JP2006094213A - 無線通信端末及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信の信頼性を損なうことなく複数の通信先との間で通信することが可能な無線通信端末を提供すること。
【解決手段】この発明の一例の無線通信端末は、第1の通信先と無線通信する第1の通信手段(11)と、第2の通信先と無線通信する第2の通信手段(14)と、前記第2の通信手段による前記第2の通信先との通信開始に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制御手段(12、17)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線ICカードリーダライタとの通信及び携帯電話基地局との通信が可能な無線通信端末(ICカード機能付き携帯電話)に関する。また、本発明は、このような無線通信端末と通信する無線通信装置(無線ICカードリーダライタ)に関する。
近年、情報の安全性と携帯の利便性の面から非接触で利用可能な非接触式ICカードの普及が進んでおり、このような非接触式ICカードを利用した非接触情報送受信に関する各種提案がなされている(特許文献1参照)。
例えば近年では、非接触式ICカードは、乗車券媒体として利用されている。鉄道などの駅には、改札処理の省力化を目的として、自動改札装置が導入されている。以前は、自動改札装置は、プリペイドカード、定期券、普通乗車券などの磁気券を受け取り、磁気券に記録された情報を読み取り、改札判定を行なっていた。しかし近年では、自動改札装置は、非接触式ICカードリーダライタ装置を搭載し、磁気券に替わる非接触式ICカードと交信することにより改札処理を行なうことができる。このような非接触式ICカードは、自動改札装置だけでなく、券売機などの他の駅務機器でも利用可能となっている。例えば、券売機により非接触式ICカードに対して、運賃として利用可能な金額情報を記録することができる。
また、現在普及している携帯電話に上記した非接触式ICカードの機能を搭載したICカード機能付き携帯電話が提案されている。
特開2000−36017号公報
しかしながら、上記したICカード機能付き携帯電話は、携帯電話基地局との通信とICカードリーダライタとの通信が同時に行われた際に、互いの電波状況が互いの通信に影響を与え合い、通信が不安定になるという問題がある。ICカードリーダライタとの間の特に料金の収受の際に通信が不安定となり、間違った料金収受処理が実行されてしまうと、システムの信頼性を失うことになってしまう。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、通信の信頼性を損なうことなく複数の通信先との間で通信することが可能な無線通信端末を提供することにある。また、本発明の目的は、複数の通信先との間で通信が可能な無線通信端末と安定した通信が可能な無線通信装置を提供することにある。
この発明の無線通信端末及び無線通信装置は、以下のように構成されている。
(1)この発明の一例の無線通信端末は、第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、前記第2の通信先から送信される所定のコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する通信制御手段とを備えている。
(2)この発明の一例の無線通信端末は、第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、前記第2の通信先から送信されるポーリングコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する通信制御手段とを備えている。
(3)この発明の一例の無線通信端末は、第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制限指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段による通信制御指示の受け付けに基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制御手段とを備えている。
(4)この発明の一例の無線通信端末は、無線通信端末と無線通信する通信手段と、前記通信手段による前記無線通信端末との通信開始に基づき、前記無線通信端末に対して他の通信先との通信を制限するコマンドを送信する通信制御手段とを備えている。
本発明によれば、通信の信頼性を損なうことなく複数の通信先との間で通信することが可能な無線通信端末を提供できる。また、本発明によれば、複数の通信先との間で通信が可能な無線通信端末と安定した通信が可能な無線通信装置を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の一例のICカード機能付き携帯電話(無線通信端末)及びICカードリーダライタ(無線通信装置)の概略構成を示す図である。
図1に示すように、ICカード機能付き携帯電話1は、第1の通信用アンテナ11、第1の制御部12、第1の電源13、第2の通信用アンテナ14、整流回路15、第2の電源16、第2の制御部17、及び入力操作部18などを備えている。
第1の通信用アンテナ11は、携帯電話基地局と無線通信するための通信手段である。第1の制御部12は、携帯電話基地局との無線通信を制御する制御手段である。第1の電源13は、携帯電話基地局との無線通信に必要な電力を各部へ供給する。
第2の通信用アンテナ14は、ICカードリーダライタ(無線通信装置)2と無線通信するための通信手段である。整流回路15は、第2の通信用アンテナ14を介して受信した磁界を整流する。第2の電源16は、整流回路15により整流された信号に基づきICカードリーダライタとの無線通信に必要な電力を生成し各部へ供給する。第2の制御部17は、ICカードリーダライタとの無線通信を制御する制御手段である。
上記したように、ICカード機能付き携帯電話1においては、携帯電話基地局との無線通信に必要な電力と、ICカードリーダライタ2との無線通信に必要な電力とは、独立した電源から供給されるようになっている。
入力操作部18は、例えばテンキーや各種ファンクションキー及び表示部により構成され、表示部に表示される設定項目をテンキーや各種ファンクションキーにより選択することにより、各種動作を設定することができる。
一方のICカードリーダライタ2は、通信用アンテナ21及び制御部22を備えている。通信用アンテナ21は、ICカード機能付き携帯電話1と無線通信するための通信手段である。制御部22は、ICカード機能付き携帯電話1との無線通信を制御する制御手段である。
次に、図2及び図3を参照して、ICカードリーダライタ2から送信される通信禁止コマンド(例えば電源OFFコマンド)に基づき実行されるICカード機能付き携帯電話1の第1の通信機能制御について説明する。図2は、第1の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。図3は、ICカード機能付き携帯電話1における第1の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。
図2に示すように、ICカードリーダライタ2は、ポーリングコマンドを送信し、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを待つ。ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に、ICカード機能付き携帯電話1が侵入しない間は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスは無い。
ICカード機能付き携帯電話1が、ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に入ると、このICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からのポーリングコマンドを受信し(ST11)、このポーリングコマンドに対応してレスポンスを返信する(ST12)。
ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを受信し、ICカード機能付き携帯電話1が通信可能領域内に入ったことを検知する。ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスの受信に対応して、ICカード機能付き携帯電話1に対して携帯電話基地局との通信を禁止する通信禁止コマンドを送信する。通信禁止コマンドの一例として、携帯電話基地局との通信に必要な電力を生成する第1の電源13からの電力供給を断つための電源OFFコマンドを送信する。
ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からの通信禁止コマンド(例えば電源OFFコマンド)を受信する。ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信の禁止(通信OFF)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信を禁止する。例えば、電源OFFコマンドを受信した場合は(ST13、YES)、ICカード機能付き携帯電話1の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のOFFを命令する。これに対応して、第1の制御部12は、第1の電源13をOFFし(ST14)、携帯電話基地局との通信を禁止する。第1の電源13からの電力供給がストップしても、第2の電源16によりICカードリーダライタ2との通信は可能である。なお、ICカード機能付き携帯電話1は、通信禁止コマンド(例えば電源OFFコマンド)の受信に対応して、レスポンスを送信する(ST15)。
ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを受信し、例えば料金収受処理を開始する。つまり、ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1に対して料金収受処理のための各種処理コマンドを送信する。ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からの料金収受処理のための各種処理コマンドを受信し料金収受処理を実行し(ST16)、ICカードリーダライタ2に対して料金収受処理終了のレスポンスを返信する。
ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からの料金収受処理終了のレスポンスを受信し、ICカード機能付き携帯電話1に対して携帯電話基地局との通信禁止を解除する通信禁止解除コマンドを送信する。通信禁止解除コマンドの一例として、携帯電話基地局との通信に必要な電力を生成する第1の電源13からの電力供給を再開するための電源ONコマンドを送信する。
ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からの通信禁止解除コマンド(例えば電源ONコマンド)を受信する。ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信禁止解除(通信ON)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。例えば、電源ONコマンドを受信した場合は(ST17、YES)、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のONを命令する。これに対応して第1の制御部12は、第1の電源13をONし(ST18)、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。
なお、ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からの料金収受処理終了のレスポンスを受信してから所定時間経過後に、ICカード機能付き携帯電話1に対して携帯電話基地局との通信禁止を解除する通信禁止解除コマンドを送信するようにしてもよい。これにより、確実に、ICカード機能付き携帯電話1がICカードリーダライタ2の通信可能領域から出てから、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が利用可能となる。
以上により、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が停止された状態で、ICカード機能付き携帯電話1による料金収受等のICカード通信が実行される。よって、料金収受等のICカード通信中に携帯電話通信がぶつかることは無い。つまり、相互に影響を受けることなく通信の安定化を図ることができる。特に、料金収受等の処理を行っている途中に通信が不安定となると、間違った料金情報がICカード機能付き携帯電話1とICカードリーダライタ2との間でやり取りされてしまうが、そのような重大なミスを防止することができる。
次に、図4及び図5を参照して、ICカードリーダライタ2から送信されるポーリングコマンドに基づき実行されるICカード機能付き携帯電話1の第2の通信機能制御について説明する。図4は、第2の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。図5は、ICカード機能付き携帯電話1における第2の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、ICカードリーダライタ2は、ポーリングコマンドを送信し、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを待つ。ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に、ICカード機能付き携帯電話1が侵入しない間は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスは無い。
ICカード機能付き携帯電話1が、ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に入ると、このICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からのポーリングコマンドを受信し(ST21)、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信の禁止(通信OFF)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信を禁止する。例えば、ICカード機能付き携帯電話1の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のOFFを命令する。これに対応して、第1の制御部12は、第1の電源13をOFFし(ST22)、携帯電話基地局との通信を禁止する。第1の電源13からの電力供給がストップしても、第2の電源16によりICカードリーダライタ2との通信は可能である。なお、ICカード機能付き携帯電話1は、ポーリングコマンドの受信に対応して、レスポンスを送信する(ST23)。
ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを受信し、ICカード機能付き携帯電話1が通信可能領域内に入ったことを検知する。ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスの受信に対応して、例えば料金収受処理を開始する。つまり、ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1に対して料金収受処理のための各種処理コマンドを送信する。ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からの料金収受処理のための各種処理コマンドを受信し料金収受処理を実行する(ST24)。
ICカード機能付き携帯電話1は、料金収受処理が終了すると、ICカードリーダライタ2に対して料金収受処理終了のレスポンスを返信し、また一定時間をカウントする(ST26)。料金収受処理が終了してから所定時間経過後に、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信禁止解除(通信ON)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。例えば、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のONを命令する。これに対応して第1の制御部12は、第1の電源13をONし(ST27)、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。これにより、確実に、ICカード機能付き携帯電話1がICカードリーダライタ2の通信可能領域から出てから、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が利用可能となる。
以上により、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が停止された状態で、ICカード機能付き携帯電話1による料金収受等のICカード通信が実行される。よって、料金収受等のICカード通信中に携帯電話通信がぶつかることは無い。つまり、相互に影響を受けることなく通信の安定化を図ることができる。特に、料金収受等の処理を行っている途中に通信が不安定となると、間違った料金情報がICカード機能付き携帯電話1とICカードリーダライタ2との間でやり取りされてしまうが、そのような重大なミスを防止することができる。また、ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からのポーリングコマンドに基づき、携帯電話通信を停止するので、ICカードリーダライタ2の構成を新たに変更する必要もない。言い換えると、ICカードリーダライタ2がポーリングコマンドさえ出力できれば、上記説明した第2の通信機能制御を実現することができる。
次に、図6及び図7を参照して、ユーザの入力操作に対応して実行されるICカード機能付き携帯電話1の第3の通信機能制御について説明する。図6は、第3の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。図7は、ICカード機能付き携帯電話1における第3の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。
ICカード機能付き携帯電話1のユーザは、ICカード機能付き携帯電話1によるICカード機能を利用する前に、つまりICカード機能付き携帯電話1がICカードリーダライタ2の通信可能領域に入る前に、ICカード機能付き携帯電話1の入力操作部18(ICカード機能ボタン)を介して、ICカードモードを設定する(ST31、ST32)。
ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、入力操作部18からのICカードモードの設定(携帯電話通信の通信制限指示/ICカード通信の通信開始指示)を受けて、ICカード通信モードをONするとともに(ST32)、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信の禁止(通信OFF)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信を禁止する。例えば、ICカード機能付き携帯電話1の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のOFFを命令する。これに対応して、第1の制御部12は、第1の電源13をOFFし、携帯電話基地局との通信を禁止する。第1の電源13からの電力供給がストップしても、第2の電源16によりICカードリーダライタ2との通信は可能である。
ICカードリーダライタ2は、ポーリングコマンドを送信し、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを待つ。ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に、ICカード機能付き携帯電話1が侵入しない間は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスは無い。
ICカード機能付き携帯電話1が、ICカードリーダライタ2の通信可能領域内に入ると、このICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からのポーリングコマンドを受信し(ST33、YES)、このポーリングコマンドに対応してレスポンスを返信する(ST35)。ICカード機能付き携帯電話1が、所定時間内にICカードリーダライタ2からのポーリングコマンドを受信しなければ(ST33、NO)(ST34、YES)、ICカード通信モードは解除される。
ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスを受信し、ICカード機能付き携帯電話1が通信可能領域内に入ったことを検知する。ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1からのレスポンスの受信に対応して、例えば料金収受処理を開始する。つまり、ICカードリーダライタ2は、ICカード機能付き携帯電話1に対して料金収受処理のための各種処理コマンドを送信する。ICカード機能付き携帯電話1は、ICカードリーダライタ2からの料金収受処理のための各種処理コマンドを受信し料金収受処理を実行する(ST36)。
ICカード機能付き携帯電話1は、料金収受処理が終了すると(ST37、YES)、ICカードリーダライタ2に対して料金収受処理終了のレスポンスを返信し、また一定時間をカウントする(ST38)。料金収受処理が終了してから所定時間経過後に、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、ICカード通信モードをOFFするとともに(ST39)、第1の制御部12に対して携帯電話基地局との通信禁止解除(通信ON)を命令する。これに伴い第1の制御部12は、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。例えば、ICカード機能付き携帯電話1の第2の制御部17は、第1の制御部12に対して第1の電源13のONを命令する。これに対応して第1の制御部12は、第1の電源13をONし、携帯電話基地局との通信禁止を解除する。これにより、確実に、ICカード機能付き携帯電話1がICカードリーダライタ2の通信可能領域から出てから、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が利用可能となる。
以上により、ICカード機能付き携帯電話1の携帯電話機能が停止された状態で、ICカード機能付き携帯電話1による料金収受等のICカード通信が実行される。よって、料金収受等のICカード通信中に携帯電話通信がぶつかることは無い。つまり、相互に影響を受けることなく通信の安定化を図ることができる。特に、料金収受等の処理を行っている途中に通信が不安定となると、間違った料金情報がICカード機能付き携帯電話1とICカードリーダライタ2との間でやり取りされてしまうが、そのような重大なミスを防止することができる。また、ICカード機能付き携帯電話1は、入力操作部18を介する設定により、ICカード通信モードをONにして携帯電話通信を停止するので、ICカードリーダライタ2の構成を新たに変更する必要もない。
なお、上記第1、第2、第3の通信機能制御では、電源OFFによる携帯電話通信の制限について説明したが、その他にも、留守番電話機能を設定することにより携帯電話通信を制限するようにしてもよい。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一例のICカード機能付き携帯電話(無線通信端末)及びICカードリーダライタ(無線通信装置)の概略構成を示す図である。 第1の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。 ICカード機能付き携帯電話1における第1の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。 第2の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。 ICカード機能付き携帯電話1における第2の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。 第3の通信機能制御の実行を説明するための、ICカード機能付き携帯電話1及びICカードリーダライタ2の両者間の信号送受信を示す図である。 ICカード機能付き携帯電話1における第3の通信機能制御を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…ICカード機能付き携帯電話、11…第1の通信用アンテナ、12…第1の制御部、13…第1の電源、14…第2の通信用アンテナ、15…整流回路、16…第2の電源、17…第2の制御部、18…入力操作部、2…ICカードリーダライタ、21…通信用アンテナ、22…制御部

Claims (13)

  1. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段による前記第2の通信先との通信開始に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  2. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信先から送信される所定のコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  3. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信先から送信されるポーリングコマンドの受信に対応してレスポンスを返信し、このレスポンスに対応して前記第2の通信先から送信される通信禁止コマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  4. 携帯電話基地局と無線通信する第1の通信手段と、
    無線ICカードリーダライタと無線通信する第2の通信手段と、
    前記無線ICカードリーダライタから送信されるポーリングコマンドの受信に対応してレスポンスを返信し、このレスポンスに対応して前記無線ICカードリーダライタから送信される前記携帯電話基地局との通信禁止コマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信を禁止する第1の通信制御手段と、
    前記無線ICカードリーダライタから送信される処理コマンドの受信に基づき処理を実行し、処理終了レスポンスを返信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスに対応して前記無線ICカードリーダライタから送信される前記携帯電話基地局との通信禁止解除コマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信禁止を解除する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  5. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信先から送信されるポーリングコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  6. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信先から送信されるポーリングコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する第1の通信制御手段と、
    前記第2の通信先から送信される処理コマンドの受信に基づき処理を実行し、処理終了レスポンスを返信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスの返信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信禁止を解除する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  7. 携帯電話基地局と無線通信する第1の通信手段と、
    無線ICカードリーダライタと無線通信する第2の通信手段と、
    前記無線ICカードリーダライタから送信されるポーリングコマンドの受信に基づき、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信を禁止する第1の通信制御手段と、
    前記無線ICカードリーダライタから送信される処理コマンドの受信に基づき処理を実行し、処理終了レスポンスを返信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスを返信して所定時間経過後に、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信禁止を解除する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  8. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制限指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段による通信制御指示の受け付けに基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を制限する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  9. 第1の通信先と無線通信する第1の通信手段と、
    第2の通信先と無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段による前記第2の通信先との通信を開始する通信開始指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段による通信開始指示の受け付けに基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信を禁止する第1の通信制御手段と、
    前記第2の通信先から送信される処理コマンドの受信に基づき処理を実行し、処理終了レスポンスを返信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスの返信に基づき、前記第1の通信手段による前記第1の通信先との通信禁止を解除する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  10. 携帯電話基地局と無線通信する第1の通信手段と、
    無線ICカードリーダライタと無線通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段による前記無線ICカードリーダライタとの通信を開始する通信開始指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段による通信開始指示の受け付けに基づき、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信を禁止する第1の通信制御手段と、
    前記無線ICカードリーダライタから送信される処理コマンドの受信に基づき処理を実行し、処理終了レスポンスを返信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスを返信して所定時間経過後に、前記第1の通信手段による前記携帯電話基地局との通信禁止を解除する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  11. 無線通信端末と無線通信する通信手段と、
    前記通信手段による前記無線通信端末との通信開始に基づき、前記無線通信端末に対して他の通信先との通信を制限するコマンドを送信する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  12. 無線通信端末と無線通信する通信手段と、
    前記通信手段によりポーリングコマンドを送信し、このポーリングコマンドに対応する前記無線通信端末からのレスポンスを受信し、他の通信先との通信を禁止するコマンドを前記無線通信端末へ送信する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  13. 携帯電話基地局と無線通信する第1の通信部及び無線ICカードリーダライタと無線通信する第2の通信部を備えた無線通信端末の前記第2の通信部を介して無線通信する通信手段と、
    前記通信手段によりポーリングコマンドを送信し、このポーリングコマンドに対応する前記無線通信端末からのレスポンスを受信し、前記携帯電話基地局との無線通信を禁止する通信禁止コマンドを送信する第1の通信制御手段と、
    前記通信手段により前記無線通信端末に対して処理コマンドを送信し、前記無線通信端末から処理終了レスポンスを受信する処理手段と、
    前記処理終了レスポンスの受信に対応して、前記携帯電話基地局との通信禁止解除コマンドを送信する第2の通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線ICカードリーダライタ。
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JP2011035731A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Sony Corp 通信装置及び通信方法

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