JP2006098288A - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な操作で、エージェント機能を有効に活用することができる車両用情報表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の車両用情報表示装置(1)は、設定された目的地までの経路を案内するカーナビゲーション手段(12)と、このカーナビゲーション手段によって設定された目的地又は目的地までの経路に関する情報を使用者に提供するエージェント手段(14)と、目的地の位置及び名称を関連付けて記憶している目的地記憶手段(16)と、この目的地記憶手段に記憶された目的地の中から、使用者が目指すと予想される候補目的地を選択する目的地選択手段(18)と、この目的地選択手段が選択した候補目的地の名称を表示する画面表示手段(30)と、この画面表示手段によって表示された候補目的地の中から使用者が選択した目的地を、カーナビゲーション手段の目的地として設定する目的地設定手段(19)と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用情報表示装置に係わり、特に、カーナビゲーション機能及びエージェント機能を備えた車両用情報表示装置に関する。
現在、カーナビゲーション装置等の各種車載機器の機能を統合した車両用情報表示装置が広く普及し始めている。従来、カーナビゲーション装置は、運転者が目的地までの道順を知らない場合に、目的地までの経路を案内するために使用されてきた。一方、最近のカーナビゲーション装置においては、高機能化が進み、エージェント機能と呼ばれる運転者に様々な情報を提供する機能を備えたものも市販されている。カーナビゲーション装置のエージェント機能によれば、目的地までの道案内の他に、目的地付近の観光案内、経由地の観光案内、天候の情報、食堂や各種施設の案内等、様々な情報が提供される。このように、最近の高機能化したカーナビゲーション装置は、道案内以外の機能が充実したことにより、運転者が目的地までの道順を熟知している場合においても利用価値が高いものになっている。
特開2003−106846号公報には、様々な機能を備えたエージェント装置が記載されている。
特開2003−106846号公報
しかしながら、カーナビゲーション装置によって目的地設定を行うのは面倒であり、エージェント機能によって目的地までの途中経路にある有用な情報が得られるとしても、例えば、毎日の通勤にカーナビゲーション装置が使用されることは非常に少ないと考えられる。これでは、車両用の情報表示装置にエージェント機能が備えられていても、その価値が半減してしまうという問題がある。
また、カーナビゲーション装置によって、一度訪れた目的地を名称登録しておくことにより、比較的簡単に目的地を設定することが可能になるが、訪れた目的地の名称をその度に入力することも面倒であり、訪れた目的地が名称登録されることも実際には少ないという問題がある。
さらに、訪れた目的地を名称登録したとしても、登録された目的地が多数ある場合には、その中から希望する目的地を探し出すのが面倒であるという問題がある。
従って、本発明は、簡単な操作で、エージェント機能を有効に活用することができる車両用情報表示装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、簡単な操作で目的地設定することができる車両用情報表示装置を提供することを目的としている。
さらに、本発明は、簡単な操作で目的地の名称登録をすることができる車両用情報表示装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された本発明の車両用情報表示装置は、設定された目的地までの経路を案内するカーナビゲーション手段と、このカーナビゲーション手段によって設定された目的地又は目的地までの経路に関する情報を使用者に提供するエージェント手段と、目的地の位置及び名称を関連付けて記憶している目的地記憶手段と、この目的地記憶手段に記憶された目的地の中から、使用者が目指すと予想される候補目的地を選択する目的地選択手段と、この目的地選択手段が選択した候補目的地の名称を表示する画面表示手段と、この画面表示手段によって表示された候補目的地の中から使用者が選択した目的地を、カーナビゲーション手段の目的地として設定する目的地設定手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、使用者が目指すと予想される候補目的地が、目的地記憶手段に記憶された目的地の中から、目的地選択手段によって選択され、画面表示手段によって表示される。画面表示手段によって表示された候補目的地の中から使用者が目的地を選択すると、選択された目的地が目的地設定手段によって、カーナビゲーション手段の目的地として設定される。
このように構成された本発明によれば、車両用情報表示装置の使用者は、目的地選択手段によって選択され、表示された候補目的地の中から目的地を選択するだけでカーナビゲーション手段の目的地として設定されるので、使用者は、簡単な操作で目的地設定を行うことができる。このため、エージェント手段を有効に活用することも可能になる。
請求項2に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、目的地選択手段は、車両用表示装置を搭載した車両の過去の走行履歴に基づいて、使用者が目指すと予想される確率が高い目的地を優先的に選択する。
このように構成された本発明によれば、目的地選択手段は、使用者が選択する可能性の高い候補目的地を選択することができる。
請求項3に記載された本発明は、請求項1又は2に記載の車両用情報表示装置であって、目的地選択手段は、使用者が車両に搭乗したとき候補目的地を選択し、画面表示手段は、目的地選択手段が選択した候補目的地の名称を表示する。
このように構成された本発明によれば、使用者は、候補目的地の中から迅速に目的地を設定することができる。
請求項4に記載された本発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、さらに、車両用表示装置を搭載した車両が頻繁に到達する地点を抽出する到達地点抽出手段と、この到達地点抽出手段が抽出した地点の近辺に位置する、使用者が目指したと予想される確率が高い目的地の名称を抽出する候補名称抽出手段と、この候補名称抽出手段が抽出した目的地の名称の候補を表示し、使用者が目指した目的地を確認する目的地名称確認手段と、を有し、目的地名称確認手段によって確認された目的地の名称及びその位置が目的地記憶手段に記憶される。
このように構成された本発明においては、到達地点抽出手段が、車両が頻繁に到達する地点を抽出し、候補名称抽出手段は、抽出された地点に対応した目的地の名称の候補を抽出する。使用者が、候補名称抽出手段によって抽出された目的地名称の候補の中から、目的地名称確認手段によって目的地の名称を確認すると、確認された目的地の名称及びその位置が目的地記憶手段に記憶される。
このように構成された本発明によれば、使用者は、候補名称抽出手段によって抽出された目的地名称の候補の中から目的地の名称を選択するだけで、頻繁に訪れる地点の名称を目的地記憶手段に記憶させることができるので、以後、その地点を簡単に目的地設定することが可能になる。
請求項5に記載された本発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、画面表示手段には、目的地選択手段が選択した候補目的地のうち、優先度が最も高い所定数の候補目的地の名称と、それ以外の候補目的地の名称を表示させるための操作メニューが表示される。
このように構成された本発明によれば、使用者は、多くの場合、優先度が最も高い所定数の候補目的地の中から目的地を選択することができ、その中に目的地がない場合でも、他の候補目的地の名称を表示させるための操作メニューを操作することによって、目的地を選択することができる。
請求項6に記載された本発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、さらに、スケジュール管理手段を備え、目的地選択手段は、スケジュール管理手段が管理するスケジュールに適合する候補目的地を優先度が最も高い候補目的地として選択する。
このように構成された本発明によれば、目的地選択手段は、使用者のスケジュールに合った的確な候補目的地を選択することができる。
請求項7に記載された本発明は、請求項4に記載の車両用情報表示装置であって、候補名称抽出手段は、使用者に関する情報に基づいて、目的地の名称の候補を抽出する。
このように構成された本発明によれば、候補名称抽出手段は、使用者が選択する確率が高い目的地の名称の候補を抽出することができる。
本発明の車両用情報表示装置によれば、簡単な操作で、エージェント機能を有効に活用することができる。
また、本発明の車両用情報表示装置によれば、簡単な操作で目的地設定することができる。
さらに、本発明の車両用情報表示装置によれば、簡単な操作で目的地の名称登録をすることができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。
図1乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図であり、図2は、本実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1は、ダッシュボード4の下部の、ハンドル6の左側に配置されたディスプレイであるメインモニター2と、ダッシュボード4の上部に配置されたサブディスプレイであるサブモニター8と、メインモニター2上のカーソルの位置を移動させる十字操作スイッチ9a〜9dと、各モニターの表示及び各車載機器の制御を行う統合処理装置10と、を有する。この統合処理装置10は、具体的には、各種インターフェイス、メモリ、ハードディスク、CPU等で構成されている。
本実施形態においては、メインモニター2はタッチパネル式のモニターであり、使用者がモニターの画面上に表示される操作ボタンに触れることで、各車載機器を操作することができるように構成されている。また、メインモニター2に表示される操作画面には各操作メニューを指示するカーソルが表示され、十字操作スイッチ9a〜9dを操作することによってカーソルを逐次移動させ、操作メニューを選択することができるように構成されている。図2に示すように、本実施形態の車両用情報表示装置1には、オーディオ装置20、空調装置22、Eメール送受信装置24、自動車電話26、通信手段28、及びインターネット接続装置29が接続され、これらの車載機器を統合して操作し、情報を表示できるようになっている。
サブモニター8には、車室内の温度、オーディオの音量、音源等の使用頻度の高い機器に関する概略的な情報が表示されるように構成されている。
十字操作スイッチは、円周上に配置された上方向、下方向、左方向、右方向のカーソル移動を指示する4つのボタン9a乃至9dから構成されている。また、この十字操作スイッチの中央には、中央操作スイッチ9eが設けられている。
統合処理装置10は、オーディオ装置20等の各車載機器との間で信号の入出力を行うことによって、これらの機器を操作し、これらの機器から入力された信号に従って情報をメインモニター2及びサブモニター8に表示させるように構成されている。統合処理装置10は、設定された目的地までの経路を案内するカーナビゲーション手段12と、目的地までの経路に関する情報を使用者に提供するエージェント手段14と、を有する。さらに、統合処理装置10には、過去に登録した目的地の位置及び名称を関連付けて記憶している目的地記憶手段16と、使用者が目指すと予想される候補目的地を選択する目的地選択手段18と、この目的地選択手段18が選択した候補目的地の名称をメインモニター2に表示する画面表示手段30と、メインモニター2に表示された候補目的地の中から使用者が選択した目的地を、カーナビゲーション手段12の目的地として設定する目的地設定手段19と、が内蔵されている。
また、統合処理装置10には、車両が頻繁に到達する地点を抽出する到達地点抽出手段32と、この到達地点抽出手段32が抽出した地点の近辺に位置する施設等の名称を抽出する候補名称抽出手段34と、この候補名称抽出手段34が抽出した候補名称の中から目指した目的地を使用者に確認させる目的地名称確認手段36が内蔵されている。さらに、統合処理装置10には、使用者のスケジュールを管理するスケジュール管理手段38が内蔵されている。
次に、図3乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1の作用を説明する。図3は本実施形態による車両用情報表示装置1の起動画面の一例を示す図であり、図4は目的地選択画面の一例を示す図であり、図5はエージェント機能による各種情報を表示したエージェント画面の一例を示す図である。
まず、運転者が車両に搭乗し、本実施形態による車両用情報表示装置1を起動すると、図3に示す起動画面が表示される。図3に示すように、起動画面の上端には、7つのシステム切替スイッチ40が表示されており、このスイッチを操作することにより、オーディオ装置20、空調装置22等の各種車載機器を選択して操作することができる。このシステム切替スイッチ40は、車両用情報表示装置1のメインモニター2の上端に常に表示されている。また、図3に示す起動画面の一例では、車両用情報表示装置1のカーナビゲーション手段12が選択されている。
図3に示すように、この起動画面には、さらに、本日の日付、現在時刻、天気等の情報、天気予報等の情報も表示されている。これらの情報は、車両用情報表示装置1に接続された通信手段28等から入力され、エージェント手段14によって表示される。また、起動画面には、統合処理装置10に内蔵された目的地選択手段18によって選択された目的地の候補として「○×△S.A」が表示されている。この候補目的地は、使用者が車両に搭乗したとき、当日の曜日、日付、時間、過去の走行履歴等に基づいて、統合処理装置10の目的地記憶手段16に記憶された目的地の中から使用者が目指す確率が高いものが、目的地選択手段18によって優先的に選択される。この際、スケジュール管理手段38によって管理されている使用者のスケジュール情報も参照される。例えば、当日が週日であり、時刻が、使用者が勤務地に出発する時刻であれば、目的地選択手段18は、使用者の勤務地を候補目的地として選択する。このような候補目的地の表示は、車両用情報表示装置1の起動時、及び運転者の搭乗時に行われるように構成されている。使用者が目指す目的地が○×△S.Aである場合には、「○×△S.A」ボタンを操作する。使用者が「○×△S.A」ボタンを操作すると、○×△S.Aが、目的地設定手段19によってカーナビゲーション手段12の目的地として設定される。
使用者が目指す目的地が「○×△S.A」ではない場合には、「履歴から選択」ボタンを操作して、図4に示す目的地選択画面を表示させる。このように、起動画面には、候補目的地のうち、優先度が最も高い候補目的地の名称と、それ以外の候補目的地の名称を表示させるための操作メニューが表示される。図4に示すように、この目的地選択画面には、目的地記憶手段16に記憶されている他の目的地の名称が表示される。また、この目的地選択画面に表示される目的地の名称は、系統別に並べられている。「一覧表示」ボタンを操作した場合には、目的地の名称は、目的地として登録された順にメインモニター2に表示される。また、「日付順」ボタンでは、最近訪れた目的地を最上位として日付順に、「頻度順」ボタンでは、訪れる頻度の高い順に、「趣味」ボタンでは、趣味として訪れる可能性が高い順に、「行動パターン」では、曜日、日付、時間等から訪れる可能性が高い順に、「人気スポット」では、人気の高いスポットが優先的にメインモニター2に表示される。使用者は、上記の中から表示順序を選択し、表示された目的地の名称のボタンを操作する。使用者が目的地の名称のボタンを操作すると、目的地設定手段19によって、その目的地がカーナビゲーション手段12に設定される。
また、使用者が、まだ登録されていない目的地に向う場合には、図3の「目的地設定メニュー」ボタンを操作し、名称検索機能等を使用して新たな目的地を設定する。これらの操作は、従来のカーナビゲーション装置等と同様であるので、説明を省略する。
次に、図5を参照して、本実施形態の車両用情報表示装置1のエージェント機能を説明する。図5は、本実施形態の車両用情報表示装置1によるエージェント画面の一例を示す。図5に示すように、エージェント画面には、カーナビゲーション手段12によって設定された目的地までの距離、時間、有料道路等に要する料金、到着予想時刻等が表示される。さらに、図5に示す例では、目的地への到着が午後になることから、目的地への経路内にある飲食施設の検索を提案している。このように、エージェント手段14は、カーナビゲーション手段12によって設定された目的地及び目的地までの経路に関する種々の情報を、使用者に提供するように構成されている。
次に、図6乃至10を参照して、本実施形態の車両用情報表示装置1の目的地の名称の登録を説明する。図6は、使用者が、カーナビゲーション手段12によって目的地設定をすることなく、目的地に到達したときに表示される名称登録の要否を確認する画面の一例である。図7は、候補名称抽出手段34によって抽出された候補目的地名称が表示された名称登録画面の一例であり、図8は、候補目的地名称が多数の場合の名称登録画面の一例である。また、図9は、図7又は8の名称登録画面で選択した目的地名称の確認をする名称登録確認画面の一例である。さらに、図10は、候補目的地名称の中に、正しい目的地名称がない場合のマニュアル登録画面の一例である。
使用者が、カーナビゲーション手段12によって目的地設定をすることなく、目的地に到達すると、統合処理装置10に内蔵された到達地点抽出手段32は、過去にその到達地点に到達したことがあるか否かを、記憶されている履歴情報の中から検索する。過去に所定回数以上その地点に到達している場合には、到達地点抽出手段32は、図6に示すように、その地点を目的地として名称登録するか否かを確認する。使用者は、今到達した地点が今後も訪れる地点であり、名称登録したいと考える場合には、「YES」ボタンを操作する。
使用者が「YES」ボタンを操作すると、統合処理装置10に内蔵された候補名称抽出手段34は、現在の到達地点の情報と、この到達地点付近の地図情報を照合し、使用者が目指したと予想される確率が高い目的地の名称を抽出する。図7に示すように、候補名称抽出手段34によって抽出された候補名称は、目的地名称確認手段36によってメインモニター2に表示される。候補名称抽出手段34によって抽出された候補名称の数が多い場合には、図8に示すように、画面上で候補名称がスクロールされるように表示される。本実施形態では、最大で20件までの候補名称が抽出され、表示される。
使用者は、メインモニター2に表示された候補名称の中から、目的地の名称を選択する。使用者が目的地の名称を選択すると、図9に示すように、使用者が選択した目的地の名称を確認する操作画面が表示される。図9に示す操作画面において、使用者が「YES」ボタンを操作すると、現在の到達地点の位置と使用者が選択した目的地の名称が、目的地記憶手段16に関連付けて記憶される。このように、候補名称抽出手段34が、現在の到達地点の名称候補を抽出して使用者に示すので、使用者は、単に、その中から実際の目的地名称を選択するだけで、目的地を名称登録することができる。目的地の位置に関連付けて目的地記憶手段16に記憶された目的地の名称は、それ以降、候補目的地として目的地選択手段18によって選択され、或いは、使用者が手動で選択することによって、簡単にカーナビゲーション手段12の目的地として設定することが可能になる。
一方、図8又は9に示す候補名称の中に、使用者が目指した目的地の名称がない場合には、使用者は、「自分で名称を入力する」ボタンを操作する。「自分で名称を入力する」ボタンを操作すると、図10に示す操作画面がメインモニター2に表示される。使用者は、表示されたスクリーンキーボードによって、目的地の名称を入力する。使用者によって入力された名称と、現在の到達地点の位置は、目的地記憶手段16に関連付けて記憶される。
次に、図11乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1の作用の詳細を説明する。図11は車両用情報表示装置1の起動時の処理を示すフローチャートである。また、図12は目的地到達時の目的地名称登録処理を示すフローチャートであり、図13は、図12のステップS15における処理の詳細を示すフローチャートである。
図11に示すように、車両用情報表示装置1が起動されると、まず、目的地選択手段18は、目的地記憶手段16に記憶されている目的地の中から、当日の曜日、日付、時間、過去の走行履歴、使用者のスケジュール等に基づいて、使用者が目指す確率が高い候補目的地を選択する。次に、ステップS1において、目的地記憶手段16が選択した、使用者が目指す確率が高い所定数の候補目的地が、画面表示手段30によってメインモニター2に表示される。特に、現在時刻及び曜日が、スケジュール管理手段38によって管理されている使用者のスケジュールに適合する場合には、目的地選択手段18は、そのスケジュールに適合する目的地を優先度が最も高い目的地として選択する。本実施形態においては、使用者が目指す確率が最も高い、即ち、最も優先度が高い1つの候補目的地がメインモニター2に表示される。
次いで、ステップS2において、使用者が、図3の「履歴から選択」ボタンを操作した場合には、ステップS1において表示された候補目的地以外の候補目的地が、優先度の高い順にメインモニター2に表示される。使用者が、ステップS1において表示された候補目的地、又はステップS2において表示された候補目的地を選択すると、選択された目的地が、目的地設定手段19によってカーナビゲーション手段12の目的地として選択される。
次に、図12及び13を参照して、目的地到達時の目的地名称登録処理を説明する。まず、ステップS11において、車両が駐車したか否かが判断される。本実施形態においては、車両が駐車したか否かを、シフトレバーがパーキングの位置に合わせられたか否か等によって判断している。駐車していない場合には、まだ、目的地に到達していないと判断して、このフローチャートの1回の処理を終了する。車両が駐車された場合にはステップS12に進み、ステップS12では駐車した位置の情報を、統合処理装置10のハードディスク(図示せず)に記憶させる。
次いで、ステップS13では、ハードディスク(図示せず)に記憶された過去の駐車地点を検索し、今回駐車された地点が、過去にも所定回数駐車された地点であるか否かが判断される。本実施形態においては、過去の駐車地点が、今回の駐車地点から半径50m以内の位置にある場合には、過去の駐車地点と今回の駐車地点は、同じ地点であると判断される。さらに、本実施形態においては、今回の駐車地点と同じ地点に過去3回以上駐車されていない場合には、今回の駐車地点は過去に所定回数駐車されていないと判断して、このフローチャートの1回の処理を終了する。また、今回の駐車地点と同じ地点に過去3回以上駐車されている場合には、ステップS14に進む。
ステップS14では、図6に一例を示した確認画面を表示して、今回の駐車地点に対応する目的地名称を登録するか否かを、使用者に確認する。使用者が「NO」ボタンを操作した場合には、駐車地点に対応する目的地名称を登録する必要がないので、そのままこのフローチャートの1回の処理を終了する。使用者が「YES」ボタンを操作した場合にはステップS15に進み、ステップS15では、図7又は8に示したように、候補名称抽出手段34によって抽出された、駐車地点の近くに存在する各種施設等の名称を目的地の候補としてメインモニター2に表示する。このステップS15における処理の詳細は、図13を参照して後述する。
ステップS16では、ステップS15においてメインモニター2に表示された候補名称の中から、使用者が目的地の名称を選択したか否かが判断される。使用者が目的地の名称を選択した場合には、ステップS17に進み、図9に示した操作画面が表示される。図9に示す操作画面において、使用者が「YES」ボタンを操作した場合には、現在の駐車地点の位置と、使用者が選択した目的地の名称が関連付けられて目的地記憶手段16に記憶され、このフローチャートの1回の処理を終了する。使用者が「NO」ボタンを操作した場合には、図7又は8に示した操作画面に戻り、使用者にもう一度目的地名称を選択させる。
一方、使用者が目的地の名称を選択せず、「自分で名称を入力する」ボタンが操作された場合には、ステップS18に進み、図10に示した操作画面が表示される。図10のスクリーンキーボードによって目的地の名称が入力されると、現在の駐車地点の位置と、使用者が入力した目的地の名称が関連付けられて目的地記憶手段16に記憶され、このフローチャートの1回の処理を終了する。
次に、図13を参照して、図12のフローチャートのステップS15における処理の詳細を説明する。まず、ステップS21において、現在の駐車地点から半径200m以内にある各種施設等、使用者の目的地となり得る名称の候補が、統合処理装置10のハードディスク(図示せず)に記憶されている地図データから、候補名称抽出手段34によって抽出される。
次に、ステップS22において、候補名称抽出手段34によって抽出された候補名称が20件以上か否かが判断される。抽出された候補名称が20件以上でない場合にはステップS23に進み、抽出された全ての候補名称が、目的地名称確認手段36によって駐車地点から近い順にメインモニター2に表示される。なお、候補名称が4件以下の場合には、目的地名称確認手段36によって図7に一例を示した操作画面が表示され、4件以上の場合には、図8に一例を示したスクロール形式の操作画面が表示される。
一方、抽出された候補名称が20件以上である場合にはステップS24に進む。ステップS24では、抽出された候補名称の中から、駐車地点からの距離、及び使用者に関する情報に基づいて、20件の施設等の名称が選択され、目的地名称確認手段36によって図8に一例を示したスクロール形式の操作画面が表示される。なお、本実施形態においては、候補名称抽出手段34が候補名称を抽出する際に参照する使用者に関する情報として、使用者の住所、勤務先等の個人情報、Eメール、電話帳、使用者の行動パターン、使用者がインターネット等によって参照したニュース等を利用している。
本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、使用者が選択すると予想される候補目的地が目的地選択手段によって選択され、操作画面に表示されるので、使用者はワンタッチでカーナビゲーション手段の目的地を設定することができる。このため、使用者が道順を知っている地点に向う場合でも、目的地の設定を面倒に感じることはなく、エージェント機能を有効に活用することができる。
また、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、使用者が頻繁に訪れる目的地が到達地点抽出手段によって抽出され、その地点に対応する目的地の名称が候補名称抽出手段によって抽出されるので、使用者は、単に、自身が訪れた目的地の名称を選択するだけで、頻繁に訪れる目的地の位置及び名称を登録することができる。このため、以後、その目的地を訪れる場合には、使用者は、簡単にその目的地をカーナビゲーション手段に設定することができ、エージェント機能を有効に活用することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の起動画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の目的地選択画面の一例を示す図である。 エージェント機能による各種情報を表示したエージェント画面の一例を示す図である。 使用者が、カーナビゲーション手段によって目的地設定をすることなく、目的地に到達したときに表示される名称登録の要否を確認する画面の一例である。 候補名称抽出手段によって抽出された候補目的地名称が表示された名称登録画面の一例である。 候補名称抽出手段によって抽出された候補目的地名称が多数の場合の名称登録画面の一例である。 図7又は8の名称登録画面で選択した目的地名称の確認をする名称登録確認画面の一例である。 候補目的地名称の中に、正しい目的地名称がない場合のマニュアル登録画面の一例である。 車両用情報表示装置の起動時の処理を示すフローチャートである。 目的地到達時の目的地名称登録処理を示すフローチャートである。 図12のステップS15における処理の詳細を示すフローチャートである。
1 車両用情報表示装置
2 メインモニター
4 ダッシュボード
6 ハンドル
8 サブモニター
9a〜9d 十字操作スイッチ
9e 中央操作スイッチ
10 統合処理装置
12 カーナビゲーション手段
14 エージェント手段
16 目的地記憶手段
18 目的地選択手段
19 目的地設定手段
20 オーディオ装置
22 空調装置
24 Eメール送受信装置
26 自動車電話
28 通信手段
29 インターネット接続装置
30 画面表示手段
32 到達地点抽出手段
34 候補名称抽出手段
36 目的地名称確認手段
38 スケジュール管理手段
40 システム切替スイッチ

Claims (7)

  1. 設定された目的地までの経路を案内するカーナビゲーション手段と、
    このカーナビゲーション手段によって設定された目的地又は目的地までの経路に関する情報を使用者に提供するエージェント手段と、
    目的地の位置及び名称を関連付けて記憶している目的地記憶手段と、
    この目的地記憶手段に記憶された目的地の中から、使用者が目指すと予想される候補目的地を選択する目的地選択手段と、
    この目的地選択手段が選択した候補目的地の名称を表示する画面表示手段と、
    この画面表示手段によって表示された候補目的地の中から使用者が選択した目的地を、上記カーナビゲーション手段の目的地として設定する目的地設定手段と、
    を有することを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 上記目的地選択手段は、上記車両用表示装置を搭載した車両の過去の走行履歴に基づいて、使用者が目指すと予想される確率が高い目的地を優先的に選択する請求項1記載の車両用情報表示装置。
  3. 上記目的地選択手段は、使用者が車両に搭乗したとき候補目的地を選択し、上記画面表示手段は、上記目的地選択手段が選択した候補目的地の名称を表示する請求項1又は2に記載の車両用情報表示装置。
  4. さらに、上記車両用表示装置を搭載した車両が頻繁に到達する地点を抽出する到達地点抽出手段と、この到達地点抽出手段が抽出した地点の近辺に位置する、使用者が目指したと予想される確率が高い目的地の名称を抽出する候補名称抽出手段と、この候補名称抽出手段が抽出した目的地の名称の候補を表示し、使用者が目指した目的地を確認する目的地名称確認手段と、を有し、上記目的地名称確認手段によって確認された目的地の名称及びその位置が上記目的地記憶手段に記憶される請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  5. 上記画面表示手段には、上記目的地選択手段が選択した候補目的地のうち、優先度が最も高い所定数の候補目的地の名称と、それ以外の候補目的地の名称を表示させるための操作メニューが表示される請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  6. さらに、スケジュール管理手段を備え、上記目的地選択手段は、上記スケジュール管理手段が管理するスケジュールに適合する候補目的地を優先度が最も高い候補目的地として選択する請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  7. 上記候補名称抽出手段は、使用者に関する情報に基づいて、目的地の名称の候補を抽出する請求項4記載の車両用情報表示装置。
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