JP2006096226A - 車載システム及び操作権限制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各座席に対応して配置されたモニタシステム1-4のモニタ制御部14は、各座席のユーザの着席/離席を監視する車内監視装置8から、対応する座席からのユーザの離席を通知されたならば、自モニタシステムをスリープ状態に設定し、自モニタシステムが操作権限を持つ機器(第1DVDプレイヤ5、第2DVDプレイヤ6またはデジタルTV放送チューナ7)に電源断を指示し、所定のタイムアウト時間(たとえば、5分)が経過するのを待つ。そして、タイムアウト時間経過前に、対応する座席へのユーザの着席が通知されたならば、機器の電源を再投入しスリープ状態を解除する。一方、そのままタイムアウト時間が経過した場合には、機器の操作権限を解放する。
【選択図】図1
Description
また、このような車載AVシステムにおける電力制御の技術としては、自動車の各座席の乗員の有無を検知するセンサを備え、アクセサリ電源(ACC)オン操作時に、前回のアクセサリ電源オフ時に電源投入状態にあったディスプレイであって、乗員が存在する座席のディスプレイのみ電源のみを自動的に投入する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
または、このような車載システムは、前記操作権限制御手段において、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときには、当該端末装置への操作権限の付与を取り消すと共に、当該取消から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段が前記ユーザが離席した座席へのユーザの着席を検出した場合であって、当該着席の検出時点において前記ユーザが離席した座席に対応する端末装置に付与されていた前記機器の操作権限がいずれの端末装置にも付与されていないときには、当該ユーザが着席した座席に対応する端末装置に、前記ユーザが離席する前に当該端末装置に付与されていた前記機器の操作権限を再付与するようにしてもよい。
図1aに本実施形態に係るAVシステムの構成を示す。
図示するように、本AVシステムは、運転席搭乗ユーザ用のモニタシステムである第1モニタシステム1、助手席搭乗ユーザ用のモニタシステムである第2モニタシステム2、後部右座席搭乗ユーザ用のモニタシステムである第3モニタシステム3、後部左座席搭乗ユーザ用のモニタシステムである第4モニタシステム4、第1DVDプレイヤ5と第2DVDプレイヤ6との二つのDVDプレイヤ、デジタルTV放送チューナ7、車内監視装置8、以上各部を接続する車内ネットワーク9とを備えている。ここで、各モニタシステムは、図1bに示すように、それぞれ対応する座席前方の位置に配置されている。なお、以下では、第1モニタシステム1と第2モニタシステム2と第3モニタシステム3と第4モニタシステム4とを「モニタシステム」と総称し、1DVDプレイヤと第2DVDプレイヤ6とデジタルTV放送チューナ7を「機器」と総称する。
図2に、モニタ制御部14が行う操作制御処理の手順を示す。
図示するように、モニタ制御は起動すると、まず、自モニタシステムの状態をスリープ状態に設定し(ステップ202)、車内監視装置8から対応ユーザ着席通知を受信するのを待つ(ステップ204)。ここでスリープ状態とは、ディスプレイ11やスピーカシステム12への電力供給をオフとすることなどにより、省エネルギー等を図るモードである。
さて、ステップ232に戻り、自モニタシステムが操作対象機器の操作権限を持っていなかった場合には、操作対象機器以外の機器の操作権限を持っているかどうかを調べる(ステップ248)。なお、自モニタシステムが操作権限を持つ機器は、各機器に操作権限状態を問い合わせることにより識別しても良いし、モニタ制御部14において、操作権限取得の要求を発行することにより操作権限を取得した機器を、自モニタシステムが操作権限を持つ機器として、操作権限解放の通知によって当該操作権限を解放するまで管理することにより識別するようにしてもよい。
一方、自モニタシステムが操作権限を持つ機器が存在する場合には、当該機器に電源断を指示する操作コマンドを発行して待ち受け状態に設定する(ステップ236)。そして、所定のタイムアウト時間(たとえば、5分)を持つタイマをスタートし(ステップ238)、対応ユーザ着席通知の受信と(ステップ240)、タイムアウトの発生(ステップ242)を監視する。そして、タイムアウト発生前に、対応ユーザ着席通知を受信したならば(ステップ238)、自モニタシステムが操作権限を持つ機器に電源投入を指示する操作コマンドを発行し、操作対象機器を電源投入状態とした上で(ステップ246)、ステップ206に進んで、自モニタシステムをアクティブ状態とし、車内監視装置8からの対応ユーザ離席通知の受信と(ステップ208)と、入力装置13へのユーザの機器操作の入力と(ステップ210)、入力装置13を介したモニタシステムの電源オフ操作の入力と(ステップ212)の発生の監視に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、ある座席で操作権限を持って機器を利用していたユーザが、機器の利用の終了操作を行うことなく途中下車してしまった場合には、ステップ232でスタートするタイマのタイムアウト時間経過後に、自動的に、このユーザが使用していたモニタシステムへの機器の操作権限の付与は取り消され、この機器の操作権限を他のモニタシステムが自由に取得できる状態となる。したがって、他の座席に残ったユーザの、この機器の利用を不必要に制限してしまうことがない。一方で、ある座席で操作権限を持って機器を利用していたユーザがタイマのタイムアウト時間内の短時間だけ所用のために席を離れて戻ってきたような場合には、このユーザが席に戻った後、引き続き離席前と同様に操作権限をもって機器を利用し続けることができるようになる。
すなわち、1DVDプレイヤや第2プレイヤやデジタルTV放送チューナ7の操作権限の状態として、特定のモニタシステムが操作権限を持っている状態と、いずれのモニタシステムも操作権限をもっていないフリーの状態の他、操作権限の付与が保留されている状態との三つの状態を用いる。また、制御装置100に、図3bに示すような、第1DVDプレイヤ5や第2プレイヤやデジタルTV放送チューナ7の操作権限を管理する機器管理テーブルを備える。
そして、各モニタシステムのモニタ制御部14は、入力装置13で第1DVDプレイヤ5や第2プレイヤやデジタルTV放送チューナ7などの機器を対象とするユーザの機器操作を受け付けた場合に、自モニタシステムがその操作の対象とする機器の操作権限を持っていない場合には、制御装置100に、当該機器についての操作権限取得要求を発行することにより、制御装置100から当該機器の操作権限を取得する。一方、操作の対象とする機器の操作権限を持っている場合には、ユーザの機器操作に応じた操作コマンドを当該機器に車内ネットワーク9を介して発行する。
また、モニタ制御部14は、制御装置100からの車内ネットワーク9を介した制御に従って、自モニタシステムのスリープ/アクティブ状態を切り替える機能を持つ。また、入力装置13を介してユーザからモニタシステムの電源オフ操作を受け付けた場合には、自モニタシステムをスリープ状態とすると共に、操作権限解放要求を車内ネットワーク9を介して制御装置100に発行する。また、入力装置13を介してユーザからモニタシステムの電源オン操作を受け付けた場合には、自モニタシステムをアクティブ状態とする。また、制御装置100の端末として、自モニタシステムのユーザと制御装置100との間の表示装置と入力装置13を用いたインタフェースを制御装置100に提供する機能を持つ。
すなわち、制御装置100は処理を開始すると、いずれかのモニタシステムからの操作権限取得要求の受信と(ステップ402)、モニタシステムからの操作権限解放要求の受信と(ステップ404)、車内監視装置8からのユーザ離席通知の受信と(ステップ406)、車内監視装置8からのユーザ着席通知の受信と(ステップ408)を監視する。以下、このステップ402-408の監視を行っている状態をイベント監視状態と呼ぶ。
そして、機器管理テーブルを参照して、操作権限の状態が保留中の機器が存在するかどうかを調べ(ステップ442)、存在しなければステップ402-408のイベント監視状態に戻る。
一方、操作権限の状態が保留中の機器が存在する場合には(ステップ442)、ユーザが着席した座席のモニタシステムのモニタ制御部14に、操作権限が保留中の機器の操作権限を取得するかどうかの問い合わせをディスプレイ11への表示と、取得の要否の指示の入力装置13による受付と、受け付けた指示の報告を行わせる(ステップ444)。そして、取得しない旨の報告があれば(ステップ446)、そのまま、ステップ402-408のイベント監視状態に戻る。
このような制御装置100の機器状態制御処理によれば、ある座席で操作権限を持って機器を利用していたユーザが、機器の利用の終了操作を行うことなく途中下車してしまった場合には、自動的に、このユーザが使用していたモニタシステムへの機器の操作権限の付与は取り消され、この機器の操作権限は一定期間保留中とされた後フリーに設定される。そして、保留中である機器の操作権限は、他のモニタシステムが、ユーザの明示的な指示を前提として取得することができ、フリーである機器の操作権限は、他のモニタシステムが、自由に取得することができる。したがって、他の座席に残ったユーザの、この機器の利用を不必要に制限してしまうことがない。
また、保留中の操作権限の取得にはユーザの明示的な指示を必要としているので、離席したユーザが、短時間で席に戻ってくるような場合や席を移るだけである場合に、他のユーザが、この離席したユーザが利用していた機器であって車内に戻ってきた後に再び利用するであろう機器であることを知らずに、当該機器の操作権限を取得してしまうことを抑制することができる。一方で、操作権限が保留中である機器が存在する場合に着席したユーザは、この機器の操作権限を即座に取得することができる。したがって、離席したユーザが、短時間で元の席に戻ったり他の席に移動した場合に、離席前と同様な操作権限を回復して離席前と同様に機器を利用し続けることができるようにすることを支援することができる。
このようにすることにより、ある座席で操作権限を持って機器を利用していたユーザが離席した後に、短時間で、元の席に戻ったり、他の席に移動する前に、席に残った他のユーザが当該機器の操作権限を取得してしまうことを抑止することができる。
また、以上機器状態制御処理は、ステップ442において、操作権限が保留中の機器あり、かつ、ステップ408で通知されたユーザ着席通知が、保留中の操作権限が直前に与えられていた座席へのユーザ着席を示すものである場合にのみステップ444に進み、他の場合には、そのままステップ402-408のイベント監視状態に戻るようにしてもよい。また、この場合には、ステップ446を省略し、ステップ444実行後にそのままステップ448に進むようにしてもよい。
なお、以上の各実施形態では、車内監視装置8において、車内の各座席のユーザの着席/離席を検出するために車内カメラ81を用いたが、これは、車内カメラ81に代えて、座席にユーザによって加わる荷重を検出する荷重センサなどの車内の各座席のユーザの着席/離席を検出するできる任意のセンサを用いるようにしてもよい。
Claims (9)
- 自動車に搭載される車載システムであって、
自動車の各座席に搭乗した複数のユーザによって共用される1または複数の機器と、
前記機器の操作入力を前記ユーザから受け付ける、各々各座席に対応して設けられた複数の端末装置と、
自動車の各座席へのユーザの搭乗状態を検出するユーザ搭乗状態検出手段と、
前記ユーザの操作入力に応じて前記機器の操作を行うことのできる権限である操作権限がいずれの端末装置にも付与されていない場合に、前記端末装置からの要求に応じて、当該機器の操作権限を当該要求元の端末装置に付与する操作権限制御手段とを有し、
前記操作権限制御手段は、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときには、当該端末装置への操作権限の付与を取り消すことを特徴とする車載システム。 - 請求項1記載の車載システムであって、
前記操作権限制御手段は、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときには、当該端末装置への操作権限の付与を取り消すと共に、当該取消から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの着席を検出した場合であって、当該着席の検出時点において前記ユーザが離席した座席に対応する端末装置に付与されていた前記機器の操作権限がいずれの端末装置にも付与されていないときには、当該ユーザが着席した座席に対応する端末装置に、前記ユーザが離席した座席に対応する端末装置に付与されていた前記機器の操作権限を付与することを特徴とする車載システム。 - 請求項1記載の車載システムであって、
前記操作権限制御手段は、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときには、当該端末装置への操作権限の付与を取り消すと共に、当該取消から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段が前記ユーザが離席した座席へのユーザの着席を検出した場合であって、当該着席の検出時点において前記ユーザが離席した座席に対応する端末装置に付与されていた前記機器の操作権限がいずれの端末装置にも付与されていないときには、当該ユーザが着席した座席に対応する端末装置に、前記ユーザが離席する前に当該端末装置に付与されていた前記機器の操作権限を再付与することを特徴とする車載システム。 - 自動車に搭載される車載システムであって、
自動車の各座席に搭乗した複数のユーザによって共用される1または複数の機器と、
前記機器の操作入力を前記ユーザから受け付ける、各々各座席に対応して設けられた複数の端末装置と、
自動車の各座席へのユーザの搭乗状態を検出するユーザ搭乗状態検出手段と、
前記ユーザの操作入力に応じて前記機器の操作を行うことのできる権限である操作権限がいずれの端末装置にも付与されていない場合に、前記端末装置からの前記機器の操作権限の要求に応じて、当該機器の操作権限を当該要求元の端末装置に付与する操作権限制御手段とを有し、
前記操作権限制御手段は、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときにであって、当該離席の検出から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの着席を検出した場合に、当該ユーザが着席した座席に対応する端末装置に、当該記ユーザが離席した座席に対応する端末装置に付与されていた前記機器の操作権限を移動し、前記離席の検出から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの着席を検出しなかった場合に、ユーザが離席した座席に対応する端末装置の前記機器の操作権限の付与を取り消すことを特徴とする車載システム。 - 自動車に搭載される車載システムであって、
自動車の各座席に搭乗した複数のユーザによって共用される1または複数の機器と、
前記機器の操作入力を前記ユーザから受け付ける、各々各座席に対応して設けられた複数の端末装置と、
自動車の各座席へのユーザの搭乗状態を検出するユーザ搭乗状態検出手段と、
前記ユーザの操作入力に応じて前記機器の操作を行うことのできる権限である操作権限がいずれの端末装置にも付与されていない場合に、前記端末装置からの前記機器の操作権限の要求に応じて、当該機器の操作権限を当該要求元の端末装置に付与する操作権限制御手段とを有し、
前記操作権限制御手段は、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときであって、当該離席の検出から所定期間内に、前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの前記離席を検出した座席へのユーザの再着席を検出しなかった場合に、ユーザが離席した座席に対応する端末装置の前記機器の操作権限の付与を取り消すことを特徴とする車載システム。 - 請求項1、2、3、4または5記載の車載システムであって、
前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に操作権限が付与されているときには、当該端末装置に操作権限が付与されている前記機器を停止状態または待ち受け状態に制御する機器状態制御手段を有することを特徴とする車載システム。 - 請求項1、2、3、4、5または6記載の車載システムであって、
前記ユーザ搭乗状態検出手段がユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置を停止状態または待ち受け状態に制御する端末状態制御手段を有することを特徴とする車載システム。 - 請求項1、2、3、4、5、6または7記載の車載システムであって、
前記1または複数の機器は、音声と映像との少なくとも一方を出力するAV機器であって、
前記端末装置は、当該端末装置に操作権限が付与されている前記AV機器が出力する映像を表示する表示装置と当該端末装置に操作権限が付与されている前記AV機器が出力する音声を出力する音声出力装置とのうちの少なくとも一方と、前記機器の操作入力を前記ユーザから受け付ける入力装置とを備えていることを特徴とする車載システム。 - 自動車の各座席に搭乗した複数のユーザによって共用される1または複数の機器と、前記機器の操作入力を前記ユーザから受け付ける、各々各座席に対応して設けられた複数の端末装置とを備えた車載システムにおいて、前記ユーザの操作入力に応じて前記機器の操作を行うことのできる権限である操作権限を制御する操作権限制御方法であって、
前記機器の操作権限がいずれの端末装置にも付与されていない場合に、前記端末装置からの前記機器の操作権限の要求に応じて、当該機器の操作権限を当該要求元の端末装置に付与するステップと、
自動車の各座席へのユーザの搭乗状態を検出するステップと
ユーザの離席を検出した場合に、当該ユーザが離席した座席に対応する端末装置に前記機器の操作権限が付与されているときには、当該端末装置への操作権限の付与を取り消すステップとを有することを特徴とする操作権限制御方法。
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