JP2006093961A - スピーカ用振動板およびスピーカ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アルミニウム又はその合金の薄板を陽極とし、アクリル系化合物を含む酸性の電解液を用いて通電することにより、アルミニウム又はその合金の薄板の表面もしくは両面に陽極酸化被膜を形成し、該陽極酸化皮膜を有するアルミニウム又はその合金の薄板をスピーカ用振動板の素材とし、この振動板を用いてスピーカを調製する。
【選択図】 なし
Description
アルミニウム又はその合金の薄板の表面に、アクリル系樹脂を含有する酸化被膜が形成されたこと
を特徴とするスピーカ用振動板である。
アルミニウム又はその合金の薄板の表面に、電解処理によってアクリル系樹脂を含有する酸化被膜が一体的に形成されていること
を特徴とするスピーカ用振動板である。
請求項1又は2に記載のスピーカ用振動板において、
前記酸化被膜は、
アルミニウム又はその合金の薄板の両面に形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ用振動板において、
前記酸化被膜は、
膜厚が50μ以上であること
を特徴とするものである。
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスピーカ用振動板において、
前記酸化被膜は、
アルミニウム又はその合金の薄板を陽極とし、アクリル系化合物を含む酸性の電解液を用いて通電して、アルミニウム又はその合金の薄板表面に形成させた陽極酸化被膜であること
を特徴とするものである。
請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスピーカ用振動板において、
前記酸化被膜は、
銀イオンを含有すること
を特徴とするものである。
請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスピーカ用振動板が用いられていること
を特徴とするスピーカである。
このような両面に50μmの被膜を形成した三層構造のアルミニウム薄板を振動板として用い、直径13cmスピーカを調製し、その音響特性を図2、図3に示す。
また、同様にして、両面に20μmの被膜を形成した三層構造のアルミニウム薄板を用いた場合の音響特性を図4、図5に示す。
比較のために、従来のアルミニウム薄板(5μ程度のアルマイト処理が施されている)を振動板として、同様の試験を行った結果を図6、図7に示す。
Claims (7)
- アルミニウム又はその合金の薄板の表面に、アクリル系樹脂を含有する酸化被膜が形成されたこと
を特徴とするスピーカ用振動板。 - アルミニウム又はその合金の薄板の表面に、電解処理によってアクリル系樹脂を含有する酸化被膜が一体的に形成されていること
を特徴とするスピーカ用振動板。 - 前記酸化被膜は、
アルミニウム又はその合金の薄板の両面に形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ用振動板。 - 前記酸化被膜は、
膜厚が50μ以上であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ用振動板。 - 前記酸化被膜は、
アルミニウム又はその合金の薄板を陽極とし、アクリル系化合物を含む酸性の電解液を用いて通電して、アルミニウム又はその合金の薄板表面に形成させた陽極酸化被膜であること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ用振動板。 - 前記酸化被膜は、
銀イオンを含有すること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスピーカ用振動板。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスピーカ用振動板が用いられていること
を特徴とするスピーカ。
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JP2004275132A JP2006093961A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | スピーカ用振動板およびスピーカ |
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004275132A patent/JP2006093961A/ja active Pending
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