示している。なお、図3の計算式要素DB32のデータは、後述する図9の計算式作成フィールドX上に生成された計算式に対応している。
図4に、ハードディスク14に記憶された関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のデータ例を示す。図4に示すように、関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34には、計算式作成フィールドX上に生成された各関係オブジェクトそれぞれについて、連結対象となっている第1および第2の数値オブジェクトの2つのIDが区別して記憶される。例えば、図4に示すID=「03」の関係オブジェクトには図3のID=「01」とID=「02」の数値オブジェクトが順に連結されていることを示している。なお、図4の関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のデータは、後述する図9の計算式作成フィールドX上に生成された計算式に対応している。
3.計算式作成処理のフローチャート(図5)
以下に、計算式作成時において計算式処理プログラム30(図2)が行う処理について、図5、図8などを用いて説明する。図5は、図8に示す計算式作成フィールドX上で計算式を生成する時に行われる処理を示すフローチャートである。図8は、ディスプレイ12上に表示された計算式作成フィールドXの表示例を示す図である。
図8に示す計算式作成フィールドX上には、パレットPから数値オブジェクトをドラッグ&ドロップすることにより、数値オブジェクトα、β、γが既に配置され、各数値オブジェクトには数値データが入力された状態となっている。
上記のように数値オブジェクトが配置された状態(図8)において、CPU10は、図5に示すように、キーボード/マウス18を介して関係オブジェクトボタンBrが押下されたか否かを判断している(図5のステップS100)。関係オブジェクトボタンBrが押下されると(図5のステップS100のYES)、CPU10は、さらに、キーボード/マウス18を介して第1の数値オブジェクトが選択されたか否かを判断する(図5のステップS102)。
第1の数値オブジェクトが選択された場合には(図5のステップS102のYES)、選択された数値オブジェクトに対してIDが付与され、値や種別のデータと共に図3に示す計算式要素DB32に記憶される(図5のステップS104)。
例えば、図8に示すように、カーソルC1により第1の数値オブジェクトαが選択されると、数値オブジェクトα(値=「58、000」)に対してID=「01」が付与され、値「58、000」や種別「数値」のデータと共に、図3の計算式要素DB32に記憶される。
さらに、CPU10は、キーボード/マウス18を介して第2の数値オブジェクトが選択されたか否かを判断する(図5のステップS106)。第2の数値オブジェクトが選択された場合には(図5のステップS106のYES)、上記と同様、選択された数値オブジェクトに対してIDが付与され、値や種別のデータと共に図3に示す計算式要素DB32に記憶される(図5のステップS108)。
例えば、図8に示す第2の数値オブジェクトβが選択されると、数値オブジェクトβ(値=「7、200」)に対してID=「02」が付与され、値「7、200」や種別「数値」のデータと共に図3の計算式要素DB32に記憶される。
次に、CPU10は、キーボード/マウス18を介して何れかの演算子ボタンが押下されたか否かを判断する(図5のステップS110)。
何れかの演算子ボタンが押下された場合には(図5のステップS110のYES)、関係オブジェクトに対してIDが付与され、演算子の種別を示すデータと共に図3に示す計算式要素DB32に記憶される。さらに、図4に示す関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34には、関係オブジェクトを連結する対象となった数値オブジェクト(第1、第2の数値オブジェクト)のIDが記憶される(図5のステップS112)。
例えば、図9において関係オブジェクトとして表示されることになる関係オブジェクトR1に対してID=「03」が付与されて、種別「引算」と共に図3の計算式要素DB32に記憶される。さらに、図4の関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34には、関係オブジェクトID=「03」について第1の数値オブジェクトαのID=「01」と第2の数値オブジェクトβのID=「02」が記憶される。
上記の計算式要素DB32、関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34への記憶と同時に、計算式作成フィールドX上に数値オブジェクトを連結する関係オブジェクトが描画される(図5のステップS112)。ここで、画面上に描画される関係オブジェクトには、押下した演算子ボタンに対応する演算子の表示が含まれる。例えば、図9に示すように、演算子ボタンB−がカーソルC2によりクリックされると、数値オブジェクトαと数値オブジェクトβを連結する関係オブジェクト(矢印)が符号「−」と共に、計算式作成フィールドX上に表示される。なお、演算子が「+」もしくは「×」の場合には、方向に依存しないため、関係オブジェクトは直線で表示される。
なお、図9に示すように、関係オブジェクトを一旦生成した後(図5の図5のステップS112の後)であっても、図10に示すように、矢印の方向を反転させることが可能である。これにより、引算、割算の場合の左辺・右辺の関係を反転させることができる。
具体的には、関係オブジェクトを生成した(図5のステップS112)後において、CPU10は、キーボード/マウス18を介して関係オブジェクトが選択されたか否かを判断している(図5のステップS114)。関係オブジェクトが選択された場合には(図5のステップS114のYES)、図4に示す関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のIDとIDのIDデータが入れ替えて更新され、数値オブジェクトを連結する関係オブジェクト(矢印)の方向が反転して表示される(図5のステップS116)。
例えば、図9に示す計算式作成フィールドXにおいて、カーソルC3により関係オブジェクトR1がクリックされると、図10に示すように関係オブジェクト(矢印)の方向が反転表示される(図10のR1’を参照)。なお、これにより、第1の数値オブジェクトαのID=「01」と第2の数値オブジェクトβのID=「02」が反転して、ID=「02」、ID=「01」となり、計算式が「58,000−7,200」から「7,200−58,000」に変更される。
以上のように、計算式作成フィールドX上で計算式(例えば、図8の計算式「58,000−7,200」)が作成され、以降、計算開始ボタンBsの押下に基づいて演算処理が行われることとなる。
なお、上記実施形態においては、計算式に関係オブジェクトが1つだけ含まれているが、関係オブジェクトが複数含まれる計算式を生成するようにしてもよい。例えば、図9に示す数値オブジェクトβを、演算種別「足算」の関係オブジェクト(直線)により、さらに数値オブジェクトγと直列的に連結するようにしてもよい。この場合には、計算式「58,000−7,200+30」が計算式作成フィールドXに生成されることになる。
4.計算処理実行のフローチャート(図6、図7)
図6は、図5に示す計算式作成処理の後、計算式処理プログラム30(図2)が計算結果を算出する処理を示すフローチャートである。図11は、計算式作成フィールドX上に計算結果S1を表示した例を示す図である。
図5においてユーザーが計算式を作成した後、CPU10は、図6に示すように、計算開始ボタンBs(図11)が押下されるか否かを判断する(図6のステップS118)。計算開始ボタンBsが押下されたと判断した場合、CPU10は、計算式作成フィールドX上に生成された計算式に基づいて計算処理を行い、計算結果を算出する(図6のステップS120)。ここで得られた計算結果が計算式表示部2に出力され、計算式作成フィールドXに表示されることになる(図6のステップS122)。
以下に、図7を用いて、図9の計算式作成フィールドXに生成された計算式に基づいて行う計算処理の詳細について説明する。図7は、図6に示す計算結果算出ステップS120の詳細を示す図である。
CPU10は、まず、図6のステップS118の後、計算処理を行うために、計算式要素DB32(図2)を参照して、関係オブジェクトを全て抽出する(図7のステップS130)。例えば、図3においては、種別が「数値」以外のID=「03」が関係オブジェクトとして抽出される。
さらに、CPU10は、関係オブジェクトの種別、および関係オブジェクトにより連結される数値オブジェクトの数値を読み出して計算式を生成し、コンピュータ処理可能なデータに変換する(図7のステップS132)。例えば、図3の計算式要素DB32と図4の関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブルを参照することにより、計算式「58,000−7,200」が生成され、コンピュータ処理可能なデータに変換される。
CPU10は、変換した計算式に基づいて、演算処理を実行して(図7のステップS134)、計算結果をメモリ16に記憶する(図7のステップS136)。例えば、「58,000−7,200」の引算を行い「50,800」を算出し、図3に示す計算式要素DB32に計算結果「50,800」をメモリ16に記憶する。
CPU10は、さらに、図6のステップS122に移行して、算出した計算結果をディスプレイ12に出力して表示する。例えば、図11に示すように、計算式作成フィールドXの計算結果S1に値「50,800」が表示される。
5.計算結果を数値オブジェクトとして取り扱う場合の実施形態
さらに、図11に示す関連オブジェクトR1に関連づけて表示される計算結果S1を、数値オブジェクトとして取り扱うことも可能である。計算結果を数値オブジェクトとして取り扱う場合の実施形態について、図12〜図14を用いて以下に説明する。図12は、この実施形態における計算式要素DB32(図2)のデータ例を示す図である。図13は、この実施形態における関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のデータ例を示す図である。図14はこの実施形態における計算式作成フィールドXの表示例を示す図である。
図14は、図11に示す計算式作成フィールドXの数値オブジェクトγと計算結果S1を、演算種別「掛算」の関係オブジェクト(直線)R2で連結した状態を示す図である。したがって、図12の計算式要素DB32には、数値オブジェクトγ(ID=「04」)および関係オブジェクトR2(ID=「05」)が、図2の計算式要素DB32に加えて記憶されている。さらに、図13の関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34には、関係オブジェクトR2(ID=「05」)の対象となる数値オブジェクトのID=「03」、ID=「04」がさらに記憶されており、ID=「03」であることから、関係オブジェクトR1に関する計算結果S1が数値オブジェクトとして取り扱われていることがわかる。なお、関係オブジェクトR2を連結するときの計算式処理プログラム30が行う処理は、図3に示すフローチャートと同様の処理により行われる。
また、図14に示す計算式要素DB32に記憶される関係オブジェクト(ID=「03」)の値「50,800」は、計算式「58,000」(ID=「01」の値)−「7,200」(ID=「02」の値)の計算結果としてメモリ16に記憶された値である。
図14に示すように、計算結果S1を数値オブジェクトγと連結した上で、計算開始ボタンBsを押下すれば、計算式作成フィールドX上に生成された計算式「50,800(58,000−7,200の計算結果)×30」について計算処理が行われ、その計算結果「1,524,000」が計算結果S2に表示されることになる。
以上のように、計算結果を数値オブジェクトとして取り扱うことにより、ユーザーがコンピュータ画面上で計算式を視覚的、かつ、柔軟に生成・編集することが可能となる。
6.計算式が複雑化した場合の実施形態
上記の実施形態においては、計算式が比較的簡単な場合を例に説明したが、計算式が複雑化した場合には計算式作成フィールドX上の表示が見難くなり問題となる。かかる問題を解消するために、図15に示すように、計算結果に属する(つまり、計算結果の元となった計算式要素)数値オブジェクトおよび関係式の表示を一定の操作(例えば、図15の計算結果S1をダブルクリックする等)により省略することも可能である。図15は、図14に示す計算式作成フィールドXにおいて、計算結果S1に属する数値オブジェクトα、βと引用文献R1(図14)を非表示にした例を示す図である。
7.特定の領域を指定することにより加算処理を行う場合の実施形態
上記の実施形態においては、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを演算種別を表す関係オブジェクトで連結するようにしたが、特定の領域を指定することにより複数の数値オブジェクトを関係オブジェクトで連結し、これらの数値オブジェクトについて加算処理を行うようにしてもよい。
本実施形態について、以下に、図16、図17などを用いて説明する。なお、本実施形態におけるハードウェア構成は、図2に示すものと同じであり、ハードディスク14には、計算式処理プログラム30の他、さらにCADアプリケーション(図示せず)が記憶されている。
図16は、CADアプリケーションの表示画面を示す図であり、この表示画面上において、CADアプリケーションと計算処理プログラムとが連携して計算式の処理を行う。なお、図16には、複数のCADオブジェクトがレイアウトされた部屋の平面図が表示されている。
図17は、この実施形態における計算式要素DB32のデータ例を示す図である。図17に示す計算式要素DB32には、図16に示す表示画面において、カーソルC4によって特定される領域Dに囲まれるCADオブジェクトのデータが記憶されている。
例えば、図16の領域Dに囲まれたCADオブジェクトであるイス101〜106、観葉植物108、テーブル110についての各データ(名称、値、個数、加算フラグ)が記憶されている。これらの各データは計算式処理プログラム30がCADアプリケーションに要求して取得する。一方、図16の領域Dに囲まれていないCADオブジェクトであるソファー111、収納ユニット120のデータは、図17に示す計算式要素DB32には記憶されない。
なお、本実施形態においては、特定の領域に囲まれて計算式要素DB32(図17)に記憶された数値オブジェクトについて、順序に関係なく足算(加算)を行うことにより計算式を生成するようにしている。このため、演算の順序を記憶する関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34(図4)は必要がなく、計算式処理プログラム30(図2)は、計算式要素DB32のみを備えている。
また、図17の計算式要素DB32に記憶されたオブジェクトのうち、観葉植物108の加算フラグだけが「0」となっている。これは、観葉植物108を計算式を生成する時に数値オブジェクトとして抽出せず、その値を加算対象から除外するためである。なお、ユーザーは、観葉植物についても加算対象としたい場合には自ら加算フラグに「1」を入力することも可能である。
図16に示す領域Dについて計算処理が開始されると、CPU10は、図17の計算式要素DB32から加算フラグ「1」のオブジェクトだけを数値オブジェクトとして抽出し、これらを全て加算(足算)の演算子「+」で連結することにより計算式を生成する。
例えば、ユーザーにより計算開始の命令が与えられると、CPU10は、図17の計算式要素DB32から加算フラグが「0」である観葉植物108以外の数値オブジェクトの値を抽出して演算子「+」で連結する。これにより、イス101〜106とテーブル110の値を加算する計算式「60,000+60,000+60,000+60,000+60,000+60,000+220,000」が生成される。
さらに、CPU10は、この計算式に基づいて計算処理を行い、その計算結果の値「580,000」を、図16に示すように計算結果S3に出力して表示する。
これにより、コンピュータ画面上で加算の計算式を視覚的に生成・編集して、計算結果を得ることが可能となる。
なお、上記実施形態においては、図17に記憶される各オブジェクトの数量は全て「1」であったが、数量が複数であってもよい。例えば、収納ユニット120は、図16の平面図ではその数量は不明であるが、実際は、図18のA(収納ユニット120の側面図)に示すように同種の収納ユニット120a、120b、120cが3個重ねて配置されており、図18のBに示すような数量「3」、値「5,000」、加算フラグ「1」のデータを有している。このため、例えば、図16の領域D’を指定して、領域Dのオブジェクトに収納ユニット120を追加した場合には、計算式「60,000+60,000+60,000+60,000+60,000+60,000+220,000+5,000×3」が計算式として生成され、前述の領域Dの計算式に「5,000×3」の項が追加されることになる。
なお、上記実施形態においては、計算処理プログラム30をCADアプリケーションとは別のプログラムとしているが、CADアプリケーションにプラグインなどの機能プログラムとして組み込んで実現してもよい。
8.その他の実施形態
なお、上記実施形態においては、数値オブジェクトとして数値データを含むものを取り扱うこととしたが、数値データを含むものに限定されるものではなく、図19に示すような三角関数などの関数の属性データを含むものも数値オブジェクトとして取り扱うこともできる。
例えば、図19に示す三角関数パレットP’に示すように、サイン、コサイン、タンジェントなどの三角関数毎に異なる属性を示す形状の数値オブジェクトを計算式作成フィールドX’上に配置し、それぞれの値θを入力することにより、計算式を作成することも可能である。なお、図19に示す、計算式作成フィールドX’上には、計算式「( sinπ/4+ cosπ/6 )/tanπ/10」が生成されており、その計算結果が「4.8416」であることを示している。
なお、上記の実施形態においては数値オブジェクトを枠線により数値を囲って表示するようにしたが、オブジェクトとして認識することが可能であれば、枠線を表示しないようにしてもよい。
さらに、上記の実施形態においては数値オブジェクトをパレットPからドラッグ&ドロップすることにより生成することとしたが、これに限定されるものではなく、OCR等のソフトウェアを用いて画面上の表示から数値データを抽出して、数値オブジェクトを新たに生成するようにしてもよい。
また、関係オブジェクトオブジェクトの表示も直線、矢印に限定されず、関連性を表示することができればよい。特に、関係オブジェクトが引算や割算のように方向性に依存するものである場合には、方向性を表示することができるものであればよい。
なお、上記実施形態においては、関係オブジェクトの生成または領域の指定により数値オブジェクトの連結を行っているが、これらを組み合わせて実現することも可能である。例えば、図16に示す領域指定により得られた計算結果S3を、さらに直線で表される足算の関係オブジェクトでソファー111や収納ユニット120に連結するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、関係オブジェクト(矢印)の方向を反転させるときにIDAとIDのIDデータを入れ替えて更新するようにしたが、これに限定されるものではなく、その他の方法、例えば、関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブルに順方向と逆方向を表すデータ項目を設け、当該データを書き換える等の方法により、関係オブジェクト(矢印)の方向を反転させるようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、計算式に基づいて算出した計算結果をコンピュータ画面上に表示するために出力することとしたが、計算結果を利用する他のプログラムに出力するようにしてもよい。
この発明の計算式処理装置1の全体構成を示す機能ブロック図である。 この発明の計算式処理装置1のハードウェア構成を示す図である。 ハードディスク14に記憶された計算式要素DB32のデータ例を示す図である。 ハードディスク14に記憶された関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のデータ例を示す図である。 計算式作成フィールドX上で計算式を生成する時に行われる処理を示すフローチャートである。 計算式作成処理の後、計算結果を算出するまでの処理を示すフローチャートである。 図6の計算結果算出ステップS120の詳細を示す図である。 計算式作成フィールドX上に数値オブジェクトを配置した表示例を示す図である。 計算式作成フィールドX上に関係オブジェクトを生成した表示例を示す図である。 計算式作成フィールドX上に生成した関係オブジェクトを反転させた表示例を示す図である。 計算式作成フィールドX上において計算結果S1を表示した例を示す図である。 ハードディスク14に記憶された計算式要素DB32のデータ例を示す図である。 ハードディスク14に記憶された関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル34のデータ例を示す図である。 計算式作成フィールドX上における他の計算式の表示例を示す図である。 計算結果S1の元となった計算式を非表示にした場合の表示例を示す図である。 他の実施形態により計算式処理を行う場合の表示画面例を示す図である。 他の実施形態により計算式処理を行う場合のオブジェクトデータ例を示す図である。 表示画面に示されたオブジェクト120の側面図、データ例を示す図である。 計算式作成フィールドX上に数値オブジェクトとして三角関数を用いた場合の表示例を示す図である。
符号の説明
1・・・・計算式処理装置
2・・・・計算式表示部
4・・・・計算式生成手段
4a・・・・数値オブジェクト配置手段
4b・・・・数値オブジェクト連結手段
6・・・・計算式基礎データ記憶部
8・・・・計算処理手段
10・・・・CPU
12・・・・ディスプレイ
14・・・・ハードディスク
16・・・・メモリ
18・・・・キーボード/マウス
20・・・・CD-ROMドライブ
22・・・・CD-ROM
30・・・・計算処理プログラム
32・・・・計算式要素DB
34・・・・関係オブジェクト−数値オブジェクト対応テーブル

Claims (13)

  1. コンピュータを、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
    前記計算式表示部に表示された前記複数の数値オブジェクトのうち、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを演算種別を表す関係オブジェクトで連結する数値オブジェクト連結手段と、
    を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
    として機能させることを特徴とする計算式処理プログラム。
  2. 請求項1の計算式処理プログラムにおいて、
    前記関係オブジェクトの演算種別は、足算、引算、掛算または割算の何れかであり、
    前記関係オブジェクトの演算種別が足算または掛算である場合、前記関係オブジェクトは第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存しないことを示すように前記計算式表示部に表示され、
    前記関係オブジェクトの種別が引算または割算の場合である場合、前記関係オブジェクトは第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存することを示すように前記計算式表示部に表示される、
    ことを特徴とするもの。
  3. 請求項2の計算式処理プログラムにおいて、
    第1の数値オブジェクトから第2の数値オブジェクトへの方向に依存することを示す前記関係オブジェクトが矢印で表示される、
    ことを特徴とするもの。
  4. 請求項3の計算式処理プログラムにおいて、
    前記数値オブジェクト連結手段を、前記関係オブジェクトを連結した後に、前記矢印の方向を反転することができるように構成した、
    ことを特徴とするもの。
  5. 請求項1〜4の計算式処理プログラムにおいて、さらに、
    前記計算処理手段が、計算処理により得られた計算結果を前記計算式表示部に出力する、
    ことを特徴とするもの。
  6. 請求項5の計算式処理プログラムにおいて、
    前記計算結果は、前記関係オブジェクトに関連づけた数値オブジェクトとして計算式表示部に表示され、
    前記数値オブジェクト連結手段は、前記計算結果を数値オブジェクトとして関係オブジェクトで連結する、
    ことを特徴とするもの。
  7. 請求項6の計算式処理プログラムにおいて、
    前記数値オブジェクトとして連結された計算結果に属する数値オブジェクトおよび関係オブジェクトを、前記計算式表示部に表示するか、または非表示にするか否かを切り換えられるよう構成した、
    ことを特徴とするもの。
  8. コンピュータを、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
    前記計算式表示部に配置された複数の数値オブジェクトのうち、特定の領域に含まれる数値オブジェクトを加算処理の対象として連結する数値オブジェクト連結手段と、
    を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8の計算式処理プログラムにおいて、さらに、
    前記数値オブジェクト連結手段は、指定された計算式表示部の領域に含まれる複数のオブジェクトの中から特定のオブジェクトだけを数値オブジェクトとして抽出して連結する、
    ことを特徴とするもの。
  10. コンピュータの計算式表示部に描画された計算式に基づいて計算処理を行う計算式処理方法であって、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置し、前記計算式表示部に表示された前記複数の数値オブジェクトのうち、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを演算種別を表す関係オブジェクトで連結することにより、計算式表示部に計算式を生成するステップ、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶するステップ、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行うステップ、
    を備えたことを特徴とする計算式処理方法。
  11. コンピュータの計算式表示部に描画された計算式に基づいて計算処理を行う計算式処理方法であって、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置し、前記計算式表示部に配置された複数の数値オブジェクトのうち、特定の領域に含まれる数値オブジェクトを加算処理の対象として連結することにより、計算式表示部に計算式を生成するステップ、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶するステップ、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行うステップ、
    を備えたことを特徴とする計算式処理方法。
  12. コンピュータの計算式表示部に描画された計算式に基づいて計算処理を行う計算式処理装置であって、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
    前記計算式表示部に表示された前記複数の数値オブジェクトのうち、第1の数値オブジェクトと第2の数値オブジェクトを演算種別を表す関係オブジェクトで連結する数値オブジェクト連結手段と、
    を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
    を備えたことを特徴とする計算式処理装置。
  13. コンピュータの計算式表示部に描画された計算式に基づいて計算処理を行う計算式処理装置であって、
    数値データを含んだ複数の数値オブジェクトを計算式表示部に配置する数値オブジェクト配置手段と、
    前記計算式表示部に配置された複数の数値オブジェクトのうち、特定の領域に含まれる数値オブジェクトを加算処理の対象として連結する数値オブジェクト連結手段と、
    を備えた、計算式表示部に計算式を生成する計算式生成手段、
    前記数値オブジェクト配置手段および前記数値オブジェクト連結手段によって前記計算式表示部に生成される計算式の基礎データを記憶する計算式基礎データ記憶部、
    前記計算式生成手段によって生成された計算式に基づいて計算処理を行う計算処理手段、
    を備えたことを特徴とする計算式処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102054130A (zh) * 2010-12-31 2011-05-11 江苏省电力公司 电量公式可视化配置系统
JP2013015961A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Casio Comput Co Ltd 計算装置およびプログラム

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